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  • 呪いは言い訳のこと。

    年齢は関係がない、というときの、自身の気持ちを眺めてみれば、そこには一抹の「言い訳」があるのに気づく。 これは良くない。 言い訳があるなあ、ということばかりが残ってしまう。 年齢により計算能力が落ちることはないが、「年をとると能力が落ちる」と思うと本当に落ちる。 これが「呪い」である。 呪いは、別にブードゥーのような呪具がいるわけではない。 呪い、とはエゴのことだ。 エゴは生きるためのモチベーションであるのだが、マイナスでもモチベーションになることをよくわかっている。 なので、「呪い」は好物だ。 能力が落ちる、という形で変化する。変化とは時間の経過を伴うこと。すなわち「生きる」ことだ。 残念な…

  • 「説明」ではなく「運動」のうちに至高のものは住まっている。

    なぜなら、「説明」ではなく「運動」のうちに至高のものは住まっているからである。 P.57 内田樹 レヴィナスと愛の現象学 せりか書房 2001 説明のための説明、というものは次元が低い行動となるリスクがある。 説明しようとする主体と、説明する相手がある。説得するには相手の知性や性格を想定し、「これぐらいであれば理解しよう」などと考える要素も出てくる。 これが「雑味」となる。 説明などしなくていい、というのが真実であろう。ただ、真実がそこに現出すれば、それだけでいい。 もっと言えば、現出せずともいい。 そのためには説明しようとしてはならない。真実をあくまで希求し、肉薄する姿勢を保ち、自分を透明に…

  • 仮面ライダーと義経と。

    先週は連続で4日自宅で過ごした。休暇(人間ドック)、在宅勤務、土日、ということである。 そして先週は1度もジムへ行けなかった。飲み会が2回あったので、いろいろな意味で身体がなまった感じである。 水曜に飲み会があり、翌日の人間ドックでの体重は65.7kgであった。朝食抜きで計測すると、ここ数年は63-4キロくらいなので、やはり2キロほど多いようだ。 やはり飲み会だとなんでもかんでも食べるので、平均で2キロほど太る。それを1週間かけてじわじわ落とす感じだが、最近はコロナで飲み会がほとんどなかったので、そうした体重調整はあまり必要がなかった。 まあ、飲み会がないとなんだか口寂しくなり、最近は食べログ…

  • 暴飲暴食・痛飲・鯨飲について。

    昨日の帰宅後の体重は55.7kg、体脂肪率は9.9%、歩数は11001歩であった。 日常生活で、少しずつ飲み会等が戻ってきている。戻ってくると起こる事、それはつまりは暴飲暴食である。自爆ともいう。 最近は強制的に飲まされることは減ったのだが、昔からの癖で「雰囲気飲み」で食べまくり飲みまくりに、気が付くと陥っている。 なんとなく雰囲気に飲まれている。そこで私は、「豪快に飲み食いして朗らかな私」を場に提供しよう、という気分がある。 で、はじめはその態度で入るのだが、飲んでいるとハイになり、更に飲む、食べる。よく指摘されるのは「絶え間なく食べてますね」。 アルコールで食欲が増進する、という。営業職が…

  • シンギュラリティは居酒屋にてはじまり、かわいいが武器となる。

    久しぶりに居酒屋へ行った。 とにかくずいぶん久しぶりであるが、大きな変化を感じた。 そう、「居酒屋シンギュラリティ」である。 つまりは、居酒屋に「らぶちゃん」がいたのだ。 そう、さくらのパートナーである。 私見だが、シンギュラリティはAIが自ら起こすのではない。アトムにとっての天馬博士は生みの親だが、育ての親はお茶の水博士である。 そう、シンギュラリティは自らがAIを生んだものではなく、育ての親である「お茶の水博士」により起こるのだ。 手塚はさすがに慧眼である。アトムは親切で親のように接してくれるお茶の水博士により、じわりと「人間のような良心」を育む。 人間は人間を特別であり、自ら考えるために…

  • (独自意見)女性脳の人は恋愛ものが好きで、男性脳のひとはバトルものが好きである。

    いまは男性だ女性だ、ということで分けて論じることはあまりよくないのかもしれない。 ということで、タイトルを一度書いてから「脳」の文字を入れてみた。要は自身をどちら側の「性別」でみているか、ということを意識した。 まあ、そのことが成功しているかどうかは不明であるが、最近読んだ村上春樹さんの文章で(多分「村上さんのところ」だったと思う)小説を読むことは隠微なもの、つまりはわざわざ皆さんに声高に開陳すべこものではない、というご意見を読んで、すごく納得した。 納得したとはつまりは、小学校時代以降、「本はできるだけ読むのがいい」と言われ、運動神経0で本ばかり読んでいた私は、その点では自分は学校にFITし…

  • 今一番気分のいい服はなにか。

    寝違えたか?と思って左手上腕部に違和感を得てから1週間が過ぎた。 これは寝違えかもしれないが、多分神経が損傷している感じがする。 このジワリと染み込むような痛みは、この2-3年で両肘で感じていたものと似ている。 だが、両肘の痛みは明確に理由がわかっている。ダンベルによるカールだ。 これは回数をやりすぎたというよりは、限界の高重量に挑むことから起きる。まずは左手肘関節で起きた。 だが、関節は破壊され強くなる。そう信じて、これは「重い物を持てるためのトランスポーテーションのための痛みなのだ」と思って、無理せず、しかしトレーニングは休まずやっていた。すると半年程度で痛みがなくなり、その後は前より高重…

  • 神とは文化のことだろうか。

    日本の八百万の神、というのはつまりは、群島文化のことだろうか。農耕文化の神、ともいえる気がする。 八百万といえ、ある神はある神と同格であろう。勿論その性格や出自は違うであろうが、違っていなければそもそも「別の神」とは言えなくなる。 一神教、とは大陸文化の具現のことであろうか。また狩猟民族の神だとも思う。 狩猟民族とはドミナントしようとするものだ。他所は征服し、隷属させるためのもの。一神教の神はすべてのものに自らのみを信じることを求めるものだ。 そして他民族の宗教は異教、邪教と判断し、その民族の神は邪神、悪魔とみなす。あるいは「悪魔も神の御心の中で存在するもの」として取り込んでゆく。 そうしない…

  • 村上春樹さんはご自身の資産状況を把握されていないようだ。そしてひとのヒミツを暴こうとはされない。

    村上さんのところ、を読了した。電子書籍だと8冊分のボリュームがあるそうだが、書籍版だとその1/8. しかしながらなかなか読み応えがあった。 走って、体力をつけて、小説を書く。翻訳をする。 TVやSNS等は基本見ない。音楽は聞かれる。新聞も読まれない。 とにかく体力つくりを意識されている。 小説はとりあえずは最後まで書ききって、その後何度も何度も推敲を重ねられる。推敲が好き、とおっしゃる。 ご自身の資産の状況は、たぶん敢えてだろうが、把握されておらず、機嫌よくビールが飲めておいしいものが食べられればいい、というスタンスであるようだ。 人がヒミツにしたいことは尊重し、ヒミツを語れ、とはおっしゃらな…

  • 虚言癖。

    世の中には虚言癖がある人が一定数いるらしい。 あまりそういうことを感じたことがなかったのだが、それは今までの生活の中でそういうひととあまり出会っていないからだろうか? そう考えてはみたが釈然としない。 もしかすると会っていても、虚言だと気づかなかったのか?? これは可能性がある。私はどちらかというとぼんやりとして、なんでもかんでも「ええやんか」と思う方だ。というか「ええやんか」と思うのが「ええやんか」と思っているので、さらに「ええやんか」が重層化している。 そういう日々ではあるので、虚言も単に「ええやんか」で終わっているのかもしれない。 だが、たぶんだがそれはあまり人と出会わない、ということか…

  • 島国根性のグローバル化について。

    大陸文明は、普遍主義・理念主義・本質主義・超越主義などを基盤とせざるをえない傾向を持ちます。陸続きで侵略や略奪が横行し、革命や政変が伝播しやすく、政権を維持するためにもそれを打倒するためにも、超越的な神・理念・価値を絶対的に必要とするのです。 群島の文明と大陸の文明 小倉紀蔵 PHP研究所 この日本に住んでいると、いわゆる大陸的な感覚と自身がずれている感じを持ち、残念な気持ちになってきた。 あるいは自らを「ガラパゴス的」などと揶揄し、仕方がない、と残念に自らを納得させてきた。 だが、それは、ここ島国に過ごす以上、ごく自然な、当たり前のことであったのだ。 それはいわば、「隣の芝は青い」状態、我が…

  • 運動神経ゼロ人間が腹筋を毎日行うまでの心理。

    毎日5分、続けられることを続けることで、継続すると結果が得られる、という実感が得られる。 私の場合は、やはりトレーニングであろう。 中学2年の時、通学途上の田舎道で電信柱にぶら下げられていたアクション俳優の腹筋が強調された映画ポスターを見て衝撃を受けた。 ニンゲンの腹は、鍛えるとこうなるのかっ!!! 言語にするとそうなるが、言語化されてはいない衝撃として、それこそひっくり返るような衝撃を受けたのだ。 考えてみると、これは小学校時代から絶え間なく感じていた、 「私は運動ができない」 というなんともいえない日々感じる劣等感に対する、一つの答えであったろう。 私は多分、今でも逆上がりができないだろう…

  • 河合隼雄→村上春樹→内田樹→レヴィナス→ユング→フロイト→シュタイナー→高橋巌→吉永進一 と、図書館で本を借りることについて。

    さて久しぶりの出社である(これを書いているのは5月9日(月))。 いわゆる「サザエさん心境」ではあるものの、例えば学生時代やもそっと若いころよりはましなような気がする。心臓にすこしだけ毛が生えたかな。。 ありがたいことに10日間の休みであった。運動はあまりできなかったので、体重が心配だったが、今朝の朝食前の体重は65.7kgながら体脂肪率は5%というボーナストラック。たまにこのTANITA2号(2機あります)はサービスデイがあるようだ。何度も測るとボロがでそうなので、一回計量で終了した。 さて、「芋ずる式読書」をいつも行っている。 タイトルにて現在借りている(購入した)本の作者を羅列してみたの…

  • 自分しかみていないひとは大人ではないだろうが、私もなかなかそういう意味での大人になれない。

    戦争であれ、貧困であれ、疫病であれ、痛みと苦しみの経験を持つ人たちは誰でも「もう二度とこんな苦しみを味わいたくない」と思う。思って当然である。でも、そこからさらに一歩を進めて、「私だけではなく、誰にも同じ苦しみを味わって欲しくない」という願いを持つ人はそれほど多くない。だが、そのような願いをつよく持つ人がめざす未来だけが他者の心に触れる。そのような「未来像」だけが人種や宗教や言語の差を越えた現実変成力を持つことができる。 内田樹の研究室 5月2日 自分が今この瞬間の人間界で、なるたけ条件よく生き延びたい、と思うのは、本能といっていいのだろうか。 いいとは思うが、どこかで「それだけでいいのか」「…

  • コレクター心理。

    何か1つのゴールを達成してしまうと、そのプロセスでこれまで夢中だったものが、とりあえず熱が冷めてしまう。 勝間和代さんがそうおっしゃっているのを読んで、深く納得したので、ここに備忘で転記しておく。 物を獲得すること(それは例えば人の歓心であったり、物であったり、資格のようなものであったり、いろいろであろうが)、それを行っている過程こそが、それだけが唯一の楽しみである、と極論することもできるだろうか。 得る、ことは進歩にも似る。 生命は進歩をいつも、本能的に求めるものなのかもしれない。 この言葉を読んで思い出したのが「紀州のドンファン」こと野崎幸助氏の事件である。 下世話で出羽亀な気分となってし…

  • ブレードランナーの2019年。レプリカントの生と、昆虫食とされる昆虫の生。

    思ったより変わらなかったものである、未来は。 久々にブレードランナー(1982年)をアマゾンプライムで見だした。 キルビルなどでも思うのだが、いわゆる漢字文化、というか、漢字というものが醸し出す雰囲気になんともエキゾチックなものを、いわゆる欧米の人々は感じるのだろう。 よく言われるのは、英語Tシャツ。胸の英語の意味を私などは全くわからず、単にデコレーションとして視覚消費している。英語話者は結構あれを見てぎょっとしているらしい(伝聞ですが)。 漢字、そしてひらがながいわゆる英語圏では同じ扱いになるのは考えればあたりまえで、胸に書かれた意味がメチャクチャであろうとも、形として面白い、ということが最…

  • サイゼリアとギーターと瞑想と座禅とクリシュナ神。

    昨日は来客があり、昼食に「かつうどん」を食べた。 そして夜は夜とてサイゼリヤに行ったところ、昨今のウクライナ情勢が影響したのだろうか、輸入チキン不足により2品あるチキンメニューのうちチーズ掛けのほうが販売中止であった。 安くてボリュームのあるチキンと言えばサイゼリヤであると思っているのだが、輸入に頼るもので生鮮系のものはやはりきついようだ。 本当はグリーンピースにブロッコリー、アスパラガスに100円ワインをと思っていたのだが、今後は残ったチキンメニューももう食べられないかもしれないと思って、急遽チキンを食べることにした。 サイゼリヤのチキンには、糖質としてのコーンやポテトが付け合わせてあり、グ…

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