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想うままひとり暮らし https://miihart.hatenablog.com

16才から、そして60代になった今も、ひとり暮らし。 楽で、楽しくて、止められない。

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2021/06/16

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  • 絶対幸福時間

    令和6年度も、住民税非課税の国民に 10万円の給付金を支給、というニュースを見て、 今回は、私も対象だ!!と喜びながら、 こんな政策の対象になって、 喜んでいるようじゃダメだ、と思った。ああ、どうして私は・・と思う時、 私に比べて、あの人は、老後の心配がないくらいの 財産があっていいな、と思う反面、 でも、悪い道に入いり苦労させられた弟は亡くなり、 母親も亡くし、父親は施設入ってしまい・・と 不幸なことや大変な面を探す。 家族がまだ元気でいる私の方が なんだかんだ言っても、 恵まれているのではないかと思い返す。自分が不幸せと思う時、必ず、同級生や知人や、 いろんな人を思い浮かべながら、比べてい…

  • 理想の親と従順な娘

    弟の相続登記に向けての行動は、 疎遠になっていた姉弟の仲を近づけ、 "家族"の良さを再認識したかに思われた。 でも、心配性、良く言えば堅実な弟の心配が、 母にも伝染し、私を実家に返す話が 再び持ち上がってしまった。うちの家族は、大きく分けると、 私だけが楽観主義で、他は皆、 心配症で堅実、加えて、悲観的、慎重・・ 地に足がついていないような生活をしている私が 飢え死にしなかったのは、 そんな家族のお陰なのかもしれないが、 誰とも"合わない"という哀しさがある。私は、早くに家族と離れて生活しているから、 家族に対して、理想を描いているかもしれない。 親にしてみれば、思い通りにならない娘に どれだ…

  • 田舎の善悪

    大学病院の給食(入院患者の)の職場は、 離婚した人が多かった。 資格や経験の無い人が手っ取り早く 就ける仕事だからか。 離婚し、地方(北海道では札幌以外のこともそう呼ぶ)から 移住している人も多かった。その中の一人と話をしていて、 無免許運転は普通、と言う人がいた。 田舎では、そういう人が多かった、というのだ。 まさか公道でも無免許で運転していたわけではないだろう・・またその中のもう一人に、 メガネを忘れて困っていたので、 私の予備のメガネを貸したことがあった。 度が合いオシャレなメガネだったので、 彼女は気に入ったようだった。 でも、数日経っても返してくれない。 返してと言ったら、「使ってい…

  • シンデレラの靴探し

    やっと足に合う白いスニーカーが見つかった。 春に黒いスニーカーは重過ぎるので、 白い色を探していた。 でも22センチというのはなかなか無い。 今日、やっと希望通りのを見つけて即買いした。靴屋の店員さんから、衝撃的なことを聞いた。 メーカーが、22センチの靴を作らなくなる! 身長と同じように足も大きい人が増え、 22センチが売れなくなっているのだろう。 足の大きさは、優性遺伝? 遺伝で小さい足の人だっているだろう。 今までだって、22センチを見つけるのは大変だった。 これからは、キッズコーナーで 探さないとならないんだろうか。 私が野菜だったら、規格外ということで、 店頭に並ばず、動物の餌にでも…

  • メンバーは3人

    昨日は、澄んだ青い空。雲ひとつ無い空より、 大きな雲が流れる青空の方が好きだな、と思いながら 外出しようとしたら、珍しく弟から電話があった。 大人になってから、というより、 弟が結婚してからは会うことも 話すことも少なくなっていた。4月からの相続登記の義務化で、実家の土地の半分が、 亡くなった父の名義のままになっているので、 長男である弟が手続きをしようと動き出していた。”相続”というのは、親には話しにくい話題だ。 元気な親に話すのも躊躇われる話なのに、 もし入院していたり、施設に入っていたりしたら、 話し出すことなんて、無理だろうと思う。弟は、手続きで必要な話を 姉二人にそれぞれメールをする…

  • 高齢者の着こなし

    50代後半の頃、若作りしているつもりもないのに、 服装が若い、と言われたことがあった。 どんな服を着たらいいの?と聞くと、 「周りの人(おばさん達)のような」、と言った。 低身長のために、子供っぽく(よく言えば若く)見られ続け、 それはコンプレックスでもあった。年相応の服装というのは、どういうものか考えてみた。高齢者女性の服装のイメージは、 少数派のオシャレな人を抜かして、 一般的に、”ゆるゆるの服””ボヤッとしている配色”、 反対に(柄物を合わせていて)”クドイ”だ。高齢者とは言っても、 サ高住の入居者の方々の多くは、オシャレだった。 裕福だから、高い服を着ていた、というのではない。 どの方…

  • 怪しい人

    もう読むことの無い本数冊をブックオフで売った。 事前に調べた買取価格より、高く売れた。 FPの勉強用の参考書を買おうかと 店内の奥の棚に行き、”物色”していたら、 カウンターで対応してくれた若い女性店員が、 近くで棚の整理を始めた。 ・・・どうやら、万引きされないように監視している模様。目の届かないところに客が行ったら、 商品整理にかこつけて、そうしろと指示されているのだろう。 なんだか、万引き犯と疑われたようで不愉快になった。 万引きどころか、カンニングさえ やったことの無い私を疑うか?? でも昨今は、万引きしそうもない人が万引きする時代だ。 お店側のこういう対応もわかる。私の何が怪しまれた…

  • 発言は消去出来ない

    過去の自分のブログを読んで、 自分が書いたと思えない、こんなこと考えていたんだ、 と思うことがある。 このブログを始めたのは数年前だが、 以前にもやっていて、2500本以上書いている。 これだけ書いていたら、同じようなことを 何度も書いたりする。 前に言っていたことと、違うことを言ったりもする。 ただ言えることは、どちらも本心、その時の本心ということ。 川勝知事の、切り取られた発言には、首を傾げた。 どう見ても、職業差別としか捉えられない。 そういうつもりで言ったのではないと言っても、 そういうつもりも何も、普段からそう思っている、 本心なのだろう。 本心なら、認めればいいのに、 それを「切り…

  • らしい姿に

    ちょっと早いが、パキラの植え替えをした。 植え替えに適した時期があることを初めて知った。 (5月から10月の間らしい) 植物は、適当に水をあげていれば育つものだと思っていた。 育児経験が無く、めだか以外飼ったことが無い。 生き物を育てていく中で 育まれていくだろう知恵や母性みたいなものが、 私には不足しているかもしれない。最近、松田聖子の通信大学卒業のニュースを見て、 ポッと心に火が点いた。 いくつになっても、やれるのではないか、と。 そして、目標を持って勉強する楽しさや、 そうしている姿が自分らしいのではないか、と。ずっと苦しかったじゃないか、 もう無理することは無い、 無理なんかしなくてい…

  • 次女の評価額

    あれほど親子間で話しをするのが 躊躇われていた"相続"が、普通の話題になった。 去年後半と今年、親族の不幸が続いたために、 手続きの大変さを知ることが多くなって。 親も高齢、子も高齢。 離れて暮らす独身の娘(私)の 母親にとっての価値の低さを改めて感じている。母は私にこれまでも何度も聞いた。 「(実家に)帰って来る気は無いの?」 以前は、無職になったら 家賃がかからない実家に引っ越す、 という考えも無いことは無かった。 でも、今は99%無いという気持ちになっている。片付いてはいるけれど、物が溢れ空いている部屋が無い家。 (片付けて捨てる気も無い) "私の暮らし"を持って行くスペースが全く無い。…

  • 誕生日はそっとして・・

    働いていて忙しい日々の中だと、 忘れてしまう、というか、 考えないようにしていられる誕生日も、 暇な時間に溢れた今は、 しっかり向き合わなければならない。 誕生日ブルーだ。こないだ、『介護保険被保険者証』なるものが届いた。 えっ?私に!?と一応驚いてみたものの、 そういう年令ということは、 しっかりわかっていてのこと。 ああ、高齢者と呼ばないで・・・誕生日当日、どう過ごそうか、 あれこれ考えている。 二十歳の時は、ひとりで小樽の街を歩いた。 雪道を歩いていると突然、頭に雪玉が当たった。 振り向くと遠くに観光客の塊がいて、謝っていた。今回は誕生日のプレゼントとしてクッキーを買った。 今日、お取り…

  • 炭水化物同士

    料理が苦手というのは、 経験と連想力が足りないからだと思う。 冷蔵庫を開けて食材を見て、 たくさんのメニューを連想出来ないのだ。 例えば卵。 「卵焼き」「目玉焼き」「卵丼」 「卵かけご飯の鰹節添え」(?)・・毎日毎日、毎食毎食、 メニューを考える生活というのが"結婚"で、 そんな生活は苦行としか思えなかったというのも、 生涯独身の原因かもしれない。自炊生活が長くても、料理が得意にならなかったのは、 やっぱり元々"料理脳"が無いせいもあるだろう。冷蔵庫に、キュウリがあった。 ハムもあり、卵もあり、 ここで連想したのは、「冷やし中華」だった。 でも、麵が無い。 ・・でも、食パンがある!そこで「冷や…

  • "ひとり暮らし"講座

    明るくなるのが少しずつ早くなっていて、 起きたくて、毎朝うずうずしている。 でも、下の部屋のクレーマーさんに気を遣い、 布団の中でしばらく待っている。 そして、そぉーっと起きて、 静かに静かにコーヒーを淹れるのだ。ひとり暮らしに憧れた子供の頃と変わらず、 今でもひとりで生活している楽しさを感じている。 もしも昔担当したパソコンの市民講座のように、 講座をするとしたら、"ひとり暮らしのススメ講座"だろう。 料理とか裁縫とか女性らしいことは何も出来ない。 ただ一つ、"ひとり暮らし"だけは、プロ級だと言える。若い時ならいざ知らず、 年を取ってから1人で暮らすことは、 1人で生活したことの無い人にとっ…

  • 雨と作家

    続くとうんざりする雨も、 何ヶ月も雨音を聞いていないと、 雨が降ればいいなと思う。 天気予報で今日は雨。雨の描写が印象的だったのは、恩田陸の『きのうの世界』 後半、退屈なところがあったけれど、 集中豪雨の描写はとても印象的で良かった。 その恩田陸は、刺激的過ぎたので、 角田光代を読むことにした。 『対岸の彼女』で、「こんちくしょう」と言いながら、 自転車をこぐ主婦を思い出し。角田光代の作品に流れているのは、"倦怠"だ。 登場人物が変わっても、舞台が変わっても、 倦怠感が漂っている。 恩田陸の非現実的な世界より、現実に近くて疲れない。 でも、恩田陸より読むスピードが遅くなるのは、 途中飽きて、ス…

  • 掃除ゲーム

    何もすることが無く、 外出もしたくないし、本を読む気にもならない。 そんな時は、部屋の模様替えや片付け、掃除をする。キッチンの窓は、凍っていたサッシも開くようになった。 これで空気の入れ替えも出来ると思ったが、 サッシの枠に黒カビが・・・ 見たくない、触りたくない、 でも、ここをキレイにしないと 春の爽やかな空気が入れられない。 そこで、カビ取り剤などを使い、 ガラスも網戸もピカピカにした。 久しぶりに開けた窓から入ってくる空気は、 去年から部屋に淀んでいたものを押し出し、 深呼吸したくなるような新鮮な空気に変わった。掃除が終わった後のキッチンの窓を何度も見る。 あれほど見ないようにしていた窓…

  • 桜待つ季節に

    TVのワイドショーが扱う内容というのは、 視聴率を上げるために、TVを観ている人達が 今これが知りたい!という内容を流しているのだろう。 それを観ていると、日本人の頭は、 週刊誌的になってきたなと思う。ジャニー氏や松本人志事件、大谷選手通訳の事件、 それぞれ大変な事件かもしれない。 でも、真実が100%わからないばかりに いろんな人の憶測や批評や非難が発進されて、 ただでさえモヤモヤしているものが、 もっと、モヤモヤさせている。 春になり桜の開花が待ち遠しい、爽やかなこの季節に!春を迎える準備を始めた。まず、階段の掃き掃除。 アパートの階段に巻かれた滑り止めの砂を掃く。 冬の間、凍った階段で滑…

  • 電話に出ない

    今朝、母が電話に出ない。何回掛けても。そんな時は、悪いことしか考えない。 サ高住で何度も入居者の方を救搬していたから、 その時のことを思い出す。 倒れて起き上がれないんじゃないか、 それとも・・と思う。昨日は、毎年恒例の女子会、 姉と三人で母の誕生会をした。 前回と同じように、昨日もまた、 母は足が痛み歩けなくなった。 公共機関を利用して街に出て来るのは、 もう無理なんじゃないかと思った。 他界した父に状態が近づいていっているようで哀しくなった。 父もだんだん歩くのがシンドクなっていたな、と。目的の商業施設まで、歩いて行くのが無理と思い、 地下鉄を使うことにした。 エレベーターの場所を探しなが…

  • 遺言書、書いてね

    図書館でまた、前に読んだ本を借りてきてしまった。 パソコンに貸出データーがあるはずだから、 「前に一度借りていますよ」と 教えてくれたらいいのにと思った。 昨日は、『サラリーマン 家庭の相続』他3冊を借りた。弟が母親に、相続の書類を準備させようとしている。 まだ元気で暮らしている母親に、 よくそういうことを言ったなと思った。 父親が他界した時、母と長男である弟が いろいろな手続きして大変だったのは知っている。 また、去年、父親が他界した奥さんが 手続きに大変な思いをしているのを見ていて、 母に勇気を出してお願いすることにしたのだろう。弟は、もうあんな大変な思いをしたくない、 というのもあるだろ…

  • クッキー缶の責任

    65歳の誕生日が近づいている。 ハッピーバースデーというが、 誕生日にハッピー感があったのは、 17歳とか22歳・・せいぜい24歳までくらい。 50代に入ってからは、「おめでとう」と言われると 「めでたいか」と返したくなった。20歳、30歳、40歳・・という節目の誕生日を前にすると、 必ず気持ちが重くなった。天国に向かうエスカレーターに乗っていて、 その節目の階に降りる時、着いてしまったと思う。 でも、次の階へ向かうエスカレーターに乗ると、 次の階が近づくまでは平気なのだ。 30歳を重い気持ちで迎えても、 31歳32歳33歳…は、平気だったし楽しかったように。65歳というのも、節目だ。 高齢者…

  • 通訳解雇

    おかしなもので、 成功者に対して羨ましいと思うと同時に、 いつまでも成功者として輝いていてほしいと思う。 キレイな人にも、同じように、 いつまでもキレイであってほしいと思う。 生きていたら、そうは行かないことはわかっていても 裏表のない美談だけを期待してしまう。大谷選手みたいな人に 合う人なんているんだろうかと思っていたら、 この人以外合う人はいないと思うような人と結婚した。 素晴らしいパートナーが出来た途端、 それまでパートナーだった人を失う。 彼は、大谷選手という特別な人間の傍で、 ただの人間だったのだろう。人間の愚かさとか、 ずっといいことは無いという人生を見せつけられたみたい。 盛り上…

  • いいね

    私が無収入になったら、 家賃のかからない実家に戻るだろう、と母は思っていた。 そうはならないとわかったら、 当てつけのように、家の価値の問い合わせを始めた。私のアパートの周辺には、 商業施設や病院、役所、図書館、全てが揃っている。 私の暮らしはこの街にある。 老後、何も無い町の実家では暮らせない・・ と思うのは、しょうがないことではないか。 実家は、田舎でも立地条件はいいし、 丈夫で造りのいい家だから、 価値があると母は思っていた。 でも、築40年も過ぎれば、家の価値はゼロ、 土地にしか値段がつかない。 その土地も立地条件はいいけれど、所詮田舎の土地。 昔の半分だと母は嘆いていた。先月母親が他…

  • 繋がらない話

    読み進めるのが、苦痛だった。 時々そんな本に出遭ったりする。 知識があるのと文章が上手いのとは、 別なんだなと思う。 私がバカなのかもしれない、 理解力が無いだけなのかもしれない、とも思う。 でも、本を出そうと思うくらいだから、 広く一般の人に読んで貰いたいと思って 書いているのだろう・・だけど。前の職場の入居者で、 業界紙のトップに長くいらした方がいた。 自費出版をしていて、何冊も頂いたが、 その方の本も、頭に何も入ってこなかった。 あの時は、読み終える優しささえ持てなかった。昔長く勤めた会社のトップは、とても話好きな人だった。 年に4回、社員全員が集まる"会議"という名の行事があった。 1…

  • ベッドの上で

    今朝は、春になりかけていた景色が、 一気に冬に逆戻りしていた。 ベッドの上で、起き上がる時いつも、 予定(仕事)がなくて張り合いがないな、と思う。辞めた職場の求人は、最近になってやっと終了していた。 私が辞めた後、人が定着しなかったのだろう。 1年が過ぎていた。 今後また求人する必要が無いように…と思う。入所している伯母を 施設のブログの写真で見る事が出来る。 前より一層頬がこけ、痩せたように見える。 母にそのことを伝えた。 でも面会に行く話は出なかった。母は「(伯母の状態は)歳なのだから仕方ない」と言う。 激変している姿を見たくないというのもあるだろう。 面会に行っても、喜ばれるわけじゃない…

  • 本とカラオケの記録

    今年に入って読んだ本は、23冊。 読書家に近づいてきた感じがする。 このまま行けば、100冊も無理ではないと 目標にしようかと思ったけれど、 過去に100冊読んだ年も、あったような??恩田陸は、作家業をしながら1年に300冊読むというから、 やはり脳が尋常ではない。 恩田陸の作品は、作風が一定していなくて、 恩田陸と言う人が、何人もいるのではないかと思ってしまう。 このところ恩田陸ばかり読んでいたので、 ここら辺で小説を離れて、 教養分野(?)の本を読むことにした。カラオケは、今日で253日目。 コロナで行き場所がなくなった4年前頃、 営業を続けていたカラオケボックスに ひとりカラオケなら安全…

  • 動かない画面を前にして

    数日前、久しぶりにATMに行った。 すると暗証番号は合っているはずなのに、下ろせない。 力を入れて押してみたがダメ。 (画面タッチに押す力は無関係) 別の場所のATMにも行ってみたが、同じ。 長く利用していないと、下ろせなくなるのか?スマホの入れ替え時に、さんざん苦労したので、 いよいよ機械と相性が悪くなってきたのかと思った。 ネットで調べたら、画面に指以外が触れていると そういうことがある、とあったので、 後日しっかり腕まくりして操作した。出来た。昨日は、家計簿の入力をしようとしたら、 Excelが開かない。 エラーメッセージから判断して、 再起動などいろいろやってみたがダメだったので、 久…

  • 春になれば

    朝6時、もう明るい。 起きて何かしないともったいない、 と思うのは、子供の頃からだ。 春になり雪が消え、樹木の葉が黄緑色になり花が咲く。 モノクロの景色に色が塗られていく季節に、 私は生まれた。誕生日が来ると、(正)年金受給者だ。・。・。・。・。 不就労所得を得る喜びと、いよいよか…という淋しさ。 早く新しい仕事を見つけて働かなきゃと、 精神的に追い詰められることの多かった日々は、 今となれば、羨ましく懐かしい。 だって、それが若いということ、現役ということだから。本格的に支給が始まる今年度には、 通常の年金の他に『年金生活者支援給付金』が貰えるはず。 去年一年間の所得が少なかったから(^^ゞ…

  • パンの雲

    ソファーに座って、 青空にポッカリ浮かぶ雲を見ていると、 これが私の住む世界なんだ、と思う。こないだ、おぞましい本に懲り懲りしたので、 『蜜蜂と遠雷』の恩田陸の本ならば、 私向きだろうと、何冊も適当に借りて読んでいた。 何冊か読んだ時にうすうす気が付いた。 恩田陸も私のメルヘン脳には向かないかもと。さっき読み終わった『夜の底は柔らかな幻』は、長編。 昨日から一気に読み終えた。 そういう意味では面白かったと言えるかもしれないが、 私はその世界から離れたい一心で読み進めていた。超能力、骨が粉々、血の塊、死体の山・・・、 本を閉じても引きずりそうな世界だった。 昨日は、夜中に目が覚め、眠れなくなった…

  • 声が人

    古い携帯電話に保存されている動画を 時々開いている。 そこに、ひ孫と映る父の姿と声がある。 その声を聞くと、 今でも実家のあの家にいるように錯覚する。 親元を離れた時期が早かったためか、 私の親は、受話器や携帯電話の中の声だ。歳を取ると声が変わると言われる。 確かに女性は、低くなったり、ハスキーになったりする。 でも男性は、あまり変わらない人が多い。 これは男性には変声期があるせいかも?なんて思う。外見は、好みではないが、 声で好きになるということがある。 外見は、見飽きるし、老化するけれど、 心地良い声というのは変わらない。 発する言葉も心地良いと尚良い。大切な人が他界した時、 触れることの…

  • 雪どけ

    順調に春は来ない。 朝、外を見たら、大雪だ。 東京でこれだけ積もったら大災害になっただろう。 そこは雪国育ち、さあ除雪しよう♩と気軽に外に出た。 すると私より先にアイツがいた。アイツとは、向かいの棟の住人。 賃貸にはいろいろな人がいて、 ほとんど関わりは無いのだけれど。 中には、下の部屋のクレーマーのように、 向こうから関わってくる人がいて、アイツもその1人だった。 2人共、悪い人間では無い。 たまたま私が被害を受けてしまっていた…10年前、この部屋に入居し、 何回目かの冬に、階段や外廊下の雪を下に落としていたら、 アイツがわざわざ部屋から出てきて、 「下に落とすな!」と怒った。 そういうこと…

  • 後のことはヨロシク

    同じ世界で生きていた人が、 他界することが増えたように感じるのは、 自分が歳を取り、自分の知る人も歳を取っているからだ。 もしも今10才なら、知っている有名人の数も少なく、 身内の年令も若く、急にいなくなる怖さを 感じる機会は少なかっただろう。子供の頃、「死」は怖かった。 親が死ぬというのは、最大の恐怖だった。 自分が死ぬというのも、想像しただけで怖くて、 よく泣いていた。歳を取り、「死」が「他界」に変わった。 怖さが変化した。 あんなに怖かったものが、 まるで最後の儀式のように捉え出している。 こういう形だったら、こんな時期だったら、 なんてイメージしている。長生きはしたいけれど、長過ぎるの…

  • 新しい段階

    病院に行っても治らなかったものが急に治ったので、 その理由を考えている。 もう痛くないんだから結果オーライ、とはならない。 どうして治ったのか知りたい。腰痛知らずの私が、初めて腰に痛みを感じたのは、 3年前の卵巣腫瘍の手術前、MRI検査の後だった。 腰が痛くて台から起き上がれなかった。初めてだった。 あの時期、左足膝上に痛みがあり、2年以上続いた。 もちろん、整形外科で異常は見つからなかった。 腰痛がひどくなってきた去年、左足膝上の痛みが消えた。腰痛と共に両足に柔軟性が無くなった。 そのせいか、凍った場所で転倒し、右手首を強打した。 完治するのに1ヶ月はかかった。 その間に腰痛が消えて行った。…

  • うれしいこと

    朝起きてすぐに体重を測る。 0.1㎏でも減っているとうれしい。テレビショッピングで、値段が当たるとうれしい。 元々の価格からこれになります、と出る前に予想する。 だいたい当たる。『THE TIME』の脳シャキクイズで、 安住さん達より早く答えがわかるとうれしい。アプリのクーポンや特典を利用して、 ポイントを重ねてゲット出来たらうれしい。階段を以前のように軽やかに降りられてうれしい。 一年続いた高齢者の身体はどこに行ったのか?クリームシチューや寄せ鍋を、 市販の物を使わなくても作れてうれしい。 (注:私は料理が苦手)髪を乾かした時、抜け毛が少なくなっていてうれしい。道路のアスファルトの面積が、 …

  • 奇跡を起こすメソッド

    たぶん、私はこの街一番の早起きだ。 キッチンでそおーっとそおーっと準備して、 コーヒーの上に、お湯を数滴落とす。 広がる香り。コービーは味よりこの香りがいい。 至福の時だ。辞めてから、身体の様々な不調に悩まされ、 病気なのか、老化なのか、 わからないまま過ごしていた。 最近になって、足の柔軟性が戻り、 腰痛が消えていることに驚いている。 起床時の原因不明の軽いめまいがあるだけだ。人間の身体ってホント不思議だ。 ストレスが原因だったのだろうか。 働ける状態じゃないのに、働こうとする心があり、 脳が誤作動を起こしたのだろうか。脳梗塞で入院した時に、同室の人を見て、 いろんな症状があることを知った。…

  • 味噌ラーメンと本屋さん

    歯医者で麻酔を使って治療した後、 昼食にラーメンが食べたくなったので、 材料を買って帰って来た。 麻酔が切れていない口では、お店で食べられないし、 それに味噌ラーメンは、自分で作った方が安いし美味しい。 出来合いのものを買ったり外食をする時の基準は、決まっている。 自分では出来ないくらい美味しい料理かどうか。 (注:私は料理が苦手)ラーメンを食べながら、 ネットで、国が書店を無くさないために 支援をするというニュースを見た。読書家というのではないけれど、 子供の頃から図書委員をしたり、司書の資格を取ったり、 本とは縁がある方だったけれど、 昔ながらの実店舗としての書店は、 いずれ無くなると思っ…

  • 別の世界

    今年の抱負"歳数読書"の月目標は、5冊。 今日で今月2冊をクリアし、いい調子。 文庫本1冊読むのに4~5時間というのが私のペース。 読み終えて本を閉じると、 本の中の世界から、現実世界に戻った気になる。 カラオケボックスで歌い続けた後 時間が来て、ドアを開けて出る。 その時も同じような気持ちになる。別世界と言うほどではないけれど、 現実世界(日常)から離れる時間というのは、 "暗闇"に引っ張られないために必要だ。 同居している人がいなく、 ひとり黙々と掃除や洗濯をしている時、 過去の楽しいことより、腹立たしかったことが 次々に思い出されてきたりする。 専業主婦で、自宅に独りで過ごす時間の多かっ…

  • 100万円と引き換えに

    今でこそ、ミュータンス菌が 虫歯の原因だと知られているけれど、 私が赤ちゃんだった時代、たぶん誰も知らなかった。 母親が、大きな飴玉を口の中で半分にして、 私達の口の中に入れていた・・・・ そのせいで、しっかりミュータンス菌が常駐することになった。 知らなかったのだから、母を責めることは出来ないし、 私の自己責任の部分も大きいし。でも、歯の治療にどれだけの時間とお金を費やしただろう。昨日、根の治療が終わり、一か所は終了した。 まだまだ他の歯の治療は続き、 最後に待っているのは、ブリッヂ部分の治療だ。 悲しいことに・・たぶん・・部分入れ歯になる・・・・ 今のブリッヂの支えている歯が虫歯になってい…

  • かなしい

    感情表現の言葉で、一番好きなのは「哀しい」だ。「悲しい」は、自分の中だけで、どっぷり泣いている感じ。 「楽しい」も「うれしい」も 自分の中だけで、キャーと喜んでいる感じ。 本当のところはわからないが、 「哀しい」には、自分以外に他人の気持ちや、 どうしょうもない理不尽なことを飲み込んでいるような、 あやふやな感情を表現している言葉だと思う。今年89才になる母が、 ひとりでバスに乗り、街にやって来た。 コロナ前は月に2回来ることもあったが、 最近では、2ヶ月に1回くらいになった。 こないだは、新しいウイッグを見に来た。大勢の人の中を歩きながら、 ふと横を見ると母がいない。 振り返ると、人の流れを…

  • 復路便

    あの日、大空の中の飛行機を目で追っていた。本を読んでいると、 最初の頃の断片的な事柄が、 後半にどんどん繋がって行って面白くなる。 60年以上生きていると、自分が登場人物になり、 その面白さをリアルに味わえるようになる。弟(義兄の)に初めて会ったのは、 姉の結婚が決まった時だ。 なぜか、私の実家に兄弟ふたりでやって来た。 背が高くて、2人共今で言う所のイケメンで、 スーツ姿だとますます輝いて見えた。 とくに弟(義兄の)の方は、 地元で一番の高校を卒業し、東北の有名大学を出て、 東京に就職・・順風満帆の真っ只中にいた。 私はと言えば、新卒で就職した会社を一年も経たずに辞め、 一時実家に戻り、燻っ…

  • 夜の電車

    絵に描いたなら、8割ほどが漆黒の空。 線路の向こうと、 後方の駅舎の向こうに 家々の明かりが、ぽつんぽつんと見えるから、 人はいるのだと安心する。この景色、葉祥明の描く絵に似てる。 でも、星が一つも出ていなくて、 メルヘンチックとかそんなかわいい絵じゃない。 星空だったなら、銀河鉄道999が見えるかも、と思う。 今夜はむしろ、千と千尋のあの電車が来そうな感じだ。限りなく音を消したなら、 こんな感じなのだろうと思うくらいの静けさだった。 時々、国道の方から車が走り去る音がする。 それが聞こえなくなったら、 またドーンとした静けさだ。そんな暗くて、静かなホームで ひとり電車を待っていた。時々、誰か…

  • 繋ぐセレモニー

    姉の義母が他界した。 義兄のことでいろいろあり、 大変な状況の中での今回の不幸。 施設に入り、95才にもなっていたから、 いずれこういう日が来るとは思っていたのだが、 なんでこう続くのだろう。 姉一家にしてみれば、泣きっ面に蜂だ。姉は新婚当時、義兄の実家で同居していたが、 義理の両親と合わなくて別居した。 結婚当初から、そんな感じ。 そして何十年も経った数年前、 弟(義兄の)にひどい言葉を浴びせられ、確執が生まれた。 その弟の手助けが必要になる事態になったのだ。 義兄がパーキンソン病のために。姉と弟(義兄の)の間に入るべく、 私は母と葬儀に出席し、一日一緒に過ごした。 姉との確執を消し去りたく…

  • 詐欺とケガの功名

    テレビで、LINEを使った投資詐欺の一連の流れを観て、 年末に姉経由で聞いた義兄の話が、これだったと確信した。詐欺だと周りから言われているにも関わらず、 頑なに相手を信じて、お金を送ろうとした。 一度説得に応じたが、再び送ろうとした義兄。 妻(姉)や娘(姪)の努力もむなしく、 再びそういう行動に出たことで、修羅場になったのだろう。 あの後、姉から連絡は来ていない。母経由の話で、義兄は車を手放したと聞いた。 パーキンソン病を患い、 誰の目から見ても危険なドライバーだった。 本人だけが「大丈夫」と言い運転を続けていた。 「車まで取り上げたらパパが可哀そう」 と言っていた娘(姪)は、 今回の件で、免…

  • 携帯ショップのスタッフに 「PINの数字は、店ではわからない、 持ち主が決めて設定するものだから」と言われた。 顔認証の登録した際に入力した4ケタの数字。 昨晩は何度もそれを入力していたのだけど。 「あとは初期化するしかない」と言われ 絶望的な気持ちになった。その数字は暗証番号のようなものだから、 本当は教えなてはいけないものだが、 スタッフに教えて試して貰った。 すると、解除出来そうな雰囲気(?)が漂い、 出来た!「バグがあったようだ」と言った。 「(私の)数字の記憶違いでも打ち間違いでもない」と言った。 解除の手数料もかからず、初期化もせず、 ホッとして帰ってきたが・・・・・・・・・・ふと…

  • ようこそ

    新しい部屋に引っ越したように、 スマホの環境を使いやすく整えて行く作業は、 思ったより大変だった。 デザイン、色、配置、音、操作方法、 不要なアプリの削除、必要なアプリの復活・・・ iPhoneから替えて、Androidに不慣れだったせいもある。 officeがツールバー形式からリボン形式に代わった時、 あのコマンドは、どこに行った?と迷った時のよう。アプリの復活をほとんど終えた昨晩、 ロックされて解除出来なくなった。 再起動の表示が画面に出たので、 パソコンのように気軽に行ったのだ。 PINを入力しなければ、解除出来ないとのことで、 思いつく数字を"適当に"何度か入力したがダメだった。 今日…

  • 囚われていたもの

    スマホのバッテリーが劣化していたので、 交換して貰おうと思ったが、買い換えた方が良いかも? と思い携帯ショップへ行った。 なにせ私のiPhoneは、もう7年を超えている!古すぎてバッテリー交換は出来ないだろうということで (iPhoneより安く済むので)Androidに替えることにした。 店頭で初期設定と連絡先の移行をして貰った。 写真は前日iCloudでパソコンに移していた。 iPhoneの音楽データは、移行出来ないので残し、 古いiPhoneをiPodのように使うことにした。お店に行った時、メガネを忘れたことに気づいた。 いろいろな説明を聞いたり書いたりしながら、 よく見えていないから、細…

  • すぐ病院に行く訳

    めまいの症状が長く続いたら、 病院に行った方が良いというネットの情報から、 今日は耳鼻科に行ってきた。 土曜で半日の診療なのに、患者は72人。 私はネット予約で37番目。 最後の人が12時までに終わるはずはない。 医師も病院勤務の方々も大変だ。 結局、重大な病気ではなく、 診療代と薬で約5000円の支払。年金生活に入ったら、こんなちょっとしたことで 5000円というのは、負担が大きい。 と言いつつ、来週は乳がん検診と歯医者を予約している。 健康診断は受けないし、 病院にも行かない主義の人がいて(伯母) 今は介護施設に入っているが、92才になっている。 病院に行かなくても、長生きだ。手遅れになっ…

  • ラベンダーと冬の轟音

    夜中に目が覚めることはあまりなかったが、 一度目が覚める日があると、 途中覚醒グセがついてしまう。 眠ろうとするとますます眠れなくなる。 眠るというのは、無意識的なことだから、 意識したら眠ることは出来ない。起きてしまって何かを考え出すと 頭が冴えて眠れなくなる。 そんな時、真夜中の音を探してみるが、 何も聞こえない。 子供の頃は、家の軋む音さえ怖くて 布団にもぐって必死に眠ろうとしていたものだ。昔、夜中でも除雪をする音が聞こえた。 今は、クレームを言う人が増えたせいか、 夜遅くには聞こえない。 この除雪をする音というのは、 昼間でもかなりの轟音だ。 積雪しない地域の人が聞いたら、驚くだろう。…

  • 魔女へと

    初めて口紅を塗った日、 弟が「赤いマジックを塗ってるみたいだ」 と言って笑った。お化粧を始めた時、「資生堂」「カネボウ」 「コーセー」の3大日本ブランドがあり、 「資生堂」が圧倒的人気だったと思う。 社会人になった頃、海外ブランドが人気になり、 中でも「シャネル」「ディオール」など、 デパートに出店している高価な物を買う人が増えた。 高価な化粧品を買えるほどの収入だったかといえば、 そうではなく、無理をして買っていたと思う。 高級な化粧品を使うとキレイになる気がしたし、 何より、「シャネル」を使っているという、 なんとも言えない満足感があり。・。・。高級な化粧品を使って、キレイになれたかといえ…

  • 松本人志問題、別の視点

    ジャニー氏の性加害事件が、 松本人志問題にかき消されてしまった。 この二つは、"性加害"の共通の話ではあるが全く別物だ。 松本人志問題で、私は同性として、 被害者側に同情「してはいない」昔のことをなんで今更と思う。 やっと言えるようになったからと言う人もいるけれど、 それほど精神的なダメージを受け、 時間と共に忘れかけたことをどうして今更?と思う。 出版社側や被害者側のお金目的、 被害者への復讐(?)目的、としか捉えられない。職場で男性上司に気に入られると、 待遇が良くなったり、収入が増えるということはよくある。 そんな特別待遇は、女性の場合が多い。 特別待遇された女は、上司のセクハラも我慢す…

  • 一番の贅沢

    今日は10℃近くまで上がるらしい。 昨日までダウンを着こんでいたのに、 何を着たらいいのかと悩んでしまう。『フランス人は10着しか服を持たない』を読み返し、 また断捨離魂に火が付いた。 もう捨てるものがないくらい減っているはずなのに、 探せば出て来るものだ。 気に入っていたビースリーのパンツを2本捨てることにした。 今より8kg位体重が少なかった4年前に買ったものだ。 今後履けるようになるわけが無い。 また今年一度も着ることのなかったセーターも Sサイズだから捨てることにした。 過去に20万円以上するカシミヤのコートを 燃やせるごみと一緒に捨てた映像が鮮明に残っていて、 何を捨てる時も、罪悪感…

  • 待ち時間

    順調に積雪が減ってきていて、 春に近づいて行っている気がしていたが、 今朝は、しんしんと降っている。 また積もりそうだ、とすぐ諦める。 まだ2月なんだし。 楽しみにしているのは、 乾いたサイクリングロードを歩くこと。 この冬、いやこの一年、身体の不調で、 遠くまで歩く元気や勇気が無くなってきていた。 足裏のもみほぐしで快方に向かってから、 俄然、力が湧いてきた。 春が待ち遠しい。冬になると雪国では、冬眠に近い生活になる。 一年中同じように活動していられる地域に比べて、 いろんな面で格差が生じるのはしょうがないと思う。雪国の、春になったら!という、 春への期待や希望は半端ない。 春が来ることがわ…

  • 黒と白

    部屋のソファーに座って、晴れた空から、 舞い降りて来る雪を見ていた。 足元に積もったり目の前を遮るように降る時ばかり見ていて、 見上げて見るということはほとんど無い。 子供の頃、雪を食べようと口を大きく開けて歩いたことがあり、 あれ以来かもしれない。 明るい青い空から、キラキラと小さな白い雪が 舞い降りて来るのを見ていると、 地上のあちこちで起こっている悲しい出来事を忘れる。今年の抱負の”歳数読書” 読む本を切らさないために、頻繁に図書館に行っている。 最近、本の選び方が雑になっている。 メガネをかけないで、後ろの説明をザッと読み、 適当に3冊取り出している。部屋に帰って読み出してから、気付く…

  • この靴底は危ない

    買ったばかりの時から、 変だなと思っていた。 滑りにくいというので買ったのだが、 凍っていない雪道でも、 ヒョイっと滑ることが多かった。 たまたまだろうと思って履き続けていた。 今年、2度も転倒し、手首を痛めてから これを履くのが、怖くなった。メーカーの説明文によれば、 「ガラス繊維を配合した特殊ラバーで 雪道も滑りにくい」とある。 底の丸い形の所が、特殊ラバーにあたる。 製品化する時に実験は行われたのだろうか? 靴修理屋さんで貼ってもらったブーツの方が 滑らず安心して歩ける。この特殊ラバーのある靴は、凍った道はもちろん 雪道でも、要注意! 今ある靴は、春夏用の運動靴に下ろして、 履くことにし…

  • 脱・高齢者

    友人の母に何かあったら、失礼のないようにと 毎朝6時30分に「お悔やみ情報」チェックを続けていた。そこで、こないだたまたま見つけた、 2才年上の昔の知り合いの名前、 彼女にいったい何があったのか、知ることは出来ない。 マンションを買い、独身のまま、 彼女は、長い年金生活を楽しく送るはずだった。 私は、自分の今の生活に不足している数々のことを ああでもない、こうでもないと考えているが 命があるという幸福を気付かされた。 とにかく、命があってこそ、なのだ。病院に行っても、骨に異常はないとか、 詳しい検査をするまでもないと言われ、 それでも不調なのは確かなので、 いろんなことを試していた。あるものを…

  • 貧困女子の戯言

    全ての通帳の記帳を行いコピーを取り、 必要な書類を揃え、区役所に行った。 困窮しているかどうか、どう判断されるのか、興味があった。 自分が、今、困窮している、ではなく、 これから困窮するだろうという状態にあると考えた。 独身で、住居は賃貸、春から支給が始まる年金額からも、 いずれ困窮するだろうと・・・ 結果は、減免の対象にならなかった。通帳の金額を入力した結果が、 対象にならない金額だったらしい。 あくまで、今困窮しているかで、 これからのことや個人の事情は考慮されない。 お役所仕事は、それで良いのかもしれない。 住民のいろいろな事情を聞いていたら、 判断が担当する人によって分かれるだろう。 …

  • いったい何が恥ずかしいんだろう

    転倒して右手首を痛めてから、一ヶ月が過ぎ やっと包帯が取れた。 道産子だって、歳を取ると雪道は怖くなるのだ。 積雪することがほとんどない地域の人は、 人も車も対処法がわからなくて大変だろう。国民健康保険で減免の制度があると知り、 一昨日区役所に行って話を聞いてきた。令和4年度の収入より、令和5年度の収入が 激減した人が対象とのこと・・・・私だ!? 去年の2月で辞めているのだから。 国保の保険料は、月の食費に近いくらい高額だ。 減額されると助かる。窓口で説明を受けた。 収入が激減した以外に、"困窮"しているという条件も必要だった。 そのために、手続きの時に、 全ての通帳のコピーを提出しなければな…

  • 無意識の目

    ドローンが使われるようになってから、 テレビの映像が変わった。 鳥になって遠くから近くから、 いろんな角度から見下ろした景色は感動ものだ。 被災地の映像も、リアルだ。 阪神や東北の地震の時に、ドローンがあれば、 もっと酷い映像が流れたのだろう。最近、どうしても気になっているのは、 アナウンサーやMCの目だ。 明らかにカンペを読んでいる感じ。 目がカメラに合っていないので見ていて不快だ。 下を向いてメモを読んで話している方がまだ自然で良い。 カンペを読みながら話すなら、素人でも出来そう。人と話す時は、目を見るのが礼儀と言われるが、 目をしっかり見るより、相手の口元を見る方が、 威圧感がなくていい…

  • カフェオレを飲みながら

    早く寝て早く起きる。 睡眠時間が8時間に近いことなんて、人生初かもしれない。 たくさん寝ると肌が違う。 優雅な(?)無職生活で、唯一の良いことは、 高価な美容クリームを使わなくても、 肌がキレイになることだ。5時過ぎたくらいに、静かに起き出す。 また、下のクレーマー主婦がやって来たら怖いので、 (あの恐ろしいことは一年前だ) 少しでも音を出さないように、 そおーっとそおーっと、カフェオレを作って 安住さんを観ながら飲んでいる。 下の階を意識しながらの生活は息苦しく、 自分の部屋でありながら癒されなくて、 引っ越しまで考えていたが、 息を殺して過ごすことにも慣れ、今は快適だ。朝食後、ノートを立ち…

  • この1年で

    去年の今日、出勤最終日だった。 「辞めると決めてホントに良かった」と思えるような日だった。私が辞めた後のメインの住宅も兼任先もまだ募集状態だ。 ついでに他の住宅も求人したままということは、 立派な建物の外観に反して、危うい管理体制ということは明らか。 入居者の方を思い出すと、申し訳ない気持ちになる。初めてのサ高住のコンシェルジュの仕事は、 入居者の方から勉強させて頂いたことが多かった。 救急対応やバイタル測定など、 守る側としての経験はこれから役に立つだろう。 でも、高齢者の生活や感じ方を知れたことが一番良かった。 この仕事をするまで、”高齢者”を理解出来ていなかった。 片足突っ込んでいる年令…

  • 耳を見ていて

    めまいというのは、珍しい症状ではなく、 それだけで死に直結することはないというが、 経験したことがないと怖いものは怖い。 頭痛や吐き気、手の痺れなどがなかったため、 耳石が原因の「良性発作性頭位めまい」と思い、 病院には行かなかった。 原因は老化(?)、2・3日で症状は無くなるようだ。耳のことを調べているうちに、 耳たぶに縦ジワのある人は、無い人に比べ、 心臓疾患での死亡率が3倍だという情報を見た。 右耳にだけ、あった・・・ゾッとした。 そして、耳の顔側に縦の線があると、 タルミが始まっているという情報も・・微かに確認(泣)人間は誰でも老化する。 なのに老化が悪のように捉えられているのは、 ど…

  • 高齢者初心者

    首の手術をしているので、ストレートネックになっている。 最近、首懲りが酷いのは、右手首のけがで 首にも負担がかかっていたせいもあるのだろう。 昨日、ストレートネック用の枕を買って来た。 これで久しぶりに痛みの無い身体に戻るだろうと期待して、 昨晩は、9時前に寝た。そして5時。起きたらなんか変な感じ。 身体がフワフワする。 たまになる回転性のめまいとは違う。 起きてトイレに行こうと歩くと、 宇宙遊泳をしているように、足元が心もとない。 前に脳梗塞の予兆に気づき、事なきを得た経験がある。 また何かの予兆だろうかと、スマホで調べているうちに、 ソファーで眠ってしまった。 目が覚めたら、感覚が戻ってい…

  • 間違ってもいい人

    早いもので、仕事を辞めてもうすぐ1年になる。 1年前、言ったことを忘れたり間違えることが続き、 認知症が始まったかと思った。 今思えば、二か所の掛け持ち勤務と 不規則勤務で脳の疲労が溜まっていたせいだと思う。辞めてからも膀胱炎はなかなか治らず、 腰の痛みはひどくなる一方で身体的な不安も抱えていた。 そして、人間関係。 前の職場からこうも酷い人との出会いが続くと、 求職活動をしながら、働ける自信などなかった。忘れる、間違える、というのは、 負けず嫌いの性格の人間には、 プライドが傷つき耐えられないこと。 馬鹿だと思われる、ダメな人だと思われると、 自分で自分を追い込んでいくのだ。 駆け出しの講師…

  • 「おばあちゃん」と呼ばれる日

    『ガイアの夜明け』で、雑誌『ハルメク』を取り上げていた。 編集の過程を見ていて、 (こういう仕事がしたかったんだよね)と思った。 編集してコラムを書いて・・新聞社で働くという夢は、 新卒の時、業界紙の会社に入社して叶ったはずだった。 でも配属は経理だった。 1年も持たずに辞め、あれから転職人生が始まった。それはそうと、『ハルメク』は 米寿を過ぎた母が愛読していたから、 母世代を対象にしているのかと思ったら、 50代60代が対象の雑誌だった。 母より、私向きの雑誌なのだが、 雑誌をパラパラと見た時にあまり興味を持てなかった。 読者モデルも、同世代ではないと思った。 でも、同世代どころか下の世代の…

  • 収納の基本とクッキー缶

    不要不急の外出を 控えた方がいいような悪天候の日は、 部屋にいて本を読んでいるしかない。読書に飽きた時は、大好きな片付けをする。 よくテレビで片付けの達人とかが登場し、 収納のためにわざわざ100均でファイルケースなどを 買ってきて分類収納して、こんなにキレイになりました! ってやっているのをよく見るが キレイに並んでスッキリしてはいるけれど、 使いやすさに問題があると常々感じている。服でも、食器でも、消耗品でもなんでも、 収納で一番大事なことは、”全部見える”ということだと思う。 以前、チェストのTシャツとカットソーの段の並び替えをした。引き出しを開けた時、キレイに見えて大成功と思った。 が…

  • 繋がり

    まだ明けきっていない時間から、すごい風の音がした。 ドアを開けて玄関前を見たら、 雪はそんなに積もっていなかった。 というより、隣の人が昨晩帰宅した時に、 雪を下に落としてくれたのだと思う。隣の人からは、何年か前に、 (ついでに)除雪してあげていたお礼にと、 野菜を頂いたことがあった。 入居してから会ったことは数えるくらいしかないその人は、 40代くらいの背の高い男性。 どんな仕事をしている人かわからない。 野菜に添えられていた手紙からは、 実家が農家だということや 常識のあるちゃんとした人という印象だった。二日前、大々的に私が除雪した後、 また雪が降って積もったために、 「今度は、俺が除雪し…

  • セミダブルと抱き枕

    痛みの復活と新たな筋肉痛で、 身体はガタガタになっていた。去年、腰痛に効くというので、抱き枕を買った。 長くて大きいL字型のもの。 抱きついていると、子供の頃に ぬいぐるみを抱いて寝ていたことを思い出した。 もうそんな可愛い姿ではなく、 腰痛治療の無様な恰好。 買ってから、しばらく頑張って抱きついていたけれど、 一向に良くならないどころか、 トゥルースリーパーとの合わせ使いで、 首懲りが激しくなった。 最近は、ただの得体の知れないぬいぐるみとなって、 ベッドで並んで寝ている。 そうすると、広いはずのセミダブルが狭くなる。 シングルでも十分なくらいの体格の私が、 セミダブルにしたのは、 広々とし…

  • 小さな"雪の大谷"

    転倒して右手首を痛めてから2週間。 もうそろそろ包帯は卒業かな?というくらい回復していた。 でも除雪はまだ早い…もうちょっとの辛抱… おみくじに「病気:治り際が大切」とあったではないか。でも、玄関前が気になってしょうがない。 こないだの大雪の時、下に落とすことが出来ず (落とした後、広範囲の雪を融雪構に落とす という作業が待っているため) 廊下の半分が、小さな"雪の大谷"(富山県)のようになっていた。今日は気温が高くなるということで、 これ以上溜まった雪が重くなっては、 益々除雪が大変になると思い、 朝8時前から1時間30分かけて 自分の通路と2棟の間の広い範囲の除雪をした。 小さな"雪の大谷…

  • 今年の抱負の一つ、"歳数読書" 冊数に拘ると、本の厚さが気になる。 読みたい本が厚さ2冊分でも、1冊のカウントだ。 冊数ではなくて、時間数を目標にした方が良かったかもしれない。 1冊(300ページ程度)読み終えるのは、 平均3時間というから私はちょっと遅い方だ。最近は、もっぱら図書館で借りた本を読んでいる。 新刊に面白そうなのがあって、買って読みたいと思うが、 本は、新しいとか古いとかに関わらず、面白いものは面白い。 図書館で古くて汚れた大量の本の タイトルや装丁や簡単な説明を読んで迷っているが、 結局は、どれを選んでも、面白かったになるのだろう。以前は、小説より勉強系や自己啓発本を多く読んで…

  • 幸せ長者

    1万円のお買物券が当たって、 ワクワク感とリッチ感でいっぱいだ。 "リッチ"なんて言い方は古いが、 他の言葉では言い換えられない。 とにかく、リッチなのだ。 この浮かれた気持ちを長引かせるために、 しばらく使わないでおこうと思ったが 使用期限があるので、昨日何か買おうと出かけた。第一候補は、チョコレートの詰め合わせの一番高いヤツ。 第二候補は、ファストファッションじゃないちゃんとした服。 お店を歩き回っていたら、 黄色?辛子色?アプリコット色?のセーターに目が行った。 パーソナルカラーがスプリングなので、絶対似合う色だ。 バーゲンで30%オフになっているし・・・ 白やグレーや黒ばかりではなく、…

  • 謎のメッセージ

    動かせば痛み、寝ている時も鈍痛、 外を歩くのは、また転びそうで怖い。 滑って転んで歩くのが怖いと思った冬は、初めてだ。 安静にして治るのを待つ日々。 読書していると、スマホに謎のメッセージが入った。 LINEに「eお届け通知」のお友達追加・・?? 突然送られてきたので、嫌な予感がした。 こないだ、LINEの友達追加で、 義兄の詐欺未遂(?)事件を聞いたばかりだったから。とりあえ「eお届け通知」の変な情報はなかったか調べてみたが、 危なそうでもなかったので、友達追加をした。 でも、ゆうパックが届く予定など無い。 何が届くかわかると思い、日時変更をしてみた。 そうしたら、送り主を見てわかった! "…

  • それでも"サ高住"を選びますか

    90代に入れば、本人も家族も、 ひとり暮らしが心配になり、施設への入所を考える人が多い。 介護施設には入れないからと、サ高住を検討する人もいる。 サ高住ならば、食事の支度をしなくていいし、 急病の時には、スタッフが駆けつけてくれて安心だ。 テレビでは、"夢のような老後の住まい"的なCMが流れている。サ高住で働こうかと思っている人はどうだろう。 自立している人ばかりだから、施設のように大変な介護も無いし 楽だろうと捉えていないだろうか。両者のイメージがそのとおりだと、 サ高住は、高齢者の"夢の棲み処"になりえるはずだ。 でも、先日、サ高住のスタッフが入居者(94才)の方に暴行し、 死なせたという…

  • 誰かがやる

    転倒して痛めた右手首は、 X線で確認出来なかったと言われたが、 たぶんヒビは入っているのだろう。 腕全体から肩や首まで痛い。 こんな身体だと除雪は出来ない。 今週は何度か除雪が必要なくらいに降った。 隣の人が私の玄関ドア前の除雪を ついでにしてくれた。(私もついでにしていたから) 向かい合っているアパートに挟まれた広いスペースは、 私以外の誰かがしているようだ。 除雪をする人は限られていて数人しかいないが。除雪は、管理会社ではなく、住人がすることになっている。 当番制ではない。 だから、いつも同じ人がする。 始めは、「やって頂いている」だが、 たまにやらないでいると、「やっていない」になる。昔…

  • 仮想友達

    短大の友人と3人で会った。 いつも会っているOさんと、久しぶりのSさん。 Sさんは私が年賀状じまいを伝えているのに、 間違って年賀状をくれたので、寒中見舞いで返信する時に、 来ないかと誘ったのだ。 学生時代は4人グループでいることが多く、 卒業後会う時も、4人のことが多かった。 今回は、残る1人に声をかけようか迷った。声だしは、学生時代からなぜか私だ。 私が会おう!と言い出さなかったら、会わないままかもしれない。 「なんでいつも私なの?」と言うと、 前からそうだからと笑う2人。 だから、いつもの流れだと、残る1人にも 私が連絡するものと思っていただろう。 でも、結局誘わなかった。 残る1人を避…

  • 癒しの手触り

    X線検査では、骨折(ヒビも)が認められず、 手術の必要も無いと言われたが、 親指を使う時は激痛が走るし、 常に腕全体に鈍痛がしていて、気持ちが沈んでいる。 子供の頃からケガが絶えなく、整形外科のお得様だった。 整形外科系は、命に関わることは少ないが、 生活に支障があって、死んだ方が楽なんじゃないかと 思うこともあるから、楽ではない。同居する人がいない人は、 ペットを撫でるだけでも癒しの効果があると言われるが、 動物を飼ったことが無いので、それも難しい。去年、ハートカズラを買った。 生き物を育てるのが苦手で 観葉植物も(サボテンさえ)枯らしたことがあった。 これまで枯らさなかったのは、パキラとポ…

  • 心が折れない方法

    キーボードで入力出来るくらいに痛みは治まってきたが、 右手首は、角度によって激痛が走るので、 これはもう病院に行くしかないと思ったが、 今日は休診なので明日まで我慢するしかない。 泣きっ面に蜂というが、 悪いことが重なると辛さは倍増する。 気持ちが暗い方へ向かいそうになる。でも、こんな方法がある。 落ち込んでいる自分の姿を(手帳などに)描くのだ。 昔、長期入院していた頃にやっていた。こんなふうに↓首の手術をするために髪を刈り上げると言われ、 入院の前日にロングヘアをボブにした。 実物より可愛く描いている。 そして刈上げされ、バンダナで隠した。 首に骨を移植するために腰の骨を取ったが、 強烈な痛…

  • 3度めの不運

    2度あることは3度あるは、本当だった。年末に、実家のお風呂掃除の等 転倒して左手の中指がブシャール結節になった。それが治ったと思ったら、 カラオケに行く途中て転倒し右手首を痛めた。さっき、ポストに行く途中、 また滑って転んで右手首を強く打ってしまった。もう、パソコンを出して キーボードから入力することも出来ない。 スマホでポツポツ文字を打つ惨めさ……。こんなに不運が続くことって、珍しい。 今年は、この分の大きな幸運が 明日以降に待っていると信じて、 しばらくは、部屋で大人しくしていよう。

  • 日常とカラオケ

    「筆ぐるめ」を使って、寒中お見舞いを印刷した。 去年、"年賀状じまい"をしていたが、2通ほど届いていた。 使いなれていない「筆ぐるめ」を使い、 なんとか印刷し、ひと息ついてエクレアを食べている。 温かい部屋で、のんびり過ごしていると、 今はどうしても、避難生活を送っている方々のことを考えてしまう。 3日前、テレビで被災状況を見続けていて辛くなり、 カラオケに行くことにした。途中、凍っている場所で油断していて転んだ。 右手で身体をかばったために、起き上がってすぐに 右手首がガーーーンと痛み出した。 歳も歳だから、骨折したかな…と不安になりながらも、 カラオケ店に向かった。マイクを左手に持ち替えて…

  • 踊る日本人

    歌う芸能人を"歌手"と言っていた時代、 踊りながら歌う人やグループは少なかった。 今は、激しくダンスしながら歌うのがほとんどで、 もう歌手という言い方はしない。 アイドルとかミュージシャン、アーティストと言う。 歌うことがないがしろにされているわけではなく、 歌も上手い。そしてダンスも上手い。 一方、日本独特の演歌は、簡単な振り付けはあっても、 激しいダンスをしながら歌うことはない。 日本人が急激に欧米化してきたと感じる。講師の仕事をしていた頃、 教える時にジェスチャーも有効と言われた。 長くデスクワークでパソコンに向かってばかりいた私は、 体を使って、時にはオーバーアクションで 説明するとい…

  • 絶対言えないコト

    今年、初詣はこの街と実家の町の神社、2か所に行った。 去年あまりいい年にならなかったのは、 初詣に行かなかったせいかもしれないと・・ おみくじを引いたら、2つとも「末吉」だった。 「末吉」は、「凶」に一番近い「吉」だ。 今年もいい年にならないかも…。 でも、おみくじはあてにならない。 16才で親元を離れるきっかけになった高校受験の失敗の年、 あの年は、「大吉」で、「安心して勉学せよ」だった・・・人生の大きな分岐点となった受験の失敗について、 親しい友人以外、とくに親には絶対言えないコトがある。 負け惜しみと思われるのも、 なんて馬鹿なヤツと思われるのも悔しいから、 ずっと隠し続けているコトがあ…

  • バッテリー

    金沢市の青看板が見えた時、会ったことの無い祖母に、 (あなたの孫がここに来ました)と心の中で挨拶した。 兼六園を探索した後、七尾市の小牧台にある 国民宿舎(当時は)に泊まった。 海に映った夕焼けは、劇的だった。 能登半島の日本的で美しい色彩の街並みも覚えている。 大地震の被害の映像が流れると、 切なくて堪らなくなる。40代の頃、能登半島も走った日本縦断の旅は、 観光目的ではなかった。 交通事故でパニック障害になり、 大好きな運転が出来なくなったための治療目的(荒療法)だった。 旅行でもほとんど行ったことの無い本州や九州を そんな病気の私が北海道からひとりで行って走るなんて、 大それたチャレンジ…

  • お正月に考えるようなことかな

    母娘の穏やかで幸せなお正月を過ごすはずが、 また残念なことになった。 心通わせられない相性というのは、 いくつになっても変わらないものだと思った。 相性が悪いのだ。 それは、親子でも、友達でも、夫婦でも、同僚でも、 自分以外の人と関わる時、一番大事なこと。人を、他人を巻き込む人(自己主張が強い) 他人に巻き込まれる人(自己主張が弱い)とに分け、 それは主従関係の、主が強い人と従の方が強い人と、 別の言い方をしてみると、 私は、主の比率が、高過ぎる性格なのだと思う。 大事なのは自分がどう考えるかで、 他人のいいなりにはならない(意見は聞く) 母も、同じように主の比率が高い。 だから、私とぶつかる…

  • 幸せの裏側

    年の初め、高めという予報だったのに 水道凍結の可能性がある気温まで下がることを知り、 予定を変更して、一日早く帰宅した。 やっぱり、ひとり暮らしのこの部屋に戻るとホッとする。 下の階に闇があっても。実家では、大掃除と片付けをしていた。 母は、自分の"城"をかき回されて喜んではいない。 でも、入れ歯のケースに黒いカビがあったり、 台所や掃除関連の消耗品が、何年も押し込められて、 埃(カビも)だらけになっているのでキレイにしていた。 母の身体や生活を考えてしているのだけど、 母には余計なことにしか思われない。哀しい。お風呂掃除をしていた時、事件が起きた。 水が入ったままの浴槽(深めの形)上で、 蓋…

  • 限りが見えると

    母がひとり暮らしになってから、 ひとりのお正月を送らないように、 独身の次女(私)は必ず実家に帰っていた。 シフト制の仕事に就いている時期も、 お正月は休みを頂いていた。 仕事をしていない今、今度のお正月は ゆっくりと過ごせそうだ。明日、母がこちらにやってきて、 美味しい物を食べ、買い物をして一緒に帰る。 大晦日に、こないだやり残した大掃除の続きを ちょこっとして、テレビ観て、お風呂に入って、 元日には、母の手料理と出来合いのご馳走を食べ、 何もすることが無いなぁー暇だなーと ダラダラと過ごした後、アパートに戻って来る。こんな退屈なお正月も、貴重な時間だ。 あと何回こんなお正月を 今年米寿を迎…

  • 希望の星

    誰も住まなくなっていた実家の隣の家に 50代の夫婦が都会から移住してくるらしい。 まだはっきりわからないが、"創る人"らしい。隣の家に、天井の高い店舗があるのが良かったようだ。 店の後ろに住宅がある。 隣ということもあり、関わることも多いだろう。 早くに離れたとはいえ、やはり、 自分が子供の頃にいた町が、寂れて行くのは哀しい。 知り合いのほとんどいない町に新しく住人が加わり、 益々知らない町に変わって行くけれど、 その土地への愛着心はある。 スカーレット・オハラのように。都会から、田舎に移住する工芸家というか、 芸術家は多いようだ。 山の向こうにも、そういう方が何人もいるとは聞いていた。 会社…

  • 除雪の目安

    久々にアパート全体の除雪をしてグッタリしたので、 ソファーにひっくり返って外を見ていた。 青空がキレイだ。 今年、ベランダの窓ガラスフィルムを貼った。 空が見えるように上だけ貼らなかった。 レースカーテンの向こうに こんなキレイな空があったのかと思った。 今日の空は、涼しげな(というより寒い)水色、 空は時々、ピンク色、時々、カーッと広がるオレンジ色になる。 どんなにキレイだと感動しても、 見るだけで、触れないのは”空”だけだ。除雪の目安は、ドアを開けた時、 靴に入りそうだ!と思うくらいの積雪だった時。 今日は、15センチ前後あったから、完全だ。 人によって、目安は異なっていて、 下の部屋の人…

  • 歳数読書

    「勉強をさせて頂いた」と、 物事や人との出逢いをプラスに捉え発言することが 好感を持たれる風潮だが、 敢えて、私は、「人生で遭いたくもなかった人だ」と言う、 下の階のクレーマーさんを。昨日は帰って来ると、階段下に娘さんと2人でいて、 雪遊びをしているようだった。 「こんにちは」と母親(クレーマー)に挨拶するが無言。 娘さんにも「こんにちは」と保母さんのように言ってみるが無言。 賃貸生活が長いが、こんな生き苦しい隣人さんは初めてだ。 出遭いたくなかった。出遭いたくなかった人は、春に辞めた職場にはたくさんいた。 今年は、人絡みで”マイナス”の多い年だった。逆に”プラス”はなかったか考えてみると…、…

  • 靴とみかん

    目が覚めて、今日はXmasイヴだと思った時、 子供の頃の楽しい思い出が浮かび、 それをブログに書こうと思ったら、 ワクワクしてきて眠れなくなった。 遠足やお祭りなど、楽しいことのある日、 ワクワクして寝ていられないというのは、 大人になっても変わらない。 ワクワクすることなんて、ほとんど無くなった今でも、 楽しみを求める気持ちだけは変わらない。 楽しみがなくなったら生きて行けないと思う。楽しみがある人は、自分や他人を傷つけたり 犯罪を犯したりしない。 楽しみが無い人の中に、 人を傷つけることを楽しみにする人がいる。 人間ってなんて愚かなものだと思う。Xmasイヴの夜、ツリーを飾ったカウンターテ…

  • からくり

    前から欲しいと思っていたニットのカーディガンが 期間限定で値下がりしたので、すぐ買いに行こうとした。 丈も短くていいし、写真もオシャレで素敵だった。 ベージュの色のもいいし、画面では薄いターコイズブルーのも どちらも欲しいと思った。 念のため、口コミの評価の低いものの方を読んでみた。 「数回着ただけですぐ毛玉になる」 というのが多かったので、買うのを止めた・・・・ 考えようによっては、こういう口コミも消さない(情報操作しない) ユニクロは、良い会社なのではないかと思う。『最も愛された昭和の名曲グランプリ』という番組があった。 情報元は、ジョイサウンドだった。 ジョイサウンドは、通信カラオケの一…

  • 手紙を書く

    手紙を書くのは、敷居が高い。 字が上手くないから、上手く書こうとする緊張で、 文章がまとまらない、漢字や送り仮名を間違う。 パソコンのように簡単に消したり、移動したり出来ない。 いつからだろう、手紙もパソコンで打ち、 最後に手書きで名前を書く、外国の人のように。 カッコつけているわけではなく、 それほど手書きが大変だから。そんな大変な作業が、大変じゃなかった時代がある。 小学生の頃だ。 文通が流行っていて、 積極的に本州の小学校に手紙を出して、 文通相手を募ったりしていた。 毎日、郵便ポストに私宛の封筒が届く。 自分が出すことより、届いた封筒を開けるのが楽しかった。 文通相手が多くなり、返事を…

  • その日まで

    新しい年を迎えると喜び、 春が来ると喜び、 夏が来たと喜び、 雪が降ったと喜び、 ゆっくり眠れるようになったと喜び、 長く生きて来たなと喜び、 良い人生だったなと喜んでいたい

  • 落とし穴

    姉家族は、親戚の中で一番 経済的に将来の不安のない堅実な家族だった。 転職を繰り返したり、縦断の旅に出かけたり、 温泉巡りをしたり、思うがまま楽しい時間を 過ごして来た私とは、全く違う思考回路を持っていた姉家族。再びの義兄の思いも寄らぬ行動に、地獄に逆戻りし、 姉からメールが届いたきり、娘(私の姪)に話したであろう後に どうなったかわからない。 まるで、テレビドラマで、 この後どうなるの?と思う衝撃場面で、 続きは、来週のお楽しみ、となったようだ。 今回はお楽しみどころか、どんな修羅場があったか、 聞くのが怖くて電話が出来ず、ひたすら返信を待っている。以前「退職金はあまり残っていない」と義兄が…

  • そのホテルの下に

    駅まで続く地下通路のあるホテルが、ドンと建った。 あそこは、数年前までは、 平屋の空き家と空地ばかりになっていた。 高校生の頃に住んでいたアパートのすぐ傍だ。あの場所に小さなスーパーやお米屋さんがあった。 食品を入れた袋とクリーニングから戻った制服を4つくらい抱え、 並んだ車が迫って来る4車線の道路を 走り抜けた、女子高生の私、 初めてのバイトの飛込み営業で、 1個も売れなかった私が、 あの大きなホテルに押しつぶされた。 そこに住んでいたことさえ無かったみたい。 都会になった。 駅裏が表とわからないくらい都会になった。 また、一つアンカーが外れた感じがした。朝、今日買うと安いので、 少し離れた…

  • 再びの詐欺問題と『真夜中のギター』

    また、義兄が詐欺の犯人にお金を送ろうとした。 自分が行けないから、妻(私の姉)に頼んだようだ。 義兄は、詐欺だとまだわかっていなかったのだ。 「口座を作るための10万円を送金してくれたら、 投資で儲けたお金の中から2億円をその口座に入れる」 という話をまだ信じている。 その話をしているLINE友達を、信頼仕切っている。娘(私の姪)が、スマホの電話番号を替えたり、 いろいろ手を尽くしてきたことが無駄になった。 義兄は、替えた後、また相手に連絡して繋がったのだ。 もう洗脳されたようになっている。 元々の性格もあるし、パーキンソン病のせいもある。 実体の無い相手を、心の拠り所にしてしまったら、 もう…

  • 腕時計は要らない

    貴金属に興味が無いので、 指輪をしていたことがほとんど無い。 マニュキュアもしない(爪は、磨くだけ) 私の手は、働く手。腕時計も最後にしていたのは、 いつか思い出せないくらい昔。 時計は街のあちこちにある。 持っていなくても、探せば時間を知ることが出来るのだ。音が全くしない早朝に起き出す。 最近は真っ暗でほぼ真夜中という感じ。 壁にかかった時計を見ると、6時前だ。 こんな時間にはもう職場に向かっていたんだ…と 辞めた職場での大変さを思い出した。姉が久々に街で買い物をするのに出て来た時、 バックが大きかったので、何が入っているのか聞いたら、 中から目覚まし時計が出て来た! 腕時計が見つからず、時…

  • ノンフィクション

    小説でも書けば、と母は突拍子もないことを言った。 一人暮らしで、仕事を辞めた私が、 何をしているんだろうと心配しているのだ。 以前なら、仕事は?とプレッシャーをかけてきた。 今は、年齢的になかなか難しいだろうと思い、 気を遣ってそんなことを言ったのだろう。小説、って簡単に言うけれど、 書けるわけないじゃない!!と、一瞬思ったが、 でも、『窓際のトットちゃん』のように、 自伝的小説なら、書けると思った。 ネタはたくさんある。 様々な職場で出遭った人達、経験したことを 書き綴れば、かなり面白いものが出来上がると思う。 大作を書き上げて、自費出版! 子供の頃からの夢が叶う。でも、出来ない。 登場人物…

  • 年の瀬迫るとき

    手帳やカレンダーを買って、新しい年を迎える準備をする。 年の瀬に近づいていく、この時期がとても好きだ。 雪も大晦日までには降り積もっているだろう。 冷っとした空気は神聖で、 身を清めて、新しい年を迎えるよう。 この時期がとても好きだ。今年の頭の方で会社を辞め、 まさか、そのまま年末を迎えることになるとは、 思ってもいなかった。 以前とは違う心と身体は、 以前とは違う日々を過ごすことになっても不思議ではない。長い間、好きなことを仕事にしたかったと思っていた。 でも今は、好きなことを仕事にしなくて(出来なくて) 良かったと思うようになった。 仕事にするということは、自分の意思とは違うことを 言った…

  • 恐怖の館

    曇りで時々雨も降る。 借りて来た本を読み終わって、 さて何をしようかとボーッとしていると、 下の部屋から、ドスッという音と共に、 ギャァという叫び声がした。 暴れる猫野良を押さえつけようとするような音が続く。 どう考えても、5歳の女の子と母親がいるとは思えない。 キャッキャッという楽しい笑い声がするのが普通、 と思うのは、認識不足なんだろうか??そんな音が聞こえてきたら、 私は抜き足差し足で歩く。 上の部屋に人がいる、と思っただけで、 あの母親(クレーマー)は、 暴れる子供を静かにさせようとするだろう。 生活音が気になり文句をつけに、 わざわざ上の階に上ってきて、 私の玄関ドアをバンバン叩いて…

  • 改善の結果

    これはおかしいよね、と感じることを 改めて行くことは、大事だと思う。 でも・・パワハラ、セクハラ、極端なことを言ってしまえば、 昔は当たり前だった。 親の世代は、私の時よりもっとひどいことが当たり前だった。 先生に叩かれたり、上司に怒鳴られたりは、珍しくなかった。 今の時代の感覚からすれば、非常識なことが常識だった。 時代は、少しずつ、おかしいよね、 と声を上げる人が増え変わってきた。確かに性加害事件のように、声を上げて 止めさせるべきおかしいことはあった。 でも、こんな例はどうだろう。 学校で先生の言うことを聞かない生徒が叩かれたということが、 今の時代は、「先生が暴力をふるった」と 部分的…

  • 私の"世の中"

    カラオケ店に向かう朝の道は凍っていた。 後ろでガタッと倒れる音がして、 何かあったら助けよう~みたいな勢いで、 「大丈夫ですか?」と大きな声で言いながら振り返ったら、 30代の男性会社員が自転車と共に倒れていた。彼は、照れて(転んだら誰でもそんな顔になる) 大丈夫と言ったので、私はそこを離れた。 横断歩道に立っていたら、後ろから、 さっきのお礼を言いながら彼が近づいてきたので、 「痛かったでしょう」などと会話をしていた。 信号が青になり彼は自転車にまたがって走り出した。 その背中に向かって「気をつけて」と声をかけた。 たぶん、彼はいい一日のスタートになったと思う。 私も、爽やかな一日の始まりに…

  • 真綿の中の吸い取り紙

    雨の降る暗い曇り空。 光熱費を節約して、 ストーブを点けていない部屋は、少し寒い。 出かける予定のない今日は、 真綿に包まれたような安全な空間の中で、 心が尖ることも、身体が痛むことも無く過ごす。幸せな時間というのとは違う。 嫌なもの、苛立つもの、気持ちの悪いもの、 腹立たしいもの全てが、遠くにある感じ。 自分から近づかなきゃ、ずっとこのままでいられるのだろう。 でも、また飛び込まなきゃならない時が来る。 そこに、当たり前の大人の日常があるから。病気の夫や、ガン末期の娘の義理の親や、 成績が悪くて心配な孫のいる、姉。 妻や愛猫を失った、知人。 下の部屋のたぶん発達障害の娘がいる、家族。 どこも…

  • 飾る

    昨日、実家の大掃除に行った。 母に頼まれたわけじゃないけれど。 実家に帰る時、母が普段お世話になっているだろう人へ 簡単なお歳暮を買って持って行った。 88歳の母がひとり暮らしが出来るのも、 近くにいる方々のお陰なので。母は、飾るのが好きだ。 階段一段一段に縫いぐるみや花を置いている。 防災の観点から危ないから置くなと言っても、聞かない。 階段でもそうなのだから、 居間も寝室も飾り物だらけ。 大地震が来たら、ぐちゃぐちゃになった飾り物に埋もれるよ と言っても聞かない。 ひとに貰ったものだから、と何十年も 同じ場所にぶら下がっているほこりまみれの人形もある。 私は、そもそも自分の部屋に合わないと…

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