科学は人間を「機械」と見なしますよね? でもそれじゃあ人間を誤解することにしかならないと思いません? 医学にもパラダイムシフトがあり得るかもしれませんね。
「医学は人間を差別する体系」であると言うと、驚きます? でも異常な人間なんてただの一人たりとも存在し得ませんよね? そのことを時に「論理的」に、時に事例をもちいて「実地」に、確認したりしています。
発達障害とか運動障害とか言うときの「障害」という言葉は、「異常」と同義(1/4)
目次・世間で用いられる障害という言葉の意味ふたつ・医学は、身体に起こる出来事を一点のせいにする・「発達障害」と「運動障害」を例に確認する・なぜ「障害」という言い方にひとは違和感を覚えるのか ◆世間で用いられる障害という言葉の意味ふたつ 発達障害とか双極性障害とか運動障害といったように、医学では障害といった用語がしばしば使われますね。 そして最近では、時に、その障害という表記の代わりに、障がい、もしくは障碍と書かれることがありますね。 でも、そうした、障害・障がい・障碍(以下、障害とのみ記す)、といった用語はいったい何を意味しているのでしょうか。 今回は、その意味を特定します。 いきなりですけど…
精神科を訪れた女性が「ブス、ブスという声が聞こえてきて、うるさくて堪らないので、整形手術をしてほしい」と言うことで、訴え、要望しているのは何か(1/2)
みなさんがおそるおそる、精神科を初めて訪れ、診察室でこう言ったと仮定してみましょうか。 「ブス、ブスという声が聞こえてきて、うるさくて堪らないので、整形手術をしてほしい!」って。 そのとき、そう言うことでみなさんは、目のまえに座っている精神科医に、何を訴え、何を要望しているわけでしょうか? みなさんはそのとき、自分の身に「異常」が起こっていると訴え、自分を「正常」にしてほしいと要望しているわけでしょうか。 でも、ほんとうに、みなさんがそのとき訴え、要望しているのはそうしたことでしょうか? 「ブス、ブスという声が聞こえてきて、うるさくて堪らないので、整形手術をしてほしい」と言うことで、そのときみ…
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