[たてつきいせき]こちら吉備・岡山に訪れる大きな動機となった重要遺跡です。古墳時代の前方後円墳や埴輪のルーツを語る時、必ずここ楯築遺跡とこの地域の特殊器台が取り上げられるような著名な地なので、訪問した時も複数の方々が入れ代わり立ち代わりで訪れて来られてました。この一帯は他に、王墓山古墳の地区や日畑赤井廃寺のある日畑赤井堂地区を含めた王墓の丘史跡公園として整備されていて、数十基の古墳が残されています。墳頂から吉備の中山が望めるくらい眺望もよく、周囲から目立つ場所だったろうと思われます。墳丘への入口門【楯築神社とご神体の「旋帯文石」】今は「楯築遺跡」が正式名で、遺構としては「楯築墳丘墓」とも呼ばれ、古墳時代につながる弥生時代の墳丘墓として語られる遺跡ですが、「日本の神々山陽」では、「楯築神社」として取り上げら...楯築遺跡(倉敷市矢部)~古墳時代の幕開け前に造られた孤高の大双方中円墳