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今回は、断熱材の上に杉板を張っていきます。押入は服や布団などを入れるところなので、室内と同じグレードで無垢の杉板を張っていきます。断熱材と無垢板の組合せでカビの発生を抑えて、かつ杉の香りで衣類を保管することができます。 まず初めはこの中段の壁からです。 ということでさっそく、杉の羽目板をカットする。 押入に持ってきて、隅の段差部分を鉛筆でマークして。加工して確認する。 取り付けは接着剤を桟にぬりぬりしてから、下位置をめがけて隠し釘を打っていく。 つぎに、上側はサネの中にキリで下孔を開け。金づちで打ち込み。 ポンチで最後まで打ち込んで固定すると。一枚目が完成する。 2枚目も同様にして、ポンチで打…
そろそろ押し入れの断熱工事も本格的に進める時になってきました。今回は、中段の正面の壁を工事します。 いつもの様に、縦桟30✖40㎜を木ねじで止めていきます。 2本目からは、間隔用のあて木を使いながら止めていきます。写真は4本を打ち終わったところ。 つぎはスタイロフォーム30㎜を寸法にカットしながら嵌めていきます。 さて、順調に3枚を張り終わりました。 つぎは表面になる無垢の杉板を張っていきます。接着剤をつけて、下の方は隠し釘で打ちつけ。 上側はサネの中に釘を打っていきます。桟に釘打ちをして固定していくと、一枚目が完了。 2枚目からは下側はサネに入れ込み、上側のサネに釘打ちするだけで進んでいきま…
さて今回は左側のコーナー部へ断熱材と杉板を張っていきます。この部分は裏側が洗面になっているために、このように食い込んだ形状になっています。 最初に縦桟を打っていくのですが、このとき下地の角材がある方向へ木ねじで止めていきます。 出隅のところは、断熱材を2方向から張って行けるように桟を2方向から止めていきます。そして桟うちが終わったところ。 ここからはいつもの様に、スタイロフォームをカットして嵌めていくのですが、ここは端材を使ってコストダウンします。少々上部に隙間があり。 こちらの方は、左側が空いている。ので、端材をカットして埋めていきます。 先ほどの上部の隙間にも、細い端材を加工して入れると、…
この頃、暖かくなり花粉が飛んでいる気配を感じます。関東の都市部ほどには花粉症が酷くならないのはどうしてだろうと考えてみると。ひとつには富士山麓は植林しても自然がきびしいために原生林に近い植生になっていると思われること、もうひとつは普段から森の中には様々な物質、花粉、枯れ葉、土、ふん、昆虫、鳥、獣から発生する有機物、微生物などが空気中に舞っている。そこに住んでいる人間は否応もなく適応してきているのではないかと思うのです。というのも、こちらでは室内でもゴミが自然と降り注ぐ、ただし都会のプラスチックごみや砂埃とはちがい、森の中の有機物が入り込んでくる感じなのです。 ところでいよいよ押入断熱工事の方は…
さーて、いつもの様に押入の断熱工事を進めていきます。今回は下段の右側に杉板を張って行きます。変わり映えしない内容なのでご了承を。 この部分のスタイロフォームは過去記事にて完了しています。 ところで、今回の工事は写真の下段の右側となります。 一連の断熱工事が済んだら、写真の左側に見える洋服掛けを押入の中に移動して、床の間をすっきりさせるつもりです。カビが発生しなくなり、杉の香りに浸りたい。 まずは、いつもの様に杉板をジグソーでカットして。 隅に段差があるので、マークをして切り欠いたら。 接着剤を付けて。 隠し釘を打ち。 上側のサネのところに釘を打ちつけ、ポンチで打ち込むと一枚目が終了する。 2枚…
そろそろ気合を入れてスピードアップしていきます。今回は、上段と下段の正面の断熱材張りから杉板張りまでやっていきます。 こちらは下段の正面。右下には過去に孔の補修をしたためベニヤ板が張ってあります。 そのベニヤが5㎜ほど出っ張っているので、スタイロフォームを削っています。結構面倒です。凸凹も気にしないで、ひたすらカッターで削ります。 そろそろ良かろうと言うことで、入れ込んで。まー良いことにしよ。これで一番面倒なところが終了。 あとはいつもの様に、カッターでカットして嵌めていきます。 スタイロ張りが終了。全体はこんな感じ。 さてつぎは、杉板張りです。いつもの様に、一枚目をカットして、釘で止めたら。…
ここのところ押し入れの断熱工事も進んでいるのですが、春になって忙しく、記事の方が追い付けなくなっています。ところで野鳥の水浴び場も、連中にかなり知れ渡ってきたらしく、いろいろな鳥が水浴びに来る様になりました。この記事はまたのちほど。 さて、押入の方ですが、今回は凸部のスタイロと杉板張りを行います。まずは下段から。下地のための桟打ちから始めます。 30✖40㎜の角材をカットして、木ねじ止めしていきます。 上の段も同様にして。 桟打ちが終わったところ。 つぎに断熱材のスタイロフォームをカットして、嵌め込んでいく。 上下段のスタイロを入れるとこんな感じ。いかにも断熱に効きそうです。 さてこれからは、…
今朝は天気も良く晴れ渡っていたので、気持ちよく散歩が出来ました。このところ森の木々も葉が茂り始め緑が濃くなってきました。 新緑のみどりが鮮やかです。 富士山も雪が溶けて春のよそおい。 さて、押入断熱工事の方は、今回の工事で杉板張りは最後となります。スペースの両脇に30✖40㎜の縦桟を打ち込んで。30㎜厚のスタイロフォームをカットし、嵌め込んでいきます。 写真は上下の袖部にスタイロフォームを入れ終わったところ。 そこからは、杉板を一枚ずつ寸法を取りながら、嵌め込んで釘打ちしていきます。 隙間が開かない様に鋸刃の厚さも考慮しながらカットしていきます。上段の最後の一枚は高さを合わせてカットし、釘で止…
先回までの工事で壁の杉板張りが完了しました。つぎは床板を張って行きます。というのも、押し入れの床は薄いベニヤ板のため、冬になると床下の冷気が直接に伝わってきます。したがって断熱材を施し、その上に床板を張って行くことにしました。 まずは、底辺の4辺への桟打から始めます。30✖40㎜の角材をカットして木ねじで止めていきます。最初は手前側からスタート。 下地に根太がないところは、側面から壁の桟へ向けて止めていきます。 根太へ向けて斜め打ちもやったりして。 根太がある所では、桟を直接に打ち込んでいきます。写真は桟打ちが完了したところ。 さて、つぎはスタイロフォームの施工ですが、今回は今までの工事で余っ…
こんにちは。昨日は30℃近くまで上がって半袖シャツで出かけたのが、一転して今日は雨。気温も10℃以上の急降下で、体調を合わせるのが大変ですね。 さて今回の押入断熱工事ですが、下段には先回の工事の続きで、断熱材の上に床板を張って行きます。いっぽう中段と上段は室内のため温度差が出ないので断熱材は施工せずに直貼りで張って行きます。 床材はダイケンのフロアー材を使いました。これはホームセンターで1セットだけ1部欠損により格安で販売していたのでタイミングよく購入することが出来ました。1セットは1坪分なので上手くやり繰りして3段分の床を張りたいなーと思いスタートしました。梱包を開けてみると表面加工がされて…
昨日からふたたび雨が降ってきました。そろそろ梅雨に入りそうですね。 こちらは引き続き、押入断熱工事を進めていますが、当初の予想よりもかなり手間が掛かっています。さて今回は、上段の床板張りとなります。写真の様に、既存の床は薄いベニヤ板です。 まずは残っているフロアー材を並べてみます。効率よく取れるように、配置をあれこれと思案して得た結論は、一枚の板=幅80mm位を追加すれば何とかなりそうです。 そこで初めの仕事は、床板を止めるための桟を、中段の天井に打っていく所からです。 両端と真ん中の一部に桟を止めていきます。 追加した一枚は、ヒノキ材を使って一番手前に張って行きます。踏み込み材兼見切りみたい…
押入断熱工事も14回になりました。当初はこれほど永くかかるとは思ってもみなかったのですが。いよいよ完成に向けて盛り上げていかねば。 さて今回の工事は、押入中段の天井張りです。カビ対策の上では特にやる必要はないのですが、壁と床を張って見ると、天井に見えているのがベニヤ板しかも裏面となるとそのままにして置けなくなりました。 ということで、コストダウンをしながら杉板張りをやっていきます。使用するのは野地板、表面加工がされていない杉の荒材です。ホームセンターで束で売られています。仕事は、まずカンナ掛けから。 つぎにサンダーでの研磨。板材の曲がりでカンナが掛かり難いところを重点的に研磨していきます。これ…
最近の天気は暑くなったり雨が降ったりと不安定です。皆様も体調の管理に気を付けてください。 さて今回は、押入下段の天井への杉板張りと棚を作っていきます。 天井はこちら、ベニヤ板。 今回も束で買った杉板をカンナ掛けをして研磨し、ジグソーでカットする。 切った杉板を天井に釘打ちしていきます。天井への板張りも2度目になるので順調に進みます。 凸部の加工をして、収めていきます。 最後の一枚を打ちつけると杉板張りは終了。 つぎに4隅へ見切りをつけて化粧仕上げをしていきます。 これで下段の杉板張りは完成です。 無事に板張りができたところで、小物の整理に便利な様に、左サイドに棚を作っていきます。材料は残りもの…
夏本番で異常な高温が続いています。ここ富士山麓でも昼間は28℃にまで上昇、かろうじて冷房無しで過ごせていますが、もう熱くならんでくれ。と願いたい。 さて押入断熱工事もいよいよ大詰め、上段の天井へスタイロ張りと杉板張りをやっていきます。ところでこの上段の天井には多少面倒なところがあります。まず屋根裏と接しているため断熱材を入れる必要があります。もう一点は、人が通るための点検口がありここも断熱と密閉構造にする必要があります。ということで、ああだこうだと考えながらの工事となりました。天井の写真で右側の色違いの部分が点検口。 最初の仕事は天井裏に登り、桟を打って補強していくことから始まりました。 表と…