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ちょっと長すぎる旅ランブログ https://savarun.hatenablog.com/

2015年3月以来、気付けば旅ランでフル以上143本(フル124本(68大会、47都道府県)、ウルトラ19本(13大会))。旅ランの楽しかった思い出を綴っています。きっと貴方の好きな大会が見つかります。

百聞は一走に如かずです。是非全国の大会に実際に参加してみて下さい。想像の百倍は楽しいので。

さば
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住所
大阪府
出身
金沢市
ブログ村参加

2019/08/03

  • 第20回南越前町花はす早朝マラソン(2024/6/30 10km) 夏の朝から走れる貴重な好大会!—光る君と光ることもない私へ—

    「遅れても 咲くべき花は 咲きにけり 身を限りとも 思ひけるかな」と出世の喜びを詠んだ藤原為時おじさん。その後割とすぐに閑職に追いやられ耐えること10年。ようやくの再浮上の機会が、越前の守への任命(大抜擢)でした。そして令和の世に大河ドラマの主役として脚光を浴びるまでに(※主役ではない)。市井の中年男性としては、この我慢の人を追って越前の国に行ってみたいですよね。現在の南越前町自体は下向の際に通ったであろうくらいの位置づけにはなりますが、広く見れば縁起がよい土地であることは間違いないでしょう。 前泊した越前市(武生)は為時の娘である紫式部が都以外で過ごした唯一の地ということで、何かと紫式部推し…

  • 第3回会津磐梯山ウルトラマラソン(2024/6/16) これぞ天下の磐梯山!裏磐梯・猪苗代湖巡りで強くなれ!

    "会津に行ってみたいなぁ"という軽過ぎる気持ちで参加しましたが、今までで一二を争うくらいきつかったです。磐梯山ジオパークの誇る厳しいコース、後半容赦なく降り注ぐ日差しと吹いてくる熱風、更に身体を冷やす手立てがないなど、初心者にはとてもおすすめできないハイレベルな要求事項が並んでおりました。世の中ではよく、“ここを走れればどこでも走れる”という言葉が聞かれますが、正にその言葉が当てはまる大会だと思います。並の100kmでは達成感が得られないという方には是非挑戦していただきたいところです。 www.powersports.co.jp 覚悟はしていましたが実際に走ってみると、悠久の時の中で火山が形成…

  • 第44回千歳JAL国際マラソン(2024/6/2) 本物の森林浴で極上のランニングを!

    暑い時期の大会に出たことのあるランナーなら誰しも、“日陰の中を走りたい……。”と思いながら失速したことがあるはずです。それも何度も。この大会はその願いを叶えてくれるどころか、本物の森林浴とはどういうものなのか、そしてランニングの楽しみはどういうところにあるのかを教えてくれる大会でした。いや、すごかったです。 chitose-jal-marathon.jp 原生林に囲まれたコースは、それはもうどんな事前情報を得たとしても想像できない程に緑も光も美しく、日差しから守ってくれる木陰も、涼しい空気も、風の音も鳥や虫の声も、地面から伝わる感触も全てが走る喜びを湧き上がらせてくれます。ランニングは、タイム…

  • 第41回黒部名水マラソン(2024/5/26) 私が大統領になっても、黒部には出続けたい!

    いや、なれませんけど(ただのオジさんよ)。大統領はともかく、“環境が変わって忙しくなろうとも、この大会には出続けたい”と思える、突出した存在なのです。勿論パートナーが大統領になっても、(予定を調整してもらってでも)黒部に連れていきたいと思います。 www.kurobe-taikyo.jp 何がすごいかって今更繰り返すのもどうかと思いますが、とにかく全てが詰まった理想の大会なのです。応援(沿道の声援に加えて行く先々で放水)、景色(田園風景、立山連峰、黒部川、富山湾)、エイド・給食(2km毎の名水、リンゴゼリー、温泉饅頭、ます寿司、とろろ昆布おにぎり、塩ソフト、米粉ラーメン、私設エイド)、運営(全…

  • 2024第8回いわて奥州きらめきマラソン(2024/5/19) Z項も笑顔もここで見つかる!フラットコースで初めての方にもおすすめ!

    “47都道府県をフル or ウルトラで完走したい”と考えていたのは数年前までの話です。今や全都道府県にフルマラソンが揃う時代になったため、“47都道府県のフルを完走する”ことに切り替えました。岩手は、いわて銀河100kmに参加していたことから以前の基準をクリアしていたのですが、新基準で行くならこの大会は外せません。 oshukirameki.jp 水沢といえば金沢の偉人、木村榮(ひさし)博士が観測と研究を重ねた臨時緯度観測所があった場所です(現国立天文台水沢)。ここで地球の緯度を計算するために必要なZ項を発見したという聖地ですから、木村博士生誕の地にある銭湯(Zささのゆ)の常連である私としては…

  • 第46回鯖江つつじマラソン(2024/5/12 10km) 眼鏡をかけてレッサーパンダに会いに行こう!

    視力のいい方には分からないと思いますが、自分に一番近い場所で、ずっと生活を支えてくれているのが眼鏡です。近視は技術的に克服可能な障害の一つです。眼鏡に対する感謝の気持ちと敬意を抱く眼鏡民としては、この大会に出ずに生涯を終えることはできません。 sabaetsutsuji.jp 大会は、種目が多く幅広い世代が参加できるもので、家族連れで賑わっていました。応援もにこやかで、走る前も走っている時もほっとしました。魚津しんきろうマラソンもですが、また伝統の大会の魅力に触れることができました。 鯖江といえばめがねフレームの生産で他の追随を許さない歴史を持つ街です。めがねミュージアムの眼鏡の歴史に関する展…

  • 【番外編】連休中の金沢で(主に走る人向け)

    遠征ではありませんが、春の金沢を走る楽しさを残しておきたいと思ったので書いてみます。明るい時間は身近にある自然や街の中を走ったり歩いたりでき、夜は静かで深く眠れる、自分にとっては都会に比べて遥かに快適な場所なのです。京都もそうですが、金沢も観光よりも住むことにより充たされる街だと思います。まあどこも同じかもしれませんね。 滞在すると、能登を応援しようという気持ちの強さが街中で感じられます。報道も多く、イベントも連日開催され、ささやかながらできることもありました。うまく言葉にできなくても、直接会えるだけでも少しは力になれると思います。そういう意味でも、GWを金沢で過ごせたのはよかったです。 金沢…

  • 第44回魚津しんきろうマラソン(2024/4/28) しんきろうロードと立山連峰の美しさ!蜃気楼とバイ飯はまたのお楽しみに!

    蜃気楼の発生確率が高いとされる4月下旬に開催して下さる老舗大会ですので、気にならないわけがありません。“蜃気楼を見せるぞ”という魚津の皆様の呼びかけに応えてほいほいやってきました。ミラたんも元気よく走っていますし。 www.uozu-shinkirou-marathon.jp 肝心の蜃気楼ですが、残念ながら出現しませんでした。春の蜃気楼は、晴れ、気温上昇、穏やかな風という条件が揃っていると生じやすいとのことで、当日の出現確率は40%と表示されていましたが、そう思う通りにはいかないものです。これでこそ希少価値があり、出会えた時の喜びも一層増すというものでしょう。 コースは基本フラットで走り易いで…

  • 第24回奥熊野いだ天ウルトラマラソン(2024/4/21) 雨でも最高の奥熊野!この歓びを知らずには生きられない!

    この大会はやっぱり何度出ても心に沁みますね。今年は雨の大会となり(何と14年ぶりとのことです)、いつも以上に那智勝浦の皆様のご負担は大きかったことと思います。それでもあれだけの方が長時間、心のこもった応援・エイド・運営で支えて下さることには、感謝してもし切れません。皆様の応援にどれ程力をいただいたことか。 okukumano.com 私もこれまで以上に皆様との交流を重視し、エイドでも沢山写真を撮ったり、長居して前回大会のことも含めて色々とお話ししたり(ナンバーカードのメッセージを前に着けることでブログをアピールしたり)、胃袋で応えたりと、楽しい時間を過ごさせていただきました。ああして直接お話し…

  • 第19回戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソン(2024/4/13 フル) エイドが楽しみ過ぎる周回コース!4年前の思いにようやく応えられた日

    2020年にコロナ禍で開催中止が決まった際に投稿された「戸田・彩湖フルマラソン&ウルトラマラソンで伝えたいこと」を目にした時、こうして真剣に大会開催を願っている方々がおられることを知って本当に勇気づけられました。そして、パンデミックが終息した後には必ず参加しようと決意しました。今年になりようやく、その約束を果たすことができました。 sportsaid-japan.org www.facebook.com 彩湖は人気のランニングコースと聞くものの、関西人には気軽に行ける場所ではありません。前泊(しかも着いてすぐ寝て起きる)も含めてハードルはやや高めです。それでも、被災地に元気を届けることも開催目…

  • 【番外編】今年も金沢でお花見ジョグ+散歩 きまっし金沢

    桜の金沢をどうしても見たいので、今年も行ってきました。行きたい所が多過ぎます(流石に卯辰山や末、内川まで行く時間と力はありませんでした)が、二日間という限られた時間の中ですからこれで十分です。 この時期には桜ばかり見ていて練習になりません(大阪城公園でも花見ばかりしています)。大変贅沢な悩みです。と言いますか、桜が最優先ですので悩んでもいません。練習はできる時にやればそれでよいのです。 続きのページでは、自分の知っている桜の名所をほんの少しだけ紹介しています。どなた様も、マラソンでもそれ以外でも、金沢にお越しいただき、いい思い出を作っていただきたいなと思います。是非、金沢にきまっし。 にほんブ…

  • ふくい桜マラソン2024(2024/3/31) 恐竜も驚く福井パワー!来たれ、フードファイター!

    長らくマラソン空白県だった福井県、もう何年も前から力を入れに入れた準備と宣伝を重ねておられましたが、ついにこの日が来ました。福井を訪れる度に、色々な所でふくい桜マラソンに向けた表示やコースがあり、全国のランナーだけでなく福井の皆様が楽しみにしておられたのだと実感していました。大迫傑選手が大会プロデューサーという時点で振り切れていますが、2時間10分切りチャレンジの部があったり、コモディイイダや日本郵政のエリートランナーが多数招待されたりで、とてつもないことになっていました。 www.fukui-sakura-marathon.jp 実際に走ってみると、この日に懸ける思いが溢れ出ていて恐竜も目を…

  • 鳥取マラソン2024(2024/3/17) 走ればわかる鳥取の魅力!つながった4年前からの架け橋!

    2016年大会で低血糖か何かでフラフラになった上に2020年大会は直前に中止となってしまい、大会が復活したら絶対に出ようと待ち焦がれていました。今回8年ぶりに走らせていただき、“こんなにエイドが豪華だったのか!”、“ここまで応援が多くて優しかったのか!”と思うシーンばかりでした。 tottori-marathon.jp エイドは前半から豚汁、星空舞おにぎり、うめぼし、チョコパン、カントリーマアム、スポーツ羊羹などが押し寄せ、その先もうどん、梨のコンポート、らっきょうなどが雨あられと降り注がんという勢いで提供されます。到底真面目に走ることなどできず、早々に離脱してしまいました(超褒めています)。…

  • 第44回丹波篠山ABCマラソン(2024/3/3) マラソンだけでは勿体ない老舗大会!泊まるとこんなにいいことが!

    ランナーかにかかわらず“関西人なら知らぬ者などいない”というくらいの老舗の大会、ついに初挑戦です。子供の頃、6ch(ABCテレビ)の夕方の宣伝枠で、参加者を呼びかけるアナウンス(ハガキで応募)があり、“マラソンなんて走る人がいるのか”と思ってから幾星霜。あの持久走嫌いの子供が変なブログを書く市民ランナーになるとは、誰より私自身が思い描きもしませんでした。 tambasasayama-abc-marathon.jp 早春の丹波路は、期待通りの長閑な景色で、そこに沢山の方の温かな応援が加わることで一層素晴らしい時間を過ごせました。「日本の宝石」を合言葉にされていますが、宝石以上に自分の中で大切にし…

  • 第24回五島つばきマラソン(2024/2/25) 時空を越える遣唐使!旅ランの最高峰の一つです!

    長崎県唯一のフルマラソンということで、7、8年前から注目していたこの大会、念願叶って(執念実って?)ついに参加することができました。マラソンの概念を覆す程の素晴らしい大会で、マラソンを走ったという気がしません。旅ランの一つの最高峰といえるでしょう。フルの参加者がたったの167人というレア度がまたランナー心をくすぐります。 goto-tsubaki-marathon.jp すごいことだらけでしたが、とりわけ30km以降所々に見えるエメラルドグリーンの混じった海、岩に打ち付ける波とそのしぶき、とことん吹き付ける向かい風の中、人のいない道を進んでいく時間は、五島でしか体験できないもので、強く印象に残…

  • さいたまマラソン(2024/2/12) 大都会発着北関東巡り!さしこみ必至の多彩な地元銘菓!

    47都道府県フルマラソン完走のためにハードルが高いのが大都市の大会です。大会数が限られていますので、他の予定と重なるとアウトです。埼玉県も、唯一の大規模大会だったさいたま国際が終了し、もうだめかと思ったこともありました。 しかし今年はさいたまマラソンとして、新たなコンセプトのもと市民ランナー向けに生まれ変わって再始動。期待以上の楽しい大会となっていました。Tシャツも色彩豊かでカッコいいですし、埼玉の魅力が随所に光っていますよね。 saitama-marathon.jp 流石は埼玉、人口が多いこともあり、沿道も沢山の方が埋め尽くして下さります。太鼓、サンバ、吹奏楽など沿道応援のバリエーションも多…

  • 第72回別府大分毎日マラソン大会(2024/2/4) ここまで夢中になれるのは別大だから!100本目のフルで分かったこと

    昨年82本目のフルで人生初のサブスリーを達成したのが別大でした。あの日の光景は生涯忘れることはありません。“100本目のフルはここしかない”と日程を調整し、この日を迎えることができました。そして、別府大分の皆様の熱い応援と完璧な運営、一緒に走って下さったランナーの皆様から力をお借りして、しっかりと自己ベストを更新することができました。グロス2:56:40は、今の自分に相応しいタイムだと思います。 www.betsudai.com 歴史ある真剣な大会ですので、地域への根付き方も他の大会とは異なる特別なものです。沿道の皆様は、ランナーがこの日を目指して頑張ってきたことをよく知っていますので、応援の…

  • 第2回にしおマラソン(2024/1/21) 抹茶とかけまして西尾と解きます、そのこころは?

    どちらも「こい(濃い・来い)」でしょう。・・・全然うまいこと言えませんでしたが、前日の観光で浴びるように濃厚抹茶スイーツを堪能するためだけにでも、西尾に行く価値はあります。そしてマラソンもこれまた楽しいもので、濃厚な記憶が生まれることは間違いありません。いやほんと来た方がいいですよ、西尾には。 nishio-marathon.jp 地域密着を掲げるだけあって、エイドがすさまじく豪華でした。西尾抹茶のグリーンティー、一色産うなぎ串、おにぎり、イカフライのレモン煮、三河一色えびせんべい、大あんまき、おまつり屋台(ここは最早エイドではなくイベント会場)のベビーカステラや焼きそば等々、抹茶フィナンシェ…

  • 第41回いぶすき菜の花マラソン(2024/1/14) 菜の花咲くあの街に 今年も行かずにいられない!

    毎年日本で最初に開催される公認フルとして知られるいぶすき菜の花マラソン、2017年から6回連続の参加になります。飽きないものかと思われそうですが、一度出てしまえば休むことなど考えられなくなりますし、「走る走る菜の花の中~♪」のメロディが頭から離れることもありません。 ibusuki-nanohana.com 毎回書いているので知ってるよという声が聞こえて来そうですが、指宿の皆様の応援が多くて、また温かいのです。バンド、お囃子、太鼓、踊り、エンドレス負けないで等々最後の一人まで背中を押して下さります。大会以外でも、温泉でお話ししたり、宿のオーナーさんがとてもご親切にして下さったり、普通に道で歩い…

  • 能登半島地震、今と未来の私にできること

    2024年1月1日も例年通り6時過ぎに起床し、兼六園散策後に金沢マラソンコース終盤を巡って誓いを新たにし、ニューイヤー駅伝を見届け、元日営業のロンシャンさんでチョコレートやお菓子を買い、次はシューズを買いに香林坊へ、と思ったところで緊急地震速報を知らせるエリアメールの音が鳴り響きました。 雪も少なく、静かな朝でした。 地震に関しては普段私はあまり動じないのですが、揺れを待ち構えていたところ、少し経ってから金沢にしては強くかつ長い揺れが続き、これは大変なことになったと理解しました。その後は大津波警報の呼びかけに、どうにか一人でも多くの方が逃げ延びてくれることを祈るしかありませんでした。 古い実家…

  • 【番外編】2023年振り返り―24本のレースと日々の練習、走ること、書くことの意味―

    今年も一年間お世話になりました。フルは18本、100kmは3本、10km2本に富士登山競走山頂コースと合計24本ものレースに参加することができました。元日に金沢マラソンのコース終盤をジョグしながら、“今年はマラソンで自分の期待すら上回るような結果を出すつもり”と宣言していましたが、多くの面でその言葉が実現できた一年間でした。 そして、最後の方にも書きましたが、数字だけでなく、これまでとは違う形で人と喜びを分かち合うことのできた特別な一年でもありました。 29日は4年ぶりの大学時代の友人との忘年会でした。朝は閾値走5kmで短く切り上げ、夕方は学生時代住んでいた高野から三条まで散歩してみました。も…

  • 第10回はが路ふれあいマラソン(2023/12/17) 42.195kmのいちご狩り!驚愕のキロ毎エイドに走っている暇などない!

    初参加でしたがこれまたとてつもない大会でしたね。何といっても後半は1kmくらい行ったらおもてなしエイドという有様で、到底真面目に走ることなどできません(褒めています)。後で写真と大会プログラムを見返してみても、どう考えても予告よりもエイドの数が多かったです。何度“お願いですから真面目に走らせてください”と思ったことか(どの口が言うか。ありがとうございます)。 www.hagaji-marathon.jp 大奮発の苺はあちこちでふるまわれ、私は6か所でいただきました。それぞれにサイズも味も異なり一粒一粒が一期一会です(かかっていません)。基本甘い香りと味を口内に保持したまま、はが路を行きました。…

  • 国宝松江城マラソン2023(2023/12/3) 貴方も空も神話の一部!風情溢れる松江でだんだん!

    私が全国を回り始めた頃は、福井、三重、そして島根にはフルマラソンが存在せず、国宝松江城マラソンが誕生すると知った時は、大喜びで必ず出ようと誓いました。しかしコロナ禍で開催されなかったり予定が合わなかったりで時は過ぎるばかり。ようやく今年念願の初参加を果たすことができました。 www.matsuejo-marathon.jp コースは松江城、宍道湖、中海を巡る風光明媚なもので、走るだけで観光になります。そこに日本海側の冬らしいころころと表情を変える空模様が加わり、雨風に見舞われたりもするのですが、雲間から差す光も色を変える湖面も、それら全てが神話の中にいるかのようで独特の味わいがありました。 応…

  • 神戸マラソン2023(2023/11/19) 「感謝と友情」、自分なりの形 今年最後のサブスリー!

    昨年は逆風の中粘ったもののネット3時間0分1秒という結果に終わってしまった神戸マラソン、今年は様々な事情が重なってサブスリーを渇望していたのですが、神戸の皆様の熱い応援にランナー同士の給水での協力や励まし合いも重なったお陰で沢山の力をいただき、グロス2時間59分37秒でギリギリ間に合いました。本当にありがとうございます。 kobe-marathon.net 神戸マラソンは「感謝と友情」をテーマに、2011年という我々日本人にとって特別な年から始まった大会で、沿道や街の空気も、ランナーの思いも、他所の大型大会とはまた異なるものがあります。勿論各人考え方や感じ方に差はありますが、心に響くスタートセ…

  • 下関海響マラソン2023(2023/11/5) 相手がいるから響き合う!難コースでも幸ふくいっぱいの大会!

    評判が高く大人気のこの大会、長年気になっていましたが漸く初参加が叶いました。普段あまり考えないことですが、「響く」ためには、一方がどんなに強く力を振り絞っても駄目で、媒介するものとその振動をしっかり感じ取れる対象が必要ですよね。そしてその響きはまた反響し、続いていくものです。今回走ってみて、この大会はそのことを体現している素晴らしい大会だとよくわかりました。 kaikyomarathon.jp まず下関の皆様の応援の多さと歓迎ぶりがすごいです。前日の城下町長府観光の無料バスに加え、下関くじら祭、三つの日本一ふく・くじら・あんこう祭りの初日とぶつけてくるところから始まり、折りたためて携帯しやすい…

  • 金沢マラソン2023(2023/10/29) “ただいま”と“おかえり”の金沢!一人よりも二人で、二人よりも皆で!

    生まれた金沢に今年も帰ってきました。ただいま。金沢マラソンも、沿道応援復活ということで、本来の姿を取り戻してくれました。2015年に初参加して心を鷲掴みにされたあの応援が帰って来てくれたことに、“おかえりなさい”と序盤から目頭が熱くなる思いでした。加賀友禅大使の皆様、太鼓、消防団の纏、ダンス、少年野球のハイタッチと、もう本当に途切れることのない応援が続いていて、驚きながらも笑顔を絶やさず、最後まで走れてしまいます。 www.kanazawa-marathon.jp コロナの流行時期との巡りあわせもありますが、2021年、2022年と困難な中でも大会を続けてきて下さった金沢の皆様の情熱と気骨は全…

  • 長井マラソン2023(2023/10/15)温かな応援&絶品芋煮が染み渡る!皆に教えたくなる素敵な大会!

    ついにこの日がやって来ました。2016年に参加し、また出たいと2020年にエントリーするも開催中止、そして思いを募らせて2023年。今年の出走者は570人だったそうですが、本当にいい大会なんです。その素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただきたい一心で思い切り詳しく書きます。 nagai-marathon.jp 温かな応援、豊かな自然、走り易いコース、どれも記憶の中の長井と重なり、戻って来られたことを嬉しく感じました。エイドでも流石は山形というべき大粒マスカットがふんだんにふるまわれ、地元の名産品を食べられる喜びにも包まれます。沿道の声援も、交通整理のお巡りさんも皆様優しく、最後まで笑顔で声…

  • 2023こまつマラソン勧進帳(2023/10/9 10km) 歌舞伎の街で智・仁・勇の見得を切ろう!フラット高速コースと地元名物も!

    小松市といえば歌舞伎十八番の演目「弁慶の勧進帳」です。その名を冠する大会には出るしかありません。しかも今大会で26回目という歴史を誇り、地域の方にも愛されています。前々から気になっていましたが、ついに難関突破に挑む機会に恵まれました。……と、まるで気合いを入れて走りそうな書きようですが、頑張っても速く走れないのは目に見えていますので、記念に参加して石川の大会の思い出を心に蓄えていこうという魂胆です。 www.komatsu-marathon-kanjincho.com コースは、フラットで180°の折り返しもなく、走り易い高速コースです。風もあまり強くありませんでした(ただし何故か天気が悪いこ…

  • 2023 北緯40度秋田内陸リゾートカップ 秋田100キロチャレンジマラソン大会(2023/9/25) 秋田が育てた理想の結晶!この喜びを未来へ伝えたい!

    今年でファイナルという報道が三月頃にはあり、“絶対に出なくては!”とエントリーを決めました。実際に参加してみると、走ることで得られる幸せが驚く程詰まった素晴らし過ぎる大会で、秋田の皆様が育んでこられたものの大きさと温かさに圧倒されました。おそらく、多くのランナーの中で、“自分が心の底でずっと待ち望んでいたのはこういう大会なんだよ!”という思いが弾けたことでしょう。 www.kumagera.ne.jp ウルトラはどこも地域の方々の情熱と献身的な努力、そして大会を楽しむ心で成立しているもので、それゆえにランナーは本当に胸を打たれて幸せを感じるものですが、秋田の皆様のこの大会への思いもまた最高でし…

  • 北海道マラソン2023(2023/8/27)夏の終わりにまさかの“待った”!それでも大好き北海道!

    いやはや驚愕の暑さでしたね。応援して下さった皆様、走られた皆様、本当にお疲れ様でした。スタート時で既に30℃で湿気もむんむん(湿度78%、風速0.1mだったらしいです)、“ここは本当に北海道なのだろうか”と目を(あるいは身を)疑うくらいの気象条件でした。夏の終わりには少なくとも一日、“待った”がかかっていました。 hokkaido-marathon.com 完走率も81.1%と前回を9.2%下回り、私も2019年のコースベストからは14分以上遅い3時間18分台とショックを受ける結果でしたが、後で応援ナビを見てみると順位はその時より90番程上がっていましたし、ほぼ総崩れだった模様です。歩いておら…

  • 第76回富士登山競走(2023/7/28) 一番高い場所で“もう一度”!皆ありがとう!

    昨年何が何でもと山頂まで上り切り、もうあれ程の情熱を持って臨めることもないだろうと、ある意味で自分にとっての富士登山競走は完結したように思っていました。ランナー募集期間にもあと1クリックができず、一旦今年は見送ることにしました。 しかし自分の中で“本当にそれでいいのか?”という思いは消えず、“いつか必ずもう一度は完走しなくてはいけない”と考えるようになりました。そして山頂コースのみ二次募集が行われたことから、決意を固めてエントリーしました。来年自分がどうなっているかなんて、全く分からないのですから。 fujimountainrace.city.fujiyoshida.yamanashi.jp …

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