狙われない「しかのこのこのここしたんたん」。4話では生徒会の面々が登場する。クセの強いメンバーから見えてくるのは本作の、海より大きなシカの懐の広さだ。
シカの懐は海より広い――「しかのこのこのここしたんたん」4話レビュー&感想
狙われない「しかのこのこのここしたんたん」。4話では生徒会の面々が登場する。クセの強いメンバーから見えてくるのは本作の、海より大きなシカの懐の広さだ。
賭けろ! 生死の瀬戸際――「真夜中ぱんチ」3話レビュー&感想
宝探しの「真夜中ぱんチ」。3話ではりぶ達に新たな仲間が加わる。枠を超えた企画は、生死の瀬戸際からしか生まれてこない。
焼塩檸檬は時をかけるーー「負けヒロインが多すぎる!」2話レビュー&感想
追いつけない「負けヒロインが多すぎる!」。2話では2人目のマケイン、焼塩檸檬にスポットが当たる。陸上部で走る彼女は「時をかける少女」である。
虎に翼のウマとシカ――「しかのこのこのここしたんたん」3話レビュー&感想
馬が入る「しかのこのこのここしたんたん」。今回は新入生の馬車芽めめが登場する。3話は虎子が馬と鹿の両翼ではばたく回だ。
定めろ! チャンネルの枠――「真夜中ぱんチ」2話レビュー&感想
定義する「真夜中ぱんチ」。2話では真咲とりぶ達が動画チャンネル「真夜中ぱんチ」を始めるまでが描かれる。動画チャンネルとはいったいどんな「枠」なのだろう?
ようこそラノベの裏側へ――「負けヒロインが多すぎる!」1話レビュー&感想
夏の日々の「負けヒロインが多すぎる!」。なんともメタ的なタイトルだが、1話で見えてくるのはこれまたメタ的な「異世界転移」である。
置いてけぼりのユートピア――「しかのこのこのここしたんたん」2話レビュー&感想
理想郷の「しかのこのこのここしたんたん」。2話ではのこと謎の少女の戦いが勃発する。シカが乱舞する破茶滅茶な世界はしかし、虎子にとってのユートピアだ。
夜におはよう「真夜中ぱんチ」。1話では動画を始めとした「枠」が提示される。その外へ飛び出すにはどうしたらいいのだろう?
「アニメ調査室(仮)」さんが行うアニメのアンケート、2024/4-6月期分も参加いたします。 →前回のアンケート回答:2024/1-3月期終了アニメアンケート -評価条件- だいたい80%以上視聴した作品について、作品の評価をS,A-Eでお答えください。(80%の目安 : 1ヶ月に、1回程度の見逃しなら評価可能) S : とても良い(第3回より追加)A : 良いB : まあ良いC : 普通D : やや悪いE : 悪い
【ネタバレ】奪われたギアス――「コードギアス 奪還のロゼ」第3幕レビュー&感想
苦境の「コードギアス 奪還のロゼ」。第3幕では容赦なき現実がロゼ達を襲う。この第3幕は、彼らからギアスの魔力を奪う物語だ。
シカのツノが書き換える世界――「しかのこのこのここしたんたん」1話レビュー&感想
出会いの「しかのこのこのここしたんたん」。なぜかシカのツノが生えた少女、鹿乃子のこは教室と共に常識の枠を破壊する。そのツノがこじ開けるものはいったい何か?
三度きりを何度でも――「響け!ユーフォニアム3」最終回13話レビュー&感想
繰り返す「響け!ユーフォニアム3」。最終回13話は終わりと共に私達に驚きを届ける。つながるメロディ、それは高校吹奏楽の響きである。
奇跡への帰還――「ブルーアーカイブ The Animation」最終回12話レビュー&感想
おかえりの「ブルーアーカイブ The Animation」。最終回12話ではホシノがあるべき場所へ帰還する。一体それはどんな場所だろうか?
二人だけが吹けたソリ――「響け!ユーフォニアム3」12話レビュー&感想
独奏の「響け!ユーフォニアム3」。12話では全国大会でソロパートを吹く者が決定する。「ソリは1名しか吹くことができません」――本当にそうだろうか?
【ネタバレ】姉妹と友達のタテヨコ――「大室家 dear friends」レビュー&感想
まさかのスピンオフ映画後編「大室家 dear friends」。前作「dear sisters」と変わらぬ日々の物語からは、大室家を巡る姉妹と友達のタテヨコが見えてくる。
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」より、HGUC ガンダムGP01フルバーニアンを製作しました。
主役の座は誰のもの――「ブルーアーカイブ The Animation」11話レビュー&感想
名乗りを上げる「ブルーアーカイブ The Animation」。11話ではこれまで存在感の薄かった先生が奮闘する。その時、本作の主役の座はどこにあるのだろうか?
別の道を行く理由――「響け!ユーフォニアム3」11話レビュー&感想
選択の「響け!ユーフォニアム3」。11話では久美子が小さな一歩を踏み出す。彼女の進路にとって重要なのは「どこに行くか」だけではない。
食べ尽くす「ダンジョン飯」。24話でライオス達が食べるのはダンプリングの残りだけではない。ダンジョン飯は、食うか食われるかの対象を広げていく。
また嫌になるほど暑くなる時期がやってきました。2024年夏、本ブログは以下の作品をレビューします。
守るべき場所――「ブルーアーカイブ The Animation」10話レビュー&感想
守護すべきを探す「ブルーアーカイブ The Animation」。10話では場所を巡ってシロコ達が戦う。ホシノのいう「唯一意味のある場所」とはどんな場所だろう?
墜ちて始まるアルペジオ――「響け!ユーフォニアム3」10話レビュー&感想
墜落の「響け!ユーフォニアム3」。10話では「響く」という言葉が印象的に使われる。音を鳴らすのではなく響かせるために必要だったものは、いったいなんだろう?
【ネタバレ】軋む歯車――「コードギアス 奪還のロゼ」第2幕レビュー&感想
2人が織り成す「コードギアス 奪還のロゼ」。第2幕では順調な戦いにわずかな影が射す。それは噛み合っているはずの歯車の軋みである。
エンディングがない理由――「ダンジョン飯」23話レビュー&感想
突然の「ダンジョン飯」。23話はED無しで唐突に終わる。それはただの尺の都合ではない。
オッドアイの景色――ダッシュ「ブルーアーカイブ The Animation」9話レビュー&感想
赤と青の「ブルーアーカイブ The Animation」。9話ではアビドスの絶望的な状況が明かされる。過去を知るホシノが見ている景色は、左右で色の異なるそのオッドアイに等しい。
心音のチューニング――「響け!ユーフォニアム3」9話レビュー&感想
波乱の「響け!ユーフォニアム3」。9話ではオーディション結果に吹奏楽部が軋みをあげる。だが、副題が示す「チューニング」の対象は吹奏楽部なのだろうか?
【ネタバレ】知らない結末の意味――「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」後章レビュー&感想
前章から2ヶ月を開けての後章公開となった映画「デデデデ」。原作と異なるアニメオリジナルの結末は、私達にいったい何を訴えかけているのだろう?
さまよう「ダンジョン飯」。22話でライオス達は再び迷宮に舞い戻る。だが、彼らがいる迷宮は1つとは限らない。
近くて遠い水族館――「ブルーアーカイブ The Animation」8話レビュー&感想
なぜ水族館なのだろう? それはどんな場所なのだろう?
久美子・イン・エンドレスエイト――「響け!ユーフォニアム3」8話レビュー&感想
抜け出せない「響け!ユーフォニアム3」。8話は合宿と2度目のオーディションがドラマを生む。オスティナート=執拗な繰り返しが見せるのは、久美子が陥った「エンドレスエイト」である。
混濁の「ダンジョン飯」。21話では迷宮を巡り思惑が入り乱れる。その錯綜はまるで卵に等しい。
覆水は天下の回りもの――「ブルーアーカイブ The Animation」7話レビュー&感想
帰らずの「ブルーアーカイブ The Animation」。7話ではアビドスの穏やかな日々が描かれるが、そこには終わりの予感も付きまとう。覆水は盆に返らず、しかし……
黒江真由には影がない――「響け!ユーフォニアム3」7話レビュー&感想
カメラが写す「響け!ユーフォニアム3」。7話では少しずつ黒江真由の人となりが見えてくる。その転校生には、姿形はあっても影がない。
はい、タイトルそのままなのですがnoteでの記事公開を始めました。
味わいのコミュニケーション――「ダンジョン飯」20話レビュー&感想
食べ合いの「ダンジョン飯」。20話ではイヅツミの加入が食事に変化をもたらす。今回食べて、あるいは食べられているのは何だろうか?
重なる領土――「ブルーアーカイブ The Animation」6話レビュー&感想
侵犯の「ブルーアーカイブ The Animation」。6話では3つの勢力が激突する。人が譲れないのは「領土」である。
不協和音はどこで鳴る――「響け!ユーフォニアム3」6話レビュー&感想
奏でる「響け!ユーフォニアム3」。6話では副題通りディゾナンス=不協和音が鳴り響く。だが、それは吹奏楽部の中で鳴っているのではない。
コードギアスを奪還せよ――「コードギアス 奪還のロゼ」第1幕レビュー&感想
発表から4年、いよいよ公開の始まった「コードギアス 奪還のロゼ」。本作が本当に奪還しようとしているものは、いったいなんだろうか?
混ざり物には福がある――「ダンジョン飯」19話レビュー&感想
分割の「ダンジョン飯」。19話では新たな仲間と悪夢が描かれる。今回は2つの話の混ざり物である。
壊れる敵味方――「ブルーアーカイブ The Animation」5話レビュー&感想
図式崩れる「ブルーアーカイブ The Animation」。5話ではシロコ達の返済している借金の行方が世界を揺るがせる。敵味方は壊れるものである。
祝祭の薄明かり――「響け!ユーフォニアム3」5話レビュー&感想
薄明かり覗く「響け!ユーフォニアム3」。5話、久美子達はあがた祭りの時期を迎える。祭りが見せるもの、それはある種の合奏である。
問いを問う「ダンジョン飯」。18話では幻術でパーティが分裂の危機に陥る。偽者が誰なのかは、今回の一番の問題ではない。
無法と天道――「ブルーアーカイブ The Animation」4話レビュー&感想
自由なる「ブルーアーカイブ The Animation」。4話ではブラックマーケットでシロコ達が大暴れ。今回は真のアウトローとは何かを問うお話だ。
らしさのエチュード――「響け!ユーフォニアム3」4話レビュー&感想
問い直しの「響け!ユーフォニアム3」。4話の副題、エチュードとは練習曲を指す。この4話、久美子達はいったい何を練習したのだろう?
食べることは腹に落とすこと――「ダンジョン飯」17話レビュー&感想
理解を問う「ダンジョン飯」。17話、シュローはマイヅルの作った飯を口にする。だが彼の、いや彼らの食べた「飯」はそれだけではない。
便利屋の仕事は完璧――「ブルーアーカイブ The Animation」3話レビュー&感想
愉快な仲間の「ブルーアーカイブ The Animation」。3話は便利屋68を名乗る4人の――そう、完璧な仕事ぶりが光る回である。
プレリュードを奏でるのは誰――「響け!ユーフォニアム3」3話レビュー&感想
瑞々しき「響け!ユーフォニアム3」。3話の副題は「みずいろプレリュード」、すなわち前奏曲。それを奏でているのはいったい誰だろう?
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循環の「ダンジョン飯」。16話では3つのパーティが一堂に会する。だが、そこから見えるのはライオス達がダンジョンに空けた大穴だ。
ツンデレとは借金と見つけたり――「ブルーアーカイブ The Animation」2話レビュー&感想
信頼を築く「ブルーアーカイブ The Animation」。2話は1年生のセリカが中心となる。「ツンデレ」な彼女の気質は、借金に似ている。
春夏秋冬のシンコペーション――「響け!ユーフォニアム3」2話レビュー&感想
選択の「響け!ユーフォニアム3」。2話では久美子達がコンクールで演奏する自由曲を決める。だが、彼女達が決めたのはただの曲目ではない。
地上は遠い「ダンジョン飯」。15話では彷徨うライオス達が描かれる。必要なのは座標を知ることだ。
「アニメ調査室(仮)」さんが行うアニメのアンケート、2024/1-3月期分も参加したいと思います。
学校に必要なもの――「ブルーアーカイブ The Animation」1話レビュー&感想
大人気ゲーム待望のTVアニメ化となった「ブルーアーカイブ The Animation」。1話は廃校の危機が描かれる。が、必要なのは物資の補充ではない。
始まらない1話――「響け!ユーフォニアム3」1話レビュー&感想
昨年の映画を経て遂に地上波へ帰ってきたアニメ「響け!ユーフォニアム」。待望の3期だが、敢えて言おう。この1話ではまだ3期は始まっていない。
アメリカに遅れること8ヶ月、日本でも公開の運びとなった「オッペンハイマー」。原爆の父の伝記的物語が示すのは、発見や発明の持つ「核分裂的」インパクトである。
生態系は一つにあらず――「ダンジョン飯」14話レビュー&感想
別世界を覗く「ダンジョン飯」。2クール目初回はライオス達の再出発回……ではない。いくつものパーティからはまたいくつもの、異なる生態系が見えてくる。
コード・イヴの正体――「メタリックルージュ」最終回13話レビュー&感想
終わり始まる「メタリックルージュ」。最終回13話では黒幕によって自由と隷属が反転する。本作の鍵であるコード・イヴとはいったいなんだったのだろう?
異口異音の「ダンジョン飯」。13話では急転直下の事態にチルチャックの心が揺れる。言葉は時に、口移しである。
のっぺらぼうの逆襲――「メタリックルージュ」12話レビュー&感想
誰を問う「メタリックルージュ」。12話ではネアンのユニットであるイドが特別な輝きを放つ。それはいわば人の魂の輝きである。
茶番は終わらない――「愚かな天使は悪魔と踊る」最終回12話レビュー&感想
日々は続く「愚かな天使は悪魔と踊る」。最終回12話では事件の後始末が描かれる。物語の終わりは茶番の終わり、ではない。
【ネタバレ】知らない宇宙人――「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」前章レビュー&感想
あまりにも限られた情報で展開される物語は私達に「知らない」「分からない」を突きつける。それは謎の宇宙船がすぐ側にある日常と何も変わらない。
究極のダンジョン飯、至福の食卓――「ダンジョン飯」12話レビュー&感想
念願の「ダンジョン飯」12話。魔物を食べながら続けたダンジョン探索で遂にレッドドラゴンを倒したライオス一行。だが、彼らが真に味わうのは炎竜の肉ではない。
紐解かれていく「メタリックルージュ」。11話では金星でのルジュ達の決戦が始まる。だが、副題にある「狙われた星」は金星を指していない。
一人でできない茶番劇――「愚かな天使は悪魔と踊る」11話レビュー&感想
帰還の「愚かな天使は悪魔と踊る」。11話では阿久津の暴走が思わぬ事態を引き起こす。茶番は一人では取り戻せない。
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」より、HGUCグフカスタムを製作しました。
レッドドラゴンに食われるな――「ダンジョン飯」11話レビュー&感想
死中に活を求める「ダンジョン飯」。11話ではレッドドラゴンとの決戦が繰り広げられる。飯を作らずとも、ダンジョン飯が食事の概念から離れることはない。
よく似た者の「メタリックルージュ」。10話ではシアンが思わぬ形で再登場する。ルジュ達とアルターからは、家族の二つの肖像が見えてくる。
新しい出会いと別れのシーズンとなりました。2024年春、本ブログは以下の作品をレビューします。
茶番の尊厳――「愚かな天使は悪魔と踊る」10話レビュー&感想
屈辱の「愚かな天使は悪魔と踊る」。10話ではリリーの兄ツヴァイが彼女を傷つける。だが、尊厳を汚されるのはリリーだけではない。
決戦迫る「ダンジョン飯」。10話ではライオス達のこれまで歩んできた「道」が見えてくる。獣道は常に脇道とは限らない。
結果は訪れ来たるもの――「メタリックルージュ」9話レビュー&感想
二人再び「メタリックルージュ」。9話ではナオミの秘密が明かされる。結果は掴むものとは限らない。
導かれる「愚かな天使は悪魔と踊る」。9話ではリリーの素体・リーリヤが彼女の姉としてやってくる。姉というのはもちろんデタラメだが、全くの誤りでもない。
歌姫vs天才軍師――「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」レビュー&感想
2022年に放映されたアニメの総集編映画である「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」。現代に転生した諸葛孔明が戦うのは芸能界? 否、彼が戦う相手は傍らに立つ歌姫だ。
合わせ難きを頂く「ダンジョン飯」。9話では以前の仲間との再会が描かれる。けして混ざらぬマルシルとナマリのそれは、水と油の関係にも似ている。
選択の「メタリックルージュ」。8話では遂にコード・イヴの秘密が明かされる。だが、それがルジュの答えになるとは限らない。
真実と嘘の「愚かな天使は悪魔と踊る」。8話は阿久津とリリーの噂が二人の関係を揺るがすこととなる。茶番と嘘は別物である。
【ガンプラ作ったよ】ライジングフリーダムガンダム(クリアカラー)
「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」より、クリアカラーのライジングフリーダムを部分塗装で仕上げました。
切っても切れない純・不純――「ダンジョン飯」8話レビュー&感想
世界を知る「ダンジョン飯」。8話はダンジョンの幽遠さと厳しさを見せる回だ。その奥深さは、純粋さと不純さの切っても切れない関係にも似ている。
ズレ続ける「メタリックルージュ」。ナオミの正体が明かされ、7話では急展開が続く。副題である「正しい歯車」の指す「正しさ」、そして「歯車」とは何なのだろう?
ご褒美は平行線の上――「愚かな天使は悪魔と踊る」7話レビュー&感想
二人きりの「愚かな天使は悪魔と踊る」。7話では阿久津とリリーが入れ違いに一人相撲を繰り広げる。けれど、特別なご褒美はその交わらなさの上にある。
【ガンプラ作ったよ】キュベレイMk-Ⅱ(エルピー・プル機&プルツー機)
「機動戦士ガンダムZZ」よりキュベレイMk-Ⅱを製作しました。
食べて食べられる「ダンジョン飯」。7話では魔法が大活躍する。だが、それは魔力を使った魔法ばかりとは限らない。
一つと二つの円環――「メタリックルージュ」6話レビュー&感想
擬態する「メタリックルージュ」。6話では地球に戻る船で事件が起きる。ミステリーとも言い難い今回の話は、船の行き先がそうであるように「帰還」の話だ。
天使様は茶番に夢中――「愚かな天使は悪魔と踊る」6話レビュー&感想
新展開の「愚かな天使は悪魔と踊る」。6話では思わぬシリアスな兆しが覗く。リリーにとって阿久津との時間は何なのだろう?
生存競争の「ダンジョン飯」。6話はいつも以上に意外なものが食材になる。絵の中から飯を出すにはどうすればいいのだろう?
つかの間の「メタリックルージュ」。5話では謎の移動カーニバルの中でルジュが夢現定かならぬ時を過ごす。その時間は祝祭のように華やかだ。
ラブコメの危機――「愚かな天使は悪魔と踊る」5話レビュー&感想
転換の「愚かな天使は悪魔と踊る」。5話では阿久津とリリーが急接近。だが、今回描かれているのはむしろラブコメの危機だ。
【ネタバレ】世界は姉妹でできている――「大室家 dear sisters」レビュー&感想
「ゆるゆり」のスピンオフを映像化した「大室家 dear sisters」。いわゆる日常系の本作に大筋はない。けれどだからこそ感じられるまとまりは、それこそが姉妹のようなものだ。
食べ続ける「ダンジョン飯」。5話では地上とダンジョンを隔てるような食事が登場する。今回ライオスが味わうのは、忘れ難き地上の味だ。
幻の「メタリックルージュ」。4話では幻影のヴェルデとの暗闘が繰り広げられる。だが、「幻影のヴェルデ」などという者は本当に存在したのだろうか?
茶番は安全装置――「愚かな天使は悪魔と踊る」4話レビュー&感想
軽やかなる「愚かな天使は悪魔と踊る」。4話では笑いが阿久津とリリーの距離を縮めていく。真面目にやるのが最善とは限らない。
皆で囲む「ダンジョン飯」。4話ではダンジョンの新たな姿と共にライオスの進むべき道がおぼろげに示される。食卓を作ることは生態系に似ている。
【ネタバレ】愛は温故知新の種――「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」レビュー&感想
十数年の時を超えて公開となった「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」。かつて新たなガンダムを目指した作品が今語るのは、古くそして力強い物語である。
境に惑う「メタリックルージュ」、3話の副題は「境界の街」。舞台となるウェルズタウンはいったいどんな街なのだろうか?
見えない悪魔――「愚かな天使は悪魔と踊る」3話レビュー&感想
敵は何処に「愚かな天使は悪魔と踊る」。3話ではリリーが友人を得る。彼女が狩るつもりだった悪魔はラストまで出て来ないが、それでも狩られた悪魔は存在する。
約20年の時を超えて2024年にリバイバル上映された、今敏監督の「千年女優」。現実か虚構か分からぬ女優の一生は、尽きぬ希望と共に私達に問いを投げかけている。
食らい尽くす「ダンジョン飯」。3話では新種の魔物が発見される。おなじみ「動く鎧」の正体――だが、それは本当に魔物なのだろうか?
放浪の「メタリックルージュ」。2話では傭兵やウォーマシン相手の大乱闘が繰り広げられる。本筋から外れた迷路のような話にむしろ、ルジュの選べる自由が見え隠れする。
ポンコツだらけの世界――「愚かな天使は悪魔と踊る」2話レビュー&感想
天使と悪魔が張り合う「愚かな天使は悪魔と踊る」。2話では阿久津とリリーが激しい戦いを繰り広げる。見えてくるのは二人の、いや世界のポンコツぶりだ。
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狙われない「しかのこのこのここしたんたん」。4話では生徒会の面々が登場する。クセの強いメンバーから見えてくるのは本作の、海より大きなシカの懐の広さだ。
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追いつけない「負けヒロインが多すぎる!」。2話では2人目のマケイン、焼塩檸檬にスポットが当たる。陸上部で走る彼女は「時をかける少女」である。
馬が入る「しかのこのこのここしたんたん」。今回は新入生の馬車芽めめが登場する。3話は虎子が馬と鹿の両翼ではばたく回だ。
定義する「真夜中ぱんチ」。2話では真咲とりぶ達が動画チャンネル「真夜中ぱんチ」を始めるまでが描かれる。動画チャンネルとはいったいどんな「枠」なのだろう?
夏の日々の「負けヒロインが多すぎる!」。なんともメタ的なタイトルだが、1話で見えてくるのはこれまたメタ的な「異世界転移」である。
理想郷の「しかのこのこのここしたんたん」。2話ではのこと謎の少女の戦いが勃発する。シカが乱舞する破茶滅茶な世界はしかし、虎子にとってのユートピアだ。
夜におはよう「真夜中ぱんチ」。1話では動画を始めとした「枠」が提示される。その外へ飛び出すにはどうしたらいいのだろう?
「アニメ調査室(仮)」さんが行うアニメのアンケート、2024/4-6月期分も参加いたします。 →前回のアンケート回答:2024/1-3月期終了アニメアンケート -評価条件- だいたい80%以上視聴した作品について、作品の評価をS,A-Eでお答えください。(80%の目安 : 1ヶ月に、1回程度の見逃しなら評価可能) S : とても良い(第3回より追加)A : 良いB : まあ良いC : 普通D : やや悪いE : 悪い
苦境の「コードギアス 奪還のロゼ」。第3幕では容赦なき現実がロゼ達を襲う。この第3幕は、彼らからギアスの魔力を奪う物語だ。
出会いの「しかのこのこのここしたんたん」。なぜかシカのツノが生えた少女、鹿乃子のこは教室と共に常識の枠を破壊する。そのツノがこじ開けるものはいったい何か?
繰り返す「響け!ユーフォニアム3」。最終回13話は終わりと共に私達に驚きを届ける。つながるメロディ、それは高校吹奏楽の響きである。
おかえりの「ブルーアーカイブ The Animation」。最終回12話ではホシノがあるべき場所へ帰還する。一体それはどんな場所だろうか?
独奏の「響け!ユーフォニアム3」。12話では全国大会でソロパートを吹く者が決定する。「ソリは1名しか吹くことができません」――本当にそうだろうか?
まさかのスピンオフ映画後編「大室家 dear friends」。前作「dear sisters」と変わらぬ日々の物語からは、大室家を巡る姉妹と友達のタテヨコが見えてくる。
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」より、HGUC ガンダムGP01フルバーニアンを製作しました。
名乗りを上げる「ブルーアーカイブ The Animation」。11話ではこれまで存在感の薄かった先生が奮闘する。その時、本作の主役の座はどこにあるのだろうか?
選択の「響け!ユーフォニアム3」。11話では久美子が小さな一歩を踏み出す。彼女の進路にとって重要なのは「どこに行くか」だけではない。
食べ尽くす「ダンジョン飯」。24話でライオス達が食べるのはダンプリングの残りだけではない。ダンジョン飯は、食うか食われるかの対象を広げていく。
また嫌になるほど暑くなる時期がやってきました。2024年夏、本ブログは以下の作品をレビューします。
日の出と日没の「アンデッドガール・マーダーファルス」。4話では事件の全貌が明かされる。副題の通り、今回は真打を巡るお話である。
旋回の「ダークギャザリング」。3話では夜宵が悪霊を集める理由が明かされる。理解が誤解に勝るとは限らない。
飛び出そう「幻日のヨハネ」。5話ではマリがワーシマー島からの一歩を踏み出す。必要なのは夢と現実の区別ではない。
「機動戦士ガンダムAGE」よりHG Gサイフォスを製作しました。
謎解きの段を踏む「アンデッドガール・マーダーファルス」。3話では探偵の中でピースが揃う。事件解決に必要だったのは”皿”である。
裏返りの「ダークギャザリング」。2話ではお祓いに訪れた螢多朗が大ピンチに陥る。彼にとって夜宵はどんな存在なのだろう?
伝わる「幻日のヨハネ」。4話ではヨハネに新たな出会いと新たな発見が訪れる。本当のメッセージは、空と海の間にある。
「風立ちぬ」以来10年ぶりの宮崎駿監督作品となった「君たちはどう生きるか君たちはどう生きるか」。本作は公開まで特報映像などがなく、徹底した情報の秘匿が行われた。それは異色の広告方法、というだけではない。秘匿の上でこそ私達は本作を味わえるのだ。
欧州謎解き行の「アンデッドガール・マーダーファルス」。2話では吸血鬼の城で殺人事件が起きる。道具の価値は実用性とは限らない。
闇集う「ダークギャザリング」。1話では霊媒体質の青年が運命の出会いを果たす。そのきっかけが家庭教師なのもまた、偶然ではない。
仲立ちの「幻日のヨハネ」。3話ではヨハネのピンチが思わぬ事態を引き起こす。無力な彼女にしかし、他の人にはできない魔法がある。
2023年7月に最終回を迎え、この年を代表するヒット作の1つとなった「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。果たして本作は新しい作品だったのだろうか。それとも旧態依然の「ガンダム」だったのだろうか?
「アニメ調査室(仮)」さんが行うアニメのアンケート、2023/4-6月期分も参加したいと思います。
全てが壇上の「アンデッドガール・マーダーファルス」。1話では奇妙な男女の出会いが描かれる。見世物小屋から始まる物語は、芝居の要訣を教える物語である。
不思議の源「幻日のヨハネ」。ヨハネは2話でも杖を振るうがそれは魔法を起こさない。魔法に必要な対価は、一体なんだろう?
問いかける「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。最終回24話、スレッタは傷ついたエアリアルに必死の呼びかけをする。必要なのは返答である。
活躍広がる「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」。OVA「NEXT SKY」では歩夢の短期留学を契機とした出会いが描かれる。「NEXT SKY」はけして、単なる新章のかけ声ではない。
不思議の国の「幻日のヨハネ」。1話では夢破れた主人公ヨハネの帰還が描かれる。だが、彼女が帰る場所は故郷ヌマヅであってヌマヅではない。
偽りなしの「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。23話ではクワイエット・ゼロで激闘が繰り広げられる。今回は兄姉弟妹の戦いを踏まえつつ、副題の意味を考えてみたい。
終わらない「バーディーウイング」。最終回25話ではイヴが運命に抗う。結末から見えるのは彼女の異名"レインボー・バレット"の正体だ。