理解を問う「ダンジョン飯」。17話、シュローはマイヅルの作った飯を口にする。だが彼の、いや彼らの食べた「飯」はそれだけではない。
始まりと終わりの距離――「星屑テレパス」12話レビュー&感想
彼方照らすアニメ「星屑テレパス」。最終回12話では海果とユウが誓いを繰り返す。その約束に必要なものは、一番遠くて一番近いところにある。
集う"これまで"――「ダークギャザリング」25話レビュー&感想
続く「ダークギャザリング」。最終回25話では夜宵達の今後の計画が語られる。「これから」には「これまで」が必要だ。
サークル「F会」様が発行している同人誌「Fani通」。コミックマーケット103で2023上半期号が頒布されます。
冬休みの魔法――「魔法使いの嫁 SEASON2」24話レビュー&感想
しばしの夢の「魔法使いの嫁 SEASON2」。最終回24話で事件はひとまずの解決を見る。ひとときの休息とは、それ自体が魔法のようなものだ。
何度でも飛ぶ「星屑テレパス」、11話の副題は「再戦シーサイド」。だが、再戦するのは海果と瞬の二人ではない。
暗闇を征く「ダークギャザリング」。23話では水面下でなり代わりとの戦いが始まる。それを導くのは、夜と宵の狭間のようなか細い道だ。
2023年も残りわずかとなりました。明くる2024年の冬、本ブログは以下の作品をレビューします。
小説を原作にスタジオポノックが送り出す、映画「屋根裏のラジャー」。イマジナリーフレンドが主人公の本作は、見る者に真の想像とは何かを問う物語である。
魔法、魔術、そして意志――「魔法使いの嫁 SEASON2」23話レビュー&感想
集いの「魔法使いの嫁 SEASON2」。23話では敵とも味方とも言えない者達が禁書に立ち向かう。彼らの垣根を超える鍵は、いったいなんだろう?
"もう一人"になる時――「星屑テレパス」10話レビュー&感想
変化を願う「星屑テレパス」。10話では遥乃の内面にスポットが当たる。彼女が踏み出す時、そこには鏡のような”もう一人”が生まれる。
限界の「ダークギャザリング」。23話では夜宵が囚われの身となる。彼女を捕えるのは、単なる異空間の類ではない。
個人ニュースサイト「aniado」さんが集計してくださっている、話数単位TVアニメ10選企画に今年も参加します。ルールは以下の通り。
【ネタバレ】消えない魔法――映画「窓ぎわのトットちゃん」レビュー&感想
黒柳徹子の自伝的小説をアニメ映画化した「窓ぎわのトットちゃん」。夢いっぱいの童女の成長を描く本作は、消えない魔法を描いた物語である。
パズルの魔法――「魔法使いの嫁 SEASON2」22話レビュー&感想
解放の「魔法使いの嫁 SEASON2」。22話ではリズベスの過去が語られ、フィロメラが遂に心の内を叫ぶ。彼女達を捕えているのは「パズル」である。
キラキラ照らし合う「星屑テレパス」。9話では海果がもう一つの星を見る。星は空にばかりあるとは限らない。
誰も彼もの「ダークギャザリング」。22話では旧I水門での戦いに決着がつく。人は皆、逃れられない廓の中にいる。
愚痴は始まりの叫び――「魔法使いの嫁 SEASON2」21話レビュー&感想
混沌の「魔法使いの嫁 SEASON2」。21話ではチセ達がフィロメラの心の内に踏み入る。彼女の言う「叫び」とはいったい何を指すのだろう?
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理解を問う「ダンジョン飯」。17話、シュローはマイヅルの作った飯を口にする。だが彼の、いや彼らの食べた「飯」はそれだけではない。
愉快な仲間の「ブルーアーカイブ The Animation」。3話は便利屋68を名乗る4人の――そう、完璧な仕事ぶりが光る回である。
瑞々しき「響け!ユーフォニアム3」。3話の副題は「みずいろプレリュード」、すなわち前奏曲。それを奏でているのはいったい誰だろう?
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循環の「ダンジョン飯」。16話では3つのパーティが一堂に会する。だが、そこから見えるのはライオス達がダンジョンに空けた大穴だ。
信頼を築く「ブルーアーカイブ The Animation」。2話は1年生のセリカが中心となる。「ツンデレ」な彼女の気質は、借金に似ている。
選択の「響け!ユーフォニアム3」。2話では久美子達がコンクールで演奏する自由曲を決める。だが、彼女達が決めたのはただの曲目ではない。
地上は遠い「ダンジョン飯」。15話では彷徨うライオス達が描かれる。必要なのは座標を知ることだ。
「アニメ調査室(仮)」さんが行うアニメのアンケート、2024/1-3月期分も参加したいと思います。
大人気ゲーム待望のTVアニメ化となった「ブルーアーカイブ The Animation」。1話は廃校の危機が描かれる。が、必要なのは物資の補充ではない。
昨年の映画を経て遂に地上波へ帰ってきたアニメ「響け!ユーフォニアム」。待望の3期だが、敢えて言おう。この1話ではまだ3期は始まっていない。
アメリカに遅れること8ヶ月、日本でも公開の運びとなった「オッペンハイマー」。原爆の父の伝記的物語が示すのは、発見や発明の持つ「核分裂的」インパクトである。
別世界を覗く「ダンジョン飯」。2クール目初回はライオス達の再出発回……ではない。いくつものパーティからはまたいくつもの、異なる生態系が見えてくる。
終わり始まる「メタリックルージュ」。最終回13話では黒幕によって自由と隷属が反転する。本作の鍵であるコード・イヴとはいったいなんだったのだろう?
異口異音の「ダンジョン飯」。13話では急転直下の事態にチルチャックの心が揺れる。言葉は時に、口移しである。
誰を問う「メタリックルージュ」。12話ではネアンのユニットであるイドが特別な輝きを放つ。それはいわば人の魂の輝きである。
日々は続く「愚かな天使は悪魔と踊る」。最終回12話では事件の後始末が描かれる。物語の終わりは茶番の終わり、ではない。
あまりにも限られた情報で展開される物語は私達に「知らない」「分からない」を突きつける。それは謎の宇宙船がすぐ側にある日常と何も変わらない。
念願の「ダンジョン飯」12話。魔物を食べながら続けたダンジョン探索で遂にレッドドラゴンを倒したライオス一行。だが、彼らが真に味わうのは炎竜の肉ではない。
紐解かれていく「メタリックルージュ」。11話では金星でのルジュ達の決戦が始まる。だが、副題にある「狙われた星」は金星を指していない。
大地に立つ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。15話ではジェターク社の御曹司グエルの行方が描かれる。アスティカシアから遠く離れた彼は、それでも"学校"を通して学びを得ている。
雌雄を決する「バーディーウィング」。16話ではイヴと葵の出生の秘密が明かされる。二人に課せられた運命の悪戯は、未だ生まれぬ伝説へのきざはしだ。
続く学びの「魔法使いの嫁 SEASON2」。3話ではカレッジの授業は描かれない。しかし放課後であっても学びはある。
「機動新世紀ガンダムX」よりHGAW ガンダムダブルエックスを製作しました。
破壊の「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。14話ではスレッタとソフィの決闘が行われる。だが、これは今まで行われたような尋常一様の決闘ではない。
変転の「バーディーウィング」。15話では意味深な副題が目を引くが直接言及されることはない。「ただゴルフができるということがこれほどまでに幸福な理由」とはいったいなんだろう?
学院での生活が始まる「魔法使いの嫁 SEASON2」。2話は人間姿のエリアスが生徒から新しい先生かと問われる場面から始まる。"先生"は職業とは限らない。
1年半を空けての新章となった「プリンセス・プリンシパル Crown Handler」。第3章ではプリンセスが選択を迫られる。選択のためには、彼女は鍵を見つけなくてはならない。 *ネタバレ注意
「アニメ調査室(仮)」さんが行うアニメのアンケート、2022/10-12月期分も参加したいと思います。
再会の「機動戦士ガンダム 水星の魔女」。13話では学園に思いもかけない新メンバーが加わる。ありえなかったはずの交流からは、スレッタ達が追い求めるべき新たな"二つ"が見え隠れしている。
新境地へ踏み出す「バーディーウィング」。2期初回となる14話では静岡・香蘭女子とのダブルス対決が描かれる。物語の鍵を握るのは香蘭の飯島薫子――いや、彼女の特技「イン・ザ・ゾーン」だ。
遠回りの「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。最終回となる38話では運命を巡るプッチ神父の野望が明らかになる。だが、運命は1つしか無いわけではない。
私とあなたが再び交錯する「魔法使いの嫁 SEASON2」。1話ではチセにカレッジ(学院)からの誘いが舞い込む。今回は学び舎の魔術について書いてみたい。
加速の果ての「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。37話ではプッチ神父との決戦が思わぬ結果を迎える。この戦いは、大いなる別れの戦いである。
宴は続く「吸血鬼すぐ死ぬ2」。最終回12話はノースディンとの対決……だけでは終わらない。だが、彼との戦いはこの2期の何たるかを体現している。
裁けぬを裁く「虚構推理 Season2」。最終回24話はうなぎ屋での珍問答から始まる。話題は驚きの殺人容疑に移るが、今回の話は琴子の役割を雄弁に語っている。
時代を見る「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。36話では「天国へ行く力」の一端が明かされる。今回はプッチ神父の新たなスタンドが何を象徴しているのか考察してみたい。
「機動戦士ガンダムAGE」よりHG ガンダムAGE-1を限定ガンプラカラーで製作しました。
落とし穴に落ちる「吸血鬼すぐ死ぬ2」。11話は雪山でのロナルド達の遭難から始まる。だが、遭難するのは彼らだけではない。
人ならざるを見る「虚構推理 Season2」。23話では事件の真実が明らかになる。だが、本章が明らかにしたのは事件の真相ではない。