日本社会において、「学歴は関係ない」とは言い切れない面があるのは確かだと思います。 就活時の学歴フィルターについては以前取り上げました。 会社によっては学閥が…
受験生の親として中学受験に関わりました。 本人は、小4からSAPIX通塾、2022年2月 最難関中学(S67&70)に合格しました。
2024年も終わりに近づきました。 受験生がいるご家庭では、クリスマスも年末年始も関係ないことでしょう。 一部の学校の特別枠などの先行入試では年内に結果が出た…
自分もそうでしたが、人生において入試や試験からはなかなか逃れることができません。 中学受験だけでなく、高校受験や大学受験も。 小学校受験や幼稚園受験まである世…
以前に経験した、子どもの中学受験について考えることがありました。 中学受験の特殊さは、高校受験や大学受験と比較してみるとわかります。 自分で目標を決めてスター…
中高一貫校に通っている場合、そもそも塾は必要なのか。 塾に通うとしたら、どこに行くか。 中高一貫校生が塾に通う必要があるかどうかは、通っている学校での様子や子…
中高一貫校を目指す理由の一つに、大学受験に有利ということがあると思っています。 中高6年間で勉強する内容を独自の先取りにより期間を短縮し、残りの時間を大学受験…
都立中高一貫校で入学者を選ぶ際に課している「適性検査」は科目横断的で、知識や解法を詰め込むよりも、それまでの体験や読書の量、論理的思考力が問われる問題がメイン…
中学受験して入った中高一貫校では、高校受験によって中断されることなく、一生付き合うことができる友達作りや部活、学校行事、そのほか自分のやりたいことに打ち込むこ…
前回につづき、都立中高一貫校を取り上げます。 都立中高一貫校の入学者の選定は、学力試験ではなく「適性検査」によって行われます。 受検するにあたり、いくつか留意…
中学受験といえば私立の中高一貫校が主流ですが、都立中高一貫校という選択肢もあります。 区立の九段を入れると都内に11校あります。 都立の中高一貫校では「学力」…
以下、中学受験生の親としての経験から個人の感想を書きたいと思います。 中学受験において親が果たす役割は非常に大きいです(親の受験か?)。 塾の送り迎え、お弁当…
志望校を選ぶ際、大学受験を前提とするか系列の大学にエスカレーター式で進めるか、共学か別学化、学校の教育哲学や校風、学校までの距離(通学時間)など、さまざまな要…
中学受験では、中受専門の塾に通うのが一般的。 中学入試には、中学や高校で習うような内容や算数の特殊算のようなものが含まれているので、塾ナシでは不可能ではないも…
12月に入り、来年受験を控えた御家庭では準備の最終段階にあると思います。 首都圏中学受験で1月からスタートする埼玉・千葉入試では、12月初旬以降、順次出願が開…
東大入試で学校推薦型選抜が採用されて数年経ちますが、この制度が採用された背景には学生の多様化を重視する流れがあったとされます。 優れた研究は、多様な価値観や見…
東大医学部在学中の方が東大理Ⅲや国立大医学部に効率的に進む方法について語っていた内容について取り上げたいと思います。 最短ルートなんてあるの? まず、小3まで…
前回、学校推薦型選抜について取り上げましたが、似て非なるものに総合型選抜(AO入試)という入試方式があります。 総合型選抜も学校推薦型も、学力面以外の、高校時…
近年、大学入試の制度が変わり、学力試験の結果で合否を判定する一般入試と並んで、学校推薦型が拡大しているように思います。 学校推薦型は大学や学部により様々な出願…
子どもの中学受験において、毎月のように塾のテストがあると、親は自分のことではないのにその結果がとても気になりました。 いつも親が、ネットで開示される成績を子ど…
(昨日↓の続き。)『「ゆる受験」について』都市部などの一部で中学受験が過熱化している中、今まで以上に多様な層が受験に参入し受験生の裾野が広がっているようにみえ…
都市部などの一部で中学受験が過熱化している中、今まで以上に多様な層が受験に参入し受験生の裾野が広がっているようにみえます。 少子化が進んでいるのに、中学受験人…
先日、街歩きしていて遭遇したことについて。 歩道を歩いていたのですが、そこは真ん中に白線が引いてあって、車道に近い側が自転車が通るレーンのようになっていて、車…
前回の続きです。 中学受験では、受験のノウハウや知識、教える技術を持たない親は、専門塾に頼まざるを得ません。 でもその一方、子どもの受験について「親がやるべき…
先日、会社の上司に小言を言われた。 社内の会議に出席することがあり、自分が直接担当するテーマではなかったので特に何も発言しなかったのですが、それが気に入らなか…
中学受験には塾の利用はほぼ必須(一部の例外を除き)。 親としては、塾に期待するところが大きいです。 自分には知識も教える技術も持ち合わせておらず、日中仕事で働…
子どもの受験に付き合っていたとき、子どもの「やる気スイッチ」はどうやったらオンできるのかと思っていました。 受験までの時間が、砂時計の砂が落ちるようにどんどん…
朝、会社に向かうため家を出て、少し大きな通りに出る途中で、時々、同じ方向に向かう少年を見かける。 近所に住んでいる子だ。 別に近所付き合いがあるというわけでは…
主要中受塾(日能研、早稲アカ、サピックス、グノーブル)の中高一貫校合格実績を学校の偏差値帯別に集計したものをグラフにしてみました。 ここでの偏差値はY偏差値を…
一昨日の続きを書きたいと思います。 塾で解説を聞いてわかったつもりでも、本当は分かっていなかった、ということがありました。 家に帰ってきてからやってみると、思…
東大、京大、東工大(現・東京科学大)、一橋大への現役進学率が高い中高一貫校トップ10は以下のとおり。 灘筑駒聖光東大寺開成栄光甲陽桜蔭渋渋浅野 トップの灘は現…
中受塾に通っていると、定期的にテストがあり、順位と偏差値が出るので、どうしてもそこに着目することになります。 そこにクラス昇降がからんできたらなおさら。 あと…
パソコンのデータを整理していたら、小6秋のときに作った、入試までのスケジュール表が出てきた。 エクセルで作ったもので、日々何をする予定なのか、書き記した日次予…
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日本社会において、「学歴は関係ない」とは言い切れない面があるのは確かだと思います。 就活時の学歴フィルターについては以前取り上げました。 会社によっては学閥が…
前回、なぜ受験生の我が子に怒ってしまうかという話を取り上げました。 その理由の一つは、親が勝手に期待している(期待しすぎている)ところにあるように思います。 …
子どもの中学受験に伴走していたとき、しょっちゅう怒っていた気がする。 子どもがだらけていたとき、ネガティブな言動をしたとき、ふてくされたとき、約束をまもらなか…
中学受験で志望校を選ぶ際、中高一貫校の大学進学実績が一つのポイント。 系列の大学にエスカレーター式に進学できる場合を除き、大学受験することが前提となります。 …
中学受験で大学附属の学校を目指すのであればドコドコ以上のところがいいと言う話を聞くことがあります。 その理由は、就活のときの学歴フィルターの存在です。 会社に…
中受塾の合格実績において、開成合格者数と筑駒合格者数を比べてみると、殆どの場合、前者の方が後者よりも多くなっている。 ともに入試が難しい学校の代表格で、募集人…
受験において塾の選択はとても重要。 大手塾の場合、通える校舎が複数あったり選択できたりする場合があります。 塾が決まっても、その中でどの校舎にするか迷うことも…
中受算数問題の難化。 今に始まったことではないと思いますが、20年前の開成の問題が今では「標準」。 年々難化を繰り返し、受験生の負担が増加してきました。 「中…
受験にチャレンジするという目標を立て、その目標を達成するまでの道のりを一言でお言い表すのは難しいと思います。 決して平たんで歩きやすい道だったわけではなく、む…
この問いに対する自分なりの答えを持てるか(持っているか)。 小学生の子どもが受験生の場合、受験が自分事になりにくいところがあると思います。 未だ人生経験が短く…
受験塾には志望校合格のメソッド、ノウハウがあります。 動画配信もありますが、対面でのライブ授業の方が感じが出ます。 塾では、入試に出る最も重要なところを取り上…
受験塾では、授業ときに小テストが行われることがあります。 中学受験のときに子どもが通っていた塾では、授業前に毎回、算数の小テストがありました。 そのほかの科目…
子どもが入試が難しい学校に合格できた理由としてはいろいろ考えられますが、決め手を特定することは難しいと感じます。難関校の受験生は、一部を除き、誰が受かってもお…
最近、仕事で繋がりがある人から相談というかグチを聞かされた。 その人は有名大を出てピカピカな会社に勤めている。 一般にはエリート社員、と言える。 聞くと、社内…
子どもを学習塾に通わせていると、塾との関わりを考える機会があります。 塾により様々ですが、定期的に子どもの塾での様子や留意点などを各家庭にこまめにフィードバッ…
前回からの続きです。 子どもが中受塾に入塾して半年ごとの塾のテストの偏差値を比較していました。 当初半年間の平均を基準として、半年ごとに見て、どれくらい変化し…
子どもが小3の冬に中学受験をスタートしました。 大手塾に入って3年間。 塾では毎月テストがあり、順位や偏差値が出ました。 各回ごとの変動が大きいため、偏差値は…
仕事の関係で接点がある人と雑談をしていて、受験や教育が話題になることがあります。 意外なところで小学校受験や中学受験に関わったという人がいて新たな発見もありま…
我が家では子どもが小3の冬、小4になる直前から中学受験をスタートしました。 子どもが通っていたS塾では毎月のようにテストがありました。 主として内部生が受ける…
経済的な余裕がないと中学受験は大変だと言われる。 塾の費用はかなりかかりました。 学年が進むと雪だるま式に増えますし、受験や入学以降の費用もかかります。 今年…
開成という学校の名前は中学受験界に限らず世に知られるようになったと思います。 西の灘と並ぶ、最難関私立校と言われることがありますが、その素顔は意外と知られてい…
職場などで、最近子どもが中学受験した保護者に聞くと、父親と母親が役割分担しているケースが多いと感じます。 何かとサポートすることが多いですので。 片方の親が勉…
最近、子どもの中学受験に関わる保護者と会話する機会が増えた。 話していると、小3の2月から子どもを中受塾に通わせた、通わせているという家庭が多い。 なぜ小3の…
前回、前々回と開成と筑駒の卒業生の大学進学先について取り上げました。 開成と筑駒では1学年の定員数が大きく違うので(400名と160名)、実数ではなく、以下、…
筑駒は、難関大に大勢の生徒を送り出すことを主眼とした「進学校」ではありませんが、学校HPには卒業生の進学状況が掲載されています。 大学の学部別に合格者数と進学…
学校HPに卒業生の進学先の大学が学部別に掲載され、現役と既卒者の内訳ものっています。 1人で何校も受かったデータが含まれる「合格実績」ではなく、実際に進学した…
前回と前々回、「好き」という感情は記憶力を高め、逆に「嫌い」という感情は記憶力が低下するという話を取り上げました。 ある科目が一旦「嫌い」になってしまったら、…
前回、ポジティブな感情が記憶力を活発化させるという話を取り上げました。 「好きな勉強」はどんどんはかどり、学習したことがよりよく定着していく…。 すると問題が…
脳の中に、「扁桃体」(へんとうたい)とよばれる、アーモンドの形の器官(神経細胞の集まり)がある。 ここは感情をつかさどるところで、「快・不快」を生み出す。 人…
ネット記事を読んでいて、ある教育心理学の専門家の方が書かれていたことを読んで腑に落ちるところがありましたので取り上げてみたいと思います。 専門家が指摘するとこ…
中学受験で御三家と言われるような、超難関校に通う子はどんな子なのか?と聞かれることがあります。 そうした学校に通う子ども達やその親をリアルに知っているので、何…
前回、会社の採用面接について書いた。 今回は、私立小の「お受験」での保護者面接について取り上げてみたい。 突拍子もない感じがするかもしれませんが、この2つの面…
この時期、企業の採用活動が本格化している。 6月からは面接が解禁となった。 採用選考で面接官をする機会があり、志望する学生と面談することがある。 選考プロセス…
19世紀に、イギリス人のサミュエル・スマイルズという人が書いた、「自助論」という本がある。 「天は自ら助くる物を助く。」で始まる一節は、聞いたことがあるかも知…
今年の開成中の入試(算数)で、「1から9までの数字と四則演算を使って2024を作れ」という問題が出ました。 「1つの数字を2個以上使えない」「2個以上の数字を…
子どもの中学受験に伴走した経験は、改めて家庭における親(父親)の役割について考える機会にもなりました。 受験は競争の世界なので、どうしても、他の子、他の家庭の…
子どもの中学受験に伴走していました。 受験が終わり、周りの知人から『中学受験をして一番良かったことは何?』と聞かれたら何と答えるだろうか。 息子が○○中に受か…
中学受験の弊害としてしばしば指摘されることとして、入試で出題される算数の問題が、あまりに「特殊で独特な」問題になっていて意味がない、というものがあります。 最…
子どもの受験に伴走し、また自身の資格試験での経験から、夜寝る前に暗記モノを集中的にやることと、朝起きて朝食前に計算や論理的思考力など頭を使う学習をするのが効果…
子どもの中学受験が終わると、親も子もそれまでの「受験一色」の生活から変わりました(解放された、と言った方がいいかもしれない)。 子どもは「中高一貫校」という全…