前回(↓)からの続きで、開成のS偏差値が「高すぎる」背景について考えたいと思います。『塾により、開成と麻布の偏差値の差が異なる件』以前、塾によって開成と麻布の…
受験生の親として中学受験に関わりました。 本人は、小4からSAPIX通塾、2022年2月 最難関中学(S67&70)に合格しました。
「エクセル父さん」や「PDCA父さん」がわが子の中学受験を台無しにする?
4/16付東洋経済オンラインの記事より。 「エクセル父さん」や「PDCA父さん」がわが子の中学受験を台無しにする理由 東洋経済education×ICTコ…
教育ジャーナリスト・おおたとしまさ氏によれば、中学受験に向かない子どもはいないが、中学受験に向かない親はいるという。 おおた氏は、「勇者たちの中学受験」などの…
中学受験指導歴40年のプロが語った、身に付く学習ポイントが3つあるという話の続きです。 前回までに、第1の、宿題をこなすだけになってはいけないという話と、第2…
前回、中学受験指導歴40年のプロが語った、身に付く学習ポイントを紹介しました。 塾の宿題が、こなすだけの「流れ作業」になってはいけないという話でした。 今回は…
大手塾で通算40年にわたる豊富な中学受験指導経験をもつ元塾講師の方から聞いたことを紹介したいと思います。 子どもの日常の学習の様子から、次の3項目が当てはまる…
ある参考書が売れている。 「小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる」という本。 学校では習わない、驚きの暗算方法が身につくという。 小学生が…
40年にわたる中学受験指導歴をもつ元塾講師の方から話を聞く機会があり、印象に残ったことを紹介したいと思います。 大手塾で長年算数を教え、責任者を務めた方です。…
4月になり、新学年が開始。 中学受験した場合、中学に入学したら目標達成ではなく、中高一貫校での新たな競争の始まり。 4/11の日経夕刊に、東進ハイスクールの先…
中学受験塾エルカミノの村上代表が語る、難関校合格の秘訣と指導方針について紹介します。 エルカミノは、1学年100人ちょっとで難関中に特化した少数精鋭の塾。 2…
見守る子育て研究所所長で教育家の小川大介氏が雑誌の対談記事の中で、低学年からの塾通いについて語っていたことを紹介したいと思います。 小川氏については当ブログで…
中学受験塾の合格校の偏差値と合格者数から、平均偏差値を算出して評価したデータを見る機会がありましたので、紹介したいと思います。 算出の考え方 塾生の合格校の…
SAPIXよりも難関中合格率が高い塾があります。 以前このブログでもデータで比較したことがありました。『SAPIXよりも難関中合格率が高い塾』今日2月11日は…
湾岸タワーマンションに住む人々の悲哀を描いた「タワマン文学」 その先駆者ともいわれる、窓際三等兵氏のインタビュー記事から、印象に残ったことについて書きたいと思…
しばしば、SAPIXや早稲アカは難関校志向、四谷大塚と日能研は難関校から一般校まで万遍なく抑えている、などと言われます。 合格校のボリュームゾーンとなる偏差値…
4月4日の日経夕刊に、森上教育研究所の森上所長による「受験のリアル」(中学偏)というコラムと、ハナマルキャリア総合研究所代表による「就活のリアル」というコラム…
小6までラグビーを続け、2023年に中学受験した男の子の話を聞く機会がありましたので、紹介したいと思います。 ラグビーと中学受験 小さい頃からラグビース…
先日の続きです(先日の記事は↓)。 『SAPIXがハイレベル過ぎて転塾を考える母親の相談』中学受験する子どものことで悩む母親が、教育ジャーナリスト・おおたとし…
先日、中学受験を乗り越えるためのキーワードは「成熟度」と「素直さ」だという話がありました。 『我が子は中学受験に向いているか』「わが子が中学受験に向いているか…
中学受験する子どものことで悩む母親が、教育ジャーナリスト・おおたとしまささんに進路相談、という記事がありましたので紹介します。 おおた氏は、「勇者たちの中学受…
「わが子が中学受験に向いているか否かの判断がつきません。」という親に対し、中学受験のプロ家庭教師「きょうこ先生」こと安浪氏は、次のように答えていました。 き…
2022年6月にブログを開設して以来、多数の方々にご覧頂き感謝です! 我が家の息子は、去年中学受験し、現在、中高一貫校に通っています。 もうじき、息子の学校に…
中学受験塾について企業競争力の観点から述べたいと思います。 首都圏の中学受験塾で今、最も強いのは大手の「SAPIX」。 開成や桜蔭など最難関中学の合格者の5割…
最近はスマホで読みとるQRコードが主流ですが、商品などには太い線と細い線でできたバーコードが使われているものが多くあります。 太さが違う線のシマ模様の下に、数…
桃太郎でおじいさんがシバ刈りに行くが、「シバ」は何に使われたか?
3/28の日経新聞朝刊の「受験考」というコラムから。 塾の先生が、中学受験生の母親から、「私は中学受験に向いているでしょうか」という質問を受けた、という話がの…
今日は3月31日。 学校や役所は今日までが2022年度で、来週から2023年度がスタート。 卒業生も形の上では今日まで卒業した学校に在籍していることになります…
現在中1の息子が中学で英語を始めたこともあり、最近、英文に触れる機会が増えてきました。 All the students attended the class…
先日紹介した、「中学生から大人まで楽しめる 算数・数学の間違い探し」の著者、数学者の芳沢光雄氏が書いていたことを取り上げたいと思います。 『算数の間違い探し』…
先日、東大現役合格率の高い学校についてまとめた記事を書きました。 『東大現役合格率ランキングをみて思うこと』以前、2022年の高校別の東大現役合格率をまとめた…
千鳥ヶ淵、上野公園、目黒川、六義園、新宿御苑、飛鳥山、井の頭公園…。 都内の桜が見頃になりましたが、このところあいにくの空模様。 息子は春休みになり、学校の友…
郊外の小規模な中学受験塾の塾長の話を直接聞く機会がありました。 40年近く中学受験生の指導にあたり、塾生は1学年50人くらい、御三家合格者も毎年何人か出してい…
昨日、通勤途中で家の近くの小学校の前を通ると、卒業式の看板が出ていました。 息子も1年前に卒業したことを思い出しました。 あれから1年。 来月、息子の通う中学…
3/18付東洋経済オンラインより。 世帯年収300万円台の家庭で育ち、バイトをかけもちしながら自力で東大に合格をはたした布施川天馬氏が、親子で楽しめる「計算力…
息子の中学受験に伴走した3年間、何をやっていたのかというと、毎日、子どもが問題を解き、丸付けをし、解き直しをするのに付き合っていました。 難関中受験に向けて何…
昨日紹介した、麻布出身の伊藤氏貴氏の話の中で、灘の伝説的国語教師、橋本武先生のことが出てきました。 戦後、公立のすべり止めにすぎなかった当時の灘校で、文庫本『…
サライ(小学館)2/19付記事より。 我が子を「できる子ども」にする、たった一つの力|中学受験を考える前に、必要な能力とは?【前編】 サライ.jp|小学館…
以前、2022年の高校別の東大現役合格率をまとめたことがあります。 『学校別/東大合格実績について考える』このところ当ブログで、大学について述べています。 ブ…
日経BOOK PLUSで、『勉強できる子は○○がすごい』の著者で心理学博士の榎本博明氏と、SAPIXの算数講師で教務部長の広野雅明氏の対談記事がありました。 …
受験勉強において、「復習主義」(予習をせず、復習に専念)か「予習主義」(予習・復習の両方を行う)かという議論があります。 例えば、中学受験では、サピが復習主義…
中学受験算数専門のプロ家庭教師、熊野孝哉氏が書いていたことを紹介したいと思います。 算数を中心に多くの著書があり、最近のものでは『算数の戦略的学習法』がありま…
子どもが「やる気」を出してくれない。 「勉強しなさい!」と言わないと机に向かわない。 集中力が切れて机から離れてしまう。 自分から中学受験したいと言ったのに……
我が家の息子は新小4からサピに通っていました。 これまでブログで書いてきていますが、サピの特徴として、 ・難関中受験に特化・予習不要の復習主義・毎週増えていく…
教育情報サイト・エデュナビに、声教チャンネルの後藤氏への取材記事があり、その中で、2023年中受終了組と2024年組へのメッセージが載っていましたので紹介しま…
去年中学受験した息子はサピに通っていました。 首都圏の中学受験生の増加とともに、サピも生徒数を増やしてきています。 10年前の在籍生徒数(1学年)は約4800…
昨日、知人の息子さんの中学受験の話を紹介しました。 とても優秀なお子さんで、塾の先生から最難関校の太鼓判を押されていました。 サピでは一番上のクラスをずっとキ…
御三家出身の知人から、今年中学受験した息子さんの話を聞きました。 息子さんは、新小4からサピに通い、3年間ずっと最上位クラス(アルファ)をキープ。 塾のオープ…
中受大手塾では教室で教えられることには限界もあるため、塾の教材を家庭学習で最大限活用することが重要になります。 家庭学習は塾の責任範囲外なので、どうやるか家庭…
中学受験の仕上げで最も重要なパートは、「過去問」演習。 中学受験に限らず、あらゆる受験の鉄則だと思います。 何周したとか、徹底的にやり込んだという話があります…
前回の話の続編を紹介します(前回記事はこちら↓)。『「家は都心、中学受験は絶対」と譲らない私立育ち妻と、公立推し夫の反論』mi-mollet(ミモレ)という講…
1年前に中学受験した我が家の息子はサピに通っていました。 少し前に、サピックス講師であり教育事業本部長の広野氏が、インタビューの中で中学受験における親の関わり…
教育心理学会で発表された、保護者を対象とした中学受験に関するアンケート調査について取り上げたいと思います。 首都圏在住の中学受験した小6の子をもつ親400人を…
2022年6月のブログ開設以来、多数の方々にご覧頂き感謝です! 我が家では、2022年2月に息子が中学受験し、現在、中高一貫校に通っています。 先月は、首都圏…
土曜に散歩に出たら、雑貨屋さんの店先に、兜をモチーフにした陶器の小物がディスプレイされていました。 ひな祭りが終わると、次は端午の節句。 切り替わりが早い…。…
「家は都心、中学受験は絶対」と譲らない私立育ち妻と、公立推し夫の反論
mi-mollet(ミモレ)という講談社のウェブマガに興味深いコラムがありましたので紹介します。「家は都心一択、中学受験は絶対条件」笑顔で譲らない私立育ち妻の…
1年前に中学受験した我が家の息子はサピに通っていました。 少し前ですが、サピ講師・教育事業本部長の広野氏がインタビューで中受親の変化について語っていた記事を読…
以前、2回にわたり、小6の子どもを持つ首都圏在住者を対象とした調査から、中学受験を選択する家庭と選択しない家庭で、何がそれを決める要素になっているかという話を…
前回(以下)に続き、受験の不合格体験を取り上げます。『貴重な不合格体験』今回取り上げる話は、受験の不合格体験なので、気を悪くされる方もおられるかも知れません。…
仕事の専門である人材育成のノウハウを活用して娘さんを難関女子校合格に導いた、『働くママの成功する中学受験』の著者・清水久三子氏の話が印象に残ったので紹介します…
前回からの続きです。 小6の子どもを持つ首都圏在住者を対象とした調査から、中学受験を選択する家庭と選択しない家庭で、統計的に何がそれを決める要素になっているか…
最近、中学受験に関する統計調査を見ることがあり、非常に興味深いものでしたので紹介します。 小6の子どもを持つ首都圏在住者を対象に、子どもの中学受験の有無、親の…
今回取り上げる話は、受験の不合格体験なので、気を悪くされる方もおられるかも知れません。 誰も辛い経験を語りたくはないですし、人が苦しむ姿を見て気持ちがいいと思…
誰でも知っている、イソップ物語の「ウサギとカメ」。 ウサギとカメが競争をしますが、先行して大きくリードしたウサギが途中で居眠りをしたことで、カメが先にゴールし…
先日、2023年大学入学共通テストで「親ガチャ」に触れた問題文を紹介しました。 子どもは親を選べず家庭環境で人生が左右されるから、努力や才能は、「運」によって…
2/18付プレジデントオンラインより、プロ家庭教師の西村則康氏のコラムを紹介します。大問5の(4)が合否の分かれ道…開成中の入試で"算数が得意で頭のキレる子が…
2023年の大学入学共通テスト(倫理・社会・経済)の問題で、子どもは親を選べず家庭環境によって人生が左右される、といういわゆる「親ガチャ」が取り上げられたこと…
2/18付日刊ゲンダイの記事で、「開成が東大入試でトップを走り続けているのは高校からも生徒を採っていることが大きい」(同校の元教師)という話がのっていましたの…
2/14付マネーポストWEBで、都内の小さな中学受験塾経営者(40代/男性)へのインタビュー記事があり、興味深かったので紹介します。 ・「就職氷河期」だったた…
「中高一貫校は塾なしでいい」を信じて入学させた母親の計算違い
マネーポストWebの1/23付記事に、私立中高一貫校に通う高校生の息子がいる母親(自身は派遣社員、メーカー勤務の夫と合わせて世帯収入800万円)へのインタビュ…
中高一貫校シリーズ(?)の第3弾、今回が最後です。 前回も紹介した、スーパー家庭教師・長谷川氏の話をまとめます。 息子の中学受験では、理科と社会の一言論述問題…
前回、中高一貫校で失速するパターンを紹介した、東大卒スーパー家庭教師、長谷川氏の話の第2弾です。 「中学受験 自走モードにするために親ができること」など多くの…
3年間、子どもを塾(サピ)に通わせ、親が受験に関与していた経験から、難関中を目指す場合の壁は、サピ偏差値58にあると思います。 特に、範囲指定のないテスト(模…
以前、当ブログで、学校別に、合格者平均点と不合格者平均点の差(合否差)を算出して比べたことがありました。 科目ごとに合否差を比較し、合否を分けた差が、どの科目…
2/7付東洋経済オンライン記事より、20年以上の経験をもつプロ家庭教師、長谷川智也さんの話を紹介したいと思います。 以前、当ブログで氏の別の話を取り上げたこと…
「サピックスに通っていたって偏差値50程度じゃ」「アルファにも入れないようだと」 SNSでは、こんなつぶやきがなされるという。 中学受験で「偏差値50」と聞い…
今日2月11日は、統一招集日。 そろって入学説明会を行う学校が多く、複数同時に参加できないため、進学先を確定させる意味があります。 学校側の想定よりも欠席者(…
昨日の朝、通勤途中に道を歩いていたら、「資源ごみ」回収の日で、段ボールや新聞紙の横に、「予習シリーズ」と「演習問題集」が大量に束ねられて出されていました…。 …
先日、「タワマン文学」とSAPIXの話を取り上げました。 先月1/30付で、現代ビジネスという、講談社のビジネスパーソン向けウェブマガの記事にこれに関連するも…
今週末11日は、首都圏の多くの学校で同じ時間帯に入学説明会を開催し、本人と保護者の出席を義務付ける、『統一招集日』。(昨年も同じ日でした…) 入学説明会を欠席…
「タワマン文学」 不勉強ながら、最近初めて知りました。 それは、ツイッターに投稿された、タワマン居住者の悲哀を描いたストーリー。 赤裸々に描かれた、タワーマン…
首都圏の中学入試もほぼ終了。 2月5日までにほとんどの学校で入試が終わりました。 男女御三家の合格発表は2日から3日にかけて行われました。 中学受験のもう一つ…
2022年6月にブログを開設して以来、多数の方々にご覧頂き感謝です! 我が家では、2022年2月に息子が中学受験し、現在、中高一貫校に通っています。 早いもの…
昨日ブログで中学受験と高校受験の比較について取り上げました。『1000万円かけて私立中高一貫校に通わせる効果は?』最近読んだ本に、『コスパで考える学歴攻略法』…
最近読んだ本に、『コスパで考える学歴攻略法』があります。 作家・藤沢数希氏によるもので、各家庭が中学受験と高校受験のどちらを選択するべきか、それぞれの選んだ道…
今日は2月3日、東京/神奈川の中学入試3日目です。 後半戦になってきました。 3日は、国立中と公立中高一貫校の統一受験日。 国公立第一志望の場合、3日が最重要…
今日は2月2日。 東京/神奈川の中学入試2日目です。 1日入試の解答速報も続々とネットに上がっています。 終った入試の答え合わせをしたい派としない派に分かれま…
今日は2月1日。 首都圏中学入試の最大のヤマ場、東京/神奈川入試が始まりました。 ちょうど1年前に息子が受験したときのことを思い出します。 当日朝、父親が付き…
今日は1月31日。 明日から始まる東京/神奈川入試の前日です。 我が家では1年前、息子が受験しました。 あれから、もう1年…。 本当に速いです。 入試前日まで…
我が家の息子は2022年に中学受験し、今は中高一貫校に通っていますが、実に楽しそうに学校に行っています。 「得意なことも苦手なことも、自分なりにできることはや…
1/27の東洋経済オンラインの記事より。 20年間家庭教師を続け、訪れた家庭は2500軒を超えるという長谷川智也氏が、自身の経験から、受験で成功する子とそうで…
中学受験に成功するためには、本人のやる気と努力だけでは何ともならない部分があります。 受験に関する情報が必要です。 今や、ネット上に情報が溢れ返っている時代。…
1/24東洋経済オンラインの記事から。 偏差値35から東大合格を果たしたという西岡壱誠氏が、「親が試験会場についていく受験生は落ちる」わけを解説、という記事が…
文春オンラインに、1/10付で「良かれと信じた“お受験”が不幸を呼ばないために、気を付けたい“4つの落とし穴”」というコラムがあり、非常に共感を覚えたので、紹…
2023年中学入試が始まり、各塾で順次、合格実績を速報しています。 合格実績を見る際、留意した方がいいと思う点について書きたいと思います。 我が家は2022年…
前回、中学受験で子どもに勉強させるために親ができることについて書きました。 子どもが机に向かうだけでは十分ではありません。 中学受験の勉強は、3年あるいはそれ…
中学受験では、勉強する以前の問題として、まわりの環境を整えることも割と重要です。 そして、それは親ができることだと思います。 ここでいう「環境」は、単に場所だ…
我が家の息子の中学受験に3年間伴走した経験から、中学受験をテーマとした情報発信を行っています。 これまでも当ブログで、中学受験における親の関与について、何回か…
このところ当ブログで、大学について述べています。 ブログの中心テーマは中学受験ですが、中高一貫校に入って終わりではなく、大学への道を歩み始めることになります。…
当ブログのテーマは中学受験ですが、中高一貫校進学の先には大学があります。 前回、当ブログで学歴についての話をいたしました。『中高一貫校に進学した先にあるもの』…
中学受験の世界では、かつて、「週テスト」というものが盛んでした(今でもあると思いますが…)。 毎週決められた単元について学び、その成果を週末のテストでチェック…
我が家では、2022年に息子が中学受験し、中高一貫校に進学しました(現在中1)。 当ブログは、中学受験生の親としての経験に基づき、中学受験を中心に情報を発信す…
我が家は2022年に息子が中学受験しました。 新小4から塾(サピ)での勉強をスタートしました。 始めてみたものの、この時点では、最終的に必要になる学力レベルか…
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前回(↓)からの続きで、開成のS偏差値が「高すぎる」背景について考えたいと思います。『塾により、開成と麻布の偏差値の差が異なる件』以前、塾によって開成と麻布の…
ヤフーニュースに出ていた問題。【思考力チェック!】それぞれ「E」「R」「2」「9」と書かれた4枚のカードがある。「母音が書かれたカードの裏はかならず偶数である…
以前、塾によって開成と麻布の偏差値が大きく違っている場合があるという話を取り上げました。 『麻布の偏差値は68?それとも61?』塾によって入試の難易度を表す偏…
子育ての最終目標は子どもが独り立ちすることだと考えます。 いつになったら、自分のことは自分でできるようになるのか…。 「子どもは、何かを自分でやろうと思ったと…
塾によって入試の難易度を表す偏差値の値が異なっています。 ここでいう偏差値は、塾に蓄積された、受験生の模試での偏差値と実際の合否のデータから、偏差値毎に見てい…
首都圏中学受験の主戦場である、東京・神奈川入試の初日は2月1日。 2024年は、1日午前の入試を約42,900人の受験生が受験しました。(ちなみに首都圏の公立…
今年、首都圏のある大手塾が公立中高一貫校受検指導から撤退したと話題になった。 公立中高一貫校の入試は、学校法施行規則により学力検査を行わないことになっているた…
先日、埼玉の男女別学の公立高校を巡る問題を取り上げました。 埼玉県では、県の第三者機関が、男女別学の公立高校共学化の早期実現を求める勧告を県教育委員会に提出し…
身近で小学校受験について見聞きすることがありました。 小学校受験は本当の意味で「親の受験」なので、親の面接が重要なポイントになり、また、親が書く「願書」が結構…
去年から今年にかけて議論が盛り上がっている、男女別学となっている埼玉の県立高校をめぐる問題。 埼玉県立高校の共学化求める市民団体が会見“見直しが不可欠”|NH…
昨日からの続きです。 あのSAPIXよりも難関校に強い2つの少数精鋭塾を取り上げています。 入室テスト エルカミノ:小1~小3は入室テストはなく、小3秋…
少数精鋭の中学受験塾、エルカミノとフォトンについて取り上げたいと思います。 共に、首都圏中学受験の絶対王者とも言うべきSAPIXよりも難関中に強く、算数指導に…
子どもの受験沼にはまっている親は「変わった人」が多い、らしい。 過去問をサクサク解く在宅勤務など仕事を柔軟に調整できる塾の面談で講師と話せる情報量をもっている…
中学入試では合格者を定員よりも多く出す学校があります。 学校側が予め辞退者を見込んでいるためです。 首都圏で御三家といわれる学校も例外ではありません。 例えば…
関西では低学年から中学受験の先取りをする塾がありますが、関東では少ないです。 例えば、算数に特化したフォトンなどはありますが…。 首都圏の大手塾では小1、小2…
子どもの中学受験に伴走した経験は、大変ではあったけれど、親にとっても子どもにとっても成長の糧になったと思えます。 今から振り返れば、もっとああしておけばよかっ…
ネットで、「78+75×94」を紙と鉛筆を使わずにパッと計算できますか?という問題を見かけました。 ただの計算問題ですが、「どう計算するか?」 そのサイトにの…
中学入試の難易度と比べて「出口」の実績がいい学校、いわゆる「お得校」についてブログで取り上げたことがありました。 『中学受験の「お得校」?』中学入学時の偏差値…
以前、ブログで取り上げたことがある「おみやげ算」 『小学生がたった1日で19×19まで暗算できる?』ある参考書が売れている。 「小学生がたった1日で19×19…
「中学受験は親が9割」と言われる中、親にはとても大きなプレッシャーがかかります。 子どもの受験の成否は親の頑張りにかかっているのではないか。 親がちゃんとして…
4/16付東洋経済オンラインの記事より。 「エクセル父さん」や「PDCA父さん」がわが子の中学受験を台無しにする理由 東洋経済education×ICTコ…
教育ジャーナリスト・おおたとしまさ氏によれば、中学受験に向かない子どもはいないが、中学受験に向かない親はいるという。 おおた氏は、「勇者たちの中学受験」などの…
中学受験指導歴40年のプロが語った、身に付く学習ポイントが3つあるという話の続きです。 前回までに、第1の、宿題をこなすだけになってはいけないという話と、第2…
前回、中学受験指導歴40年のプロが語った、身に付く学習ポイントを紹介しました。 塾の宿題が、こなすだけの「流れ作業」になってはいけないという話でした。 今回は…
大手塾で通算40年にわたる豊富な中学受験指導経験をもつ元塾講師の方から聞いたことを紹介したいと思います。 子どもの日常の学習の様子から、次の3項目が当てはまる…
ある参考書が売れている。 「小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる」という本。 学校では習わない、驚きの暗算方法が身につくという。 小学生が…
40年にわたる中学受験指導歴をもつ元塾講師の方から話を聞く機会があり、印象に残ったことを紹介したいと思います。 大手塾で長年算数を教え、責任者を務めた方です。…
4月になり、新学年が開始。 中学受験した場合、中学に入学したら目標達成ではなく、中高一貫校での新たな競争の始まり。 4/11の日経夕刊に、東進ハイスクールの先…
中学受験塾エルカミノの村上代表が語る、難関校合格の秘訣と指導方針について紹介します。 エルカミノは、1学年100人ちょっとで難関中に特化した少数精鋭の塾。 2…
見守る子育て研究所所長で教育家の小川大介氏が雑誌の対談記事の中で、低学年からの塾通いについて語っていたことを紹介したいと思います。 小川氏については当ブログで…
中学受験塾の合格校の偏差値と合格者数から、平均偏差値を算出して評価したデータを見る機会がありましたので、紹介したいと思います。 算出の考え方 塾生の合格校の…
SAPIXよりも難関中合格率が高い塾があります。 以前このブログでもデータで比較したことがありました。『SAPIXよりも難関中合格率が高い塾』今日2月11日は…
湾岸タワーマンションに住む人々の悲哀を描いた「タワマン文学」 その先駆者ともいわれる、窓際三等兵氏のインタビュー記事から、印象に残ったことについて書きたいと思…
しばしば、SAPIXや早稲アカは難関校志向、四谷大塚と日能研は難関校から一般校まで万遍なく抑えている、などと言われます。 合格校のボリュームゾーンとなる偏差値…
4月4日の日経夕刊に、森上教育研究所の森上所長による「受験のリアル」(中学偏)というコラムと、ハナマルキャリア総合研究所代表による「就活のリアル」というコラム…
小6までラグビーを続け、2023年に中学受験した男の子の話を聞く機会がありましたので、紹介したいと思います。 ラグビーと中学受験 小さい頃からラグビース…
先日の続きです(先日の記事は↓)。 『SAPIXがハイレベル過ぎて転塾を考える母親の相談』中学受験する子どものことで悩む母親が、教育ジャーナリスト・おおたとし…
先日、中学受験を乗り越えるためのキーワードは「成熟度」と「素直さ」だという話がありました。 『我が子は中学受験に向いているか』「わが子が中学受験に向いているか…
中学受験する子どものことで悩む母親が、教育ジャーナリスト・おおたとしまささんに進路相談、という記事がありましたので紹介します。 おおた氏は、「勇者たちの中学受…
「わが子が中学受験に向いているか否かの判断がつきません。」という親に対し、中学受験のプロ家庭教師「きょうこ先生」こと安浪氏は、次のように答えていました。 き…