街道ロマン①〜幻の小国街道
街道と聞くと心躍る。基本的に住民は領内で暮らすことが基本だった江戸期に、大小様々な街道が整備されている。商人の行き来や、藩関係者の往来が主だったものだとしても、街道の充実ぶりを考えるとそれだけとは思えない。相当数の庶民だって街道を通ったに違いない。それは病気療養のための旅だったり(湯治などに向かう)、お伊勢参りだったり、それにかこつけた物見遊山だったり・・・。一体どんな人が、どんな目的で、どんな格好をして街道を歩いたのか、興味は尽きない。かつての街道は道路となって現存したり、街道町が発展して町並みを形成したり観光地化したりしている。その一方で消えてしまった街道もあることは想像に難くない。なかにはあまり知られず、地味に集落として継承されているケースもある。そんな知られざる街道町を二日に分けて二か所ほど掲載し...街道ロマン①〜幻の小国街道
2025/05/06 07:10