【読書】グリム童話『わらと炭とそらまめ』

【読書】グリム童話『わらと炭とそらまめ』

『完訳グリム童話集(一)金田鬼一訳』その14 『わらと炭とそらまめ』〈KHM18〉 岩波文庫(1979) 【あらすじ(要約)】 どこかの村に貧乏なお婆さんがいました。 お婆さんはそらまめを煮るつもりで、かまどに火をおこして、わらをひとつかみ、くべました。 そらまめをお鍋にあけるとき、滑り落ちた一つが土間へ落ちると、わらの隣へ転がりました。 それから、炭が一つはねて、その隣に転がって行きました。 わらがどこから来たのかと聞くと、炭が火の中から跳ね出してきた、このままだと灰になるところだったと言います。 そらまめもぐつぐつ煮られてドロドロになる前に逃げ出してきたと言いました。 すると、わらが自分の…

2022/12/31 18:26