現役の記者で2019年までニュースキャスター。読売新聞オンラインでwebコラム「今につながる日本史」を連載中。ブログには書ききれなかった余話や書き下ろしの歴史コラムを掲載します。
日本学術会議が推薦した新会員候補のうち6人を菅首相が任命しなかった一件が、尾を引いている。為政者による弾圧と抵抗は歴史にはつきもので、今回の任命拒否も学問の自由との関係が議論されている。 だが、今回の一件を現時点で学問の自由の侵害=違憲というのは違う気がする。今の学術会議のあり方については学者の中からも改革を求める声が出ていた。どんな組織でも改革をするとき、人事から手を付けることは間違いではない。江戸時代の寛政異学の禁から、今回の一件を考えてみた。 読売新聞オンラインコラム本文 ↑読売新聞オンラインに読者登録するとお読みになれます 定信は老中になる前は朱子学を批判していた 寛政異学の禁は江戸時…
読売新聞オンラインで連載したコラムに、このブログの書き下ろしも加えた『今につながる日本史』。まだ全国の書店からお取り寄せ可能です。Amazonなどのネット通販でもお買い求めいただけます。全国の図書館にも入っています。 第1回 「災害と日本史」配信中 第2回 「パンデミックと日本史」配信中 第3回 「忖度と改ざんと日本史」準備中 本はまだ買えます!コラム連載も継続中です! 9月からは、よみうりカルチャーオンライン講座の配信も始まりました(有料)。「災害」「パンデミック」「忖度と改ざん」をテーマにした3回シリーズです。 第1回 「災害と日本史」配信中 PR動画はこちらです。 第1回オンライン講座に…
織田信長(1534〜82)の安土城(国の特別名勝)の天主復元を検討してきた滋賀県の三日月知事が建物の復元を見送る方針を明らかにした。年内に正式方針を決めるが、デジタル技術を用いた「再現」となる見通しだ。詳しい史料がなく、現時点では史実に忠実に復元することが難しいためだ。 4案の中から選ばれたデジタル化 全国の天守は5種類に分かれる なぜ同じ時期に同じ種類の再建ブームが起きたのか 規制緩和で来るか、令和の築城ブーム 江戸城天守はおそらく復元できない 将軍の叔父の諌め「天守より城下の再建を」 4案の中から選ばれたデジタル化 滋賀県は2026年の築城450年祭に向け「目に見える形」での復元を目指し、…
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