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2023/04/26

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  • 時を感じて

    年の瀬にワクワク感がある人はまだ大丈夫。それはまだ時間というものを覚えているということ。昨日と今日、特に大晦日を特別だと思える人は、まだ、自分の大事な日も覚えているはずだ。場所はどこでもいいし、何をしているかさえかまわないから、ただ、時代が変わる「時」を生きた証として噛み締めよう。そうすることで、新しい自分の中の「魂」が生まれ変わるから。背筋を正して、目を閉じて、悲しみや喜びの時代が「明けますように」良いお年をお迎えください。時を感じて

  • 今年の災厄今年のうちに捨てる

    一年の終わりに向けて「今年の災厄をはらいたい」と感じたときは、神社やお寺でのお祓い・お参りはもちろん、日常の中でも実践できるいろいろな方法があります。以下では、比較的取り入れやすいものから、伝統的・スピリチュアルなものまでご紹介します。ご自身に合った方法を選んでみてください。1.大掃除・空間の浄化大掃除で運気の停滞をリセット不要なものは処分する使っていない物や気分が下がる物を整理・処分することで、家の中の「気の滞り」を取り除きます。空気を入れ換える窓を開けて換気し、新鮮な空気を取り込むことで気分がすっきりし、空間にこもった重い空気が入れ替わります。塩やお香を使った浄化塩を玄関や部屋の四隅に置く日本では「清め塩」が古くから用いられており、玄関先や部屋の隅に少量の盛り塩をして邪気を払うといわれています。お香や...今年の災厄今年のうちに捨てる

  • 道は開ける

    夜の帳(とばり)が降りて不安の闇が心を満たすとき私の胸にはひとつの声だけが響いていた「失敗したらどうしよう?」足元に絡む重たい影たどたどしい歩みはいつしか止まり私は暗がりの中で視線を落とすけれど手を伸ばした先に一冊の書が待っていた――『道は開ける』ページをめくればひとつ、またひとつ悩みという名の黒い雲が形を持ち「最悪のケース」を描き出すどこか恐ろしいはずの姿しかし、紙の上へ文字になるとその輪郭はかえって透明に、たやすく受け容れられるものに変わってゆく「人は最悪を見つめるときはじめて身軽に歩き出せるのかもしれない」私は思う夜空に広がる星を眺めるように一つひとつの不安を見定めてやがてその先に明けの光が差し込む瞬間を待つそして私は動き出した書き連ねたリスクのすべてを抱えながらもそれでも足を進めると影は背後に落ち...道は開ける

  • 旅路の舟

    あなたのその体は神様から借りたもの、あなたの所有物ではありません。動かしているのはあなたの心でこれは元からあなたのもの。わざわざ神様からレンタルしたものを無駄に使ってはいけません。自分に問うてみてください「こんな使い方でいいのだろうか?」と。心を鍛えるために借りた体の使い方、もう一度考え直すにはいい師走であります。、舟はこころ、産まれた時の高揚を思い浮かべてください、あんなに苦労して旅の準備をしたことを。ありがたや、ありがたや。旅路の舟

  • 円は丸い 縁も丸い

    知らないうちに知らない誰かに救われて縁を知らない人から教わることとなる知っている友人を罵っているとその友人から「ありがとう」と言われるたびに自分の愚かさを教えられる友人とは友達のことではなくこの世であなたを救ってくれるとても大事な人の事を言う親友は友人とは違う親しくても助けてくれるとは限らないいつどこでだれがあなたを助けてくれるかわからないなら決して人を悪く言わず思わないことが大事である円は丸い縁も丸い

  • 幸せな時間

    新しい年を迎えるにあたって、人それぞれが抱く思いは実にさまざまです。期待に胸をふくらませる人もいれば、不安を感じる人もいる。年末年始に帰省をして家族や友人と過ごす人もいれば、海外旅行を楽しむ人もいる。あるいは、忙しさのあまり仕事に追われる人もいるでしょう。こうした千差万別の状況の中で、それぞれが望む「幸せの時間」もまた「悲喜こもごも」。喜びと切なさが入り混じる心模様を、誰もが少しずつ抱えているのかもしれません。旅行先の傾向も、昔は「欧米に行ってみたい」「遠くの国で夢を追いたい」というイメージが強かったかもしれませんが、近年は「より身近で過ごしやすい場所」に目を向ける人が増えているようです。年末の海外旅行先ランキングでは、1位がタイ、2位が韓国、3位が台湾と、アジア圏の人気が際立っています。「夢や憧れ」より...幸せな時間

  • あの日の君といつかの僕のために

    君があの時泣かないで夜道を克服したから、今、大切な人を守っていける。君があの時、歯を食いしばって耐えたから、今、大事な人たちが笑っている。あの日の君にありがとうと言おう。そして、いつか君が人生を振り返ろうといた時、「ごくろうさま」と君に言おう。そう決めることで、僕はその日まで、君でいられる、強くて素敵な君に。あの日の君といつかの僕のために

  • 人は弱いもの

    蜘蛛の糸を登ってくる亡者たちを振り払いながら地上に上ろうとする様はまさに人間の本質を突いた作品でありました。それはあなたの糸ではないのでした。では誰の糸だったんでしょう。そう、それはお釈迦様が一つの善行に対して垂らしてくださった、慈悲の糸でした。もし、彼が先導して後から登ってくる亡者たちの手を引いて先に上らせていたなら、結果はどうだったのでしょうか。芥川龍之介の『蜘蛛の糸』は、仏の垂らした糸を巡るカンダタの「自分さえ助かればいい」という自己中心的な行動が、結果的に糸を断ち切らせてしまうという寓意的な物語です。もしカンダタが先に登ろうとする亡者たちを押しのけるのではなく、逆に手を取って導き、皆を先に登らせるような行動をとっていたとしたら、結果は大きく変わっていたかもしれません。1.糸は切れなかった可能性カン...人は弱いもの

  • 青い夜に乾杯!メリークリスマス

    同じ趣味を持つ仲間同士で酒を飲み語りつくす大した知識もないくせに大層な事を言い合い大笑いするそのうち愚痴になり大げんかするそんな夜も毎年送っていたそれが自分の人生の為や糧になったか、と問われれば勿論noに決まっているけれど、あの夜たちがまるで何ももたらさなかったかと言えば、そうでもないような気もする。結局、人生の役に立つかどうかなんて考えないで過ごせた時間こそ、今思えば貴重だったのかもしれない。一晩中、どうでもいい雑談をして、誰が偉いわけでもないのに思いつくまま大言壮語をぶち上げて、くだらないことに腹を立ててケンカして……そんな夜をいくつも積み重ねてきた。それは他の場所では得られない、青臭さやバカバカしさ――そして何より、安心感のようなものを育んでいたのだろう。先が見えない話でも、笑い合える相手がいるとい...青い夜に乾杯!メリークリスマス

  • 移ろいの春、重ねる年

    冬を越えれば、たしかに春は巡ってくる。しかし、そのやわらかな日差しを感じる頃には、私たちはひとつ歳を重ねている。喜びのはずの季節に、いつしか胸に染みる寂しさ。それもまた、移ろう時を生きている証。やがて咲く花を愛しむように、重ねゆく年をも、いとおしむ心で迎えたい。移ろいの春、重ねる年

  • 捨てた心、拾う縁

    どうせ一度捨てた心なら君を想うことにすべてを注ぎましょう一たび手放した執着から生まれた、かすかな慈しみ。それに身を委ねるのは、無常の世でささやかな灯をともし続けるようなものです。惜しみながら後悔しながら生きるのは目に見えている煩悩(ぼんのう)に振り回されれば、人は惜しみも悔いも絶えないもの。けれどもそれを知ることこそが、自分を省みる第一歩なのでしょう。自分の性格はそうそう変わるものではありません遠い夢を追いかけたとしても、因(いん)と縁(えん)が巡れば、いずれまたあなたの隣へ戻ってくることもあるでしょう。それが私たちの妙なるめぐり合わせです。どうせ雪が降り積もるならあなたを覆いながらその雪に濡れてみましょうすべては刻一刻と移ろいゆく。ひとりきりで寒さに凍えるより、共に冷たさを感じ合う方が、やがて訪れる温も...捨てた心、拾う縁

  • お題目「無」

    今年一年を振り返り、漢字一字で答えなさいと言われた。今年は、いや、今年も「無」でありました。確か去年も同じ「無」でありました。いやいや、ずっと「無」であります。過ぎたるは及ばざるがごとしでもありますし、塞翁が馬でもあります。「無」という状態を振り返るとき、しばし「何もない」「空虚」というイメージが先立ちがちです。しかしそれは、ただ単に空っぽというよりも、“足しすぎでもなく、引きすぎでもない”状態なのかもしれません。そこに「過ぎたるは及ばざるがごとし(やりすぎはやらなさすぎと同じくらいよくない)」という言葉が示すように、ほどよいバランス感覚や客観的な視点が隠れているようにも感じます。また、「塞翁が馬」は幸不幸が常に行き来し、物事は簡単に善悪や幸不幸だけで図れない、という故事です。「無」という一見“何もない”...お題目「無」

  • 鳥と僕

    冬鳥が庭の畑で倒れていた。翼をばたばた動かしているから、病院へ連れて行った。もう飛べないと言われた。仲間の鳥はもう南に行ってしまっている。「どうしよう・・・」「野鳥は飼えません」とか「根性を出させる」とかいろいろと思案してはみたものの、結局、自分の優しさには勝てず、その鳥を抱いて南の島に行くことにした。暖かい南の島には、鳥の仲間がたくさん飛んでいた。その子は羽ばたこうとする。「君は飛べないんだよ」そう言いながら歩く鳥の後を走った。すると、たくさんの仲間たちが近寄ってきた。すこし・・浮いた・・そして・・飛べた・・「えっ」となって泣けた。「よかったな、飛行機代の元取れたわ、じゃあな」でも、その鳥は私の肩に停まって私を見ている。「ここじゃなくてあそこだよ。」泣き出しそうな気持になる前に、その子を大空へ放り投げた...鳥と僕

  • 僕が君だったら

    もし僕が君だったらそんなに孤独に耐えられただろうか涙を隠しながら笑える強さを、僕は持てただろうかもし私があなただったらそんなに夢を追い続けられただろうかくじけそうな夜に立ち上がる勇気を、私は見つけられただろうかもし僕が君だったら君が見ている景色を理解できただろうかその痛みも、喜びも、すべてを抱えながら歩く意味を知れただろうかもし私があなただったらあなたの心の深さを守れただろうかその強さの奥にある脆さを感じて寄り添えただろうかそれでも僕たちは違う存在で交わることのない星のようだけど光り合うことで互いの空を輝かせている君が君でいてくれることで僕も僕でいられるのだからもし僕が君だったらと考えながらただそばにいるよこれが僕の精一杯の優しさそして、君への答えだ僕が君だったら

  • 礼節の国に生まれて

    「礼節の国」と呼ばれる日本。その名の通り、我が国は古来より礼儀や思いやりを重んじる文化を築き上げてきました。「礼に始まり礼に終わる」という言葉が示すように、礼節は武道や芸道、さらには日常生活においても欠かせない美徳とされてきました。しかし、現代において、その礼節の教えが薄れ、次世代に伝えられない危機に瀕しているのではないでしょうか。日々、電車の中でスマートフォンに夢中で周囲を顧みない大人たちを見かけます。お年寄りや体の不自由な方が立っているのに席を譲る気配もない姿。職場や家庭での「ありがとう」「ごめんなさい」といった基本的な言葉が軽んじられ、当たり前のように消えていく現実。これが本当に「礼節の国」のあり方なのでしょうか。子どもたちは大人の姿を見て育ちます。私たちがどれだけ「礼儀正しくしなさい」と言葉で教え...礼節の国に生まれて

  • 夜空ノムコウ

    喜びが苦しさを超えることのない人生だと気づいたとき、ふと、目を閉じてこれまでを振り返る。出会った人たちの笑顔、別れ際に交わした約束、あの日の何気ない会話――それらは時が経つごとに色あせるどころか、心の奥で静かに光を放っている。けれど、その光に照らされる自分の足跡を見つめるたび、同時に押し寄せるのは後悔や疑念。もっとできることがあったのではないか、もっとあの人を笑顔にできたのではないか、と。考えれば考えるほど、心が冷たい風にさらされるようで、言葉にならない寂しさが胸に広がっていく。年の瀬、夜の静けさがその思いをさらに深める中で、ふと一羽の鳥が空を横切る。羽ばたくたびに聞こえる音が耳に心地よく響く。その瞬間、あることに気づく――幸せを運ぶということは、目に見える形だけではないのではないか。たとえ自分が思うよう...夜空ノムコウ

  • アルバムに眠る明日への灯

    愚かな若い自分の人生を古いアルバムの中に見る。どうしてこうも、自分本位で人を傷つけてきたのか、そんな反省や後悔しか感じられない今。写真の中の笑顔さえ、まるで他人のもののように見える。あの頃は、自分が何かを掴み取るためには、他の誰かの手を振り払わなくてはならないと思い込んでいた。弱さを認めるのが怖くて、優しさを見せることが負けだと思っていた。自分の中の空虚さを埋めるために、他人を傷つけた代償を、今こうして一枚一枚の写真が語りかけてくる。けれど、その反省の中で、心の片隅に小さな灯がともるのを感じる。あの頃には見えていなかったもの――それは、人との繋がりの美しさや、思いやりの力だ。過去の自分は間違いを繰り返してきたけれど、今の自分はその過去を糧にして何かを変えられるのではないかと、わずかに思える。アルバムを閉じ...アルバムに眠る明日への灯

  • 心の散歩道

    忙しさに追われる日々の中で時計の針が息をする間もなく進むときふと立ち止まるその勇気を心にそっと忍ばせてみる道の端に咲く名も知らぬ花風に揺れる姿は語りかける「今ここにあるこの瞬間があなたの心を満たしてくれる」深く息を吸い込んで胸いっぱいに空の広さを感じよう吐き出す息に乗せて焦る思いや無意味な雑音を手放す足元の小石が語る静寂揺れる葉の音が奏でる音楽一歩ずつ歩くそのたびに心の中に小さな光がともる「何のために走っているのだろう」その問いに答えを求めずただ立ち止まり耳を澄ませる心の奥の声が静かにささやく――「ここにいるだけでいい」手のひらに残る今日という時間すぐに消えゆく砂時計を急がずに見つめてみるひとつひとつの粒に命が宿る道端の草木が揺れるたび太陽が沈みゆく空の下私たちは知る日常に隠れた静けさの美しさを急がなくて...心の散歩道

  • 失われた記憶の世界

    なぜか何度聴いても涙を誘う歌があるその人の声が好きだからではないようで違う曲を聴いても感動しないなぜだろう、その歌だけが心の奥深くに触れる。歌詞が特別に響くわけでも、旋律が他の曲と比べて特段優れているわけでもない。ただ、流れるその歌声は、まるで時間の隙間からこぼれ落ちた何かの欠片のように、私の中に沈殿していく。思い返せば、あの日、あの瞬間――。夕暮れの光が窓辺に淡く差し込む中で、ふと耳にしたあのメロディー。古いラジオから流れ出したそれは、私の記憶に眠る遠い景色を呼び覚ました。誰もいない校庭、風に揺れる草の匂い、長い影を落とす一本の樹。無邪気だった頃の自分と、いつか忘れたはずの小さな約束。もしかしたら、涙が零れる理由は、その歌が私の心の中の「失われたもの」へと続く扉だからなのかもしれない。普段は気づかないよ...失われた記憶の世界

  • 儚き時の雫

    時間というものは、不思議な存在だと思う。誰にも平等に与えられているようでいて、その使い方ひとつで価値がまるで違って見える。幼い頃、時間は果てしないものだった。夏休みの一日が永遠に続くかのように感じられ、過ぎ去る日々の意味など考えることもなかった。けれど、大人になるにつれて、時間は何かを奪う泥棒のように思えてくる。愛する人の笑顔を、いつか叶えたいと思った夢を、そして、若さという儚い煌めきを――。しかし、時を責めるのは簡単だけれど、果たしてそれで救われるだろうか。奪われたと思うその瞬間にも、何か新しいものを受け取っていたかもしれない。時は無情である一方、慈悲深くもある。苦しみを薄め、悲しみを和らげ、そして、喜びを輝かせるための流れでもある。一分一秒の中に刻まれる自分の足跡は、決して過去に囚われるだけのものでは...儚き時の雫

  • 仏様の独り言

    元はいい人たちに見えたのだけれど、残念なこの世の凡夫であった。笑顔の裏に隠された小さな嘘、優しさの中に潜む打算の影。手を差し伸べるその仕草は美しくとも、その手は何かを奪う準備をしていたのかもしれない。人は生まれながらにして純粋か、それとも、世の中が純粋さを削り取っていくのか。欲望、嫉妬、恐れ、そして名誉への渇き――それらは静かに人の心を蝕み、気づかぬうちに善き人を凡夫へと変える。だけれど、思うのだ。その凡夫もまた、この世の写し鏡。完璧ではないからこそ、そこに哀れみが生まれ、不完全だからこそ、何かを求め続ける姿に共感を覚える。だから、ただ一言――「残念」と呟きつつも、その中に映る自分自身の影を見つめる。同じ欠けた存在として、何を学び、どう歩んでいくべきかを問い続けるために。仏様の独り言

  • いつか咲く花のため

    自分が自分がと生きてみても一人分の喜びでは大した満足は得られない人は元来他人を鏡として生きるように作られている喜びを絶えないようにするには絶えない花を咲かせることを考えよう一つ一つの喜びを集めて笑顔を増やしていく気持ちを大切に生きるたとえいつか自分が花びらを落とすことになっても微笑みを残していこう残すのはいい思い出と大事な人たちそう次の花を育ててくれる人たちである自分の為だけに育てた花は決してうまく咲かないものでもある色とりどりの花は形は違ってもどれも美しく笑って咲けることを信じていつか咲く花のため

  • 昨日を嘆かず明日を恐れず

    時計の針が後ろから私の足を刺すように生きることを促される人によっては時の囚人という言い方さえするけれどそうではない自分の足で時計の針を蹴っているのだいやそう思うことが大事自分自身の時間は誰も触れない自分だけのもの昨日聴いたいろんな悪口はもう忘れてしまおう自分の帆を停めるような風には当たらないように生きよう自分を鼓舞するモノだけを見て生きていこうさあ、まだ土曜日だ明日までまだ随分と君の時間はある大丈夫、君はまだまだ笑える昨日を嘆かず明日を恐れず

  • 知識を得るよりも理解すること

    知識はあらゆる場所に溢れています。本やインターネット、講義や会話——現代社会では、知識を得ること自体はさほど難しいことではありません。しかし、それを「理解する」という行為は、単に知識を蓄積することとはまったく異なる深さを持っています。知識は単なる情報の断片です。たとえば、誰かが「光は波であり粒子でもある」と言ったとして、それを覚えることは簡単です。しかし、それを理解するためには、その背後にある物理学的概念や実験的な証拠、そしてそれが何を意味するのかを自分の中でつなぎ合わせる必要があります。理解とは、単なる「覚える」から「考える」への転換を意味します。また、知識を得ることにばかり気を取られると、私たちは情報の洪水の中で溺れてしまう危険性があります。新しい情報に飛びつくあまり、立ち止まって「なぜそれが重要なの...知識を得るよりも理解すること

  • 東京

    東京は風の渦のよう足早な人々、光の滝、響く汽笛「ここにいる」と叫ぶ声が無数に重なり静寂が遠い異国のもののように思えるそれ以外の街は、静かな湖のよう人々の歩みは遅く、言葉は柔らかい夕日の色は長く空に留まり夜空には無数の星が踊る東京は競争する街「何を持っている?」と問いかけるそれ以外の街は共存する場所「誰と過ごす?」と尋ねてくる東京では、夢が広がりやすいけれど足元に根を張ることが難しいそれ以外の街では、空を飛ぶのは難しいけれど地面は温かく、しっかりと支えてくれるけれど、どちらが正しいわけでもない東京は目指す場所であり、帰る場所それ以外の街は、待つ場所であり、迎える場所今も昔も君住む町花の東京僕を捨てたのか僕が捨てたのかさえいまでは忘れてしまったけれど東京

  • 心の空を埋める方法

    いくら稼いでも、どこか空しいのは、それがお金そのものでは心を満たせないからです。物質的な豊かさは一時的な満足感を与えてくれますが、それが人生の本質ではないことに、私たちは心の奥底で気づいています。真の充実感は、自分の価値を感じられる行動や、自分らしい生き方の中にしか見出せないのかもしれません。それは誰かのために何かをすることであったり、情熱を注げる仕事に取り組むことであったり、あるいは自分を深く見つめ直し、心の平穏を手に入れることだったりするでしょう。自分の価値を高めるというのは、自己成長を通じて他者に影響を与える存在になることです。その影響はお金で買うことができず、むしろ時間や努力、そして時には心の痛みを伴う過程でしか得られないものです。それこそが、私たちの人生をより意味あるものにしてくれるのでしょう。...心の空を埋める方法

  • 想い出のモルディブ(奇跡の9連休)の候補地

    遥かな青の静寂が僕らを包んだあの島で波のささやき、風の詩が心に深く刻まれた白砂の浜に足跡を残し透明な海が呼吸を刻むその一瞬一瞬が永遠のように感じられた陽が沈む頃、空は炎のように燃え君と見上げた無数の星が夜の海に溶け込んで夢と現実の境を越えた小舟で揺れる月明かりの下語らう声は波に溶け言葉よりも静寂がすべてを伝えてくれたモルディブ、それは約束の地帰れないけれど忘れない心に残る想い出が今も僕を優しく包む遥かな青を思い出すたび胸に広がるあの温もりモルディブの海と空は僕の中で生き続ける想い出のモルディブ(奇跡の9連休)の候補地

  • ちぎれた糸

    一度ちぎれた糸は元には戻らないしかし人はその糸がちぎれそうなことを察知できない嘘と傲慢が自分を他人に変えるまるで世間から注目されたような錯覚に陥るそうではないことはいつもわかっていたはずなのに支えられて生きた歴史はその糸がちぎれた時に終わるちぎれた糸

  • 携帯命時代

    携帯電話ひとつ無くしただけで二度と会えない事になる現実を考えたことはあるでしょうか。かつては住所録に手書きで記された友人の名前や番号、どれほど心を込めて記しても、薄れるインクに時の流れを感じるだけでした。けれど今は違う。全ては端末の中、目に見えないデータに依存しています。そこに保存された情報は、手に触れることのない儚い記憶のようです。どこかで見失ってしまったその小さな機械が、まるで人と人とのつながりそのものを握っているかのような錯覚さえ覚えます。いつもすぐそばにあるものだからこそ、その存在が当たり前になり、失うことの恐ろしさに気づくのは、最後の瞬間なのかもしれません。「会いたい」と思っても、連絡手段が絶たれたら、その思いは宙を漂うだけ。携帯電話という媒介がなければ、再びつながる可能性さえ失われる。そんなも...携帯命時代

  • 夢の時間

    その人が輝き始めてから同じ時間を過ごしてきたステージの上で踊る彼女を観ながら私は自分の仕事をしてきた知り合いでも何でもないのに生きてきた時代が同じというだけで懐かしさや切なさを抱えたまままた一つ夢が本当の夢に変わっていった夢の時間

  • 「雪と花と小さな祈り」

    冷たい夜の風の中小さな命が震えながら赤い花に問いかける「どうしてこんなに美しいの?」雪が舞い降りる静寂の中で花は言葉なき言葉で答える「寒さがあるから、私は咲ける光を信じる心があるから」猫はそっと前足を伸ばしその花びらに触れるように近づく冷たさと温もりが交わる瞬間胸の奥に小さな灯がともる「また春が来るの?」小さな声が凍る空気に消えても赤い花は何も言わずにただ揺れる希望のように、夢のように冷えた瞳に映る光はきっと夜明けを信じている一輪の花が教えてくれたのは生きることの儚さと尊さ「雪と花と小さな祈り」

  • 群集の罠

    大きなことを成そうとすれば自分にとって信用できる人物のみしか本当の姿は晒せないもの。残念ながら、周りは全部的ばかりの世界であります。昔、死んだ親父が「人を見たら泥棒と思え」なんて冗談を言ってましたが、なにやらそんな考えもまとはずれではなくなってまいりました。群集心理というものは怖いもので、そんな筈はないバイアス・・・その群衆の中に飲み込まれてしまえば、自分自身の判断がどこにあるのかさえ見失ってしまうものです。真実を知るための努力を怠った人々は、いつしかただの流される葉のように、誰かが示した方向へ疑うこともなく進んでいきます。父の言葉を思い返すたびに、彼の慎重さの中には一種の覚悟があったのだと気づきます。人を信じるということは、美しい理想に見えながらも、ときに自らの首を絞める刃となり得る。だからといって誰も...群集の罠

  • 美しい生き方

    自分を知ることから始まる心の声に耳を澄ませ好きなもの、嫌いなもの得意なこと、苦手なことその全てがあなたの地図興味の灯、無関心の影感情の波、思考の流れその一つひとつがあなたを形作る自分を知ることで世界に一つの目標が浮かび上がる自分を信じることが次の扉可能性の種は心に眠る夢という風がその種を運び挑戦という雨が命を注ぐ困難の嵐にも揺るがず立ち向かう力は信念の絆そして、自分を表現すること心の内側に輝く宝石たちを言葉にし、行動に変え他者と響き合う音楽を奏でるそれはあなた自身の証明美しい生き方とは誰かの真似ではなく自分という絵を描くことそのキャンバスは無限でその筆は自由一人ひとりがその手で描き出す美しい世界の色と形どうか、自分らしくあれその生き方こそが何よりも美しい美しい生き方

  • 人生はハイ・アンド・ロウ

    人はある程度裕福になるとハイアンドロウを考える分岐点に来る。確かに、人がある程度裕福になると、価値観や人生の方向性において「ハイ(高)」か「ロー(低)」かを選ぶ分岐点に立つことがあります。この「ハイアンドロウ」という選択は、金銭的な豊かさに限らず、精神的な満足感や生活の質、価値観の優先順位に深く関わっています。★ハイを選ぶ場合「ハイ」を選ぶ人は、さらなる向上や挑戦、洗練を求めます。例えば:キャリアや学びを追求して、新しいスキルや知識を身につける。高級品や上質な生活を目指して、より高いステータスや快適さを手に入れる。*精神的な成長を求め、哲学、芸術、信仰、あるいは自己啓発に深くのめり込む。この選択は、自分の持つ力やリソースを最大限に活かし、人生の可能性を広げる選択といえるでしょう。☆ローを選ぶ場合一方で、「...人生はハイ・アンド・ロウ

  • ニーチェ「超人論」 大谷翔平選手

    自己超越の象徴ニーチェの超人は、現状に満足せず、自己を超越し続ける存在です。-大谷翔平は、二刀流(投手と打者の両立)という、長らく「不可能」とされていた挑戦を成し遂げています。これは、野球という競技の伝統的な価値観を超越した新たな価値を提示しています。-また、彼は常に自らの限界を問い、新たな目標を設定する姿勢を持っています。この姿勢は「超人」が持つ「力への意志」とも通じます。既存の道徳や慣習を超える存在-ニーチェは、従来の道徳や慣習に縛られることを「奴隷道徳」として批判しました。大谷は「普通はこうするべきだ」という固定観念を乗り越え、自分自身の道を切り開いています。-二刀流の挑戦は、他者の意見や批判に左右されず、自ら信じる価値を追求した結果であり、ニーチェの「自らの価値を創造する」という思想に合致します。...ニーチェ「超人論」大谷翔平選手

  • 不完全の教え

    欠けた月が夜空を飾るその不完全さに、人は目を留める満ちることを夢見ながらも今、この瞬間を慈しむように荒れた道に咲く一輪の花踏まれた過去を背負いながらそれでも太陽に向かう姿完全でない美しさが、そこにある問題は山のように積もるけれどその一つ一つが教えてくれる解けない問いも、挑む価値があると手を差し伸べ、共に進む勇気を解決できないこと、それが人生終わりなき波が海を形作るようにすべてを包むのは無理でも愛と希望は、その中で灯るだから私は、未完成のまま進む不完全であることに意味を見出し傷だらけの手で未来を掴む完璧ではない美しき旅路を空の星々は欠けて散らばるだがその輝きが道を照らす全て解決しなくてもいい進む一歩が、答えとなるから不完全の教え

  • 仏眼

    踊る世界の中で僕は動かないじーーとしているけれど全部知っている昨日君が泣いたこと今朝「よし」って行ったこと仏眼

  • 仕事の本質

    仕事って、ただお金を稼ぐためだけのものじゃないんです。もちろん、生活のためには必要だけれど、それだけじゃない。仕事にはもっと深い意味があります。それは、自分を誰かの役に立てるための、大切な手段なんです。どんな仕事でも、そこには人を笑顔にしたり、助けたり、幸せにしたりする力があります。たとえば、パンを焼く人はそのパンを食べる人の心も温めるし、掃除をする人はその空間をきれいにして、そこで過ごす人の気持ちを軽くします。仕事を通して私たちは、世界とつながり、誰かの毎日を少しずつ良くしているんです。そして、仕事は自分を成長させる場所でもあります。新しいことを学んだり、挑戦したり、時には失敗したり。それでも少しずつ前に進むことで、自分の中に自信や誇りが育っていきます。それは、自分だけじゃなく、周りの人にも伝わっていく...仕事の本質

  • メッセンジャー

    私たちは特定の目的に向かって生きているわけではないから、もっとゆっくりと季節を楽しみたい。なぜいつも何かに追われるように生きなければならないのだろう?待っているものもなく、誰からも期待されていないのに。多くの人がそんなことを言いながら毎朝出勤している。しかし、そうではない。世界は君を待っているんだ。君が目覚める瞬間を、みんなが見守っている。そう、世界は君を中心に回っているんだ。だから…笑顔で出かけよう。そうすれば、自分が何のために、誰のために、力を注いでいるのかがわかるはずだ。いつか君がそれに気づき、君を支えるためにみんなが頑張っていることを理解してくれることを、私は願っている。神さまよりメッセンジャー

  • 言葉の隙間に沈む想い

    伝えたいことがあるのに、言葉が見つからない。心の中で溢れる感情が、舌の先で断ち切られ、声になる前に消えてしまう。「ありがとう」も「ごめんね」も、届かない、救えない。もっと深く、もっと重く、胸を圧迫するものがある。言葉を探す度に、迷子になる。音を立てずに、指先から空気へと溶け出す想い。掴み取ろうとするけれど、手に残るのは無音だけ。あなたの目が問う。「何を伝えたいの?」と。しかし、その答えさえも、言葉にすることができない。もどかしさが涙となり、言葉の隙間からこぼれ落ちる感情を、あなたに届けることを願いつつ、静かに風に託す。言葉がなくとも、心と心が触れ合える瞬間があれば、その瞬間に全てを委ねたい。それが、言葉を超えた真実なのだから言葉の隙間に沈む想い

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