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#美形
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霞に月の(工藤×良太)37までアップしました
月夜の猫-BL小説です 霞に月の(工藤×良太)37までアップしました BL小説 霞に月の(工藤×良太)37、真夏の危険地帯(豪×元気)28、鬼の夏休み(工藤×良太)45までアップしました。 今年は異常な暑さが続いております。 皆様どうぞご自愛くださいませ。
2023/08/28 12:37
美形
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真夏の危険地帯28
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯28 BL小説 「まあな、俺としては、豪がお前がGENKIに関わるのを邪魔するとかしなければって、黙認してたんだが。なるほど、豪に執念深くここまでお前を追ってこられて住み着かれて、押し切られたと。元気は結構乙女だったわけだ。誰よりも好きくらいじゃいや、オンリーユーじゃないと
2023/08/27 23:53
真夏の危険地帯27
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯27 BL小説 「一度会ったきりなのに? 確かに、あんな状況だったのに、怒られるどころか朝ゴハンすすめられて、大学のことくらい話したか、二人が出かけるまで和やかだったな。まあ、男だし、ただの友達と思ってくれたのか、一家弁護士とかエリート家族だから、許容量が大きいとか? でも
2023/08/26 23:03
真夏の危険地帯26
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯26 BL小説 そしたら、もしかしたら、父親はまだ生きていてあの店を続けていたのだろうか。 時間が戻せるとしたら、自分はどういう選択をしたのだろう。 元気はフン、と自嘲する。 もしとかたらとか、考えても詮無いことだ。 時は戻ることはないのだ。 にしても、今日は昔のことばか
2023/08/25 22:53
真夏の危険地帯25
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯25 bl小説 しかしな、とみっちゃんは続けた。 「たまに一平が元気にありつけるとなれば、一平のパワーは倍増するんだけどさ、ほら、ネコを遊ばせるときみたいに、たまにキャッチさせてやらないと興味をなくすだろ? つまり全然、報われないってことになると、一平は仕事だろうが放りだし
2023/08/24 22:30
真夏の危険地帯24
back next top Novels 「それとアユの塩焼き二つ、トマトとモッツアレラチーズのカプレー
2023/08/23 23:51
真夏の危険地帯23
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯23 BL小説 悪いのはちゃんとはっきりさせなかった自分だ、元気を勝手に好きになったのは自分だからと豪は言うが、自分に非がないわけがないと元気はわかっている。 起きるべくして起きてしまった結末に、そしていろんな感情のせめぎ合いから、あの時、元気はこの街に逃げ帰ったのだ。
2023/08/23 01:51
真夏の危険地帯22
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯22 BL小説 詩も歌詞も元気の中では同じ引き出しに属し、今も市内の同人誌にこっそり参加しているのだが、昔から書き綴ったノートはかなりの冊数になる。 「この詩なんか、宮沢賢治とか三好達治とか元気の好きな作家のニオイでいっぱい」 「そう…すか?」 言い当てられたことがきっかけ
2023/08/22 10:45
真夏の危険地帯21
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯21 BL小説 「今日は秋に出す『久遠』の編集会議です」 少し頬を赤らめながら少女は答えた。 「へえ、だって君ら三年だろ? 夏期講習とか忙しいんじゃないの?」 「でも『久遠』は今年で百号の記念号だから気合入ってて、私らも顔出してきたんです。すごいですよね、ほぼ年一回か二回発
2023/08/21 13:14
真夏の危険地帯20
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯20 BL小説 豪はオーストラリアに発ったはずだ。 朝、車の音で元気が目を覚ました時には既にいなかった。 「どっかいい店連れてけよ」 客が入ってきたのと入れ替わるように、じゃ、あとで、とみっちゃんは店を出て行った。 何だよ、重要な問題って。 またしても頭を悩ませそうな何かに
2023/08/20 19:21
真夏の危険地帯19
back next top Novels 絶対何かなければ、わざわざこんな田舎にみっちゃんが出向くわけ
2023/08/19 21:44
真夏の危険地帯18
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯18 BL小説 雛子との関係は昔から変わらず仲は良い方だろう。 多分、恋人が男だと告げたとしても、雛子はさほど驚かないに違いない。 のんびりとしているようで、実は元気などよりよほどどんと構えた性格なのだ。 ともあれ、さっき雛子が二日酔いかと聞いたのには、何も言わないで朝帰り
2023/08/18 19:29
真夏の危険地帯17
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯17 BL小説 すっかり実業家然とした涼子が、Gコーポレーションの自社ビルの前でたくさんのマイクに囲まれている。 「ですが、飛び入り参加してくれたギタリストはあくまでも純粋に音楽が好きなだけなんです。これ以上詮索されると、二度と彼がステージに立つことはないと思われます」 き
2023/08/17 21:50
真夏の危険地帯16
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯16 BL小説 「先日横浜ベイアリーナで行われた人気ロックグループ、GENKIのライブは大盛況だったことはもちろんなのですが、今、巷でネットで盛り上がっているのは、そのアンコールに登場した謎の超美形ギタリストのことなんです!」 ことさら大げさな身振りの女性リポーターの言葉に
2023/08/16 18:05
真夏の危険地帯15
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯15 BL小説 元気は名刺を見ようともせずに、黙々と手を動かす。 「天木って言います。ファッション関係の雑誌なんですが、GENKIはちょくちょく取材させてもらっているんですよ。確かにコーヒーは美味いけど、やっぱ元気さんの天職じゃないよな」 無言で元気に拒否されているとわかっ
2023/08/15 23:48
真夏の危険地帯14
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯14 BL小説 たまたまカップを下げてきた紀子にも聞こえたらしく、元気と豪の顔を交互に見た。 「コーヒーゼリーとアイスコーヒー追加ね」 紀子は豪の台詞には関知せず、ことのほか明るい声で元気にオーダーを告げた。 今度は元気が静かに怒ったのがすぐにわかったからだ。 普段は優しく
2023/08/14 23:35
真夏の危険地帯13
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯13 BL小説 やれやれ、とそんな事情からご機嫌斜めな紀子には細心の注意を払わねばならない元気は嘆息し、それでも自意識過剰かもしれないがこの店が辺鄙な田舎町でよかったと思うのは、日がな一日こういう「客」に店を占領されなくて済むことだった。 確かに、東京にいた頃は元気の携帯には
2023/08/13 23:51
真夏の危険地帯12
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯12 BL小説 そんな毎日にすっかり同化していた元気だが、謎のギタリストなる、まるで見知らぬ自分が勝手に世の中に出て暴走しているのを見ているような気がする。 どっちにしても、ちょっとみっちゃんと話さなきゃな。 川べりの道を歩く元気の頭の中を、ネットの記事や動画がぐるぐると駆
2023/08/12 23:11
真夏の危険地帯11
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯11 BL小説 四年前、別れを告げてこの町に戻ってきた元気を忘れられず、豪はストーカーのように元気を思い続けて、最近注目のカメラマンのくせに、ついに元気の住む近くの町に引っ越してきてしまうほど元気一筋な男で、いつも元気の顔を見ると喜んで尻尾を振って駆けてくるリュウと次元が一
2023/08/12 04:45
真夏の危険地帯10
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯10 BL小説 「元気、昨日はどこ行ってたの?」 さくっと紀子は切り込んだ。 「昨日? だから将清たちと会うって言っただろ?」 優作が見せてくれた携帯の動画を思い出して、どうやら紀子が既に元気が何をしていたか知っているような気はしていた。 昔の元気を知っている連中なら、や
2023/08/11 08:11
真夏の危険地帯9
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯9 BL小説 「四年前は、それに豪の元彼の優花ちゃんまで絡んでたから、お前、身を引くつもりで、田舎にひきこもったんだろ? けど、今は一応、お前と豪がくっついて、優花ちゃんも容認して事務所で仕事してるわけで、ああ、今は確か優花ちゃん、マサとつき合ってるんだし、お前、もうバンド
2023/08/10 13:03
真夏の危険地帯8
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯8 BL小説 黒ずくめだがタンクトップに上着を着ているだけ、一平にしてはマシというところか。 「一平? 本人? びっくりした」 優作が言った。 「誰だ?」 元気の左隣に腰を降ろした一平が元気に尋ねた。 「同期の毛利と江川だろうが。それにお前、去年も会ってるだろ、ライブも来て
2023/08/09 22:54
真夏の危険地帯7
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯7 BL小説 「くっそ、こういうのってみっちゃん、わざとライブ撮影容認しているっぽいぞ」 「ああ、うまく利用しているな」 将清が頷いた。 「それよか、これどうすんだよ、こっそりじゃなくなってんじゃん」 全くこれでは、内緒でライブに出たつもりだったのに元気のことを知っている人
2023/08/09 01:47
真夏の危険地帯6
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯6 BL小説 「何で一平が俺のホテル知ってんの? 一平には教えるなって浅野にも言ってあったはずだけど」 今回の上京は実のところプライベートでも極秘機密で目的も上京する事すら誰にも教えていない。 しかも一平って、冗談だろ、またぞろおかしな誤解を招くだろうが。 ただでさえ、豪の
2023/08/08 12:20
真夏の危険地帯5
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯5 BL小説 無論最初から何もかもうまくいくわけではなかったが、みっちゃんが虎視眈々と準備を重ね、その広い人脈やネットをフルに使う頭脳戦略は徐々に功を奏し、メンバーは皆同格、ギャラはしっかり頭割りとなって、それぞれ意欲的に活動しつつ、現在に至っている。 元気の肩書である嘱託社
2023/08/07 15:28
真夏の危険地帯4
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯4 BL小説 しかしいい加減、そんな事務所の思惑や干渉をさすがに一平もうざったく感じ始め、決定打は事務所側が売れる音楽路線云々と口にしたことだった。 「おい、みっちゃん、事務所辞めるぞ」 事務所側に対して不快そうな目を向けただけで、一平が昔のように怒鳴りつけたりしなかったの
2023/08/06 23:16
真夏の危険地帯3
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯3 BL小説 「GENKI」のオリジナルメンバーで今はペンネーム「G」で曲を提供してくれている我が社の嘱託社員かつ株主、ただし社外秘、涼子は葛城に元気のことをそう簡潔に紹介した。 学生の頃からメンバーは涼子に頭が上がらなかった。 「GENKI」の発足は高校時代からバンドをや
2023/08/06 09:33
真夏の危険地帯2
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯2 BL小説 黒のベンツは人知れず横浜ベイアリーナを出ると、横羽線を走り山下町へと向かった。 「ふう、死ぬかと思った……涼子のやつ、いくら何でもカツラとかないだろ! このクソ暑いのに!」 ブロンドのかつらやベネチアンマスクを控室で外し、後部座席に乗り込んだギタリストは大き
2023/08/05 23:02
真夏の危険地帯1
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯1 BL小説 横浜ベイアリーナで行われている真夏のライブは、人気ロックグループ「GENKI」のライブ史上でも最高の盛り上がりを見せていた。 「なんか、すごくない?」 ステージの袖で腕組みをしてステージとオーディエンスを眺めやりながらブラウススーツの浅野涼子は呟いた。 今まで
2023/08/05 18:57
真夏の危険地帯
月夜の猫-BL小説です 真夏の危険地帯 BL小説 人気ロックグループGENKIの所属する会社社長、浅野涼子にそそのかされて、GENKIのライブにサプライズ出演することになってしまった元気は、身元を明かさないという条件を出したところ、真夏のライブにカツラやマスクをつけて演奏したものの、地獄の熱さを耐え忍んだにもか
夏を抱きしめて(ラスト)24
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて(ラスト)24 BL小説 もう一泊くらいできないのかとおずおずと尋ねてみた豪に、「店があるからな」と思った以上にすげない元気の答えが返る。 ゴミになったのと同じフォーマルスーツをデパートで豪に買わせ、将清に電話をしたら引き出物は会社に持って行ってるというので、会社に寄って受け取った。
2023/08/05 11:47
夏を抱きしめて23
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて23 BL小説 「ここに元気のサインをくれ」 みっちゃんは取り出した用紙を指でトントンと示す。 「え?」 渡された紙をまじまじと見た元気は、「何だよこれ、契約書って…」と喚く。 「今回の件のような迷惑を被ることがないよう、お前にはそこにサインをして、晴れてうちの社員になる義
2023/08/04 19:27
夏を抱きしめて22
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて22 bl小説 「ぐちゃぐちゃ言い訳しながら、あの女とよろしくやってたのはお前だろーが」 すると今にも泣きそうだった豪の表情が変わり、豪はクスリと笑う。 「……何がおかしいんだ」 「たまには元気も妬いたりするんだ」 今度は元気の頭が沸騰する番だった。 「誰がだよっ! 俺は
2023/08/04 00:57
夏を抱きしめて21
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて21 BL小説 「俺が、誰といちゃつこうと、てめーの知ったことかよ!」 元気が声をあげると同時に、バン! と豪がまた叩くと、それが合図のようにエレベーターのドアが開く。 豪は言葉もなく、元気の腕を掴むと中に引っ張り込んだ。 「おい……」 エレベーターのドアが閉まるのと、何ご
2023/08/03 11:28
夏を抱きしめて20
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて20 BL小説 「それより、幻のなんちゃらって、いったいなんだよ? みっちゃんはどうしたよ?」 元気は話題を無理やり変えた。 「フン、お前が冬に俺らとじゃねぇとこで、ギターなんか弾くからだろ」 一平が吐き捨てるように言う。 「まさか、ちょっと飛び入りしたくらいで、こんなこと
2023/08/02 21:16
夏を抱きしめて19
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて19 BL小説 総ガラス張りのバーはビルの八階にあって、BGMも気づけば流れている程度に静かな店である。 「将清もこういう店に足を運ぶほどには大人になったか?」 きらびやかな夜の街を見下ろしながら元気は笑みを浮かべる。 「言ってろ。夜景も酒も折り紙つきだ」 「カップルばっか」
2023/08/02 03:35
かぜをいたみ46
月夜の猫-BL小説です かぜをいたみ46 BL小説 綾小路家で食事会が行われたのは七月の最終土曜日のことだった。 夕方京助の車で綾小路に向かった千雪は、母屋のエントランスで車を降りた。 「いらっしゃいませ」 いつもながら慇懃無礼にこの家の執事藤原が千雪を出迎えた。 「お招きいただいてありがとうございます」 一応
2023/08/01 14:23
夏を抱きしめて18
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて18 BL小説 すっかり夜のとばりがおりた湾岸線を一台の古いチェロキーが猛スピードで飛ばしていた。 今夜も関東地方は熱帯夜の連続記録を更新したらしい。 夜空は晴れ渡り、月はまだ熱の覚めやらぬ街を煌々と照らし出している。 雑誌に月イチで持っているページの撮影で、豪は四時頃から横
2023/08/01 08:35
夏を抱きしめて17
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて17 BL小説 「え、いいのか? じゃ、そうさしてもらう……あ、あのさ、毛利が泊めてくれるって言うから。うん、遅くにごめん。え? 電話って誰から?」 ドキリ、と元気の心臓がはねる。 もしや豪からか、と思った元気だが、兄からは意外な名前を聞いた。 「古田? うん、じゃ、番号
2023/07/31 17:40
夏を抱きしめて16
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて16 BL小説 新郎新婦までも興味深々で将清と江川の話に耳を傾けている。 「豪の作品展に、お前の写真、あっただろ?」 「豪の? ……ああ」 将清の口から今日は遠ざけていた豪の名前が出て来たことで元気は俄かに眉を顰めた。 最近売り出し中の坂之上豪の作品展があり、元気も一度
2023/07/30 17:55
霞に月の(工藤×良太)13までアップしました
月夜の猫-BL小説です 霞に月の(工藤×良太)13までアップしました BL小説 霞に月の(工藤×良太)13までアップしました。midsummer dream では、夏を抱きしめて(豪×元気)15、鬼の夏休み(工藤×良太)9までアップしております。
2023/07/30 09:01
夏を抱きしめて15
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて15 BL小説 赤坂にある老舗のホテルで行われた佐野、三田家披露宴には、総勢二百名ほどの出席者があり、その多くは銀行関係者や新郎の父親が大手企業の要職にあることもあってか、業界関係者もチラホラいた。 元気と一緒のテーブルを囲む江川や新郎の友人として代表でスピーチした毛利も
2023/07/29 09:17
夏を抱きしめて14
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて14 BL小説 GENKIは最近、デビュー当時契約していたレーベルの契約期間が切れたのを機に、以前の事務所から独立し、自分たちで会社を立ち上げた。 株式会社Gコーポレーション、みっちゃんのフィアンセである浅野涼子を事務所の社長にすえているが、いざとなった時後ろで糸を引くのは
2023/07/28 02:21
夏を抱きしめて13
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて13 BL小説 『ええ、お友達の結婚式が、明日だったと思うけど』 「あ、そう、ですか、すみません」 慌てていたのでどこに泊っているかも聞くのを忘れた。 元気の母は当然眠そうな声だったから、まさかまたかけ直すわけにもいかない。 「結婚式って、んなこと何にも言ってなかったじゃんか
2023/07/27 12:10
夏を抱きしめて12
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて12 BL小説 パニックという言葉にはさほど縁がなかった。 世界を飛び回り、危険な地域にも足を踏み入れたことがあるが、そういう場所ほど常に冷静に周囲を見、冷静に判断して動く。 でなければカメラマンなど務まらない。 はずだった。昨夜のあの時までは。 「わりぃ、葉子ちゃん」
2023/07/26 11:43
夏を抱きしめて11
back next top Novels 「何で……」 元気は兄の顔を見つめた。 「元気のことでわから
2023/07/25 23:54
夏を抱きしめて10
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて10 BL小説 「お帰りなさい。お風呂入ってね」 「すみません」 元気を迎え入れた詩織の明るい声に、かろうじて答える。 「どうした? 元気。顔色がよくないぞ」 ちょうど風呂から出てきたらしくタオルを首に引っ掛けた勇気が元気の顔を覗き込む。 「え、いや、だから、ちょっと夏バテ
2023/07/24 17:33
夏を抱きしめて9
月夜の猫-BL小説です 夏を抱きしめて9 BL小説 その時元気のジーンズのポケットで携帯が鳴った。 はっとして、元気は慌てて携帯を取り出したが、表示されているのは江川という文字。 『今、東京?』 「おう、昼に着いた」 ちょっとガッカリしている自分に苦笑しながら、元気は答える。 『俺んとこ、くればよかったのに』
2023/07/24 01:07
夏を抱きしめて8
back next top Novels 兄の家に持っていくケーキやワインを買っているうちに、ズボンの
2023/07/23 11:41
霞に月の(工藤×良太)10までアップしました
月夜の猫-BL小説です 霞に月の(工藤×良太)10までアップしました BL小説 霞に月の(工藤×良太)10までアップしました。 真夜中の恋人(京助×千雪)、ちょっと長かったかと思いますが、ラストまでお付き合い頂き、ありがとうございました。midsummer dream に、夏を抱きしめて(豪×元気)アップして
2023/07/22 19:26
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