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カイト・カフェ https://kite-cafe.hatenablog.com/

教育を中心に日々の関心事を書いています。基本的に週日更新。学校に合わせて長期休業も取っています。

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2017/12/16

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  • 「日本人は同調圧力に負けてマスクをし続けるのか」~それぞれの国のそれぞれの同調圧力

    久々に都会に出たが、人出は多く、そのほとんどがマスクをしている。 彼らは同調圧力に屈した人々なのだろうか? 少なくとも私はそうではない。自らマスクを選び取ったのだ。 同調圧力なんてどこの国にもあり、日本が特別なわけでもないはずだ。という話。 【東京に行ってきました】 ちょっとした用事があって久しぶりに東京に行ってきました。そのついでに美術館に行ったり東京駅近くで知人と食事をしたりと、私としては極めて珍しい2日間を過ごしてきました。 コロナ感染第8波上昇中というのに何をしているのだと自分自身思わないわけではありませんが、一方で感染予防が叫ばれながら他方でマスクを外して旅に出ようみたいな政府のキャ…

  • 「日本人ブランドを高め、維持する」~ワールドカップ清掃の何が悪い!②

    ワールドカップの会場での清掃は、 結果的に日本人ブランドを高め、維持することに繋がる。 企業の仕事も外交もやり易くなる。それをわざわざ、 ゴミを増やして、彼の国の身分制度を維持してやる必要はない。 という話。(写真:フォトAC) 【いきり立つほどのことはなかった】 カタールのサッカー・ワールドカップ会場では、日本人サポーターたちが敗戦にも関わらずスタジアムを清掃して、また海外のメディアで評判になっています。別の国では敗戦に怒った市民が暴動を起こしたといった報道もあり、対比されたわけでもありませんが、自ずと日本の評価を高めることになりました。諸外国はサッカーで暴動を起こすくらいが当たり前ですから…

  • 「不道徳な人間に道徳を教えられる」~ワールドカップ清掃の何が悪い!①

    残念ながら昨夜のコスタリカ戦は零封殺。 しかし負けたスタンドとロッカーで、そのあと黙々となされたことがある。 その場を清掃し、整えることだ。 この美風に、何人たりとも、ケチをつけてはいけない。 という話。(写真:フォトAC) 【封殺されたそのあとで】 生粋のコンジョウナシで、期待が裏切られるのが怖いばかりに昨夜も午後7時のキックオフをリアルタイムで見ることができず、NHKニュースを見たあとで30分ほど家事をし、8時からは「鎌倉殿の13人」で実朝が暗殺され、公暁が惨殺されるのを見たところでチャンネルを変えると、間もなく日本代表がカタールで封殺されてしまいました。 どうやら日本チームは私が見ていな…

  • 「財産はあってもなくても、いざという日のためにやっておくこと」~財産は残せばいいというものでもない③

    自分が死んだあとで、子どもたちが遺産を巡って不仲になるのは困る。 自分が死んだあとで、財産がどこにあるのか分からないのも困る。 自分が稼いだ金が手つかずのまま残るのも、早く底をつくのも困る。 老人の悩みは尽きないが、ここに名案がある。という話。(写真:フォトAC) 【定年を迎えたら、そろそろ遺言状を書く】 子どものいない夫婦で、夫が死んだらとたんに今まで付き合いのなかった夫の兄弟姉妹が現れて、遺産の半分も持って行ってしまった、というような事態を防ぐ方法は簡単です。遺言状を書いておけばいいのです。 自筆で、「全財産を妻に譲る」と書き、日付を入れて署名捺印。それだけでいいようです。さらに財産目録を…

  • 「財産の少ない家でこそ起こる 血みどろの争い」~財産は残せばいいというものでもない②

    子どものいない家で夫が亡くなる。しかし遺産の半分しか妻のもとに残らない。 財産の少ない家で、わずかな遺産を巡って血みどろの兄弟争いが起こる。 それらすべては、 故人が生きているうちに、やるべきことをやっておけば防げたはずのことだ。 という話。(写真:フォトAC) 【夫婦子ナシ、しかし夫の遺産すべてが妻のものとは限らない】 一昨日は最後の方で「法定相続人が妻ひとりだったりすると基礎控除額は3600万円しかありません」と書きましたが、これは少し誤解を招きやすい表現です。と言うのは「法定相続人が妻ひとり」というのは極めて稀なケースだからです。 「え? 子どものいない夫婦なんて世の中ざらで、その場合、…

  • 「老後の心配は貧困だけじゃない」~終活のススメ①

    老後を年金だけでは生きてはいけない、最低2000万円は必要だという。 しかし普通に準備すれば2000万円はそれほど大きな額でもない。 個人の積み上げていける財産は意外と多いものだ。 問題はむしろムダに残してしまうことかもしれない。 という話。(写真:フォトAC) 【老後のための2000万円、実はたいしたことはない(かもしれない)】 昨日のスポーツくじで6億円当てた男性が、その後も堅実に生き、高級外車や高級時計を買ったりタワマンを購入したりしてもなお投資で5000万円の上積みをし、現在の悩みは「6億円が目減りすることには痛みがある」「死ぬときは財産でゼロであってほしい」という矛盾とどう付き合って…

  • 「金が減るのも残るのも嫌だ」~やはり宝くじの高額当選者は思ったほど幸せではない

    宝くじの高額当選者の話を読んだ。人は何億円もの金を手に入れても、あまり生活を変えないようだ。よく考えてみるとそれもありがちなこと。しかしそうなると、高額当選者であることの意味は何なのだろう。という話。(写真:フォトAC) 【10年前、宝くじで6億円当たった男はどう生きたか】 スポーツくじで6億円当てた男性が、その後の10年間を語るという文春オンラインの記事を面白く読みました。 bunshun.jp bunshun.jp 要点は次のようなものです。 “宝くじ当選者のヤバイ末路”みたいなことにはならず、生活はほとんど変わっていない。 とりあえずそのうちの5億5千万円分は、すぐに銀行に金融商品を買わ…

  • 「知の伝承:どうでもいいことまで伝わっていく」~元教え子が昔の私を呼び覚ます

    フェイスブックに昔の教え子が投稿した「どうでもいい話」、 実は私が数十年前に教えた話だった。 こうして「どうでもいいこと」は伝承していく。 しかし「どうでもよくないこと」だって密かに伝わっていくものだ。 という話。(写真:フォトAC) 【元教え子が昔の私を呼び覚ます】 フェイスブックにアカウントを持っていて、あまり熱心にやっているわけではありませんがときどき更新しています。その始めたばかりの時期、私を探し当てた元教え子からいくつか友達申請があり、これも頻繁にやり取りしているわけではありませんが、お互いに「いいね」を押し合ったりしています。 元教え子たちの「いいね」には「見守っていますよ」といた…

  • 「やはり小学校英語はいらない」~1%のエリートのために99%の凡人が苦しむことはない

    生涯、英語を使う機会がほぼゼロである日本人の割合は90%。 必要に迫られて仕事で英語を使うことの時々ある日本人は9%。 外国語習得に必要な時間はおよそ2200時間。 そう考えると、やはり小学校英語はいらない。 という話。(写真:フォトAC) 【翻訳アプリがあれば、英語を勉強しなくてもいいのか】 昨日のYahooニュースに転載されていたAERAdot.の記事が面白かったので紹介します。「翻訳アプリがあれば、英語を勉強しなくてもいいのでは」 自動翻訳の専門家はどう答える?という記事です。 内容をかいつまんで言うと、 一生にわたって英語を使う機会がほぼゼロである日本人の割合は人口の約90%である。 …

  • 「“結局最後は人間”というもどかしさ。だが仕方ない」~なぜあの子は車内で死ななければならなかったのか②

    父親の思い込みから発生した岸和田の女児置き去り死事件。 最後の砦はクラス担任の欠席連絡だったはずだ。 しかしなぜそれができなかったのか。 そこにはおそらく相応の理由がある。という話。(写真:フォトAC) 【欠席確認、ほんとうに忘れただけなのだろうか】 中学校で欠席確認を怠ったばかりに、二度も危うい目に遭いそうになった私も、小学校に異動してからはそうした事故を起こしませんでした。なぜなら小学校の担任はほぼ一日中、自分のクラスに張り付いていますから、不在児童の確認連絡を忘れてもすぐに思い出せるからです。 それは保育園も同じで、保育士の場合、小学校よりもさらに対応する子どもが少ないですから、よほどの…

  • 「欠席確認の怠り、私にも経験がある」~なぜあの子は車内で死ななければならなかったのか①

    父親の些細な勘違いから2歳の女の子が死んだ。 しかし保育園が一本の確認電話を入れるだけで起こらなかった事故だ。 なぜその程度のことができなかったのか。 ところが私自身にも同じ経験が、しかも二度もあるのだ。という話。(写真:フォトAC) 【欠席確認の怠り。私にも経験がある】 大阪の岸和田で2歳の娘を保育園に預けたと思い込んだ父親が、9時間に渡って車内に放置、熱中症で死なせてしまうという事件がありました。一義的に責められるべきは父親で、ご自身も繰り返し自責の念に苦しめられていると思いますが、ここに来て、子どもの登園していないことを確認しなかった保育園の責任についても、問う報道が目立つようになってい…

  • 「高齢者のあることのやっかい」~伯母が100歳の誕生日を迎えて

    先日、伯母が100歳の誕生日を迎えた。私の母も95歳。人はなかなか死なないものだ。しかし一般的な人の死から逆算すると、私の余命はあんがいと短い。高齢者の余命問題、どう考えたらいいのだろう。という話。(写真:フォトAC) 【キンは100シャイ、ギンも100シャイ、伯母も100歳】 先週の金曜日(11月11日)は伯母の誕生日でした。 だから何だというような話かもしれませんが、書いた私自身が高齢者であることを加味してもらうと、この文に多少の重みあるいは変化が出てくるかも知れません。 100歳だそうです。 今年初めて知ったのですが大正11年11月11日のゾロ目誕生日で、中国では独身者の日ですが、伯母は…

  • 「不登校対応の極意:この子の親友だったら何と言ってあげるのだろう」~不登校もいじめも過去最多について⑨

    もっともカウンセリングに向かないはずの親にしか、もっとも有効なカウンセリングはできない。不登校の回復の過程は、親が優秀なカウンセラーとなる過程なのかもしれない。という話。(写真:フォトAC) 【不登校の着地点】 不登校の指導の場で「登校することが目的ではない」という言い方があります。しかし子どもが生き生きと学校に通うようになったら、それが最良の状況であることは間違いないでしょう。何といっても日中、同い年の子どもが一番多くいる場所が学校ですからさまざまな経験ができます。 しかし何も学校に行くことがすべてでないことには私も同意します。学校外に生き生きと生きることのできる場所があれば、あるいは学齢期…

  • 「子どもを『受け止める』とは、こういうことだ」~不登校もいじめも過去最多について⑧

    自分の心の中の曖昧模糊としたものに形を与える、その手伝いをするのがカウンセリングだ。不登校からの回復があったとすれば、そこに優秀なカウンセラーがいたはずで、おそらくそれは親だったのだ。という話。(写真:フォトAC) 【カウンセリングとは何か】 カウンセリングとは何か。 私はそれを、 「来談者本人が、心の中にある曖昧模糊とした不安や苦しみ、悩みや哀しみ、怒りなどを、見えるかたちに表現するためのお手伝い」 と考えています。 心の中のはっきりしないものを見える形にすることを、対象化とか客体化とか、あるいはモノ化と言います。私個人は「モノ化」が一番しっくりします。手に取ってしげしげと観察できるようなも…

  • 「不登校問題では、私は医師もカウンセラーも信じない」~不登校もいじめも過去最多について⑦

    不登校に関して、医師やカウンセラーに頼り切ることはできない。過去50年間、魔法のように不登校を終わらせた専門家も、呪文のようにすべてを解いた言葉もない。しかし不登校から戻ってきた子たちも大勢いるのだ。という話。(写真:フォトAC) 【不登校問題では、私は医師もカウンセラーも信じない】 不登校に関して、私は医師やカウンセラーに私怨があります。 もう40年近く前のことになりますが、学校に来にくくなっている子どもたちを指導している最中に医師やカウンセラーの指導が入って、片っぱしから持って行かれたという思いがあるからです。 この子はまだ休ませる状況ではない、いまはまだがんばらせる段階だ――そう思って私…

  • 「学校に行けない状況はまず分析されなくてはいけない」~不登校もいじめも過去最多について⑤

    不登校にはさまざまなかたちがある――。そんな当たり前のことが長いこと見過ごされてきた。保護者や教師は現場で現実的な対応を続けてきたが、マスコミや政府のレベルでは今も平板だ。という話。(写真:フォトAC) 不登校や心理の専門家の言う「受け止めてください」「受け入れる姿勢で」「寄り添って」、あるいは「こころの居場所をつくって」「そのままのキミでいいよと知らせてあげて」等々について、具体的にどういうことなのか考えてみたいと思います。 しかしその前に、これらの助言がまったく意味をなさない不登校もいるので、まずその点について考えておきます。 【「登校拒否は病気じゃない」の功罪】 1989年に出版された奥…

  • 「皆既月食のウンチク」~今夜は皆既月食

    今夜は皆既月食(6時9分ごろから)。しかし月が太陽の反対側に来るのは毎月のことじやないか?なぜ月食は毎月起こらないのだろう?という話。(13年前の記事ですが) kite-cafe.hatenablog.com

  • 「不登校問題の専門家たちが仕事をしていない」~不登校もいじめも過去最多について⑤

    2021年度「問題行動・不登校調査」の結果によると、不登校はわずか1年の間に、25%、5万人近くも増えてしまったという。それなのに世の人々は何の感慨もなくやり過ごしてしまい、こころの専門家たちは空しい助言を与えるばかりなのだ。という話。(写真:フォトAC) 【不登校が1年間で25%も増えても誰も動かない】 10月27日に公表された2021年度「問題行動・不登校調査」によると、病気や経済的理由などとは異なる要因で30日以上登校せず「不登校」と判断された小中学生は24万4940人と過去最高を記録しました。 1998年以降12万人から14万人程度で高止まりしていた不登校の児童生徒数は、2012年ごろ…

  • 「いじめはなくなることも減ることもないが、諦めることもない」~不登校もいじめも過去最多について④

    形式的にも実体としても、いじめはなくなることも減ることもない。中身は刻々と難しくなっていく。しかし諦めることもない。私たちにはまだまだやれることが残っている。という話。(写真:フォトAC) 【「いじめ」も「いじめもどき」も、なくなることも減ることもない】 学校からいじめをなくすことができるのかといえば、まず不可能です。いじめ防止対策推進法におけるいじめの定義が「当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているもの」である限り、絶対になくなりません。学校の重要な任務のひとつが人間関係の教育(いわゆる道徳)である以上、さまざまな活動の中で「心理的物理的影響を与える行為」が繰り返され、その中で児…

  • 「いじめの指導が難しいのは、心を問題にするからだ」~不登校もいじめも過去最多について③

    いじめかどうかは被害にあった子が「心身に苦痛を感じている」かどうかで決まる。いじめの指導が難しいのはそのためだ。みんなで苦痛の見積もりが異なる。しかし具体的行為については、乖離はそれほど広がらないだろう。心の指導なんて、落ち着いた時間に、日常的にやればいいのだ。という話。(写真:フォトAC) 【カエサルのものはカエサルに】 あだ名で呼ぶことを含めて、軽微なからかいから恐喝・傷害事案まで、いじめと疑われるものはすべて収集したいという文科省の欲望も分からないわけではありませんが、指導する側からすれば程度によって指導方法がまったく異なりますから、十把一絡げに「いじめ」と言われても困る場合も少なくあり…

  • 「いじめ調査バブル、子どもも教師も訴えたもの勝ち!」~不登校もいじめも過去最多について②

    文科省はできるだけ多くのいじめ報告を要求する。報告の多い学校は立派で、少ない学校は怪しいとさえ言うのだ。だから学校は限りなくいじめもどきを掘り出し、対処する。子どもはケンカさえできなくなり、いじめ自体は地下運動化して、残る。という話。(写真:フォトAC) いじめの認知件数が増え続ける背景には、「いじめ」と定義される範囲が、取るに足らない軽微なものから警察が対応すべき暴力まで、広すぎるという事情がある――そんなふうにお話ししました。しかし原因はそれだけではありません。 【いじめは訴えたもの勝ち】 昨日見たようにいじめの定義が主観主義の立場を取って「児童生徒が心身の苦痛を感じているかどうか」が基準…

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