今までに読んだビジネス書、小説、マンガなどを備忘録的に紹介しています。
【あらすじ】 【感想】
数々の仮説…襲い掛かる暴力…この窮地を救う奇蹟はあるのか?「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた/井上真偽」
今回は講談社文庫出版、井上真偽さんの「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」です☆ 【あらすじ】 もうすぐ結婚式を挙げるというのにも関わらず、ちっとも幸せそうではない花嫁、和田瀬那。夾竹桃の小枝を使い、男衆を皆殺しにしたカズミ様の説話が残る田舎の古民家で行われる婚礼の儀式でまさかの惨劇が…一体、誰が、どんな方法で殺害したのか、様々な仮説が飛び出す中、どの仮説も否定され真相は闇の中-とはならず、物語は中盤から急展開を迎え、なかば強引に犯人捜しが始まります!【感想】中盤まではチビッ子探偵、八ツ星の活躍が楽しめます! 後半からは青髪探偵、上苙が登場し、盛り上がっていきます! 犯人捜しやトリックだけでなく、敵味方が入り乱れ、入れ替わる展開に読み応えがあります! 独特な婚礼の儀式がポイントです! 聖女の毒杯 その可能性はすでに考えたposted with ヨメレバ井上 真偽 講談社 2018年07月13日...
いやだ、引かない…真相を知りたい…誰が殺したのか…「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人/東野圭吾」
今回は光文社出版、東野圭吾さんの「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」です☆ 【あらすじ】 主人公・神尾真世はブライダルサロンで挙式の打ち合わせの後、婚約者・中條健太と子どもの話題で喧嘩となります。そんな中、真世の親友・本間桃子から中学校の同窓会についてのメールが届き、真世はため息をつきます。なぜかと言うと、父である神尾英一は中学教師であり、真世たちの学年でも教鞭をとっていたからです。親子での参加に渋り、返事を延ばしていた真世の元に警察から連絡があり、告げられたのはなんと父の死… 【感想】 同級生の繋がりや隠し事が徐々に明らかになる過程が楽しめました! ドラえもん要素が飛び交ったり、名探偵コナンのある登場人物の名前が出てきたりして新鮮でした! 叔父のキャラが立っていたり、叔父や真世の伏線を残している?ので、シリーズ化して欲しいところですが、今回の小説はファミリー要素が強いので、次回作はまた神尾家にトラブルを起こさせるのでしょうか?
お客様と築く、お金以外の関係とは?「ゆっくり、いそげ/影山知明」
【きっかけ】 タイトルの「ゆっくり、いそげ」という相反する言葉に惹かれて手に取りました! 【感想】 お客さんとの関係、捉え方について書かれてあり、見つめ直すきっかけとなりました! また、【働く中に「余白」の時間を持てることは、自分なりの、自分にしかない「芽」を出すための、きわめて大きな前提条件】と書かれてあり、この「余白」の時間をどう継続的に確保していくかが課題とも感じました。 お金を中心として回る世界に疑問を感じている人、職場などの人間関係を見直すきっかけを探している人におすすめです!
様々な思惑が鬼ヶ島で入り乱れる!?「ONE PIECE 97/尾田栄一郎」
【あらすじ】 ONE PIECE 97巻は、錦えもんの作戦(?)が見事に決まりいざ鬼ヶ島へと進んでいきます! そして麦わらの一味の元にあの男が駆けつけます! 【感想】 飛び六胞が全員登場して盛り上がってきました! あとゾロの嗅覚侮るなかれ! キラーのせっかくの忠告も文字通り耳に入らずない、キッドが意外にバカです。笑
現実とシンクロする物語の中で我々が得るべき教訓とは?「コロナ黙示録/海堂尊」
今回は宝島社出版、海堂尊さんの「コロナ黙示録」です☆ 【あらすじ】 この「コロナ黙示録」でも、田口先生はいつも通り、高階学長から無理難題を押し付けられます。 今回は、「田口先生、作家になってみませんか?」 新型コロナウイルスが日本に上陸し、てんやわんやの状態に。 新型コロナウイルスに対抗すべく、田口・白鳥コンビが奮闘します! そして、田口新型コロナウイルス対策本部委員長はある重大な決断を迫られます…。 【感想】 白鳥の差配の決まり具合が見てて気持ちいいです! あと、田口先生のカウンターパンチが白鳥に炸裂! 田口先生が成長しました!笑 また現実が多く取り入れられているため、考えさせられる点が多くありました。
新しい問い得るために学べ!「知的戦闘力を高める独学の技法/山口周」
【きっかけ】 社会人としてやらされる勉強ではなく、能動的に勉強する上でしっかり身につける方法で学びたいと思って手に取りました。 【感想】 「共感できる、賛成できるインプットばかりだと知的ストイックが極端に偏る」と書かれてあり、確かにテーマは絞りつつも好みのものばかり読んではダメだなと感じました。 独学を進めていく上で何か指針が欲しい人、インプットする際に意識するポイントを知りたい人におすすめです!
今年こそ、チームのために!「ダイヤのエース actⅡ 20/寺嶋裕二」
【あらすじ】 市大三高のエース・天久光聖に7回まで0に抑えられてきた薬師打線。 8回、ついに1アウト2塁のチャンスを作り、打席に轟雷市を迎えます。 ここでネクストバッターの真田俊平から声がかけられます。 【感想】 相変わらず天久はピッチング中にも関わらず、独り言が多いです。笑 中には確かにと思わされる独り言も。 真田の雷市への信頼もそうですが、轟父の突き放すような言い方ながらも選手を信頼してるセリフが良かったです。
念がクスノキに伝わりますこと、心よりお祈り申し上げます「クスノキの番人/東野圭吾」
今回は実業之日本社出版、東野圭吾さんの「クスノキの番人」です☆ 【あらすじ】 留置場で人生を諦めかけていた直井玲斗。 そんな彼の元に救いの手が差し伸べられます。 父・寿明の祈念を覗こうとする優美を咎める玲斗。 そんな二人の耳に聞こえてきたのはなんと、寿明の鼻歌!? 【感想】 冒頭の部分ですが岩本弁護士が何気に良いこと言ってます! このおかげで玲斗が人生まんざらでもないのかなと思えて、前を向いて歩みを進めていけたのかなと。 あと、優美の咄嗟の対応に玲斗と同じ感想を抱きました。 「女というのは恐ろしい」
今回は創元推理文庫出版、小林泰三さんの「完全・犯罪」です☆ 【あらすじ】 5つの話からなる短編集です! 「完全・犯罪」 時空惑雄博士は水海月只男博士に物理学賞を奪われたと憤ります。その想いは高まり、ついに、完全犯罪の計画を練り上げます。 タイムマシーンを活用したこの計画は成功するのか!? 「ロイス殺し」 ロイスの死について何かしてる風のクロス。 クロスの長い長い昔話がどうロイスの死に繋がるのか。 「双生児」 鴨川真帆は双子として生まれた。真帆だったり、嘉穂だったり、二人で二つの名前を持っていることに違和感はなかった。 幼稚園ぐらいから真帆としか呼ばれなくなったけど、本当に私は真帆なの?嘉穂じゃないと言い切れるの? 「隠れ鬼」 追ってくるホームレスの男から逃げる貞二。 なぜこんなにも執拗に自分を追いかけてくるのか。 たまたまなのか?それとも知り合い? 「ドッキリチューブ」 愛想を尽かしたスタッフの「ドッキリ」はだんだんエスカレートしていき… 【感想】 ぶっ飛んだキャラがそれぞれの話に出てきます。 狂気じみた感じが少し怖くもありますが、一気に読み進めました。 5つめの「ドッキリチューブ」が因果応報って感じで好きです!
「ブログリーダー」を活用して、本に埋もれたい読書栄養士さんをフォローしませんか?
指定した記事をブログ村の中で非表示にしたり、削除したりできます。非表示の場合は、再度表示に戻せます。
画像が取得されていないときは、ブログ側にOGP(メタタグ)の設置が必要になる場合があります。