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インディアンサマー  普通の人生 http://n770019.blog.fc2.com/

偏哲の名で人生の小春日和という時期を迎えた男が日々考えたことを綴っています。

元県職員です。世相、政治、経済、社会などについての思いを書いています。

偏哲
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2017/09/17

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  • 人生のやめどき

    何でもやめどきというものがある。仕事のやめどき、趣味のやめどき、おしゃれのめどき、クラス会のやめどき、旅のやめどき、ボランティアのやめどき、人生のやめどきなどである。人生のやめどきは自分では決められないものだろうが、延命治療を断っておくことはできる。やめどきは案外難しいもので、失敗すると笑われたり、恥をかいたり、晩節を汚したなどとも言われたりする。自然に遠ざかり、いつの間にかやめてしまうこともあれ...

  • 専業主婦の壁

    経済企画庁編「昭和60年版国民生活白書」再読完了。年金の第三号保険者の制度は1985年に雇用機会均等法とともに作られたのではなかったか。無年金の樋口恵子氏のいうBB(貧乏ばあさん)を減らす効果はあったというが、性別役割分業制度を助長するとして女性からも廃止の声があがっていた。人は短期の利益を重視するをというが、将来の年金給付よりも現在の収入ということで就業調整するという。パート女性を専業主婦とは言わ...

  • 隠居修行

    経済企画庁編「昭和60年版国民生活白書」再読進む。定年退職しても労働力不足解消のため細々でもいいので働いてほしいというのが政府の意向らしい。働くのはもう懲り懲りだという人ともう少し働きたい、社会との接点を持っていたいという人がいるようである。働きたくない人は働く必要はないだろうが、充分な貯蓄や年金がなければ節約生活を強いられる。結果として65歳から70歳の男性の半分が現役時代と同じようにというわけ...

  • 変な人

    樋口恵子著「老いの玉手箱」読了。昭和60年版「国民生活白書」再読す。人は誰でも個人的事情を抱えているが、だからといって個人の事情だけで物事を主張するのは誤っているだろうし、ましてや事実を捻じ曲げて曲解し、誤解を与えるなどというのは人としてやってはいけないことだろう。いわゆる変な人にはあまりお目にかかったことはなかったが、幸運というものだったのかもしれない。最近変な人を立て続けに知りやはり世の中には...

  • 老いておしゃれに美醜なし

    樋口恵子著「90歳になっても楽しく生きる」読了。韓国の諺で40歳 美人不美人関係なし。50歳 学歴関係なし。60歳 既婚未婚関係なし。70歳 お金の有無関係なし。80歳 生きているかどうか関係なし。というものがあるそうである。40になれば美しいか醜いかは関係なくなるそうです。平等に老いていき若い頃の美しさも歳とともに失われ美醜に悩む必要もなくなり美人も不美人も平等になるという意味のようです。後はお...

  • 不器量も味になる老人になろう

    上野千鶴子他著「老い方上手」読んでみた。統計調査で各戸を訪ねてみると高齢者世帯が多い。陽気な人、不機嫌な人がいるが、年取るほど、男ほど何か不満を持っていると思われる人が多い。調査に応じたくないという高齢男性は何かと理屈をいい逃れようとするが、気持ちは分かるが、素直に高齢なので勘弁してもらいたいと言われたほうが気持ちがいい。許してくれと言われても許すわけでもないが、助け船くらいだそうという気になる。...

  • 秋月の街灯よりも明るきか

    樋口恵子著「老いの福袋」読了。秋草の水やらずとも花咲かし秋の朝漆のカップで飲むコーヒー今日は統計調査のお願いに回るつもりである。昨日から始めればよかったのであるが、研修があった。お願いのセリフをパソコンで書きだして何度か修正した。しゃべるのには自信がないからである。頭に入れてから行くつもりだ。セリフ一つ忘れはしないとの歌詞もあるが、頭に入れるのも簡単ではないこの頃である。9時半から回ることにしたが...

  • 小さなお葬式

    樋口恵子著「老いの福袋」読み終えるつもり。同じような本を何冊も借りてしまったので、全部は読めない。あと1冊くらい選んで読んで後はそのまま返すことにする。類似本が多いのは超高齢化時代であるためだろうが、実際どれくらいの人が類書を読んでいるだろうか。関心がある人は何冊も読むのだろうが、全く読まない人もいて二極化していないか気になる。今日は成年後見人の研修を受けてきたが、人生いろいろだなという気がした。...

  • 老いの福袋

    樋口恵子著「どっこい生きている90歳」読了。樋口恵子著「老いの福袋」読み進む。何が福袋なのかと思ったが、歳を取るごとに思いのままにならず不自由になる心身の状態が延々と書かれている。亡くなった人には経験できないことだから不自由を経験できることも幸運だと解釈しよう。前人未踏の高齢化の先鞭をつけた世代だというが、その先にも先人はいたようである。人生100年時代と言われるようになって初めて90歳代に突入し...

  • バブルも遠くなりにけり

    鵜飼正樹他編「戦後日本の大衆文化」読了。最早戦後ではないと経済白書で宣言したのは戦後11年目の昭和31年だが、今も戦後と語るものいいは続いている。日本人のとって先の敗戦は歴史上にかってない衝撃だったのだろう。島国ゆえ侵略され支配された経験がないことから、有史以来の出来事であったのである。生活やものの考え方もがらりと変わり、戦後20年程度で民主主義は定着し、近代的で物質的に豊かな生活をおくれるように...

  • 人生をアンコール

    鵜飼正樹他編「戦後日本の大衆文化」読み進む。昨日の新聞に老人専門のタレント事務所を設立した女性の話が載っていた。ある番組によく出る変な老人もタレントではないかと思ったが、そうなら芸達者なのか、演出がうまいのか。バラエティー番組なら罪がないということなのかもしれないが、老人のイメージダウンにはなっているようである。シニアタレントは収入を求めているわけではなく楽しさを求めて所属しているというが、老後の...

  • 人生最後に間違える人

    昨日は講座の準備のために図書館に二度行き就業構造基本調査から表とがグラフを作った。新潟県の女性の昭和50年代からの就業状態の数字だけみると家族従業者がパート・アルバイトに入れ替わったように見えるが実態はどういうものだっただろうか。農村工業の導入もあり農村部でもパートの口は増えたのだろうが、実態は分からない。老後に罪を犯したり、破産したりする人もいるようだが、老後の生活の破綻は現役時代には働いていて...

  • 卒寿過ぎ書いた本ありオクラの実

    内閣府編「令和5年経済財政白書」読了。コンビニ帰りに農家の畑で奇妙な姿の作物も見つけた。茎の上の葉だけが残っていて裸で一列に並んでいる。道路を渡り確かめるとオクラであった。茎のてっぺんに実がついているのでわかった。昨日の新聞に樋口恵子氏の本の広告が載っていたが、氏は91歳であるという。最近同じような老いの衰えを書く氏の著作が続けて出ているが、需要があるということなのだろう。90歳過ぎの女性など五萬...

  • お金に困らない生き方

    内閣府編「令和5年版経済財政白書」読み進む。お題に困ってコンビニの書籍棚を覗いたら雑誌の「お金に困らない生き方」という惹句が目に入った。金に困らない生き方というのはどういうものだろうと中身を詮索してみたら、案の定投資などでお金を増やせということにようであった。お金とほぼ無縁な仕事をしてきて自然と投資の知識が身に付くということがなかった。多くの人がお金に困らなくても投資や利殖などと無縁だったろう。仕...

  • 長生きしたくない心理

    内閣府編「令和5年版経済財政白書」読み進む。年齢とともに心身の自然と主観的な認識の距離が出来てくるそうである。一日、一年の時間の時間感覚はおおいに違い、子どもの頃は長く、歳を取ると短くなるのは誰でも経験することだろう。自分の実年齢と自分が感じる年齢との差も歳を追うごとに差が開き、実際より若いと思っていることが多いという。老人が体力や認知能力が低下していても気づかず、足腰に自信があると思ったり、車の...

  • 賢治忌もいまだに暑いこの頃か

    内閣府編「令和5年版経済財政白書」読み進む。経済財政白書は白書の王様だと誰かが言っていたが、他の省庁は気を悪くするだろう。経済だけが重要であるわけでもなく、財政も重要だがどれが一番というわけでもあるまい。今日は半日仕事をして午後は有償ボランティアの用事で1時間ほど過ごした。やはりボランティアは無償の方が気楽でいい。一時期宮沢賢治の本を読んだことがあったが、買い置いた本も全部処分してしまった。絵本も...

  • おしゃべりなカボチャ

    北田暁大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読了。今日は新潟県の上場企業のプレゼンの催しがあると聞いていたが招待状が届いていない。暇な人だと思われて電話があったのだろうが、参加してみようかと思っていた。考えてみれば参加してみたとてたいした情報があるわけではないだろうし、新潟県の企業に拘る理由もない。いかに暇とてやることくらいはあるので、一応招待状が無くても参加できるかどうか聞いてみるが、参加し...

  • どっこい生きている

    北田暁大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読み進む。くら寿司の優待券が届いたので近いうちに食べに行こうと思っている。株は値下がりしたので売ってしまったが、条件は満たしていたので届いたようだ。割引券なので会社は損をすることはないのだろう。 今日は行政の会議がある。70歳定年制を採用しているので、任期は長くても後2年である。委員は70歳以上は任命しないという具合になっているようで、69歳を迎える...

  • 老いてこそ華

    北田暁大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読み進まず。今日は一日仕事であったが、仕事もまた楽しいような気もする。気楽な仕事のせいだろうが、ストレスは一切ない。この歳になって初めて生きることの楽しさを知った気がする。今まで人生が楽しいものだなどとは思いもよらないことだったのである。仕事も楽しいし、遊びはなお楽しい。人生の終盤の安息は神が人間に与えてくれたものだろうか。欲もなく、望みも希望もない...

  • 映画を見たり、秋刀魚を食べたり

    北田暁正大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読み進む。先日久しぶりに映画を見に行ってきた。芸術の秋にふさわしい映画とは言えないだろうが、安心して見られる映画であった。今更小難しい映画など見ようとは思わない。庶民の趣味ですねと言われそうだが、気取るつもりはない。庶民が庶民向けの映画を見るのは当然である。ついでに言っておくと富裕層は高級と言われる趣味ばかりを持つわけではない。文化的雑食性が比較的...

  • 国という病

    北田暁大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読み進む。旅行に行くことや庭木の剪定について話をした。平穏な生活の毎日である。最近国家の政策や競争や戦争について語ることが、嫌になってきた。自治体のならまだ身近な感じもするが、国家は得体の知れない。自分がこの小さな存在の生に注意を集中し、人生を全うすることにしか関心がなくなってきているのかもしれない。新聞やテレビで国家の争いや戦争について見聞きはする...

  • 人生読本~誰も代ってあげられない~

    北田暁大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読み進む。人生読本とは昔のテレビ番組のようだが、同名の表題の本もある。他人の人生は参考になることもあれば、全く参考にならないこともある。置かれた環境、人生経路、能力、特性、そして好みなど人それぞれに違うのだから当然だろう。子どもに偉人の伝記を読ませればいいというものではなく、普通の大人の人生の喜怒哀楽について聞かせたほうが、実はよっぽど利点が多いと思...

  • 知ると恐ろしいこと、知らないと恐ろしいこと

    内閣府編「経済財政白書」縮刷版発注する。在庫があると言われたので直ぐ取りに行こうとしたら、大判サイズしかないというので取り寄せてもらうことにした。安い方ですねと言われたが、嵩張って邪魔になるからである。言葉は選ばなくてはいけない。医者に行ったついでに古着屋を覗いてみた、もう秋冬物に品替えしていた。いいと思ったものもあったが、決定力に欠けたので何も買わずに出て来た。今日はエアコンがなくても過ごせそう...

  • 女性の低賃金は未婚率を上げるか

    昭和60年版「国民生活白書」読了。講座の参考になることがいろいろ書いてあった。経済財政白書が発表されたと昨日の新聞にあったので本屋に問い合わせてみようと思う。異次元の少子化対策を銘打った岸田政権のためか今年の経済財政白書は一味違うようである。経済と無関係ではないが少子化対策が内容に含まれているらしい。女性の低賃金がどう少子化につながるのだろうかと新聞記事を読み返し論理を辿ってみた。新聞は小生のブロ...

  • 現実を知らない時代がよいのか、現実を知る時代がよいのか

    経済企画庁編「昭和60年版国民生活白書」借りてくる。戦後40年の節目だったようで戦後回顧の特集があった。講座の参考になりそうなので通して読むことにする。自分が中流だとか、貧困層だとか考えたことはないが、上流・中流・下流のどこに属するかと問われれば中流ないし中流の下と答えるだろう。この質問が便利なのは上流・中流・下流の定義がないことだろう。所得水準で定義すれば9割が中流などということにはならない。所...

  • 統計のマジックか~家事時間の怪~

    天野寛子他共著「生活時間と生活文化」読了。「母と祖母の人生を知る講座~戦後にいがたの女性の生活と仕事の歴史」のアイデアと資料がだいぶ整ってきた。先回の「戦後新潟女性労働史」と同じことをやるわけにいかないと思い生活を加えてみたが正直、その時点ではどういう内容になるのかのイメージが固まっていなかった。なんとなく家庭電化製品の普及や生活の現代化で主婦の生活は楽になったのだろうという程度の考えであった。家...

  • 懐かしき老け顔並ぶ秋の日や

    天野寛子他共著「生活時間と生活文化」読み進む。毎日ブログを書いているとアイデアが浮かばない日もある。四苦八苦とまではいかないが、それなりに新聞を眺めたり本を読んだりしジタバタしなんとか文章をひねり出している。来月は吟行があるが、二時間ほどで俳句を作るのは無理なので予め作句しておくことにする。10月の季語を調べてみると秋涼、秋冷、秋晴、秋月など涼し気なものが並ぶが、この暑さではイマイチイメージが浮か...

  • 秋浅し何でも忘れるこの頃か

    伊藤セツ他共著「生活時間」読了。毎日夕方庭に水を撒くのが日課だが、最近朝に昨日水を撒いたかの記憶がないことがある。昨日はアイスクリームを食べるのを忘れ溶かしてしまった。裁判で記憶にありませんと言った老人も本当に忘れてしまったのかもしれない。昔から記憶力には自信がないが、日常生活に支障が出るようなことはなかった。老人性健忘症と認知症の違いは何なんだろうかなどと思う。ブログを書くことは忘れないが、何を...

  • 第四北越銀行の男女雇用格差

    女性活躍推進企業データーベースを使って第四北越銀行の男女の雇用状況を調べてみた。今日の新聞で厚生労働省のデーターベースがあると書いてあったので見てみようと思ったのだ。企業の数値の算出根拠はあるのだろうが、必ずしも統一されていないので詳しくは企業に問い合わせないと分からないようである。第四北越銀行を例に取ったのは、株主ということもあるが、一番最初に見つかったからで他意はない。学生向けは企業名で検索可...

  • 公務員の質の低下は現実か

    伊藤セツ他共著「生活時間」読み終えるつもり。昨日講座のためのグラフをいくつか作ったが、経年の数字に抜けているものがあった。行政に問い合わせたらやる気のない感じの人が電話に出てあれこれ問い合わせに応じられない言い訳をする。困ったものだと思ったがそういう人もいるものだろう。最近は高学歴化しても質は落ちているのだろうかと思ったりする。公務員の受験倍率も低下傾向なうえ最近は予備校などで勉強する人がいるから...

  • 資本と労働の関係

    伊藤セツ他共著「生活時間」読み進む。そごう・西部労組のストのニュースが出ていたが、長くストを行ったという事例に接したことがない。ストが当然であった時代を過ごした者としては隔世の感がある。労組の組織率が下がり力がなくなったとか、切実な課題がないということもあろうが、企業内労組という日本の労働組合の在り方からすれば労使協調路線は当然なのだろう。企業の業績が悪くなったりすれば元も子もないないから必然と労...

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