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のちめ不動尊(→神奈川県横浜市都筑区東山田町)は、『二〆(のちめ)不動尊縁起』によると、幕末期の1864(文久4)年に二〆(のちめ→現在の東京都八王子市)から不動像を背負って移住した名主の栗原家が建立した不動堂で、創建当初は鎌田堂近くの「城山」山頂にあったようですが、天災のために現在地に移されたようです。かつては栗原家から不動堂まで参道が敷かれていたそうですが、今は舗装された道路に囲まれているため、港北ニュータ...
鎌田堂(→神奈川県横浜市都筑区東山田町)は、平安時代後期の武将で源義朝(→源頼朝の父)の家人で乳母子でもある鎌田政清の館跡に建立されたと伝わる地蔵堂です。江戸時代前期までは純金製の観音菩薩像を安置していたようですが、盗賊に奪われ、1673(寛文13)年に石の地蔵尊を建立したと記されます。江戸時代には真言宗豊山派寺院の妙見山 不動院 長泉寺(→神奈川県横浜市都筑区北山田7丁目)が管理し、幕末の安政年間(→1855年~1860年)...