中学受験で志望校を選ぶ際、中高一貫校の大学進学実績が一つのポイント。 系列の大学にエスカレーター式に進学できる場合を除き、大学受験することが前提となります。 …
受験生の親として中学受験に関わりました。 本人は、小4からSAPIX通塾、2022年2月 最難関中学(S67&70)に合格しました。
中学受験算数において、範囲が非常に広く、難易度の幅も大きいのが『図形』です。 入試で『図形』が出題されない学校はほとんどないので、中学受験算数のまさに生命線。…
正答率40%の問題をクリアできれば「偏差値60の壁」を越える?
7/25の日経新聞のコラムに出ていた話を検証してみたいと思います。 森上教育研究所の森上展安氏が紹介していた、『正答率40%程度の問題をしっかり正答できるよう…
中学受験算数では、『計算』『比』『割合』は基本中の基本だと思います。 これらに関係するという意味で分数はかなり重要で、一刻も早く習得しておくのがよいと考えます…
下剋上受験で有名な桜井信一氏が、産経新聞で「攻める中学受験」と題した連載記事を書いています。 読んで思うところがあり、これについて書きたいと思います。 <記事…
赤球、青球、黄球が2個ずつ6個あるとき、同じ色の球が隣り合わない並べ方は何通り?
「場合の数」は、中学受験算数の頻出分野の一つで、特に難関中学では合否を分ける大事な分野になります。 ですが、経験上、模試や塾のテストでの正答率は高くなく、場合…
今年の中学入試で受験者数を増やした学校について取り上げてみたいと思います。 都内では、日本学園(男子校、+885人)が最も前年比で増加が大きくなりました。 次…
【中学入試】2種類の数字だけでつくられる4けたの数はいくつある?
ユーチューブで、ある中学入試問題が取り上げられていました。 2022のように2種類の数字だけでつくられる4けたの数はいくつあるか、という問題。 解説では、小学…
学校HPによれば、2024年度入学試験(中高)の応募資格が一部変更されました。 従来の応募資格では、「小学校・中学校またはこれに準ずる学校を卒業見込みの男子」…
ある雑誌に、中学受験を考えたときに、いつからどんなことにより組んだらよいか、目指す学校群毎のモデルケースが紹介されていました。 例えば、最難関校(御三家など)…
今週出たある経済誌で中高一貫校の特集が組まれています。 全国300の塾を対象に専門誌の記者が取材した結果をまとめたもので、中高一貫校の【最新序列】がマップ化さ…
中学受験する動機が多様化しています。 よくあるのは、学歴をつけさせたい、親がこの学校だから、あるいは子どもをその学校に入れさせたいというもの。 大学進学に有利…
親子で中学受験に向き合った3年間を通じて、いろいろと大変なことも多かったですが、難しい中学入試問題を一緒に考える中で、問題を解く楽しみのようなものがあったと思…
ネットで中学入試問題を見ていたら、「0.36666… を分数で表せ」という問題がありました。 循環小数については、規則性ともからめやすいので、中学入試で出てき…
学習に対する意識が低かったり、向き合う姿勢ができていなかったりすると、いくら時間をかけても成績は向上しません。 思うように成績が上がらないから勉強に身が入らな…
中学受験において、特に難関中を受験する場合には、通塾はほぼ必須になると思います。 塾なしで難関中にチャレンジすることも不可能ではないと考えていますが、例外的だ…
難関校入試の問題をみると、一見塾で習う典型問題のように見えて、実は違う解き方をする問題をあえて出しているところがあります。 例えば、男子御三家の一つで、次のよ…
数学好きの高校生が競う、国際数学オリンピックが20年ぶりに日本で開催され、日本代表6人が金2個、銀3個、銅1個のメダルを獲得しました。 世界112カ国・地域の…
中受専門塾スタジオキャンパスを主催する矢野耕平氏は、その著書『令和の中学受験 保護者のための参考書』の中で、「塾は学力を伸ばす場ではあるが、じつは塾通いを始め…
2000人以上の子どもを有名小学校合格に導いてきた実績を持つ、二児の母で東大卒・幼児教育コンサルタントの大原英子氏が、子育てについて書いていた内容に共感すると…
中学受験でぐんぐん伸びていく子と伸び悩む子の一番の違いは、幼児期・低学年の過ごし方?
最難関校に2500人以上を合格させてきたカリスマ家庭教師の西村則康氏と辻義夫氏の最新刊『中学受験の成功は幼児期・低学年がカギ!「自走できる子」の育て方』の紹介…
以前、東京大学のアドミッションポリシーについて取り上げました。『最高学府のアドミッションポリシー(入学者受入れ方針)』日本の最高学府、東京大学が掲げるアドミッ…
7月に入り、暑さが増してきました。 我が家の経験から、中学受験では2つの意味でこの時期がターニングポイントだったように思います。 一つ目は、小6の夏までのとこ…
中学受験では、通塾している場合、塾の授業でしっかり聞いて理解し、家庭で復習して定着化することが重要ですが、それを「テスト」で確認していくことになります。 中学…
日本の最高学府、東京大学が掲げるアドミッションポリシー(大学の理念や目的に照らして入学者に求める能力・適性を示したもの)について取り上げたいと思います。 「高…
今週、日経夕刊で教育ジャーナリスト・後藤健夫氏が共通テストについてコラムを書いていましたが、共通テストで測ろうとしている課題解決能力は、中学入試の傾向にも関係…
受験指導歴30年以上の教育専門家・小川大介氏によれば、中学受験に大きな変化がおきていると指摘。 今の中学受験では、一様に難関校を目指すのではなく、子どもの学力…
子どもの大学進学を考えた場合、中高一貫校に進学すれば、高校受験がなく、6年間かけて大学受験対策ができる、あるいは大学受験すらなくそのまま系列の大学に進学できる…
「中学入試レベル 大人の算数トレーニング」という本に出ていた問題で、頭を悩ませていた問題がありました。 中学入試レベル 大人の算数トレーニング (ディスカヴァ…
市販の中学受験情報誌や中学受験案内には、学校に関する情報が掲載されていますが、大抵、中高一貫校の大学合格実績が掲載されています。 一覧表で学校毎に大学合格率を…
多数の方々に訪問頂き感謝です! 当ブログでは、子どもの中学受験に3年間伴走してきた経験に基づき、中学受験や教育など幅広く様々な情報を発信しています。 我が家の…
息子の中学受験に伴走した経験から、親も子どもと一緒に中学入試問題を考えていて、こうした問題の中には、物の見方や発想力を鍛えられる良問が数多くあると感じました。…
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中学受験で志望校を選ぶ際、中高一貫校の大学進学実績が一つのポイント。 系列の大学にエスカレーター式に進学できる場合を除き、大学受験することが前提となります。 …
中学受験で大学附属の学校を目指すのであればドコドコ以上のところがいいと言う話を聞くことがあります。 その理由は、就活のときの学歴フィルターの存在です。 会社に…
中受塾の合格実績において、開成合格者数と筑駒合格者数を比べてみると、殆どの場合、前者の方が後者よりも多くなっている。 ともに入試が難しい学校の代表格で、募集人…
受験において塾の選択はとても重要。 大手塾の場合、通える校舎が複数あったり選択できたりする場合があります。 塾が決まっても、その中でどの校舎にするか迷うことも…
中受算数問題の難化。 今に始まったことではないと思いますが、20年前の開成の問題が今では「標準」。 年々難化を繰り返し、受験生の負担が増加してきました。 「中…
受験にチャレンジするという目標を立て、その目標を達成するまでの道のりを一言でお言い表すのは難しいと思います。 決して平たんで歩きやすい道だったわけではなく、む…
この問いに対する自分なりの答えを持てるか(持っているか)。 小学生の子どもが受験生の場合、受験が自分事になりにくいところがあると思います。 未だ人生経験が短く…
受験塾には志望校合格のメソッド、ノウハウがあります。 動画配信もありますが、対面でのライブ授業の方が感じが出ます。 塾では、入試に出る最も重要なところを取り上…
受験塾では、授業ときに小テストが行われることがあります。 中学受験のときに子どもが通っていた塾では、授業前に毎回、算数の小テストがありました。 そのほかの科目…
子どもが入試が難しい学校に合格できた理由としてはいろいろ考えられますが、決め手を特定することは難しいと感じます。難関校の受験生は、一部を除き、誰が受かってもお…
最近、仕事で繋がりがある人から相談というかグチを聞かされた。 その人は有名大を出てピカピカな会社に勤めている。 一般にはエリート社員、と言える。 聞くと、社内…
子どもを学習塾に通わせていると、塾との関わりを考える機会があります。 塾により様々ですが、定期的に子どもの塾での様子や留意点などを各家庭にこまめにフィードバッ…
前回からの続きです。 子どもが中受塾に入塾して半年ごとの塾のテストの偏差値を比較していました。 当初半年間の平均を基準として、半年ごとに見て、どれくらい変化し…
子どもが小3の冬に中学受験をスタートしました。 大手塾に入って3年間。 塾では毎月テストがあり、順位や偏差値が出ました。 各回ごとの変動が大きいため、偏差値は…
仕事の関係で接点がある人と雑談をしていて、受験や教育が話題になることがあります。 意外なところで小学校受験や中学受験に関わったという人がいて新たな発見もありま…
我が家では子どもが小3の冬、小4になる直前から中学受験をスタートしました。 子どもが通っていたS塾では毎月のようにテストがありました。 主として内部生が受ける…
経済的な余裕がないと中学受験は大変だと言われる。 塾の費用はかなりかかりました。 学年が進むと雪だるま式に増えますし、受験や入学以降の費用もかかります。 今年…
2025年の首都圏中学受験者数は6万2200人、受験率は21.5%でした(日能研調べ)。 2024年が6万5600人(受験率22.7%)だったので、数も比率も…
以前、ある親子の話を取り上げましたが、その続きです。 高学歴な父親の過剰な介入により子どもが勉強嫌いになったケースでした。 その家にはもうひとり子どもがいまし…
子どもの受験に伴走した経験から思うのは、今の中学受験はある程度親が関与しないと難しいということと、親が仕事をしていても(仕事をしているからこそ)できることはあ…
前回、前々回と開成と筑駒の卒業生の大学進学先について取り上げました。 開成と筑駒では1学年の定員数が大きく違うので(400名と160名)、実数ではなく、以下、…
筑駒は、難関大に大勢の生徒を送り出すことを主眼とした「進学校」ではありませんが、学校HPには卒業生の進学状況が掲載されています。 大学の学部別に合格者数と進学…
学校HPに卒業生の進学先の大学が学部別に掲載され、現役と既卒者の内訳ものっています。 1人で何校も受かったデータが含まれる「合格実績」ではなく、実際に進学した…
前回と前々回、「好き」という感情は記憶力を高め、逆に「嫌い」という感情は記憶力が低下するという話を取り上げました。 ある科目が一旦「嫌い」になってしまったら、…
前回、ポジティブな感情が記憶力を活発化させるという話を取り上げました。 「好きな勉強」はどんどんはかどり、学習したことがよりよく定着していく…。 すると問題が…
脳の中に、「扁桃体」(へんとうたい)とよばれる、アーモンドの形の器官(神経細胞の集まり)がある。 ここは感情をつかさどるところで、「快・不快」を生み出す。 人…
ネット記事を読んでいて、ある教育心理学の専門家の方が書かれていたことを読んで腑に落ちるところがありましたので取り上げてみたいと思います。 専門家が指摘するとこ…
中学受験で御三家と言われるような、超難関校に通う子はどんな子なのか?と聞かれることがあります。 そうした学校に通う子ども達やその親をリアルに知っているので、何…
前回、会社の採用面接について書いた。 今回は、私立小の「お受験」での保護者面接について取り上げてみたい。 突拍子もない感じがするかもしれませんが、この2つの面…
この時期、企業の採用活動が本格化している。 6月からは面接が解禁となった。 採用選考で面接官をする機会があり、志望する学生と面談することがある。 選考プロセス…
19世紀に、イギリス人のサミュエル・スマイルズという人が書いた、「自助論」という本がある。 「天は自ら助くる物を助く。」で始まる一節は、聞いたことがあるかも知…
今年の開成中の入試(算数)で、「1から9までの数字と四則演算を使って2024を作れ」という問題が出ました。 「1つの数字を2個以上使えない」「2個以上の数字を…
子どもの中学受験に伴走した経験は、改めて家庭における親(父親)の役割について考える機会にもなりました。 受験は競争の世界なので、どうしても、他の子、他の家庭の…
子どもの中学受験に伴走していました。 受験が終わり、周りの知人から『中学受験をして一番良かったことは何?』と聞かれたら何と答えるだろうか。 息子が○○中に受か…
中学受験の弊害としてしばしば指摘されることとして、入試で出題される算数の問題が、あまりに「特殊で独特な」問題になっていて意味がない、というものがあります。 最…
子どもの受験に伴走し、また自身の資格試験での経験から、夜寝る前に暗記モノを集中的にやることと、朝起きて朝食前に計算や論理的思考力など頭を使う学習をするのが効果…
子どもの中学受験が終わると、親も子もそれまでの「受験一色」の生活から変わりました(解放された、と言った方がいいかもしれない)。 子どもは「中高一貫校」という全…
先日に続いて、今の学生に人気のある就職先の会社について、経済誌によるアンケート(2025年卒業予定の主要国公立及び私率の学部生及び院生5000人以上への調査)…
問題を解くまではいいが、答え合わせをして間違えると、落ち込む、苦痛を感じる、拒絶反応が出る、学習意欲がなくなる…。 中学受験の専門家によれば、そうした子どもの…
中学受験の先には大学への進学(場合により大学受験)があり、その先には就職があります。 もちろん大学を卒業しても就職せずに、研究する、留学する、各種国家資格を取…