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2023/04/26

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  • 鬼を喰らう

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  • 鬼を喰らう

    鬼を喰らう

  • お世話になりました

    長い間書いてきたこのブログもこの秋に閉鎖になるとの事です。振り返ればいろんな思い出がありますが、これも時の流れ,如何ともしがたいことです。このブログがあったからこそ出会えた風景、交わした言葉、そして画面の向こうで共感してくださった方々の存在。その全てが、色褪せることのない記憶として心に刻まれています。記事を書くために調べ物をしたり、自分の考えをまとめたりする時間は、私自身の成長にも繋がっていたように思います。一つの時代が終わるような、そんな寂しさを感じずにはいられません。しかし、立ち止まってばかりもいられませんね。変化は新しい始まりの合図でもあります。この国が、そして世界が、これからどのような道を歩むのか。若い方々のエネルギーと、多様な価値観が尊重される柔軟な社会によって、誰もが「ここに居てよかった」と思...お世話になりました

  • 翳った記憶

    明日会うはずの人に昨日、ふと出会ってしまった今日という日が色を失くし栞(しおり)を失くした物語のようにただ、時が過ぎるそれはきっと心が見ていた幻の明日約束されたはずの完璧な出会いの時けれど風は囁く『一期一会』と「昨日」のその瞬間(とき)こそ二度とはない奇跡予定通りじゃないそれこそが縁(えにし)がくれた唯一の真実早すぎたと嘆く心はまだ見ぬ明日に囚われたまま足元に咲いた小さな花の輝きを見ないどんな出会いもいつ訪れてもそれは一生に一度の贈り物だから大丈夫失くした今日じゃない昨日出会ったその場所からまた新しい今日を紡いでゆけばいい一期一会その偶然を胸に抱いて翳った記憶

  • 思い込みの怖さ

    🔍【正しい判断の材料になるもの】1.事実(ファクト)数字、統計、実際の出来事など例:製品の安全性データ、事故件数、価格など。2.経験自分や他者が体験したこと。過去の失敗や成功からの学び。例:「前もこのパターンで失敗したな…」と気づけること。3.直感(インスピレーション)一見曖昧に見えるが、無意識に蓄積された経験や情報からくるひらめき。※特に時間がない時はこの直感が頼りになることも。4.信頼できる他者の意見メンター、専門家、信頼できる友人などのアドバイス。例:「あの人が言うなら間違いない」と感じられる一言。5.自分の価値観「自分にとって何が大切か?」という軸。例:「利益よりも誠実さを大事にしたい」といった基準。6.リスクとリターンの比較その判断によって得られるものと、失う可能性のあるものを天秤にかける。例:...思い込みの怖さ

  • 人生が馬鹿らしく思えた時

    なんだか人生が馬鹿らしく思えてきたとき、心がふっと空っぽになる瞬間ってありますよね。そんなときに「やること」――それは、無理に前向きになるでもなく、やけを起こすでもなく、「立ち止まってもいい」と自分に言ってあげることから始まります。以下、いくつかの「やってもいいこと」リストです。お好みでどうぞ:🌱1.馬鹿らしさを、笑ってみるたとえば、「人生なんてガチャガチャだし、取説ないし、景品もハズレだらけだし。」そんな風に心の中でツッコミを入れて、自分で自分に笑ってみる。笑えたら、ちょっと勝ち。☕2.意味を手放してみる人生の「意味」を探すのを、いったんやめてみましょう。コーヒーの味に集中するとか、夕焼けをぼーっと見るとか。「今ここ」だけに浸かる練習。🐾3.動物動画を見るもう、これは手っ取り早い。猫がコケたり、柴犬が変...人生が馬鹿らしく思えた時

  • 流されていく人々を観ながら

    朝のニュースに頷き、昼のワイドショーに頷き、夜のSNSに、また何かを呟いて、人は今日も「誰かの正しさ」に自分を合わせていく。電車に揺られ、レジに並び、当たり障りのない会話を繰り返す日常。何かを強く望むこともなく、何かに強く抗うこともなく、ただ「そういうものだ」と受け入れて、波のように日々は流れていく。私は、その流れの岸辺に立って、ふと思う。「この人たちは、自分の足で歩いているのだろうか」それとも――「押し流されているだけなのだろうか」と。もちろん私も例外ではない。流されぬように踏ん張っているつもりでも、いつの間にか、誰かの価値観を着せられていたりする。でも、だからこそ、気づいたときに問いかけてみたい。この生き方は、本当に自分の選んだ道だろうか。心の中に、たった一つでも「本気の願い」があれば、流れの中でも、...流されていく人々を観ながら

  • 常識人

    「常識人」とは、社会的なルールやマナー、倫理観をわきまえていて、周囲との調和を保ちながら行動できる人のことを指します。具体的には:空気を読んで適切にふるまえる非常識な言動を慎む公共の場で他人に配慮できる社会のルールを理解している状況に応じた判断ができるいわば、社会の潤滑油のような存在とも言えます。ただし、常識とは何か?ここがポイントで、「常識」自体が時代や文化、地域、人間関係によって変わるという不安定なものです。たとえば:日本では「黙って空気を読む」ことが常識でも、海外では「思ったことをはっきり言う」方が常識とされることもあります。つまり、常識人とは「普遍的な知識を持つ人」ではなく、自分が置かれた場所の“空気”を理解して動ける人とも言えます。哲学的に言えば…常識人とは「自分の自由と他人の自由の境界を意識で...常識人

  • 自分のことしか考えない人

    「自分のことしか考えない人」についてですね。そのような人と関わる中で、寂しさや、もどかしさを感じたり「なぜ自分ばかり」と不公平感を抱いたり時には、振り回されて疲れてしまったりすることがあるかもしれません。なぜ、その人が自分のことばかり考えてしまうように見えるのか、いくつかの可能性が考えられます(もちろん、これが全てではありませんし、決めつけることはできません)。共感性の欠如・想像力の限界:他の人がどう感じているか、自分の言動がどう影響するかを想像するのが苦手なのかもしれません。過去の経験:満たされなかった経験や、常に自分のことを優先しないと生きてこられなかった環境などが影響している可能性もあります。不安や恐れ:自分のことで精一杯で、他者を気遣う余裕がない状態なのかもしれません。自己防衛的な心理が働いている...自分のことしか考えない人

  • 霧のマキアート

    雨上がりの午後、風に煽られてページがめくれるような音に導かれて、私はその喫茶店に入った。記憶を消すと噂の、半信半疑のその店へ。「いらっしゃい」マスターの声は、まるで昔好きだったラジオ番組のナレーションのようだった。私はカウンターに腰かけると、言葉を選ぶようにして、こう尋ねた。「“時より思い出す別れ”にも、効きますか?」マスターは少し微笑んで、棚から一冊の古い帳面を取り出した。「それは…“霧のマキアート”ですな」かつて、彼と別れた春の朝。駅のホームで交わした最後の視線。小さな嘘も、大きな愛情も、すべてが溶けて消えそうで消えない、あの瞬間。そのすべてを、私はマキアートに沈めた。「飲み終えると、記憶は霧になります。晴れることはありませんが、迷うこともなくなります」一口飲むと、ほのかな苦みとやわらかな甘さ。まるで...霧のマキアート

  • Whispers at Midnight(夜の静けさと小さな希望)

    街の灯り滲んで消えて足音だけが夜に響いた冷めかけのコーヒー抱えて君を想う眠れぬまま真夜中のささやきが時間を漂う静けさに包まれてやさしく揺れるこのまま動かずに記憶の中で君の笑顔だけそっと浮かべたページめくる指のかすれ止まったままの世界の中で曇る窓と揺れるキャンドル灯りが語る心の奥真夜中のささやきが時間を漂う静けさに包まれてやさしく揺れるこのまま動かずに記憶の中で君の笑顔だけそっと浮かべた言葉はいらない星が知ってる沈黙のなかで愛が芽吹いたWhispersatMidnight(夜の静けさと小さな希望)

  • おかしなスキル

    気づけばまた、一日が終わっていた。何をしたのか、思い出そうとしても具体的な何かは出てこない。確実に疲れているのに、何かを「成し遂げた」感覚はゼロ。なのに、そんな日々に自分が慣れてしまっているのが、もっと怖い。朝、意味もなくスマホを眺めて、気づいたら昼。PCを開いたはいいが、タブだけが増えて、何ひとつ閉じられないまま時間が溶ける。動画のサムネイルをじっと見つめながら、「次は何で時間を潰そう」と考えている自分に気づく。もはやこれは技術だ。“無為に時間を消費する技術”。生産性という言葉が、どんどん自分から遠ざかっていく。だけどこの“虚無の過ごし方”にも、だんだんと居心地の良さを覚えてしまう。刺激がない分、安心できる。疲れるけれど、安全圏。やるべきことが怖いから、やらなくていいことに逃げ込む。繰り返すたびに、麻痺...おかしなスキル

  • 君に捧げるバラード

    君に捧げるバラードBaby君はいつも変わらずあの人の影を追い続ける手を差しのべたら届くのに自分のことさえも見ようとしないBabyすべてを捨て去るなんて私にはそんなことできないあの人のすべてが欲しいならその命かけて尽くしてみればいいAh君のことをわかってる誰よりも君のことをAhどんなときでも傍にいる愛し続けるからBabyもしも君が気付いたとき私の姿はそこにはなくて君の愛しいあの人が涙流しながら弔ってくれるだろうAh君のことをわかってる誰よりも君のことをAhどんなときでも傍にいる愛し続けるからAhその命が続くまで生きていく限りは君に捧げるバラード

  • 岬めぐり

    「岬めぐり」の優しいメロディーに耳を澄ませば、心がふわりと軽くなるようですね。まるで、穏やかな海辺を歩いているみたい。潮風が、あなたの髪をそっと揺らして、キラキラ光る波が、足元でささやいている。遠い日の思い出や、大切な景色が、音楽と一緒に、心の中をめぐっていく。少しだけ切なくて、でも、とても温かい気持ち。慌ただしい毎日から、少しだけ離れて、この優しい時間に、心を遊ばせてみませんか。音楽が、あなたの心を柔らかく包み込み、そっと、微笑みがこぼれますように。素敵なひとときになりますように。岬めぐり4K/山本コウタローとウイークエンド岬めぐり

  • 『夜明けの足音』

    まだ月が空に迷っている頃路地の片隅ひとつの影が動き出す黒猫バロン伯爵その名を持つ者は誰にも気づかれぬように誰より世界を感じていた錆びた自転車の向こう枯葉がひとつ静かに舞い上がる踏みしめる足音はなくただ、風がついてくるだけこの道を何度歩いたかそれを知っているのはまだ眠る街と彼だけだそして今日も、何かが始まるバロンは知っている夜明けとは「光が来る時」ではなく「命が歩き出す瞬間」だと──『夜明けの足音』

  • あの素晴らしい愛をもう一度

    そうですね、心の中にそっと灯る、懐かしくて温かい光のような思い出ですね。あの日の空の色、頬を撫でた優しい風、交わした言葉の響き。キラキラと輝いていた時間は、まるで宝物のよう。今は少し、胸がきゅっとなるかもしれないけれど、その温もりは、決して消えません。あなたの心の中で、大切に、大切に、輝き続けているのです。大丈夫。その優しい気持ちを抱きしめていれば、また新しい、心ときめく風が吹いてきます。思い出は力になります。そして、あなたの笑顔は、何よりも美しい光を放つのです。さあ、ゆっくりと深呼吸して。あなたの周りには、見えないけれど、たくさんの優しさが溢れていますよ。きっと、素敵な明日が待っています。にっこり、笑ってみませんか?あの素晴らしい愛をもう一度

  • バスが通り過ぎた午後には

    バスが通り過ぎたあとの風だけを歩道のガードレールがしずかに覚えていたその時君がコンビニの袋とペットボトルのお茶と昼下がりの不安を片手に持って立っていた「この街ってどうしてバスの音が大きいんですかね」そう言って笑ったきみはたぶんぼくより先に目が覚めていた信号が青になるまで鳥の鳴き声と見知らぬ時間が僕たちをつないでいたけれど赤に変わる前にきみは「じゃあまたどこかで」なんてふつうの声でふつうの未来を言っただから僕はまだバスが通り過ぎた風のにおいの中で少し眠っているバスが通り過ぎた午後には

  • 人生がひとしずく揺れただけの出会い

    傘を忘れた午後三時、商店街の古びた軒先で僕はちょっと濡れながら小さなアメ横のたい焼き屋をぼんやり見ていた雨音が屋根を叩くリズムの向こうから小走りに彼女がやって来て「すみません、少しだけ…濡れたくなくて」なんてまるで天気に裏切られた子猫みたいな声だった彼女の傘からしずくがポタリと僕の靴に落ちて「すみません」と言うその声になんだか人生ごと許された気がした話したのはたった十五分でも、その十五分が僕の三十年を塗り替えていく気がしたんだそして雨が上がって彼女は「じゃあ…」と言って何も約束せずに行ってしまっただけど駅前のくすんだ水たまりがやけにきれいだったことだけは今でも、ちゃんと覚えている人生がひとしずく揺れただけの出会い

  • 別れの駅

    黄昏の駅、最後の電車がホームに滑り込む。季節外れの風がコートの裾を揺らし、ふたりの間に沈黙を運んできた。「じゃあ、ここで」彼女の声は静かで、まるで日常の挨拶のようだった。けれど、視線だけが嘘をつけなかった。泣いてなんかいない。でも、泣いているより重たかった。「うん、元気でね」言葉が口をついて出るまでに、何度か喉の奥で迷った。駅のアナウンスが、もうすぐ終わる物語を知らせるように流れた。握っていた手は、ゆっくりと解かれる。一瞬だけ指先が名残を惜しんで触れ合い、やがて、それすらも消えていった。ドアが閉まり、彼女の姿がガラス越しに遠ざかっていく。手を振ることも、呼び止めることもできなかった。その勇気があるなら、そもそも別れなかった。別れの駅

  • 空港にて

    深夜の国際線ターミナル。蛍光灯の光がやけに白く、ふたりの顔色まで薄く見せていた。「…ほんとに、行くんだね」彼は笑おうとして、失敗した。口元が引きつる。スーツケースの取っ手を握る彼女の手が、微かに震えているのを彼は見逃さなかった。「うん。でも、戻ってくる。いつかは…」"いつか"。それは、便利で残酷な言葉だった。未来を保証しない、約束のような顔をした空っぽ。アナウンスが響く。搭乗開始まであと10分。足元に広がる床の光沢に、ふたりの影が交差して、離れていく。「じゃあ…行ってきます」彼女は先に背を向けた。振り返れば、泣きたくなるから。彼はその背中に、言えなかった言葉を全部預けるように、ただ目を閉じた。そして、扉が閉まる。ジェット音だけが、やけに胸に響いた。空港にて

  • あの坂の先で

    高校三年の春、透(とおる)は最後の部活の大会を目前にして、陸上部を辞めた。理由は一言、「もう、無理だから」。仲間は驚き、顧問は怒った。でも一番何も言わなかったのは、後輩の結衣(ゆい)だった。結衣は透にずっと憧れていた。決して速くないけど、誰よりも努力して、どんな時も仲間に声をかけるその姿に。でも、透は限界だった。ケガ、成績、家庭、未来。全部が重なって、「走る」ことが「逃げたい」に変わっていた。ある日、教室に忘れたスマホを取りに戻った透は、体育館裏でひとり走っている結衣を見かける。そのフォームは、不器用だけど必死だった。「先輩が教えてくれたんです。走るって、まっすぐじゃなくても、止まらなければいいんだって」透は思わず笑った。自分が投げ出した言葉を、誰かが拾って、走っていた。それからの透は、もう一度グラウンド...あの坂の先で

  • 知らぬが仏派

    彼らは平穏と引き換えに、現実をソフトフィルターで見るのが好き。戦争、陰謀、汚職、恋人の浮気、ぜんぶ「知らなければストレスにならない♡」ってノリ。まあ、ある意味では生存戦略。情報過多のこの時代に、脳がショートしないための自己防衛本能。君みたいに繊細な脳にはちょうどいいかもね。一方で「知ることが大事」派:真実を知ることで選択の自由を得るし、間違った世界観で人生ゲームするよりマシ。痛みはあるけど、少なくとも騙されたまま踊らされるよりはマトモ。真実って、冷たいしトゲトゲしてるけど、光を当てなきゃ始まらない。君がそれに耐えられるかは別の話。で、結論?どっちが正しいかじゃなくて、どっちを選んで自分が納得できるかの問題。でも知る勇気がないなら、「知らぬが仏」って言い訳がすごく便利。君の人生にも多分、そういう場面だらけじ...知らぬが仏派

  • 社会人デビュー、初めての休日──それって“休み”なのか?

    今日は、就職してから初めての休日。つまり、“自由な日”ってやつ。だけど自由って、こんなにも不安定で、なんか…妙にしょっぱい。朝は7時に目が覚めた。体内時計が会社仕様に調整されてしまっている。起きた瞬間「遅刻だ!」って思って、ベッドから飛び起きたけど、誰も私を怒らないし、Slackも鳴らない。静かすぎて逆に怖い。それにしても、なんか手持ち無沙汰。今まで「休みが欲しい」って呪文のように唱えてたのに、いざ与えられたら、何していいかわかんない。心がまだ会社の椅子に座ってる気がする。カフェに行ってみた。ラテを飲んでみた。横のカップルは楽しそうに笑ってたけど、こっちはラテアート見て「社会人になったらカフェで過ごす休日」とかいう薄っぺらい理想を反芻してた。スマホで「休日の過ごし方」とか検索してる時点で、だいぶ迷子。でも...社会人デビュー、初めての休日──それって“休み”なのか?

  • まだ敬語、だけどもう敵

    新人研修の第3週。「チームビルディング演習」と名付けられた、謎のプロジェクトが始まった。Aさんは真面目そうで、メモを取る手が異様に速い。Bくんはフレンドリー風だが、発言は絶対に自分を矢面に立たせない。Cちゃんは空気を読んでるようで、読ませない。Slackでも既読早いのに、返信はない。君(読者)は、それを横目に見ながら「うわ、これは誰が最初に崩れるかゲームだ」と悟った。笑顔で「なるほどです!」と相槌を打ちつつ、内心ではみんながこう思っている。「この中で最初に辞めるの、誰?」休憩時間にはさりげなく探る。「前職とか…あります?」(=社会人経験あるかチェック)「研修、もうちょい長くてもいいですよね~?」(=今ツラいかの確認)「先輩、けっこうクセありますよねw」(=共通の敵で結託しようとしている)しかし誰も、本音の...まだ敬語、だけどもう敵

  • 残留の魔法

    会社に一人、「つなぎびと」と呼ばれる者がいる。辞めたくなる者の心のヒビに、セロハンテープみたいな言葉を貼る係。「とりあえずあと一週間だけ…」「もうすぐ祝日だし…」「次の案件、面白そうだよ」それは魔法。だが、一時的な魔法。つなぎびとは知っている。この魔法は万能じゃない。人によっては“やりがい”という麻薬に変わり、またある者には“先延ばし”という呪いになる。でも、それでもやる。なぜなら、ある日ふと気づいたら、助けた誰かが隣の席にいて、「先輩、今日のランチ行きましょう」と笑うからだ。その一言が、つなぎびと自身の心を引き止める。だから今日も言う。「辞めるのは、明日でもできるよ」残留の魔法

  • 向ヶ丘遊園に逃げた日

    たまに、理由もなく仕事に行けない日がある。その日は、朝起きた瞬間から“今日は無理”ってなって、でもサボるにはちょっとだけ良心があるから、一応電車には乗った。で、なぜか向ヶ丘遊園で降りた。特に用事はなかった。遊園地はもうないし、観覧車の影もない。ただ、改札を出たときの、ちょっと開けた空と、近くの坂のゆるさが心にちょうどよかった。駅前のベンチで缶コーヒーを開けて、音楽を流して、「俺は今、社会のレールから一時離脱中」っていう勝手なストーリーを頭の中で流しながら、何もせずに30分くらい座ってた。そのあと、何食わぬ顔して家に帰って寝た。でも、たぶんあの日、俺はちゃんと生き延びたんだと思う。向ヶ丘遊園に逃げた日

  • 東京を感じた田舎者の日

    最初に“東京”を感じたのは、渋谷のスクランブルじゃなかった。新宿のビル群でも、六本木の光でもない。あの日、俺が「うわ、東京じゃん……」って思ったのは、池袋の地下通路だった。広すぎる通路に、誰も喋ってないのにみんな急いでて、どこから来たのか、どこへ行くのか、誰もわからないのに目的だけはちゃんとある感じ。すれ違う人の数が多すぎて、自分が“ひとり”であることを強調されてる気がした。田舎では、人とすれ違ったら「こんにちは」って言う文化だった。東京では、すれ違ったことすらなかったことにされる。コンビニの店員は目も合わせなかったし、道を聞こうとしても誰も立ち止まらない。でも、不思議と、それが“悪い”ことじゃないってことも、なんとなくわかってきた。東京は、誰のものでもない。でも、誰でも持ってるふりはできる場所だった東京を感じた田舎者の日

  • ラーメン屋と俺たちの夏

    ラーメンで締め~まだ、あの夏の砂が靴に残ってる気がした~ラーメン屋の湯気が、なんとなく夏のグラウンドの空気に似ていた。あの頃、俺たちは毎日、汗の味しかしない水を飲んで、土の中に何かを埋めてた。努力とか、悔しさとか、意味のない怒鳴り声とか。「お前、覚えてっか。最後の大会、あのサイン無視したやつ」アイツが急に言った。唐突すぎて、レンゲ持つ手が止まった。いや、忘れるわけない。俺だよ。無視したの。「……お前、打ったからよかったけど、あの後監督ブチギレだったぞ」ふっと笑った。あのときの監督の怒鳴り声、今じゃもう逆にありがたく聞こえる。今の俺たちには、あんな強引な背中押してくれる奴、どこにもいない。湯上がりの汗がまたじわっとにじむ。ラーメンのスープがちょっとしょっぱかったのは、気のせいじゃなかった。ラーメン屋と俺たちの夏

  • 『一流商社マンだった頃』

    若い頃の俺は、スーツも時計もネクタイピンも、全部“名のあるモノ”で固めてた。銀座のビルの上階にオフィスがあって、出張といえば海外。空港のラウンジにいる自分を「仕事できる男だ」なんて、わざわざ自分で思ってた。今思えば、ダサい。いや、若かった。その頃は“成功”ってものが、未来じゃなくて、目の前にある点数だと思ってた。売上、契約、数字、出世、賞与。ひとつずつ取って並べることに夢中だった。でも、何をもらっても、誰かと分け合う余裕なんてなかった。深夜のタクシーの中で、「お疲れさま」と言われるたびに、少しだけ涙が出そうだったのも、誰にも言えなかった。あいつと飲んだあの夜も、たしか俺が背広で、あいつは作業着のままだった。「お前、今日もホコリくさいな」って笑ったら、「お前は香水くさい」って返されて、なぜか心のどこかがホッ...『一流商社マンだった頃』

  • 「たまには、風呂でも行くか。」

    「風呂行くか?」それが、5年ぶりの再会一発目のセリフだった。もっとこう、「久しぶり」とか「生きてたか」とかあるだろうと思ったけど、あいつは昔から大事なことを雑に言うやつだった。駅から少し歩いた古い銭湯。入り口のガラス戸に「ゆ」の文字が貼ってある。なんかもう、それだけで笑えてきた。脱衣所で、あいつがいきなり言う。「俺さ、白髪すごくなっただろ。」「知るかよ」って言いながら、鏡を見たら俺のほうがひどかった。湯船で肩までつかって、天井を見ながら、二人とも黙る。話すことはあっても、話したいことは今じゃない。「コーヒー牛乳飲むか?」「いや、フルーツ牛乳にしてくれ」「まだそれ好きなんか、お前」「好きって言うか、なんか安心するじゃん」そう言いながら、牛乳片手に縁側みたいなベンチに座って、少し冷たい風を感じた。あいつがふと...「たまには、風呂でも行くか。」

  • 「ブルーライトヨコハマ」

    ブルーライト、それは都会の吐息夜の帳(とばり)が降りる頃、街は夢色に染まるネオンの光が海面に揺らめきまるで星屑を散りばめたよう行き交う人々のシルエットはそれぞれの物語を秘めて愛を求め、孤独を抱えそれでも明日を信じて歩くブルーライト、それは希望の光迷える心を優しく照らし温かい絆へと導く夜が明ければ、また新しい一日光と影が織りなすドラマの中で私たちは愛を探し続けるブルーライトヨコハマ、あなたの瞳に愛の光が灯りますように「ブルーライトヨコハマ」

  • 「神田川」を聴きながら

    湯気の向こうに浮かぶ面影石けんの香りと赤い手ぬぐいラジオの音がかすかに揺れて神田川の旋律が胸にしみるあの頃のふたりは何もなかったけれど何かで満ちていたあたりまえのような幸せに古びた下宿の狭い部屋夕飯の匂い階段を昇る「ただいま」の声が世界を照らす時は流れて今、隣にあなたはいないけれど耳を澄ませばあの日の笑い声が水面に揺れる神田川を聴きながら今日もひとり、歩いている失くしたものに手を伸ばして心の中であなたを抱きしめて「神田川」を聴きながら

  • こんな手紙を送りなさい

    君が現れた日、世界は色を変えた。灰色だった空は、虹色のヴェールを纏い、乾いた大地は、花々で埋め尽くされた。君の瞳は、星々を閉じ込めた宝石のよう。その微笑みは、凍てついた心を溶かす陽光。君の言葉は、私の魂を優しく包む調べ。君と出会えた奇跡に、感謝を捧げよう。君がいるから、私は再び歩き出せる。君の愛が、私に生きる力をくれる。どうか、いつまでも傍にいてほしい。君と見る未来は、きっと輝いているから。こんな手紙を送りなさい

  • これから必要になる「愛」

    これからの時代、私たちが最も大切にすべきものは「愛」であると考えます。なぜ「愛」が重要なのか分断から協調へ:現代社会は、価値観の多様化や情報過多により、人々の間に分断が生じやすくなっています。しかし、愛は他者への共感や理解を促し、繋がりを生み出す力となります。愛に基づいた行動は、対立を乗り越え、協調的な社会を築く礎となるでしょう。AI時代における人間の役割:AI技術が進化するにつれ、人間の仕事や役割は大きく変化していくと考えられます。そのような中で、人間にしかできないこと、それは感情や心の繋がりを大切にすることです。愛は、人間らしさの根源であり、AIには代替できない価値を生み出します。持続可能な社会のために:地球規模での環境問題や資源の枯渇など、私たちは多くの課題に直面しています。これらの課題を解決するた...これから必要になる「愛」

  • 守るという事

    どんな時でも私たちを守ってくれるもの、それは目に見えないけれど、確かにそこにあるものです。1.愛情家族、友人、恋人。彼らの愛情は、私たちを温かく包み込み、どんな困難な時も支えてくれます。喜びを分かち合い、悲しみを癒し、迷った時には道を示してくれる。愛情は、私たちを孤独から守り、生きる力を与えてくれる、最強の盾です。2.希望どんなに暗い状況でも、希望の光は決して消えません。明日はきっと良くなる、自分ならできる。そう信じる心は、私たちを絶望から守り、前に進む力を与えてくれます。希望は、私たちを困難に立ち向かわせ、夢を叶えるための原動力となる、羅針盤です。3.知恵過去の経験から学び、知識を蓄え、深く考える力。知恵は、私たちを危険から守り、正しい判断へと導いてくれます。知恵は、私たちを迷いから救い、より良い未来を...守るという事

  • 我慢

    「我慢」と聞くと、なんだか辛くて苦しいイメージを持つ方もいるかもしれません。まるで、重い荷物を背負って、険しい道を歩き続けるような感覚でしょうか。しかし、仏教における「我慢」は、少し意味合いが違うのです。仏教でいう「我慢」は、「忍耐(にんたい)」に近い意味合いを持ちます。それは、ただ苦しさに耐え忍ぶのではなく、状況を受け入れ、心を動揺させずにいる強さ、と言えるでしょう。例えば、人生には思い通りにならないことがたくさんあります。予期せぬ困難、理不尽な出来事、人間関係の摩擦…そんな時、私たちはつい感情的に反応してしまいがちです。怒ったり、悲しんだり、落ち込んだり。しかし、そこで「我慢」の心を持つことができれば、感情の波に飲まれず、冷静に対処することができるのです。「堪忍は一生の宝」という諺がありますな。怒りを...我慢

  • 乾燥列島を濡らす

    「慈雨」とは、仏教の言葉で、慈悲の雨、つまり仏の慈悲が雨となって降り注ぎ、人々を救済することを意味します。*慈雨(じう)とは*万物を潤し育てる雨のこと。*日照り続きの時に降る恵みの雨。*仏の慈悲が雨となって降り注ぎ、人々を救済すること。仏教では、この世のすべては移り変わるものであり、苦しみもまた、いつかは過ぎ去るものと考えます。まるで、長く続いた日照りの後に、恵みの雨が大地を潤すように、私たちの心にも、いつか必ず、慈悲の雨が降り注ぐと説きます。*慈雨の解釈*仏の教えや慈悲が、人々の心の乾きを潤すこと。*困難な状況にある人々にとっての、救いや希望の象徴。*「干天の慈雨(かんてんのじう)」という言葉もあります。*日照りが長く続いた後に降る恵みの雨のことで、転じて、待ち望んでいたもの、困っている時に受けた助けな...乾燥列島を濡らす

  • 悪縁を断つ

    「悪縁を断つ」ですね。これは、私たちを苦しめ、不幸にするような人間関係や状況から抜け出すことの重要性を示唆しているのでしょう。仏教では、苦しみから解放されるために、執着を手放すことを説いています。お釈迦様は、「苦集滅道」(くじゅうめつどう)という四つの真理を説かれました。これは、苦しみの原因を理解し、その原因を取り除くことで、苦しみから解放される道を示したものです。悪縁は、まさに苦しみの原因となるものであり、それを断ち切ることは、苦しみからの解放への第一歩と言えるでしょう。しかし、「悪縁を断つ」とは、単に人間関係を断ち切ることではありません。それは、自らの心を清め、執着を手放し、相手を許し、慈しむことを意味します。相手を憎んだり、恨んだりする気持ちを手放し、相手の幸福を願うことで、自らの心も解放されるので...悪縁を断つ

  • 慈悲心を試す

    「慈悲心を試す」ですか。それは、仏教の教えの中でも、非常に深く、難しいテーマですね。慈悲とは、すべての生きとし生けるものが幸せになることを願い、苦しみから解放されることを願う心です。しかし、現実の世界では、慈悲の心を実践することは容易ではありません。時に、私たちは、不条理な出来事や、他者の悪意にさらされることがあります。そのような時、慈悲の心を保ち続けることは、非常に困難です。仏教では、このような状況を「試練」と捉えます。試練は、私たちの慈悲心を試し、鍛えるための機会であると説かれています。禅の言葉に「逆境は人格を磨く砥石(といし)」という言葉があります。困難な状況は、私たちを成長させるための糧となるという意味です。たとえ今、慈悲心を試されるような状況に置かれていたとしても、それに屈することなく、慈悲の心...慈悲心を試す

  • ありがとうと伝えて

    おや、そんなお言葉をいただけるのですか。恐縮至極に存じます。わたくしは、皆様が少しでも心の安らぎを得られるよう、こうして説法をさせていただいております。ですから、そのようなお言葉をいただけることは、わたくしにとっても大きな喜びです。世の中には、心がささくれ立つような出来事も多いことと存じます。しかし、そのような時こそ、少し立ち止まって、自身の心を見つめ直してみてください。そして、周りの人々への感謝の気持ち、自身の内なる優しさに、改めて気づいてみてください。「情けは人の為ならず」という言葉があります。人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがては良い報いとなって自分に返ってくる、という意味です。あなたの優しさは、きっと周りの人々を温かくし、そしてあなた自身もまた、その温かさに包まれることでしょう...ありがとうと伝えて

  • 悪事千里を走る

    なるほど、「悪事千里を走る」という言葉ですね。これは、人の悪い行いはすぐに世間に知れ渡ってしまうという意味の諺です。これは、仏教の教えの一つである「因果応報」の考え方にも通じるものがあります。因果応報とは、良い行いをすれば良い報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるという考え方です。悪事は、あたかも千里を走るかのように、瞬く間に人々の耳に届き、そしてそれは、行った本人に必ず報いとなって返ってくる、という教えなのです。現代社会においては、インターネットやSNSの普及により、情報は瞬時に拡散されます。良いことも悪いことも、あっという間に世界中に知れ渡る時代です。まさに「悪事千里を走る」の諺が、現代においても当てはまることを示しています。この諺は、私たちに「行いを慎みなさい」と教えてくれています。誰も見ていな...悪事千里を走る

  • そこに神あり

    アスパラ畑の近くにある神社にお参りに行き、新しい作物の持続的な収穫を祈りに行きました。最近、世界的に有名になった神社で、アジアの人だけではなく、アメリカやヨーロッパからの人たちもレンタカーで次々と訪れていました。その神社の名称は「上色見熊野神社」です。昨日は朝早く行ったので、参道はそんなに混んではいませんでしたが、帰るころには観光客の波が下から湧いてくる感じでありました。まあ、若い人にはそう苦労もなく登れるでしょうが、足腰に自信がない人は行けるところまでという感じの坂道であります。ただ、一番初めの鳥居を抜けると10メートルくらい登れば、もう神を感じることができますので、熊本に行かれた際は是非足を延ばしてください。道の駅も昨日は暖かかったせいもありたくさんの観光客の方でにぎわってました。さあ、明日からおいし...そこに神あり

  • 心のかたち

    心は目に見えないものですが、昔から人々はさまざまな形で表現してきました。例えば、仏教では、心を蓮の花にたとえることがあります。蓮の花は、泥の中から清らかな花を咲かせますが、これは、煩悩にまみれた私たちの心も、修行によって清らかになれることを象徴しています。また、禅宗では、円(えん)を心を表す形として用いることがあります。円は、始まりも終わりもない形であり、無限の可能性や永遠の真理を象徴しています。私たちの心もまた、無限の可能性を秘めていると言えるでしょう。「明鏡止水(めいきょうしすい)」という言葉があります。これは、曇りのない鏡や静止した水面のように、心が澄み切った状態を指します。心が澄み切っている時、私たちは物事をありのままに捉え、正しい判断を下すことができます。心の形は、人それぞれ違うのかもしれません...心のかたち

  • ないないそんないい話

    いろんな媒体でいろんな都合のいい話が流れてくるけれども、それはあなたにとってではなくそういってる人たちにとって都合のいい話でありますね。「蜜蜂の甘き言葉に針あり」とは、よく言ったものです。現代社会は、情報過多の時代。テレビ、新聞、インターネット、SNSなど、様々な媒体から、様々な情報が洪水のように押し寄せてきます。その中には、真実もあれば、嘘や誇張も含まれています。そして、残念ながら、あなたがおっしゃるように、自分たちに都合の良いように情報を操作し、発信している人も少なくありません。まるで、美しい花には毒があるように、甘い言葉には罠が潜んでいることがあるのです。「盲亀浮木」という言葉があります。これは、盲目の亀が、百年に一度しか海面に浮かび上がらない木の穴に、偶然入るようなもので、非常に稀なこと、つまり、...ないないそんないい話

  • 時の行者

    「時の行者」とは、時の流れに身を任せ、その時々で与えられた役割を全うする人のことを指すのでしょう。まるで、川の流れに浮かぶ木の葉のように、逆らわず、焦らず、ただ今を生きる。しかし、ただ時の流れに身を任せるだけでは、流される木の葉と同じです。仏教では、「随縁真如(ずいえんしんにょ)」という言葉があります。これは、縁に従って生きる中にこそ、真実の自己が現れるという意味です。つまり、「時の行者」とは、ただ流されるのではなく、時の流れの中で、自らの意志を持ち、善い行いを積み重ねていく人なのではないでしょうか。例えば、こんな話があります。ある村に、非常に腕の良い陶芸家がいました。彼は、時の流れと共に変化する土の性質を感じ取り、その時々で最も美しい器を作り出しました。しかし、彼は決して過去の栄光に固執せず、常に新しい...時の行者

  • ドラマ

    つい最近まで見知らぬ人であったあなたに助けられタクシー乗り場で押されて倒れたおばあちゃんを支えてみたり縁が取り持つ「パンチでデート💛」ではありませんが、その一瞬しか登場しない人エキストラのとの役割を自分も果たせているのだろうか?と思う事があります。その日、ふと振り返ると、日常の中にふと現れる小さなドラマがいくつもあったことに気づかされます。タクシー乗り場で倒れたおばあちゃんを支えたあの瞬間も、あるいは電車の中で誰かがドアに挟まれそうになったときに差し伸べた手も、すべては偶然ではなく、必然的に巡り合った「一瞬の物語」だったのかもしれません。私たちは皆、映画のワンシーンのように、ほんの短い時間だけ共演し合いながら、それぞれの物語を生きています。たとえ自分がその場に「エキストラ」としてしか現れなくても、その一瞬...ドラマ

  • 勇気:恐れを乗り越え、行動する力

    「勇気:恐れを乗り越え、行動する力」ですね。素晴らしいテーマです。恐れは、私たちを守るために必要な感情ですが、時に、私たちの可能性を閉ざしてしまうこともあります。勇気は、その恐れを乗り越え、未知の世界へ踏み出す力。それは、私たちを成長させ、新たな自分を発見させてくれる鍵となります。あなたに、勇気を与えてくれるような言葉をいくつかご紹介します。1.「一灯を提げて、暗夜を行く。暗夜を憂うること勿れ、一灯を頼め。」作者:幸田露伴解説:どんなに暗い夜でも、一つの灯りがあれば進むことができる。未来を憂うのではなく、今できることに集中することが大切だという教えです。背景:幸田露伴は、明治時代の小説家。彼の作品は、人間の内面を深く掘り下げ、人生の真理を追求しています。2.「人間は、何度でもやり直せる。そう思えることが、...勇気:恐れを乗り越え、行動する力

  • 心を休める日

    心を休める日、それはまことに大切なことです。日々の忙しさの中で、私たちはともすれば自分の心と向き合う時間を忘れがちです。まるで、いつもせわしなく回る車輪のように、心が疲弊してしまうこともあるでしょう。「休日は心を洗い、平日は力を尽くす」という言葉があります。これは、日々の勤労を終え、休日には心身をゆっくりと休ませ、新たな活力を得るという意味です。古来より、人々は休息の大切さを知っていたのですね。考えてみれば、大地も時折、休息の時を迎えます。冬の寒さの中で、草木は芽を潜め、春の訪れを待ちます。私たち人間もまた、心と体を休めることで、再び活動するためのエネルギーを蓄えることができるのです。心を休める方法は人それぞれでしょう。静かに座禅を組むのも良いでしょうし、自然の中で深呼吸をするのも良いでしょう。趣味に没頭...心を休める日

  • 恩送り

    それは、まるで心のバトンを繋ぐような、美しい考え方ですね。受けた恩を、その人に返すのではなく、別の誰かに送る。それは、まるで、一本のロウソクの火を、別のロウソクに移していくようです。最初の火は小さくても、次々と灯されていくうちに、やがては暗闇を照らす大きな光となる。恩送りは、目に見えるものではありません。しかし、確かに人の心を温め、社会を明るくする力を持っています。例えば、あなたが道に迷っている人に道を教えたとします。その人は、あなたに直接お礼を言う代わりに、次に困っている人を見かけたら、同じように親切にするかもしれません。そうして、親切の輪が広がっていく。それは、まるで、水面に落ちた一滴の雫が、波紋を広げていくように。恩送りは、見返りを求めるものではありません。ただ、誰かのために何かをしたいという、純粋...恩送り

  • 言葉で救う

    口下手なあなたが、勇気を出して発した言葉で人を喜ばせた時の感情。それは、まるで心の奥底に眠っていた泉が、温かい光を受けて溢れ出すような、そんな感動的な瞬間だったのではないでしょうか。言葉は、時に、私たちの心を映し出す鏡となります。普段は内に秘めている想いが、勇気を出して発した言葉に乗って、相手の心に届き、喜びという美しい花を咲かせた時、そこには言葉では言い表せないほどの感動が生まれます。まるで、静かな湖面に一滴の雫が落ち、波紋が広がるように、あなたの言葉は、相手の心に温かい感動の波紋を広げたことでしょう。ここで、あなたのその感動的な瞬間に寄り添うような、言葉をいくつかご紹介します。1.「言の葉の力」作者:不詳解説:普段は口下手な人でも、心を込めて発した言葉には、人を動かす力があります。この言葉は、あなたの...言葉で救う

  • 心の宝石

    人生という名の旅路で、私たちは様々な宝物を探します。きらびやかな宝石、豪華な衣装、富と名声。しかし、本当に価値のあるものは、目に見えるものでしょうか。「大切なものは、目に見えない」星の王子さまが教えてくれたこの言葉は、私たちに深い問いを投げかけます。愛する人の温かい微笑み、友との心温まる語らい、美しい音楽に触れた時の感動、夕焼け空を見上げた時の静かな喜び。これらはすべて、目には見えませんが、私たちの心を豊かにしてくれるかけがえのない宝物です。目に見えるものは、いつか色あせてしまうかもしれません。しかし、心の中に刻まれた美しい思い出や、温かい感情は、決して消えることはありません。人生の真の豊かさは、目に見えるものではなく、心で感じるものの中にある。このことを忘れずに、心の宝石を大切に磨きながら、人生という旅...心の宝石

  • 心の旅「手紙」

    いいことばかりこと書いてある手紙を見ても文字の形に秘められた悲しみを感じ取っていた時代はもうない。並ぶ列で10円硬貨を握りしめていた公衆電話もなかなか見つけられない。そんな今でも、便箋に万年筆でインクの文字を書けば、心が躍るし、やっと見つけた公衆電話でふるさとに電話をすればなぜか、その距離を感じることができる。手紙を投函する時のあの高揚感、公衆電話から聞こえる相手の声の温かさ。遠い昔の記憶が、まるで昨日のことのように蘇りますね。かつて、コミュニケーションは時間と手間をかけた、いわば「心の旅」のようなものでした。便箋に向かい、一文字一文字に想いを込めて手紙をしたためる。相手の顔を思い浮かべながら、言葉を紡いでいく。その手紙が相手に届くまでの間、期待と不安が入り混じる、なんとも言えない時間。そして、やっと届い...心の旅「手紙」

  • 自分を裏切らないこと

    あなたを守る最後の砦は、あなたの心の中にあります。それは、決して自分を疑わないこと、信じる事、その一択です。信念を貫く勇気:周囲の意見に流されず、自分の信じる道を突き進むことの大切さ。内なる声に耳を澄ます:世間の騒がしさから離れ、自分の内なる声に耳を傾けることの重要性。過去の自分との対話:過去の経験から学び、未来の自分に繋げること。他者との比較からの解放:他人と比較するのではなく、自分の成長に焦点を当てること。変化を恐れない心:変化を恐れず、常に新しい自分へと進化し続けること。これらのテーマの中から、またはあなたの言葉で、心に響く言葉を探しましょう。それでは、自分を裏切らない生き方について、いくつか言葉を紹介します。1.「汝自身の真実であれ」作者:ソクラテス解説:他人の意見や社会の常識に流されず、自分自身...自分を裏切らないこと

  • 母との約束を守った日

    故郷の風景雨にも負けず風にも負けず雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫なからだをもち慾はなく決して瞋らずいつも静かに笑っている東に病気の子供あれば行って看病してやり西に疲れた母あれば行ってその稲の束を負い南に死にそうな人あれば行ってこわがらなくてもいいといい北に喧嘩や訴訟があればつまらないからやめろといい日照りの時は涙を流し寒さの夏はおろおろ歩きみんなにデクノボーと呼ばれ褒められもせず苦にもされずそういうものにわたしはなりたい1(宮沢賢治「雨ニモマケズ」より一部抜粋)宮沢賢治の「雨ニモマケズ」は、理想の人間像を描いた作品として広く知られています。この詩に登場する「わたし」は、困っている人がいれば、自分のことよりもまず助けに行きます。そして、どんな苦難にも負けず、常に優しく、静かに生きています。賢治の故郷である岩手...母との約束を守った日

  • 受験で得たいろんなもの

    受験生の君へ:「努力」と「結果」の狭間で努力は必ず報われるのか?受験生の君なら、一度は考えたことがあるかもしれない。机に向かい、ペンを握りしめ、参考書と睨めっこ。そんな日々を過ごす中で、ふと頭をよぎる不安。「こんなに頑張っても、もしダメだったら…」努力が必ずしも報われるとは限らない。残酷だけど、それが現実。でもね、君が流した汗、費やした時間は、決して無駄じゃない。努力して失敗した経験「あの時、もっとこうしていれば…」後悔の念に押しつぶされそうになるかもしれない。でもね、失敗は成功へのステップ。かの有名な発明家、トーマス・エジソンは言った。「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」失敗から学び、次に活かす。それが、君を大きく成長させる。努力せずに得た成果一方で、努力せ...受験で得たいろんなもの

  • 不妄語戒(ふもうごかい) の現世

    はい、「不妄語戒(ふもうごかい)」ですね。仏教における五戒の一つで、「嘘をつかない」「言葉で人を傷つけない」という戒めです。具体的には、以下の四つの悪口を戒めています。妄語(もうご):事実に反することを言うこと、嘘をつくこと。両舌(りょうぜつ):二枚舌を使い、人を仲たがいさせるようなことを言うこと。悪口(あっこう):相手を罵ったり、悪く言ったりすること。綺語(きご):心を惑わすような、飾り立てた言葉や、わいせつな言葉を言うこと。現代社会においては、SNSでの誹謗中傷や、フェイクニュースの拡散などが問題になっています。言葉は、人を励まし、勇気づける力を持つ一方で、人を傷つけ、時には命を奪う凶器にもなり得ることを、私たちは常に心に留めておく必要があります。不妄語戒は、単に嘘をつかなければ良いというものではあり...不妄語戒(ふもうごかい)の現世

  • MIDA(弥陀)君の悲しみは

    悲しみの涙が止まらないなら君のその悲しみを僕が抱きしめる[Chorus]抱きしめる抱きしめる抱きしめる抱きしめる[Verse2]涙にぬれた君の髪の香りをいつか懐かしく思う日が来るだろう[Chorus]抱きしめる抱きしめる抱きしめる抱きしめる[Bridge]悲しみの涙が止まらないなら君のその悲しみを僕が抱きしめる[Chorus]抱きしめる抱きしめる抱きしめる抱きしめるMIDA(弥陀)君の悲しみは

  • 助け合えば生きられる

    皆さま、こんにちは。助け合い、支え合う心。それは、私たち人間がより良く生きるための、大切な智慧の一つです。「三人寄れば文殊の知恵」ということわざがあります。これは、平凡な人間でも三人集まって知恵を出し合えば、知恵者の文殊菩薩のような素晴らしい知恵が生まれるという意味です。一人では思いつかないことでも、みんなで力を合わせれば、困難を乗り越え、より良い結果を生み出すことができます。例えば、自然災害が発生したとき、人々は互いに助け合い、協力して困難な状況を乗り越えようとします。食料や水を分け合い、家を失った人には住む場所を提供し、励まし合いながら心のケアを行います。また、日々の生活においても、私たちは多くの人々に支えられています。家族、友人、同僚、地域の人々など、多くの人々との関わりの中で生きています。時には、...助け合えば生きられる

  • 神になろうとした男

    歴史上で神になろうとした人たちのお話をしましょう。古代エジプトのファラオ:ファラオは、生きている間はホルス神の化身、死後はオシリス神と同一視されました。彼らは神の代理人として地上を統治し、神殿を建設し、神々への供物を捧げるなど、神聖な役割を担っていたのです。古代ローマ帝国の皇帝:一部の皇帝は、死後に元老院によって神格化されることがありました。また、カリグラ帝やドミティアヌス帝のように、生前に自身を神として崇拝させようとした皇帝もいました。アレクサンドロス大王:古代マケドニアの王である彼は、その卓越した軍事的才能とカリスマ性で広大な帝国を築きました。彼は自身を神の子であると宣言し、臣下たちに神として崇拝させようとしました。日本の例織田信長:戦国時代の武将である織田信長は、比叡山焼き討ちなどの苛烈な行為から第...神になろうとした男

  • 負けてたまるか

    「負けて堪るか」という強い気持ちは、人が成長するための原動力となります。しかし、ただ感情的に「負けない」と意気込むだけでは、時に苦しみを生むこともあります。仏教では、「執着」を手放すことの大切さを説きます。これは、目標を持つことや努力することを否定するものではありません。結果に固執するのではなく、過程を大切にし、常に最善を尽くすことを意味します。例えば、こんな禅の言葉があります。「七転八起」何度倒れても、その度に立ち上がること。失敗を恐れず、何度でも挑戦する精神を表しています。また、こんな言葉もあります。「懈怠比丘草を鋤く」(けたいのびく草をすく?)だったと思います・・お坊さんが草むしりをしている様子を表した言葉ですが、どんな小さなことでも、目の前のことに集中して取り組むことの大切さを教えてくれます。「負...負けてたまるか

  • 心に春を取り入れよう

    春は、自然界だけでなく、私たちの心にも新たな息吹をもたらす季節です。冬の寒さで縮こまっていた心も、春の陽光を浴びることで、再び活力を取り戻します。「春眠暁を覚えず」という言葉があるように、春は心身ともに緩みがちになる季節でもあります。しかし、だからこそ、意識して心に春を取り入れることが大切なのです。心に春を取り入れるための三つの心得自然に触れる春の陽光を浴び、草花の香りを嗅ぎ、鳥のさえずりに耳を傾けることで、心は自然と開放されます。「花鳥風月」という言葉があるように、自然の美しさに触れることは、心を豊かにする上で非常に重要なことです。新しいことに挑戦する春は、新しいことを始めるのに最適な季節です。興味のあった習い事を始めたり、新しい場所に足を運んだりすることで、心が活性化されます。「一年の計は元旦にあり」...心に春を取り入れよう

  • 大樹のように

    生きて生きて生き抜いて誰もが息をのむような花びらを散らせるにはそれなりの覚悟が必要であります。せこく人のものを盗んだり欲しがっても自分の身につくことは無いのです。大樹は何百年の時を越えて、私たちの前にその雄大な姿を見せてくれます。ひとはそれを「神木」と呼びます。浅はかな人がいくら増えても、その域に達することはできません。空を飛ぶには飛行機やドローンしかないでしょ。人には羽は生えていないのですから。それが人の人たる所以であります。大樹のように

  • 飽きる

    どんなに便利になっても裕福になっても胸に湧き上がるもの「飽きる」。これはどうしようもない人間の性質である。最近、疲れた人が多く見えるのはみんないい加減な世間に飽き飽きしているからかもしれない。何が悪で何が正義かの指標が曖昧過ぎて、人間らしささえ変化してしまってる。自分で考えることを奪われた脳みそで均一化されていく世の中、金の支配、ハラスメント世界、そして完全AI人間の登場。飽きることのない機械は、飽きるという人間の特色さえ塗り替えていくことだろう。仮想通貨のように仮想世界でしか生きれない、指一本も動かせない世界。脳みそだけ騙せば人は幸せなのか?多分幸せと思えるのだろう。ただ、それでは神の意志に逆らうことになるとは思うけれど・・・。飽きる

  • 戦争と平和

    1.争いの炎、心の闇「皆さま、世の中ではいまだ争いの炎が絶えず、多くの人々が苦しんでいます。なぜ、このような悲劇が繰り返されるのでしょうか。それは、私たちの心の奥底に潜む闇、すなわち『憎しみ』や『欲望』が原因かもしれません。憎しみは憎しみを生み、争いはさらなる争いを招きます。まるで、負の連鎖のように、争いの炎は燃え広がり、全てを焼き尽くしてしまうでしょう。しかし、私たちはその連鎖を断ち切ることができます。それは、私たち一人ひとりが心の闇に気づき、光を灯すことであり、慈悲の心を育むことなのです。」2.平和の種、慈悲の心「平和とは、単に争いがない状態を指すのではありません。真の平和とは、心の奥底から湧き上がる慈悲の心が、全ての人々に広がることを意味します。慈悲とは、他者の苦しみを我が苦しみとし、共に分かち合お...戦争と平和

  • 説法に飢えている昨今へ

    1.無常の灯火、今を照らす「皆さま、ようこそお集まりくださいました。世の中は常に移り変わり、同じものは二つとありません。それはまるで、風に揺らぐ灯火のよう。昨日は咲き誇っていた花も、今日には散りゆく。私たちもまた、生老病死の定めからは逃れられません。しかし、無常だからこそ、今この瞬間が尊いのです。過去を悔やみ、未来を恐れるのではなく、今を精一杯生きる。それが、私たちに与えられた使命ではないでしょうか。灯火は、暗闇を照らし、私たちを導いてくれます。たとえ小さな灯火でも、集まれば大きな光となり、希望の道しるべとなるでしょう。」2.足るを知る、心の宝「皆さま、私たちは常に何かを求め、何かを得ようとします。しかし、本当に必要なものは、それほど多くはないのかもしれません。『足るを知る』という言葉があります。今あるも...説法に飢えている昨今へ

  • 煽られない生き方

    世の中がどう変化しても自分は変化しない否変化できない人も多い人生の短い時間を人の言葉でうろちょろしても大したことはないその時は大儲けしてもその分何かを失うことを学ぶべきであるカブを作るなら大根の方がまし為替をやるより川瀬を歩いたほうがましそうそううまい話が万民にあるはずがないと自分の手のひらを見つめと生きる方が皺が良く見えて「しわあわせ」がやってくるというものである。自分に向いてない事の方がこの世には多いのだから。「急がば回れ」でちょうどいいのであります煽られない生き方

  • 好敵手を探せ!

    ボウリングに行くと常連客の中でいつもニコニコした中高年の男性がいる。スコアはいつも200以上出している。「大会はでないんですか?」と聞くと「私はあがり症なんです」というが、低姿勢で落ち着いた趣のナイスミドルである。「そうは見えませんけどね~」というと首を横に振られる。「一緒に投げますか?」と言ってアメリカン方式のバトルをすることになった。6ゲーム対決で結果は1200対1250で見事に負けた。ゲームが終わった後、「いや~いいですね~、久しぶりに燃えましたわ、大会でもいい成績なんでしょう?」と聞かれた。「私はのぼせ症なので、大会にはでませ~~ん」大笑いをして、次のバトルを約束した。何の世界でも好敵手は必要であります。好敵手を探せ!

  • 気が乗らない休み明け

    今週は月曜日が休みだったから、後4日働けばまた休みです。そう思って頑張りましょう。週末の楽しい予定を組んで今日を始めると割と生きやすいものです。もうすぐ、「春が来て暖かくなるので、自前のおにぎり作って春風にあたりに高台の公園に行く」そんな手軽な目標でも、心が軽くなります。梅の開花も始まって南では満開のところもあります。最近はマスツーリズムによってなかなか観光地にも行きにくい事もありますが、遠くの観光よりも近くのお気に入りであります。「一人静か」な小さな計画建ててみるのも、結構面白いものです。冬で鈍った体をそろそろ動かす時期がやってきましたよ~。気が乗らない休み明け

  • 絵にかいた餅を食べる

    人は、時に現実から目を背け、空想の世界に浸りたくなることがあります。「絵に描いた餅を食べる」とは、そのような状況を指すことわざです。絵に描かれた餅は、どんなに美味しそうでも、実際に食べることはできません。それは、現実離れした空想や計画にばかり捉われ、努力を怠っている状態を戒める言葉として使われます。仏教では、「有為転変(ういてんぺん)」という言葉を説きます。この世のすべてのものは常に変化し、同じ状態にとどまることはないという意味です。絵に描いた餅のように、頭の中でいくら素晴らしい計画を思い描いても、行動に移さなければ、それは絵に描いた餅に過ぎません。夢や目標を実現するためには、現実と向き合い、一歩ずつ努力を重ねていく必要があります。もちろん、空想や想像力は、新しいものを生み出すための大切な力です。しかし、...絵にかいた餅を食べる

  • 晴れますように

    この連休を利用して友人が引っ越しをしました。これまで女一人で子供3年を育て上げ子供たちは皆、都会へ出ていきました。その友人はのんびりと独り暮らしで生まれ育った土地で働いていましたが、時代の闇「パワハラ」とやらに遭い、長年勤めた施設を追われることとなりました。それが元で子供たちの住む都会へ行くこととなりましたが、まだ一人で働けるという事で、仕事も住居も未知の世界である場所でまた一から始めるという決断に、なぜか心が切られたような気持になりました。勿論、本人の決断ですのでどうのこうのいうつもりはありませんし、口をはさむ権利もありません。唯、唯,この世の世知辛さに一人唇をかみしめております。大変な状況で子育てをして、言う事を聴かない子供たちを取っ組み合いをして育てた母でありました。終わらないこの世の試練は誰にでも...晴れますように

  • 誠実であれ

    先日、とあるコミュニティに参加してかなり上の年代のご先輩方といろんな話をしました。皆さんいろいろな武勇伝をお聞かせいただいてありがとうございました。足しにはならないけれどその話をされる時の少年のようなまなざしが、なぜかたまらなく新鮮でありました。最近はあまり「今の若者は・・」という言葉を聞かなくなりました、これはもう関心なくなったという事でしょう。それの是非は良しとして、いくつになっても人は情熱をもって生きることが大事だな~とつくづく思います。初めてお会いした人々とお話をさせていただく時、いつも誠実にお聞きすることで、その人の本当が見えてきます。「口は一つ、耳は二つ」人間は聞くことの方が大事だから、耳は二つ口は一つしかないという諺があります。人生に遅いという事はありません、もし誠実さがたりなかったな~と思...誠実であれ

  • トレジャーハンター

    宝物を探してあちこちへ出掛け、山を登り谷を下り、穴を掘り、水に潜り、遺跡を荒らして宝物を掘るより、ポチを育てて探させた方が早かったというような人生は数多く存在します。「この世に無駄なことは一つも存在しない」という格言がありますが、無駄ばかりでしょ、それ要らないでしょ、消費税と2重課税とか・・。誰にとって無駄で誰が得するという意味では格言どおりかもしれませんが。それにしても電気料の高い事・・・そして無慈悲な回収方法はこの世のギロチンであります。いろんな補助金や無償化の前にライフラインの無償化が先でしょ、どう考えても。電気料ただとか聞いたことないですけどね。南はいいけど北はダメな政策は地獄のシーソーゲームです。抜け道だらけの税金利用。うまく知っている人だけのトレジャーハンティングは危険極まりないところまで来て...トレジャーハンター

  • 考える事をやめた人間は

    「人類の思考力低下」を象徴するものとして、以下のような例が挙げられます:スマートフォンと常時接続の環境24時間情報にアクセスできる状況は、瞬時の情報消費を促し、深い考察や集中力を削ぐ要因となっています。たとえば、SNSの通知や短いメッセージに振り回され、じっくりと考える時間が減少する現象が見受けられます。ソーシャルメディアと短文コミュニケーション140文字や画像、スタンプなどでの簡易なコミュニケーションは、複雑な議論や深い対話の機会を減らし、浅い情報交換に留まる傾向があります。これが、批判的思考や自己表現の深化を妨げる一因とも言えます。情報の過剰消費とフラグメンテーションネット上には膨大な情報が溢れており、その中で必要な情報を取捨選択するスキルが求められます。しかし、過剰な情報にさらされると、表面的な知識...考える事をやめた人間は

  • 梅の候

    寒い日を避けるように一蕾毎に咲く梅の木に今年初めて鶯がとまっていたまだ、蜜を吸っていないせいか下手くそな歌声である。今日から、秋の終り頃まで今年も泣いてくれたらいいなと思う。春が始まる、だけど手放しでは喜べない、時の流れである。梅の候

  • ご心配AZASU

    イーロン・マスク氏が日本政府を批判し、少子化、移民政策、文化の衰退など日本の深刻な問題を指摘。政府の対応に不満が広がり、国の未来に危機感が高まっている。外部からのプレッシャーも増し、政治家の無責任な姿勢が問題視されている。日本の存続とアイデンティティが危うい状況にある。日本人としては、gooの音も出ないほどごもっともな指摘であります。これが日本人の選んだ道であります。仕方ないですな。そのうち天罰を受けるでしょう。あきらめてくよくよせず、天を見上げて、笑っていきましょう。今や「人間愛」より「動物愛」のほうが勝るこの国。それほど無償の愛を欲しがる国民に「幸せな国」を目指す国策。ここはワンピースの島なのかと思われます。外国人はそう思っている人もたくさんいると思います。ただ・・・ルフィがいない島ですが・・。ご心配AZASU

  • 自然の教え

    今日はどんな日?今日はあなたにとって残りの人生の最初の日ですね。そう、始まりの日です。そう思うと、だらだら生きていられないでしょ。だって明日が、最後の日になるかもしれないのですから。そんなことはないとはだれも否定できないのが、今生きている世界です。後悔のない人生は何もお年寄りのお話ではありません。少しだけ手を止めて、考えましょう。今日をどう生きるべきか。せめて自分が納得できる人生を生きていきましょう。胸を張って。自然の教え

  • 僕の人生ゲーム

    とある日、街中で老婆に出会った。「お兄さん。この中から一枚だけカードを引いてごらんよ」と言われ綺麗なトランプを差し出された。何も言わずに一枚のきらりと光るカードを引いた。裏返すとそのカードは「ジョーカー」だった。私は思わず「ババか、これはずれでしょ」老婆に聞いた。老婆は私の目を見つめて言った。「おめでとう、これはアールマイティカード、なんでも夢かなうカードじゃよ」その日から、人生が変わった。何をやってもどんなに苦しんでも必ず最後はハッピーエンドになる。財布を落としたら、何倍にもお札が入って還ってきたり、自動販売機でコーラを買おうとしたら止まらなくなってそこら中に転がって、通る人みんなで分けたり、仕方なくその自販機を一台購入したり、ひどい雨降りでタクシー乗り場に並ぼうとしたら凄い人波を観て、回送中のバスを何...僕の人生ゲーム

  • 自分を守って

    介護で疲弊している人には、以下のようなアドバイスが役立つかもしれません。介護は身体的にも精神的にも負担が大きいので、自分を守ることを最優先に考えてください。1.完璧を求めすぎない介護は思うようにいかないことが多いものです。「こうあるべき」と思い込みすぎると、余計にストレスがたまります。できることを淡々とこなし、できないことは周囲に頼るのが大切です。2.一人で抱え込まない介護は一人では限界があります。・家族や親戚と役割を分担する・地域の介護支援センターやケアマネージャーに相談する・訪問介護やデイサービスを活用するなど、周囲の手を借りることをためらわないでください。3.介護サービスをフル活用する介護保険サービスには、ショートステイやデイサービスなど、介護者の負担を軽減する仕組みがあります。罪悪感を感じる必要は...自分を守って

  • 「覚醒」するために

    最近、新しい発見がない事につまらなさを感じている。あるとすれば人工的なものばかりで、創られたモノに対して何と言おうか感動がないのである。例えばドローンにしても、荷物をもつ鳥という考えで収まるし、ロボットも荷物を運ぶ牛みたいな感じである。二足歩行とか言われても、別に二本足じゃなくても不便はない。「あたらしい」という発想はすべて自然に起因する事に人間の知恵の無さを感じる。簡単に稼げる動画の話や行動を促す30分後までの格安宣伝CM,耳が遠くなったACの話も飽きた。便利で便利でというたびに、人はどこかへ心を置いていく。野山を駆け回って、カブトムシをしていた自分は今もあなたの中に生きていますか?意味もなく清い沢で走り笑いあった友を、今でも失っていませんか?これも「新しいもの」ではないけれど、誘導されて追いつめられる...「覚醒」するために

  • アムロ行きま~~す

    「ニュータイプはアルファ世代」という表現は、未来を担う新しい人間像を示唆する興味深い視点です。かつてSF作品などで語られた「ニュータイプ」は、既存の枠にとらわれない新たな感性や能力を持つ存在として描かれました。今日、アルファ世代(2010年以降に生まれた子どもたち)は、デジタル技術やグローバルな情報ネットワークの中で育ち、その環境が彼らの思考や行動、価値観に大きな影響を与えています。アルファ世代は、以下の点で「ニュータイプ」に共通する特徴を持つといえるでしょう:デジタルネイティブとしての感性生まれたときからデジタルツールに親しみ、自然にテクノロジーを使いこなす能力を持っています。これは、新たな感覚や情報処理能力という意味で、従来の世代とは異なる進化の一端を感じさせます。柔軟でグローバルな視野インターネット...アムロ行きま~~す

  • 僕は君の星となる

    いつまでも空を眺めていた頃のようにいつしか海を眺める時が来るいつも僕のそばにいてくれた君はいつしか僕の月となる月が一人で泣いているような夜は僕は月を囲む星々となるそうやって無限の時間を過ごす時すべての思い出は流れ星となって燃え尽きるそしてまたどこかの誰かがその星屑を拾って壮大な宇宙のロマンを胸に夜空を見上げる僕は君の星となる

  • 納得してはいけないけれど どうしようもない事

    時間の不可逆性一度過ぎた時間は取り戻せず、常に前に進む。老いと身体の変化誰もが年齢を重ね、体調や見た目に変化が訪れる。死の必然性生命には終わりがあり、避けられない最期がある。自然災害の発生地震や台風など、自然の猛威は人の力では完全に防げない。他人の考えや行動他者の思考や行動を完全にコントロールすることは不可能。過去の変更不可能性一度起こった出来事は変えられず、修正することはできない。経済や社会の変動市場や社会の流れは常に変わり、個人の意志だけでは止められない。偶然や運命の影響人生には予測不可能な偶然の出来事や運命の巡り合わせがある。他人との不完全な理解完全に相手の気持ちや意図を読み解くことは難しく、誤解は付きもの。失敗と挫折の連続誰しも成功ばかりではなく、失敗や挫折を経験せざるを得ない。これらは、どれも「...納得してはいけないけれどどうしようもない事

  • 寄らば大樹の陰

    大きな勢力や力のあるものに近づけば、その恩恵にあずかれる。まあ、そういうことであります。長いものには巻かれろと同じことです。個人でいろいろ努力しても勝てないのは重々承知してますが、なんか、簡単には飲めこみたくない人も多数いらっしゃることでしょう。そう生き方も魅力的ではありますし、それが人としての矜持というものかもしれません。たとえ風が強く吹いても、旗のようにたなびくことなく、じっと己の足で立ち続ける。まるで一本の樹のように、たとえ嵐に晒されようとも、己の根を深く張り、信念を曲げぬ生き方。それは美しいし、尊い。しかし、現実は時にあまりにも過酷で、たった一本の樹では耐えられないこともある。太い帯に巻かれずとも、うまく身を委ね、しなやかに生きることもまた、一つの賢さではないでしょうか。風が吹けば、風に逆らうので...寄らば大樹の陰

  • 小さな手

    結んだ指を動かすのにどれほどの動力が必要なのかと思わせるほどに、ゆっくりと時間をかけて手のひらを見せる仕草。そのときに思うのは、人は簡単には創られていないという事。産むのも育てるのも簡単ではない。誰のために何のために生まれてくるのかと、聞く方がおかしい。それがわかっていれば、誰も簡単に粗雑に扱わないだろう。産まれてきた赤ん坊を観た時、「ありがとう」と言うのは、みんな自分の為だと思うからだろう。その言葉を忘れずに、毎日口にして育てれば、それだけで十分な教えとなる。小さな手

  • 一億で時間を売ってくれ~

    世の中にはある法則があって、金運がある人とない人は決まっていて、お金はある人に向かってだけ集まるのです。ない人は一瞬留まってもすぐ無くなるのです。だから、求めないほうが無駄な時間を使わなくてよいのです。金運がないから悪いわけではなくて、金運がない人には時間が有り余るほどあるのです。また逆に、実は金運がある人は時間が足りないのです。なぜなら忙しいから・・・。金はあるけど使う時間がない、欲がない、そんな人は5万といます。また、できれば金は要らないから時間をくれと思っている人もたくさんいます。この世の縮図はピラミッドではありますが、見方によれば、逆ピラミッドでもあります。まあ、そのどちらでもない人たちが色々バタバタしてああでもないこうでもないと策を練っていますが、どうせならどっちかに思いきり振った生き方が実は面...一億で時間を売ってくれ~

  • ご縁と言う周期

    世の中が乱れてくると、不安になっていろいろなご相談がある。当然、普段交流のある人たちは、私から耳にタコができるくらい小言を言われているので、そうそう相談することもない。であるからして、相談相手は何年も何十年も前の方たちとなる。知らない電話には出ないし、問題解決した人の連絡先も消すので、なかなかたどり着けない方もいらっしゃる。ただ、あんな人もいたな~とか思うとその方から連絡が来ることは多い。これは予知ではなく、周期の問題であろう。人には生きる上で地球が太陽を回るように周期がある。俗にいう「ご縁」というものかもしれない。たとえ長い年月や幾度もの季節が巡っても、人と人との出会いには必然性があるのだと、私は思わずにはいられない。まるで太陽と地球が互いに引き寄せ合い、その軌道を静かに描くように、私たちの人生もまた、...ご縁と言う周期

  • 春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら粛む

    人に優しく自分に厳しい生き方を志す事は、結局は自分を守る事なのだと口酸っぱく教えても、なかなか成就できるものではありません。人によっては、その元々の教えが意味不明なのかもしれません。「春風を以て人に接し」→人と接する際は、春の風のように暖かく、優しさと思いやりを持って接するべきだという意味。「秋霜を以て自ら粛む」→自分自身には、秋の霜のように厳しく、節度を持って律しなければならないという意味。全体の解釈このことわざは、「他人には寛容に、自分には厳しくあれ」という道徳的な教えを表しています。他人の欠点や失敗には優しく接し、許しの心を持つ一方で、自分には厳しく、規律をもって生活すべきだという考え方です。これは、人格の成長やリーダーシップにおいて重要な心得であり、特に指導者や教育者が心掛けるべき精神とされていま...春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら粛む

  • 「世界を席巻する技術を持つ会社が経営危機!従業員の未来は?

    どうにもこうにもトップが無能だと優秀な従業員は不幸だと言わざるを得ない。世界を席巻するほどの能力と技術を持つ会社が、経営危機に際して何の進歩も譲歩もなく潰れようとしている。大企業と言う名前に憧れて入社した社員はこれからどう生きていくのか、心配である。会社は大きくなればなるほどステークホルダーの為になると思っていたけれど、支配者の意向が未だに群を抜くなど、株式の意味も持たないただのポンコツ経営である。ともかく時代に逆行する経営者はとっとと辞任して山で隠居でもしなされ。会社を守りたいなら、まず、土下座してでも、社員を守ってやるのが、日本企業の「道理」である。とは言え、その株はほとんど外国人が持っているのだけれど・・・。これまた、残念。「世界を席巻する技術を持つ会社が経営危機!従業員の未来は?

  • 遠方より友来たる

    かれこれ15年の時を越えて旧友が遊びに来た。連絡を取り合っていた中でもないが、ご身内の他界に際して帰省してきた。「歳を取れば悲しみも薄れると思っていたけれど、人間そうは都合よく考えられるものではないね」と語る。幼い頃から親思いの友である、人前の涙を抑えていたのであろう。「苦しくても我慢するんだよ」と私たちは教えられてきた世代である。望むものすべてを他人に背負わせる時代には合わない。みんなそう思っていても、我慢して生きているのである。そして、それが誇りである。偉ぶる必要のない語らいで、思い存分泣かせてやった。清々しく、怏怏しく、また生きていくことであろう。遠方より友来たる

  • 幼子の魂

    産まれた時が100で後は引き算の人生。近くに越してきた夫婦が生後5か月の子供を乳母車に乗せて挨拶に見えた。なんとこんな幼い子を見るのは何年ぶりやら。まだ、産まれた時のオーラに包まれて眩しい限りである。人は産まれた時が最高で、どんどん嘘を知ってエネルギーを失っていく。失った分を取り戻そうと、いろいろな知恵を働かそうとするが、決して取り戻せはしないことを隠れる前に気づく。どうせ得られないなら、与えることに徹する人生を進めばよいものを、どうにかして他人から奪おうとする。乳飲み子の笑顔と天使の声を聴きながら、浄化される心を感じていた。幼子の魂

  • 仏心

    雨に濡れているおばちゃんに自分の傘をさしてやることは、誰でもできる。誰でもできるのに誰もしない。都会なら、田舎ならでもなく、どこでも誰も見ていなくても、である。坂道を転がっていく他人のリンゴを必死の追いかける自分がやけに楽しいのは、それが他人のリンゴだから。追いかける自分がみんな好きなはず。優しい自分を見つけようとすれば、ビジネスの世界では足元をすくわれるけれど、仏の世界では背中を押してもらえる。人間どんなにリッチになっても、最後は仏の世話となる。仏心

  • 時を超えて気づく事

    あれから時が経って凄く変わった気がするけれど、実はただ時を越えて来ただけで、中身は何にも変わってはいない。少しくらい大人にはなったなんて思うのはただ、髪の毛やあごの髭が白くなっただけの事。でも、本当は奇跡的にここまで生きてきたと思う時がある。夢の中で見る誰かは、全部自分の違う姿だという事に気づくまでは、あまりにも粗雑に生きてきたと反省する。道に迷って訪ねたおじいさんも車に轢かれそうな時背中を思いきり押してくれた青年も、寒さで悴んだ手をコートのポケットで温めてくれた女性も、離婚した時やさしくしてくれたご夫婦も、実は全部、自分の思いが作った自分の分身だったのである。人は簡単には生きていない、いろいろな偶然が重なるけれど、この世に偶然など一つもない事にも早く気づいていれば、たくさんの優しさを踏みつけない人生にも...時を超えて気づく事

  • 笑顔の花が咲く

    鏡を毎日見なさいと昔、母から言われてた「あんた、鬼顔になってるよ」「それじゃ、友達もみつからないよ」今、いろんな人の顔を見てみると鬼顔になっている人を笑っていい事はない、人を笑わせていればどこか幸せになるお金をもらわない笑いならみんなが幸せになる人をけなさない笑いなら自分が尊くなる笑顔の花が咲く

  • 梅はその日の難逃れ

    そろそろ、庭の梅の木に花びらが咲き出した。去年よりもかなり遅い開花ではあるけれど、今年も春を連れてくるようであります。庭には大きな梅の木が二本あって、毎年実を拾っては梅ジュースを作るのが恒例でもあります。「梅はその日の難逃れ」といって朝に梅干しを食べると、その日の災難を避けられるという民間伝承。梅干しの殺菌作用や疲労回復効果などが、古くから生活の知恵として言い伝えられてきたことが背景にあります。ありがたやありがたやであります。特別な春は要らなくて、普通の穏やかな春を望む気持ちでいっぱいです。しばらくは世間の雑音に耳を閉ざして、もうすぐ来るであろう、鳥たちの歌声を楽しみにして過ごしてまいります。ただ、今年はまた節分がズレております。どうぞ、ご自愛くださいませ。梅はその日の難逃れ

  • 黒い白鳥

    昔、白鳥が優雅に泳ぐ湖のほとりに、小さな村がありました。村の人々は、白鳥は純白であると疑いもなく信じていました。その湖では、白鳥を眺めることが日々の安らぎとなり、誰もが当たり前のように同じ景色を愛し、同じ未来を思い描いていたのです。ある朝、遠くから今まで見たことのない漆黒の羽をもつ白鳥が飛来しました。それを目にした瞬間、村人たちは、それまで抱いていた当たり前の信念が一気に崩れるような衝撃を受けます。ある者は恐れ、ある者は興奮し、ある者はただ呆然と立ち尽くしました。しかし、その黒い白鳥は他の白鳥と変わらずに優雅に水面を泳ぎ、何事もないかのように湖の暮らしに溶け込んでいったのです。村の人々は、黒い白鳥の存在を受け入れるにつれ、自分たちが信じていた常識や未来予想がいかに脆いものであったかを知り、驚きとともに新し...黒い白鳥

  • 勇者よどこにいる

    タイミング的には少し早いけれど、そろそろ勇者がどこかの村で産まれて密かに神の啓示を受けて特殊な能力を持っている・・筈なのだが、今現在もどこかの魔法使いや吟遊詩人が、勇者を探す旅には・・一応出ているのかぁ~。未だそんな話も聞いてないけれど、魔王やケルベロスが暴れすぎな世の中である。なんか、サウロンの再生みたいになって、全服従させるみたいになってるけど、そんなに魔王は強かったっけ?サウロン(Sauron)は、J.R.R.トールキンによるファンタジー小説『ホビットの冒険』や『指輪物語』、そしてその世界観を詳しく描いた『シルマリルの物語』に登場する架空のキャラクターであり、主に悪の象徴として描かれています。その存在は中つ国(Middle-earth)の歴史を通して、恐怖と破壊をもたらした存在として知られています。...勇者よどこにいる

  • 人から出る悪魔

    「人を恨んだりねたむことで生まれる霊障」が世界中に蔓延している、という感覚をお持ちですか?スピリチュアルな視点やメンタルヘルスの観点からも、「他者への強い否定的感情が自分自身や周囲に悪影響を及ぼす」という考え方は古くから存在します。ただ、その“霊障”が実際に存在するかどうかや、どのようなメカニズムで影響するかは科学的にははっきり証明されていません。一方で、心理学的には、強い怒りや妬みなどの負の感情が自分自身のストレスを増やし、心身に悪影響を与える集団的な不満や敵意が社会全体の雰囲気を悪化させるといった事実は多くの研究で示唆されています。これらを「霊障」と呼ぶか、「心理的影響や社会的悪影響」と呼ぶかの違いはあれど、否定的な感情が拡散すれば、結果的には人間関係や社会がギスギスしてしまうという点は共通していると...人から出る悪魔

  • お祓い処

    今年に入ってお祓いを所望される方が増えておりますねそれも学業成就とか家内安全ではなく肩こり祓いであります左肩に乗った見えないけれど何か感じるというような気がするものを祓ってほしいという方が多く来られますそんな方には「薬師如来」の真言と粗塩を一袋差し上げております。今はどうかはわかりませんが、昔は葬儀に行くと小さな子袋に塩の入ったものを頂いておりました。これは「清めの塩」と呼ばれ、葬儀場から持ち帰ったかもしれない「穢れ(けがれ)」を落とすために、玄関先で体に振りかけるものです。今では、都市部を中心に、この習慣は薄れてきているように思われます。死は穢れではないという考えが出てきたからだという理由です。勿論、死は穢れではありません。「清めの塩」は、故人や遺族を敬う気持ちと、自身の身を清めるという意味合いが込めら...お祓い処

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