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#513 2023年12月の購入本 その1 100分de名著関係など
ちょうどキャッシュレス決済還元が行われているので、その期間に購入した3冊『中江兆民 『三酔人経綸問答』 2023年12月 (NHKテキスト)』『別冊NHK10…
『民約訳解』や『三酔人経綸問答』で知られる東洋のルソー こと中江兆民は52歳の明治34年 =1901年の4月に体の不調を覚え 結局これが癌であることが判明。 医師に 「諱むことなく明言してくれんことを請ひ… いよいよ臨終に至るまで なほ幾何日月あるべきを問ふ」と 医師は 「沈思二、三分にして、 極めて言ひにくそふに曰く 一年半、善く養生すれば二年を保すべしと」 兆民はせいぜい5、6ヶ月かと思っていたので これ幸いと著したのが遺作の 『一年有半』および『続・一年有半』である。 「一年半、諸君は短促なりといはん、 余は極めて悠久なりといふ。 もし短といはんと欲せば、十年も短なり、 五十年も短なり、百年も短なり。 それ生時限りありて死後限りなし、 限りあるを以て限りなきに比す 短にはあらざるなり、始めよりなきなり。 もし為すありてかつ楽しむにおいては、一年半 これ優に利用するに足らずや..
西海先生がんらい酒をはなはだ好むも 体をこわしてからは一滴も口にせず もう酔うこともない そこへ下戸の紳士君と 酒豪でいくら飲んでも酔うことのない豪傑女史 この二人がやってくれば談論風発 正月から酔いもせぬ 無酔人経綸問答 となるわけである 人気ブログランキング ←応援クリックを是非とも!にほんブログ村 ←人気投票、上下ふたつともどうかよろしく! 無酔人経綸問答(1) ↓ ↓ ↓ ↓ ↓