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2023/04/26

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  • 古い日記

    書棚の整理をしてみた隅に眠っていた古い日記が埃をまとい、ひっそりと顔を出す表紙の角が擦り切れたそのページに震えるような文字で書かれた幼い夢や無垢な願いが時を越えてそこに生きている一枚一枚、ページをめくるたび忘れていたはずのあの瞬間が蘇るように記憶を揺らす甘酸っぱく、ほろ苦い香りのようにあの日、夢見た未来はここにある今と少し違っているけれど言葉の端に宿った幼い希望がまだ小さな光を放っている日記の文字は揺らぎながらもその声は静かに、しかし確かに語りかける「忘れてはいけない」と時間に溶け込んで消えてしまう前に古い日記は今、胸の奥にそっと触れて失くしかけた何かを思い出させてくれる古い日記

  • 明日が見える丘

    小さな丘の上に立つと、風がささやくように吹いてくる。遠くに連なる山々、その間を縫うように続く道が、まだ見ぬ明日へと誘うかのように広がっている。この丘に来ると、不思議と心が静かになる。眼下に広がる景色が、まるで未来の断片を見せてくれているようで。ふもとに広がる田畑には、季節の色が満ちている。新緑の時には瑞々しい緑が広がり、秋には黄金色の海が揺れる。それを眺めると、明日もまた同じ風が吹き、同じ太陽が昇ると信じられる気がしてくるのだ。どんなに不安な夜があっても、この丘に立てば、その全てが些細なことに思える。子供の頃、ここで夢見た数々の未来が蘇ってくる。大人になって失ってしまったと思っていた希望や、あの時の勇気が、風の中に混じって微かに香っている。遠くの山並みを眺めていると、無邪気に手を伸ばして明日を掴もうとして...明日が見える丘

  • メロディーに重なれば

    懐かしき調べが胸を撫でるとき遠くの記憶が影となり幼き日々の温もりに静かに心は戻りゆく歌詞のひとつひとつに別れと愛の物語私もまたその主人公失われた時間を抱きしめる音の波が寄せては返し心の奥深く響く度悲しみと希望の海に漂い静寂に包まれ涙する響く声は語らぬ想い歌う人の命の証その声が心を染め私の涙に触れてゆく経験の中に潜む真実がメロディに重なり、滲み出す人生の物語が奏でる音色にただ静かに、涙が流れるメロディーに重なれば

  • 夏の夢、秋風に解かれて - Summer Dreams, Unraveled by the Autumn Breeze -

    短い秋の間に、熱すぎた夏の思い出を整理しようか。あの炎天下で過ごした日々は、まるで陽射しに焦がされた夢のように、熱く、重たく、そしてどこか現実感を失っていた。冷たい風が頬を撫でる今、この涼しさが嘘のように思えて、ほんの少し戸惑いを感じる。夏の間、何を追いかけ、何に心を燃やしていたのかを振り返ると、その情熱もすでに色あせたように見えるけれど、確かにそこにはあった。友との笑顔、汗を流しながら語り合った夜、夏の終わりに見上げた花火――どれも一瞬だったのに、記憶には深く刻まれている。あの時の自分は、もっと無鉄砲で、もっと素直だった気がする。それでも、今こうして秋風に吹かれていると、あの夏の思い出さえも、そっと包み込みたくなる。決して忘れたくない、大切な一片として。整理しながら、これからの冬へと心を向ける準備をしよ...夏の夢、秋風に解かれて-SummerDreams,UnraveledbytheAutumnBreeze-

  • 怒りの向こう側

    そう怒ったって何が変わることもない。5分やり過ごして心を落ち着かせよう。人は怒るとすごくエネルギーを使う。その上、怒りの感情はまるで燃え盛る炎のように、すぐには消えない。どれだけ叫び、嘆き、心の中で何度も巻き戻しても、現実は微動だにしない。そのエネルギーはどこに行くのか?体に蓄積され、頭に響き、そして心の奥底を鈍く揺らす。しかし、落ち着いて思い返せば、無駄に消費された力だったと気づくだろう。怒りの中では見えない景色も、冷静になれば鮮やかに広がる。その景色の中で、どれだけのことが本当に重要だったのか、どれだけのことが手放せるか。人は気づかないうちに、怒りに飲み込まれて大切なものを見失いがちだ。だからこそ、怒りの火が消えるまでの間、心の中に静かな波を感じる時間が必要なのだ。怒りを手放す瞬間、その向こうに、もう...怒りの向こう側

  • 月は流れても

    鏡を見ればとんでもなく変化した顔が映っているが、縁側の水溜にある雨水の中に映る月はその姿をもう何年も変えずにいる。その美しさを観て人は、ふと時の流れを忘れる。自分の人生の浮き沈みや、変わりゆく顔や身体、それに伴う感情の揺れを思い出しつつも、月の静かな光に心を慰められる。月は変わらずそこにあるが、自分は確かに変わってきたのだと実感する。しかし、その変化こそが生きる証であり、過ぎ去った時間もまた一つの宝物なのだと感じる。縁側で静かに佇みながら、過去の出来事が一瞬のうちに心を駆け巡る。幼少の頃の無邪気な笑顔、若い頃の情熱、そして今の落ち着いた自分。それらすべてが月の光に溶け込み、ひとつの優しい物語となって心に広がる。月は流れても

  • いつかの僕へ

    https://www.canva.com/design/DAGT5A_Cp4k/Kqlq-pr4hO2-hj-XfReI7A/edit?utm_content=DAGT5A_Cp4k&utm_campaign=designshare&utm_medium=link2&utm_source=sharebuttonいつかの僕へ

  • 実像と虚像

    喧嘩に負けては泣き、親に怒られては泣き、異性にフラれては泣き、人になじられては泣いてた。そんな自分が嫌で格闘技を習っては勝ち、勉学に励んでは親に褒められ、そのせいで伊勢に持てるようになり、人から崇められた。それで満足すれば良し、その世界で納得して生きれば幸福、それで人生が終われば満願。しかし、心のどこかで満たされない部分があった。勝つことで得た称賛や、親の誇りに思う言葉、異性の笑顔、すべてが一瞬の安らぎを与えるものの、次第にその重みが薄れていくのを感じ始めた。自分が築き上げた成功や、周りの評価が一時的なものであることに気づき、いつしかその虚しさに目を向けざるを得なくなった。勝つこと、称賛を得ることに慣れてしまった自分は、次第にそれらが真の満足をもたらすものではないことを理解していった。欲望は満たされるごと...実像と虚像

  • 捨ててはいけない風景

    大事なものをどんどんと剥ぎ取られていく事になると、最後に残したいものを考えるようになる。それは自由を奪われた鳥たちと同じで、昨日の空が今日のかごの中になるのと同じである。それでも、鳥たちは羽ばたくことをやめない。かごの中にあっても、風を感じる記憶を頼りに、翼を広げ、空を夢見る。奪われたものが多ければ多いほど、残された一つ一つがいっそう鮮やかに輝く。その輝きは、ただの幻想ではなく、希望という名の現実を作り上げる力を持つ。最後に残したいもの――それは、たった一つの「選択の自由」だろう。自由に生きることを選べなくても、心の中で何を選ぶかは、誰にも奪えない。たとえ外の世界が変わってしまっても、心の中にだけは、まだ広大な空が広がっている。そして、その空に飛び立つ日は、必ずまた訪れるのだと信じ続ける勇気。それこそが、...捨ててはいけない風景

  • 軌跡 - locus -

    子供たちに愛することを教えよう、本当の愛の話を。そう思う時、僕の思いには君が必ずそこにいる。子供たちに愛することを教える時、僕は君との日々を思い出す。愛はただ与えるだけじゃない、受け取ること、信じること、そして許すことだと、君が教えてくれたんだ。僕らは何度もぶつかり合ったけれど、その度に絆は深まっていった。愛は完璧ではなく、不完全なままでも美しいものだって、君がそっと微笑みながら言ったあの日が、今も心に焼き付いている。だからこそ、僕は子供たちに伝えたい。愛は困難な時にも続く強さが必要なんだと。雨の日も、風の日も、君と僕がそうしてきたように。軌跡-locus-

  • 最後は「土」始まりも、また「土」

    いろいろと騒がしい世の中で子供の遊びのような話題が溢れている。どんなに人類が蔓延っても結局最後に残るのは「土」だろう。その土を肥料にしてまた自然が戻る地球が形成されていく。そこに水が流れ溢れ、いつか隕石でも2,3個当たる。そして、隕石が衝突してできたクレーターには、やがて水がたまり、湖が生まれるだろう。その湖のほとりには、また新しい生命が芽吹き、植物が根を下ろし、小さな生き物たちが息づく。人間がいた痕跡は、もはや大地の一部となり、忘れ去られていく。風が草原を吹き抜け、鳥たちが再び空を舞う。その静寂の中で、自然の調和は取り戻され、地球は再びその原初の姿に近づく。文明が築いたものは一時的であり、最後には土と共に消え去る。だが、自然は常に再生し続け、その営みは止まることがない。そして、また新たな時代が始まる。人...最後は「土」始まりも、また「土」

  • 夢は夢のままで

    これからは人間の考える極限の事は実際に実現できるようになるらしい。テレビで見たこともSF映画で観た光景もすべて再現できるようになるという。夢が現実になるとどうなるのか?人間の今、持つ夢の最高に難しい事とはどんなものなのか?夢が現実になるという時代が訪れたとき、人々は果たして何を求め、どのように生きるのだろうか。科学が、技術が、そして想像力が限界を超えた世界では、人々の夢はどこへ向かうのか。瞬間移動、宇宙への旅、不老不死といった古典的な願望は、すでに当たり前のものとして受け入れられるだろう。しかし、その先には一体何が待っているのだろう?人間が抱く最高に難しい夢とは、もはや物理的な限界を超えるものではなく、むしろ精神的な、あるいは存在そのものに関わる問いかけなのかもしれない。たとえば、「完全な幸福」を手に入れ...夢は夢のままで

  • Comfort the mind (こころを癒す)

    この世に逃げ場はない、どこに逃げても恐怖がついてくるのは、自分の心が恐怖の発信地だから。そんな話を昔聞いたことがある。心を取り出して綺麗な水で洗い流せば、乱れた心を取り戻すことができるのならば、そんな人たちを癒せるかもしれないと思った事もある。しかし、心を取り出すという比喩的な表現はイマジネーションの世界であり、眉唾物と言われても仕方ない事でもある。それでも、何か方法はない物かと考え続けて、人間が出した答えは「音楽」だったり、「詩」だったり、あるいは「自然の静けさ」だったりした。心を直接手に取ることはできなくても、音の波や言葉の響き、風に揺れる木々のざわめきは、心の中に入り込んでそっと触れることができる。人々はその感覚に救いを見いだし、恐怖や不安を一瞬でも忘れることができた。音楽が流れると、人はその音色に...Comfortthemind(こころを癒す)

  • Ðistant memory

    改札口を抜け、ホームへと続く階段を駆け上がるいつものように、電車の到着時刻を確認するふと、視界の端に、見覚えのある影が心臓が一瞬、高鳴るあの日、最後に会ったあの場所あの時と同じように、あなたはそこにいるでも、あなたは私だと気づいていない遠巻きに、あなたの横顔を見つめる変わらない笑顔に、心が締め付けられるあの日、何気なく交わした言葉それが、最後の別れになるとは、誰が想像しただろうあの時、もっと伝えたいことがあったのに伝えられずに、時間が過ぎてしまったあなたの後ろ姿を見ていると、いろんなことが頭をよぎる一緒に過ごした日々、楽しかった思い出そして、何より、あなたへの感謝本当は、声をかけたいあなたの横へ駆け寄り、抱きしめたいでも、今は、ただ遠くから見守るだけで精一杯いつか、またどこかで会える日が来るのだろうかそん...Ðistantmemory

  • 出逢いのわけ

    僕が産まれた理由はお母さんも教えてくれなかったけれどいつもそばにいてくれる君の為に飛び跳ねたり声を出したりしていれば君や君の家族が喜んでくれるからそれでよかったんだ「お前は大事な家族だよ」と言ってくれてうれしかったけれど僕は人間にはなれないし人間みたいに長くは生きれないけどとてもとても大事にしてくれて笑顔で接してくれてありがとうでもね、僕は最近気づいたんだ、僕が産まれてきた理由に・・・それはね、大事な人たちを最後まで守り抜くことだったんだ僕の言葉は通じないけれどいつも「ありがとうって言っている事」きっとわかってくれているよね何度も何度も叫んでいる事出逢いのわけ

  • Behind the night sky

    幼い頃から悲しいことばかりで、人を信じずに生きてきました。いつも下を向いて歩いていたので、空の青さをあまり知りませんが、夜空の美しさは知っています。子供の頃から、夜空の向こうにはきっと別の世界があると信じ、大人になったらその世界を見に行けると思っていました。どんなに苦しくても、その時まで頑張って生きようと心に決めていました。ついに一人で生きていける年齢になり、夜間飛行の便に乗りました。滑走路をゆっくりと進む飛行機、夜間飛行のために客室の灯りが消えます。そして、私の足がふわりと浮いた瞬間、そっと涙がこぼれました。「さよなら」。夜空の向こうには違う明日が待っていました。それから、私はうつむいて歩くことをやめましたBehindthenightsky

  • 半分の糸

    君の声を聞くと、僕は安堵する。君もそう感じるかな。君が笑うと、僕も自然と笑顔になる。君も同じかな。君が泣いていると、僕は心配になる。君の気持ちはどうだろう。僕たちには、見えない絆があるのかもしれない。強く引っ張りすぎると切れてしまう。だから、力を抜いて繋がっていなくては。絆は目には見えないけれど、感じることができるんだ。遠く離れていても、そばで眠っていても、君から伸びる細い糸を、僕の糸と優しく結びつけておく。君の心の傷が癒えるその日まで…。半分の糸

  • 緑の楽園

    みんなが知らないうちに世界から緑がどんどんなくなっている。田舎に住めばわかるように、あれだけ毎日木を伐って運べばいつか山には木が無くなるだろうと思う。当然、雨が降れば土砂崩れが起こり、伐った木で建てた家は流されていく。意味不明なリサイクルのような感じである。まあ、それが生業で生きている人たちもいるから一概に悪いとはいえないが、森林火災も世界中で起こり、すごい勢いで緑は奪われていく。1分間に東京ドーム2つ分の森林が消えているというデータもある。これで、動物が山から降りてくる意味や酸素が薄くなっている原因もわかる。日本は世界トップクラスの森林国である。そこには豊富な森があり、水が湧く。私はこれから、他人事で無く、自分事としてこの緑の楽園を守ろうと思う事にした。なぜなら、時間があるからである。時間が余った人たち...緑の楽園

  • smile with one's face and cry with one's heart(顔で笑って心で泣く)

    時に人はとんでもない災難に遭ったりするそれも自分のせいではなく、全く身に覚えのない事件に巻き込まれたりして。ただ、関係のない事でも、自分のアラを探すのも心の弱さなのだろう。「?なんかしたっけ」と元を探す。全く関係ないのに自分の中に取り込んで整理しようとする。それも真面目な人ほどそうなる。それでもって、いい人はそれを原因に友人知人に心配をかけまいとする。無理をして笑顔を作り、胃を悪くもするほどストレスを受ける。そんな良い人は結構いる。だが、そんな人は気づいてほしい。一刻も早く、そんな場所から去ってほしい、そして、何より自分のせいで何かが起こったなど思わないで欲しい。良い人が悪いことをしたくらいで揺らぐほど、この世は綺麗な場所ではないのだから。あなた一人くらい助ける力は、あなたの隣にいる人でもできるのです。smilewithone'sfaceandcrywithone'sheart(顔で笑って心で泣く)

  • Airports(空港)

    搭乗時間を待つ間、展望場に出た。見送る側でも、見送られる側でも、よく手を振っていた。どちらにせよ、周りを気にせずに手を振る大人たちだった。久しぶりに帰ってきた時は、マーシャラーのようにここで誘導していた。すれ違う時間を縫うように、二人とも会う努力をしていた。何をするわけでもなく、ただ二人で時を過ごしていた。終わらせないためには、次を求めないことの大切さを知っていた。会社の話、仕事の話、友達の話もしなかった。わがままを言う人ではなかったのは、僕がすべて受け止めると知っていたからだろう。時には子供のように、時には大人のように、二人だった。たまに二人でこの場所に来て、ただ黙って夜間飛行の光を眺めていた。恋は面白いものではなく、楽しいものだと思えた。愛は築くものではなく、気づくものだと感じられるようになったのは、...Airports(空港)

  • love-letter (ラブレター)

    最近どうしていますか?変わらぬ日々を送っているのでしょうか。それはないでしょうね。日めくりカレンダーのように、毎日が様々な文字で満たされていますね。健康であるはずもないのに、いつも笑顔でいることに感心しています。嫌いな人付き合いの中でも、多くの手を握っているように見えます。いつも背中だけから見るあなたの姿が好きです。笑っているのか泣いているのかは確認できませんが、声をかければいつも「大丈夫」と返ってきます。私が書いたラブレターは今どこにあるのでしょうか。宛先を書かなかったから、こうしてそばにいられるのですが…。love-letter(ラブレター)

  • Moon shimmering in the water(水に揺れる月)

    静かな湖に映る月その影が揺れる度世界は歪み始めた真実と偽りの狭間で人々は迷いながら心の中の闇を見失う欲望に囚われた魂たち純粋な光を忘れ夜空に輝く星の声も聞こえない水に揺れる月は囁く「この世界の終わりを告げる」自然の調和が崩れ去り愛と希望が消え去る時大地は震え、風は泣き命の流れが止まる全ては欲望の波に飲まれ水面に揺れる月が嘆くだが、その影の中にまだ光は残っている壊れた世界を癒すための新たな始まりの種が・・・Moonshimmeringinthewater(水に揺れる月)

  • Living with Hope(希望のある生き方)

    私たちの地球は、無限の生命と物語に満ち溢れています。人間、動物、植物、微生物さえも、それぞれが独自の存在意義と役割を持っています。人間は、感情と思考を持ち、技術や文化を創造し、進化し続けています。人間の創造力や知恵は、驚くべきものであり、科学の発展や芸術の創造に貢献しています。しかし、時に自然や他の生き物たちと調和することを忘れがちです。動物は、その多様性と驚異的な適応力で、地球上のほぼすべての場所に存在しています。彼らは生態系のバランスを保ち、人々に喜びや学びを提供してくれます。動物たちの生き様は、私たちに共生の大切さや無償の愛を教えてくれます。植物は、私たちの地球に命を吹き込む重要な役割を果たしています。光合成によって酸素を供給し、食料や薬を提供するだけでなく、美しい景観を作り出すことで、私たちの心を...LivingwithHope(希望のある生き方)

  • Blooming flowers(咲かない花)

    縁側の隅に、取るに足らない鉢が置かれていた。聞けば、それは育てるのが難しいサボテンの種類だという。大して期待せず、雨にも日にもさらされるが、枯れないよう最低限の手入れをしていた。話題にすることもなく、日々は季節と共に過ぎていった。所謂、一般市民の時間である。毎年の行事、仕事、恋愛、そして失恋。しかめっ面とため息が多い日々が、轟々と音を立てて流れていった。そんなある夜、その花は咲いた。月の雫のように、花弁に付いた雨粒が輝いていた。その花は月下美人と呼ばれるものだった。花言葉は「はかない恋」。ウィキペディアにそう記されていた。その花を縁側に置き、3本の指を折った。「こんな私に咲いて見せるために3年も頑張ったのか...」翌日から、そんな自分をやめることにした。Bloomingflowers(咲かない花)

  • Wings of Fortitude(不屈の翼)

    自らの手で編み出した翼、風を切り裂き、空へ舞い上がる。荊の道、嵐の夜、それでもなお、翼は折れない。傷つき、磨耗し、骨すらむき出しになる時が来る。それでも、空を見上げ、次の風を探し続ける。目的地は、地図には載らない。それは、心の奥底に隠された光。迷い、彷徨い、それでも、一歩ずつ、前へ進む。足元に咲く一輪の花、手のひらに感じる砂粒、それらは、すべて、自分自身への道しるべ。いつか、翼は地に降りる。その時、私は、この大地に根を張り、新たな物語を紡ぐだろう。WingsofFortitude(不屈の翼)

  • 一人ぽっちで泣かせて

    夜の静けさに包まれて孤独な私が目を閉じる遠くで響く街の音が心の隙間を埋めてくれない一人ぽっちで泣かせて心の声が聞こえるように涙の向こうに隠れた本当の私を見つけてほしい過ぎ去る日々の思い出が胸の奥で疼いている誰も知らないこの痛みをただ静かに抱きしめる一人ぽっちで泣かせて心の声が聞こえるように涙の向こうに隠れた本当の私を見つけてほしい月の光が優しく照らす傷ついた心に寄り添って夜が明ける前にもう一度だけ素直な私を許して一人ぽっちで泣かせて

  • unpainted face(素顔)

    ありのままの君を愛すると言われるたびに本当の私は消え去る愛されるための姿嫌われないための仮面一人ぼっちにならないようにあなたの好む女性を演じるありのままの私には力がないから正反対の自分を見せ続けるお酒に酔ったあなたの言葉赤い顔で僕は呟いた「似た者同士だね」精一杯演じてきた私たちいつの間にかありのままの自分に戻っていたunpaintedface(素顔)

  • Shadow of Youth, Count 2(青春の影セカンド)

    若き日々、愛を求め、笑いを探し、孤独を隠した。離れても、信じたくて、信じられずに、長い時をかけて悟る。渇いた心、満たされず、人影消え、自分もまた、虚しさに揺れる。人のために生きると、言葉は響くが、答えは遠く、光を追い、影に生きた。青春はいつでも、心に宿るもの。気づくのは遅くとも、今からでも、生き方を変えられる。ShadowofYouth,Count2(青春の影セカンド)

  • My emotional support(心の支え)

    Myemotionalsupport(心の支え)

  • When I had a dream(夢を見た頃)

    WhenIhadadream(夢を見た頃)

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