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伊達政宗公が鹿狩りの時に泊まったという牡鹿半島の「御仮屋跡」
牡鹿半島を車で巡った時に見た場所です。ここらはたぶん大原という辺りだと思うんですけど、海近くの道路を走っていたところ、なにやら案内板があったので見に行ってみました。この御仮屋は、元和五年(1619)に、藩祖伊達政宗が遠島(牡鹿半島)の鹿狩りに御出馬の際の、宿泊所として建てられ、四代綱村の寛文四年(1662)に廃止された。古記によれば、 一、御仮屋家四つ 一、御座之間 三間 拾間 一、御広間 二間半 拾壱間 一、御長屋 二間半 拾六間半 一、御仮屋惣廻柴垣 百三拾五間 持ち高 五百八文 御仮屋守る掃部左衛門とあり、相当の規模であった。政宗も二代忠宗も遠島の鹿狩りを好み、しばし出馬し、その都度此御仮屋に泊まったと言われる。 大原や小塩も此所に陸奥の波の花こそ 見事なりけれ(大原にて) 政宗 ゆききせしむかしの跡と思うにぞ 見ぬ世も忍ぶ海つらの宿 五代忠宗