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カイト・カフェ https://kite-cafe.hatenablog.com/

教育を中心に日々の関心事を書いています。基本的に週日更新。学校に合わせて長期休業も取っています。

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2017/12/16

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  • 「夏ドラマに費やした時間の損得勘定・また凄いヤツを見つけた」~夏ドラマから知ったこと考えたこと⑤

    この夏、テレビドラマを観るために費やした膨大な時間、 そこから得たものと釣り合っているのだろうか? 生き急ぎ、何か損だと感じている年寄りは、文化的であることも難しい。 その他、拾い遺したこと――。という話。(写真:フォトAC) 【ドラマに費やした時間の損得勘定】 今年の夏のテレビドラマ、23作に目を通し、12作を最後まで見て、4作に感心したと書きました。 23作の中には「真夏のシンデレラ」や「トリリオンゲーム」「警部補ダイマジン」などのように早々に諦めたドラマもあれば、「シッコウ!!~犬と私と執行官~」「18/40~ふたりなら夢も恋も」などのようにけっこうな回数視聴した挙句やめたものもあり、最…

  • 「子どもが疑問に思う人生の不思議と大人の答え:なぜウソをついてはいけないのか」~夏ドラマから知ったこと考えたこと④

    「大人は平気でウソをつくのに、なぜ子どもがつくと怒るの?」 素朴で、核心をついた、しかし答えにくい問題だ。 どう答えたらいいのか思いあぐねていたら、 日本テレビ「何曜日に生まれたの」が答えを教えてくれた。という話。(写真:フォトAC) 【子どもの疑問は無限にあるわけではない】 学校社会にいるとこんなふうに言い出す先生がいたりします。「子どもたちは一人ひとり違う、1000人いれば1000個の疑問がある。それにこたえられる教師でなくてはいけない」 もちろん1000人いれば1000の個性があることには同意します。しかしそのたびに1000個の質問など出てくるはずはありません。子どもの持つ疑問のバリエー…

  • 「人間の本質は優しさと弱さだと、ドラマに教えられる」~夏ドラマから知ったこと考えたこと③

    日本テレビのドラマ「何曜日に生まれたの」を見ながら、 ドラマや芝居を見たり、小説を読んだりすることは、 私たちが人間関係や社会を解きほぐす練習をしているようなもの、 人間の本質は優しさと弱さだと、教えられているようなものだと思った。という話。(写真:フォトAC) 【薄っぺらな人も厚みのある人も、同じように周囲を動かす】 世の中には薄っぺらな人間はいない――そう言いたいのですが、いることはいます。仮面を剥いだらその下に何もないような、のっぺらぼうのような人間がやはりいて、逆に、中国の伝統芸能「変面」みたいに下から下から、いくらでも仮面の現れる人もいます。 ただし薄っぺらな人の人生に価値がなく、多…

  • 「コーダ(聞こえない親のもとで育つ、聞こえる子どもたち)を、押さえておくべき視点として学んだ」~夏ドラマから知ったこと考えたこと②

    NHKドラマ「しずかちゃんとパパ」を見て、 コーダ(CODA: Children of Deaf Adult/s)について学んだ。 アダルトチルドレンやカサンドラ症候群のように、 子どもの問題を考える上で押さえておくべき家族の偏差だ。という話。(写真:フォトAC) 【コーダ(CODA: Children of Deaf Adult/s)】 「しずかちゃんとパパ」は耳の聞こえない写真館の店主(笑福亭鶴瓶)とその一人娘しずか(吉岡里穂)を中心として、写真館のある商店街の再開発事業をもくろむ企業から送り込まれた青年(中島裕翔)の絡む恋愛・ホームコメディです。 母親も耳が不自由でしたがすでに他界してお…

  • 「今年の夏はこんなテレビを見て過ごした」~夏ドラマから知ったこと考えたこと①

    今年の夏のテレビドラマ、なかなか見るべきものが多かった。 そのうち23本を見始め、12本を最後まで見て、 4本を特に気に入り、こだわっていた1本を投げ捨て、 評判の1本には同調できなかった。という話。(写真:フォトAC) 【2023年夏ドラマ】 9月もいよいよ終わりに近づき、7月から始まったテレビの夏ドラマのほとんどが最終回を迎えました。なかなか見るべき番組の多い夏でした。 教員をやめてから驚くほど増えたのが小説を読む時間とテレビドラマを観る時間。小説もドラマも、生きていく上で、あるいは教員として働く上で必須のものではないので、ずっと犠牲にしてきたものです。とにかく忙しくて読みかけのページを次…

  • 「心当たり、ハーヴの今と私の想い」~子どもの姿が見えてくるとき④

    ハーヴにDCD(発達性協調運動障害)があるとして、 重複障害はないのか。何か原因めいたものはあるのか、 予兆は? そしてこれからどう対応していくか、 そして私は?。という話。(写真:フォトAC) 【重複障害の可能性】 ハーヴのDCD(発達性協調運動障害)はきちんと診断の着いたものですからこれは間違いないのですが、DCDは注意欠陥多動性障害(ADHD)や自閉症スペクトラム障害(ASD)との重複障害、もしくは並立も少なくない障害です。そこでADHDやASDの可能性を疑ってみると、確かにそれらしい面がないこともありません。 例えば勉強は好きなのに集中力に欠け、ケアレスミスの多いこと、おそらく身体接触…

  • 「DCD(発達性協調運動障害):悲しきグリーンベレーの話」~子どもの姿が見えてくるとき③

    私が初めてあった自閉症スペクトラム障害の子どもは、 信じがたいほどの運動オンチだった。 こうした、生活に支障をきたすような運動障害をDCDと言うらしい。 私の孫が抱えている困難がそれだ。という話。(写真:フォトAC) 【初めて会った発達障害のあの子】 いまから四半世紀前、ある小学校の5年生のクラスで、私はひとりの特異な男の子の担任をしていました。わずか14人の小さなクラスでしたが、その子と、もう一人のとても奇矯な反応を示す女の子のために、かなりしんどい学級経営を強いられていた時期です。 後に気が付くのですが、私はこの二人から、発達障害というものを身をもって徹底的に教えられたとも言えます。 当時…

  • 「ボクにはできないことがたくさんある」~子どもの姿が見えてくるとき②

    8歳になった初孫のハーヴが何となくおかしい、妙に不器用だ。 最初にそのことに気づいたのは、いつも一緒によく遊ぶ父親だった。 そして4歳下の弟が、自分がやって見せることで、 兄のできないことを浮き彫りにする。 という話。(写真:フォトAC) 【ハーヴにはできないことがたくさんある】 ハーヴの異常に最初に気づいたのは父親のエージュでした。現役の小学校教員ですし、ハーヴたちと遊ぶことをまったく苦にせず、いつも一緒に何かをしているような人なので発見も早かったのです。 まず気づいたのはハサミの使い方でした。子どもは2歳~3歳でハサミが使えるようになると、面白くて面白くて切っていけないものまで切ってしまう…

  • 「誕生日が過ぎても使える『誕生日プレゼント引換券』の話」~子どもの姿が見えてくるとき①

    3カ月前、孫のハーヴは誕生日のプレゼントが決められず、 ほとんどパニックになっていた。 「誕生日プレゼント引換券」で何とか凌いだが、 誕生日に何をもらうかなんて、本来、大した問題ではないだろう。 という話。(写真:フォトAC) 【誕生日が過ぎても使える「誕生日プレゼント引換券」の話】 8歳になった孫のハーヴから電話があり、「誕生日のプレゼントが決まったのでお願いします」とのこと。「ン? 何に決まったの? 何が欲しいの?」と訊くと、なにかモジモジした感じで様子がはかばかしくなくなって、スマホの向こうから、「お母さんが変わってあげようか」という声がして娘のシーナに代わります。欲しいのは8000円も…

  • 「大腸の イボひとつ採り 夏の果て」~高齢者の日常とは身体に耳をそばだてること③

    大腸のポリープをひとつ採ってきた。 2年前の取り残しだという。 何かすっきりしないが、そういうものだろう。 同じ時期、友人のひとりは大腸がんを摘出した。 という話。(写真:フォトAC) 【大腸のポリープをひとつ取ってきた】 一昨日、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に関する二日目のブログ記事を書きながら、ちょっと気の重いことがありました。それは翌日(つまり昨日)に迫っていた大腸ポリープの手術のためです。大腸ポリープの除去手術は2年前にもやっており怖いとかはなかったのですが、前日からの食事制限や、当日、ゲップが出るほどの下剤を飲んでそのあとトイレに何度も行かなければならないことが――健康ならしなくて済…

  • 「一晩に132回、最長5分39秒に渡って、私は呼吸をしていない」~高齢者の日常とは身体に耳をそばだてること②

    夜中に何度も目を覚ます。 もしかしたら睡眠時無呼吸症候群のためかもしれない。 そう思って検査を受けたら、一晩に132回、最長5分39秒に渡って、 私は呼吸をしていないことが分かった――。 という話。(写真:フォトAC) 【睡眠時無呼吸症候群(SAS)】 睡眠時無呼吸症候群(SAS)というのは睡眠中に何度も呼吸が止まる病気です。昔は泊を伴う宴会などで、先に眠ってしまった人が迷惑なほど大きないびきをかいていたと思ったら突然とまり、「あれ? このひと息してないんじゃない? 死んだのか?」と不安が一気に高まったところで、異常に大きなため息とともに息を吐き出したり、音を立てて吸い込んだりした“あれ”です…

  • 「私は夜中に息をしていないらしい」~高齢者の日常は身体に耳をそばだてること①

    就寝中、しばしば息が止まっていると妻から言われた。 以前にも調べたことがあるので気にしないでいたら、 夜中に何度も目覚め、睡眠時間がどんどん削られていく。 私の体に何が起こっているのだ? という話。(写真:フォトAC) 息子アキュラの結婚式があって何かと落ち着かなかった8月が終わり、日常が戻ってきました。老人にとっての《日常》の一部は、病院に通うこと、通わないにしても病気の心配をすることです。 【あなた、息していないわよ】 結婚式の余興のひとつに新郎新婦が互いに「あ~ん」と言い合いながらケーキを食べさせる《ファースト・バイト》というのがあって、親がその手本をさせられたという話はしました。いい齢…

  • 「貧乏人こそ結婚しろ:結婚式の経済学と本質的でない最後のアドバイス」~息子アキュラの結婚式で考えたこと⑤

    金がないから結婚できないと思っているあなたに、 とんでもない思い違いだ。貧乏人こそ早く結婚しろ。 そしてもうひとつ。式や披露宴のあり方には、 別の原理もあることを忘れるな。 という話。 (写真:フォトAC) 【貧乏人こそ結婚すべき】 よく「お金がないから結婚ができない」というカップルの話を聞きます。しかしそれが純粋な金銭問題だとすると、とんでもない思い違いだと教えてあげなくてはなりません。なぜなら、貧乏人こそ早く結婚して安定した生活を送るべきだからです。 古に「一人口は食えなくても二人口は食える」というように、二人暮らしはひとり暮らしよりはるかに経済的です。キャベツ一つ買ってきても豆腐一丁買っ…

  • 「無視してもいいけど、無視すると面倒でもある結婚式の家族関係論」~息子アキュラの結婚式で考えたこと④

    古くからあって、すでに時代遅れとも思われていること――、 そうした《昔の常識》が今も生きている場合がある。 無視してもいいが、無視する以上は覚悟が必要だ。 意外なものが連動する。 という話。 (写真:フォトAC) 仕事をする上で、前年度踏襲は良くないという言い方はしばしばされるところです。しかし冠婚葬祭のような長く続いて来たものを変える場合は、よほど丁寧に吟味しないとあちこちで軋みが生じます。 例えば結婚式と披露宴。 【親戚や友人への挨拶:一気にやってしまうのが楽】 アキュラは親戚友人を招いて普通程度には盛大に式・披露宴を行いましたが、これが全くせず、神社で手を合わせただけで済ませたらなにがど…

  • 「式はどこから来たのか、結婚式とは何か、式はどこへ行くのか」~息子アキュラの結婚式で考えたこと③

    息子の結婚式の招待状を息子からもらう――。 本来は親が主催者なのだからありえないことだ。 結婚式から神主も牧師もいなくなり、披露宴からは上司・同僚が消える。 そのくせ残る昔ながらの余興や挨拶――不思議で難しい世界だ。 という話。(写真:アキュラ提供) 【息子夫婦の結婚式に招待される】 息子のアキュラは合理主義者で、ダメだと分かると人に任せるのも早いが、自分でやると決めたらそれも頑固だという話はしました。子どものころから実力もないくせに独立心は強く、親に相談すれば何か言われる、金を出させれば口も出されると思い知っているのか、大切なことは何も言わないし、金については潔い子でした。 今回の結婚式・披…

  • 「結婚式の社会学と無礼で居心地の悪い披露宴の話」~息子アキュラの結婚式で考えたこと②

    結婚式に関してこれといった一家言があるわけではない。 冠婚葬祭も時代とともに変わっていい。 しかし参加者があまりにもないがしろにされる式はいかがなものかと、 かつて非難したのと同じ式・披露宴を、わが子が挙げる――。 という話。(写真:フォトAC) 【親のメンツが守られる結婚式】 私は臆病な保守主義者で、変化することや変則的なことを好みません。 冠婚葬祭に対しても、中には「これ、ほんとうにやる意味があるの?」と思うようなものもあるのですが、首を傾げながらも、最低限のことは常識的にやろうと努めています。 ひとつには私が無知で、実は意味があるのにわかっていない、という場合を恐れているからです。特に地…

  • 「このソーメンは何ですか?」~息子アキュラの結婚式で考えたこと①

    久しぶりに結婚式・披露宴に出た。息子の式・披露宴である。 しかしずいぶんと様変わりしたものだ。 ソーメンを持たされたり、ケーキを食べさせられたり、 愛を渡され、育てることを約束させられたり――、 という話。(写真:SuperT) 【久しぶりの結婚式】 昨日は息子のアキュラが、1年先延ばしにしてあった結婚式をようやく挙行したというところから話を始めました。先延ばしの理由は「コロナその他」としましたが、正確に言うと「事情があって式・披露宴を先延ばしにした」のではなく、「事情があって入籍を極端に急いだ」ので式までの時間が空いたのです。 どういう事情かというと、息子たちが知り合ったのが5年前の九州熊本…

  • 「学校コロナはこれからがたいへん(かも)」~学校の感染状況と対応は世間とまったく違う。

    息子のアキュラ、新型コロナ感染を避けて結婚式を挙げたのに欠席者が続出。 そこで調べると、何やら不穏な雰囲気が・・・。 高齢者の感染はすでに8波を越えた。 そしてさまざまなウイルスを持った子たちが、学校に戻って来た。 という話。(写真:フォトAC) 【アキュラ結婚式を挙げるも、第二の母の家族が来ない】 息子のアキュラが結婚式を挙げました。 籍は1年も前に入れてあったのですが、コロナその他の事情で1年先延ばしにしてあったのです。幸い新型コロナ感染症も5月8日に5類に移行し、猛暑を通り越してマスクをつける人の割合も減り、コロナ前と同じ雰囲気の結婚式が挙げられるようになった、一年延ばしてよかった、メデ…

  • 「私だって専門家だ。やりたいこともやれることもある」~今の働き方改革は教師を幸せにするのだろうか⑤

    教師の質が下がったわけではない。とにかく仕事を増やし過ぎた。 その仕事を減らさない以上、国としても人を増やさざるをえない。 部活も進路指導も子どもや家庭への支援も、専門家に任せるべきだ。 そんな専門家がいるかどうかは知らんけど――ってことでいいのかな? という話。(写真:フォトAC) 【道具は奪って、ロクでもない仕事を増やした】 古い人間は古いものごと・古い制度に固執したがるものです。したがって私がこれから申し上げることも、単なるノスタル爺のノスタルジーなのかもしれません。 しかし私には理解できないのです。 生活にメリハリをつけるための各種儀式や体育行事、修学旅行など旅行行事や文化祭などの文化…

  • 「仕事を減らさず、人も増やさず、時数を減らせば首は締まる」~今の働き方改革は教師を幸せにするのだろうか④

    どんな手段を使ってもいいから指導時数を削れ、 人間を育てる必要はない、知識・技能で十分だ。 そう言われて素直でいられる教師がどれほどいるのか? 働き方改革は下手をすると有能な教師の意志を挫く。 という話。(写真:フォトAC) 【文科省は教師に喧嘩を売るのか?】 8月28日に出された中教審部会の「教師を取り巻く環境整備について緊急的に取り組むべき施策」に関する記事を見て、真っ先に腹を立てたのは、 すべての学校の授業時数を点検し、特に標準授業時数を大幅に上回っている学校(年間1,086単位時間以上)は、見直すことを前提に点検を行い、指導体制に見合った計画に見直す。という部分に対してでした。中教審の…

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