1日8時間、週40時間働く、最低限の労働でも大変だし、それすら卒業したくてFIREを目指すような人が増える現
当ブログをXのアカウントと連動して一か月足らず、ブログ単独では読んでもらえなかった数々の方に認知読んで頂けたスタート月間となりました。従来から親交があった方々は、資産運用や資産形成の面でおいての興味関心で繋がった方たちであり、文芸読書とは何
皆川博子の作品を読んだ後には、濃密で圧倒的な一つの人生や物語の跡だけが残る。 技術の佐藤亜紀の次に誰を読むのか、見劣りせず、偽りなく熱意をもって書けるのか、という視点を持ってしまえば、平然と扱える作家は私には限られてくる。読書を再開するにあ
佐藤亜紀の作品だ、と思って読み進めないと序盤はつらい。 登場する人物名や地名はカタカナで外国のものだし、私を含めた多くの一般的な日本人読者にとって、ヨーロッパのどこの国の過去何年の歴史的な史実を扱った等と多少把握してすぐに歴史的背景や関係性
小川洋子の魅力はまずモチーフ選びにあるし、豊かなそれを例えば実写化するよりも素敵に仕上がる文章で書きあげる所で、ああ、いい小説家だなあと思う。 どう足掻いても実写の映像では作り上げられない魅惑的な世界がそこにはあって、そしてそれは読者の眼か
小説を読んでいると、こういうことがある。 「コンビニ人間」であれだけの完成度とテーマ性を誇った作者の作品の中でも、ひときわ目を引いた本作を図書館の本棚で見つけた時は嬉しくてすぐに手を取った、そのあとで「コンビニ人間」を先に読んで、なんて素晴
主人公は36歳、独身、女性、コンビニでアルバイトをしている、その歴18年。 「推し、燃ゆ」「星の子」に続いて発達障害気味の主人公がまた一人。読書再開後手に取った5冊中3冊に出てくるとは現代の小説の主人公は発達障害が流行りなのかしら、と思って
十年越しの作家、とも言えるかもしれない。今村夏子という名前を私が知ったのは2011年の「こちらあみ子」の書評か何かだったと思う。そしてそのまま私は読書の存在しない長い空白に入ったので、本作が初対面ということになるが、なるほど噂の今村夏子はこ
読書を再開しようかなとランキングを検索した時に目に入ったなじみの作家名の筆頭はこの人で、私が読書から離れる前に彼女は直木賞を受賞していた。それから10年以上もの間ずっと書き続け、売れ続けているのだとしたらすごいなと、文学性としては特に評価し
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1日8時間、週40時間働く、最低限の労働でも大変だし、それすら卒業したくてFIREを目指すような人が増える現
物語の未来への異なる答え、世界を知りえない時代の語りの戦略。終末的世界観と希望的連環、陰謀と憧憬、ポストモダ
できれば世界に勝手に好転してほしい。 でもなぜか世界は勝手に変化してくれない。 努力したくない、失敗したくな
受動的にて「考えなくていい」ことに甘えて脳を無思考に浸せる時間の愛おしさは、日々のストレスから解放する現代的
十年ぶりのリチャード・パワーズとして前回『囚人のジレンマ』を読んだが、個人的に趣味絵はないポストモダン
前回から分かるように読書のメリットあるにも関わらず、なぜ読書離れは叫ばれ、働いていると本が読めなくなるのか?
読書が自己投資だと言われても、実質的に知的経験がどんな役に立つのか。知識や経験を貯めて強く豊かに高くなってい
世界文学旅行企画、第二弾はみんな大好きアメリカ!! 本当に好き?現代の中心地なだけで、私はあまり好みではない
「労働日に読書をする」をテーマに働いている最近の私は、文芸文学の読書ブログやレビュー叩き台だけでは読み書きし
空想に逃げる時間は勿体無いし、勉学に励む挑戦も困難で億劫だし、明確にお金を稼ぐお得な労働で日常を流す毎日に負
「直木賞はその作家のつまらない作品にあげるものなのか?」通称直木賞企画第7弾、前回受賞作『渦 妹背山婦女庭訓
浄瑠璃時代小説を可能にした口上の上手さ、これに尽きる 受賞作、その渦の中の魅力、内包された威力 驚くべきは
直木賞はつまらない作品に受賞させるものなのか? 受賞作以上を著作列から探せ! 2025年現在から2005年東
受賞作がデビュー作を彷彿とさせながらも完璧に上回ってみせる納得の出来だった千早茜。作風メインはその二作に見え
直木賞はその作家のつまらない作品にあげるものなのか?のテーマ企画に、真っ向から反論する2022年の受賞作『し
直木賞はその作家のつまらない作品にあげるものなのか?企画第三弾ですが、前回同著者の受賞作『銀河鉄道の父』が割
直木賞はおそらく作家単位に与える賞なので、必ずしも受賞作が面白いわけではない。それどころかつまらない気がする
エドヴィージ・ダンティカで助産師モチーフが不発だったので、主人公の母親が助産院を開業している『ふがいない僕は
歴史の勝者が書き上げてきたものの裏側にある本質や私的な物語による祈りというモチーフを文学は好きだ。 個人的に
2025年最初の佐藤亜紀作品は18世紀初頭のパリを舞台に、三大金融バブルとも数えられるミシシッピ事件(172
(2018)アメリカ・イギリス・フランスの合作 監督:ジュリアン・シュナーベル 主演:ウィレム・デフォー 出演:ルパート・フレンド、マッツ・ミケルセン
「ココ・アヴァン・シャネル」(2009) 監督:アンヌ・フォンテーヌ 主演:オドレイ・トトゥ 出演:エティエン
(2021)監督、脚本、製作、編集:クロエ・ジャオ 主演:フランシス・マクド―マンド 原作:「ノマド:漂流
(1992) 「ターミナル」でトム・ハンクスがやっとニューヨークの空気を吸えた時に思い出したのは、私が初めてニ
(2017)監督:マイケル・グレイシー主演:ヒュー・ジャックマン出演:ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ
(2022) 監督:マーク・フォースター 脚本:デヴィット・マギー 主演:トム・ハンクス
(2019)監督:トッド・フィリップス脚本:同上、スコット・シルヴァー主演:ホアキン・フェニックス出演:ロバー
(2016)監督・脚本:デミアン・チャゼル主演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン他 👨🏼🦱「姉さんはなぜ
(2014) 期待せずに見始めたが、美味しそうなホットサンドと明るいラテンのノリが最高。 アマプラあと7日で
(2014)古い時代とモチーフを扱いながらもここまでポップで愛らしくコミカルに、かつ重いテーマも内包し切る絶妙
(2004) 生活する場所ではない所に人情味の強い男を閉じ込めて、人々が働き暮らすその営みの場所を人間ドラマの
(2015) 定年まで勤めあげた後も自分の居場所や働き口を探す、という積極性は、FIRE感覚で暮らすような私
(2018) 45歳バツイチ子有り男性と、17歳の女子高生の恋、をギリギリ成立させた作品。 「ごみを見るよう
(2010年) 鍛え抜かれた背中、緊張感と早さのある白と黒のコントラストで本作はスタートするのだが、無駄のな
(2013) 投資銀行・LFロス・チャイルドに入社したばかりのリッチを夢見る主人公に、気軽なランチで「コカイ
(2023年) あのマリオが動いてる!しかもチープじゃない!! 配管工という負け犬感、間抜けな弟を持つ気の良い
おひさしぶりです、 今月に入ってブログ更新をさぼって、一回しか本ブログを更新していないにも関わらず、アマプ
おひさしぶりです、 今月に入ってブログ更新をさぼって、一回しか本ブログを更新していないにも関わらず、アマプラ
発売から2年近く経過してオリコン文庫ランキング20位、周りは勿論今年発売の文庫たち。 週間4,599部売れてるんだから凄い。 9月に映画上映も決まっており、また売れるでしょうね。
労働と資産形成、筆致と創作性について、悩んでいました。働きながらの読書に、ハズレが混じって不安が膨らみ、五月最後の投稿はドーピングを使っても通常土曜からまさかの火曜までずれ込みましたが、四月と五月の振り返りが出来て個人的には最終満足。