中学受験で志望校を選ぶ際、中高一貫校の大学進学実績が一つのポイント。 系列の大学にエスカレーター式に進学できる場合を除き、大学受験することが前提となります。 …
受験生の親として中学受験に関わりました。 本人は、小4からSAPIX通塾、2022年2月 最難関中学(S67&70)に合格しました。
子どもの受験に伴走する中で、子どもが苦手だった国語について研究しました。 文系サラリーマンの親にとっては、中学受験の算数や理科はとても難しく感じました。 国語…
夏休みが終わると、9月以降、過去問を含めた入試問題演習が本格スタートします。 9月から12月(冬期講習前)まで16週あります。 塾での演習とは別に、家で過去問…
99%の子どもは中学受験に向いていない。 中学受験指導歴40年の専門家によれば、子どもが「勉強が嫌い」なのは普通、もし「勉強が好きでたまらない」という小学生が…
夏休みも佳境に差し掛かりました。 中学受験では、秋以降、過去問演習や入試に向けた対策が本格化します。 中受の専門家は、「夏休みの間に弱点を克服しておくことが最…
国語の問題は二度と同じ問題は出ないので、算数と違ってそれほど気合を入れて復習しなくていい。 最初の頃はそう思っていました。 しかしその後、子どもの受験に伴走す…
国語は人によって感じ方が異なり答え方も違うので、算数と違って答えが一つに決まらない。 筆者の感性に合わないと正解できない。 国語にはそんなイメージがつきまとい…
国語は感性で解くものだから勉強しようがない。 もしそう思っているとしたらもったいないと思います。 息子の受験に付き合って3年間伴走してきました。 息子は典型的…
中学受験において国算理社4科目のうち、最も重要な科目は何かと聞かれれば、算数だと答えます。 子どもの受験に3年間伴走した経験から、最も点差が付きやすく、最も時…
吉祥寺を中心に都内に展開する進学塾VAMOSの代表である富永雄輔氏が言っていた「子どもの算数力を伸ばすコツ」について取り上げたいと思います。 「ひとりっ子の学…
、以前、中学受験で算数が得意な子と苦手な子の決定的な違いについて、灘中合格者数日本一を誇る浜学園の学園長の話を紹介したことがありました。 橋本学園長の著書もあ…
前回ブログで、子どもの中学受験をサポートする上で、親が、勉強する内容と量を調整し、管理するのがポイントということを書きました。 言うのは簡単ですが、明確な将来…
子どもの中学受験に伴走してきた経験から、子どもの精神的・肉体的な負担は大きかったと感じます。 平日は、学校が終わった後、週に何日も塾に通い、何時間もの授業を受…
中学入試は4科目での受験が多く、科目間でどうバランスさせるかという話をブログで書きました。 子どもの得意科目や苦手科目と模試の点数が必ずしも一致しないこともあ…
ある幼児教室で、低学年でも解ける中学受験問題としてサイコロの問題が紹介されていました。 この教室では、就学前から小学生低学年を対象に親子が共に学び、暗記やテク…
先日の続きで、サピックス・オープン(SO)模試のデータから、科目間のバランスについて考えてみたいと思います。 前回と同じく、2021年秋冬のSO模試4回の平均…
子どもが中学受験を終えた親同士で話すと、 「考えてみれば、小学生のうちから週に何度も夜遅くまで塾通い、しかも夕食がお弁当とか、夜遅く帰宅してから食事なんてちょ…
中学入試において、一般に、算数は点数のばらつきが大きく、国語は差が付きにくく、理社はばらつきが小さいというイメージがあります。 そこで、実際の模試データを見て…
簡単で効率的、誰でもスイスイできるようになる、最強の勉強法。 あったらいいのですが…。 経験上、そんなものは存在しないということだけは確か。 巷には勉強法に関…
ある幼児教室(年少から小学校低学年が対象)のHPで、幼児でも解ける中学入試の問題として、魔方陣の問題が紹介されていたので、取り上げてみたいと思います。 魔方陣…
以前、開成、東大、MITという経歴を経て、現在、アメリカ(NASA)で宇宙開発の最先端の仕事に携っている小野雅裕氏について取り上げたことがありました。 「身近…
首都圏中学受験では、私立/国立中及び公立中高一貫校が全部で300以上あり、日程が重複しなければ何校でも受けることができ、同じ学校が複数の日程を設定している場合…
一昨日、子どもの『わかった』は当てにならないということを書きました。 テストでどのような形で聞かれても答えられるようになっている状態が本当に「理解した」状態だ…
息子は負けずぎらいで、点数に対するこだわりが強すぎるといっていいほど強くもっていました。 目先のテストの点数に一喜一憂する、典型的なタイプ。 それは中学に進級…
経験上、「わかった?」と聞いて、子どもが「わかった」というほど当てにならないものはありません。 わかっているはずなのに、実際にテストになると点が取れないことは…
前回、中学受験の中で身に付けるのは抽象化能力だということを書きました。 個人差があると思いますが、10~12歳の子どもは人生経験に乏しく精神的にもまだまだ未熟…
子どもの受験に伴走し、親の自分も横で一緒に問題を考えていました。 そうしていると、何が強みで何が弱みなのか、どこまで理解できていて、何が引っかかっているのかと…
会社でわりと近い世代で飲みに行くと、不動産の話しとともに子どもの教育がよく話題になります。 親自身が中学受験を経験し、子どもにも中学受験させたというパターンも…
「割合」は中学受験算数の最重要単元の一つ。 サピックスの小5の算数で、「割合」の単元の3回目くらいではこんな問題が出てきます。 問題原価400円の品物に定価を…
中学受験算数で頻出の食塩水問題。 食塩水に水や食塩を加えて濃度の計算をしたり、濃さの違う食塩水を混ぜて濃度を計算したりする問題です。 中学受験算数の重要単元の…
中学受験生が小5に習う「割合」は算数の最重要単元の一つですが、苦手とする子は多いようです。 割合を使った問題の典型は、相当算と言われるもので、例えば次のような…
息子が受験した2022年の開成中の算数に次のような問題がありました。 問題:サイコロを4回振るとき、1回目から4回目までの目の出方は全部で1296(6を4回か…
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中学受験で志望校を選ぶ際、中高一貫校の大学進学実績が一つのポイント。 系列の大学にエスカレーター式に進学できる場合を除き、大学受験することが前提となります。 …
中学受験で大学附属の学校を目指すのであればドコドコ以上のところがいいと言う話を聞くことがあります。 その理由は、就活のときの学歴フィルターの存在です。 会社に…
中受塾の合格実績において、開成合格者数と筑駒合格者数を比べてみると、殆どの場合、前者の方が後者よりも多くなっている。 ともに入試が難しい学校の代表格で、募集人…
受験において塾の選択はとても重要。 大手塾の場合、通える校舎が複数あったり選択できたりする場合があります。 塾が決まっても、その中でどの校舎にするか迷うことも…
中受算数問題の難化。 今に始まったことではないと思いますが、20年前の開成の問題が今では「標準」。 年々難化を繰り返し、受験生の負担が増加してきました。 「中…
受験にチャレンジするという目標を立て、その目標を達成するまでの道のりを一言でお言い表すのは難しいと思います。 決して平たんで歩きやすい道だったわけではなく、む…
この問いに対する自分なりの答えを持てるか(持っているか)。 小学生の子どもが受験生の場合、受験が自分事になりにくいところがあると思います。 未だ人生経験が短く…
受験塾には志望校合格のメソッド、ノウハウがあります。 動画配信もありますが、対面でのライブ授業の方が感じが出ます。 塾では、入試に出る最も重要なところを取り上…
受験塾では、授業ときに小テストが行われることがあります。 中学受験のときに子どもが通っていた塾では、授業前に毎回、算数の小テストがありました。 そのほかの科目…
子どもが入試が難しい学校に合格できた理由としてはいろいろ考えられますが、決め手を特定することは難しいと感じます。難関校の受験生は、一部を除き、誰が受かってもお…
最近、仕事で繋がりがある人から相談というかグチを聞かされた。 その人は有名大を出てピカピカな会社に勤めている。 一般にはエリート社員、と言える。 聞くと、社内…
子どもを学習塾に通わせていると、塾との関わりを考える機会があります。 塾により様々ですが、定期的に子どもの塾での様子や留意点などを各家庭にこまめにフィードバッ…
前回からの続きです。 子どもが中受塾に入塾して半年ごとの塾のテストの偏差値を比較していました。 当初半年間の平均を基準として、半年ごとに見て、どれくらい変化し…
子どもが小3の冬に中学受験をスタートしました。 大手塾に入って3年間。 塾では毎月テストがあり、順位や偏差値が出ました。 各回ごとの変動が大きいため、偏差値は…
仕事の関係で接点がある人と雑談をしていて、受験や教育が話題になることがあります。 意外なところで小学校受験や中学受験に関わったという人がいて新たな発見もありま…
我が家では子どもが小3の冬、小4になる直前から中学受験をスタートしました。 子どもが通っていたS塾では毎月のようにテストがありました。 主として内部生が受ける…
経済的な余裕がないと中学受験は大変だと言われる。 塾の費用はかなりかかりました。 学年が進むと雪だるま式に増えますし、受験や入学以降の費用もかかります。 今年…
2025年の首都圏中学受験者数は6万2200人、受験率は21.5%でした(日能研調べ)。 2024年が6万5600人(受験率22.7%)だったので、数も比率も…
以前、ある親子の話を取り上げましたが、その続きです。 高学歴な父親の過剰な介入により子どもが勉強嫌いになったケースでした。 その家にはもうひとり子どもがいまし…
子どもの受験に伴走した経験から思うのは、今の中学受験はある程度親が関与しないと難しいということと、親が仕事をしていても(仕事をしているからこそ)できることはあ…
前回、前々回と開成と筑駒の卒業生の大学進学先について取り上げました。 開成と筑駒では1学年の定員数が大きく違うので(400名と160名)、実数ではなく、以下、…
筑駒は、難関大に大勢の生徒を送り出すことを主眼とした「進学校」ではありませんが、学校HPには卒業生の進学状況が掲載されています。 大学の学部別に合格者数と進学…
学校HPに卒業生の進学先の大学が学部別に掲載され、現役と既卒者の内訳ものっています。 1人で何校も受かったデータが含まれる「合格実績」ではなく、実際に進学した…
前回と前々回、「好き」という感情は記憶力を高め、逆に「嫌い」という感情は記憶力が低下するという話を取り上げました。 ある科目が一旦「嫌い」になってしまったら、…
前回、ポジティブな感情が記憶力を活発化させるという話を取り上げました。 「好きな勉強」はどんどんはかどり、学習したことがよりよく定着していく…。 すると問題が…
脳の中に、「扁桃体」(へんとうたい)とよばれる、アーモンドの形の器官(神経細胞の集まり)がある。 ここは感情をつかさどるところで、「快・不快」を生み出す。 人…
ネット記事を読んでいて、ある教育心理学の専門家の方が書かれていたことを読んで腑に落ちるところがありましたので取り上げてみたいと思います。 専門家が指摘するとこ…
中学受験で御三家と言われるような、超難関校に通う子はどんな子なのか?と聞かれることがあります。 そうした学校に通う子ども達やその親をリアルに知っているので、何…
前回、会社の採用面接について書いた。 今回は、私立小の「お受験」での保護者面接について取り上げてみたい。 突拍子もない感じがするかもしれませんが、この2つの面…
この時期、企業の採用活動が本格化している。 6月からは面接が解禁となった。 採用選考で面接官をする機会があり、志望する学生と面談することがある。 選考プロセス…
19世紀に、イギリス人のサミュエル・スマイルズという人が書いた、「自助論」という本がある。 「天は自ら助くる物を助く。」で始まる一節は、聞いたことがあるかも知…
今年の開成中の入試(算数)で、「1から9までの数字と四則演算を使って2024を作れ」という問題が出ました。 「1つの数字を2個以上使えない」「2個以上の数字を…
子どもの中学受験に伴走した経験は、改めて家庭における親(父親)の役割について考える機会にもなりました。 受験は競争の世界なので、どうしても、他の子、他の家庭の…
子どもの中学受験に伴走していました。 受験が終わり、周りの知人から『中学受験をして一番良かったことは何?』と聞かれたら何と答えるだろうか。 息子が○○中に受か…
中学受験の弊害としてしばしば指摘されることとして、入試で出題される算数の問題が、あまりに「特殊で独特な」問題になっていて意味がない、というものがあります。 最…
子どもの受験に伴走し、また自身の資格試験での経験から、夜寝る前に暗記モノを集中的にやることと、朝起きて朝食前に計算や論理的思考力など頭を使う学習をするのが効果…
子どもの中学受験が終わると、親も子もそれまでの「受験一色」の生活から変わりました(解放された、と言った方がいいかもしれない)。 子どもは「中高一貫校」という全…
先日に続いて、今の学生に人気のある就職先の会社について、経済誌によるアンケート(2025年卒業予定の主要国公立及び私率の学部生及び院生5000人以上への調査)…
問題を解くまではいいが、答え合わせをして間違えると、落ち込む、苦痛を感じる、拒絶反応が出る、学習意欲がなくなる…。 中学受験の専門家によれば、そうした子どもの…
中学受験の先には大学への進学(場合により大学受験)があり、その先には就職があります。 もちろん大学を卒業しても就職せずに、研究する、留学する、各種国家資格を取…