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映画貧乏日記 https://cinemaking.hatenablog.com/

映画貧乏からの脱出は可能なのだろうか。おそらく無理であろう。ならばその日々を日記として綴るのみである。・・・というわけで、主に映画館で観た映画のレビュー(感想)を書いています。

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2022/07/21

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  • 「密輸 1970」

    「密輸 1970」2024年7月23日(火)グランドシネマサンシャインにて。午後1時35分より鑑賞(シアター7/d-8) ~海女さんたちが男どもをぶちのめす。娯楽映画の快作! 韓国映画にハズレはない。まあ、ハズレの映画は日本に入ってこないともいえるが。 昨夏、韓国で500万人以上を動員。2023年・第44回青龍映画賞で最優秀作品賞など4冠に輝いた「密輸 1970」も、とびっきり面白いクライム・アクションだった。男性の活躍が目立つ韓国の活劇で、珍しく女性たちが主人公で、男たちをぶちのめしてしまうのだから痛快極まりない。 1970年代半ばのお話。韓国の漁村クンチョン(架空の村らしい)。地元の海女さ…

  • 「大いなる不在」

    「大いなる不在」2024年7月20日(土)テアトル新宿にて。午後3時より鑑賞(A-11) ~息子が知らなかった父と義母の人生。俳優たちの圧倒的な存在感 テアトル新宿の最前列の中央で映画を鑑賞するのが好きだ。目が悪いので、ほかの映画館でも前のほうに座ることが多いのだが、さすがに最前列は前すぎるような気もする。しかし、足は延ばせるし、ちょっと沈み込んで座ればスクリーンも観にくくはない。だから、できるだけこの席を確保することにしている。 というわけで、この日も最前列の中央で鑑賞。観たのは「大いなる不在」。前作「コンプリシティ/優しい共犯」が、トロント、ベルリン、釜山などの国際映画祭に招待され高い評価…

  • 「メイ・ディセンバー ゆれる真実」

    「メイ・ディセンバー ゆれる真実」2024年7月18日(木)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後3時40分より鑑賞(スクリーン6/C-7) ~36歳の女性と13歳の少年。23年後の2人の関係を追う主演女優 前回取り上げた「お母さんが一緒」に続いて自粛明け2作目に選んだのは「メイ・ディセンバー ゆれる真実」。「エデンより彼方に」「キャロル」のトッド・ヘインズ監督の新作だ。 本作はメイ・ディセンバー事件を描いた作品だ。メイ・ディセンバーというのは、年齢差のあるカップルを指す慣用句。1996年、教師だったメアリー・ケイ・ルトーノーが、当時生徒で12歳だった少年ヴィリ・フアラアウと不倫し、それが発…

  • 「お母さんが一緒」

    「お母さんが一緒」2024年7月17日(水)新宿ピカデリーにて。午後1時35分より鑑賞(スクリーン3/D-11) ~温泉旅館で激しいバトルを展開する三姉妹。けらけら笑って、しんみりして、温かになれるホームドラマの秀作 や~れやれ。関東は梅雨も明けてまた暑くなってきましたなぁ。 政治の世界では、石丸伸二は政治タレントとしてはともかく政治家としては今のままでは中身が空っぽだということが明白になり、その一方で蓮舫バッシングの苛烈さには暗澹たる気分にさせられる日々。朝日新聞の記者までそれに乗っかるのだから、まったくどうなっているのやら。 エンタメの世界では、名バイプレーヤー中村靖日が51歳の若さで亡く…

  • 七夕忌 PANTA一周忌&頭脳警察55周年記念ライブ

    またまた映画館に行けなくなってしまった。 今週水曜日(10日)。腸のポリープを切除する手術を受けたので、5日間ほどは遠出を禁じられてしまった。映画館に行くのが遠出かどうかは微妙なところだが、水道橋博士のように救急車で運ばれる事態になってはまずいので(彼は飲酒したらしいが)、しばらく自重することにした。それにしても、その間、消化の良いもの(お粥など)しか食べられないのはきつい。うーむ、何たることだ。というわけで、映画レビューは書けないので、手術前の8日に参加した音楽イベントの感想などを・・・。 2023年7月7日の七夕に、私がずっと追いかけてきた大好きなロック・ミュージシャン、頭脳警察のPANT…

  • 「スリープ」

    「スリープ」2024年7月5日(金)シネマート新宿にて。午後2時10分より鑑賞(スクリーン1/C-13) ~睡眠中の奇怪な出来事に悩まされる夫婦。シリアスにユーモアをまぶした韓国製スリラー 今日は東京都知事選挙の投票日。私は期日前投票で完了。誰に入れたかは言わずもがな。しかしまあ権力は腐敗しますなぁ。 投票日の前々日は凄まじい暑さで、皮膚科医院からまっすぐ帰る気にならず、シネマート新宿へ避難。観たのは「スリープ」。韓国製スリラー映画だ。 物語は3章立てで描かれる。出産を控えた会社員のスジン(チョン・ユミ)は、売れない俳優の夫ヒョンス(イ・ソンギュン)と幸せな結婚生活を送っていた。ところがある晩…

  • 「かくしごと」

    「かくしごと」2024年6月30日(日)テアトル新宿にて。午後2時35分より鑑賞(A-13) ~少年を守るため嘘をつく女性。内面からにじみ出る杏の演技が素晴らしい NHKの朝ドラ「ブギウギ」でブレイクした趣里だが、私が最初にその存在感に注目したのは2018年の映画「生きてるだけで、愛。」だ。自意識過剰でエキセントリックな言動を繰り返すヒロインを全身で演じていた。この子はすごいと素直に思った。ちなみに、彼女が水谷豊と伊藤蘭の娘だとは、当時はちっーとも知らなかった。 その「生きてるだけで、愛。」の関根光才監督が、作家・北國浩二の小説「嘘」をみずからの脚本で映画化したのが「かくしごと」だ。もともとは…

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