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藤田昌志の比較文化 https://fujita.muragon.com/

和・洋・中を比較文化学的に考察する。比較文化学については拙著(2018)『比較文化学』朋友書店刊 をご覧ください。自文化と異文化を両方、理解し、自己を相対化することを目指しています。たとえば「日本の中国観」などを通時的、共時的に扱います。

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2021/08/26

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  • 漬物 つけもの

    漬物 つけもの 野菜を塩・ぬかなどに漬けた食品で、香物 こうの もの、おしんこともいう。ぬかは米を精製 せいせい するときに出る米の外側の 粉 こな のことで、ビタミン B1 が多く含まれている。キュウリや 白菜、ナスなどは最も一般的な漬物である。漬物は和食...

  • 赤飯 せきはん

            赤飯 せきはん 赤い色のご飯のこと。元来、米作 べいさく が日本に伝わってきたときは、赤い米が主だったが、後に次第に白い米が一般化し、赤い米は作られなくなった。それで、小豆 あずき をもち 米に混ぜて赤い米のご飯を作った。おめでたいことがある...

  • 寿司 鮨 すし

                にぎり寿司        巻きずし         寿司 鮨   すし   砂糖を混ぜた酢で調味した飯(すし飯)を一口大に握り、それに魚介類の生の薄切 りをのせたものがにぎり寿司である。すしはこのほか、巻き寿司、いなり寿司...

  • 刺身 さしみ

    刺身 さしみ 日本料理は引き算で、他の国の料理は足し算だといわれることがある。意味は日本料 理は素材をできるだけ新鮮なまま生かし、手を加えないということである。その代表例が刺身である。フランス料理や中国料理では材料を必ず加工するが、それとは対照的であ...

  • 薩長と旧幕府の闘争から鳥羽・伏見の戦いへ

    薩長と旧幕府の闘争から鳥羽・伏見の戦いへ 1967年12月28日の三職会議で、慶喜を前(さきの)内大臣と称すること、二百万両の幕府の返納金は継続審議とすることとし、クーデターを起こした岩倉や薩摩藩は非難され、追い込まれていく。 10月から薩摩が江戸に浪人を送り...

  • 王政復古の断行=討幕派のクーデターの二つの限界

                                     っ帳 王政復古の断行=討幕派のクーデターの二つの限界 薩長討幕派のクーデターには、二つの限界があった。 ①公武政体派との連合でクーデターを実施しなければならなかったこと ②明治天皇が若干十五歳であっ...

  • マイクロソフトの「更新して再起動」の罠

    マイクロソフトの「更新して再起動」の罠 このブログは古いASUSで書いている。デスクトップが急に壊れたからである。17日金曜日の午前10時40分ごろのことだ。10時20分からチームズの投稿をしていたら、タイピングの動きが遅いので、いつものように再起動しようとした。すると、...

  • 天ぷら

           天ぷら 野菜や魚介類に、小麦粉を卵と冷水で溶いた衣を付けて油で揚げた料理。からりと揚げるのがポイント。専用のつゆにつけて食べる。天ぷら 丼 どんぶり (天丼 てんどん )は人気のある メニュー。日本人は外がパリッとしていたりサクサクしていて、中がジューシー...

  • 王政復古の断行は典型的な宮中クーデター

      王政復古の断行は典型的な宮中クーデター 王政復古の断行は朝廷の正式の会議の手続きを踏むことのない、典型的な宮廷クーデターであった。クーデターの計画は、大久保利通と岩倉具視が中心になって推進し、中山忠能ら一握りの公卿を参加させ、最後段階になって、公議政体派の土佐・越...

  • 宮中政変

           宮中政変 慶喜勢力の執権からの排除のために、薩長武力倒幕派は、宮中クーデターを行った。この宮中政変、宮中クーデターは「人格を備えた政治的君主」である「天皇」に政変に正当性を付与する源泉が求められた(井上勲 1991)。1967年12月9日、午前八時ごろ、長州...

  • 坂本龍馬 さかもとりょうま

    坂本龍馬 坂本龍馬は司馬遼太郎の『龍馬がゆく』によって日本の未来を創った人としてのイメージが定着した。1960年代の日本社会は、高度成長経済に見合った肯定的日本人像を求めていた。それに合致したのが、司馬遼太郎の『龍馬がゆく』であった。司馬遼太郎は『坂の上の雲』を書...

  • 大政奉還 たいせいほうかん

    大政奉還 二条城(写真)で徳川慶喜によって大政奉還が行なわれた。1867年10月14日のことである。長州藩に倒幕の密勅。公議政体派と薩長武力倒幕派の政権構想は相拮抗していた。同年11月15日、坂本龍馬中岡慎太郎、京都で暗殺される。翌年、1868年、1月3日~4...

  • すき焼き

    すき焼き      鉄鍋 てつなべ を使い、牛肉の薄切りと野菜(ネギ、春 菊しゅんぎく等)、豆腐、しらたきなどを入れて醤油と砂糖の味つけで 温 あたた め煮て、生 卵 なまたまご につけて食べる。日本人は元来、仏教の影響で 獣肉 食 じゅうにくしょく をしなかったが、明治時...

  • 鍋料理 なべりょうり

    鍋料理 なべりょうり 鍋料理は仲間が集まって一つの鍋を囲んで、食事をし、酒を飲む、日本人の「和」の文化の象徴である。鍋の中に汁と具を入れ温めて、それを囲んで、鍋の中から適当に具と汁をとって自分の食器に入れて食べる。仲間意識が持て、酒が入ると話もはずむ。具や...

  • 丼 物 どんぶりもの

                                                    天 丼       丼 物       どんぶりもの      茶碗より大きな丼にご飯を入れ、その上に様々な具、たとえば天ぷらやトンカツ、ウナギ、鶏肉、卵、まぐろの刺身な...

  • 麺類 めんるい

    麺類 めんるい 伝統的な麺類にはうどんとそばがある。うどんは小麦粉を原料とし、関西でよく食べられる。そばはそばの実からそば粉を作り、水を加えて練ってから細く切って食べる。主として関東で好まれる。温かい汁に入れて具とともに食べたり、夏は冷たい汁につけて食べる。最近は、ラ...

  • 魚 さかな

               魚       さかな 日本は海に囲まれているので海の恵みが豊富に採れ、とりわけ魚類 ぎょるい は日本時の生活に欠かせなかった。最近、半世紀は肉類を好む傾向にあったが、このごろでは日本料理のヘルシーさが再認識され、刺身やすしは人気のある料理である...

  • 食 しょく 米 こめ

              食 しょく 米 こめ    日本人は稲作民族 いなさく みんぞく で、二千年以上前から米を主食として生活してきた。米は日本の農業で最も重要な作物 さくもつ であり、日本文化の基底には米に関係したものが多い。日本人は米から酒を作り、もち米から餅 も...

  • 衣 い 着物 きもの

        衣   着物 着物は和服とも呼ばれる日本の伝統的衣装である。江戸時代までは普段着であったが、明治時代以後、洋服が普及してからは礼服として冠婚葬祭 かんこんそうさい や茶道、生け花などの場で着ることが多い。女性と男性では異なり、未婚女性の第一礼装は振り袖で、一般...

  • 浴衣 ゆかた

        浴衣      ゆかた        浴衣は風呂上がりや夏場に着る木綿 もめん でできた着物で、裏地 うらじ はない。振り袖などは礼装の着物であるが、浴衣は普段着 ふだんぎ である。素肌 すはだ の上に直接着ることもある。...

  • 合気道 あいきどう

    合気道 あいきどう 合気道は植芝盛平 うえしばもりへい(1883-1969)が様々な古流武術を修行して、大 正 たいしょう 年間に創始した武道である。敵を倒すことを目的としないで、相手と和することを旨する武道で、精神修養を重視する。合気道は勝敗をつけないので、試合...

  • 剣道 けんどう

    剣道 けんどう 17 世紀以降、フェンシングと似た剣道は技術とともに精神を練ねることに重点が置か れ、禅宗の影響を強く受け、道徳的に修練されるようになった。相手の面(顔)、胴、小手を打つことや、突き(喉頭部 こうとうぶ、のど)を技の基本とし、それが決まれば得点となる。...

  • 空手 からて

    空手 からて 7世紀頃、中国に生まれ、14 世紀に沖縄に伝えられ、中国の憲法と沖縄の武術が組み合わさって完成された。護身術として発達してきて、武器を使わないで、こぶしやひじ、足などを使って戦う。空手の試合は「組手」(くみて)と「型」(かた)の2種類があり、型の試合で...

  • 柔道 じゅうどう

    柔 道 じゅうどう 日本の代表的な格闘技の一つ。100 年ほど前に、嘉納 かのう 治五郎 じごろう が古来から伝わる武術を改良し、私費を投じて講こう道館どうかんを 1882 年に開き、講道館柔道を創始したのが基礎となって、近代柔道が発展した。特徴は相手の力と体重をうまく利...

  • このブログの目的

                                                       京都 鴨川 このブログは現在、日本語、日本文化を学ぶ在日留学生の日本理解のための内容をアップしています。情報提供が中心です。偏った立場はとりません。日本語も明晰...

  • スポーツ 相撲 すもう

    スポーツ 相撲 すもう 相撲は日本の国技で、古代には農業の吉 凶 きっきょう を占い、神事 しんじ として行われていたために、現在でも儀式的要素を多く含んでいる。まわしのみを身につけた二人の力士が土俵に上がり、四股 し こ を踏み、水で口をすすぎ、清めの塩を土俵にまき...

  • 盆栽 ぼんさい

    盆栽  ぼんさい    盆栽は鉢植えにした鑑賞するための草木で、中国に生まれ、隋・唐の時代(日本の奈良・平安時代)に日本に伝えられ、独自の発展をみた日本独特の芸術である。伸びすぎた根があれば切り、枝をこまめに剪定   せんてい し、必要ならば 幹 みき...

  • 日本庭園 にほんていえん

    日本庭園    日本庭園は幾何学的 きかがくてき な美しさを重視する西洋の庭園と対照的に、自然の景観美    けいかんび を重視した作りとなっている。自然の景観美といっても自然そのままの姿ではなく、土を山の形に盛り、池を海に見立て、水を引いて川を作り、自然の山水のたたず...

  • 短歌 たんか

    短歌 たんか 短歌は和歌の一形式で、5・7・5・7・7の31音によって構成される定型詩である。短い叙情詩で、前半の5・7・5と後半の7・7の2部構成である。8世紀に編纂された日本最古の歌集である『万葉集』にも、すでにこの形式のものが多くみられる。短歌の...

  • 俳句 はいく

    夏目漱石 句 俳句   はいく    俳句は 5 ・ 7 ・ 5 ご しち ご の 17 音によって構成される定型詩である。江戸時代の中頃(17 世紀末頃)、松尾芭蕉 ばしょう が5・7・5と7・7を交互に繰り返す連歌    れんが の、最初...

  • 書道 しょどう

    書道 毛筆 もうひつ と墨 すみ で文字を書く芸術で、それによって精神的深みや美を表現する。元来、中国から伝わったもので、日本では表意文字の漢字に加えて、日本で発明した表音文字の仮名を組み合わせて、独特の文字芸術を作り上げてきた。書体には標準的な楷書 かいしょ のほか...

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