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映画貧乏日記 https://cinemaking.hatenablog.com/

映画貧乏からの脱出は可能なのだろうか。おそらく無理であろう。ならばその日々を日記として綴るのみである。・・・というわけで、主に映画館で観た映画のレビュー(感想)を書いています。

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2022/07/21

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  • 「サブスタンス」

    「サブスタンス」2025年5月29日(木)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後1時35分より鑑賞 ~超過激なホラー映画の怪作。エグさの向こうに見える激しい怒り 話題の映画「サブスタンス」をようやく観た。聞きしに勝る超刺激的なホラー映画だった。 50歳になった元人気女優のエリザベス(デミ・ムーア)は、若返りを図るプロデューサー(デニス・クエイド)によってレギュラー番組からの降板を告げられてしまう。失意と焦りから彼女は再生医療「サブスタンス」に手を出し、薬剤を注射する。すると、背中が裂けて若い美女スー(マーガレット・クアリー)が現れる。若さと美貌に加え、これまでのエリザベスの経験を持つスーは、…

  • 「事実無根」

    「事実無根」2025年5月22日(木)K's cinemaにて。午後2時30分より鑑賞(B-7) ~京都の実在の喫茶店を舞台にした、とびきり温かくてユーモラスなドラマ 久々に受注した仕事を終えた5月19日の午後。「さて、映画館に行こうかな」と思ったのだが、どうにも調子が悪い。ふだんから体調が万全などということはないのだが、この日は殊更に調子が悪い。なので、映画館に行くのはやめにして、家でおとなしくしていた。 ところが、翌日になったらますます体調が悪くなってしまった。胃腸の具合が悪いし、何だかだるい。というので、この日も自宅待機。 翌日になって、少し良くなったのでちょっと外出してみたものの、途中…

  • 「未完成の映画」

    「未完成の映画」2025年5月14日(水)池袋シネマ・ロサにて。午後12時55分より鑑賞(CINEMA ROSA 2/C-8) ~映画撮影中に襲うパンデミックの恐怖。コロナ禍をリアルに描いたフェイクドキュメンタリー 先日、「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」をもう一度観てきた。初見ではわかりにくかったところもほぼ理解できて、改めて良い映画だと思った。買いたかったパンフレットが売り切れで、入手できなかったのが残念だったけれど。 さて、前回取り上げたジャ・ジャンクー監督の「新世紀ロマンティクス」の終盤は、2020年のコロナ禍を背景としたドラマだったが、そのコロナ禍そのものに焦点を当てたのが、…

  • 「新世紀ロマンティクス」

    「新世紀ロマンティクス」2025年5月9日(金)Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下にて。午後1時10分より鑑賞(7F/D-11) ~時代の空気がリアルに映し出されたジャ・ジャンクー監督の集大成的作品 ジャ・ジャンクー監督の「一瞬の夢」(1997年)を観た時はぶっ飛んだ。かつてのATG映画を彷彿させるインディーズの香り漂う作品で、「中国にこういう映画があるのか」と驚いたものだった。 それ以来、「プラットフォーム」「青の稲妻」「世界」「長江哀歌」「四川のうた」「罪の手ざわり」「山河ノスタルジア」「帰れない二人」と、ほとんどの作品を鑑賞してきた。彼の作品の多くは、中国の変わりゆく社会とそれに翻弄さ…

  • 「ロザリー」

    「ロザリー」2025年5月6日(火・祝)新宿武蔵野館にて。午後2時50分より鑑賞(スクリーン1/B-8) ~ヒゲを生やして自己を解放する女性のたくましい姿 「うちの女房にゃ髭がある」という映画がある。1936年(昭和11年)公開の千葉泰樹監督の日活映画で、恐妻家のサラリーマンと妻とのドタバタ劇とのこと。映画は観ていないのでよく知らないのだが、主演を演じた杉狂児と美ち奴の歌った同名の主題歌はなぜか知っている。YouTubeにもあるが、きわめてノーテンキな歌である。 ともあれ、この場合の「髭がある」というのはあくまでも比喩だが、実際にヒゲを生やした女性がいたのだという。19世紀フランスに実在したク…

  • 「KIDDO キドー」

    「KIDDO キドー」2025年5月2日(金)新宿シネマカリテにて。午後2時30分より鑑賞(スクリーン1/A-6) ~疎遠だった母娘の不器用な交流とすれ違いを独特のタッチで描いたロードムービー 今年のアカデミー監督賞を受賞した「ANORA アノーラ」のショーン・ベイカー監督が絶賛したという映画が「KIDDO キドー」だ。オランダのザラ・ドヴィンガー監督の長編デビュー作でベルリン国際映画祭に出品された。母と娘によるロードムービーである。 オランダの児童養護施設で暮らす11歳の少女ルー(ローザ・ファン・レーウェン)のもとに、離ればなれになっていた母のカリーナ(フリーダ・バーンハード)が突然やって来…

  • 「異端者の家」

    「異端者の家」2025年4月28日(月)TOHOシネマズ 池袋にて。午後2時より鑑賞(スクリーン4/D-7) ~若い2人のシスターの受難。「ラブコメの帝王」ヒュー・グラントがブチ切れた演技を披露 映画館に行けばA24に当たる、というぐらい目立つA24製作の作品。「異端者の家」はお得意のスリラー映画。「クワイエット・プレイス」の脚本家コンビ、スコット・ベック&ブライアン・ウッズが脚本を書き、監督を担当した。 布教中の若い2人のシスター、パクストン(クロエ・イースト)とバーンズ(ソフィー・サッチャー)は森に囲まれた一軒家を訪れる。ドアベルを鳴らすと、出てきたのはリード(ヒュー・グラント)という気さ…

  • 「おどる夫婦」を観劇!

    新宿・歌舞伎町のTHEATER MILANO-Zaにて蓬莱竜太作・演出の「おどる夫婦」を観劇してきた。最近は映画ばかりで、演劇の舞台を観るのはいつ以来だろう? 実は、この作品のことを知ったのは伊藤蘭関連の情報からだった。伊藤蘭がこの舞台に出演するという。考えてみれば、コンサートやテレビドラマでの伊藤蘭は観ているものの、舞台は一度も観ていない。一度ぐらいは観てみたい。 そう思ったものの、なにせ人気の劇作家の蓬莱竜太が作・演出、14年ぶりの競演だという長澤まさみ、森山未來がダブル主演。その他の出演者は伊藤蘭に加え、松島聡、皆川猿時、小野花梨、内田慈、岩瀬亮、内田紳一郎。これは絶対にソールドアウトに…

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