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いつも困っている https://torinico.hatenablog.com/

三人姉妹と妻と育児と家事と僕 いつも困っている日々を楽しく生きる!

長女が生まれてすぐにアメリカ(ボストン)に二年、双子が生まれて帰国しました。 育児も少し落ち着いてきたので、育児と主夫のブログをはじめてみました。 楽しんでいただければ幸いです。

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名古屋市
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北海道
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2022/02/01

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  • ランドセルに困る!<4>(双子篇)<好きなランドセルを買おう!>

    ランドセルに困る!<3>(双子篇)の続きです。 双子は何かとお金がかかる。日々の生活であれば多少の節約を双子に強制してしまうけれども、ランドセルくらいは好きなランドセルを買ってあげたいと思った。いつもであれば、楽天やアマゾンのセールやポイントアップのときに買うのに、ランドセルはちゃんと店舗で買ってあげたいというのも、つまりは僕の罪悪感からきているのだろう。双子には我慢させてしまうことが多い。ランドセルに夢を膨らませている双子に「好きなランドセルを選びなよ」と僕は言った。 困ったことがあった。 「好きなランドセル選んでいいからね」と次女三女に言うと、三女がどこからか長女のときにいただいたランドセ…

  • ランドセルに困る!<3>(双子篇)<入学準備も懐が痛い>

    ランドセルに困る!<2>(双子篇)の続きになります。 双子が幼稚園に通うことは回避することができた。幼稚園が嫌だと言うわけではない。幼稚園は保育がメインではないため、働いていると仕事に多少の支障はでるにしても、在宅ワークなどの場合はどうにかなる部分もある。また、幼稚園によっては環境などが素晴らしいこともあるし、枠が限定されているとはいえ延長保育もしてくれる。それに公立保育園にはないバス送迎サービスがあるのも嬉しいことだった。幼稚園の制服を見ながら、次女三女が制服を着たらさぞ可愛いだろうと想像することもあった。しかし、問題は費用だ。幼保無償化といえども、なんだかんだと初年度は1人40万円くらいか…

  • ランドセルに困る!<2>(双子篇)<多胎児割引などはないものだろうか?>

    二日に一回の投稿と決めているのに、前回は1日早く投稿してしまったため、なんだか落ち着かなかった。そのため、調整のために1日あけました。別にどうでもいいことなのに、こういうことが気になって仕方ない。気になったときには言語化して修正するのが一番だ。 ランドセルに困る!<1>(双子篇)の続きになります。 育児というのはお金がかかるものだけれども、1人よりも2人、2人よりも3人という感じでどんどんかかるのは、想像力がない人でも分かる話だと思う。中でも双子などの多胎児の場合は、歳の差によるお下がりというのもあまりできないため、やりくりするのが難しく、ただただ費用が倍になることもある。幼稚園などの入学準備…

  • ランドセルに困る!<1>(双子篇)<双子の費用はいつでも倍>

    「双子はランドセルを楽しみにしている」(双子5歳7ヶ月) 困ったことがあった。 子供手当や三子以降への助成や補助金など、育児の費用面での優遇措置が増えている。大学等の学費にしても第三子がいると周囲からも「得したね」と言われることがある。とくに我が家のように年齢差が少ない状態で三人の子供がいると優遇措置が受けやすいようだが、まだまだ先のことだし、10年後にもその制度があるかどうかは分からないため、あまり当てにしてはならないとも思っている。 多子世帯への優遇があるのはとてもありがたい。そんなふうに思うのも、これまでの育児をしながら思うのは、ミルクやおむつにはじまり、ベビーカーやベビーベッドなどのベ…

  • 準備に困る!<6>(自閉症児篇)<早起きすぎる長女は準備が完璧だ>

    準備に困る!<5>(自閉症児篇)の続きになります。 長女は午前2時に起き、学校に行く準備を済ませてニコニコとしている。早起きのレベルではない。着替えから準備までどれをとっても落ち度はないのだけれど、午前2時にそれをやっているということにズレを感じる。長女のベッドには時計がある。この時計も、当初はアナログで針が夜光性のものにしたが、秒針が動く音が気になるということで、妻が長女と買い物にいってデジタルの時計を選んだで買い直したものだ。早く起きたとしても、この時計を見れば早く起きてしまったことは理解できるはずだ。しかし、長女は起きたら何時だろうが関係なく準備をはじめてしまう。 困ったことがあった。 …

  • 準備に困る!<5>(自閉症児篇)<生活能力が高いのだろうか?>

    準備に困る!<4>(自閉症児篇)の続きになります。 言語認識能力が低く、生活能力が高いとされている長女だけれども、僕はこのところ、その二つの評価に疑問を持っている。言語認識能力に関しては言葉の定義や長女のなりの観察などによる言葉の意味の把握などによって遠回りかもしれないが自閉症的な言語感覚を身につけているように思える。反面、生活能力に関してはひとつひとつはできるのだけれども、全体としてみるとぎこちないような、目的とはズレているような感じがある。どこかバラバラとでも言おうか。 困ったことがあった。 小学生に入学してからも、新しい環境であることも含めて、ことあるごとに長女に説明してきた。イベントの…

  • 準備に困る!<4>(自閉症児篇)<様子がちょっとおかしい>

    準備に困る!<3>(自閉症児篇)の続きになります。 長女が軽度知的障害として認定され、障害者手帳を交付されているのはいくつか理由がある。言語認識能力の低さが原因かどうかは分からないが、IQが低い。しかし、軽度知的障害はIQの低さだけで認定されるわけではない。他の要素が加味されることによって、長女よりIQが高くても軽度知的障害と認定されることもあるし、またはIQが低くとも他の能力が発達している場合には軽度知的障害とみなされないこともある。 長女が2回目の検査を受けたとき、言語認識能力の遅れは指摘され、IQも低かったのだけれども、生活能力の高さから軽度知的障害と認定するかどうかギリギリのラインだっ…

  • 準備に困る!<3>(自閉症児篇)<言語指示が全く分からないわけではない>

    準備に困る!<2>(自閉症児篇)の続きです。 長女の言語認識能力に対して、僕らは以前、言語指示が分からないだけで絵や写真などでは理解できるのではないか? と思っていたため、極力、絵や写真などの視覚支援と言われれる方法で長女に説明していた。そして、長女が発語できるようになると、言語認識能力を伸ばすために何度も丁寧に説明するというやり方に徐々にシフトチェンジしていった。すると、長女の言語認識能力は停滞することなく、3歳のときに1歳半遅れと言われた状態から5歳のときにもまた1歳半遅れと言われるような成長をしていた。これが何を指しているかというと、3歳から5歳の2年間、長女は言語能力が伸びたということ…

  • 準備に困る!<2>(自閉症児篇)<自閉症と言語認識>

    準備に困る!<1>(自閉症児篇)の続きになります。 長女が軽度知的障害と認定されるのは、第一にIQが低いというのがある。中でも言語認識能力が低いことは、検査を受ける前からも指摘されていたことでもある。もちろん、検査を受ける前から発達を確認する指標に照らし合わせていた僕らもちょっと変だなくらいには思っていたから、ボストンにいたときには発達の専門家に相談していた。そのときには週に一度、専門家の訪問があり、言語だけでなく自閉症傾向が指摘され、絵や色彩の能力が高いということも言われていた。 僕らとしては得意を伸ばすという方針でもなかったのだけれども、長女がお絵描きや工作を好むため、療育もお絵描きや自然…

  • 準備に困る!<1>(自閉症児篇)<IQと生活能力>

    「長女は、午前2時から学校に行く準備をしていた」(長女6歳7ヶ月) 困ったことがあった。 長女は自閉症と軽度知的障害の診断が出ている。軽度知的障害に関しては前々回のときに軽度知的障害として認定され、前回はIQだけなら軽度知的障害だが、他の生活能力などを加味すると軽度知的障害とされるかどうかのギリギリのラインということだった。このときは、前回はすでに障害者手帳を保持していたというのもあり、手帳を継続することで長女が受けられる療育の幅も増えることや、手帳のある環境が長女に良い影響を与えているということなどが加味され、軽度知的障害という認定はそのままとなった。 前回の認定時に、「次はもしかしたら、軽…

  • ダイアベティスに困る!<4>(ボストン篇)<国民皆保険とセルフケアとロカボ>

    ダイアベティスに困る!<3>(ボストン篇)の続きになります。 渡米前、さらにいうと長女が生まれる前、さらには妻が妊娠する前に、僕は糖尿病と診断された。当時、いろいろと精神的にも身体的にも疲弊状態が続いていて、自分ではただの疲労だと思っていたけれども、妻からすればどこか体に不具合があるのでは? と疑問を持ったようだった。人間ドックで糖尿病と診断されてから、日本では投薬と食事療法を中心にして血糖値を少しずつ下げていた。その後、長女が生まれ、渡米先のボストンで、育児と糖尿病治療に取り組んでいた。アメリカの環境が僕の場合はよかったのか、糖尿病治療、とくにセルフケア的な治療が効果的だった。 困ったことが…

  • ダイアベティスに困る!<3>(ボストン篇)<半年間で減量30kgはふらふらした>

    ダイアベティスに困る!<2>(ボストン篇)の続きになります。 ボストンで糖尿病治療に専念していた。心強い味方は血糖値を測る機械だった。この機械に針を仕込んで指先に小さな穴を開けて、血を検査する機械。これを毎日続けるのが楽しくなって、記録を見ながらニヤニヤしていた。血糖値がみるみる下がっていく中、体重の減少にも気がついていたけれども、体重計にはあまり乗らなかった。うちの体重計の調子がよくなくて、僕が乗るとエラーになることも多かったという理由もある。機械は大事だ。それに、体重は目安として8kg落とすようにくらいは言われていたが、血糖値の方が大事だと僕は思っていた。そして、いつの間にか、というと嘘に…

  • ダイアベティスに困る!<2>(ボストン篇)<血糖値もHbA1cも半年ほどでほぼ通常>

    ダイアベティスに困る!<1>(ボストン篇)の続きになります。 日本にいたときに糖尿病と診断され、投薬や食事療法でなんとなく治療をしていた。そんな中、子供も生まれて、さらには渡米まですることになり、不安ではあったけれども、どうにもならないことでもあったので、アメリカで糖尿病、いやダイアベティスの治療を受けることになった。このときに病院からもらった血糖値を毎日測る機械が僕の糖尿病治療の何よりも心強い味方になった。 困ったことがあった。 糖尿病の治療にはさまざまな困難がある。甘いものが好きな人は甘いものをやめなければならないし、血糖値を上げるものであれば甘くないものでも控えめにしなければならない。白…

  • ダイアベティスに困る!<1>(ボストン篇)<アメリカでの糖尿病治療>

    「糖尿病からダイアベティスへ」(長女6ヶ月) 困ったことがあった。 僕は糖尿病だ。今では糖尿病のことをダイアベティスにしようとかなんとかという話もあるらしい。アメリカで受診したときには、diabetesと言われて、僕の耳にはカタカナだと「ダイアビテーズ」という感じで聞こえていた。 糖尿病は渡米する前に日本でも診断されていた。前妻と離婚後にもなんだか揉めていた頃、本業の仕事からもらえる報酬だけでは引っ越しやら何やらとお金が足りなそうだったので、副業もフルで入れて働いていた。僕は精神的に追い詰められると単純作業めいたことに逃避するらしく、日中深夜を問わず働き詰めだった。そんな心身疲弊状態のときにあ…

  • 足音に困る!<4>(新築篇)<木造は音が響くということにしよう>

    足音に困る!<3>(新築篇)の続きです。 僕は比較的足音を立てないように歩いているとよく言われているせいで、話がへんな方向に行ってしまった。子供たちに忍者歩きを伝授するという対策をしながら、でもそういうことでもないような気がするというのは、さすがに気がついた。 困ったことがあった。 そもそも、木造住宅は音が響くということだった。とくに高気密高断熱はその気密性ゆえに音が響きやすいと言われている。そのために住宅メーカーを含めてできるだけ音が響かないような工夫をいくつもこらしている。引き戸ひとつとっても閉まるときに動きが柔らかくなるようになっていて、ドアと壁が衝突する際の音を、バシン! からコトンく…

  • 足音に困る!<3>(新築篇)<忍者歩きを伝授する>

    足音に困る!<2>(新築篇)の続きになります。 木造の家で僕が困っているのは、早朝の子供たちの足音だ。これが7時いや6時くらいならまだ耐えられるが、4時5時のドシーンドシーン、ドンドンという激しい足音というにはあまりにも大きい音、昔の小説に出てくる「跫(あしおと)」というのはこういうことかと妙に感じ言ってしまうくらいのものだ。この音はきっと木造住宅のせいだとか、子供たちのせいだとかいろいろと思ってしまうが、ただ、それは僕がやや聴覚過敏気味というだけの話かもしれない。誰のせいでもなく、僕のせいという話だ。それでこの話は終わりそうなのだけれど、もう一つの可能性も挙げていた。 困ったことがあった。 …

  • 足音に困る!<2>(新築篇)<子供たちの足音で起きてしまう>

    足音に困る!<1>(新築篇)の続きになります。 住めば都という言葉がある。詳しい意味は知らないけれど、どんな場所でも住んでしまえば良い場所になるという意味で理解している。そんな気持ちももちろんあるし、どんな場所でもいいところもあるし、大きな不満も抱かずに楽しく暮らすことは心持ちとしても大事だと思う。しかし、そんな都でも不満のひとつやふたつもないとなると、これはこれで自分の気持ちや感じ方を無理矢理ごまかしているだけかもしれない。 注文住宅で新築を建てたとしても、気に入っているところもあれば、ちょっと不満に思うところもあるというのが正直な気持ちだろう。僕の場合は、住めば都であるところの都に大して、…

  • 足音に困る!<1>(新築篇)<高気密住宅は音が響く?>

    「忍者歩きをマスターせよ」 困ったことがあった。 僕は新築の家を2回建てている、と言っても2回とも木造二階建てかつ高気密高断熱住宅だ。つまり同じような工法の建物を2回建てているため、軽量鉄骨やコンクリートの建物と比較することができない。木造の家の話しかできない。 木造二階建てを建てるときによく言われるのが、音が響くという問題だ。とくに高気密高断熱だと響きやすいという話も聞いたことがある。また、吹き抜けなどの場合は、一階の音が2階に響くなども何度か聞いた。実際に、吹き抜けのお家にお邪魔したときに、やや遅くまで宴会が長引いたら、2階に寝ている子供が起きてきたというのもある。吹き抜けのお宅で夜遅くま…

  • 幼児玩具に困る!<4>(主夫篇)<幼児玩具からの卒業と思い出>

    幼児玩具に困る!<3>(主夫篇)の続きです。 オモチャと創作物で増えすぎてしまった部屋を片付けるために、物を捨てたがらない三女を中心に話し合いをした。三女は物を溜め込んでしまう習性がある。妻とは冗談で、将来は汚部屋住民になりそうだなと話していた。 困ったことがあった。 アンパンマンの知育玩具については、やっと三女が「捨てていい」と言ってくれた。状態が良ければ誰かに譲ることもできただろうけれども、パン工房は誤動作を起こすし、六角錐だかのピラミッドのようになっている玩具は付属品が見当たらない。他にもレジスターも部品がなくなり、おしゃべりアンパンマンは沈黙して久しい。これらは全て捨てることにした。残…

  • 幼児玩具に困る!<3>(主夫篇)<おもちゃと工作の置き場所>

    幼児玩具に困る!<2>(主夫篇)の続きです。 気に入るオモチャが少なかった長女のために、僕はいろいろとオモチャを買い与えてしまっていた。そのせいで、我が家にはオモチャが増えてしまった、長女はオモチャであまり遊ばないけれども、長女のオモチャで次女三女が遊ぶようになった。しかし、次女三女は次女三女で、それぞれのオモチャが欲しいというのもあって、クリスマスやら誕生日やらとオモチャが増えていくにつれて、なんだか大変な量になってしまった。いくらオモチャ部屋があるとはいえ、もう収納しきれないと思った。 困ったことがあった。 保育園での創作物は多い時で、毎週あった。あまりにも大きな創作物を持って帰ることが増…

  • 幼児玩具に困る!<2>(主夫篇)<長女の知育玩具は次女三女が遊んだ>

    幼児玩具に困る!<1>(主夫篇)の続きです。 はじめての子供というのもあり、また、当時は長女が軽度知的障害だというのも分かっていなかったというのもあって、年齢相当の知育玩具をいろいろと長女に買い与えていた。そのうち、知的障害はまだ分からなかったけれども、自閉症傾向があることが指摘されるようになると、触覚や色彩を刺激するような玩具を買うようになった。また、帰国して長女が軽度知的障害であることが診断されたあとも、知育が必要かと思って、アンパンマンの知育玩具を買っていた。長女はほとんど遊ばなかった。 困ったことがあった。 長女が3歳になり、4歳になると、長女の好きなオモチャというのがなんとなく分かっ…

  • 幼児玩具に困る!<1>(主夫篇)<幼児玩具が多すぎる!>

    「そろそろ、幼児玩具とはお別れ?」 困ったことがあった。 我が家にはオモチャがたくさんある。子連れの友人家族たちが遊びに来るたびに「オモチャが多い」と言われるのだから、きっと、僕だけが思っているのではなく、一般的な育児家庭よりも多いのかもしれない。かといって、僕が子供のオモチャ好きで集めてしまうとかそんなわけでもない。ただ、2歳差の子供が3人いるということが、オモチャ、が多くなった原因でもある。 オモチャが多いといっても、大半は、赤ちゃん用や幼児用玩具だ。これもいくつか理由がある。まず、長女が使っていた赤ちゃん用、幼児用玩具が多いような気もする。はじめての子供でもある長女だから、僕も妻もオモチ…

  • お下がりに困る!<4>(双子篇)<双子の志向はよく変わる>

    お下がりに困る!<3>(双子篇)の続きになります。 三人姉妹のお下がりライフは崩れて来た。それぞれが新しい服を欲しがるようになったからだった。それは好みの違いが出てきたのか、単に自分だけの新しい服を選びたいからなのかはよく分からないが、三人姉妹に折れる形で、それぞれに新しい服を買うことにした。 困ったことがあった。 こういう買い物などは、まず長女からやらないと面倒なので、まずは長女の買い物を済ませた。ちょうど厚手のズボンもなかったので、厚手のズボンとトレーナーを買った。次は三女だ。三女は、スパイダーマンのトレーナーとズボンを買った。次女はアナ雪のトレーナーと長女と同じデザインのズボンを買った。…

  • お下がりに困る!<3>(双子篇)<次女三女は新しい服に憧れる?>

    お下がりに困る!<2>(双子篇)の続きです。 三人姉妹の我が家では、長女のお下がりを次女三女が着るという慣例があった。親からすればそうしてもらわないと困るし、幸い、次女三女は長女のことが好きなので、あるときまでは、長女のお下がりを争うようにして着ていたくらいだった。 しかし、三女が男の子っぽい服が着たいと言い出してから、我が家のお下がりライフが崩れ始めた。妻は妻で、三女の志向を重視したいという方針だけれど、その大きな意味での方針には僕も賛同するが、子供の衣服などは、とくに4,5歳の頃なんてのは、親から与えられるものを着ればいいのではないか? とも思っていた。 困ったことがあった。 妻の方針はわ…

  • お下がりに困る!<2>(双子篇)<三女の好みの変化>

    お下がりに困る!<1>(双子篇)の続きです。 我が家は、三人姉妹だ。長女の2歳下に双子の次女三女がいる。子供を育てていると当たり前だけれども、さまざまな出費がある。食費はもちろんだけれども、衣服や靴などの生活に必要なものだけでもそれなりの出費を伴う。多子世帯であれば、出費は生活費だけで大変だ。しかし、三人姉妹ともなると、共有できるものも多くある。他の多子世帯の方と話していても、三兄弟、三人姉妹など同姓の場合は、服のお下がりなどの使い回しがきくからいいよね、みたいな話になることもある。しかし、そんなメリットもちょっとしたことで崩れてしまう。 困ったことがった。 あるとき、三女が男の子になりたいと…

  • お下がりに困る!<1>(双子篇)<長女のお下がりを着てくれない>

    「違いを示し始める双子」(双子5歳) 困ったことがあった。 子供の洋服代や靴代はなかなかバカにならない。三人姉妹の服を買うと、ユニクロだろうがH&Mだろうが、すぐに一万円以上の金額になってしまう。靴は年に一度か二度買うことになるけれど、靴にしても一足3000円くらいする。三人の靴を買うだけで一万円くらいになる。大人の服や靴であれば格安かもしれないが、子供の服や靴などは一年もたないことも多い。消耗品という感じがある。 僕は服や靴が好きで、実用以外の目的でも買ってしまうことがある。大事に着て、大事に履いているというのもあるからか、10年近く前に買った服や靴もまだ現役だ。服や靴をメンテナンスするのも…

  • 自転車練習に困る!<6>(自閉症児篇)<長女は自転車に乗れました>

    自転車練習に困る!<5>(自閉症児篇)の続きです。 補助輪なしの自転車練習は毎日続いた。雨が降ってくることもあった。そんな中で、長女は黙々と練習を続けていた。できることができなくなっても、長女は諦めなかった。どちらかというと、腰の痛みを覚えていた僕が諦めそうになっていた。長女の自転車から手を離し、長女は一人で自転車に乗った。補助輪なしである。 困ったことがあった。 六日目。まだ練習は終わらない。この日の練習は、漕ぎ出しだ。止まっている自転車に跨り、僕が掴んでいない状態から、一人で乗るというのが長女の目標だ。これがやれないことには、一人で自転車に乗れたことにならない。家の前で何度も練習していたが…

  • 自転車練習に困る!<5>(自閉症児篇)<僕の方が諦めた長女の自転車>

    自転車練習に困る!<4>(自閉症児篇)の続きになります。 長女が一念発起して、春休みに自転車練習をすることになった。自転車の補助輪を僕が外していると、やや興奮した長女がぴょんぴょんと飛び跳ねていた。補助輪は外したが、後輪の上部につけている補助器具はつけたままだ。この補助器具は長女のためにあるのか、僕の腰のためにあるのか分からないが、どちらにとっても必要な補助器具だった。 長女の自転車練習は思うようにはいかなかった。上達しないというよりも、補助輪付きであればできたことがどんどんできなくなっていった。ブレーキはもちろん、ハンドル操作も、最終的にはペダルを漕ぐこともできなくなってしまった。僕は「ペダ…

  • 自転車練習に困る!<4>(自閉症児篇)<自転車練習(補助輪なし)のはじまり>

    自転車練習に困る!<3>(自閉症児篇)の続きです。 2年かけてどうにか補助輪付きの自転車の運転が一人でできるようになった長女。自転車に乗っているときは楽しそうにしているけれど、率先して自転車に乗ることはあまりなかった。近くのスーパーマーケットや薬局に行くときに、長女に「自転車で行く?」と言っても、「パパの自転車の後ろに乗る!」と行っていた。小学校一年生ともなると、子乗せ自転車も窮屈だ。僕としては、一人で補助輪付き自転車に乗る機会をできるだけ増やしたいとは思っているが、長女が乗りたくないのであれば仕方がない。ましてや、補助輪を外した自転車ともなれば、長女のやる気がないことには練習すらできない。 …

  • 自転車練習に困る!<3>(自閉症児篇)<長女、補助輪を外す決意をする>

    自転車練習に困る!<2>(自閉症児篇)の続きです。 長女はジェットコースターなどの乗り物に乗るのは大好きだけれど、キックボードや自転車となると転ぶことへの恐れが先に立ってしまって、前向きに練習しようという気持ちに慣れないらしい。そんな長女でも、練習が飛び飛びになってしまったというのもあり、期間的には2年近くかけて補助輪付きの自転車には乗れるようになってきた。補助輪付きであれば、多少の坂道もペダルを漕いで登れるし、ハンドル操作も丁寧、ブレーキも問題なくやれる。また、車や歩行者も目視で確認して避けることもできるし、車道や歩道に出るときには毎回一時停止をしている。車の一時停止が飛び出し気味の名古屋走…

  • 自転車練習に困る!<2>(自閉症児篇)<補助輪つき自転車と長女>

    自転車練習に困る!<1>(自閉症児篇)の続きです。 不安だった小学校一年生を支援級の先生たちやお友達の助けもあって、トラブルや目立った遅れもないまま無事に終えた長女は春休みを迎えた。いつもはお絵描きや工作が好きな長女だが、この春休みで、補助輪なしの自転車に乗るという目標を立てた。 困ったことがあった。 長女が自転車を買ったのは3年以上年前だと思う。4歳になったときに買った。3歳のときに保育園で仲良くなった友達がいた。彼女はご両親がインドから日本にやってきていて、日本語ができないため、保育園でもやや浮いていた。長女もまた発語だけでなく、言語指示が理解できなかったので、クラスから浮いた二人は一緒に…

  • 自転車練習に困る!<1>(自閉症児篇)<小学校一年の春休み>

    「親友のおかげ」(長女7歳5ヶ月) 困ったことがあった。 春休みは宿題がない。小学生になった長女は、長期休みを楽しみにしているけれど、反面、夏休みと冬休みにあった宿題を恐れていた。小学校の春休みなどは、僕にとってもはるかに昔のことなので、春休みに宿題があるのかどうかもよく覚えていない。うっすらと、春休みに宿題はなかったような気がするとか思う程度だった。 終業式で通知表を持ってきた長女は、「春休みは宿題ないんだよ」と言って飛び跳ねていた。通知表は昔とは違い、段階評価ではなく、長女がどのような取り組みをして、どんな成長をしたのかということが書かれている。これを見るだけでも、今の先生たちの労力は膨大…

  • 気晴らしに困る!<6>(ボストン篇)<育児の気晴らしはスーパーマーケットにあり>

    気晴らしに困る!<5>(ボストン篇)の続きです。 東京での育児では、僕にも妻にも気晴らしがあった。妻の場合は、時短でも職場復帰できたことで産後うつが治ったようにも思う。僕とは違って、妻は職場で大事にされているのだろう。妻は職場に行くと元気になって帰宅していた。僕の場合は、友人たちと食事したり飲んだりするのが何よりの気晴らしだった。しかしこれは、妻の仕事に帯同してボストンに来た僕には気晴らしがなくなったことを意味する。 ボストンで仲良くなった日本人家族と話していても、僕のように帯同で来た人の多くは気晴らしがないことに息苦しくなっているようだった。中には派手に楽しんでいる人もいるけれども、それが本…

  • 気晴らしに困る!<5>(ボストン篇)<育児環境とスーパーマーケット>

    気晴らしに困る!<4>(ボストン篇)の続きです。 ボストンで育児をする日本人家族といっても、いろいろとある。日本と同じようにバリバリ働いている駐在員もいれば、他企業や大学機関とのコネクションの維持や発展のために人と会うことが目的という人もいる。それに育児でも、乳児や幼児だけでなく、小学生中学生とそのときどきで条件が変わる。また、お金持ちの人もいれば、そこそこの人もいる。ボストンというそもそも物価が高いところにわざわざ来る日本人で貧しい人というのは会ったことがない。僕らはボストンの物価を考えると、ちょっとギリギリで、マサチューセッツ州の基準でいえば、州の福祉の対象にすらなりかねなかった。収入と扶…

  • 気晴らしに困る!<4>(ボストン篇)<ボストンでの育児仲間>

    気晴らしに困る!<3>(ボストン篇)の続きです。 東京での「初めての育児」は、スタートこそ僕の仕事のせいで妻が産後うつになってしまったり、僕は僕でミルクを入れた哺乳瓶を振ってこぼしてしまったり、ベビーバスを持ち上げようとして軽いぎっくり腰の一歩手前になってしまったり、仕事現場でいやな思いをしたりと、お約束?な困難さはあるにはあった。けれども、やや慣れて、僕が育児に時間が割けるようになったというのもあって、「魔の三ヶ月」は比較的順調に困難さを乗り越えていた。そして「魔の三ヶ月」が開けて落ち着いてくると、妻も僕も気晴らしを覚えるようになって、育児を前向きに思えるようになった。そして渡米だ。今度は、…

  • 気晴らしに困る!<3>(ボストン篇)<育児には気晴らしが必要だ>

    気晴らしに困る!<2>(ボストン篇)の続きです。 「はじめての育児」の困難さを書こうとしていたら、魔の三週間の間に2回断ったのにそれでも引き受けて欲しいというお世話になっていた人からの三顧の礼でお願いされた仕事をやってしまったせいで、職場でもいやな思いをし、妻にも負担をかけてしまった。僕にとっての「初めての育児」はそんな最悪な状況からのスタートだった。人それぞれに異なった環境で育児をしているということを考えれば、僕のような目にあいながら「はじめての育児」をする人もきっといるだろう。育児に理解のある職場などは少ないのだろうし、職場の誰かの育児のせいで自分に皺寄せが来てしまったら、ついついきついこ…

  • 気晴らしに困る!<2>(ボストン篇)<育児で困っている人に言ってはならない言葉>

    気晴らしに困る!<1>(ボストン篇)の続きです。 「初めての育児」はとても大変だった。しかし、この大変さは、「初めて育児」をしている人には分からない。大変さというのは、何かと比べることによって、相対的な価値判断としてなされるのだから、二人目、三人目の育児をすることでやっと、環境や状況の違いも分析した上で、「初めての育児は大変だった」と言うことができる。ただ、その「初めて」がいくつか重なると、どの「初めて」で大変だったのか分からなくなる。「初めての育児」と「初めての海外生活」が合わさると、どっちのせいで大変だったのか自分でも分からない。東京でも実家の助けはなかったから、実家のあるなしの大変さは東…

  • 気晴らしに困る!<1>(ボストン篇)<初めての育児は分からないだらけ>

    「ボストンの育児仲間と思い出のマーバス」(長女1歳二ヶ月) 困ったことがあった。 海外での育児経験を話すときに、ちょっと困ったことがある。それは、その困ったことは、海外で育児をしたからなのか、それとも初めての育児だったから困ったのかの区別ができないことだ。いまや双子も5歳となり、僕の育児経験は三児のパパということもあって、乳児のことから保育園のことまで、割と細々と何が大変で何が大変じゃないのか、何が環境のよる困難さで、何が経済的な問題の困難さなのか、というのは、育児経験のない行政の職員よりも具体的に説明することができる。 しかし、僕の「初めての育児」体験となると、その育児の大変さは、身寄りのな…

  • 三軒目?に困る!<6>(新築篇)<三階建の間取りを妄想する>

    三軒目?に困る!<5>(新築篇)の続きです。 「3回家を建てなければ、理想の家ができない」というような言い方があるけれど、家族構成や生活環境が大きく関わる家づくりにおいて、3回建てたから理想の家になるというのはちょっと無理があるようにも思う。一人暮らしの理想の家と、二人暮らしの理想の家、子供いるときの理想の家はまるで違う。また夫婦の年齢や子供の年齢によっても理想の家は変わるだろう。子供が小さいときには通う保育園が近いというのは理想だけれども、送りやお迎えの路上駐車が多い保育園(名古屋はそうだった)だと、保育園児がいない家庭からすれば、ちょっと迷惑でしかないものだったりもする。土地ですら家族構成…

  • 三軒目?に困る!<5>(新築篇)<三階建の家を妄想する>

    三軒目?に困る!<4>(新築篇)の続きです。 もしかしたら妻の職場が変わるかもしれないということを夫婦で話し合っていると、もしかしたらできしかないのに関わらず、僕はすぐに地域を調べ、路線図を調べ、学区を調べ、土地価格を調べ始めた。東京であれば、なんとなくの土地勘があるので、路線図等はあまり調べることはなかったけれども、土地勘のない大阪あたりになると、駅名を言われてもピンとこない。それに地域の雰囲気も分からないものだから、グーグルマップのレイヤーを変えて調べたり、市役所のホームページなどからハザードマップや市町村の歴史を調べたりしている。妻は呆れているようだ。 もちろん、土地を探すときの鉄則とし…

  • 三軒目?に困る!<4>(新築篇)<東京・大阪郊外の土地と名古屋郊外の土地>

    三軒目?に困る!<3>(新築篇)の続きです。 僕にはマンションを売買した経験と、土地を二度買った経験、そして家を建てた経験が2回ほどある。投資目的でもなく、また不動産に興味もない、それにまた地主でも、親などの土地などもない人間にしては、不動産売買の経験がある方だろう。興味もなかったというのもあって、細かなことは偏見に満ちたことしか言えないのだけれども、そんなアマチュア的な視点で思うことをつらつらと書いたり、話したりしている。何度かの不動産売買の経験のせいで、妙なこだわりだけが強くなってしまった。妻はそんな口うるさい僕の不動産売買を頼もしく思ってくれているらしい。僕をおだてて、土地売買等の面倒な…

  • 三軒目?に困る!<3>(新築篇)<土地やマンションを売買してきた経験>

    三軒目?に困る!<2>(新築篇)の続きになります。 俗に「家は3回建てて理想の家になる」とかなんとか言われている。その俚言が正しいかどうはさておき、何事もはじめてではないからこそ分かることというのはあるだろう。新築の家に関しては、家族構成や周辺環境、そのときどきの基準などもあるから、「理想の家」というのは主観的な問題にしかならないが、土地や不動産売買となると、はじめてよりも何度かやったからこそ慎重になることもあるし、損をしないための基準みたいものがある。マンションの売買で僕が思ったのは、「売りやすいマンションを買え」というものだ。これは売りにくい場所の新築マンションと、売りやすいけれども中古の…

  • 三軒目?に困る!<2>(新築篇)<家は3回建てて、理想の家になる?>

    三軒目?に困る!<1>(新築篇)の続きです。 僕は家を2回建てている。家づくりは大変だけれども、回を重ねるごとに楽しめるようになってきた。一度目の家づくりは、そもそも家に興味もなかったということもあって、工法やら建材やらと何がなんだか分からないというのもあって、調べるだけでも疲れる。しかし、二度目ともなると、以前、家を建てた頃の間取りなどの流行りの変化も含めて、細かな違いを見つけることに楽しみを見出すようになった。そして、いままた、家のことを考えている。実際に家をまた建てるかはさておき、もしかしたら、そうなるかもしれない、ということで妄想している段階だ。妄想している地域は、土地がそこそこ高い。…

  • 三軒目?に困る!<1>(新築篇)<三回目の家づくりを妄想する>

    「家は三軒建てて、理想の家ができる、とはいうけれど」 困ったことがあった。 どうなるか分からないことでもあるのだけれども、僕のように些細なことからいろいろと考えて調べ始めてしまうタイプの人間は、ちょっとしたことで妄想が広がってしまう。今回の妄想である「三軒目の家」というのも、もしかしたら、またまた引越しがあるかもしれないということを想定してしまったせいで起こった妄想だ。たまに、家を建てたのに転勤になったという気の毒な話を聞くが、そんなことは妻や僕の身に起こらないだろうと思っていたけれども、可能性として全くないわけではない。それに、そもそも縁もない地域に妻の仕事のために引っ越してきたというのもあ…

  • お掃除ロボットに困る!<6>(主夫篇)<お掃除ロボットを買い替えた>

    お掃除ロボットに困る!<5>(主夫篇)の続きです。 安さと機能性に惹かれて買った前回のお掃除ロボットは2年もたたずして寿命を迎えてしまった。お掃除ロボットの寿命として妥当なのか早いのかは分からないけれど、もう少し保って欲しいとは思った。3年から4年くらいは保って欲しい。きっと、僕はお掃除ロボットを維持費込みで年間1万円くらいであればいいと思っているのだろう。次のお掃除ロボットはうちの環境面を考えてルンバが濃厚になった。 困ったことがあった。 ルンバには一つ、問題点がある。そう、ルンバは高いのだ。掃き掃除しかできないお掃除ロボットでも10万円くらいする。ただルンバに関しては、以前使っていたことも…

  • お掃除ロボットに困る!<5>(主夫篇)<お掃除ロボットの寿命>

    お掃除ロボットに困る!<4>(主夫篇)の続きです。 何度も金額を書いてしまって恐縮だけれども、期間限定価格38000円(正規の値段がいくらなのかは忘れてしまった)のお掃除ロボットは調子が良かった。モーターが日本製だからかどうなのかは、その辺はよく分からないけれど、掃除の後に裸足で床を歩いても細かいゴミを感じるということもなかった。また、消耗品の交換も安いので、小まめに交換できることが良い部分でもあった。そんな良いことだらけのお掃除ロボットだったけれども、徐々に難点が浮かんできた。 困ったことがあった。 使い始めて一年ほどすると、交換用のパーツでないところが劣化してきてしまって収集したゴミが少し…

  • お掃除ロボットに困る!<4>(主夫篇)<38000円のお掃除ロボット>

    お掃除ロボットに困る!<3>(主夫篇)の続きになります。 「期間限定」や「特別価格」という言葉に僕は弱い。そんな言葉に踊らされて必要じゃない物を買ってしまうこともあるし、居酒屋などのハッピーアワーというビールなどが半額になるという売り文句にも踊らされて、必要以上に飲んでしまって、支払う料金がいつもと変わらないというのはお得感あるけれども、飲みすぎてしまって次の日に体調が悪くなっているのだから、そうなるともう滑稽だ。セールや期間限定に踊らされない人になりたいと思いながらも、身に染みついた貧乏性で、ついついいつも踊っている。あ、お掃除ロボットの話だった。 困ったことがあった。 新居の引き渡し日に合…

  • お掃除ロボットに困る!<3>(主夫篇)<二度目のお掃除ロボット>

    お掃除ロボットに困る!<2>(主夫篇)の続きです。 以前住んでいた家でお掃除ロボットの楽しさを知った。しかし、その後離婚し、再婚後は狭いアパート暮らしや、渡米、その後も段差の多いUR住宅に引っ越したということもあって、お掃除ロボットとは無縁の生活をしていた。お掃除ロボットはもう僕に無関係なものになったようにも思えた。ラジコンやロボコンのことを考えなくなったように、お掃除ロボットのことも忘れてしまった。そんな感じのときに、家を建てることになった。いま住んでいる家だ。 困ったことがあった。 新しく家を建てるに当たり、設計士さんと話していた。「この間取りは、お掃除ロボットが使いやすいですよ」と言われ…

  • お掃除ロボットに困る!<2>(主夫篇)<お掃除ロボットを使う>

    お掃除ロボットに困る!<1>(主夫篇)の続きです。 僕は子供の頃、ラジコンに憧れていた。ラジコンは子供のオモチャというにはちょっと高価でもあったし、エンジンの仕組みなどを考えても子供が遊べるものではなかった。テレビのラジコン番組でも大人と子供が一組になってラジコン競技をしていたと思う。そんな憧ればかりだったラジコンも、ミニ四駆の登場でラジコンではないけれども、車が走っている楽しさとメンテナンスや改造をする楽しさが味わえた。大人になったらラジコンを買おうと思っていた僕も、いつしかラジコンに対する興味を失っていった。 困ったことがあった。 そういえば、中学生のとき、全国の高専生が集うロボコンをテレ…

  • お掃除ロボットに困る!<1>(主夫篇)<ラジコンとお掃除ロボット>

    「お掃除ロボットを買い替えた」 困ったことがあった。 僕はお掃除ロボットが好きだ。お掃除ロボットがいつ頃から発売されたのかは覚えていないけれども、はじめて家を建てるときにも、お掃除ロボットを使うことにワクワクしたのを覚えている。いい大人になって、ラジコン遊びしたくなる気持ちみたいなものだが、お掃除ロボットの場合は、ラジコン遊びと違って毎日やっても怪訝な顔もされない。どちらかというと、僕自身はほとんど何もやっていないのに感謝されたりする。お掃除ロボットは家事を楽しくしてくれる存在だ。 子供の頃、ラジコンブームがあった。日曜日の朝には、タミヤのRCカーグランプリというのが放映されていて、子供から大…

  • 抱っこ紐に困る!<5>(双子篇)<抱っこばかり思い出す>

    抱っこ紐に困る!<4>(双子篇)の続きになります。 長女のときに抱っこ紐を初めて使った。ベビービョルン、エルゴと順調に使いこなしていった。前抱きで抱っこの概念が変わったような気がして、僕も一丁前になったものだと思った。そんな僕の自信を崩壊させるように、次は双子だった。双子に抱っこ紐を使うのは諦めていたけれど、双子用の抱っこ袋、ウィーゴの登場で、これまた諦めたり、チャレンジしたりしながら、どうにか使えるようになった。僕の抱っこ紐との関係もなんだか深くなってきた。 困ったことがあった。 残念なことがある。この抱っこ袋の使える時期は短いということだ。双子も大きくなると、自然と、この袋に収まりきれなく…

  • 抱っこ紐に困る!<4>(双子篇)<双子の抱っこ紐>

    抱っこ紐に困る!<3>(双子篇)の続きです。 抱っこ紐にはある程度の器用さが必要になる。長女のときに、二種類の抱っこ紐と、抱っこと前抱きをマスターするのも時間がかかった僕に、次の難関がやってきた。それは、双子と抱っこ紐という、なんというのか、抱っこ紐界の上級者用みたいな難関だ。ハードモードというやつだろう。デパートで赤ちゃん人形相手のチュートリアルモードでもうまくやれなかった僕に、いくら育児経験でノーマルモードがこなせるようになってきたとはいっても、まだ、おんぶはできていない。そんな状態にも関わらず、人生には思わぬことが起こるものだ。なんだか大袈裟な物言いをしているけれども、そう、これは抱っこ…

  • 抱っこ紐に困る!<3>(双子篇)<双子に抱っこ紐は使えるのか?>

    抱っこ紐に困る!<2>(双子篇)の続きです。 当初は、抱っこ紐ひとつ満足に扱えなかった僕だけれども、育児に追われていくと、赤ちゃんの扱いにも慣れていく。赤ちゃんはどのくらいの可動域を持っているのか、どのくらいの力で触ればいいのかなどなど、不慣れな人には分からない、いや、不慣れでも分かる人もいるかもしれないけれども、僕のようなちょっと器用さと想像力足りない人間には、なかなか分からなかったことも、経験することで多少は掴めてくるようになる。 ベビービョルンの抱っこ紐から、エルゴの抱っこ紐を使うようになると、抱っこの新しい可能性が見えてくる。それが、前抱きというもので、抱っこされている赤ちゃんも視線や…

  • 抱っこ紐に困る!<2>(双子篇)<抱っこ紐は、ベビービョルンとエルゴを使った>

    抱っこ紐に困る!<1>(双子篇)の続きです。 僕は赤ちゃんが苦手だ。ちょっと何かをしたら怪我をさせてしまうのではないか? という気持ちになるから、抱っこも極力しないできた。弟夫婦に子供が産まれたときも、どうしても抱っこして欲しいと言われるため、しぶしぶと、そしてこわごわと抱っこしたくらいで、それ以外は、長女が生まれるまで赤ちゃんを抱っこしたことがない。 赤ちゃんを抱っこしたことがないような僕が、姪や甥のお世話をするはずもなく、そして育児に対して何の関心も興味も持っていなかったというのもあって、いざ、長女が生まれるというときには、どんな準備をしたらいいのか慌ててしまい、ベビーカーの展示会などに言…

  • 抱っこ紐に困る!<1>(双子篇)<子供が生まれる前の準備>

    「双子と抱っこ紐」(双子5ヶ月) 困ったことがあった。 このブログでは何度も書いているけれども、子供の世話や育児といっても、乳児と幼児ではまるで違う。きっと小学校低学年と高学年でも違ってくるだろうし、中学生だとまた別の違いが出てくるのだろう。僕は二度目の結婚でもあるし、子供ができるのが遅かったというのもあって、子供のいる友人たちの話は主に育児先輩から聞くみたいになることが多い。中学生や高校生のお子さんの話はなかなか複雑で、ときに深刻な話を聞くこともある。この場合は、育児というよりも、もっと別の言葉が当てはまりそうだ。 僕が体験した育児は、いまのところ、小学校一年生までなので、それ以降の大変さは…

  • USJに困る!<9>(自閉症児篇)<USJ「鬼滅の刃」コラボで並んだこと>

    USJに困る!<8>(自閉症児篇)の続きになります。 「鬼滅の刃」にハマっている長女とUSJに行った。「鬼滅の刃」の登場人物のコスプレといっても衣装とカチューシャだけだけれども、そんな服装で長女はUSJを歩いてニコニコとしていた。鬼滅レストランでは親切な女性二人に話しかけてもらって、長女が好きな登場人物のコースターをもらったりして、長女にとっては楽しい経験ばかり続いていた。しかし、難関はある。今回のUSJ行きの大目玉であるところの、「鬼滅の刃」コラボのアトラクションだ。これの待ち時間はとんでもない。180分から長い時で270分というのもあるらしい。とんでもないことだ。僕らが並び始めたとき、待ち…

  • USJに困る!<8>(自閉症児篇)<USJ「鬼滅の刃」のレストラン>

    USJに困る!<7>(自閉症児篇)の続きです。 長女と二人でUSJに行った。道中は取り立てて問題もなく、駅のトイレも長女は一人で行けた。僕もはじめてUSJに来たというのもあるし、なにより、テーマパークに慣れていないというのもあって、入り口あたりでは多少戸惑うこともあったけれども、無事に、目的の一つでもある「鬼滅の刃」のレストランの予約もし、空き時間に、セサミ・ストリートのアトラクションにも乗った。長女とアメリカのセサミ・プレイスに行ったことを思い出した。セサミ・プレイスは長女が初めて行ったテーマパークで、その頃は、アトラクションに乗れない年齢でもあった。長女は覚えているのかどうなのか分からない…

  • USJに困る!<7>(自閉症児篇)<やっとUSJの話>

    USJに困る!<6>(自閉症児篇)の続きになります。 子連れ旅行に行きたくないけれど、行くようになったという前置きから始めたせいで、本題に入るまでにずいぶんかかってしまった。要約すると、子連れ旅行に行きたくなかった僕も、子供たちの成長に伴って大きくなる好奇心に抗えなくなり、子供たちをテーマパークに連れていくことになったという話だ。そして、長女がいまとてもハマっている「鬼滅の刃」がUSJにあるという情報をうっかり漏らしてしまったことから、当初予定した家族と友人でUSJに行くという予定があるにもかかわらず、期間限定の「鬼滅の刃」コラボが終わってしまうということで、長女と二人で急遽USJに行くことに…

  • USJに困る!<6>(自閉症児篇)<USJには長女の好きな「鬼滅の刃」があるらしい>

    USJに困る!<5>(自閉症児篇)の続きになります。 子供たちはテーマパークに夢中だ。スペイン村に行く時には前知識が少なく、YouTubeで「スペイン村」の映像を見るくらいだった。僕は学生時代から「ドン・キホーテ」が好きで、作家のセルバンテスに夢中になって贋作と言われるアベリャネーダの本も読み、カルデロンやらベーガ、アラルコンなど、もちろん翻訳だけれども、スペイン古典と言われるものも読んでいた。しかし、スペイン村に行くからといって、子供たちにそんな話をしてもなかなか伝わらないものだ。ドン・キホーテの滑稽な話すらなかなか伝わらない幼児たちに、スペインの歴史などの話をしても仕方ないことくらいは僕に…

  • USJに困る!<5>(自閉症児篇)<長女と鬼滅の刃>

    USJに困る!<4>(自閉症児篇)の続きです。 子連れ旅行を避けていた僕に、友人が一緒に旅行に行こうと言ってくれた。幼児三人VS大人三人ならどうにかなるだろうということだ。また経済的にも援助してくれるということもあって、僕はやっと重い腰を上げるようになった。子供たちは、まずはディズニーランドに行きたいらしい。僕も昔、ディズニーランドに行ったことがある。高校の新入生交流会みたいなもので、学校が企画したものだ。16歳のちょっと拗ねた高校生であれば誰もがそうするように、僕もまた「ディズニーなんて子供騙しさ」みたいになって、テレビタレントの真似をしながら「テーマパークなんてわざわざ並びにいくだけのもさ…

  • USJに困る!<4>(自閉症児篇)<テーマパークといえばディズニーランド>

    USJに困る!<3>(自閉症児篇)の続きです。 子連れ旅行にすっかりネガティブな気持ちの僕も、子供たちが成長してくると、どこかに連れていかないといけないというようなプレッシャーを感じるようになってきた。しかし、子供たちが行きたがるのは、大人が喜ぶような癒しの旅行、それこそ温泉があり、旅館で美味しいご飯が食べられ、ゆっくりと過ごすような場所ではない。思いっきり遊ぶところがないと子供たちは喜ばない。 スペイン村はある意味で程よい旅行だった。名古屋付近に住んでいる僕らにとっては行きやすい。また空いているテーマパークなので人混みでの忙しさもない。ホテル内もほどよく空いているし、何よりも温泉が気持ちよか…

  • USJに困る!<3>(自閉症児篇)<長女とテーマパーク>

    USJに困る!<2>(自閉症児篇)の続きになります。 長女が生まれてからの数年間、引越しが多かったということもあり、旅行に対してあまり前向きになれない僕がいる。子供を連れての移動を考えると、それだけで疲れてくる。それでもアメリカにいる間は、せっかくアメリカにいるのだから住んでいるボストンだけじゃなくいろいろと行って見たいと思った。フィラデルフィアとニューヨークには妻と僕の仕事の都合で行った。僕は西海岸にも行ってみたいと思っていたら、妻の仕事が西海岸であるから出張に行くとかそんなこんなを準備していているときに、妻の妊娠がわかった。双子だ。そして、僕らはアメリカでの旅行はやめて、次なる旅行、いや、…

  • USJに困る!<2>(自閉症児篇)<アメリカでの子連れ旅行>

    USJに困る!<1>(自閉症児篇)の続きです。 僕らは、家族旅行にあまり行かなかった。小さい子供が多いから大変というのもあるけれども、この数年、東京からボストン、ボストンから東京、東京から名古屋と引越しばかりしているので、引越しにかかる金銭的な負担もさることながら、子供を連れて移動するということに対して、僕も妻もポジティブに思えないというのが大きい。疲れる、という感想しかない。 アメリカに二年間住むことになったときに、僕は行きたいところがいくつかあった。しかし、当時は子供も生まれ、アメリカの物価も高いというのもあって、二年間はあまり贅沢はできず、妻と僕の仕事で用事のあるところに旅行というは出張…

  • USJに困る!<1>(自閉症児篇)<子連れ旅行にはあまり行かない>

    「3時間待つことができるだろうか?」(長女7歳1ヶ月) 困ったことがあった。 僕らの家族はあまり旅行をしていない。もちろん、小さな子供が3人もいると、ちょっと出かけるだけでも大変なので、旅行なんて計画を立てるだけで疲れてしまう。それに長女が生まれてからというもの、旅行ではないけれども引っ越しが多かったから、わざわざ旅行でどこかに出かける気にもなれなかった。 長女が生まれて半年ほどで渡米した。旅行ではなく引っ越しなのだから引っ越し荷物なども考えたら、大変は大変なんだけれども、旅行と違って帰りのことは気にしないでもいいという妙な気楽さはあった。とはいえ、生後半年だ。目的地のボストンまで行くにも何が…

  • 公衆トイレに困る!<6>(ボストン篇)<困ったら大学のトイレを使う>

    公衆トイレに困る!<5>(ボストン篇)の続きになります。 日本とアメリカの習慣の違いの一つに、公園に公衆トイレがないこと、というのを書こうと思った。実際、ボストンの公園で公衆トイレがあるのを見たことがない。大きな遊具や水遊びできるような施設があるような大きく、そして新しい公園でもトイレはなかった。日本の大きな公園であればトイレは必ずと言っていいくらいある。大きな公園でトイレがないのは、防災広場と言われるところだったり、あるいは何か別の事情があるような公園くらいだろう。公園=公衆トイレというのは日本に住んでいれば当然のように成り立つ等号だ。 しかし、そんな思い込みのままボストンで生活していた僕は…

  • 公衆トイレに困る!<5>(ボストン篇)<トイレはどこで借りるか>

    公衆トイレに困る!<4>(ボストン篇)の続きになります。 日本と違って、お国柄なのか、アメリカの公園には公衆トイレがないのが一般的だ。公園にトイレがないなんて、一体、じゃあ、緊急のときにはどうしたらいいのか? と思う人もたくさんいるだろう。僕もボストンで、みんなどうしているんだろう? と思ったことが何度もある。いくら家などで前もってしてきたとしても、長時間、公園で子供たちと遊んでいたら、「小さい方」の一つや二つしたくなるじゃないか。しかも、人によってはガロンサイズと言いたくなるような大きなジュースを飲んでいる。僕は水筒の水ですらあまり口をつけたくなくなっているというのに、どうなっているのだろう…

  • 公衆トイレに困る!<4>(ボストン篇)<公衆トイレがない>

    公衆トイレに困る!<3>(ボストン篇)の続きです。 僕はトイレに困ることが多い。それは単に、僕がちょっと抜けているからというのがある。便意や尿意に気が付くのが遅いタイプというのもあるし、出かけるときなどの事前準備がキチンとできないという能力の低さも原因の一つだろう。同じことを何度も繰り返すのだから、自分でも呆れてしまう。住み慣れた場所ですらギリギリアウトかセーフかという境目を行ったり来たりしている僕が不慣れな場所に行ったらさて、どうなるだろうか。アウトばかりなのは目に見えている。 困ったことがあった。 問題は、旅先などではなく、居住先が不慣れな場所になったときだ。どこにトイレがあるのか分からな…

  • 公衆トイレに困る!<3>(ボストン篇)<便意や尿意に気づくのが遅い>

    公衆トイレに困る!<2>(ボストン篇)の続きになります。 ボストンの公衆トイレ事情について書く予定が、大幅にズレた話になってきてしまった。僕とトイレとの関係、僕と尿意、便意の関係などなど、トイレ界隈で思い出すことはたくさんある。多くは失敗談の類なのだけれども、なぜ僕はトイレ関係で失敗ばかりしているのだろうか。しかし、だからこそ、僕だからこそ語れるボストンのトイレ事情というのもあるかもしれない。迷いながら探してみよう。 困ったことがあった。 トイレの我慢をするというのは、主に、仕事での方が多かったかもしれない。僕はいろいろな仕事をしたけれど、飲食店などではそんなにトイレを我慢するということはなか…

  • 公衆トイレに困る!<2>(ボストン篇)<トイレで困るタイプです>

    公衆トイレに困る!<1>(ボストン篇)の続きです。 日本とアメリカの習慣の違いで、僕が感じたはいくつかあるけれども、中でも公衆トイレの存在というのが大きいと思った。しかし、そのことを書こうと考えてみると、そもそも、僕に日本とアメリカの公衆トイレ習慣の違いなどというものを書く資格があるのかどうか、と疑いが生まれた。なぜなら、僕はそもそも日本にいるときから、ちょっとトイレとの関係や便意や尿意との関係がおかしいタイプだったようにも思うからだ。小学生のときには教員用トイレの使用を黙認されていたり、他にもトイレや尿意、便意に対しての思い出は多くある。ボストンの公衆トイレ事情を書こうと思っていたら、中学生…

  • 公衆トイレに困る!<1>(ボストン篇)<僕のトイレ事情>

    「公衆トイレが見つからない!」(長女1歳1ヶ月) 困ったことがあった。 日本とアメリカの文化の違いといえばいろいろとある。アメリカのスイーツは甘すぎるし、コンビニで買ったコーヒーまで甘すぎるし、甘すぎる食べ物が多いというのをすぐに思い出してしまうけれど、しょっぱい思いをすることもある。僕にとってアメリカのしょっぱい経験はだいたいトイレだった。 僕はトイレがあまり近くない方だ。それというのも、あまり水分を取らないからなのかもしれないけれど、問題はきっと水分量の問題ではないような気がする。体質としてトイレが近くないというよりも、トイレを我慢することが習慣になっているだけかもしれないし、尿意や便意に…

  • カーポートに困る!<6>(新築篇)<サイクルポートは鳥たちの溜まり場?>

    カーポートに困る!<5>(新築篇)の続きになります。 雨の日に大活躍のサイクルポートだったけれども、鳥のフンに悩まされることになった。見方によっては、鳥のフンから自転車が守られているということもできるかもしれないが、なんだか、サイクルポートがあるから鳥のフンがあるようにも思えた。実際、サイクルポートがないところにはあまり鳥のフンもない。 困ったことがあった。 春も終わるあるときに、ふとサイクルポートを見ると、鳥のフンがたくさんあった。木の実もポロポロと落ちしていた。放水ホースを使ってサイクルポートの上を洗うことにした。部屋用の脚立しかなかったから屋外で使うのはいやだったけれども、サイクルポート…

  • カーポートに困る!<5>(新築篇)<サイクルポートと鳥のフン>

    カーポートに困る!<4>(新築篇)の続きになります。 カーポート、サイクルポートのメリットはたくさんある。雹の被害から車を守ってくれるというのが僕が痛感したカーポートの必要性だけれども、他にもメリットはたくさんある。カーポート、サイクルポートでまず思い浮かべるのが、雨の日だ。雨の日に車や自転車を雨の汚れから守ってくれるというのはもちろんだけれど、車であれば雨の日の乗車降車時や荷物の運搬などもカーポートがあれば落ち着いて行える。サイクルポートでも、雨の日に自転車には乗らないという選択肢があればいいのだけれど、保育園の送迎などの場合は雨だからといって自転車に乗らないというわけにはいかない。 そうい…

  • カーポートに困る!<4>(新築篇)<サイクルポートは大活躍した>

    カーポートに困る!<3>(新築篇)の続きになります。 これまでカーポートについて、雹の被害などを含めて書いてきた。しかし、我が家には車がない。車がないのにカーポートとはこれいかに、と思われてしまうかもしれないけれど、車はないけれども、日々の交通手段がないわけではない。僕らは自転車を使っている。妻は通勤にも自転車を使っているが、僕が使うのは主に子供の移動で使っていた。最近は、子供たちも大きくなってきたので、前と後ろに子乗せ部分がある3人乗りの自転車は使えなくなった。この子乗せ自転車は、帰国したときに買って三年間以上頑張ってくれた。タイヤも一度交換し、ブレーキパッドは二、三回は交換している。そろそ…

  • カーポートに困る!<3>(新築篇)<小さいカーポート改め、サイクルポート>

    カーポートに困る!<2>(新築篇)の続きになります。 前回家を建てたときには、道幅の狭さや僕自身の運転技術の低さなどの理由もあって、カーポートを設置しなかった。当時は、カーポートの必要性があまりわかっていなかった。どんな物であってもそれが存在する理由というと大袈裟だけれど、何かの必要があるから定番アイテムとしてカーポートもあるのだろうが、僕にはその辺があまり理解できていなかった。雹の被害にはじめて遭うことで、僕にはカーポートの必要性というのがよくわかるようになった。経験は何よりの勉強になる。しかし、雹の被害といっても、ニュースなどで取り上げられるような隕石みたいな雹であれば、カーポートどころで…

  • カーポートに困る!<2>(新築篇)<雹の被害とカーポート>

    カーポートに困る!<1>(新築篇)の続きになります。 家を建てるときに駐車場が必要な人もいれば必要じゃない人もいる。都心部などに住んでいれば自家用車の必要も少ないため駐車場はいらないと思う人もいるだろう。仕事で車が必要な人や、趣味が車という人の場合は、土地代が同額で狭い土地になってしまう都心部よりも、郊外の土地を選ぶということもある。そして駐車場を作ったら、今度はカーポートを設置するかどうかと考える。しかし、カーポートにしても設置費用にお金がかかるだけでなく、土地の広さによっても邪魔にならないかどうかと考えた上で、カーポートを設置しない、という選択肢をとる人もいるだろう。 僕は一度目の家ではカ…

  • カーポートに困る!<1>(新築篇)<カーポートつけてますか?>

    「雹の被害と屋根の上の鳥のフン」 困ったことがあった。 我が家には小さいカーポートがある。カーポートって何? という人もいるかもしれないから説明すると、駐車場の屋根みたいなものをカーポートというらしい。戸建ての家を見ていると、カーポートを設置している人もいれば設置していない人もいる。カーポートのメリットは、大切な車を雨や埃からの汚れを軽減させるためというのはもちろんだけれど、雨よりもきっと、雹などの被害から守るためにつけている人が多いと思う。 以前、10年以上前に家を建てたとき、カーポートは邪魔になると思って設置しなかった。そのとき建てた家があるあたりは東京の山手線周辺ということもあって、住宅…

  • 値上がりに困る!<6>(主夫篇)<値上げの感じ方は相対的なものもある>

    値上がりに困る!<5>(主夫篇)の続きになります。 食品や光熱費などの値上げについていろいろと考えてみたけれど、僕にとって値上げを痛感させてくれるのは、趣味である服や靴だった。同じ商品でも昨年と比べて数千円から数万円ほど値段が上がっているものもある。また、僕の好きな靴などを例にとると、長年、多くの人に愛されてるレッドウィングやダナーなどのブランドも値上げしている。ワークブーツやアウトドアブーツはバブル期の好みではなかったのかもしれない。そんなことを、昨年の値上げラッシュと言われる頃に考えていた。そして、10年前はどうだったろう、20年前はどうだったろうと、徒然に思い出された。 困ったことがあっ…

  • 値上がりに困る!<5>(主夫篇)<10年前、20年前と物価を比べるとどうだろう>

    値上がりに困る!<4>(主夫篇)の続きになります。 トマトの値上げや令和の米騒動、そして光熱費の値上げと、それぞれに各家庭に影響がある値上げがある。また、子供が多いと衣料品の値上げもそれなりに家計に響いている。子供の服などは、子供たちの好みがでるようになると、値上げどうこう以前に、値札だけで商品を決めさせてもらえず、セール品を横目にしながら、子供が欲しいという非セール品を買うことになる。それはそれで子供の成長とも言えるし、僕は子供の頃、一度、気に入ったスニーカーを買ってもらって嬉しかったことを今でも覚えている。同時に、子供の頃は冬でも短パンしか買ってもらえなかったから、きっと長ズボンは高いのだ…

  • 値上がりに困る!<4>(主夫篇)<衣料品の値上げはどんな感じだったのか>

    値上がりに困る!<3>(主夫篇)の続きです。 2024年はさまざまな値上げが話題になった。令和の米騒動と言われたように米不足からの米価格の高騰や米の転売なども話題になった。我が家では、子供の成長とともに米の消費量は増えてきたといってもまだ7歳と5歳双子の三姉妹。中学高校の運動部に所属するお子さんがいるような家庭に比べれば、米の高騰の影響はそこまでなかった。転売された米を買うほど困ったりもしなかった。といっても、5kgの米を注文したら2kgの米しか配達されなかったということも一度あった。あとは、いつも買っていたお米がなくなり、やや値段が高くなったお米を買うことになったが、すでに書いたように、そも…

  • 値上がりに困る!<3>(主夫篇)<米や光熱費の値上げなども>

    値上がりに困る!<2>(主夫篇)の続きです。 新年早々みみっちいことを書いてしまった。なぜ、そんなことを書こうと思ったのかは分からないが、年末に2024年を振り返って何かあったかな、と思うと、子供の成長に伴い色々とあったし、仕事も色々とあったにも関わらず、僕が振り返ったのは「値上げ」だった。我が家では、食材の買い出しなどは基本は僕がしているということもあって、ささいなことであっても、いや、ささいなことだからこそ、気になってしまうものだ。トマトやキャベツの高騰は僕の習慣や献立を変化させることになる。子供が生まれたり、引っ越ししたりすると習慣が変わってしまってワタワタとするが、そのワタワタをかろう…

  • 値上がりに困る!<2>(主夫篇)<トマトの値上がりに困った>

    あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 値上がりに困る!<1>(主夫篇)の続きになります。 年末は、昨年に印象に残ったこととして様々な値上げについて書こうとしたら、トマトのことに終始してしまった。トマトに関して、僕はうるさすぎて、もはやなんでもいいからトマトを毎日食べたいという状態になっているとかそんな話を書いてしまった。他にも値上げで困っていることがあるというのに、しかも、トマトの値上げのことではなく、トマトについてばかり書いてしまった。要約すれば、アメリカで食べていた安いトマトは、トマトという概念を食べているような物だと、アメリカのテレビ番組のリポーターが言っていたこ…

  • 値上がりに困る!<1>(主夫篇)<今年は値上げが気になった>

    「なんだかいろいろ値上がりしている」 困ったことがあった。 毎年のように何かの値上がりが話題になるけれども、2024年の今年は、「えっ!」と思うような値上がりを感じることも多かった。人によって何に値上がりを感じるかというのは、その人が普段何を買っているのかによって違ってくる。また、家の建設費用みたいに、毎年のように値上がりしているものなら、不動産業などを営んでいない限りは、建設費用が値上がりしていても、ピンと来ないものだ。家を建てようと計画しているときにハウスメーカーの営業さんから「また値上がりするので値上がり前に契約するといいですよ」と言って不安になることはあるかもしれない。10年以上前に一…

  • 双子に困る!<6>(双子篇)<双子の育児がたまにつらいことなど>

    双子に困る!<5>(双子篇)の続きです。 ひしぶりの新生児育児、しかも双子というだけで大変そうだけれど、ミルク以外の除けば、双子はよく寝てくれる分、とても育てやすいような気がした。長女の夜泣きや癇癪がまだまだ多かった頃なので、大変なのはミルクあげやおむつ交換をしているときに長女が夜泣きなどをしてしまうことだった。まだまだ眼が離せない新生児と、どうしても手がかかる長女という状態だったけれど、どうにかこうにか新生児の状態も落ち着いてきた。 困ったことがあった。 三ヶ月くらい経つと、僕が慣れてきたのか、双子が成長してきたのか分からないが、乳児育児も楽になった。しかし、この三ヶ月はとてもハードだった。…

  • 双子に困る!<5>(双子篇)<乳児双子のミルクに困る>

    双子に困る!<4>(双子篇)の続きです。 三女は生まれたときにチアノーゼ(酸素欠乏)が起こっていた。とくに心配する必要はないが病院の規則で2週間ほど余分に入院する必要があると言われた。つまり、三女が入院している間は、次女ひとりだけの世話をすればいいということになる。新生児の双子を一緒に世話しなければならないと思っていたけれど、2週間は次女だけとなった。久しぶりの新生児育児が2人一緒であったら大変だと思っていたとこに、まずは1人と聞いて、三女には申し訳ないけれども、助かったという気持ちがあった。新生児はとにかく緊張する。新生児が寝ていても突然死症候群なんてものもある。心の休まる暇はない。それが双…

  • 双子に困る!<4>(双子篇)<双子乳児の世話をする>

    双子に困る!<3>(双子篇)の続きです。 双子出産は無事に終わった。アメリカの病院での出産ということもあり、何かあったら英語で対処しなければならないと思っていた僕は、まず無事に出産が済んでほっとしていた。三女にチアノーゼが出ていて、この単語を知ったのは随分前にボクシング漫画でボクサーが試合中に酸素不足になって朦朧とする現象として扱われていたから、チアノーゼと言われても「?」とならなかったのかもしれないけれど、医師からチアノーゼが出ていると言われて、ボクシングのことを思い浮かべながら、頷いていた。チアノーゼが出ている乳児は2週間ほど余分に入院するように決められているということだった。 産後に3日…

  • 双子に困る!<3>(双子篇)<双子の出産と三女の退院>

    双子に困る!<2>(双子篇)の続きです。 妻の妊娠中に長女の発達が非定型だということで、早期介入プログラムや検診や診察に行くようになった。そこで、長女は自閉症だと診断された。自閉症と診断されたからといって何が変わるというわけでもないけれど、長女の癇癪などの原因が分かったような気がして、少し気が楽になった。長女は妻が家にいるとずっとくっついている。台所に行くだけでも大騒ぎだし、トイレに行くのも大変だ。妻が外出するときには玄関前で大騒ぎしているが、不思議なことに玄関ドアが閉まり、妻の足音が遠のいていくと、大騒ぎはおさまる。以前であれば、妻が外出すれば妻は自分の時間がとれたけれど、お腹も大きくなって…

  • 双子に困る!<2>(双子篇)<双子の妊娠と出産>

    双子に困る!<1>(双子篇)の続きです。 ちょっとネガティブに聞こえてしまうかもしれないけれど、双子は双子を産もうと思って産めるものではない。双子が欲しいという人もいるだろうけれど、双子だと分かってショックを受ける人も少なからずいる。僕らのように、自分たちの環境や条件などを考慮して、子供は2人にしようと思っていたら、2人ではなく3人になってしまったという場合は、嬉しい反面戸惑いも当然ある。昔は、双子などの多胎児が生まれると、養子に出したりしたと聞く。たしかに、多胎児育児の負担は身体的にも経済的にもあるのだから、環境によっては養子などの判断も当然あるだろう。このような選択肢が浮かんでしまうのが、…

  • 双子に困る!<1>(双子篇)<まさかの双子、どうしよう>

    「そろそろ次女と三女の話もしよう」(次女三女の妊娠から三ヶ月まで) 我が家には自閉症の長女と、双子の次女三女がいる。三人姉妹だ。歳の差は2歳。長女の話は主に自閉症児篇で書いているので、この双子篇では双子である次女三女について書こうと思う。 僕は長女のことばかり書いているような気もする。それには理由があって、双子が生まれると、「双子は大変でしょう?」と言われることがよくあったのだけれど、僕にとっては、双子よりも、はじめての育児となった長女の方が大変だったという印象があり、長女の育児に関しては色々と考えることも多かったからだった。もちろん、長女が定型発達でないということも、ブログなどで育児のことを…

  • 自問に困る!<7>(自閉症児編)<できる世界とできない世界>

    自問に困る!<6>(自閉症児編)の続きです。 長女が軽度知的障害と診断されることの原因として言語認識能力が低いというのがある。実際に、言語認識のIQはグレーゾーンよりも低く、軽度知的障害と認定される数値が出ている。そのため、「普通」の中では「ちょっとできない子」として長女は振る舞うことになる。他のこと比べてできないというのが日常化する。長女が年長を過ごした環境は、善意ではあったのだろうけれども、長女を「普通」として、それは同時に「ちょっとできない子」として扱う環境だった。その中で、長女は「どうせ、長女ちゃんはできないし」という口癖を覚えていた。 しかし、小学校に進学すると、今度は、情緒級という…

  • 自問に困る!<6>(自閉症児編)<長女の成長は長女の社会参加なのかもしれない>

    自問に困る!<5>(自閉症児編)の続きになります。 クラスのお友達みんなができることができなかった長女は、以前のように「どうせ、長女ちゃんはできないし」と諦めることなく、練習してできるようになった。「なんでもできる」と喜びながら、今度は、「なんでみんなができるからやりたいと思ったのか?」という自問をはじめた。僕はこの問いに答えることができなかった。ただ、長女の問いは、これまでの「どうせ、長女ちゃんはできないし」ということから「なんでもできる」ということへの変化と関係しているように感じた。それに、なんだか、この長女の問いは、この社会に参加する者たちであれば抱く問いのようにも思った。 困ったことが…

  • 自問に困る!<5>(自閉症児編)<長女の自問>

    自問に困る!<4>(自閉症児編)の続きです。 「どうせ、長女ちゃんはできないし」が口癖になっていた長女が、小学校に上がると、今度は「なんでもできる」という気持ちになった。保育園で仲の良かったお友達と離れ離れになったからなのか、それとも、小学校の情緒級の指導が適切だったからなのか、小学校で仲良くなった同じ情緒級のお友達の影響なのかは分からないし、それらが複合的に働きかけて長女を前向きに挑戦させ努力させるようになったのかもしれない。できなかった鉄棒の前回りも前向きに挑戦し、練習してできるようになった。「なんでもできる!」と長女は嬉しそうに言っていた。 困ったことがあった。 長女は何度も前回りをして…

  • 自問に困る!<4>(自閉症児編)<なんでもできるへの変化>

    自問に困る!<3>(自閉症児編)の続きです。 転入先の保育園での長女は、「普通」の子として接せられていた。それが原因かどうかは分からないが、長女は軽度知的障害や自閉症の子どもというよりも、「ちょっとできない子」という感じで過ごしていたようだった。そして、長女は、ちょっとできない子として、「どうせ、長女ちゃんはできないし」という口癖を覚えた。長女と仲の良いお友達との関係で生まれた言葉にも思えるし、それは一見、自分にできることとできないことを理解していたことから芽生えた自覚にも思えなくはないが、僕にはもう少し複雑なものがあるように感じられた。とはいえ、どうすればいいのか分からないため、注意深く観察…

  • 自問に困る!<3>(自閉症児編)<どうせ、できないし、、、>

    自問に困る!<2>(自閉症児編)の続きです。 長女が保育園の年長さんになった。年少、年中と長女の障害を理解してくれた保育園(この保育園も年少の頃にとても揉めて、名古屋市からの指導もあって軽度知的障害に対する理解を持ってくれるようになった)から引っ越しのために別の保育園に転入することになった。僕らとしては、名古屋の保育園での経緯や、どのような障害特性があり、どのようなトラブルが起きやすいかなど前もって相談したけれども、軽度知的障害に対して多く見られる周囲の反応であるところの、「普通に見える」ということを乗り越えることはできなかった。その結果、何人かの保育士さんは長女の障害特性を理解してくれてはい…

  • 自問に困る!<2>(自閉症児編)<軽度知的障害は普通に見える>

    自問に困る!<1>(自閉症児編)の続きになります。 長女の障害は自閉症と軽度知的障害だ。成長するにつれて、長女を軽度知的障害と診断した理由でもある言語認識能力も徐々に成長していた。そのため、ほぼ発語がなく、癇癪を起こし、泣き叫んでいた頃に比べると、障害があるようには思われれなくもなった。じっくり観察すれば、お友達と話しているように見えながらも、言語によるコミュニケーションが不調であることや、一方的な会話ばかりであることなどは分かるが、同じような子供を育てた経験や専門的な見識がない人には分かりにくいだろう。自発管は長女とちょっと話しただけで、すぐに長女に障害があることは分かったらしいが、注意深く…

  • 自問に困る!<1>(自閉症児編)<言語認識能力の低さから起こること>

    「長女の成長と自問」(長女6歳10ヶ月) 困ったことがあった。 長女は軽度知的障害と自閉症という診断が出ている。軽度知的障害に関しては、言語認識が基準を下回っているため軽度知的障害と診断された。言語認識が低いということはどういうことかというと、言葉ではなかなか理解できないということや、自分の思っていることを言葉で表すことがしにくいという状態にある。言葉を話し始めたのも周囲と比べると遅く、たまに「私も3歳まで喋れなかったらしいから大丈夫」という人がいるが、長女は4歳まで話すことができなかった。発語だけに絞れば、3歳のときには数少ないけれども単語を言うことができた。また、長女と同じように言語認識能…

  • お泊まり客に困る!<5>(ボストン篇)<育児中の家に泊まってはならない>

    お泊まり客に困る!<5>(ボストン篇)の続きです。 育児中、とくに乳幼児の育児をしている家に泊まりに行くことは慎むべきだと僕は思っている。育児で寂しくなっていて誰かに泊まりに来て欲しいという人もいるかもしれないが、そういう泊まりに来て欲しいという人であれば成立することも、泊まりに来てほしくない人ももちろんいるわけで、わざわざ泊まりに来てとも言われていないのに、泊まりに行こうとするのはちょっと理解できないことでもある。僕がこんなことを思うのは、もしかしたら、長女が自閉症児だったからかもしれないし、そのあとは、双子だったからかもしれないから、一般的な感想ではないのだろう。乳幼児の育児中は、不眠不休…

  • お泊まり客に困る!<4>(ボストン篇)<人助けと宿泊客>

    お泊まり客に困る!<3>(ボストン篇)の続きです。 育児中の家庭に泊まるというのは、なかなか難しいことだ。たまに、「受験生のいる家には泊まれない」みたいな話を聞くこともあるけれど、乳幼児のいる家も泊まるのは難しいと思う。子供のいる家庭でも、泊まりやすいのは、子供たちが保育園の年中くらいから小学生くらいまでかもしれない。このくらいの時期の子供たちはお客さんが大好きだし、一緒に遊べる。食事も一緒にできるし、トイレなども自分でできる。お客さんが子供たちと遊んでいる姿を見るのはなんだか微笑ましい。しかし、乳幼児のいる家となると、家が広ければまだいいかもしれないが、家族でいっぱいいっぱいになっている状態…

  • お泊まり客に困る!<3>(ボストン篇)<子供のいる家庭に泊まるということ>

    お泊まり客に困る!<2>(ボストン篇)の続きです。 妻の友人が泊まりにきた。10日以上泊まっていた。長女はそのとき1歳を超えていて、乳児の頃よりは眠るようにもなってきたし、夜泣きや癇癪は相変わらずあったけれど、乳児の頃よりはまだマシなってきた。育児の負担が少し軽減してきたということもあって、僕は仕事を少し増やしはじめていた。そんなとき、妻の友人から家に泊めて欲しいというお願いがあった。旅行などで泊まりたいというのではなく、彼女のに問題が生じてしまって、いま住んでいる家からでなくてはならなくなったけれども、行く先がないということだった。精神的にも病んでしまったようで、自分ではどうにもならなくなっ…

  • お泊まり客に困る!<2>(ボストン篇)<育児中の泊まり客>

    お泊まり客に困る!<1>(ボストン篇)の続きになります。 僕は普段から困っている人がいたら助けたいと思っているタイプだ。駅などで重い荷物を持った人が階段などで困っているときに手伝ってみたり、倒れている人に声を掛けたりしてしまう。まあ、自分が大変ときには助けることはできないけれど、困っている人を助けるというののは、自分がそんなに大変じゃないときに、そしてちょっとしたことであれば助けるという程度のことで自分を犠牲にしてまで、となると、そこまではできないし、やらない。ボストンという街で思ったのは、このちょっとした手助けが多いという感じだ。ただ、助けるにしても、助けたくなる人もいれば、助けなくてもいい…

  • お泊まり客に困る!<1>(ボストン篇)<乳幼児の育児をしている家庭に泊まってはいけない>

    「助け合いは必要だと思うし、助けたいけれども」(長女1歳7ヶ月) 困ったことがあった。 僕は昔から人が自分の家に泊まることに抵抗がない方だ。多少神経質でもあるので、汚くされたりするのはイヤだけれども、人が泊まれば多少は汚くなることは承知の上というのもあるのか、友人などが泊まっているときには、多少の汚れや散らかりは気にならない。1日や2日程度であればいつも通りにできないということで少しはストレスに感じることがあったとしても、お客がいる楽しさの方が優るものだ。 俗に「孫は来て嬉しい帰って嬉しい」というらしい。まだ孫のいる年ではないけれども、目に入れても痛くないと思えるような孫であってもそうなのだか…

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