過去は現在の一部。 未来も現在の一部。 現在は永遠。 このあたりが今の気分である。 神智学のムーブメントの中で数奇な運命を得たインドのクリシュナムルティが言っている言葉がある。 諸君が、明日は平和になるだろう、といえば、その明日は永遠の明日であり、その平和は決して今日にはならないであろう。 また若松英輔氏がその著書、「生きる哲学」P.122で述べているのは、 美にふれることと幸福は、ほとんど同義だといってよい。幸福の出来事は朽ちることがない。 ということだ。 一見、関係がないと思われる両人の言葉だが、通底しているようにも感じる。 クリシュナムルティは、平和をいうのであれば、今日の平和を言うべき…