郵便屋さんは運命を運ぶ
夜に白髪染めをするから、 いつ面接に呼び出されても大丈夫だぞ! と思ったところに、郵便屋さんが来た。 薄い封筒が届き、選考に落ちたことがわかった。 文書を一回サッと読んだ後、破いて捨てた。 落ちたショックはほとんどない。 また予定の無い日々が続くと思うと、 気分は重くなったが、ホッとしたのも事実。 その会社に入社したかったわけでもなく、 その仕事がやりたかったわけでもなく、 ただ、私が出来そうな仕事に就いて、 予定の無い日々から逃れたかっただけだった… 私が出来そうと思った仕事、 向こうがほしかったのは、"男性"だったのだろう。最近は、履歴書が返却されない。 企業が責任を持って廃棄というのが当…
2023/11/03 08:57