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2024/02/21

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  • 文芸難民の社会人に告ぐ

    当ブログをXのアカウントと連動して一か月足らず、ブログ単独では読んでもらえなかった数々の方に認知読んで頂けたスタート月間となりました。従来から親交があった方々は、資産運用や資産形成の面でおいての興味関心で繋がった方たちであり、文芸読書とは何

  • 「クロコダイル路地」皆川博子

    皆川博子の作品を読んだ後には、濃密で圧倒的な一つの人生や物語の跡だけが残る。 技術の佐藤亜紀の次に誰を読むのか、見劣りせず、偽りなく熱意をもって書けるのか、という視点を持ってしまえば、平然と扱える作家は私には限られてくる。読書を再開するにあ

  • 「黄金列車」佐藤亜紀

    佐藤亜紀の作品だ、と思って読み進めないと序盤はつらい。 登場する人物名や地名はカタカナで外国のものだし、私を含めた多くの一般的な日本人読者にとって、ヨーロッパのどこの国の過去何年の歴史的な史実を扱った等と多少把握してすぐに歴史的背景や関係性

  • 「掌に眠る舞台」小川洋子

    小川洋子の魅力はまずモチーフ選びにあるし、豊かなそれを例えば実写化するよりも素敵に仕上がる文章で書きあげる所で、ああ、いい小説家だなあと思う。 どう足掻いても実写の映像では作り上げられない魅惑的な世界がそこにはあって、そしてそれは読者の眼か

  • 「丸の内魔法少女ミラクリーナ」村田沙耶香

    小説を読んでいると、こういうことがある。 「コンビニ人間」であれだけの完成度とテーマ性を誇った作者の作品の中でも、ひときわ目を引いた本作を図書館の本棚で見つけた時は嬉しくてすぐに手を取った、そのあとで「コンビニ人間」を先に読んで、なんて素晴

  • 「コンビニ人間」村田沙耶香

    主人公は36歳、独身、女性、コンビニでアルバイトをしている、その歴18年。 「推し、燃ゆ」「星の子」に続いて発達障害気味の主人公がまた一人。読書再開後手に取った5冊中3冊に出てくるとは現代の小説の主人公は発達障害が流行りなのかしら、と思って

  • 「星の子」今村夏子

    十年越しの作家、とも言えるかもしれない。今村夏子という名前を私が知ったのは2011年の「こちらあみ子」の書評か何かだったと思う。そしてそのまま私は読書の存在しない長い空白に入ったので、本作が初対面ということになるが、なるほど噂の今村夏子はこ

  • 「かがみの孤城」辻村深月

    読書を再開しようかなとランキングを検索した時に目に入ったなじみの作家名の筆頭はこの人で、私が読書から離れる前に彼女は直木賞を受賞していた。それから10年以上もの間ずっと書き続け、売れ続けているのだとしたらすごいなと、文学性としては特に評価し

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