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1年もさよなら公演するのか…と思っていたけど、いよいよ来月で閉場、立て直しの国立劇場。 その掉尾を飾るのはやっぱり歌舞伎公演。 2ヶ月で『妹背山婦女庭訓』の通しを。 今月9月は第一部で『小松原』『花渡し』『吉野川』の通し。 『吉野川』は2016年以来だし、『小松原』『花渡し』は上演頻度はもっと少なく2007年以来だと思います。 現在の歌舞伎界で主演の定高を演じたことがあるのは玉三郎丈だけですし、大判事は白鸚丈だけ。 歌舞伎は口伝のようなものですから、とにかく教えていただき、伝統を繋げなくてはなりません。 この『吉野川』という芝居は間違いなく絶滅危惧種認定演目です。 時蔵丈と松緑丈の伝統芸能継承…