日々は続く「愚かな天使は悪魔と踊る」。最終回12話では事件の後始末が描かれる。物語の終わりは茶番の終わり、ではない。
茶番は終わらない――「愚かな天使は悪魔と踊る」最終回12話レビュー&感想
日々は続く「愚かな天使は悪魔と踊る」。最終回12話では事件の後始末が描かれる。物語の終わりは茶番の終わり、ではない。
【ネタバレ】知らない宇宙人――「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」前章レビュー&感想
あまりにも限られた情報で展開される物語は私達に「知らない」「分からない」を突きつける。それは謎の宇宙船がすぐ側にある日常と何も変わらない。
究極のダンジョン飯、至福の食卓――「ダンジョン飯」12話レビュー&感想
念願の「ダンジョン飯」12話。魔物を食べながら続けたダンジョン探索で遂にレッドドラゴンを倒したライオス一行。だが、彼らが真に味わうのは炎竜の肉ではない。
紐解かれていく「メタリックルージュ」。11話では金星でのルジュ達の決戦が始まる。だが、副題にある「狙われた星」は金星を指していない。
一人でできない茶番劇――「愚かな天使は悪魔と踊る」11話レビュー&感想
帰還の「愚かな天使は悪魔と踊る」。11話では阿久津の暴走が思わぬ事態を引き起こす。茶番は一人では取り戻せない。
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」より、HGUCグフカスタムを製作しました。
レッドドラゴンに食われるな――「ダンジョン飯」11話レビュー&感想
死中に活を求める「ダンジョン飯」。11話ではレッドドラゴンとの決戦が繰り広げられる。飯を作らずとも、ダンジョン飯が食事の概念から離れることはない。
よく似た者の「メタリックルージュ」。10話ではシアンが思わぬ形で再登場する。ルジュ達とアルターからは、家族の二つの肖像が見えてくる。
新しい出会いと別れのシーズンとなりました。2024年春、本ブログは以下の作品をレビューします。
茶番の尊厳――「愚かな天使は悪魔と踊る」10話レビュー&感想
屈辱の「愚かな天使は悪魔と踊る」。10話ではリリーの兄ツヴァイが彼女を傷つける。だが、尊厳を汚されるのはリリーだけではない。
決戦迫る「ダンジョン飯」。10話ではライオス達のこれまで歩んできた「道」が見えてくる。獣道は常に脇道とは限らない。
結果は訪れ来たるもの――「メタリックルージュ」9話レビュー&感想
二人再び「メタリックルージュ」。9話ではナオミの秘密が明かされる。結果は掴むものとは限らない。
導かれる「愚かな天使は悪魔と踊る」。9話ではリリーの素体・リーリヤが彼女の姉としてやってくる。姉というのはもちろんデタラメだが、全くの誤りでもない。
歌姫vs天才軍師――「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」レビュー&感想
2022年に放映されたアニメの総集編映画である「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」。現代に転生した諸葛孔明が戦うのは芸能界? 否、彼が戦う相手は傍らに立つ歌姫だ。
合わせ難きを頂く「ダンジョン飯」。9話では以前の仲間との再会が描かれる。けして混ざらぬマルシルとナマリのそれは、水と油の関係にも似ている。
選択の「メタリックルージュ」。8話では遂にコード・イヴの秘密が明かされる。だが、それがルジュの答えになるとは限らない。
真実と嘘の「愚かな天使は悪魔と踊る」。8話は阿久津とリリーの噂が二人の関係を揺るがすこととなる。茶番と嘘は別物である。
【ガンプラ作ったよ】ライジングフリーダムガンダム(クリアカラー)
「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」より、クリアカラーのライジングフリーダムを部分塗装で仕上げました。
切っても切れない純・不純――「ダンジョン飯」8話レビュー&感想
世界を知る「ダンジョン飯」。8話はダンジョンの幽遠さと厳しさを見せる回だ。その奥深さは、純粋さと不純さの切っても切れない関係にも似ている。
ズレ続ける「メタリックルージュ」。ナオミの正体が明かされ、7話では急展開が続く。副題である「正しい歯車」の指す「正しさ」、そして「歯車」とは何なのだろう?
ご褒美は平行線の上――「愚かな天使は悪魔と踊る」7話レビュー&感想
二人きりの「愚かな天使は悪魔と踊る」。7話では阿久津とリリーが入れ違いに一人相撲を繰り広げる。けれど、特別なご褒美はその交わらなさの上にある。
【ガンプラ作ったよ】キュベレイMk-Ⅱ(エルピー・プル機&プルツー機)
「機動戦士ガンダムZZ」よりキュベレイMk-Ⅱを製作しました。
食べて食べられる「ダンジョン飯」。7話では魔法が大活躍する。だが、それは魔力を使った魔法ばかりとは限らない。
一つと二つの円環――「メタリックルージュ」6話レビュー&感想
擬態する「メタリックルージュ」。6話では地球に戻る船で事件が起きる。ミステリーとも言い難い今回の話は、船の行き先がそうであるように「帰還」の話だ。
天使様は茶番に夢中――「愚かな天使は悪魔と踊る」6話レビュー&感想
新展開の「愚かな天使は悪魔と踊る」。6話では思わぬシリアスな兆しが覗く。リリーにとって阿久津との時間は何なのだろう?
生存競争の「ダンジョン飯」。6話はいつも以上に意外なものが食材になる。絵の中から飯を出すにはどうすればいいのだろう?
つかの間の「メタリックルージュ」。5話では謎の移動カーニバルの中でルジュが夢現定かならぬ時を過ごす。その時間は祝祭のように華やかだ。
ラブコメの危機――「愚かな天使は悪魔と踊る」5話レビュー&感想
転換の「愚かな天使は悪魔と踊る」。5話では阿久津とリリーが急接近。だが、今回描かれているのはむしろラブコメの危機だ。
【ネタバレ】世界は姉妹でできている――「大室家 dear sisters」レビュー&感想
「ゆるゆり」のスピンオフを映像化した「大室家 dear sisters」。いわゆる日常系の本作に大筋はない。けれどだからこそ感じられるまとまりは、それこそが姉妹のようなものだ。
食べ続ける「ダンジョン飯」。5話では地上とダンジョンを隔てるような食事が登場する。今回ライオスが味わうのは、忘れ難き地上の味だ。
幻の「メタリックルージュ」。4話では幻影のヴェルデとの暗闘が繰り広げられる。だが、「幻影のヴェルデ」などという者は本当に存在したのだろうか?
茶番は安全装置――「愚かな天使は悪魔と踊る」4話レビュー&感想
軽やかなる「愚かな天使は悪魔と踊る」。4話では笑いが阿久津とリリーの距離を縮めていく。真面目にやるのが最善とは限らない。
皆で囲む「ダンジョン飯」。4話ではダンジョンの新たな姿と共にライオスの進むべき道がおぼろげに示される。食卓を作ることは生態系に似ている。
【ネタバレ】愛は温故知新の種――「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」レビュー&感想
十数年の時を超えて公開となった「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」。かつて新たなガンダムを目指した作品が今語るのは、古くそして力強い物語である。
境に惑う「メタリックルージュ」、3話の副題は「境界の街」。舞台となるウェルズタウンはいったいどんな街なのだろうか?
見えない悪魔――「愚かな天使は悪魔と踊る」3話レビュー&感想
敵は何処に「愚かな天使は悪魔と踊る」。3話ではリリーが友人を得る。彼女が狩るつもりだった悪魔はラストまで出て来ないが、それでも狩られた悪魔は存在する。
約20年の時を超えて2024年にリバイバル上映された、今敏監督の「千年女優」。現実か虚構か分からぬ女優の一生は、尽きぬ希望と共に私達に問いを投げかけている。
食らい尽くす「ダンジョン飯」。3話では新種の魔物が発見される。おなじみ「動く鎧」の正体――だが、それは本当に魔物なのだろうか?
放浪の「メタリックルージュ」。2話では傭兵やウォーマシン相手の大乱闘が繰り広げられる。本筋から外れた迷路のような話にむしろ、ルジュの選べる自由が見え隠れする。
ポンコツだらけの世界――「愚かな天使は悪魔と踊る」2話レビュー&感想
天使と悪魔が張り合う「愚かな天使は悪魔と踊る」。2話では阿久津とリリーが激しい戦いを繰り広げる。見えてくるのは二人の、いや世界のポンコツぶりだ。
トットちゃんの「リズム」に基づく見方について更新しました。
探求続く「ダンジョン飯」。2話ではパーティの一体感が増していく。それは例えるならバジリスクにも似ている。
科学と黒の「メタリックルージュ」は1話から放り出すようにして視聴者を火星に羽ばたかせる。見えてくるのは「らしからぬ」人造人間の姿だ。
嘘つき悪魔と正直者の天使――「愚かな天使は悪魔と踊る」1話レビュー&感想
新感覚ハラグロラブコメ「愚かな天使は悪魔と踊る」。1話で出会う阿久津と天音は、まるで悪魔と天使のように対照的だ。
「アニメ調査室(仮)」さんが行うアニメのアンケート、2023/10-12月期分も参加したいと思います。
異色のファンタジーグルメ漫画「ダンジョン飯」。アニメ版1話はライオス達の新生活から始まる。見えてくるのは本当の意味で人がダンジョンに入る方法である。
2024年初め、一応のオリジナルガンプラを製作しました。「機動戦士ガンダムSEED」のif世界で作られた"立像"のガンプラです。
あけましておめでとうございます。早いもので2020年代ももう1/3を過ぎてしまいました。こちらの一応はオリジナルのガンプラ記事は明日更新予定です。
始まりと終わりの距離――「星屑テレパス」12話レビュー&感想
彼方照らすアニメ「星屑テレパス」。最終回12話では海果とユウが誓いを繰り返す。その約束に必要なものは、一番遠くて一番近いところにある。
集う"これまで"――「ダークギャザリング」25話レビュー&感想
続く「ダークギャザリング」。最終回25話では夜宵達の今後の計画が語られる。「これから」には「これまで」が必要だ。
サークル「F会」様が発行している同人誌「Fani通」。コミックマーケット103で2023上半期号が頒布されます。
冬休みの魔法――「魔法使いの嫁 SEASON2」24話レビュー&感想
しばしの夢の「魔法使いの嫁 SEASON2」。最終回24話で事件はひとまずの解決を見る。ひとときの休息とは、それ自体が魔法のようなものだ。
何度でも飛ぶ「星屑テレパス」、11話の副題は「再戦シーサイド」。だが、再戦するのは海果と瞬の二人ではない。
暗闇を征く「ダークギャザリング」。23話では水面下でなり代わりとの戦いが始まる。それを導くのは、夜と宵の狭間のようなか細い道だ。
2023年も残りわずかとなりました。明くる2024年の冬、本ブログは以下の作品をレビューします。
小説を原作にスタジオポノックが送り出す、映画「屋根裏のラジャー」。イマジナリーフレンドが主人公の本作は、見る者に真の想像とは何かを問う物語である。
魔法、魔術、そして意志――「魔法使いの嫁 SEASON2」23話レビュー&感想
集いの「魔法使いの嫁 SEASON2」。23話では敵とも味方とも言えない者達が禁書に立ち向かう。彼らの垣根を超える鍵は、いったいなんだろう?
"もう一人"になる時――「星屑テレパス」10話レビュー&感想
変化を願う「星屑テレパス」。10話では遥乃の内面にスポットが当たる。彼女が踏み出す時、そこには鏡のような”もう一人”が生まれる。
限界の「ダークギャザリング」。23話では夜宵が囚われの身となる。彼女を捕えるのは、単なる異空間の類ではない。
個人ニュースサイト「aniado」さんが集計してくださっている、話数単位TVアニメ10選企画に今年も参加します。ルールは以下の通り。
【ネタバレ】消えない魔法――映画「窓ぎわのトットちゃん」レビュー&感想
黒柳徹子の自伝的小説をアニメ映画化した「窓ぎわのトットちゃん」。夢いっぱいの童女の成長を描く本作は、消えない魔法を描いた物語である。
パズルの魔法――「魔法使いの嫁 SEASON2」22話レビュー&感想
解放の「魔法使いの嫁 SEASON2」。22話ではリズベスの過去が語られ、フィロメラが遂に心の内を叫ぶ。彼女達を捕えているのは「パズル」である。
キラキラ照らし合う「星屑テレパス」。9話では海果がもう一つの星を見る。星は空にばかりあるとは限らない。
誰も彼もの「ダークギャザリング」。22話では旧I水門での戦いに決着がつく。人は皆、逃れられない廓の中にいる。
愚痴は始まりの叫び――「魔法使いの嫁 SEASON2」21話レビュー&感想
混沌の「魔法使いの嫁 SEASON2」。21話ではチセ達がフィロメラの心の内に踏み入る。彼女の言う「叫び」とはいったい何を指すのだろう?
競う場所を知る「星屑テレパス」。8話ではモデルロケット選手権が間近に迫る。しかし、勝負の場所は選手権だけではない。
焼き尽くす「ダークギャザリング」。21話では強大な少年霊と花魁の霊が激突する。伝説の花魁が見せる美しさは、ただの美しさではない。
神と人生と抗いと――「魔法使いの嫁 SEASON2」20話レビュー&感想
試行錯誤の「魔法使いの嫁 SEASON2」。20話ではフィロメラの両親やアルキュオネの過去が明かされる。その悲しみにしかし、確かな生が見え隠れする。
目標への「星屑テレパス」。7話では彗に憧れる海果のリーダーへの道のりが描かれる。憧れに、灯りに近づくにはどうしたらいいのだろう?
なり代わりvsなり代わらせ――「ダークギャザリング」20話レビュー&感想
対立の「ダークギャザリング」。20話では螢多朗の危惧の的中と同時に思わぬ魔手が襲いかかる。恐るべきは「なり代わり」だけではない。
命の運び手達――「機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 自由の代償」レビュー&感想
4本の物語でTVシリーズを再編してきた「機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション」。主人公であるシン・アスカがこの完結編で得たものは、いったいなんだろう?
【ネタバレ】記憶ならざる記憶の子――「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」レビュー&感想
15年ぶりの劇場作品となる「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」。鬼太郎誕生の経緯を語るこの物語は、鬼太郎が何者かを定義する物語だ。
大道を往け――「魔法使いの嫁 SEASON2」19話レビュー&感想
地を這う「魔法使いの嫁 SEASON2」。19話でチセ達は学園の外へ旅立つ。飛べない私達の進む道は、目に見える道とは限らない。
新星の「星屑テレパス」。6話では海果達に新たな目標ができる。新しさは遠くにあるとは限らない。
なり代わりの真髄――「ダークギャザリング」19話レビュー&感想
代役の「ダークギャザリング」。19話では螢多朗が奮闘する。彼に今回求められる役割と、それに必要なものはなんだろう?
「ガンダムビルドファイターズ バトローグ」よりA-Zガンダムを製作しました。
【ネタバレ】回る時のブレンド――「駒田蒸留所へようこそ」レビュー&感想
P.A.WORKSが送るオリジナル長編アニメ「駒田蒸留所へようこそ」。お仕事シリーズ最新作でもある本作から見えるのは、ウイスキーのように不思議な時のブレンドだ。
私を巡る魔術――「魔法使いの嫁 SEASON2」18話レビュー&感想
混濁の「魔法使いの嫁 SEASON2」。18話では禁書を盗んだ犯人が正体を現す。異形のその姿からは、全ての人間が逃れられない「魔術」が見えてくる。
次のステージを目指す「星屑テレパス」。5話では海果の途方もない夢が僅かずつ形になり始める。居場所の意味は一つではない。
彼者誰時に潜む魔――「ダークギャザリング」18話レビュー&感想
己を知る「ダークギャザリング」。18話では卒業生ハウス探しの顛末と空亡の進化が描かれる。夜明けの時間には、魔物が潜んでいる。
不死鳥の炎――「機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 運命の業火」レビュー&感想
抗い続ける「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」。総集編第3集では本作における対立が鮮明になってくる。シン達を焼く「運命の業火」にはもう一つの姿がある。
覚めない夢――「魔法使いの嫁 SEASON2」17話レビュー&感想
悪夢の続く「魔法使いの嫁 SEASON2」。17話では静かに息苦しくなっていくカレッジが描かれる。私達は、目が覚めたからといって夢を見ていないとは限らない。
足元に目を向ける「星屑テレパス」。4話では海果達と瞬のロケットが対決する。だが、彼女達の対決はいわば灯台に過ぎない。
仏に入れる魂はいずこ――「ダークギャザリング」17話レビュー&感想
謎と恐怖の「ダークギャザリング」。17話では夜宵と詠子が事故物件の内見に向かう。二人が遭遇する心霊現象からは、「仏作って魂入れず」のことわざの意味が見えてくる。
試される肝――「魔法使いの嫁 SEASON2」16話レビュー&感想
一人を決める「魔法使いの嫁 SEASON2」。16話では肝試しが催される。だが、試される肝は度胸とは限らない。
本質と愛おしいものの違い、ファンタジーと異世界もの論争についての雑感
定義論争の類についての雑感記事です。そこそこの分量になったのでブログに記録しておきます。
彼方を目指す「星屑テレパス」。3話では4人目の主要人物・雷門瞬が登場する。ユウや遥乃と大きく異なる彼女が海果に提示するのは、新しい”距離”だ。
心と体、首と胴体――「ダークギャザリング」16話レビュー&感想
やめられない「ダークギャザリング」。16話では詠子がとある首塚を訪れる。彼女がそこを訪れるのは、彼女自身の首と胴体が切り離されているからだ。
剣の所在――「機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション それぞれの剣」レビュー&感想
混迷の「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」。総集編第2集では誰も彼もがもがく姿が描かれる。副題にある「それぞれの剣」とは何処にあるのだろう?
終わらないパズル――「魔法使いの嫁 SEASON2」15話レビュー&感想
先の見えない「魔法使いの嫁 SEASON2」。15話ではカレッジで静かに異変が進行する。「終わらない」とはある種のパズルである。
天高く「星屑テレパス」。2話では海果とユウに新たな仲間が加わる。海果が冒頭感じるように、ロケットは1人で作れない。
逃げ続ける「ダークギャザリング」。15話では悪霊との鬼ごっこが繰り広げられる。逃げるのは体だけではない。
共鳴の鳥籠――「魔法使いの嫁 SEASON2」14話レビュー&感想
囚われの「魔法使いの嫁 SEASON2」。14話では封鎖されたカレッジでのままならない生活が描かれる。鳥籠と化した学院にしかし、遠吠えのごとく響く共鳴がある。
宇宙を夢見る「星屑テレパス」。1話では運命の出会いが描かれる。海果とユウ、2人を繋ぐテレパシーは「もう一つの言葉」である。
見えないトンネル――「ダークギャザリング」14話レビュー&感想
無明の「ダークギャザリング」。14話では詠子が危機に見舞われる。トンネルを舞台とした今回は実のところ、夜宵と螢多朗がトンネルに入るまでの物語だ。
願いの終わり――「機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペシャルエディション 砕かれた世界」レビュー&感想
前作から2年後を描く「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」。総集編第1集では世界が再び争いに砕かれていく。だがこの「世界」とはなんだろう?
【ネタバレ】時は絶対なり――「ガールズ&パンツァー 最終章」第4話レビュー&感想
戦車が時を超える「ガールズ&パンツァー 最終章」。第4話では大洗vs継続、黒森峰vs聖グロリアーナの2つの試合が描かれる。決勝進出をかけた戦いから見えるのは、時間の絶対性である。
封鎖の魔術――「魔法使いの嫁 SEASON2」13話レビュー&感想
閉じ込められて始まる「魔法使いの嫁 SEASON2」。13話ではカレッジの封鎖によりチセ達の状況にも変化が訪れる。封鎖は、制限は人を不自由にするとは限らない。
「アニメ調査室(仮)」さんが行うアニメのアンケート、2023/7-9月期分も参加したいと思います。
後半開始の「ダークギャザリング」。13話ではもう1体の卒業生の”出獄”が執り行われる。霊と共に出獄したのは混沌である。
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日々は続く「愚かな天使は悪魔と踊る」。最終回12話では事件の後始末が描かれる。物語の終わりは茶番の終わり、ではない。
あまりにも限られた情報で展開される物語は私達に「知らない」「分からない」を突きつける。それは謎の宇宙船がすぐ側にある日常と何も変わらない。
念願の「ダンジョン飯」12話。魔物を食べながら続けたダンジョン探索で遂にレッドドラゴンを倒したライオス一行。だが、彼らが真に味わうのは炎竜の肉ではない。
紐解かれていく「メタリックルージュ」。11話では金星でのルジュ達の決戦が始まる。だが、副題にある「狙われた星」は金星を指していない。
帰還の「愚かな天使は悪魔と踊る」。11話では阿久津の暴走が思わぬ事態を引き起こす。茶番は一人では取り戻せない。
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」より、HGUCグフカスタムを製作しました。
死中に活を求める「ダンジョン飯」。11話ではレッドドラゴンとの決戦が繰り広げられる。飯を作らずとも、ダンジョン飯が食事の概念から離れることはない。
よく似た者の「メタリックルージュ」。10話ではシアンが思わぬ形で再登場する。ルジュ達とアルターからは、家族の二つの肖像が見えてくる。
新しい出会いと別れのシーズンとなりました。2024年春、本ブログは以下の作品をレビューします。
屈辱の「愚かな天使は悪魔と踊る」。10話ではリリーの兄ツヴァイが彼女を傷つける。だが、尊厳を汚されるのはリリーだけではない。
決戦迫る「ダンジョン飯」。10話ではライオス達のこれまで歩んできた「道」が見えてくる。獣道は常に脇道とは限らない。
二人再び「メタリックルージュ」。9話ではナオミの秘密が明かされる。結果は掴むものとは限らない。
導かれる「愚かな天使は悪魔と踊る」。9話ではリリーの素体・リーリヤが彼女の姉としてやってくる。姉というのはもちろんデタラメだが、全くの誤りでもない。
2022年に放映されたアニメの総集編映画である「パリピ孔明 Road to Summer Sonia」。現代に転生した諸葛孔明が戦うのは芸能界? 否、彼が戦う相手は傍らに立つ歌姫だ。
合わせ難きを頂く「ダンジョン飯」。9話では以前の仲間との再会が描かれる。けして混ざらぬマルシルとナマリのそれは、水と油の関係にも似ている。
選択の「メタリックルージュ」。8話では遂にコード・イヴの秘密が明かされる。だが、それがルジュの答えになるとは限らない。
真実と嘘の「愚かな天使は悪魔と踊る」。8話は阿久津とリリーの噂が二人の関係を揺るがすこととなる。茶番と嘘は別物である。
「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」より、クリアカラーのライジングフリーダムを部分塗装で仕上げました。
世界を知る「ダンジョン飯」。8話はダンジョンの幽遠さと厳しさを見せる回だ。その奥深さは、純粋さと不純さの切っても切れない関係にも似ている。
ズレ続ける「メタリックルージュ」。ナオミの正体が明かされ、7話では急展開が続く。副題である「正しい歯車」の指す「正しさ」、そして「歯車」とは何なのだろう?
裁けぬを裁く「虚構推理 Season2」。最終回24話はうなぎ屋での珍問答から始まる。話題は驚きの殺人容疑に移るが、今回の話は琴子の役割を雄弁に語っている。
時代を見る「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。36話では「天国へ行く力」の一端が明かされる。今回はプッチ神父の新たなスタンドが何を象徴しているのか考察してみたい。
「機動戦士ガンダムAGE」よりHG ガンダムAGE-1を限定ガンプラカラーで製作しました。
落とし穴に落ちる「吸血鬼すぐ死ぬ2」。11話は雪山でのロナルド達の遭難から始まる。だが、遭難するのは彼らだけではない。
人ならざるを見る「虚構推理 Season2」。23話では事件の真実が明らかになる。だが、本章が明らかにしたのは事件の真相ではない。
位置は来たれリ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。35話では戦いが新たなステージに到達する。徐倫の『C-MOON 』攻略法は何を暗示しているのだろうか?
春の気配が強くなってきました。。2023年春、本ブログは以下の作品をレビューします。
逃れられない「吸血鬼すぐ死ぬ2」。10話はロナルド達が子供になる異常事態が発生する。だが、それで本作がイレギュラーな内容に変化するわけではない。
人形だらけの「虚構推理 Season2」。22話では莉音達が琴子の求めた答えにたどり着くが、本題はむしろその先にある。この事件、なぜこうも長いお膳立てが必要だったのだろうか?
重心を求める「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。34話ではプッチ神父の新たなスタンドとの戦いが繰り広げられる。全てを裏返す驚異のスタンド能力にしかし、ただ一つ裏返せないものがある。
うたかたの「吸血鬼すぐ死ぬ2」。9話では眠ったままの武々夫がロナルドの事務所へ運び込まれる。今回は夢と現を巡るお話だ。
下ごしらえの「虚構推理 Season2」。21話は音無家の女性・音無莉音のモノローグから始まる。今回は彼女に課せられた役割について考えたい。
進むに進めぬ「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。33話ではいよいよプッチ神父との決戦が始まる。重力を巡る新たな戦いは、まっすぐさを問い直す戦いである。
「ガンダムビルドダイバーズ」よりHGBD オーガ刃-Xを製作しました。らいだ〜joe式塗装法によるお手軽汚しです。
思うに任せぬ「吸血鬼すぐ死ぬ2」。8話はまるで怪獣映画のような始まりを見せるが、だからと言って別作品のようになるわけではない。今回は笑いと感動の源泉を問う話だ。
波風を求める「虚構推理 Season2」。20話では琴子がある男性から罪の告白を受ける。彼女は「ご冗談を」と返すが、事実、彼の犯した罪はそこにはない。
回生の「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。32話ではウェザーを殺すしかないと言われたヘビー・ウェザーが遂に止まる。だが、誰もがカタツムリになる異常現象を止めたのは彼の死ではない。
空回りの「吸血鬼すぐ死ぬ2」。7話では吸血鬼以上の変態の登場や逆に変人の意外な一面が描かれる。そこから見えるのは、本作の世界の懐広い優しさだ。
女傑と凡人の「虚構推理 Season2」。19話では呪いの人形を巡る怪事の解決編が描かれる。呪いというのは、目に見えないものだ。
知り難きを知る「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」。今回はプッチ神父とウェザー・リポートの過去が明かされる。この31話は、エンリコ・プッチという男が生きたまま死ぬまでのお話だ。