マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」ジョシュア・ガンス著「子育ての経済学」など読み進む。昨日は先月のオーラルヒストリーの聞き取りの録音をしたりユーチューブの動画を見たため読書は進まなかった。株安が進み確か3万7千円台ではなかったか。小生の持ち株総額も一時よりかなり減額している。半導体銘柄の値下がりが日経平均の下がった原因だとされているが、それだけではないような気が...
偏哲の名で人生の小春日和という時期を迎えた男が日々考えたことを綴っています。
元県職員です。世相、政治、経済、社会などについての思いを書いています。
何でもやめどきというものがある。仕事のやめどき、趣味のやめどき、おしゃれのめどき、クラス会のやめどき、旅のやめどき、ボランティアのやめどき、人生のやめどきなどである。人生のやめどきは自分では決められないものだろうが、延命治療を断っておくことはできる。やめどきは案外難しいもので、失敗すると笑われたり、恥をかいたり、晩節を汚したなどとも言われたりする。自然に遠ざかり、いつの間にかやめてしまうこともあれ...
経済企画庁編「昭和60年版国民生活白書」再読完了。年金の第三号保険者の制度は1985年に雇用機会均等法とともに作られたのではなかったか。無年金の樋口恵子氏のいうBB(貧乏ばあさん)を減らす効果はあったというが、性別役割分業制度を助長するとして女性からも廃止の声があがっていた。人は短期の利益を重視するをというが、将来の年金給付よりも現在の収入ということで就業調整するという。パート女性を専業主婦とは言わ...
経済企画庁編「昭和60年版国民生活白書」再読進む。定年退職しても労働力不足解消のため細々でもいいので働いてほしいというのが政府の意向らしい。働くのはもう懲り懲りだという人ともう少し働きたい、社会との接点を持っていたいという人がいるようである。働きたくない人は働く必要はないだろうが、充分な貯蓄や年金がなければ節約生活を強いられる。結果として65歳から70歳の男性の半分が現役時代と同じようにというわけ...
樋口恵子著「老いの玉手箱」読了。昭和60年版「国民生活白書」再読す。人は誰でも個人的事情を抱えているが、だからといって個人の事情だけで物事を主張するのは誤っているだろうし、ましてや事実を捻じ曲げて曲解し、誤解を与えるなどというのは人としてやってはいけないことだろう。いわゆる変な人にはあまりお目にかかったことはなかったが、幸運というものだったのかもしれない。最近変な人を立て続けに知りやはり世の中には...
樋口恵子著「90歳になっても楽しく生きる」読了。韓国の諺で40歳 美人不美人関係なし。50歳 学歴関係なし。60歳 既婚未婚関係なし。70歳 お金の有無関係なし。80歳 生きているかどうか関係なし。というものがあるそうである。40になれば美しいか醜いかは関係なくなるそうです。平等に老いていき若い頃の美しさも歳とともに失われ美醜に悩む必要もなくなり美人も不美人も平等になるという意味のようです。後はお...
上野千鶴子他著「老い方上手」読んでみた。統計調査で各戸を訪ねてみると高齢者世帯が多い。陽気な人、不機嫌な人がいるが、年取るほど、男ほど何か不満を持っていると思われる人が多い。調査に応じたくないという高齢男性は何かと理屈をいい逃れようとするが、気持ちは分かるが、素直に高齢なので勘弁してもらいたいと言われたほうが気持ちがいい。許してくれと言われても許すわけでもないが、助け船くらいだそうという気になる。...
樋口恵子著「老いの福袋」読了。秋草の水やらずとも花咲かし秋の朝漆のカップで飲むコーヒー今日は統計調査のお願いに回るつもりである。昨日から始めればよかったのであるが、研修があった。お願いのセリフをパソコンで書きだして何度か修正した。しゃべるのには自信がないからである。頭に入れてから行くつもりだ。セリフ一つ忘れはしないとの歌詞もあるが、頭に入れるのも簡単ではないこの頃である。9時半から回ることにしたが...
樋口恵子著「老いの福袋」読み終えるつもり。同じような本を何冊も借りてしまったので、全部は読めない。あと1冊くらい選んで読んで後はそのまま返すことにする。類似本が多いのは超高齢化時代であるためだろうが、実際どれくらいの人が類書を読んでいるだろうか。関心がある人は何冊も読むのだろうが、全く読まない人もいて二極化していないか気になる。今日は成年後見人の研修を受けてきたが、人生いろいろだなという気がした。...
樋口恵子著「どっこい生きている90歳」読了。樋口恵子著「老いの福袋」読み進む。何が福袋なのかと思ったが、歳を取るごとに思いのままにならず不自由になる心身の状態が延々と書かれている。亡くなった人には経験できないことだから不自由を経験できることも幸運だと解釈しよう。前人未踏の高齢化の先鞭をつけた世代だというが、その先にも先人はいたようである。人生100年時代と言われるようになって初めて90歳代に突入し...
鵜飼正樹他編「戦後日本の大衆文化」読了。最早戦後ではないと経済白書で宣言したのは戦後11年目の昭和31年だが、今も戦後と語るものいいは続いている。日本人のとって先の敗戦は歴史上にかってない衝撃だったのだろう。島国ゆえ侵略され支配された経験がないことから、有史以来の出来事であったのである。生活やものの考え方もがらりと変わり、戦後20年程度で民主主義は定着し、近代的で物質的に豊かな生活をおくれるように...
鵜飼正樹他編「戦後日本の大衆文化」読み進む。昨日の新聞に老人専門のタレント事務所を設立した女性の話が載っていた。ある番組によく出る変な老人もタレントではないかと思ったが、そうなら芸達者なのか、演出がうまいのか。バラエティー番組なら罪がないということなのかもしれないが、老人のイメージダウンにはなっているようである。シニアタレントは収入を求めているわけではなく楽しさを求めて所属しているというが、老後の...
昨日は講座の準備のために図書館に二度行き就業構造基本調査から表とがグラフを作った。新潟県の女性の昭和50年代からの就業状態の数字だけみると家族従業者がパート・アルバイトに入れ替わったように見えるが実態はどういうものだっただろうか。農村工業の導入もあり農村部でもパートの口は増えたのだろうが、実態は分からない。老後に罪を犯したり、破産したりする人もいるようだが、老後の生活の破綻は現役時代には働いていて...
内閣府編「令和5年経済財政白書」読了。コンビニ帰りに農家の畑で奇妙な姿の作物も見つけた。茎の上の葉だけが残っていて裸で一列に並んでいる。道路を渡り確かめるとオクラであった。茎のてっぺんに実がついているのでわかった。昨日の新聞に樋口恵子氏の本の広告が載っていたが、氏は91歳であるという。最近同じような老いの衰えを書く氏の著作が続けて出ているが、需要があるということなのだろう。90歳過ぎの女性など五萬...
内閣府編「令和5年版経済財政白書」読み進む。お題に困ってコンビニの書籍棚を覗いたら雑誌の「お金に困らない生き方」という惹句が目に入った。金に困らない生き方というのはどういうものだろうと中身を詮索してみたら、案の定投資などでお金を増やせということにようであった。お金とほぼ無縁な仕事をしてきて自然と投資の知識が身に付くということがなかった。多くの人がお金に困らなくても投資や利殖などと無縁だったろう。仕...
内閣府編「令和5年版経済財政白書」読み進む。年齢とともに心身の自然と主観的な認識の距離が出来てくるそうである。一日、一年の時間の時間感覚はおおいに違い、子どもの頃は長く、歳を取ると短くなるのは誰でも経験することだろう。自分の実年齢と自分が感じる年齢との差も歳を追うごとに差が開き、実際より若いと思っていることが多いという。老人が体力や認知能力が低下していても気づかず、足腰に自信があると思ったり、車の...
内閣府編「令和5年版経済財政白書」読み進む。経済財政白書は白書の王様だと誰かが言っていたが、他の省庁は気を悪くするだろう。経済だけが重要であるわけでもなく、財政も重要だがどれが一番というわけでもあるまい。今日は半日仕事をして午後は有償ボランティアの用事で1時間ほど過ごした。やはりボランティアは無償の方が気楽でいい。一時期宮沢賢治の本を読んだことがあったが、買い置いた本も全部処分してしまった。絵本も...
北田暁大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読了。今日は新潟県の上場企業のプレゼンの催しがあると聞いていたが招待状が届いていない。暇な人だと思われて電話があったのだろうが、参加してみようかと思っていた。考えてみれば参加してみたとてたいした情報があるわけではないだろうし、新潟県の企業に拘る理由もない。いかに暇とてやることくらいはあるので、一応招待状が無くても参加できるかどうか聞いてみるが、参加し...
北田暁大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読み進む。くら寿司の優待券が届いたので近いうちに食べに行こうと思っている。株は値下がりしたので売ってしまったが、条件は満たしていたので届いたようだ。割引券なので会社は損をすることはないのだろう。 今日は行政の会議がある。70歳定年制を採用しているので、任期は長くても後2年である。委員は70歳以上は任命しないという具合になっているようで、69歳を迎える...
北田暁大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読み進まず。今日は一日仕事であったが、仕事もまた楽しいような気もする。気楽な仕事のせいだろうが、ストレスは一切ない。この歳になって初めて生きることの楽しさを知った気がする。今まで人生が楽しいものだなどとは思いもよらないことだったのである。仕事も楽しいし、遊びはなお楽しい。人生の終盤の安息は神が人間に与えてくれたものだろうか。欲もなく、望みも希望もない...
北田暁正大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読み進む。先日久しぶりに映画を見に行ってきた。芸術の秋にふさわしい映画とは言えないだろうが、安心して見られる映画であった。今更小難しい映画など見ようとは思わない。庶民の趣味ですねと言われそうだが、気取るつもりはない。庶民が庶民向けの映画を見るのは当然である。ついでに言っておくと富裕層は高級と言われる趣味ばかりを持つわけではない。文化的雑食性が比較的...
北田暁大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読み進む。旅行に行くことや庭木の剪定について話をした。平穏な生活の毎日である。最近国家の政策や競争や戦争について語ることが、嫌になってきた。自治体のならまだ身近な感じもするが、国家は得体の知れない。自分がこの小さな存在の生に注意を集中し、人生を全うすることにしか関心がなくなってきているのかもしれない。新聞やテレビで国家の争いや戦争について見聞きはする...
北田暁大+解体研編著「社会にとって趣味とは何か」読み進む。人生読本とは昔のテレビ番組のようだが、同名の表題の本もある。他人の人生は参考になることもあれば、全く参考にならないこともある。置かれた環境、人生経路、能力、特性、そして好みなど人それぞれに違うのだから当然だろう。子どもに偉人の伝記を読ませればいいというものではなく、普通の大人の人生の喜怒哀楽について聞かせたほうが、実はよっぽど利点が多いと思...
内閣府編「経済財政白書」縮刷版発注する。在庫があると言われたので直ぐ取りに行こうとしたら、大判サイズしかないというので取り寄せてもらうことにした。安い方ですねと言われたが、嵩張って邪魔になるからである。言葉は選ばなくてはいけない。医者に行ったついでに古着屋を覗いてみた、もう秋冬物に品替えしていた。いいと思ったものもあったが、決定力に欠けたので何も買わずに出て来た。今日はエアコンがなくても過ごせそう...
昭和60年版「国民生活白書」読了。講座の参考になることがいろいろ書いてあった。経済財政白書が発表されたと昨日の新聞にあったので本屋に問い合わせてみようと思う。異次元の少子化対策を銘打った岸田政権のためか今年の経済財政白書は一味違うようである。経済と無関係ではないが少子化対策が内容に含まれているらしい。女性の低賃金がどう少子化につながるのだろうかと新聞記事を読み返し論理を辿ってみた。新聞は小生のブロ...
経済企画庁編「昭和60年版国民生活白書」借りてくる。戦後40年の節目だったようで戦後回顧の特集があった。講座の参考になりそうなので通して読むことにする。自分が中流だとか、貧困層だとか考えたことはないが、上流・中流・下流のどこに属するかと問われれば中流ないし中流の下と答えるだろう。この質問が便利なのは上流・中流・下流の定義がないことだろう。所得水準で定義すれば9割が中流などということにはならない。所...
天野寛子他共著「生活時間と生活文化」読了。「母と祖母の人生を知る講座~戦後にいがたの女性の生活と仕事の歴史」のアイデアと資料がだいぶ整ってきた。先回の「戦後新潟女性労働史」と同じことをやるわけにいかないと思い生活を加えてみたが正直、その時点ではどういう内容になるのかのイメージが固まっていなかった。なんとなく家庭電化製品の普及や生活の現代化で主婦の生活は楽になったのだろうという程度の考えであった。家...
天野寛子他共著「生活時間と生活文化」読み進む。毎日ブログを書いているとアイデアが浮かばない日もある。四苦八苦とまではいかないが、それなりに新聞を眺めたり本を読んだりしジタバタしなんとか文章をひねり出している。来月は吟行があるが、二時間ほどで俳句を作るのは無理なので予め作句しておくことにする。10月の季語を調べてみると秋涼、秋冷、秋晴、秋月など涼し気なものが並ぶが、この暑さではイマイチイメージが浮か...
伊藤セツ他共著「生活時間」読了。毎日夕方庭に水を撒くのが日課だが、最近朝に昨日水を撒いたかの記憶がないことがある。昨日はアイスクリームを食べるのを忘れ溶かしてしまった。裁判で記憶にありませんと言った老人も本当に忘れてしまったのかもしれない。昔から記憶力には自信がないが、日常生活に支障が出るようなことはなかった。老人性健忘症と認知症の違いは何なんだろうかなどと思う。ブログを書くことは忘れないが、何を...
女性活躍推進企業データーベースを使って第四北越銀行の男女の雇用状況を調べてみた。今日の新聞で厚生労働省のデーターベースがあると書いてあったので見てみようと思ったのだ。企業の数値の算出根拠はあるのだろうが、必ずしも統一されていないので詳しくは企業に問い合わせないと分からないようである。第四北越銀行を例に取ったのは、株主ということもあるが、一番最初に見つかったからで他意はない。学生向けは企業名で検索可...
伊藤セツ他共著「生活時間」読み終えるつもり。昨日講座のためのグラフをいくつか作ったが、経年の数字に抜けているものがあった。行政に問い合わせたらやる気のない感じの人が電話に出てあれこれ問い合わせに応じられない言い訳をする。困ったものだと思ったがそういう人もいるものだろう。最近は高学歴化しても質は落ちているのだろうかと思ったりする。公務員の受験倍率も低下傾向なうえ最近は予備校などで勉強する人がいるから...
伊藤セツ他共著「生活時間」読み進む。そごう・西部労組のストのニュースが出ていたが、長くストを行ったという事例に接したことがない。ストが当然であった時代を過ごした者としては隔世の感がある。労組の組織率が下がり力がなくなったとか、切実な課題がないということもあろうが、企業内労組という日本の労働組合の在り方からすれば労使協調路線は当然なのだろう。企業の業績が悪くなったりすれば元も子もないないから必然と労...
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マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」ジョシュア・ガンス著「子育ての経済学」など読み進む。昨日は先月のオーラルヒストリーの聞き取りの録音をしたりユーチューブの動画を見たため読書は進まなかった。株安が進み確か3万7千円台ではなかったか。小生の持ち株総額も一時よりかなり減額している。半導体銘柄の値下がりが日経平均の下がった原因だとされているが、それだけではないような気が...
マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」、トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。庭は春の花盛りである。早春の花が終わり、ツツジ、チューリップ、菫、芝桜などが花を咲かせている。人は歳ごとに越えなければならない壁がある。小生は今年齢70を迎える。ことさら70歳の壁などといっても仕方がないのだろうが、考え深いものはあるし、どうなるのだろうかという恐れもある。75歳...
大野恵理著「外国人花嫁の国際社会学」読了。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」読み進む。御三家とは徳川将軍家を継ぐ資格のある尾張、紀伊、水戸から由来し、いわゆるビックスリーのことをいうらしい。芸能界、業界、演歌の御三家など様々なものがある。映画業界では時代物御三家(阪東妻三郎、片岡千恵蔵、嵐寛寿郎)日活アクション御三家(石原裕次郎、小林旭、宍戸錠)歌謡界の御三家(...
マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」大野恵理「外国人花嫁の国際社会学」読み進む。ベストアンドブライテストという本を学生時代に読んだが、ケネディ政権においてアメリカでもっとも優秀な人達が何故間違いを起こしたのかということについて書いてあったと思う。どんな優秀な人でも間違うことはあると言ってしまえば月並だが、政治資金問題などのことを思うと当たり前だとばかり言っていられ...
子育てのスタイルには親専制型、子迎合型、親指導型の3類型があるという。時代と社会環境、親の個性に従って異なるのだそうだが、現在は世界的に親指導型が多いのだそうだ.世界的な格差の拡大、競争の激化などで子供の未来は簡単に開かれないという現状が影響しているという。親のリソースや学歴、社会的子育て支援の状況などから親は子育ての方法を選択することになるようだが、当然恵まれた階層の選択肢は多くなる。親専制型は...
マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」大野恵理著「外国人花嫁の国際社会学」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」など読み進む。子育ての効用は、労働力、老後の安泰、愛玩効果だそうだが、労働力として子供を使うことは現在は禁止されている。老後の世話や経済を子供に頼ることは社会保障が整ってきたことや、同居率が下がってきたなどの種々の原因により難しい。唯一残るのが愛玩の対象と...
本田由紀編「現代社会論」読了。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」大野恵理著「外国人花嫁の国際社会学」など読み進む。庭に日曜日に買ってきた花を植えた。安い花ばかりを買ってきたのは貧乏性だからである。正直いえば一鉢5百円の花の方が豪華で、欲しいと思う。占めて千円ちょっとの5鉢であった。哲学とも現象学とも縁がないが夫婦の不思議ということについて書いてみようと思う。多数...
マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」、本田由紀編「現代社会論」など読み進む。今日か明日海棠に3回目の消毒薬の散布をするつもり。イオンの株主優待で8千円ばかりの現金が入るので夕食はお好み焼ともんじゃ焼きを食べる予定。居酒屋は食べる物がないので嫌だという。男も女も仕事や家事を好むのは存在証明やアイデンティティの問題だろう。勿論仕事や家事の嫌いな男も女もいるが、それもま...
永田夏来著「生涯未婚時代」読了。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」など読み進む。佐川光男さんが亡くなった。享年84歳、合掌。「今は幸せかい」の歌詞は今でも覚えている。単純なせいもあろうが、当時は記憶力がよかったからだろう。今は一日前のことも小見出せない。他人の訃報が身につまされる今日この頃である。結婚も数ある選択肢の一つだというが、今は一人で生涯を暮らすための様...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。禁煙パイポはまだ売っているようだ。発売当時印象的なCMで話題になったので記憶に残っている人も多いだろう。どれほど効果のあるものかは分からぬが、他の禁煙手段と同様使う人の意志次第ということもあろう。パイポは禁煙できれば最も安価な手段で、コンビニでも売っているところがあるようだ。小生色々な手段を試したが、どれも失敗した。一番効果のあったのは風邪で吸われなか...
厚生省編「昭和37年厚生白書」読了。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読もうと思う。筍の天ぷら食むや老夫婦してほろ苦き思いで遠き木の芽かなプリントのシャツ捲る五月の日青春の青やいずくぞ立夏の吾偏哲...
厚生省編「昭和37年厚生白書」読み進む。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」は購入してしまったせいか読めないでいる。森永卓郎氏が原発不明癌終末期と宣告されているようだ。何の癌だか分からないが、終末期なのだそうだ。生に未練はないというが、66歳で逝くのは少し早すぎる。自分だったらどうだかと思うが、案外自分も生に執着はない。ただ女性史でやり残すことがあれば少し残念である。森永氏も後何年か生きたいと思...
平賀緑著「食べものから学ぶ現代社会」読了。厚生省編「昭和37年厚生白書」など読み進む。今日は一日フリーである。何をして過ごそうか。会社四季報で気になる会社を見てみようか。遅ればせながら会社四季報を買ってきたのだ。庭の海棠の花が盛りである。ピンクの花が美しいが、何時までもつのだろうか。株価が大きく下げた。一過性だろうが心穏やかとはいかない。プロなら今が買い時と思うだろうが、素人はそうもいかない。今日...
平賀緑著「食べものから学ぶ現代社会」厚生省編「昭和37年厚生白書」など読み進む。仕事を辞めてから8年経った。今日現役の人と話す機会があったが、98年に就職したそうである。1993年から2005年に学校を卒業し、就職した世代を就職氷河期世代というらしいからど真ん中の年代である。銀行とか証券会社が倒産したのが、98年くらいでなかったか。求人が減少していたのに、団塊ジュニア世代で人数が多かったので猶更就...
平賀緑著「食べものから学ぶ現代社会」厚生省編「昭和37年厚生白書」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」併読す。最近はテレビよりユーチューブのほうが面白いと思い、テレビニュースは地方ニュースしか見ない日が続いているが、新聞は何日か遅れでも読んではいる。政治ニュースにはあまり興味が持てない今日この頃だが、いよいよ世界はきな臭くなっている気もする。米ソ対立の時代を生きて来たので、米中対立も力の均衡が崩...
溝口由己著「少子化問題の経済学」読了。厚生省編「昭和37年厚生白書」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。昨年人口は83万人の自然減であったそうだ。後期高齢者が2千万人もいれば大量死が発生し、人口が減るのが当然である。一人ひとりの死に嘆く人はいても、百何十万人の死を嘆く人はいない。人生とは人がこの世で生きていくこと、この世で経験することなどを意味し、どう生きるかとは別問題である。若い人は...
クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読了。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」何時になったら読み終えるのか目途がたたない。元大谷翔平氏の通訳が起訴されたのだそうが、不法送金額は24億円ということだ。絶対ばれてしまうと思われることを何故やったのか、その心理や性格は分からぬが、いずれにしろ本人の人生はほぼ終わりだろう。我々の身の回りにも元通訳のような犯罪者予備軍や異常性格者...
クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。為替は1ドル153円を突破したが、このまま200円もありなのだろうか。円もドルも需要と供給で動くというが、流石に円は安すぎる気がする。あらゆる通貨に対し円は値下がりしているというが、妥当な価格とはどのあたりなのだろうか。購買力平価によると1ドルは100円の価値もないらしいので、確かに欧米の...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読み進む。昨日はおにぎり、やきとり、ピーナッツ、クラフトビールを買って一人花見をしてきた。大勢のほうが楽しいのかもしれないが、面倒があるのでやめた。庭の海棠が咲いた。桜ほど多くの木が連なって咲くわけではないので凛として美しい。吉野桜は来年あたりには咲くのではないか。4年ほどしないと咲かないそうであ...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、クラウディア・ゴールディン「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読み進む。海棠がなかなか咲かない。今日は一人花見でもしようと思う。「なぜ男女・・・」を読んでいたら女性とキャリアの関係は、家庭かキャリアか、仕事の後に家庭、家庭の後に仕事、キャリアの後に家庭、キャリアも家庭も、の順に変遷してきたのだそうだ。自分の講座「高度経済成長期と新潟の女性」でもこの区分を使わせ...
戦後新潟女性労働史講座のパワーポイント資料の作成をベランダでしてみた。日差しが強すぎてパソコンの画面が見にくかったが、日が落ちて丁度いい明るさになった。この季節はベランダで読書もよし、パソコン作業もよい。老後に学ぶことなどないと言われる方もおられるだろうが、老後に教えられたり、学んだりすることもある。生きていれば新しい事態に適応も対処もしなければならないので既存の知識で全てというのは無理がある。今...
東洋経済新報社刊「会社四季報」拾い読みす。総会の季節がやってきた。株主総会はまだ先だが、退職者の会、行政書士会などの総会が来月にある。会費の納入も今月内というところも多い。会費は覚悟で入会してはいるのだが、立て続けでは痛い。今月のアルバイトのお金がそのまま会費に流れた。他に入用のお金ができまだもらっていないお金の使い道も決まってしまった。収入があるからいいが、仕事をしていなければそのまま赤字である...
年寄りが年寄り批判しても誰も感心はしないだろう。むしろ奇特な人と見られるだけな気がする。高齢者批判は未来の自分批判と同じであるので若い人も批判し難いだろう。老人を見て人間この程度のものと言っては、人間の命は地球より重いなどと宣う建前論者に論難されかねない。人間の命が尊いものとしておかないと何かと不都合があることは分かるが、人を死刑にしておいて尊いもない気がする。所詮世の中は虚構の掟でなりたっている...
今日は金沢から七尾、和倉へ移動し、浜焼きをいただき、足湯を楽しんだ。人生百年といっても誰もが百年生きるわけではないが、90歳近くまで多くの人が生きることになった。キャッチコピーであるので必ずしも実態を写しているわけではない。それでも最早70歳など若い、鼻たれ小僧と言われるほどに後期高齢者が増えたに違いない。年寄りばかりで、少しウンザリするが、自分も年寄りの一人であるので文句もいえない。人間歳を取っ...
東洋経済新報社刊「会社四季報」拾い読み。東北電力の株が600円台になったので少し買っておいたら700円台に戻した。目標株価は800円台のようだが、千何百円という時期もあったので値上がりを期待して追加で単位株を買ってみた。黒字転換でどれくらい値上がりするだろうか。閑話休題金沢は外国人観光客だらけである。日本人観光客も多いが外国人が目立つ。新潟とは雲泥の違いであるが、下手すると金沢の伝統文化が潰れるの...
新潟から金沢まで4時間半くらいだっただろうか。8時に新潟市を出て12時半には金沢市の近江町市場に着いた。寿司屋で昼食を取り、東茶屋街に移動、界隈を見学し加賀藩御用達の店でお菓子を買い、別店で抹茶と生菓子をいただいた。九谷焼の焼き物を探しに陶器の店を回り、武家屋敷街に迷い込む。最後にデパートで九谷焼のマグカップと輪島塗のマグカップを買う。ポイントに少しの持ち出しで済むお値段である。帰りにおでんの赤玉...
今日は明日からの旅行の予定などを作りながら一日を過ごすつもり。金沢おでんを食べることと国立工芸館に行くこと以外特にやりたいこともない。リビングルームの書類棚が整理したので要らない書類を選んでおけと言われた。捨ててもいいものばかりのようであるが、記憶にない書類があった。高校時代の文芸部の賞状である。文芸部の発展のため功績顕著であると書いてある。先生が配慮してくれたのだろうが、記念の万年筆も他人にあげ...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」読了。最近気になっているのが、立場の上の方の下の者を見る顔である。営業スマイルという言葉があるが、彼ら彼女らの顔も一種の営業スマイルを湛えている場合がある。自然の笑みではなく仕事上の微笑みである。自分の本心を隠す、好意を持っているように見せる、安心感を与えるなど様々ことを意図し職業上身に着けた表情のようである。その顔を見るにつけ油断がならないと思うのであるが、本...
日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読了。石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」読み進む。石川県への旅行の日が迫ってきた。下らないがブログを続けて書くべきか、書かざるべきかで迷っている。どうでもいいブログも7年も続けると執着が生まれてくるのかもしれない。老いの現われかもしれないとも思うが、旅行中ブログを中断すべきか、書き続けようかと迷っている。海外旅行中、昨年の福岡旅行などではパソコンは持っ...
日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読み進む。女性の進学率の上昇は経済学的に説明ができるようだ。2000年代に入り大卒の期待収益率が高かまったらしい。男女差別の雇用慣行が1999年に禁止されたためだろうか。大卒女性の結婚による期待収益率も高まったようだ。同類婚で大卒女性は大卒男性と結婚するようになった。以前は大卒女性が少なかったためか短大卒女性と結婚する大卒男性も多かったが、次第に大卒同士...
日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読み進む。朝ブログのタイトルを思い付いたのだが、メモしておかなかったので忘れてしまった。忘れたことが分かるだけでよしとしよう。人生の初っ端から不幸が立て続けだったような気がする。人生終わりと思ったこともあるが、生き続けていれば薄日が差す日もある。自殺しなかったことが救いというようなものである。物忘れがひどくなり、過去のこと思い出せず、たいして不幸でもなか...
今日は一日仕事で読書進まず。晩御飯の後少し読むことにする。自分の思い月でブログを書いていると他人を否定することを書くことがある。一週間ばかりで二三度書いたような気がするが、今更消せないので仕方がない。自分本位の人間とも自分のことを思ってはいないが、ついつい他人を非難の目で見てしまうことがある。他人の本性や考えていることなど想像と推測でしか分からないものだが、決めつけてしまう。人間は多面的なもので良...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読み進むつもり。今度が最後という言葉を二年前に聞いたが、二年前だけではないようなことも聞く。君子豹変するというが、総会の場で言ったことを忘れたわけでもあるまい。行政書士会の会長などやってなんの益があるのだろうかと思うが、権力の魔力というのに取りつかれたのだろうか。人材の少ない行政書士会といっても余人をもって代えがたいと...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」読み進む。フェースを重視する男かレッグを重視する男かと問う欧米人のフレーズがあるようだ。男は女の美醜を問い、女は男の力を問う。美意識は様々のようで女性の外見的な美しさの基準は個人の好みの問題でもあろう。それでも衆目の一致する美人という人はいるので時代ごとに一応の基準はあるのだろう。明治以降に西洋人の女性を知ったことで日本人が美人とする女性も大分変ったのだろう。女...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」廣田晃崇著「マンション管理はこうして見直しなさい」など読み進む。90~100歳代の被相続人に70~80歳代の相続人という老々相続があったが、同時に負動産相続であるケースも多いだろう。人生100年時代ともなれば普通に起こることである。一次相続とともに二次相続が間を置かずということになる可能性も高い。被相続人は田舎に住んでいることが多いだろうので売るに売れない負動産...
橘木俊詔著「女女格差」読了。石塚由紀夫著「働く女性のほんとの格差」読み進む。テレビ東京系で「ソロ活女子のススメ3」が始まったそうである。女性は何かとつるむという印象はあるが、集団好きばかりではいないのだろう。ソロキャンプ始めソロが流行りのようだが、人間もともと一人の時間がないと自分を見失ってしまうものである。集団心理というのは戦争など恐ろしい結果をもたらす負の側面がある。寝る時間くらいしか一人にな...
橘木俊詔著「女女格差」貴船美彦著「マンション組合理事になったら読む本」など読み進む。今日はマンション管理に関する本を10冊弱借りて来た。必要と思われるところを読んでみたが、少しは事情が分かってきた。マンション管理組合理事は楽しみながら行うもの人脈を広げることもできると書いてあったので、次回の理事会ではまず自己紹介をしてみようと思う。それぞれ自己紹介も行わず理事会の議事を進め、お互いにどこの馬の骨と...
橘木俊詔著「女女格差」石塚由紀夫著「働く女性のほんとの格差」日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」など借りてくる。女性の就業率が高くなり、かっては男ばかりしかいなかった職業に女性を見かけるようになってきた。戦後新潟女性労働史講座の視点に女性同士の格差も盛り込もうと思った。同じ職場に男女がいれば一般的には女性のほうが優秀だと感じていた。女性は精鋭であるが、男にはぼんくらも含まれているのが普通で...
今日提案して今日決めてくれという。バナナのたたき売りでもあるまいしと思って反対した。バナナではなくマンションの管理会社を決めることである。資料は見積書と決めたいという会社のピーアール冊子だけである。学級会でもあるまいしそんなことで済むと思っているのか。資料を説明するわけでもなく、見積が一番安いというだけである。もう決まったような話をする。現在の管理人を引き受け先が引き取って今まで通りやるという。自...
世の中には色々な人がいる。賢い人もそうでない人もいるだろうが、自信を持っている人ほどそうでもないと思われる人が多いような気がする。人を管理したり、判断を求められる仕事をしたこがないほど、判断に自信を持っていたりする。人の上に立ったり、判断を仕事で経験したことのある人ほど物事には総じて慎重である。マンションの理事であれ責任というものを考えるとそう簡単に判断できることばかりではない。物事の決め方、合意...