「タイのクメール遺跡を巡る」シーズン2は珍しいタイ西部でミャンマーとの国境近くにあるクメール遺跡「ムアン・シン歴史公園」への日帰りの旅で、「最西のクメール遺跡」その6話は「ムアン・シン歴史公園」です。やっとムアン・シン遺跡がある歴史公園入口に着いたのはちょうど正午。朝5時にバンコクの隅っこにあるアパートを出て、徒歩、ソンテウ、BTS、路線バス、徒歩、タイ国鉄、地元の方にバイクに乗せてもらって・・・7時間...
5年ぶりの更新再開です。ヨーロッパ・アメリカ・アジアなどに28年以上在住しアメリカでリタイア後、タイでロングステイした日々、そしてタイの歴史、文化、人々と生活をつぶさに紹介しています。
長い海外暮らしの中でタイには2000~2003年、そして2015~2018年と合計6年半暮らしました。2018年には日本へ戻り5年間も更新できませんでしたが、読者の後押しで再開しました。 このブログはタイに暮らし、ネットも誰にも頼らず一人街歩きと旅を楽しみながら、タイの歴史、文化、人々と生活など気になった事を、謎解きするように楽しんだ日々を綴ったものです。
「タイのクメール遺跡を巡る」シーズン2は珍しいタイ西部でミャンマーとの国境近くにあるクメール遺跡「ムアン・シン歴史公園」への日帰りの旅で、「最西のクメール遺跡」その6話は「ムアン・シン歴史公園」です。やっとムアン・シン遺跡がある歴史公園入口に着いたのはちょうど正午。朝5時にバンコクの隅っこにあるアパートを出て、徒歩、ソンテウ、BTS、路線バス、徒歩、タイ国鉄、地元の方にバイクに乗せてもらって・・・7時間...
バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるルートが複数ある...
主にバンコク首都圏のストーリ性豊かな仏像を紹介している本シリーズも19回目です。前回まではソンクラン時期に接する機会が増える「曜日の仏像」を4回に別けて書きました。そのソンクランは時期を遅らせて行われる地域もあるのですが、もう完全に終わりタイでは最も暑い時期から雨期に入る頃かと思います。シリーズ中のスピンオフだった「曜日の仏像」も終えて、本シリーズの完結を目指し先を急ぎましょう。さて、今回の「エメラ...
バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるルートが複数ある...
最西のクメール遺跡 5 ターキリン駅からムアン・シン歴史公園
「タイのクメール遺跡を巡る」シーズン2は珍しいタイ西部でミャンマーとの国境近くにあるクメール遺跡「ムアン・シン歴史公園」への日帰りの旅で、「最西のクメール遺跡」その5話は「ターキリン駅からムアン・シン歴史公園」です。トンブリー駅から固い椅子に座り続けて3時間50分、やっと「ターキリン駅 Tha Kilen ท่ากิเลน」に到着しました。冷房なしで途中までかなり混雑した普通列車、固くなった身体を伸ばしたのは11時40分で...
バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるルートが複数ある...
「タイのクメール遺跡を巡る」シーズン2は珍しいタイ西部でミャンマーとの国境近くにあるクメール遺跡「ムアン・シン歴史公園」への日帰りの旅で、「最西のクメール遺跡」その4話は「トンブリー駅からターキリン駅」です。旅の起点のタイ国鉄南本線トンブリー駅をほぼ定時でを出発した列車、目的地は「ムアン・シン歴史公園」が近いナムトック支線のターキリン駅です。4時間弱の三等列車の旅、暑い車内に固い席、途中から混みだし...
バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるルートが複数ある...
稀有な運命の仏像(18) 曜日の仏像、最後の謎 & 木、金、土
ソンクランの時期に接する機会が増える「曜日の仏像」を書き始めたのですが、小さなことにこだわる悪い癖で長々と曜日の仏像に関する「謎」を書いてしまい、おまけに曜日ごとの仏像も「○曜日は○○○と呼ばれる仏像で○○○の姿勢です」なんてどこぞのコピペで判を押したような内容を書けないので、とうとうソンクラン前に書き終える事が出来ませんでした。アパート内も油断できない日でした先ほど、例年遅い開催となるプラプラデーンの...
稀有な運命の仏像(17) 曜日の仏像と時刻、まだまだある謎 & 火、水
いよいよソンクランが目の前なので、この「稀有な運命の仏像シリーズ」のソンクラン特別企画のエントリーを急ぎましょう。今回で終わりそうもないので、ソンクラン後に最終回だと思います。いやぁ~、エントリーがいつも遅くてすいません。ソンクラン期間中に寺院内だけでなく街中でも見かける機会が多くある「曜日の仏像」に関して書いていますが、今回が3回目です。さて、前々回は「曜日の仏像」の二つの謎「起源」と「仏像の数...
稀有な運命の仏像 (16) 曜日の仏像、まだある謎 & 日、月
タイではソンクランを目の前にして誰もがうきうき、そわそわとその日を待っているのではないでしょうか。この「稀有な運命の仏像」シリーズはそんなソンクランを前にして、特別(でもないか)企画で期間中は寺院内だけでなく街中でも見かける機会が多くある「曜日の仏像」に関して書いています。2018年アユタヤでのソンクラン祭りなお、例によってこのブログではネットに多いタイに関しての(間違いが多い)「○○の入門・仕方・紹介...
2025年3月30日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
このシリーズでは個々の仏像が持つ興味深いストーリーを書いていますが、その前に理解を深め為にタイの仏教、寺院、仏像など全般を簡単に書いています。一話の中を二段階に分けている事になります。簡単と言っても私が理解している事なので、センシティブな宗教に関して私自身の誤解や浅はかな内容も多いかと思っています。その点、世俗的な好奇心で仏像の物語を理解する為とご勘弁ください今まで書いたのは・・・・寺院の階層別け...
2025年3月20日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
稀有な運命の仏像(14) 仏像の種類 & 腰かけた仏像の伝説
前々回はタイの寺院における格付け(階層・級)、そして前回は寺院内建物の構成を書きました。定義を知らず、ただ多くのお寺を訪れながら、それなりに調べて私的に理解している事を書いたのですが、宗教的に厳密に言えば間違いがあると思っています。タイでの事に限っての話なので(不遜ながら)多少間違っていても怒られはしないかと思っていましたが、今回は仏像の種類を知っている限りですが書くので・・・かなり恐々しながら自...
2025年3月10日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
「タイのクメール遺跡を巡る」シーズン2は珍しいタイ西部でミャンマーとの国境近くにあるクメール遺跡「ムアン・シン歴史公園」への日帰りの旅で、「最西のクメール遺跡」その3話は「トンブリー駅からターキリン駅」です。えっと、旅の起点のトンブリー駅ですね。ご存じの方が多いかと思いますが地図で位置を示しておきましょう。この時のように乗る列車が決まっている場合は確実に時間が読める方法で行きたいのですが、現在のよ...
2025年3月1日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるルー...
前回は寺院の成り立ちや格式で区別される階層(あるいは級)に関し書きました。定義は色々言われるものの明確ではないが私の最終理解ですが、この階層は明確に存在し寺院にとっては非常に重要な事は分かります。王立寺院(以下の10階層に別れる) 1級 ┣ ラーチャウォーラマハーウィハーン ┣ ラーチャウォーラウィハーン ┗ ウォーラマハーウィハーン 2級 ┣ ラーチャウォーラマハーウィハーン ┣ ラーチャウォーラウィハ...
2025年2月17日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
「タイのクメール遺跡を巡る」シーズン2は珍しいタイ西部でミャンマーとの国境近くにあるクメール遺跡「ムアン・シン歴史公園」への日帰りの旅で、「最西のクメール遺跡」その2話は「泰緬鉄道」です。若い人は知らない方も多いでしょうから念の為、「泰緬鉄道」は「たいめんてつどう」と読みます。もちろん「泰」は泰国でもちろんタイの事、「緬」は緬甸でビルマ(現ミャンマー)の事です。旧日本軍がビルマ戦線への兵站確保の為に...
2025年2月7日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるルー...
このシリーズも長くなり12回目で、そろそろ終わりが見えて来たように思います。ところで、私は仏教はもちろん宗教への関心はほとんどありません。そしてタイでは寺院そのものにも好奇心は刺激されないのです。寺院名も正式名称はとても長いので通称のみで寺院格付けも書いていません。今回はそんな事にも触れましょう。本シリーズ5話登場の王立第1級ラーチャウォーラマーハウィハン型「ワット・スタット・テープワラーラーム・ラー...
2025年1月28日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
新しいシリーズの始まりです。「タイのクメール遺跡を巡る」のシーズン2になり、珍しいタイ西部でミャンマーとの国境近くにあるクメール遺跡「ムアン・シン歴史公園」への日帰りの旅です。「ムアン・シン歴史公園 Mueang Sing Historical Park เมืองสิงห์ 」はミャンマーと接するカンチャナブリー県にあります。私が知る限り最も西にあるクメール遺跡です。下にこのブログで登場した(今後登場するだろう)クメール遺跡を地図に記...
2025年1月18日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
ワット・トライミットに祀られる世界一と言われる黄金仏像の出自を書く事から始まったこのシリーズ、黄金仏像はどこから来たのか?それはなぜか? そんな事を書くうちに他の稀有な運命を持つ仏像も書くようになりました。ワット・トライミットの黄金仏像現王朝がバンコクに王都を移すと共に多くの寺院が建立され、そこに祀る仏像もスコータイなど主に北方から移され今日に至っています。その為に首都圏には多くの稀有な運命を持つ...
2025年1月7日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるルー...
新年最初のエントリーですので読者の皆さんにご挨拶申し上げます。皆様におかれましては、新春を清々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。また、アクセスいただきありがとうございます。思い返せば、一年前の年末年始は家族全員がインフルエンザで倒れてしまい、人生最悪のお正月でした。人が集まることも無く、届いた六段重のお節も三が日に手が付けられず、おせち料理以外にも色々あったのが・・・思い出すだけで残念...
2024年最後のエントリーになります。この一年間、このブログにアクセスいただき、貴重なお時間の中でお読みいただき、本当にありがとうございました。読まれて少しは面白かったでしょうか? 少しはお役に立つ事があったでしょうか? 興味深い事があったでしょうか? 面倒くさいブログだと思われた方が多いのではないでしょうか。今の時代、子供から私のような老人まで誰もが気軽にネットで発信できて、もはやブログとSNSの区別...
2024年12月25日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
タイのクメール遺跡を巡る(10) パノムワン遺跡~コラート~バンコク
タイ在住時に歴史に思いを馳せる旅を多くしていました。そうした旅をブログに残していましたが、離タイしてブログ掲載が中途半端で完結していない唯一の旅がこのタイのクメール遺跡を巡る旅です。そしてコラートからクメール遺跡を巡ったこの旅も今回が最終回。これで中途半端で中断したままだった旅を終えられます。まぁ、クメール遺跡への旅は別な地方に行っているので、まだ続くのですが・・・いずれにしても2018年の事なので情...
2024年12月15日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
数日前にMCOTのニュースをNNHK BSで観ていて知ったのですが、タイ・中国外交関係樹立50周年と現国王72歳の誕生日を記念する親善のしるしとして、北京の霊光寺に祀られている「仏歯舎利」がタイに来ているようです。TVを観た後にニュースを追いかけてみました。Thai PBS worldよりニュースでは空港に着いてヤワラーの(たぶん)ワット・トライミットから王宮広場サーナムルアンまで運ぶ儀式の行列を映していましたが、私はなぜヤワ...
2024年12月4日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
タイ在住時に歴史に思いを馳せる旅を多くしていました。そうした旅をブログに残していましたが、離タイしてブログ掲載が中途半端で完結していない唯一の旅がこのタイのクメール遺跡を巡る旅です。2018年の事なので情報等が賞味期限切れかと思います。ご勘弁ください。それでは今までのエントリーです。(1) 序章(2) バンコク~コラート(3) コラート~ピーマイ(4) ピーマイ遺跡(5) クメール王朝とタイ王朝(6) ピーマイ - コラート -...
2024年11月24日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
都会で街歩きをしていても、地方でただ移動していても、タイではお寺がランドマークになります。それは単に目印的な存在だけではなく、地域コミュニティとの強い結びつきを感じる事が多くあります。地域総出で祝う出家、スパンブリーで様々な行事の一部に出家や托鉢はタイでの寺と地域と繋がりを強く感じる事ですが、そんな表面的ではなく私などが察する事も出来ない深い結びつきをタイの人々はお寺に持っていると思います。華やか...
2024年11月15日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
タイ在住時に歴史に思いを馳せる旅を多くしていました。そうした旅をブログに残していましたが、離タイしてブログ掲載が中途半端で完結していない唯一の旅がこのタイのクメール遺跡を巡る旅です。2018年の事なので情報等が賞味期限切れかと思います。ご勘弁ください。それでは今までのエントリーです。(1) 序章(2) バンコク~コラート(3) コラート~ピーマイ(4) ピーマイ遺跡(5) クメール王朝とタイ王朝(6) ピーマイ - コラート -...
2024年11月07日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
アユタヤ王朝滅亡後にトンブリーからバンコクへと王都を移しながら、多くの仏像がタイ北方から王都に移されました。その数は小さな仏像を含むと数千と言われています。現王朝の守護寺院ワット・プラケオに安置されているエメラルド仏も(真偽不明の多くの伝説は別にして)トンブリー王朝時にビエンチャン(ラオス)からワット・チェン(現ワット・アルン)に運ばれ、ラマ1世即位で王朝が変わると共にチャオプラヤー川の対岸の現寺...
2024年10月28日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
タイ在住時に歴史に思いを馳せる旅を多くしていました。そうした旅をブログに残していましたが、離タイしてブログ掲載が中途半端で完結していない唯一の旅がこのタイのクメール遺跡を巡る旅です。2018年の事なので情報等が賞味期限切れかと思います。ご勘弁ください。それでは今までのエントリーです。(1) 序章(2) バンコク~コラート(3) コラート~ピーマイ(4) ピーマイ遺跡(5) クメール王朝とタイ王朝(6) ピーマイ - コラート -...
2024年10月18日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
街歩きをする中でお寺を見かけると必ず参拝するようにしていました。地図もスマホも持たずに便りは頭の中に刻み込まれたバスやソンテウに運河ボートなどの公共交通のルートだけ。後でどこを歩いたのかを確認するのにお寺がランドマークになるからです。お寺では、本堂と書く事が多いウボソッがは閉まっていない限り中に入り本尊にご挨拶をして、NO PHOTOでない限り写真を撮りますがウボソット内では基本的に立って撮らないように気...
2024年10月10日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
タイのクメール遺跡を巡る(6) ピーマイ - コラート - ブリラム
タイ在住時に歴史に思いを馳せる旅を多くしていました。そうした旅をブログに残していましたが、離タイしてブログ掲載が中途半端で完結していない唯一の旅がこのタイのクメール遺跡を巡る旅です。2018年の事なので情報等が賞味期限切れかと思います。ご勘弁ください。それでは今までのエントリーです。(1) 序章(2) バンコク~コラート(3) コラート~ピーマイ(4) ピーマイ遺跡(5) クメール王朝とタイ王朝「タイのクメール遺跡なん...
ラマ1世がトンブリーがあったチャオプラヤー川右岸(西側)から左岸のラッタナーコシン島に遷都し、現在まで続くチャクリー王朝を興したのは1782年です。日本なら江戸時代中期、アメリカは独立宣言(1776年)をしたものの独立戦争終結の1年前の事です。現在まで続くバンコクが王都になったその1782年、それはビルマ侵攻でアユタヤ王朝の王都が徹底的に破壊されてからたった15年後の事です。アユタヤ滅亡後にトンブリー王朝を興した...
バンコク首都圏の路線バス番号別インデックス(目次)2024年9月版で、新路線番号順に並べ旧番号も併記しています。また、同じく2024年9月版で旧路線番号順のインデックスもあります。-- 最終更新日 2024年9月26日 --2018年までの路線バス番号別インデックスは「バンコク路線バス不完全ガイド 番号別インデックス」でエントリー済みですが、2017年から現在(2024年9月)まで続けられている「バンコク路線バス改革」で大きくバンコ...
ブログを再開してからちょうど一年が経ちました。2018年にタイを離れて日本に戻り5年間も中途半端なまま放置していたブログを昨年再開し、最近になってやっと中断していたシリーズを終えられたと思っていたのですが、まだ終わってなかった旅が一つ残っていました・・・と言う事で6年ぶりに再開です。パノムルン遺跡そのまだ終わってなかった旅は「タイのクメール遺跡を巡る」旅です。完結せずに途中で止まったままのシリーズは以下...
バンコク首都圏の路線バス番号別インデックス(目次)2024年9月版です。-- 最終更新日 2024年9月17日 --2018年までの路線バス番号別インデックスは「バンコク路線バス不完全ガイド 番号別インデックス」でエントリー済みですが、2017年から現在(2024年9月)まで続けられている「バンコク路線バス改革」で大きくバンコクの路線バスは変わりつつあり、2018年版はすでに現状と合わない内容が増えてきました。そこで2024年9月1日時点...
タイトルに少し違和感がありますが(汗)この数週間日本に居ながらバンコク首都圏の路線バスをずっと追っていました。それでやっと見えてきた事があります。見えると言うか、少し分かってきたような思いがしています。自分が離タイした2018年以降はタイの事は気になるものの距離を置いていました。それが一年前にひょんな事からブログを再開し、記憶の中にしまい込んだタイを引っ張り出して文字と画像にするようになりました。それ...
今から90年以上前に荒廃した寺から運び出された数体の仏像、汚れた漆喰で覆われた仏像が世界最大の黄金仏像だった事から他の仏像を追ったこのシリーズも5回目で最終回です。長く荒れたワット・プラヤー・クライが廃寺となる前に運び出された仏像は少なくても四体あった事が分かりました。その中でも特に(当時は漆喰で覆われていましたが)世界最大と言われる黄金仏像が廃寺にあった事は多くの「なぜ?」が生じました。「なぜ高価...
バンコクの路線バスに関するエントリーは本ブログの骨格でした。2015年、バスとソンテウしか公共交通機関がないバンコクの隅っこに住んだ事がきっかけで、複雑怪奇なバンコクの路線バスを解明したいと思い、それを記録としてブログに書いたのが「バンコク不完全バスガイド」でした。当時300以上の異なるルートがあったバス路線、2年半かけその内容をブログに記録として残したのです。ネットや関係資料に背を向けて(スマホも無かっ...
2024年8月28日バンコク路線バスについてのエントリーです。主旨は「バンコク不完全バスガイド序章」に書いてありますが、地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いています。バンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも運行業者(BMTA直営と委託)が異なるとルートが違い、BMTA直営でも同じ路線番号で複数のルートがあ...
バンコク路線バス改革 4、2024/7/25以降のBMTA新路線 (2)
バンコク路線バス改革プロジェクトの4回目、2024/7/25以降に運行が開始されたBMTAの新路線107中、前半(30/107路線)の続きで後半の77路線を紹介します。今までのバンコク路線バス改革シリーズは以下の通りです。バンコク路線バス改革 1、2024/8/31以降のBMTA廃止49路線バンコク路線バス改革 2、2024/8/31以降のBMTA廃止9路線バンコク路線バス改革 3、2024/7/25以降のBMTA新路線 (1)2024/7/25以降から走り出したBMTA新路線、暫定的...
バンコク路線バス改革 3、2024/7/25以降のBMTA新路線 (1)
急ぎエントリーしているバンコク路線バス改革プロジェクトに関しての3回目で、今回は2024/7/25以降に運行が開始されたBMTAの107の新路線に関してです。ニュースを横流しするだけのブログではないので、改革プロジェクトの背景から始まり全体像を理解した上で、路線一つ一つを調べてからのエントリーなので非常に手間がかかり遅くなりました(それでも実車出来ていないけど)。やっとBMTA路線バスの2024/7/25以降の全容です。バンコ...
昨日エントリーした本年2024年8月31日以降に在来BMTA(Bangkok Mass Transit Authority)路線バスが廃止される49路線ですが、これ以外に9路線が8月14日に違う様式で発表されていました。従って合計58の在来路線の廃止です。合計58の在来路線(旧路線)が8月31日に廃止されるのですが、ただ・・・この9路線は昨日エントリーの49路線と違って(多少路線が変わっても)代用できる新路線があるのか分かりません。廃止される在来路線は7月...
急ぎのエントリーです。本年2024年8月31日以降に49路線の在来BMTA(Bangkok Mass Transit Authority)路線バスが廃止されます。すでにバス車内には掲示がある事を読者から教えていただいていましたが、全体像が分かりました。廃止される49路線はเดิมと表示されている(あるいは以前からの番号だけ)在来(旧)のBMTA直営路線で、以前の民間委託路線、今で言えばTSB(Thai Smile Bus)等は関係なしです。また、49の在来路線が廃止され...
バンコクのチャオプラヤー川沿いはアジアティーク・ザ・リバーフロント辺りにあった荒廃したワット・プラヤー・クライから運び出された仏像、その寺と仏像の稀有な運命をたどるシリーズも4回目です。1935年に運び出された二体の仏像が一躍脚光を浴びたのは1955年の事。ヤワラー地区のワット・トライミットの片隅に20年間も置かれたままの黒く汚れた仏像を移動させようとした時、漆喰が剥がれて世界最大と言われる黄金仏像が現れて...
ルンピニー公園発の最も都心を走る路線 ソンテウの旅 1240番
ソンテウの旅、今回はバンコク都心部のルンピニー公園からビジネス街のサトーン通り、美食のスアンプルー通りを走りラマ3世通りかチャン通りまで行く路線で、最も都心部を走る路線です。首都圏在住者はもちろん観光の方も見る機会が最も多いソンテウでしょう。バンコクが都市として発展する過程が色濃く残るエリアを通るので、今回は特に街歩きの解像度を上げるのに役立つ内容にしています。これはバンコク首都圏のソンテウについ...
このエントリーを最後にブログランキングを退会します。エントリー毎のランキングバナーもだいぶ削除し、(気がつかなかった)スマホ表示時プルダウンメニュー内バナーもこの後外すのでやっとスッキリします。7年前にもランキングを辞めて余計な事を考えず我が道を行くようなスッキリ感があったに、5年ぶりに更新再開した事をお知らせするツールとして再参加。ありがたい事に古くからの読者に更新再開をお伝え出来たと思います。あ...
長くブログを書いていて最高に好奇心を刺激されながらも、調べる過程は困難続きだったのがこのシリーズで、その中でもこれからのエントリーが最も苦労した内容です。それはタイ語の読み書きが出来ない私にとって、まるでロゼッタ・ストーンから古代エジプト文字を解読するような思いの時でした。大袈裟な表現ですが、難しい中にもワクワク感すら覚え時間をかけて調べていました。ちょうど(抵抗を感じながらも一時的に参加した)ブ...
これはバンコク路線バスについてのエントリーで、6年ぶりのエントリーになります。バンコク不完全バスガイドは本ブログの骨格のシリーズでした。2015年、バスとソンテウしか公共交通機関がないバンコクの隅っこに住んだ事がきっかけで、複雑怪奇なバンコクの路線バスを解明したいと思い、それを記録としてブログに書いたのです。全てに関して同じですがネットは公式サイト以外は見ない主義ですが、バスに関してのBMTA(Bangkok Mass...
昨年9月に5年ぶりにブログ更新を再開して10カ月が経ち、連載中に中断して5年以上放置されたシリーズをやっと完結出来ました。これでブログを再開した目的の一つを達成、今後はブログの終活を始めます。どのように終えるかは考え中ですが、ブログランキングはすでに止める方向で進めています。ブログを5年間更新できずタイ在住中に続けていたブログ更新が5年間も更新出来なかったのは、ロングステイを終えて日本に戻った事がきっか...
タイ中央部を流れるチャオプラヤー川はタイの歴史、経済、文化、庶民の暮らしまで大きく影響を与えながらも、その流れを変えるショートカット「捷水路(しょうすいろ)」が多くの湾曲部に造られて今の姿は昔と異なります。王宮前のチャオプラヤー川ですら1542年以前は川が無かった事を知る人は少ないかと思います。そのチャオプラヤー川の元の流れを下流から追う事は、チャオプラヤー川左岸(東側)ラッターナコシン島の現チャクリ...
チャオプラヤー川が始まるナコーンサワン、そのチャオプラヤー川に繋がるピン川が流れるスコータイ王朝の要塞都市カンペーンペットの二都市を歩く旅、16回目は最終回でナコーンサワンからバンコクへ戻ります。MuseumThailandより画像上で右のナン川は赤茶色して、左のピン川はやや緑がかっています。それらがナコーンサワンで出会うと、徐々に色が混ざり川の区別はなくなりチャオプラヤー川として大きな川になります。チャオプラヤ...
チャオプラヤー川が始まるナコーンサワン、そのチャオプラヤー川に繋がるピン川が流れるスコータイ王朝の要塞都市カンペーンペットの二都市を歩く旅、15回目はナコーンサワンを街歩きします。MuseumThailandより画像上が合流点で右が上流側で左が下流側です。右下に流れる赤茶色の川がナン川(ナーン川とも)で遡るとスコータイ時代やアユタヤ時代で重要な都市だったピサヌロークに通じます。その上を流れる緑色の川がピン川でナコ...
チャオプラヤー元流を歩く(15)極めてユニークでリスペクトする寺院
チャオプラヤー川の元の流れを追いながらバンヤイ・ガオで偶然見た9寺巡りの看板、それに導かれるように訪ねた最後のお寺で、タイで初めて出会った非常にユニークでリスペクトされるべきお寺、ワット・スアンケーオです。ここには本堂(ウボソット)礼拝堂(ウィハーン)講堂(サーラー)仏塔(ジェディ)などタイでよく見るお寺の施設はありません。森の中に質素な東屋が点在し、画像上の広場にある小さなサーラーが本堂的な存在...
番外10 スアンプルー通り(2) ミシュラン店と気鋭のシェフ
50年近く前から最大の趣味が「食とワイン」で20代は東京中のレストランを巡り、30歳からは世界中で食べ歩き、40代は(在ドイツなのに)京都やパリに通い、そんなお店や仲間を紹介するHomepageまで運営していたのに・・・50代はアメリカ南部に一人で住んで(仕方なしに)料理を始め、休暇は子供たちとアメリカやヨーロッパで食べ歩きを楽しみにして・・・60代はタイで屋台と食堂を毎日食べ歩く事になったのに、このブログでは守備範...
2478年(1935年)のある朝、クルンテープの下町トロクチャンの奥にあるお寺から1台のトラックと若い僧侶ルンピー二人を乗せた車が黒煙を上げて門を出て行きました。トラックの荷台には作業員らしき男たちが8人は乗っているでしょうか。トラックが出てきたお寺はワット・パイ・ロム วัดไผ่ล้อม 、プッタ王(ラマ1世)がトンブリーからチャオプラヤー川の東に遷都して新しい王朝と都を築く中、多くの寺院を建てながら北方から多くの...
街歩きの解像度を上げるブログでありたいのに、前回エントリー「バーンラックから女神ラクシュミーへ ソンテウの旅 1271番」はワット・パイ・グン・チョータナーラームに有名女優が寄贈した女神ラクシュミーに注目してしまい、ついつい浮ついた内容になってしまいました。記事を読み返すと、ワット・パイ・グン・チョータナーラームの仏像が超有名なワット・トライミットの黄金仏像と深い関係があり興味深い話としながらも、深堀...
バーンラックから女神ラクシュミーへ ソンテウの旅 1271番
ソンテウの旅、今回はバンコクはバーンラック区のシーロム通りからチャルンクルン通り、そしてBTSサパーンタクシン駅前からチャン通りを走り広東墓地まで行く路線で、都会の中で華人文化を色濃く残す街を走る路線です。広東墓地の手前のワット・パイ・グン・チョータナーラームには女神ラクシュミーが祀られていて、恋と富を望むバンコク娘に大変な人気のようです。まさにバーンラック(愛の家)から美と富と豊穣と幸運を司る女神...
チャオプラヤー川の元の流れを追いながら出会った物売り舟が行き交うバンヤイ・ガオ、そこで偶然見た9寺巡りの看板に導かれるように原風景が残る地でお寺を訪ねました。今回がその4回目です。ワット・サオトンヒン一日に九つのお寺にお参りすると徳をさらに積める9寺巡り。すでにワット・プラーンルアン、ワット・アンパワン、ワット・コンカー、ワット・ピクングーン、ワット・ラットプラコーンタム、そしてワット・サオトンヒ...
チャオプラヤー川が始まるナコーンサワン、そのチャオプラヤー川に繋がるピン川が流れるスコータイ王朝の要塞都市カンペーンペットを歩く旅、その14回目でカンペーンペットからナコーンサワンへ向かいます。ナコーンサワン(タイ観光局HPより)カンペーンペットで丸一日遺跡を堪能しましたが、強い日差しを遮る物のが無く熱を溜めたラテライトの遺跡を歩き回り、自転車で移動し、赤茶色の城壁の上り下りを繰り返し、夕暮れもラテラ...
珍景渡し舟・百年市場・巨大涅槃仏へ ソンテウの旅 1217番
ソンテウの旅、今回はBTSサムロン駅から百年市場やタイ最大の涅槃仏があるバンプリーを通る1217番です。首都圏をくまなく歩いた結果の「珍景!渡し舟私的ランキング」のベスト1と2を結び、なんとタイで一番立派と言われるトイレすらも登場する面白すぎる路線です。サムロンのロープを伝う渡し舟バンプリーの渡し舟的可動橋さて、これはバンコク首都圏のソンテウについてのエントリーです。主旨は「首都圏ソンテウ不完全ガイド 序...
私が初めてタイを訪れたのは1980年代半ば。アメリカのある会社がパテント案件でタイに行くからその対応して欲しいとタイの会社に頼まれたのです。一週間早く前乗りしたバンコク、タイの会社が空港ピックアップしてくれて、ホテルへ向かう車でタイでの一般的な注意事項を聞かされました。一人で出歩くなとか、水道水を飲むな・・・そんな事でしたが、その中に「物を無くしたら『泥棒市場』に翌日売られているから安心?して」と冗談...
このブログでは守備範囲外として長く書いたことが無かった食べ物屋さんを主に紹介する番外編で、そのスピンオフも9回目です。そして今回からはミシュラン星付き店から市場の食堂まで充実のスアンプルー通りです。ミシュラン星付きレストランSAAWAAN「あの話はどうなった」シリーズでBTS幻のスックサー・ウィッタヤー駅がセントルイス駅として誕生した事から、駅があるサトーン地区の歴史・成り立ちを書きましたが、このエリアの現...
チャオプラヤー元流を歩く(13)フォトジェニックな9寺巡り 3
チャオプラヤー川の元の流れを追いながら出会った物売り舟が行き交うバンヤイ・ガオ、そこで偶然見た9寺巡りの看板に導かれるように原風景が残る地でお寺を訪ねました。今回がその3回目です。ワット・ラットプラコーンタム一日に九つのお寺にお参りすると徳をさらに積める9寺巡り。すでにワット・プラーンルアンとワット・アンパワンは「チャオプラヤー元流を歩く(6) バンヤイ・ガオと9寺巡り1」で、ワット・コンカー、ワット...
チャオプラヤー川が始まるナコーンサワン、そのチャオプラヤー川に繋がるピン川が流れるスコータイ王朝の要塞都市カンペーンペットを歩く旅、その13回目です。カンペーンペットで歴史公園内の遺跡をじっくり見た後、最後の楽しみは「城壁」です。カンペーンペットกำแพงเพชรのカンペーンกำแพงは壁でペットเพชรは(Google翻訳だと)ダイヤモンドなので「金剛の壁」。こんなすごい町の名の由来となった城壁を見るのがすごく楽しみでし...
ソンテウの旅史上最高に面白い BTSサパーンタクシン駅発1256番 後編
ソンテウの旅、1256番の続きで今回が最終回です。三編になってしまいましたが、本当にこのルートは面白くソンテウの旅では最高に興味深い路線です。その理由は・・・・高層ビルのビジネス街から一気に華人文化が残る下町を走る・高級レストランや洒落たカフェから老舗食堂とグルメな路線・BTSサパーンタクシン駅単線問題と不正料金徴収の幻のBTS駅・ラマ5世縁のシャロンファン橋とサトーン運河・廃止が決まっても走り続けるBRT(Bus...
ソンテウの旅、前回の1256番の続きです。BTSサパーンタクシン駅下からのこの路線は見所たっぷりでまだ出発できていません。前回は歴史あるこのエリアの以下のような興味深い話を書きました。・BTSサパーンタクシン駅の単線問題・タクシン橋はなぜ3本平行した橋梁か・行先表示のシャロンファン橋とはさて、この路線は高層ビルが建ち並び高級レストランや洒落たカフェも多いビジネス街のサトーン通りから、下町風情が残り古くからの...
ソンテウの旅、今回はバンコク都心部を走る1256番です。BTSサパーンタクシン駅下で待機しているので、観光でバンコクを訪れた方が目にする機会が最も多いソンテウ路線でしょう。これはバンコク首都圏のソンテウについてのエントリーです。主旨は「首都圏ソンテウ不完全ガイド 序章」に書いてありますが、私のロングステイ時に街歩きをする中で知ったソンテウを記録として残す事から始めました。初めにお断りを書いて大変恐縮ですが...
タイには一日に九つのお寺にお参りすると徳をさらに積めると考える人も多いようです。首都圏ではそれがイベント的に行われたりもしています。ワット・サケー日本で言えばご利益が増すと言う事でしょうか、同じ仏教でも日本とタイでは宗教観にかなり差を感じているので、日本的な参拝してご利益を期待するのとは少しタイは違うと思います。そこで「徳を積む」のが一日九寺巡りでブーストするイメージです。ワット・プラーンルアンタ...
このブログでは守備範囲外として長く書いたことが無かった食べ物屋さんを主に紹介する番外編で、そのスピンオフも8回目です。「あの話はどうなった」シリーズでBTS幻のスックサー・ウィッタヤー駅がセントルイス駅として誕生した事から、駅があるサトーン地区の歴史・成り立ちを書きましたが、このエリアの現在も書くべきと始まったスピンオフ。「セントルイスかぁ~、高層ビル街が並ぶサトーン通りも一歩裏通りに行けば古くからの...
ソンテウの旅、今回はノンタブリー県を走る1003番です。町の中心にタワーがあり巨大中華寺院まである町バーンブアトーンを起点にサイノーイ水上マーケットまでと、ノンタブリー船着場まで行く2路線があります。今回はノンタブリー船着場路線です。これはバンコク首都圏のソンテウについてのエントリーです。主旨は「首都圏ソンテウ不完全ガイド 序章」に書いてありますが、私のロングステイ時に街歩きをする中で知ったソンテウを記...
このブログでは守備範囲外として長く書いたことが無かった食べ物屋さんを主に紹介する番外編で、そのスピンオフも7回目です。「あの話はどうなった」シリーズでBTS幻のスックサー・ウィッタヤー駅がセントルイス駅として誕生した事から、駅があるサトーン地区の歴史・成り立ちを書きましたが、このエリアの現在も書くべきと始まったスピンオフ。「セントルイスかぁ~、高層ビル街が並ぶサトーン通りも一歩裏通りに行けば古くからの...
ソンテウの旅、今回はノンタブリー県を走る1003番です。タイ最大の中華寺院がある町バーンブアトーンを起点にサイノーイ水上マーケットまでと、ノンタブリー船着場まで行く2路線があります。今回はサイノーイ路線の紹介で、ノンタブリー船着場路線は次回です。Tourism Authority of Thailandよりこれはバンコク首都圏のソンテウについてのエントリーです。主旨は「首都圏ソンテウ不完全ガイド 序章」に書いてありますが、私のロン...
チャオプラヤー川が始まるナコーンサワン、そのチャオプラヤー川に繋がるピン川が流れるスコータイ王朝の要塞都市カンペーンペットを歩く旅、その12回目です。カンペーンペットでの大きな楽しみの一つは層塔の四面に坐像、立像、臥像、遊行像の四つの姿を浮き上がらせた仏像(仮に四姿勢仏像と勝手に呼びます)が残るワット・プラシーイリヤボットを見る事でした。それはスコータイとカンペーンペットでしか見られない独自の様式な...
郷愁を誘う物売り舟が行き交う風情 チャオプラヤー元流を歩く(11)
今回はいつもと異なり画像中心でエントリーします。ノスタルジーな気持ちにさせた川面の風情、それに自身の子供の頃の話を加えてです。さて、前回はタイの人々にとっての「古き良きタイ」を考えてみました。運河沿いを歩き異郷の風情に私自身が昔を懐かしみノスタルジーな気持ちになったからでしょう。チャオプラヤーの元の流れを追うのが都市部から周辺部に移ると、水辺に建つ家々と人々の密度も薄まり、同時に時の流れも変わり川...
これはバンコク首都圏のソンテウについてのエントリーです。主旨は「首都圏ソンテウ不完全ガイド 序章」に書いてありますが、私のロングステイ時に街歩きをする中で知ったソンテウを記録として残す事から始めました。初めにお断りを書いて大変恐縮ですが、ここに書く内容は私がタイでロングステイをしていた2018年までの記録です。一応、出来る限り現時点での確認をしていますが、変化の激しいバンコクでの事ですから今現在の状況...
チャオプラヤー元流を歩く(10) 古き良きタイに思いを馳せる
バンコク周辺において「原風景」や「古き良きタイ」と言うと、どんな風情をタイの人々は思い浮かべるんだろう・・・チャオプラヤー元流を追い運河沿いを歩きながら、私は常にそんな事を考えていました。画像上と下はチャオプラヤー元流の一つバンコク・ヤイ運河沿いの「バーン・シンラピンBaan Silapin」ですが、意外と若者達もノスタルジックに造り上げた運河沿いの建屋が心惹かれるものがあるのだと思いました。バーン・シンラピ...
これはバンコク首都圏のソンテウについてのエントリーです。主旨は「首都圏ソンテウ不完全ガイド 序章」に書いてありますが、私のロングステイ時に街歩きをする中で知ったソンテウを記録として残す事から始めました。初めにお断りを書いて大変恐縮ですが、ここに書く内容は私がタイでロングステイをしていた2018年までの記録です。一応、出来る限り現時点での確認をしていますが、変化の激しいバンコクでの事ですから今現在の状況...
このブログでは守備範囲外として長く書いたことが無かった食べ物屋さんを主に紹介する番外編で、そのスピンオフも6回目です。「あの話はどうなった」シリーズでBTS幻のスックサー・ウィッタヤー駅がセントルイス駅として誕生した事から、駅があるサトーン地区の歴史・成り立ちを書きましたが、このエリアの現在も書くべきと始まったスピンオフ。「セントルイスかぁ~高層ビル街が並ぶサトーン通りも一歩裏通りに行けば古くからの食...
これはバンコク首都圏のソンテウについてのエントリーです。主旨は「首都圏ソンテウ不完全ガイド 序章」に書いてありますが、私のロングステイ時に街歩きをする中で知ったソンテウを記録として残す事から始めました。初めにお断りを書いて大変恐縮ですが、ここに書く内容は私がタイでロングステイをしていた2018年までの記録です。一応、出来る限り現時点での確認をしていますが、変化の激しいバンコクでの事ですから今現在の状況...
趣味は?と尋ねられた時、今ならワイン、旅行(歴史散策街歩き)、ガーデニングと答えますが、少し前ならワイン、旅行(世界遺産、秘島)、パソコン、自転車でしょうか。そしてわざわざ趣味と書くほどではないけどずっと好きなのは読書、映画鑑賞で、読書は小学生からなので60年ぐらい、映画は高校生ぐらいからなので50年以上続ています。しかし最近では歳のせいかどの趣味も没頭する事はなくなりました。ほどほどに好きな事をして...
スコータイ王朝要塞都市カンペーンペット(11) 自転車で歴史公園
チャオプラヤー川が始まる「ナコーンサワン Nakhon Sawan」、そのチャオプラヤー川に繋がるピン川が流れるスコータイ王朝の要塞都市「カンペーンペット Kamphaeng Phet」を歩く旅、その11回目です。画像下はこの日の午後に活躍してくれた貸自転車です。一人気ままに動き回れる自転車が(暑さを除けば)快適でした。この自転車で歴史公園内(北側)の遺跡を見て回るのですが・・・その前にいつもの前置きとお断りです。チャオプラヤ...
これはバンコク首都圏のソンテウについてのエントリーです。主旨は「首都圏ソンテウ不完全ガイド 序章」に書いてありますが、私のロングステイ時に街歩きをする中で知ったソンテウを記録として残す事から始めました。初めにお断りを書いて大変恐縮ですが、ここに書く内容は私がタイでロングステイをしていた2018年までの記録です。一応、出来る限り現時点での確認をしていますが、変化の激しいバンコクでの事ですから今現在の状況...
チャオプラヤー元流を追いながらオームノン運河に架かる橋を歩いた時、周辺に広がる水上生活者の家々と豪華なお寺の光景に強烈な印象と好奇心を覚えました。しばらく夢中でシャッターを切った後、喉の渇きを覚え水を求めて入った店でこの地区の名を聞いたら「バンヤイ・ガオ」。その時は「ガオ」が数字の「九」か、時の経過の「古い」か、あるいは色の「白」なのか分かりませんでした。それが古いのガオเก่าらしいと知ったのはずい...
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「タイのクメール遺跡を巡る」シーズン2は珍しいタイ西部でミャンマーとの国境近くにあるクメール遺跡「ムアン・シン歴史公園」への日帰りの旅で、「最西のクメール遺跡」その6話は「ムアン・シン歴史公園」です。やっとムアン・シン遺跡がある歴史公園入口に着いたのはちょうど正午。朝5時にバンコクの隅っこにあるアパートを出て、徒歩、ソンテウ、BTS、路線バス、徒歩、タイ国鉄、地元の方にバイクに乗せてもらって・・・7時間...
バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるルートが複数ある...
主にバンコク首都圏のストーリ性豊かな仏像を紹介している本シリーズも19回目です。前回まではソンクラン時期に接する機会が増える「曜日の仏像」を4回に別けて書きました。そのソンクランは時期を遅らせて行われる地域もあるのですが、もう完全に終わりタイでは最も暑い時期から雨期に入る頃かと思います。シリーズ中のスピンオフだった「曜日の仏像」も終えて、本シリーズの完結を目指し先を急ぎましょう。さて、今回の「エメラ...
バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるルートが複数ある...
「タイのクメール遺跡を巡る」シーズン2は珍しいタイ西部でミャンマーとの国境近くにあるクメール遺跡「ムアン・シン歴史公園」への日帰りの旅で、「最西のクメール遺跡」その5話は「ターキリン駅からムアン・シン歴史公園」です。トンブリー駅から固い椅子に座り続けて3時間50分、やっと「ターキリン駅 Tha Kilen ท่ากิเลน」に到着しました。冷房なしで途中までかなり混雑した普通列車、固くなった身体を伸ばしたのは11時40分で...
バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるルートが複数ある...
「タイのクメール遺跡を巡る」シーズン2は珍しいタイ西部でミャンマーとの国境近くにあるクメール遺跡「ムアン・シン歴史公園」への日帰りの旅で、「最西のクメール遺跡」その4話は「トンブリー駅からターキリン駅」です。旅の起点のタイ国鉄南本線トンブリー駅をほぼ定時でを出発した列車、目的地は「ムアン・シン歴史公園」が近いナムトック支線のターキリン駅です。4時間弱の三等列車の旅、暑い車内に固い席、途中から混みだし...
バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるルートが複数ある...
ソンクランの時期に接する機会が増える「曜日の仏像」を書き始めたのですが、小さなことにこだわる悪い癖で長々と曜日の仏像に関する「謎」を書いてしまい、おまけに曜日ごとの仏像も「○曜日は○○○と呼ばれる仏像で○○○の姿勢です」なんてどこぞのコピペで判を押したような内容を書けないので、とうとうソンクラン前に書き終える事が出来ませんでした。アパート内も油断できない日でした先ほど、例年遅い開催となるプラプラデーンの...
いよいよソンクランが目の前なので、この「稀有な運命の仏像シリーズ」のソンクラン特別企画のエントリーを急ぎましょう。今回で終わりそうもないので、ソンクラン後に最終回だと思います。いやぁ~、エントリーがいつも遅くてすいません。ソンクラン期間中に寺院内だけでなく街中でも見かける機会が多くある「曜日の仏像」に関して書いていますが、今回が3回目です。さて、前々回は「曜日の仏像」の二つの謎「起源」と「仏像の数...
タイではソンクランを目の前にして誰もがうきうき、そわそわとその日を待っているのではないでしょうか。この「稀有な運命の仏像」シリーズはそんなソンクランを前にして、特別(でもないか)企画で期間中は寺院内だけでなく街中でも見かける機会が多くある「曜日の仏像」に関して書いています。2018年アユタヤでのソンクラン祭りなお、例によってこのブログではネットに多いタイに関しての(間違いが多い)「○○の入門・仕方・紹介...
2025年3月30日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
このシリーズでは個々の仏像が持つ興味深いストーリーを書いていますが、その前に理解を深め為にタイの仏教、寺院、仏像など全般を簡単に書いています。一話の中を二段階に分けている事になります。簡単と言っても私が理解している事なので、センシティブな宗教に関して私自身の誤解や浅はかな内容も多いかと思っています。その点、世俗的な好奇心で仏像の物語を理解する為とご勘弁ください今まで書いたのは・・・・寺院の階層別け...
2025年3月20日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
前々回はタイの寺院における格付け(階層・級)、そして前回は寺院内建物の構成を書きました。定義を知らず、ただ多くのお寺を訪れながら、それなりに調べて私的に理解している事を書いたのですが、宗教的に厳密に言えば間違いがあると思っています。タイでの事に限っての話なので(不遜ながら)多少間違っていても怒られはしないかと思っていましたが、今回は仏像の種類を知っている限りですが書くので・・・かなり恐々しながら自...
2025年3月10日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
「タイのクメール遺跡を巡る」シーズン2は珍しいタイ西部でミャンマーとの国境近くにあるクメール遺跡「ムアン・シン歴史公園」への日帰りの旅で、「最西のクメール遺跡」その3話は「トンブリー駅からターキリン駅」です。えっと、旅の起点のトンブリー駅ですね。ご存じの方が多いかと思いますが地図で位置を示しておきましょう。この時のように乗る列車が決まっている場合は確実に時間が読める方法で行きたいのですが、現在のよ...
2025年3月1日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるルー...
前回は寺院の成り立ちや格式で区別される階層(あるいは級)に関し書きました。定義は色々言われるものの明確ではないが私の最終理解ですが、この階層は明確に存在し寺院にとっては非常に重要な事は分かります。王立寺院(以下の10階層に別れる) 1級 ┣ ラーチャウォーラマハーウィハーン ┣ ラーチャウォーラウィハーン ┗ ウォーラマハーウィハーン 2級 ┣ ラーチャウォーラマハーウィハーン ┣ ラーチャウォーラウィハ...
2025年2月17日バンコク路線バスについてのエントリーです。初めての方は是非「バンコク不完全バスガイド序章」をお読みください。経過に主旨や注意点などを書いています。またこの不完全バスガイドは地図に線を引くだけでなく、周辺の見所などを書いているバンコクっ子と同じ目線で街を行くショートトリップ、路線バスの旅です。バンコク路線バスは概ね200~270の路線が運行されて来ました。同じ路線でも色々なパターンで異なるル...
チャオプラヤー川が始まるナコーンサワン、そのチャオプラヤー川に繋がるピン川が流れるスコータイ王朝の要塞都市カンペーンペットを歩く旅、その13回目です。カンペーンペットで歴史公園内の遺跡をじっくり見た後、最後の楽しみは「城壁」です。カンペーンペットกำแพงเพชรのカンペーンกำแพงは壁でペットเพชรは(Google翻訳だと)ダイヤモンドなので「金剛の壁」。こんなすごい町の名の由来となった城壁を見るのがすごく楽しみでし...
ソンテウの旅、1256番の続きで今回が最終回です。三編になってしまいましたが、本当にこのルートは面白くソンテウの旅では最高に興味深い路線です。その理由は・・・・高層ビルのビジネス街から一気に華人文化が残る下町を走る・高級レストランや洒落たカフェから老舗食堂とグルメな路線・BTSサパーンタクシン駅単線問題と不正料金徴収の幻のBTS駅・ラマ5世縁のシャロンファン橋とサトーン運河・廃止が決まっても走り続けるBRT(Bus...
ソンテウの旅、前回の1256番の続きです。BTSサパーンタクシン駅下からのこの路線は見所たっぷりでまだ出発できていません。前回は歴史あるこのエリアの以下のような興味深い話を書きました。・BTSサパーンタクシン駅の単線問題・タクシン橋はなぜ3本平行した橋梁か・行先表示のシャロンファン橋とはさて、この路線は高層ビルが建ち並び高級レストランや洒落たカフェも多いビジネス街のサトーン通りから、下町風情が残り古くからの...
ソンテウの旅、今回はバンコク都心部を走る1256番です。BTSサパーンタクシン駅下で待機しているので、観光でバンコクを訪れた方が目にする機会が最も多いソンテウ路線でしょう。これはバンコク首都圏のソンテウについてのエントリーです。主旨は「首都圏ソンテウ不完全ガイド 序章」に書いてありますが、私のロングステイ時に街歩きをする中で知ったソンテウを記録として残す事から始めました。初めにお断りを書いて大変恐縮ですが...
タイには一日に九つのお寺にお参りすると徳をさらに積めると考える人も多いようです。首都圏ではそれがイベント的に行われたりもしています。ワット・サケー日本で言えばご利益が増すと言う事でしょうか、同じ仏教でも日本とタイでは宗教観にかなり差を感じているので、日本的な参拝してご利益を期待するのとは少しタイは違うと思います。そこで「徳を積む」のが一日九寺巡りでブーストするイメージです。ワット・プラーンルアンタ...
このブログでは守備範囲外として長く書いたことが無かった食べ物屋さんを主に紹介する番外編で、そのスピンオフも8回目です。「あの話はどうなった」シリーズでBTS幻のスックサー・ウィッタヤー駅がセントルイス駅として誕生した事から、駅があるサトーン地区の歴史・成り立ちを書きましたが、このエリアの現在も書くべきと始まったスピンオフ。「セントルイスかぁ~、高層ビル街が並ぶサトーン通りも一歩裏通りに行けば古くからの...
ソンテウの旅、今回はノンタブリー県を走る1003番です。町の中心にタワーがあり巨大中華寺院まである町バーンブアトーンを起点にサイノーイ水上マーケットまでと、ノンタブリー船着場まで行く2路線があります。今回はノンタブリー船着場路線です。これはバンコク首都圏のソンテウについてのエントリーです。主旨は「首都圏ソンテウ不完全ガイド 序章」に書いてありますが、私のロングステイ時に街歩きをする中で知ったソンテウを記...
このブログでは守備範囲外として長く書いたことが無かった食べ物屋さんを主に紹介する番外編で、そのスピンオフも7回目です。「あの話はどうなった」シリーズでBTS幻のスックサー・ウィッタヤー駅がセントルイス駅として誕生した事から、駅があるサトーン地区の歴史・成り立ちを書きましたが、このエリアの現在も書くべきと始まったスピンオフ。「セントルイスかぁ~、高層ビル街が並ぶサトーン通りも一歩裏通りに行けば古くからの...
ソンテウの旅、今回はノンタブリー県を走る1003番です。タイ最大の中華寺院がある町バーンブアトーンを起点にサイノーイ水上マーケットまでと、ノンタブリー船着場まで行く2路線があります。今回はサイノーイ路線の紹介で、ノンタブリー船着場路線は次回です。Tourism Authority of Thailandよりこれはバンコク首都圏のソンテウについてのエントリーです。主旨は「首都圏ソンテウ不完全ガイド 序章」に書いてありますが、私のロン...
チャオプラヤー川が始まるナコーンサワン、そのチャオプラヤー川に繋がるピン川が流れるスコータイ王朝の要塞都市カンペーンペットを歩く旅、その12回目です。カンペーンペットでの大きな楽しみの一つは層塔の四面に坐像、立像、臥像、遊行像の四つの姿を浮き上がらせた仏像(仮に四姿勢仏像と勝手に呼びます)が残るワット・プラシーイリヤボットを見る事でした。それはスコータイとカンペーンペットでしか見られない独自の様式な...
今回はいつもと異なり画像中心でエントリーします。ノスタルジーな気持ちにさせた川面の風情、それに自身の子供の頃の話を加えてです。さて、前回はタイの人々にとっての「古き良きタイ」を考えてみました。運河沿いを歩き異郷の風情に私自身が昔を懐かしみノスタルジーな気持ちになったからでしょう。チャオプラヤーの元の流れを追うのが都市部から周辺部に移ると、水辺に建つ家々と人々の密度も薄まり、同時に時の流れも変わり川...
これはバンコク首都圏のソンテウについてのエントリーです。主旨は「首都圏ソンテウ不完全ガイド 序章」に書いてありますが、私のロングステイ時に街歩きをする中で知ったソンテウを記録として残す事から始めました。初めにお断りを書いて大変恐縮ですが、ここに書く内容は私がタイでロングステイをしていた2018年までの記録です。一応、出来る限り現時点での確認をしていますが、変化の激しいバンコクでの事ですから今現在の状況...
バンコク周辺において「原風景」や「古き良きタイ」と言うと、どんな風情をタイの人々は思い浮かべるんだろう・・・チャオプラヤー元流を追い運河沿いを歩きながら、私は常にそんな事を考えていました。画像上と下はチャオプラヤー元流の一つバンコク・ヤイ運河沿いの「バーン・シンラピンBaan Silapin」ですが、意外と若者達もノスタルジックに造り上げた運河沿いの建屋が心惹かれるものがあるのだと思いました。バーン・シンラピ...
これはバンコク首都圏のソンテウについてのエントリーです。主旨は「首都圏ソンテウ不完全ガイド 序章」に書いてありますが、私のロングステイ時に街歩きをする中で知ったソンテウを記録として残す事から始めました。初めにお断りを書いて大変恐縮ですが、ここに書く内容は私がタイでロングステイをしていた2018年までの記録です。一応、出来る限り現時点での確認をしていますが、変化の激しいバンコクでの事ですから今現在の状況...
このブログでは守備範囲外として長く書いたことが無かった食べ物屋さんを主に紹介する番外編で、そのスピンオフも6回目です。「あの話はどうなった」シリーズでBTS幻のスックサー・ウィッタヤー駅がセントルイス駅として誕生した事から、駅があるサトーン地区の歴史・成り立ちを書きましたが、このエリアの現在も書くべきと始まったスピンオフ。「セントルイスかぁ~高層ビル街が並ぶサトーン通りも一歩裏通りに行けば古くからの食...
これはバンコク首都圏のソンテウについてのエントリーです。主旨は「首都圏ソンテウ不完全ガイド 序章」に書いてありますが、私のロングステイ時に街歩きをする中で知ったソンテウを記録として残す事から始めました。初めにお断りを書いて大変恐縮ですが、ここに書く内容は私がタイでロングステイをしていた2018年までの記録です。一応、出来る限り現時点での確認をしていますが、変化の激しいバンコクでの事ですから今現在の状況...
趣味は?と尋ねられた時、今ならワイン、旅行(歴史散策街歩き)、ガーデニングと答えますが、少し前ならワイン、旅行(世界遺産、秘島)、パソコン、自転車でしょうか。そしてわざわざ趣味と書くほどではないけどずっと好きなのは読書、映画鑑賞で、読書は小学生からなので60年ぐらい、映画は高校生ぐらいからなので50年以上続ています。しかし最近では歳のせいかどの趣味も没頭する事はなくなりました。ほどほどに好きな事をして...
チャオプラヤー川が始まる「ナコーンサワン Nakhon Sawan」、そのチャオプラヤー川に繋がるピン川が流れるスコータイ王朝の要塞都市「カンペーンペット Kamphaeng Phet」を歩く旅、その11回目です。画像下はこの日の午後に活躍してくれた貸自転車です。一人気ままに動き回れる自転車が(暑さを除けば)快適でした。この自転車で歴史公園内(北側)の遺跡を見て回るのですが・・・その前にいつもの前置きとお断りです。チャオプラヤ...
これはバンコク首都圏のソンテウについてのエントリーです。主旨は「首都圏ソンテウ不完全ガイド 序章」に書いてありますが、私のロングステイ時に街歩きをする中で知ったソンテウを記録として残す事から始めました。初めにお断りを書いて大変恐縮ですが、ここに書く内容は私がタイでロングステイをしていた2018年までの記録です。一応、出来る限り現時点での確認をしていますが、変化の激しいバンコクでの事ですから今現在の状況...
チャオプラヤー元流を追いながらオームノン運河に架かる橋を歩いた時、周辺に広がる水上生活者の家々と豪華なお寺の光景に強烈な印象と好奇心を覚えました。しばらく夢中でシャッターを切った後、喉の渇きを覚え水を求めて入った店でこの地区の名を聞いたら「バンヤイ・ガオ」。その時は「ガオ」が数字の「九」か、時の経過の「古い」か、あるいは色の「白」なのか分かりませんでした。それが古いのガオเก่าらしいと知ったのはずい...