つづき 撫養城を横目にクランクを回す。このまま、真鯛釣り大会に参加しているNさん(60代 男性)との待ち合わせ場所、渡船乗り場の駐車場に着いてしまうのは、具合が悪い。待ち合わせ時間まで、かなり時間がある。駐車場に駐められ … "(1247)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-10" の続きを読む
ロードバイクに乗る40代男性。 普段、マイペースに走っています。 ロード乗りにとって役立つ情報まったく無しの、日常的で主観的なブログを綴っています。
(1247)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-10
つづき 撫養城を横目にクランクを回す。このまま、真鯛釣り大会に参加しているNさん(60代 男性)との待ち合わせ場所、渡船乗り場の駐車場に着いてしまうのは、具合が悪い。待ち合わせ時間まで、かなり時間がある。駐車場に駐められ … "(1247)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-10" の続きを読む
(1246)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-9
つづき 惰性でクランクを回しているため、おそらく、そこら辺の小学生にも負けるレベルの速度かと思う。「はぁ…。汗が止まれへん…。どっかで涼みたいわ」しかし、俺の視界に入る景色は、日光に照らされた畑、そして、ぽつぽつと建つ家 … "(1246)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-9" の続きを読む
(1245)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-8
つづき 再び、本日のコースについて検討する。既に、日陰が無いのが嫌で鳴門徳島サイクリングロードを放棄した。また、クソ暑い中、登るのが嫌で鳴門スカイラインにある心霊スポットも断念。「じゃあ、どこに向かって走ればええねん?」 … "(1245)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-8" の続きを読む
(1244)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-7
つづき 撫養川を眺めながら、ぼんやり。「あぁ、ひとり黄昏ている自分、大好き」と思いつつ。 「川、青いなぁ」大阪市内で育った俺にとって、川の色は黒やビジリアンが当たり前。よって、郊外の川は、どこも青く綺麗に見えてしまう。空 … "(1244)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-7" の続きを読む
(1243)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-6
つづき 鳴門駅の近くまで来た。「ええ加減、結論を出さなあかんなぁ」と思う。今日、これから走るコースについて決めなければならない。しかし、暑い、眠い、頭が痛い。コンディションは最悪。もう、考える行為そのものが面倒で、「とり … "(1243)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-6" の続きを読む
(1242)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-5
つづき 交差点。信号待ちの間、ぼんやりしていると、右斜め前にスーパーのマルナカが見えた。「あぁ、今日も帰りに寄りたいなぁ」 鳴門を訪れる度、いつも寄るマルナカ。俺がライドを、Nさん(60代 男性)が釣りを終えた後、ここで … "(1242)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-5" の続きを読む
(1241)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-4
つづき 渡船乗り場の駐車場。車内の温度は上がり、最悪の環境。でも、寝たい。眠たい。ただ、目を閉じりつつ思う。「真夏のパチンコ屋駐車場で、車内放置され死んだ小さな子供の苦しみは、もっとキツかったんやろなぁ…」と。心が沈みつ … "(1241)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-4" の続きを読む
(1240)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-3
つづき 自販機で水を買い、車に戻る。また、少しして、トイレからNさん(60代 男性)も戻って来た。「じゃあ、行きましょうか」車は、淡路SAから南へと進み始める。 「krmさん、×××は×××でした?」「はい、あれは××× … "(1240)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-3" の続きを読む
(1239)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-2
つづき 「おはようございます」「おはようございます」朝の4時前、待ち合わせ場所のコンビニでNさん(60代 男性)と挨拶を交わす。Nさんが車のバックドアを開け、俺はロードバイクを逆さにして積み込み、「では、行きましょうか」 … "(1239)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-2" の続きを読む
(1238)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-1
去年の夏、「鳴門に行きませんか?」とNさん(60代 男性)に誘われた。彼は、定期的に真鯛を釣りに鳴門へ行く。その際、俺と俺のロードバイクを車に乗せてくれる。鳴門では、Nさんは釣り、俺はライドと、お互い趣味に没頭する有意義 … "(1238)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-1" の続きを読む
(1237)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊶~足が痛すぎて息が止まった~
つづき 「こっから在来線に乗り換えて…と。ほんで、大阪駅に出て、阪神梅田まで歩いて阪神に乗って、家の近くの駅からまた歩いて…」考えると、頭が痛くなる。既に、考えなくても両足の裏が死ぬほど痛いのに。「嫌すぎる…」なるべく、 … "(1237)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊶~足が痛すぎて息が止まった~" の続きを読む
(1236)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊵~新大阪まで眠りたい~
つづき 以前も記事に書いたと思うが、新横浜-新大阪間は、俺の体質に合う。横浜出張の帰り、新幹線の中で駅弁を食い、缶ビールを飲んだ後、ほどよく寝るのに丁度良い距離、時間なのだ。これが、少しずれて品川や新神戸、京都となれば違 … "(1236)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊵~新大阪まで眠りたい~" の続きを読む
(1235)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊴~幕の内弁当と対峙する~
つづき 新横浜より新幹線に乗り込み、3人席の真ん中に座る。両足の裏があまりに痛く、立つことも歩くことも拷問でしかない俺にとって、心の底からほっとできた。ただ、両サイドに知らない人がいる。気に入らない。何故か気を遣い、妙に … "(1235)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊴~幕の内弁当と対峙する~" の続きを読む
(1234)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊳~好きに書こう~
つづき 新横浜駅の改札へ進む友人I(40代 男性 京都府在住)と俺。「なぁ、krm。お前な、何でシウマイ弁当買わんとな、幕の内を買ってん?」「まぁ、色々とあってな」「弁当を買うぐらいで色々あるんか?」「まぁ、色々あるんや … "(1234)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊳~好きに書こう~" の続きを読む
つづき 「有り難うございました。また、お待ちしています」髪を切り終え、ヘアサロンから出て、「おぉ…」。かなり、すっきりした。無駄にボリュームのありすぎた余計な髪が消え失せ、鉄下駄ホイールからカーボンホイールに変えた気分。 … "(1233)走り、髪を切り、インデアンカレーへ。-2" の続きを読む
子供の頃、散髪屋に行くのが嫌だった。アニメキャラの様に、男でも髪がそこそこ長い方が格好良いと思っていた為、髪を切るのが嫌だった。が、2ヶ月に1回ペースで祖母の家に預けられる度、「何や!?その汚い頭は!」。明治生まれで古い … "(1232)走り、髪を切り、インデアンカレーへ。-1" の続きを読む
(1231)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊲~決断を下す~
つづき 3月31日。この日は日曜とあってか、駅直結の飲食店街はかなりの人混み。蕎麦屋へと向かう通路が、随分と狭く感じられた。 「ここ、蕎麦屋やな」友人I(40代 男性 京都府在住)に言われ、足を止める。と、入口付近に6人 … "(1231)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊲~決断を下す~" の続きを読む
(1230)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊱~強制してはならない~
つづき 15時15分、新横浜駅。ここで新幹線に乗り換えようとしたが、切符を買おうにも満席だらけ。券売機の前で、友人I(40代 男性 京都府在住)に「1時間ちょっと後のんやったら買える。まぁ、横並びに2席はあかんけど、前後 … "(1230)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊱~強制してはならない~" の続きを読む
休日の昼間、武庫川サイクリングロードを走った。で、どうしようもなく暇で、時間だけは無駄にあるため、家まで遠回りして帰ることに。脚を回しながら、「喉が渇いたなぁ」。ボトルケージに手を伸ばし、ボトルを手にした瞬間、「うっわぁ … "(1229)敢えて、新しい価値観を提示している。敢えてね。" の続きを読む
(1228)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉟~新しいサービス~
つづき GUNDAM FACTORY YOKOHAMAを後にし、関内駅へと歩き始めるが、「うっわぁ…」。右足、そして左足が地面に着く度に激痛。「旅行中のタイミングで通風発作か?最悪やんけ…」「それにしても…」何度考えても … "(1228)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉟~新しいサービス~" の続きを読む
(1227)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉞~人間万事塞翁が馬~
つづき 右手を上げ、「ヨッ」と俺に挨拶する(様に見える)実物大ガンダムを見詰め、ふと思った。「これ、肩の可動域に限界があるから中途半端なポーズしてるだけで、ほんまはラストシューティングを再現してるんちゃうか?」と。 ラス … "(1227)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉞~人間万事塞翁が馬~" の続きを読む
(1226)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉝~俺が愛したガンダム1/100~
つづき 12時30分、GUNDAM FACTORY YOKOHAMA。実物大の動くガンダムを観終わり、「グッズ売場に行こうや」。友人I(40代 男性 京都府在住)に声を掛け、会場内の施設「THE GUNDAM BASE」 … "(1226)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉝~俺が愛したガンダム1/100~" の続きを読む
コンビニで買い物を終え、家に向かって歩いていると、「あら?」。サコッシュから、ペットボトルのお茶やらジュース、焼酎が地面にこぼれ落ち、転がった。「何や?」それらを拾い、またサコッシュに入れようとしたところ、「え!?」。サ … "(1225)俺はP。" の続きを読む
(1224)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉜~やりきれない気持ち~
つづき 「緊急停止しろ!」「ダメです!システムがコマンドを受け付けません!」「オペレーションシステムを再起動!」「了解!」「オペレーションシステムを再起動します!」「ガンダムが完全停止!」片膝を突き、微動だにしないガンダ … "(1224)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉜~やりきれない気持ち~" の続きを読む
(1223)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉛~とっとと動け、ガンダム!~
つづき 「間も無く、RX-78F00 GUNDAMの起動実験を開始します」場内にアナウンスが流れる。「RX-78F00 GUNDAMの起動実験まで、あと30秒」「RX-78F00 GUNDAMの起動実験まで、あと20秒」 … "(1223)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉛~とっとと動け、ガンダム!~" の続きを読む
(1222)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉚~とんだ食わせ者~
GUNDAM FACTORY YOKOHAMAに着いてからの、つづき 右斜め前にそびえ立つ、実物大のガンダム。ただただ見惚れていると、「なぁ、なぁ」。友人I(40代 男性 京都府在住)が話し掛けてきた。「なぁ、krm。ガ … "(1222)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉚~とんだ食わせ者~" の続きを読む
(1221)我がサイクリングチームは永久に不滅…ではなく、既に消滅しました。-4
つづき 10年と少し前、俺がロードバイクに乗り始めた頃、周りにロード乗りはいなかった。まぁ、サイクリングロードに行けば、何人ものロード乗りとすれ違ったが、共に走る友人、知人ではない。全員、知らない人。で、俺はいつもひとり … "(1221)我がサイクリングチームは永久に不滅…ではなく、既に消滅しました。-4" の続きを読む
(1220)我がサイクリングチームは永久に不滅…ではなく、既に消滅しました。-3
つづき 隣町の飲み屋。ひとり、カウンターで厚揚げを食いながら芋焼酎をちびちび飲んでいると、「ポンポン」。左肩を叩かれ、「誰や?」。振り向いたところ、チームメイトAさん(当時は40代 男性)。更に、知らない女性。「多分、A […]
(1219)我がサイクリングチームは永久に不滅…ではなく、既に消滅しました。-2
つづき 消滅したサイクリングチームのメンバー、Aさん(当時は40代 男性)と初めて言葉を交わしたのは、多分、10年ほど前。隣町にある、よく行く飲み屋でのこと。たまたま、隣の席に座っていたのがAさんで、店主が橋渡しとなり、 […]
(1218)我がサイクリングチームは永久に不滅…ではなく、既に消滅しました。-1
「最近、Tさん(70代 男性 飲食店経営)のとこ、行ってないよなぁ」仕事中、ふと思い、夜になって訪れた。 入店。客は0。カウンターに座り、退屈そうにテレビを観ていたTさんが俺に気付く。「いらっしゃい…、おー、krmさん、 […]
(1217)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉙~夢のガンダム1/1~
つづき 3月31日、12時10分、GUNDAM FACTORY YOKOHAMA。この日は、公開期間最終日。ガンプラに熱中した子供時代。あぁ、あの頃に夢見た、実物大の動くガンダムがここにある。ちなみに、翌4月1日より実物 […]
(1216)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉘~死語~
つづき 前方に、横長の白く大きな箱が見えた。「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」だ。全高18mのガンダムが、もう、すぐそこにある。しかし、俺は両足の裏が痛く、出来るだけ歩きたくない。他人にはただの地面でも、 […]
(1215)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉗~あの超人の様に…~
くだらない話のつづき 11時20分、山下公園。今回の旅のメイン、楽しみにしていた「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」まで、あと少しの距離。早く、「動く実物大ガンダム」を観たいと思う。しかし、左足の裏に続き、 […]
何故だか、自分でも分からない。スマートフォンのアラーム設定時間より、1時間半も早く目が覚めた。まぁ、早起きは良いことと思う。ただ、やることが無い。参った。暗い天井を見詰めながら考える。「とりあえず、スクワットでもしよか」 […]
(1213)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉖~怖い顔で、また~
つづき 「お前は何も食えへんのか?」友人I(40代 男性 京都府在住 容姿は六平直政系)に尋ねられ、「う~ん」。悩む。夜行バスで一睡も出来ず移動したからか、既に疲れ果ててしまい、食欲は無い。食べるよりも、とりあえず、寝た […]
(1212)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉕~中華街の雰囲気~
つづき 10時5分、中華街。辺りは、まだ時間が早いせいか、開店前で準備中の店ばかり。どうも活気が無く、少し拍子抜けした。でも、いい。人通りが少ないのはいい。ブログ用に風景写真を撮るので、助かる。こんな、3人ぐらいしか読ん […]
(1211)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉔~痛みの原因とシューズ~
つづき 横浜公園。左足をかばいながら、横浜スタジアムの周りを歩く。頭の中は、「何でや?何で、こんなに左足の裏が痛いんや?」。原因を知りたい。そして、対策を講じたい。 原因。考えられることのひとつは、通風発作。ただ、それは […]
(1210)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉓~関内駅に着いて~
9時35分、関内駅。電車を降り、左足の痛みに苦しみつつホームを歩く。「お前、まだ治らんのか?」と、隣を歩く友人I(40代 男性 京都府在住)は聞いてきたが、今のところ、簡単に治る気配は無い。参った。今から、中華街、GUN […]
(1209)それほど難しいことを要求しているつもりは無いが…。
10年と少し前、ロードバイクに乗り始めた俺は、暇さえあれば、近くのサイクリングロードへと向かった。目的は、ダイエット。そして、少しでも速くなること。思い返すと、なかなかの努力を重ねていた。 時は経ち、今はもう、どちらも興 […]
(1208)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉒~死兆星~
どうでもいい話のつづき 總持寺の最寄り駅はどこにあるのか?それを聞こうと、友人I(40代 男性 京都府在住 六平直政界の新鋭)が、「すみません」。近くを歩く、見知らぬ人に声を掛けた。 見知らぬ人は、60代のおっちゃん。白 […]
(1207)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉑~駅が分からない~
つづき 總持寺の参道に止めていたシェアサイクルを回収し、「近場で返却できるとこ、あらへんか?」。HELLO CYCLINGアプリを起動する。あった。セブンイレブン 横浜鶴見大学前店。「OK!」 シェアサイクルを利用したの […]
パソコンを閉じ、入口の脇に立てたロードバイクを押して、「お疲れ、俺」。会社を出る。と、足元に煙草の空箱。誰かが捨てたのか、落としたのか。まぁ、いずれにしろゴミはゴミ。拾ってサコッシュに入れた。 以前、記事に書いた「1日に […]
(1205)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑳~足に抱えた爆弾~
つづき 「お前なぁ、二度と横浜を騙るなよ」「あぁ、分かった」友人I(40代 男性 京都府在住)と並んで境内を歩く。参道に止めておいたシェアサイクル、重たいだけの自転車を取りに行かなければならない。 「おい、I。ガンガルっ […]
(1204)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑲~アントニオ猪木に蓋を開けていないウィスキーと焼酎を供える~
つづき 首にタオルを掛けたアントニオ猪木の胸像は、信者ではない俺の目にも魅力的に映り、特に厚い胸板にグッときた。隣では、信者の友人I(40代 男性 京都府在住)が右手を突き上げ、「ダーッ!」のポーズ。普段、感情を出さない […]
(1203)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑱~町中の墓地に憧れる~
つづき 總持寺の墓地。通路より石原裕次郎の墓に手を合わせ、ふと思う。「親戚でもない人の墓でこんなことすんの、初めてやな」「てか、俺らみたいな、見ず知らずの訳の分からん奴に参られた側は、どんな心境なんやろか?」まぁ、考えた […]
(1202)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑰~お婆ちゃんと昭和の大スター~
つづき 「曹洞宗 大本山 總持寺境内図」を確認したところ、アントニオ猪木の墓について何も書かれていない。赤字で「●←猪木 ココ 」などと記されていれば、分かりやすくて良いが、そんなものは無い。まぁ、冷静になって考えてみる […]
(1201)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑯~境内へ進もう~
つづき 7時30分、總持寺に着いた。新横浜からの走行距離は7㎞弱。走行時間は1時間20分。電動アシストOFF自転車では、これが普通なのか?あまりにも遅すぎるような気もするが。 さて、早速、アントニオ猪木の墓へ向かいたい。 […]
(1200)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑮~あ、手袋を噛む女が…~
つづき ペラペラのジョギング用ジャージの中に着た、冬物のサイクリング用インナーは汗まみれ。「はぁ…」ロードバイクで淡路島南部の山岳コースを走った時よりも疲れた(気がする)。本当に、バッテリーを積んだ重たいママチャリは、拷 […]
(1199)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑭~苦痛を緩和する~
つづき 初めての電動アシスト自転車(既に電源OFFやけど)。約20年振りに乗る、ママチャリ形状の自転車。新横浜駅近くの駐輪場で借りてから30分ほど走ってみたが、なかなか慣れない。「う~ん」ロードバイクとは違い、爽快感0。 […]
(1198)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑬~偉人の教え~
つづき6時10分、新横浜駅前。電動アシストOFF自転車のサドルに跨がり、これからのライドについて考える。まずは、アントニオ猪木の墓参り。総持寺まで、約7㎞の距離を走る。この間、この乗りにくい、乗り慣れない自転車を乗りこなしたい。次は、中華街
(1197)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑫~ロードバイクとは違う~
つづきサドルの前で、「ギギギ…」。うつむきながら、左膝下の痛みに耐えていると、「お前、何してんねん?」。背後から、友人I(40代 男性 京都府在住)の声が聞こえた。確かに、「俺について来いや!アホンダラ!」と勢い付いた前の奴が、スタートして
(1196)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑪~車両番号-E5872~
つづきスマートフォンで「HELLO CYCLING」のアプリを起動。新横浜駅周辺における、シェアサイクルが借りられる場所を確認。「ここ、近いなぁ」「今やと、2台以上あるなぁ」友人I(京都府在住 40代 男性)と相談し、新横浜駅第5自転車駐車
(1195)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑩~新横浜愛~
つづき5時半。「おい、おい」隣の席でぐっすり眠る友人I(40代 男性 京都府在住)を軽く叩く。「おい、着いたぞ。予定より20分ぐらい早いみたいやけど」「あぁ、そうか…」目をこするI。バスを降り、外の空気を吸う。「あぁ…」一睡も出来なかったせ
(1194)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑨~プレッシャー~
つづき4時過ぎ。また、どこかのパーキングエリアで停車。3回目の休憩。隣に座る、寝相の悪いデブI(40代 男性 京都府在住)の圧迫から解放されたく、ひとまずバスを降りる俺。と、降り口に係の人。「トイレはこの先です。ここのPAは広いので、迷子に
(1193)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑧~刺したい~
つづき3月31日2時前。バスはどこかのパーキングエリアで停車し、2回目の休憩に入る。「おい、トイレ行くか?」と、隣の席で眠っている友人I(40代 男性 京都府在住)に声を掛けようとしたが、「起こすのも悪いよなぁ」。ひとりでバスを降りる俺。ト
(1192)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑦~ウィスキーと嫌な思い出~
つづきバスは消灯時間に入り、真っ暗になった。「あぁ、暇やなぁ」。何となく、隣に座る友人I(40代 男性 京都府在住)に目をやると、「おっ!」Iの左手首に光が灯っている。「おい、お前、スマートウォッチ着けてんか?」「あぁ、そうやで」「ええもん
(1191)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑥~友人Iの荷物~
つづきバスに揺られながら、スマートフォンでブログの下書きをしていると、「あかんわ」。ちょっと書けば1行目から読み直す。そんな作業を繰り返すことで、気持ち悪くなってきた。俺は、子供の頃、乗り物酔いで嫌な目に合い(何度も)、特にバスが苦手なのだ
(1190)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅⑤~夜行バスに乗る~
つづき22時半。高速バス乗り場で、横浜行きのバスを待つ。「あと15分もしたら乗らなあかんのかぁ…」「嫌な予感しかせんで…」子供の頃、乗り物酔いが激しく、バスに対しロクな思い出が無い俺は、「もう、大人やで」と自分に言い聞かせつつも、変な緊張感
(1189)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅④~財布について~
つづき京都駅近くのコンビニ。ウィスキー(180ml)と焼酎(220ml)、水(500ml)とじゃがりこをカゴに入れ、レジで精算する際に気付いた。「こんなもん、サコッシュに入れへんやんけ…」前にも書いたが、今回の旅ではロードバイクに乗らないた
(1188)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅③~顔は極道、心は小動物~
つづき22時前。京都駅八条口の改札を出て、待ち合わせ場所「新幹線のりば(八条口)」へ向かう。歩きながらスマートフォンで時間を確認すると、「うわぁ…」。京都駅の中を20分以上も無駄にさまよっていたようだ。情けない。いつもの俺なら、輪行バッグを
(1187)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅②~京都駅の中を行ったり来たり~
21時30分、京都駅。今回、共に旅するI(京都府 40代 男性)と待ち合わせている。Iに指定された時間は「22時」、場所は「新幹線のりば(中央口)」。余裕。「時間まで30分もあるわぁ」というわけで、駅構内の立ち食い蕎麦屋へ向かおうと思ったが
(1186)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅①~旅慣れ~
20時45分、阪神梅田駅の改札を出る際、ふと気付いた。「昔、勤めとった会社の夜勤に行く時も、この時間にこの改札やったなぁ」と。目を擦りながらパソコンの画面を見詰め、休憩時間には半眠りでカップラーメンを食った日々。思い出したくない。戻りたくな
思ったよりも早く残業が終わり、少し嬉しくなった。「最悪は回避したな」「ほな、帰ろか」小さな幸せを感じつつクランクを回していると、「もう、明日になってまう時間やなぁ」。サイコンに目をやり、朝っぱらから長時間働いたことを実感する。何だろう。急に
つづき宝山寺のお参りを済ませ、「何か食って帰ろか」。考える。焼鳥なら、日本橋の「秋吉」がいい。ここの豚レバー、「あか」が美味い。鳥ではないが逸品だ。焼肉なら、難波の「いろりや」か「こいろり」。2,500円もあれば、飲んで食って腹一杯になれて
つづき毎月1日と16日は、生駒山にある宝山寺の縁日で、時間があればお参りするよう心掛けている。と言うわけで、3月1日、ロードバイクには乗らず、近鉄電車に乗って生駒へと向かう車内、「何や!?」。ジャケットの胸ポケットから振動。スマートフォンを
つづき出社後、すぐにパソコンを起動。メールチェックに取り掛かる。「え、何十通あんねん…?」まぁ、大半のメールは俺の作業に直接関係しないが、全体の流れを把握するため、それなりに、適当に、目を通す。中には、「お世話になっています。krm殿」から
つづき「テェレテレテレ…、テェレテレテレ…」枕元に置いたスマートフォンが着信音を鳴らし、俺は飛び起きた。この日は、医者に宣告された父親の人生最終日。おそらく、「お父さん、もうあかんわ…。すぐに病院に来て…」。切羽詰まった母親からの電話に違い
つづき昨日、救急車で病院に運ばれ、医者の話では、今日か明日には死ぬ父親。「はぁ…」俺は、午後からも、普段と変わらずパソコンに向かったが、父親のことを考えると、どうしても集中できない。「はぁ…」「仕事、終われへんで…」「どうしよ…?」集中力ア
つづきパチパチ…。パチパチパチ…。朝っぱらからパソコンに向き合い、キーボードを叩く。忙しい。2つの作業を抱えて忙しい。1つ目は、元々、この日に俺が対応し、完了する作業。2つ目は、これから5日間ほど、他人に任せる作業の引き継ぎ資料を作ること。
つづきクリーニング屋に喪服を出した帰り、家に向かってとぼとぼ歩いていると、「餃子の王将」の看板が目に入った。正直、腹は減っていない。と言うか、食欲が湧かない。父親が明後日か明々後日には、あの世へ行くのだ。食べる気になれない。ただ、「何も食べ
つづき楽しみにしていた横浜旅行が、明日の晩から始まる…はずなのに、イレギュラー。急に父親の具合が悪くなり、救急車で病院に運ばれた。で、医者の話では、「もって2日か3日です」と。本当に、「いきなりすぎるやろ!」だ。が、父親との関係が良好では無
つづき「お父さんのことやけどなぁ、お医者さんが言うにはな、『もって2日か3日』やって…」「…」父親の余命。病院にいる母親から電話で伝えられ、一瞬、頭が真っ白になった。大学卒業直前、無職になることが濃厚な俺に、父親は狂ったように怒り(酔っ払っ
2月9日。夕方、特にトラブルも無く仕事を終え、「お疲れ様、俺」ロードバイクを担いで会社を出た。家へとクランクを回す。普段なら、「寒いんじゃ、ボケ!」と文句を言いながら走るが、この日は違う。明日の夜から、俺は旅立つのだ。古くからの友人I(京都
右足の人差し指付け根と、左足の甲。この通風発作中の部位にダメージを与えないよう、ゆっくりゆっくり歩く。行き先は飯屋。本当は飲み屋に入りたいところだが、我慢するしかない。通風中の飲酒は避けるべきだ。「我慢できるよな?お前の自制心の強さは筋金入
夜勤明け、昼前に帰宅し、それと同時に布団にくるまる。「うふふ。今から30時間も働かんでええなんて、幸せすぎるやろ」自然とニヤニヤしてしまう。布団の中で、ニヤニヤ、ニヤニヤ。まぁ、時間に余裕があれば、近所のサイクリングロードに出掛けるのが普段
通勤中、ペダルを踏む右足の裏に、「何や?」。違和感を覚える。ソックスの中にゴミでも入っているのか?「う~ん」どうも、気持ちが悪い。外灯の下、シューズとソックスを脱いで確認したい。ただ、時間が無い。夜勤に遅れてしまう。足の裏の確認は、会社に着
通勤中、ペダルを踏む右足の裏に、「何や?」。違和感を覚える。ソックスの中にゴミでも入っているのか?「う~ん」どうも、気持ちが悪い。外灯の下、シューズとソックスを脱いで確認したい。ただ、時間が無い。夜勤に遅れてしまう。足の裏の確認は、会社に着
(1171)パッとしない毎日を打破してくれるか!?横浜旅行計画-3
つづき「本当にお疲れ様、俺」面倒くさい作業を終え、ロードバイクを担いで会社を出る。そして、いつもなら「さぁ、帰ろ」とサドルに乗っかるところだが、違う。楽しみな横浜旅行を共にする、友人I(40代 男性 京都府在住)に電話を掛けたい。旅行につい
(1171)パッとしない毎日を打破してくれるか!?横浜旅行計画-3
つづき「本当にお疲れ様、俺」面倒くさい作業を終え、ロードバイクを担いで会社を出る。そして、いつもなら「さぁ、帰ろ」とサドルに乗っかるところだが、違う。楽しみな横浜旅行を共にする、友人I(40代 男性 京都府在住)に電話を掛けたい。旅行につい
(1170)パッとしない毎日を打破してくれるか!?横浜旅行計画-2
つづき普段はロードバイクに乗って通勤しているが、この日は電車通勤。大阪に出て、ちょっとした打ち合わせに顔を出すためだ。で、夕方となり、大阪での予定を終えた後「ええ時間やし、飲んで帰ろかぁ」。曾根崎の「たよし」に寄った。たよしには、15年ほど
(1170)パッとしない毎日を打破してくれるか!?横浜旅行計画-2
つづき普段はロードバイクに乗って通勤しているが、この日は電車通勤。大阪に出て、ちょっとした打ち合わせに顔を出すためだ。で、夕方となり、大阪での予定を終えた後「ええ時間やし、飲んで帰ろかぁ」。曾根崎の「たよし」に寄った。たよしには、15年ほど
(1169)パッとしない毎日を打破してくれるか!?横浜旅行計画-1
面白くない。毎日毎日、仕事のスケジュールに振り回され、楽しみと言えば、早めに帰れた時に限り、飲みに行くこと。あと、休みの日にサイクリングロードを走り、その後、飲みに行くこと。まぁ、酒が楽しみになっているわけで、どうも冴えない。川沿いにある、
(1169)パッとしない毎日を打破してくれるか⁉横浜旅行計画-1
面白くない。毎日毎日、仕事のスケジュールに振り回され、楽しみと言えば、早めに帰れた時に限り、飲みに行くこと。あと、休みの日にサイクリングロードを走り、その後、飲みに行くこと。まぁ、酒が楽しみになっているわけで、どうも冴えない。川沿いにある、
ある夕方、通勤中の話。「もうちょっと寝たかったよなぁ…」「朝から出勤したり夕方に出勤したりで、生活のリズム、ボロボロやで…」愚痴をこぼしながらクランクを回していると、「あ、今日も買っとかな」。会社近くの自販機前でサドルから降りる。そして、少
ある夕方、通勤中の話。「もうちょっと寝たかったよなぁ…」「朝から出勤したり夕方に出勤したりで、生活のリズム、ボロボロやで…」愚痴をこぼしながらクランクを回していると、「あ、今日も買っとかな」。会社近くの自販機前でサドルから降りる。そして、少
(1167)ロードバイクに乗って、西宮→明石の旅33~俺は王将の味噌ラーメンウォッチャー~
つづきビールをグラスに注ぎ、ちびちびと飲む。ちびちび。ちびちび。と、「あかんわ。もう、酔っ払ってきたわ」。ライドの後だからか、回るのが早い(ような)。そうだ。俺は、クソ暑い中を40㎞走ったのだ。休憩の連続ではあったが、なかなか疲れている。疲
(1167)ロードバイクに乗って、西宮→明石の旅33~俺は王将の味噌ラーメンウォッチャー~
つづきビールをグラスに注ぎ、ちびちびと飲む。ちびちび。ちびちび。と、「あかんわ。もう、酔っ払ってきたわ」。ライドの後だからか、回るのが早い(ような)。そうだ。俺は、クソ暑い中を40㎞走ったのだ。休憩の連続ではあったが、なかなか疲れている。疲
(1166)ロードバイクに乗って、西宮→明石の旅32~赤い人、王将に入る~
つづき「ただいま、俺」玄関を開ける…と同時にジャージを脱ぎ、水風呂へ。「はぁ、生き返るわぁ…」猛暑の中を40㎞走り、死ぬほど熱した体には、最高のご褒美だ。これを読むあなたも、クソ暑い時期に試してほしい。水風呂は、金を掛けずに体を冷やし、リラ
(1166)ロードバイクに乗って、西宮→明石の旅32~赤い人、王将に入る~
つづき「ただいま、俺」玄関を開ける…と同時にジャージを脱ぎ、水風呂へ。「はぁ、生き返るわぁ…」猛暑の中を40㎞走り、死ぬほど熱した体には、最高のご褒美だ。これを読むあなたも、クソ暑い時期に試してほしい。水風呂は、金を掛けずに体を冷やし、リラ
(1165)ロードバイクに乗って、西宮→明石の旅31~ゴールが見えた~
(1163)のつづき「ロードバイクに乗って、1泊2日の旅をする」約10年前にロードを買って以来、定期的にこの細やかなイベントを楽しんできた。仕事のスケジュールを調整しては、岡山に行ったり、和歌山や京都へ向かったり、他にもいろんなところを走っ
(1165)ロードバイクに乗って、西宮→明石の旅31~ゴールが見えた~
(1163)のつづき「ロードバイクに乗って、1泊2日の旅をする」約10年前にロードを買って以来、定期的にこの細やかなイベントを楽しんできた。仕事のスケジュールを調整しては、岡山に行ったり、和歌山や京都へ向かったり、他にもいろんなところを走っ
(1164)「歳を食えば食うほど、自分を戒めなあかんな」と思った。
年末の話。世間は休みでも、俺は仕事。正直、気に入らないが、「みんなが働いてる時に休みを取ったらええねん」。そう自分に言い聞かせ、パソコンと向き合い、キーボードをパチパチ叩き、やがて、業務終了。「お疲れ様でした、俺」ロードバイクを担いで、会社
年末の話。世間は休みでも、俺は仕事。正直、気に入らないが、「みんなが働いてる時に休みを取ったらええねん」。そう自分に言い聞かせ、パソコンと向き合い、キーボードをパチパチ叩き、やがて、業務終了。「お疲れ様でした、俺」ロードバイクを担いで、会社
(1163)ロードバイクに乗って、西宮→明石の旅30~俺の脳内で尻尾を振るブー太郎~
つづき三宮駅前。信号待ちの間、横断歩道を渡る人たちを眺めていると、「みんな、暑ないんか?」。不思議でならない。この日も、ただ突っ立っているだけで全身から汗が流れる、随分とたちの悪い暑さ。まぁ、仕事のため、仕方無く三宮に出た…なら分かるが、遊
(1163)ロードバイクに乗って、西宮→明石の旅30~俺の脳内で尻尾を振るブー太郎~
つづき三宮駅前。信号待ちの間、横断歩道を渡る人たちを眺めていると、「みんな、暑ないんか?」。不思議でならない。この日も、ただ突っ立っているだけで全身から汗が流れる、随分とたちの悪い暑さ。まぁ、仕事のため、仕方無く三宮に出た…なら分かるが、遊
(1162)ロードバイクに乗って、西宮→明石の旅29~葛藤~
つづき茹だるような暑さの中、クランクを回す。ゴールとなる家までは、残り25㎞ほど。本気で走れば1時間そこらで着くだろう。が、無理。暑すぎて、走る気力が無い。また、先ほど飲んだ「REAL GOLD」のせいだろう。喉が渇いて仕方が無い。ボトルの
(1162)ロードバイクに乗って、西宮→明石の旅29~葛藤~
つづき茹だるような暑さの中、クランクを回す。ゴールとなる家までは、残り25㎞ほど。本気で走れば1時間そこらで着くだろう。が、無理。暑すぎて、走る気力が無い。また、先ほど飲んだ「REAL GOLD」のせいだろう。喉が渇いて仕方が無い。ボトルの
(1161)ロードバイクに乗って、西宮→明石の旅28~自販機、自販機、自販機~
つづき休憩中、喉とボトルに水を流し込み、「さぁ、行こかぁ」。再び、2号線に戻る。と、またすぐに喉の渇きを感じ、ボトルを掴むと、「もう、空になってまうなぁ」。数分前に補給したはずが、どういうことだ?それにしても、怖い。喉が渇くのは怖い。手元に
(1161)ロードバイクに乗って、西宮→明石の旅28~自販機、自販機、自販機~
つづき休憩中、喉とボトルに水を流し込み、「さぁ、行こかぁ」。再び、2号線に戻る。と、またすぐに喉の渇きを感じ、ボトルを掴むと、「もう、空になってまうなぁ」。数分前に補給したはずが、どういうことだ?それにしても、怖い。喉が渇くのは怖い。手元に
(1160)ロードバイクに乗って、西宮→明石の旅27~西天神踏切~
つづきカンカンカンカン…。明石より2号線を東に進み、須磨水族館付近にあるお気に入りの休憩場所に寄りたく側道に入ったところ、そこには踏切。電車は通り過ぎない。見掛けない。でも、遮断機は下りたまま。もう、5分ほど経ったか。体感時間は、1時間以上
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つづき 撫養城を横目にクランクを回す。このまま、真鯛釣り大会に参加しているNさん(60代 男性)との待ち合わせ場所、渡船乗り場の駐車場に着いてしまうのは、具合が悪い。待ち合わせ時間まで、かなり時間がある。駐車場に駐められ … "(1247)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-10" の続きを読む
つづき 惰性でクランクを回しているため、おそらく、そこら辺の小学生にも負けるレベルの速度かと思う。「はぁ…。汗が止まれへん…。どっかで涼みたいわ」しかし、俺の視界に入る景色は、日光に照らされた畑、そして、ぽつぽつと建つ家 … "(1246)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-9" の続きを読む
つづき 再び、本日のコースについて検討する。既に、日陰が無いのが嫌で鳴門徳島サイクリングロードを放棄した。また、クソ暑い中、登るのが嫌で鳴門スカイラインにある心霊スポットも断念。「じゃあ、どこに向かって走ればええねん?」 … "(1245)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-8" の続きを読む
つづき 撫養川を眺めながら、ぼんやり。「あぁ、ひとり黄昏ている自分、大好き」と思いつつ。 「川、青いなぁ」大阪市内で育った俺にとって、川の色は黒やビジリアンが当たり前。よって、郊外の川は、どこも青く綺麗に見えてしまう。空 … "(1244)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-7" の続きを読む
つづき 鳴門駅の近くまで来た。「ええ加減、結論を出さなあかんなぁ」と思う。今日、これから走るコースについて決めなければならない。しかし、暑い、眠い、頭が痛い。コンディションは最悪。もう、考える行為そのものが面倒で、「とり … "(1243)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-6" の続きを読む
つづき 交差点。信号待ちの間、ぼんやりしていると、右斜め前にスーパーのマルナカが見えた。「あぁ、今日も帰りに寄りたいなぁ」 鳴門を訪れる度、いつも寄るマルナカ。俺がライドを、Nさん(60代 男性)が釣りを終えた後、ここで … "(1242)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-5" の続きを読む
つづき 渡船乗り場の駐車場。車内の温度は上がり、最悪の環境。でも、寝たい。眠たい。ただ、目を閉じりつつ思う。「真夏のパチンコ屋駐車場で、車内放置され死んだ小さな子供の苦しみは、もっとキツかったんやろなぁ…」と。心が沈みつ … "(1241)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-4" の続きを読む
つづき 自販機で水を買い、車に戻る。また、少しして、トイレからNさん(60代 男性)も戻って来た。「じゃあ、行きましょうか」車は、淡路SAから南へと進み始める。 「krmさん、×××は×××でした?」「はい、あれは××× … "(1240)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-3" の続きを読む
つづき 「おはようございます」「おはようございます」朝の4時前、待ち合わせ場所のコンビニでNさん(60代 男性)と挨拶を交わす。Nさんが車のバックドアを開け、俺はロードバイクを逆さにして積み込み、「では、行きましょうか」 … "(1239)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-2" の続きを読む
去年の夏、「鳴門に行きませんか?」とNさん(60代 男性)に誘われた。彼は、定期的に真鯛を釣りに鳴門へ行く。その際、俺と俺のロードバイクを車に乗せてくれる。鳴門では、Nさんは釣り、俺はライドと、お互い趣味に没頭する有意義 … "(1238)9月、ロードバイクに乗って鳴門をぶらぶらした。-1" の続きを読む
つづき 「こっから在来線に乗り換えて…と。ほんで、大阪駅に出て、阪神梅田まで歩いて阪神に乗って、家の近くの駅からまた歩いて…」考えると、頭が痛くなる。既に、考えなくても両足の裏が死ぬほど痛いのに。「嫌すぎる…」なるべく、 … "(1237)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊶~足が痛すぎて息が止まった~" の続きを読む
つづき 以前も記事に書いたと思うが、新横浜-新大阪間は、俺の体質に合う。横浜出張の帰り、新幹線の中で駅弁を食い、缶ビールを飲んだ後、ほどよく寝るのに丁度良い距離、時間なのだ。これが、少しずれて品川や新神戸、京都となれば違 … "(1236)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊵~新大阪まで眠りたい~" の続きを読む
つづき 新横浜より新幹線に乗り込み、3人席の真ん中に座る。両足の裏があまりに痛く、立つことも歩くことも拷問でしかない俺にとって、心の底からほっとできた。ただ、両サイドに知らない人がいる。気に入らない。何故か気を遣い、妙に … "(1235)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊴~幕の内弁当と対峙する~" の続きを読む
つづき 新横浜駅の改札へ進む友人I(40代 男性 京都府在住)と俺。「なぁ、krm。お前な、何でシウマイ弁当買わんとな、幕の内を買ってん?」「まぁ、色々とあってな」「弁当を買うぐらいで色々あるんか?」「まぁ、色々あるんや … "(1234)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊳~好きに書こう~" の続きを読む
つづき 「有り難うございました。また、お待ちしています」髪を切り終え、ヘアサロンから出て、「おぉ…」。かなり、すっきりした。無駄にボリュームのありすぎた余計な髪が消え失せ、鉄下駄ホイールからカーボンホイールに変えた気分。 … "(1233)走り、髪を切り、インデアンカレーへ。-2" の続きを読む
子供の頃、散髪屋に行くのが嫌だった。アニメキャラの様に、男でも髪がそこそこ長い方が格好良いと思っていた為、髪を切るのが嫌だった。が、2ヶ月に1回ペースで祖母の家に預けられる度、「何や!?その汚い頭は!」。明治生まれで古い … "(1232)走り、髪を切り、インデアンカレーへ。-1" の続きを読む
つづき 3月31日。この日は日曜とあってか、駅直結の飲食店街はかなりの人混み。蕎麦屋へと向かう通路が、随分と狭く感じられた。 「ここ、蕎麦屋やな」友人I(40代 男性 京都府在住)に言われ、足を止める。と、入口付近に6人 … "(1231)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊲~決断を下す~" の続きを読む
つづき 15時15分、新横浜駅。ここで新幹線に乗り換えようとしたが、切符を買おうにも満席だらけ。券売機の前で、友人I(40代 男性 京都府在住)に「1時間ちょっと後のんやったら買える。まぁ、横並びに2席はあかんけど、前後 … "(1230)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㊱~強制してはならない~" の続きを読む
休日の昼間、武庫川サイクリングロードを走った。で、どうしようもなく暇で、時間だけは無駄にあるため、家まで遠回りして帰ることに。脚を回しながら、「喉が渇いたなぁ」。ボトルケージに手を伸ばし、ボトルを手にした瞬間、「うっわぁ … "(1229)敢えて、新しい価値観を提示している。敢えてね。" の続きを読む
つづき GUNDAM FACTORY YOKOHAMAを後にし、関内駅へと歩き始めるが、「うっわぁ…」。右足、そして左足が地面に着く度に激痛。「旅行中のタイミングで通風発作か?最悪やんけ…」「それにしても…」何度考えても … "(1228)シェアサイクルで横浜を走り倒すつもりでいた旅㉟~新しいサービス~" の続きを読む
つづきバスに揺られながら、スマートフォンでブログの下書きをしていると、「あかんわ」。ちょっと書けば1行目から読み直す。そんな作業を繰り返すことで、気持ち悪くなってきた。俺は、子供の頃、乗り物酔いで嫌な目に合い(何度も)、特にバスが苦手なのだ
つづき22時半。高速バス乗り場で、横浜行きのバスを待つ。「あと15分もしたら乗らなあかんのかぁ…」「嫌な予感しかせんで…」子供の頃、乗り物酔いが激しく、バスに対しロクな思い出が無い俺は、「もう、大人やで」と自分に言い聞かせつつも、変な緊張感
つづき京都駅近くのコンビニ。ウィスキー(180ml)と焼酎(220ml)、水(500ml)とじゃがりこをカゴに入れ、レジで精算する際に気付いた。「こんなもん、サコッシュに入れへんやんけ…」前にも書いたが、今回の旅ではロードバイクに乗らないた
つづき22時前。京都駅八条口の改札を出て、待ち合わせ場所「新幹線のりば(八条口)」へ向かう。歩きながらスマートフォンで時間を確認すると、「うわぁ…」。京都駅の中を20分以上も無駄にさまよっていたようだ。情けない。いつもの俺なら、輪行バッグを
21時30分、京都駅。今回、共に旅するI(京都府 40代 男性)と待ち合わせている。Iに指定された時間は「22時」、場所は「新幹線のりば(中央口)」。余裕。「時間まで30分もあるわぁ」というわけで、駅構内の立ち食い蕎麦屋へ向かおうと思ったが
20時45分、阪神梅田駅の改札を出る際、ふと気付いた。「昔、勤めとった会社の夜勤に行く時も、この時間にこの改札やったなぁ」と。目を擦りながらパソコンの画面を見詰め、休憩時間には半眠りでカップラーメンを食った日々。思い出したくない。戻りたくな
思ったよりも早く残業が終わり、少し嬉しくなった。「最悪は回避したな」「ほな、帰ろか」小さな幸せを感じつつクランクを回していると、「もう、明日になってまう時間やなぁ」。サイコンに目をやり、朝っぱらから長時間働いたことを実感する。何だろう。急に
つづき宝山寺のお参りを済ませ、「何か食って帰ろか」。考える。焼鳥なら、日本橋の「秋吉」がいい。ここの豚レバー、「あか」が美味い。鳥ではないが逸品だ。焼肉なら、難波の「いろりや」か「こいろり」。2,500円もあれば、飲んで食って腹一杯になれて
つづき毎月1日と16日は、生駒山にある宝山寺の縁日で、時間があればお参りするよう心掛けている。と言うわけで、3月1日、ロードバイクには乗らず、近鉄電車に乗って生駒へと向かう車内、「何や!?」。ジャケットの胸ポケットから振動。スマートフォンを
つづき出社後、すぐにパソコンを起動。メールチェックに取り掛かる。「え、何十通あんねん…?」まぁ、大半のメールは俺の作業に直接関係しないが、全体の流れを把握するため、それなりに、適当に、目を通す。中には、「お世話になっています。krm殿」から
つづき「テェレテレテレ…、テェレテレテレ…」枕元に置いたスマートフォンが着信音を鳴らし、俺は飛び起きた。この日は、医者に宣告された父親の人生最終日。おそらく、「お父さん、もうあかんわ…。すぐに病院に来て…」。切羽詰まった母親からの電話に違い
つづき昨日、救急車で病院に運ばれ、医者の話では、今日か明日には死ぬ父親。「はぁ…」俺は、午後からも、普段と変わらずパソコンに向かったが、父親のことを考えると、どうしても集中できない。「はぁ…」「仕事、終われへんで…」「どうしよ…?」集中力ア
つづきパチパチ…。パチパチパチ…。朝っぱらからパソコンに向き合い、キーボードを叩く。忙しい。2つの作業を抱えて忙しい。1つ目は、元々、この日に俺が対応し、完了する作業。2つ目は、これから5日間ほど、他人に任せる作業の引き継ぎ資料を作ること。
つづきクリーニング屋に喪服を出した帰り、家に向かってとぼとぼ歩いていると、「餃子の王将」の看板が目に入った。正直、腹は減っていない。と言うか、食欲が湧かない。父親が明後日か明々後日には、あの世へ行くのだ。食べる気になれない。ただ、「何も食べ
つづき楽しみにしていた横浜旅行が、明日の晩から始まる…はずなのに、イレギュラー。急に父親の具合が悪くなり、救急車で病院に運ばれた。で、医者の話では、「もって2日か3日です」と。本当に、「いきなりすぎるやろ!」だ。が、父親との関係が良好では無
つづき「お父さんのことやけどなぁ、お医者さんが言うにはな、『もって2日か3日』やって…」「…」父親の余命。病院にいる母親から電話で伝えられ、一瞬、頭が真っ白になった。大学卒業直前、無職になることが濃厚な俺に、父親は狂ったように怒り(酔っ払っ
2月9日。夕方、特にトラブルも無く仕事を終え、「お疲れ様、俺」ロードバイクを担いで会社を出た。家へとクランクを回す。普段なら、「寒いんじゃ、ボケ!」と文句を言いながら走るが、この日は違う。明日の夜から、俺は旅立つのだ。古くからの友人I(京都
右足の人差し指付け根と、左足の甲。この通風発作中の部位にダメージを与えないよう、ゆっくりゆっくり歩く。行き先は飯屋。本当は飲み屋に入りたいところだが、我慢するしかない。通風中の飲酒は避けるべきだ。「我慢できるよな?お前の自制心の強さは筋金入
夜勤明け、昼前に帰宅し、それと同時に布団にくるまる。「うふふ。今から30時間も働かんでええなんて、幸せすぎるやろ」自然とニヤニヤしてしまう。布団の中で、ニヤニヤ、ニヤニヤ。まぁ、時間に余裕があれば、近所のサイクリングロードに出掛けるのが普段
通勤中、ペダルを踏む右足の裏に、「何や?」。違和感を覚える。ソックスの中にゴミでも入っているのか?「う~ん」どうも、気持ちが悪い。外灯の下、シューズとソックスを脱いで確認したい。ただ、時間が無い。夜勤に遅れてしまう。足の裏の確認は、会社に着