メインカテゴリーを選択しなおす
『異人たち』(2024.3.8.オズワルドシアター)12歳の時に両親を交通事故で亡くし、孤独な人生を歩んできた40歳の脚本家アダム(アンドリュー・スコット)は、ロンドンのタワーマンションに住み、両親の思い出を基にした脚本の執筆に取り組んでいた。ある日、幼少期を過ごした郊外の家を訪れると、そこには30年前に他界した父母(ジェイミー・ベル、クレア・フォイ)が当時のままの姿で暮らしていた。それ以来、アダムは足しげく実家に通っては両親のもとで安らぎの時を過ごし、心が解きほぐされていく。その一方、彼は同じマンションに住む謎めいた青年ハリー(ポール・メスカル)と恋に落ちる。脚本家・山田太一の長編小説『異人たちとの夏』を、『さざなみ』(15)『荒野にて』(17)のイギリス人監督アンドリュー・ヘイが映画化。日本でも大林宣...『異人たち』
2019年公開の映画の紹介です監督は、フェデ・アルバレス。『ミレニアム』シリーズが原作の、ミステリー映画です。主演・出演は、クレア・フォイ、スヴェリル・グドナソン、ラキース・スタンフィールド、シルヴィア・フークス。(あらすじ)ある山奥の一軒家。幼いリスベット・サランデルと双子のカミラがチェスをしていると、父に呼ばれます。父が寄り添う姿に嫌な雰囲気を感じたリスベットは、カミラを残したまま雪の中に飛び降り逃げ出します。16年後。妻を殴りつけた後、夫が弁解しながら部屋を出ると黒ずくめの人物・リスベットがいて驚きます。仕掛けられたロープに足を取られ宙づりになった夫にリスベットは脅しをかけ、妻に逃げるよう忠告するのです。天才的なコンピューター・ハッカーであるリスベットは、その後仕事を依頼されます。バルデル博士に会う...「蜘蛛の巣を払う女」
映画『ウーマン・トーキング 私たちの選択』(2022年アメリカ)
原題:Women Talking 架空の村を舞台に性被害にあった女性たちが自らの未来のために話し合いを重ねる姿を描いた作品。 ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー共演。 サラ・ポーリーが監督&脚本を務め、今年のアカデミー賞脚色賞を受賞しています。 淡々とした会話劇なのだけど、その内容はめちゃくちゃ濃厚で引き込まれた。 自身の尊厳、信仰心や家族への思い、そして恐れや不安。 性被害にあった女性たちがそれぞれ様々な思いを言葉にし、話し合い自身の未来を決める大きな決断を下す。 女性たちの勇気に最後には込み上げてくるものがあったな。 寓話的に描かれていて途中まで時代が分からないのだけど、終盤2010年って分かってびっくりした。 ボリビアで実際に起きた事件を元にした小説の映画化なんだね。 こんなことが現代でも起きているなんて恐ろしいな。 そして若..
№1,448 新春スペシャル 洋画セレクション “ ファースト・マン First Man ”
■ 目 次 序 章 ご 挨 拶 本 編 ファースト・マン First Man 概 要 キャスト スタッフ 終 章 糸屯ちゃんのおまけ 糸屯ちゃんの掲示板 序 章 ご 挨 拶 謹んで初春のお慶びを申し上げます _ _))ペコリン 白石です旧年中は、当ブログサイトへのご来場、誠にありがとうございました2023年度に於きましても 「より皆さまにとって、毎日楽しく見てもらえるブログサイトに!」をモットーに、社員一同一丸となり、Webサイトの内容改善に尽力して参ります所存でございます皆さまのご健勝とご発展をお祈り申し上げまして糸屯ちゃんのエンタメちゃねる を本年もどうぞよろしくお願い申し上げますさて、…
映画「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』(2021年イギリス)
原題:The Electrical Life of Louis Wain 2週間ほど前にみMたこの作品が今年最後の劇場での映画鑑賞になりました。 猫をモチーフにしたイラストで人気を集めた19世紀のイギリスの画家ルイス・ウェインの生涯をベネディクト・カンバーバッチ主演で描いた伝記映画。 共演は「ザ・クラウン」のクレア・フォイ。 監督は俳優としても活躍する日英ハーフのウィル・シャープ。 猫たちの可愛さやユーモラスさとは相反してルイス・ウェインの生涯はなかなかに厳しい。 エミリーとの幸せな日々は病によってあっという間に奪われ、ルイスだけじゃなく妹たちにも不幸が重なり見ていて辛くなる。 それでも映画全体のタッチはユーモアもありそれほど暗くない。 特にラストが美しくて、切ないけど前向きでとても良かった。 ルイス・ウェインの絵も本物の猫たちもめっちゃ可愛かったし猫好きなら..
<< あらすじ >>作者スティーグ・ラーソンの死後に発表され、日本を含む世界中でセンセーションを巻き起こした北欧発の一大ベストセラー『ミレニアム』3部作。本作は新たな作者を迎え、その続編として発表されたシリーズ第4弾『ミレニアム4 蜘蛛の巣を払う女』を、ハリウッド版「ドラゴン・タトゥーの女」の製作陣が映画化したサスペンス・アクション。冬のストックホルム。背中に大きなドラゴン・タトゥーの天才ハッカー...
№1,439 洋画セレクション “ 蜘蛛の巣を払う女 The Girl in the Spider's Web ”
■ 目 次 序章 はじめに 本編 蜘蛛の巣を払う女 The Girl in the Spider's Web 終章 糸屯ちゃんのおまけ 糸屯ちゃんの掲示板 序章 はじめに おはようございます! ☕ MCのJUNNYです本日のテーマは、 洋画セレクション です おはようございます _ _))ペコリン アシスタントの真行寺ですそれでは、わたくしの方からお送りさせていただきます 洋画セレクション のご紹介をします蜘蛛の巣を払う女 The Girl in the Spider's Web です!『蜘蛛の巣を払う女』(くものすをはらうおんな、原題:The Girl in the Spider's We…
【ほぼ週刊映画コラム】『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』『ブラックアダム』
共同通信エンタメOVOに連載中の『ほぼ週刊映画コラム』今週はカンバーバッチが異能の天才を演じる『ルイス・ウェイン生涯愛した妻とネコ』ドウェイン・ジョンソンの活躍に口あんぐりの『ブラックアダム』詳細はこちら↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/column/week-movie-c/1361747【ほぼ週刊映画コラム】『ルイス・ウェイン生涯愛した妻とネコ』『ブラックアダム』
『ルイス・ウェイン生涯愛した妻とネコ』(2022.11.29.リモート試写)イギリスの上流階級に生まれたルイス・ウェイン(ベネディクト・カンバーバッチ)は、早くに父を亡くし、一家を支えるためイラストレーターとして働き始める。やがて妹の家庭教師エミリー(クレア・フォイ)と恋に落ちたルイスは、周囲から身分違いと猛反対されながらも彼女と結婚するが、エミリーは、末期ガンを宣告される。そんな中、ルイスは庭に迷い込んできた子猫をピーターと名付け、エミリーのためにピーターの絵を描き始める。19世紀末から20世紀初頭にかけて、猫をモチーフにしたイラストで人気を集めたイギリスの画家ルイス・ウェインの生涯を描いた伝記映画。『女王陛下のお気に入り』(18)のオリビア・コールマンがナレーションを担当。監督は日系イギリス人のウィル...『ルイス・ウェイン生涯愛した妻とネコ』