投稿のすゝめ 人文系査読雑誌に掲載されるために
不採用の十や二十、貰ったってどうということはない 人文系の査読とはどういうものなのか。どうしたら通るのか。これは、人文系に進んだ大学院生や若手研究者から受けるものの中で、最も頻度の高い質問だ。それだけ皆、論文を投稿したいと思い、またそれをしなければならないと焦っているわけだ。 あの雑誌が通りやすいとか通りにくいとか、あるいはあの人がどうでこの人がどうとか、ハウツー的なアドバイスもあり得るのかもしれないが、僕からするとそれは瑣末な問題に過ぎない。人文系の査読雑誌(学会誌など)に載せるには、日本語でも英語でも、やることは決まっている。論文の形式に即して論を書き、その論に適した雑誌に投稿することだ。…
2022/05/30 13:13