オストワルト法とは3段階のこんな反応式でした。 この最後の反応式は二酸化窒素を水に溶かして硝酸を作ることを意味していますが、ここは必ず温水をつかわなければいけません。それはなぜでしょうか。 もし冷水を用いた場合、以下のような反応が起こり、硝酸と亜硝酸が生成します。 この亜硝酸は室温で分解し硝酸になります。 温水を用いなければ亜硝酸も一緒に生成してしまい目当ての硝酸を得にくくなってしまうので温水を用いているのです。一方で酸性雨について考えてみます。上空で雨に二酸化窒素が吸収されて酸性雨になる化学反応式を作れという問いが出題されたとします。通常なら と書きそうです。しかし先述した通り、上記の式は温…
「ブログリーダー」を活用して、coroneneさんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。