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カイト・カフェ https://kite-cafe.hatenablog.com/

教育を中心に日々の関心事を書いています。基本的に週日更新。学校に合わせて長期休業も取っています。

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2017/12/16

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  • 「学校はいいところだ(皆さま、よいお年を)」~悪い方向からしか見てもらえないけど

    まだ暗い朝の町を、もうとっぷり暮れた夕暮れの街を、 子どもたちは静かの登下校している。 大変だね。しかし楽しい毎日なら何の苦にもならないよね。 そう言っていい子どもたちの方が、実は圧倒的に多いのだけどね。という話。 (写真:フォトAC) 【学校はいいところだ】 昨日は冬至。一年で一番夜が長く、昼の短い日でした。その短い昼の始まる直前、午前7時前のうす暗い中を、中学生が登校していきます。同じ日の夕方、午後7時近くの暗闇の中を、同じ中学校の生徒が家路をたどっていきます。部活のほとんどない時期だと思うのですが、なぜこんなに早くから遅くまで、子どもたちは学校にいなくてはならないのでしょう? かつて自分…

  • 「教員のアカデミズムの終焉」~昔の教師は教養人の端くれでありたがった②

    昭和の教師たちには自ら作り上げたさまざまな研修機会があった。 読み合わせ、職員文集、同好会、忘年会の寸劇・・・。 しかしそれも平成の声を聞くと瞬く間に消えていってしまった。 仕事に仕事が被さり何もできなくなったのだ。これでいいのか? という話。(写真:フォトAC) 【教員のアカデミズム】 昭和30年代くらいまで、教職はエリートの就く仕事で、それだけに文化的志向は強く教養のレベルも高かった、昭和最晩年であってもその遺風は残っていた、というお話をしました。代表的なひとつが忘年会の出し物として提供された寸劇です。もしかしたら明治時代から連綿と続き、戦後は三島由紀夫や五木寛之も出演したという「文士劇」…

  • 「教師の素人芝居が理解できた時代」~昔の教師は教養人の端くれでありたがった①

    いよいよ冬休みまであと三日だが、 大昔、この時期になると妙に忙しい教員集団がいた。 忘年会の出し物の練習をしていたのだ。 それほど余裕があったとも、文化的渇望が強かったとも言えるのだが。 という話。(写真:フォトAC) 【東京都練馬区の冬休みの謎は深い】 いよいよ日本中の小中学校の大部分が今週いっぱいで授業終了。24日の土曜日から冬休みに入ります。 ちなみに24日・25日は土日ですから冬休みでなくても休日。また長期休業最終日の1月9日(月)はハッピーマンデー制度による成人の日でそこまで3連休です。この前後の5日間の休日を“冬休み”と考えるかどうかは自治体によって違っているようなのです。 例えば…

  • 「年賀状じまいの作法」~ショートメールで連絡が来て腹が立った話

    お互いに年賀状はやめしょうという話がショートメールできた。 いきなりのぶっきら棒なやり方に腹が立った。 ことを進めるには手順があるじゃないか――。 そこで私は考えた。 という話。(写真:フォトAC) 【年賀状じまいの通知がショートメールで来た】 突然ショートメールにこんなメッセージが届きました。「ご無沙汰しています。元気ですか。今年からお互いの年賀状のやりとりは、やらないということで、よろしくお願いします」 送り主は4歳年上の従兄で、かつての同業者、教員。しかしここ十数年は親戚の葬儀でしか会わない人です。子どものころはかなり仲がよく、というよりはジャイアンとスネ夫みたいな関係で、もうひとりのジ…

  • 「萩生田政調会長!給食のことは放っておいてください」~黙食は何が何でもやめさせなければならない重要案件なのだろうか

    6人の小中学生が自民党の萩生田政調会長を訪ねて、 給食の黙食をやめてほしい気持ちを伝えたという。 しかし黙食は喫緊・最大の教育課題なのだろうか? そもそも黙食ってそんなに悪いことなのか? という話。(写真:フォトAC) 【小中学生、陳情に走る】 先週金曜日のNHK「NEWS WEB」に「“おしゃべりしながら給食を” 小中学生が要望」という記事がありました。 内容はタイトルそのもの、それ以上でも以下でもありませんが、ほんとうに字面通り「みんなとおしゃべりをしながら給食を食べたい」と、たったそれだけのことを訴えるために、神奈川県と群馬県から6人もの小中学生が自民党本部を訪問し、萩生田政調会長も時間…

  • 「保育士や教師は、自分たちの子をそんなふうに育ててはいない」~子どもの心にどんな小さな傷も与えてはいけない③

    人権を守ることへの厳しすぎるほどの姿勢は欧米に由来する。 しかしその欧米は、決して弱者に甘い国々ではない。 その欧米の厳しい基準をもって日本に被せれば、 日本の子どもは大人社会を生きていけない。 という話。(写真:フォトAC) 【高い人権意識はどこからくるのか】 静岡県裾野市の私立保育園において園児虐待を通報した内部告発者の高い人権意識、それを支える人権思想はどこから来たものか――。これは基本的に英仏を中心とするヨーロッパで生まれ、合衆国で育ったものだと私は考えています。虐待かどうかの基準は合衆国にあるのです。 アメリカを参考に子どもの人権や安全安心を考えようとする動きは、例えば昨年から今年に…

  • 「だれも気づかなかった虐待を“正義の人”が見ていた」~子どもの心にどんな小さな傷も与えてはいけない②

    静岡県裾野市の私立さくら保育園児童虐待事件。 報道された内容がどうしても映像として浮かんでこない。 しかしほぼ確実なのは、それを冷徹な”正義の人“が見ていたということだ。 そしてやがて裾野に、全国の正義の目が集まってくる――。 という話。(写真:SuperT) 【何が起こっていたのか】 静岡県裾野市の私立保育園園児虐待事件、これに限らず報道が一斉に動く場合、しばしばマスコミ記事は細かな点で信用ならないことがあります。各社こぞって記事にするといっても一日や二日で集まる情報は似たり寄ったりで、後追い記事はうっかりすると他社の書き写しみたいになってしまいますから多少色付けをするわけです。その色付け部…

  • 「私立さくら保育園、児童虐待の16の大罪」~子どもの心にどんな小さな傷も与えてはいけない①

    静岡県裾野市の私立保育園で、保育士による大きな虐待事件があった。 ところが私にはその重大さが理解できないのだ。 事例のほとんどは、私が自らの子にしてきたことと同じだ。 現代の保育・教育の場には、昭和の常識がまったく通らない部分がある。 という話。(写真:フォトAC) 【さくら保育園、児童虐待の16の大罪】 静岡県裾野市の私立保育園で起きた園児虐待事件、新たな証言も出なくなり、容疑者3人が逮捕されて報道もひと段落したみたいです。 事件そのものは裾野市の私立さくら保育園において、6月から8月にかけて三人の保育士が1歳児クラスで虐待を重ねていたというもので、11月29日付静岡新聞朝刊に記事が載ると翌…

  • 「第三次世界大戦は始まっているのかもしれない」~軍事オタクとしての金正恩も参加してくる

    清水寺の今年の漢字が「戦」になった。 言われずとも確かに、今年一年はウクライナの戦争報道に明け暮れた。 陰に陽に参戦する国々は第一次世界大戦に匹敵する。 もしかしたらもう第三次世界大戦は始まっているのかもしれない。 という話。(写真:SuperT) 【第三次世界大戦は始まっているのかもしれない】 毎年恒例の京都清水寺の「今年の漢字」が「戦」だそうで、昨日発表がありました。むべなるかなという感じです。今年2月末に始まったウクライナ戦争は当初の見通しを大きく外し12月の現在も続いています。来年の末になっても終わらないという専門家もいます。 構図としてはロシア対ウクライナで始まった戦争が、今や西側連…

  • 「さて、そろそろ年賀状の準備をしなくちゃ」~私はこんな賀状をつくってきた

    12月も中旬に差しかかって、そろそろ年賀状を用意をしなくてはいけない。 昔はこれも楽しみだった。 しかしコロナ禍も3年。なかなか人に話せるような楽しいこともない。 今年はどうしようか。 という話。(写真:フォトAC) 【そろそろ年賀状の準備をしなくちゃ】 12月もそろそろ中旬。大昔に比べると年末ぎりぎりの年賀状も意外と元旦に届くようにり、あまり慌てることもないのですが、何しろ冬の農閑期、多少の時間はあるのでそろそろ手をつけようかと思っています。 そうは言っても一種類だけ作るのではなく、一年間の家族の様子を知らせる「親戚・家族・お世話になった人向け」、少しくだけた私自身の「友人・元同僚向け」と二…

  • 「真っ昼間、キツネに遭った」~キツネを巡るetc(エトセトラ)

    夜行性のはずのキツネに、真っ昼間、遭った。 こちらに気づくといったん止まり、カメラ目線でじっとしている。 撮影が終わると、退散。 そんなキツネについてちょっと調べてみたくなった。 という話。(写真:SuperT) 【真っ昼間、キツネに遭った】 買い物の必要があって昼前に畑道を通り、近くのホームセンターに向かいました。その途中で前方30mほどのところをキツネが横切って行きます。その直後、キツネはほぼ直角に曲がって私の右前方を同じ方向に走り始めます。やがて道路が交差するところで私がスピードを緩めると、キツネは後方も注意していたかのように停まり、振り返ります。私も止まります。そして窓を開け、スマホを…

  • 「しかしいまも“良い子”を育てたい」~結局、最後は人柄なのだから

    最後は人柄というが、その前にたくさんの選別があるじゃないか。 人柄よりも容姿や財力の方が重要な世界だってあるじゃないか。 しかし親や教師が子どもに与えられるものは少ない。 だから私は、いまも”良い子“を育てたい。 という話。(写真:フォトAC) 【輪切りの中の人間関係】 高校入試の成績が360人中12番でした。 半世紀も前の栄光を語るのは、以後いかに自慢することがなかったかを証明するようなものですが、話したいのは次のことです。 それから半年後、2学期の中間試験の成績が265番で、担任は生徒それぞれにB5サイズの順位グラフを作って渡していたのを、私の分だけグラフ模造紙(B版全紙)を細く切ってそこ…

  • 「8強を目指している間、8強は不確実なまま」~結局は、過剰学習か繰り返し学習が決め手

    サッカー日本代表は残念だった。 いつか決勝を目指すようになり、“8強は当然”となる日が来ればいい。 それと同じで、学習もひとつふたつ上を目指してこそ目標が確実になる。 今の自分のひとつふたつ上でいいのだから。 という話。(写真:フォトAC) 【8強を目指している間、8強は不確実】 ワールドカップ・サッカー、対クロアチア戦、残念でした。録画放送で見ましたが、勝っても不思議のない試合であるとともに、負けても文句の言えない試合だったように思いました。要するに互角だったということです。ただし「8強を目指す」というのはやはりこういうことだな、という思いもあります。 かつてスーパー・コンピュータについて「…

  • 「何のために生きるのか」~ある哲学者の寓話を思い出して

    俳優でタレントの渡辺徹さんが亡くなった。 61歳、これもまた若すぎる死だ。 しかし考え直してみよう、 これもまた新しい人生の始まりなのかもしれないのだ。 という話。(写真:フォトAC) 【若すぎるもう一人の死】 俳優でタレントの渡辺徹さんが亡くなり、昨日(12月5日)、妻の榊原郁恵さんと息子の裕太くんの記者会見が行われたそうです。二人とも涙を見せず、気丈な対応をされたようです。 61歳。昨日お話しした私の元同僚とほぼ同じ年齢ですが、私の同僚が長く病んだのに対して、渡辺さんは今回に限って、むしろ呆気ないほどの亡くなり方でした。20日に腹痛を訴えて入院し、その際に郁恵さんと言葉を交わしたのを最後に…

  • 「人はいくつまで生きるべきなのだろう」~亡くなった年下の元同僚の無念を想う

    年下の元同僚の訃報を新聞で知った。 若すぎるほど若いという年齢でもないが、十分に生きたとも言えない。 人はどれほど生きたら一応の満足を得られるのだろう。 それにしても定年前はダメだ。 という話。(写真:フォトAC) 【年下の元同僚が亡くなった】 紙の新聞というものをほとんど読まなくなってずいぶんになります。速報はネットニュースでかなり見て、詳しい内容や解説はテレビで見てしまいますので、朝刊が届くころにはたいていのことは分かってしまうからです。それでも朝は1面からざっと目を通し、めぼしい記事があったら拾い読みし、地方版については少し丁寧に見出しを確認して、最後に1ページだけ、かなりゆっくりと内容…

  • 「コロナウイルスに初心な中国はこれから大変なことになる」~(付)江沢民(こうたくみん)が死んだ。倖田來未じゃなくて

    国民の大規模なデモによって、中国政府はゼロコロナ政策を見直すらしい。 しかし緩和は、この国に莫大な災厄をもたらすかもしれない。 しかも国民は、デモによって政治が変わることを覚えてしまったのだ。 そんな時期に、江沢民元総書記の死亡も伝えられた。 という話。(写真:フォトAC) 【中国はゼロコロナを見直すのか】 相次ぐゼロコロナ反対のデモに押されて、ようやく中国政府もこれまでの政策を改め、地方では都市丸ごと、あるいは1区画丸ごとの封鎖ではなく、感染者の出た建物一棟程度の封鎖で収めるように変化してきたみたいです。 一時期、中国国民を歓喜させたゼロコロナ政策が、これほどの重荷になるとは誰も思っていなか…

  • 「私は他人に合わせることを主体的に選んでいる」~日本人は同調圧力に負けてマスクをし続けるのか②

    政府の意向に従って、花の都の上野の杜を顎マスクで歩いている。 もちろん人通りの多いところや屋内では普通に口を覆う。 それで誰も何も言わない。 これが「同調圧力でマスクを外せない国」の姿なのだろうか。 という話。(写真:フォトAC) 【日本人がマスクを外さないのは同調圧力のためなのか】 政府は何とかして屋外の日本人からマスクを外したいようですが、外国人観光客が日本に来ずらいといった実態でもあるのでしょうか、それとも外国の会議に出る際、国内を慮って日本人の政治家だけがマスクをしているのが恥ずかしいからでしょうか? いずれにしろコロナ禍の初期、あれほど「ウィルス感染にマスクは無効」といったアナウンス…

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