マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」、トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。庭は春の花盛りである。早春の花が終わり、ツツジ、チューリップ、菫、芝桜などが花を咲かせている。人は歳ごとに越えなければならない壁がある。小生は今年齢70を迎える。ことさら70歳の壁などといっても仕方がないのだろうが、考え深いものはあるし、どうなるのだろうかという恐れもある。75歳...
偏哲の名で人生の小春日和という時期を迎えた男が日々考えたことを綴っています。
元県職員です。世相、政治、経済、社会などについての思いを書いています。
矢野眞和編著「生活時間の社会学」当面必要なカ所のみ読む。以前にも同じようなことを書いたが、昨日統計表を作り年齢階級別の大卒・大学院卒の女性人口割合が判明したので改めて書くことにした。令和2年における新潟県の大卒・院卒の25歳から29歳の年齢階級での割合は28%であった。彼女らが大学を卒業した年に近い平成27年の女性の四年生大学進学率は38%である。進学率は高卒者に対する割合であるので正確ではないが...
矢野眞和編著「生活時間の社会学」読み進む。今日の晩御飯は野菜とエビの天ぷらにギョーザにしようと思う。スーパーの総菜などどうせ不味いだろうというが、そんな贅沢は身についていないので有難くいただくもりである。行政のお手伝いをしようかと思い統計調査員に応募してみたが、配分を聞いてちょっと大変かなと思い少々後悔した。軽い気持ちと思い付きで応募したのだが、後悔先に立たずである。放り出すわけにもいかないので、...
天野寛子他共著「生活時間と生活文化」伊藤セツ他共著「生活時間」読み進む。今日は晩御飯のおかずに秋刀魚を買ってきた。瘦せ秋刀魚であるが、1尾300円もした。どうせ冷凍かもしれないが有難くいただくことにする。本を読んでいたら余暇享受能力という言葉が出て来た。若い時に趣味を持っていた人は趣味を継続する傾向があり余暇享受能力が高い。若い時に趣味を持っていなかった人は所得消費的趣味に偏る傾向があり、余暇享受...
NHK放送文化研究所編「日本人の生活時間・1995」読了。いい人生とはどんなものだろうか。柄にもなく考えてみた。規範的に決められるようなものではないだろう。道徳的に人生を送ることや国家に奉仕することは、今時奨励はされないし流行らない。犯罪を犯さないこと、不道徳な行為を行わないことは最低限の条件と考えられるだろうがそれだけのことである。突出した社会的地位や業績をあげることでもない気がする。一部の恵まれ...
三浦展著「団塊世代の戦後史」読了。昨夜女性の職業別の生活時間をグラフに作成した。ところが困ったことに出典が不明になった。メモにはS31年NHKとしか書いていない。覚えていられると思って省略したのだろうが、面倒でもあったのだろう。一事が万事こういう具合である。拙速に行動する性格に通じるのだろうが、何事をやるにも雑なのである。株をやっていても企業業績をIRで確認したり、経済情報をよく調べもせずアバートで買うこ...
三浦展著「団塊世代の戦後史」読み進む。昔を懐かしむ気持ちはないが、昔の歌を聴き妙に懐かしい昨日であった。昔の記憶などもはや朧なのであるが、昭和の歌についてははっきり記憶に残っている。不鮮明なものと鮮明に覚えているものがあるのだろうが、鮮明な記憶も脚色されたものであるという説もある。昭和は輝いていたなどというのは、人間の脳が作り出した幻影でもあるのだろう。新潟県・新潟市・全国の学歴別人口比率の表が完...
三浦展著「団塊世代の戦後史」必要カ所のみ読むつもり。パソコンの動きが遅い。データが重くなっているのだろうか。今日がキャンセル待ちの台湾旅行のむ違約金なしでも解約できる最終日であるが、連絡はない。諦めて旅費は別の用途に使うか来年にとっておくことにする。何でもあと一人、前にキャンセル待ちの人がいるらしい。団塊世代の女性は働くことに消極的だったらしい。意外な事実と思う人と当然と思う人がいようが,当事者の...
連合女性局編「女性の労働・生活時間」読了。一日エアコンなしの扇風機の部屋にいたが、暑さも慣れると汗をかくので体にいいのではないかと思った。今年の夏は異常だが、暑さが好きという人もいる。一昨日スイカを一玉いただいてきて家人が食べないというので昨日半分食べた。今日は残りの半分を食べた。特別美味しい、食べたいというのではないが、勿体ないと思うわけである。貧乏性なのである。まずいものは食わないというように...
農林水産省構造改善局農政部就業改善課監修「農村地域工業等導入促進法の早わかり」必要カ所のみ読む。元ネタはローバは一日にして成らずだが、女性をおもちゃにしてはいけないと思い、ジジイにした。ジジイとて一日では出来上がらないのである。呱々の声を上げてから少なくても60年はかかる。昔話などしたくはないが、純情可憐な少年の時期もあったのである。世の荒波、人生の苦難にさらされて苦節60年にしてジジイは出来上が...
農林水産省構造改善局農政部就業改善課監修「農村地域工業等導入促進法の早わかり」借りてくる。株価少し回復、3万円を切りそうな記事も出ていたが、一安心である。日経平均の構成株などは持っていないので影響は大きくないのかもしれない。バブルの崩壊の時も日経平均の構成株を持っていなかったため影響は小さかったというような話も聞いた。地道に儲けを拾ったほうがよいのだろう。今日はフードバンクのボランティアの後午後か...
NHK放送世論調査所編「日本人の生活時間」必要カ所眺めてみる。とうとう夏バテしたかもしれない。昨日から食欲がない。百日紅老いの身にこたえる猛暑かな冬の寒さ、夏の暑さは老いの身の天敵だろう。何も熱中症だけが、暑さによる死因ではない。じわじわと体力を奪っていく、暑さが遠因の死亡だったあるだろう。閑話休題初値では手の届かない秋刀魚かな食料品の値上がりが著しい気がする。秋刀魚の初競りが行われキロ数万円とか。...
NHK放送世論研究所編「日本人の生活時間」目を通すつもり。スタンダールの墓碑銘は書いた・愛した・生きただそうだが、普通の人の実感は愛した・働いた・生きた若しくは、働いた・愛した・生きたかもしれない。とにかく多くの時間働いたし、家族を養育したし、そして生き抜いてきたということだろう。働く時間、家族を養育する時間、生きるための睡眠・食事の時間などが生活時間の大部分を占める。かけた時間の順でいくならば、生...
大門正克編著「新生活運動と日本の戦後」読了。放送世論調査所編「日本人の生活時間」読み進む。今日は朝からWIFIのルーター交換の人がやってきた。調子が悪いので交換することにしたのだ。レンタルなので費用は発生しなかったが、どちらが得なのだろうか。昨日は台所の蛍光灯を交換してのに点かないので電気屋にきてもらった。同じようなことが続く日がある。今日は東京交響楽団のコンサートに行く予定である。メンデルスゾーンの...
大門正克編著「新生活運動と日本の戦後」読み終わるつもり。昨日イギリスの庭園の歴史についての番組を深夜に見た。イギリスにも自然を模した庭園があることを知って従来の西洋と日本の人工的対自然的という文化論に少し疑問を感じた。自然を写した庭園というのは日本の専売特許ではないということだろう。その庭も中国文化の山水画の影響などが強いものではないかと思った。ベルサイユ宮殿を見て、人民を搾取して作ったと憤慨した...
大門正克編著「新生活運動と日本の戦後」読み進む。労働省婦人少年局編「戦後婦人労働・生活調査資料集」講座資料として借りてくる。8月も既に後半だが猛暑が続く。この暑さいつまで続くのやら。昨日の新聞に季節が変わるころの空を行合の空というと紹介していたが、暑すぎて空を見上げる気にもならない。今日は曇り空にようだが、季節が変わる予兆とも思えない。寝る時以外はエアコンをつけっ放しの毎日である。暦は既に立秋らし...
蓑輪紀子著「新潟発団塊の世代史」再読了す。連合女性局編「女性の労働生活時間」など読み進む。昭和35年のNHKの国民生活時間調査資料を借りてきたが、新潟県の女性の生活時間という項目がなく、用が足りなかった。別の巻にありそうなので今日借り換えに行こうと思う。「母と祖母の人生を知る講座~戦後にいがたの女性の生活と仕事の歴史~」のチラシをアスクルに発注した。コンビニだとカラーは1回50円になるのでネット印刷...
箕輪紀子著「新潟発団塊の世代史」再読す。11月の講演のチラシを昨夜作ってみた。9月10日までに提出すればよいのであるが、ネット印刷に出さなければいけないかと思い早めに準備しようと思ったのだ。まだ構想も固まっておらず、時期尚早かとも思ったが、今の時点で書ける内容とすることにした。一応出来上がったのだが、片面にしたのでコンビニのコピー機で対応でき、印刷に回す必要もなくなった。取り合えず保留して考えなお...
ケイトウや寂しき村に似合いかな ケイトウの鶏ほどの華やかさ 猫もまた食べたかろうや秋刀魚の腸 秋刀魚焼き野良にも腸のおすそ分け 山村のその奥の家のケイトウか 以上5句を句会に提出することにした。偏哲...
河出書房新社編集部編「我が世代~昭和二十六年生まれ」読了。昔万国博覧会で人間が展示されていたらしが、明治の時代には日本人もそれに近い経験をしたようだ。観光地などで現地在住者の生活を覗かされる場合もあるが、発展途上国の人を見世物にするようで感心しない。現在ではあまりないかもしれないが、人種や民族が図鑑として鑑賞の対象とされることもある。人間類型は数種類しかないと真面目に自分の信念を語った学生時代の知...
河出書房新社編集部編「我が世代~昭和16年生まれ~」読了。河出書房新社編集部編「我が世代~昭和26年生まれ~」読み進む。アメリカで大恐慌時代生まれの世代の人生を追った研究があったらしいが、詳しくは忘れてしまった。特異な時代に生まれた世代の人生には特異な特徴が刻まれることが多いだろうが、日本の戦前・戦中派の人の人生を見てもわかる。団塊の世代は数が多いという以外これといった特徴があるわけでもない気がす...
白川正雄著「主婦たちの呟き」読了。大門正克編著「新生活運動と日本の戦後」読み進む。新潟県の学歴別女性人口を表にまとめ、ある仮説を立ててみた。団塊世代の女性が生まれてから30年後、30歳代、40歳代のコーホートで人口の半分程度が高卒となる。昭和50年代である。同時代に女性の活動が活発化する。専業主婦であれば子から手が離れた人もいただろう。専業主婦の最も多かった時代でもある。公民館の学習に、主婦が殺到...
大門正克編著「新生活運動と日本の戦後」、白川正雄著「主婦の呟き」、食生活改善普及会編著「安全なくらしをめざして」など読み進むつもり。昨日はユトリロ展へ行ってきた。祝日とあって混雑していた。美術など解せぬ小生でもすばらしいもののような気がした。図書館から借りて来た団塊世代などの生活誌を記した本の目次をパラパラとめくってみて気付いたことがあった。殆どすべてが男の生活誌であり、男の経験を記していることだ...
田中宣一編著「暮らしの革命~戦後農村の生活改善事業と新生活運動~」読了。ある人が亡くなったという夢で目覚めた。自分が新採用の時、既に定年間近だったと思われるから考えてみればもう亡くなっていると考えるほうが自然なのだろう。お盆が近づき、死者たちに思いをはせる人も多いだろうが、死者に対する思いも人それぞれのようである。お盆は精霊たちの祭りだが、宗教と縁遠い生活や日常を送っている自分には特別な日とも思わ...
井筒清次著「団塊世代の生活誌」読了。田中宣一編著「暮らしの革命~戦後農村の生活改善事業と新生活運動」大門正克編著「新生活運動と日本の戦後」読み進めるつもり。人生を学校生活に喩えれば、仕事や子育てを終えた今は放課後だろう。授業でイキイキとしている子と放課後に活躍する子は違う場合が多い。授業でも放課後でも活躍できる子は稀である。仕事が出来て出世した人間が人生の放課後でしょぼんとして精彩のない生活をして...
柴田周二著「生活研究序説」読了。井筒清次著「団塊世代の生活志」読み進む。生活時間調査というものがある。NHKの調査は昭和30年代からやっているらしいし、政府統計では社会生活基本調査で昭和51年から生活時間を調査している。「母と祖母の人生を知る講座~戦後新潟の女性の生活と仕事~」の準備のため調べてみた。近年の調査ではもっとも暇な人は専業主婦で6歳以下の子供がいない人のようである。一日378分の自由時間...
柴田周二著「生活研究序説~戦後日本の生活研究~」読み進む。市民講座のテーマが昨日宿題になったので早速メールで今朝提出した。拙速が自分のモットーというか、早く出したほうが気持ち良いのである。「夫婦間のアンコンシャスバイアスは危険です」とした。夫婦間の性別役割意識による思い込みは強いようである。女性は女性らしい感性がある。女性は感情的になりやすい。男は仕事で家計を支えるべきだ。子育て中の女性に重要な仕...
痩せ秋刀魚腸の苦き程の侘しさか猫もまた食べたかろうや秋刀魚の腸秋刀魚前線根室沖と聞きつつビール飲むパラグライダーアカネを横に舞い上がり図書館が休みのため読む本なし。今日は読書は休むことにする。オーラルヒストリーの対象者を募るため、あちこちにお願いしている。首尾よく協力していただけるだろうか。なんにしろ行動あるのみ。今日は行政の会議あり。準備も少ししなければいけない。女子大学の意義についても新聞記事...
妻有の婦人教育を考える集団編「豪雪と過疎と」読了。歳を取ると思いのままにならないこともままあるが、悪いことばかりでもない。若い女性をじっくり眺めていても、ニコニコしていれば下心など疑われない。単に相手にされていないだけなのだろうが。ほんの少しボランティアしたり、たいしたものでもない講座を開いたりしても、スゴイなどと若い人が言ってくれたりする。これもまた真に受けてもいけないのだろうが。要するに若い人...
朝日ジャーナル編「女の戦後史Ⅲ」読了。妻有の婦人教育を考える集団編「豪雪と過疎」読み進む。忘れていたが、今日は俳句の会の日であった。拙い句を五つ提出していたが、どういう評があるだろうか。古町に行くついでに古着の店へ行ってみたいと思うが、先日下見をしたところ古着にしては少々高い。アメリカへ仕入れに行っているから高くなると言われたが、それならハードオフあたりでまとめて輸入したら安くなるのだろうと思った...
朝日ジャーナル編「女の戦後史Ⅱ」読了。同「女の戦後史Ⅲ」読み進む。エアコンのある部屋から出て外を少し歩いただけで大汗をかいた。下着が濡れて気持ちが悪いのでシャワーを浴びて下着を替えることにした。冷水シャワーを浴びたら気持ち良いだろうと思い試してみたら最初は少し冷たく感じたが、少し経つと丁度良くなった。水温も上がっているのだろう。猛暑日には冷水シャワーにかぎると思った。川で水遊びをするようなものだろう...
佐藤一子他編「食といのちをひらく女性たち」所用部分読了。朝日ジャーナル編「女の戦後史」中田由紀子他編「戦後日本の生活改善普及事業」読み進む。株価が二日連続下落した。この間の損失は20万円くらいか。下がるばかりではなく上がる株もあるのでその程度で済んでいる。上がれば下がるのが株価だが、それでも下限は今までより高く、3万台を維持しているので悲観することでもないのだろう。全体ではプラスを保っているので、...
佐藤一子他編「食といのちをひらく女性たち」朝日ジャーナル編「女の戦後史Ⅱ」中田由紀子他著「戦後日本の生活改善普及事業」読み進む。今日は一日扇風機で過ごしたが、暑さに慣れるのも必要かなと思った。思ったより汗をかかなかったが、多分体の反応が鈍くなっているのかもしれない。新潟市は明日は36度になるというが、今日は何度だったのだろうか。熱中症とかは昔は聞いたことがなかったが、最近は頻繁にテレビのニュースに...
阿部恒久他著「日本近現代女性史」もろさわようこ著「おんなの戦後史」所用の部分のみ読む。中野信子著「エレガントな毒の吐き方」読み進む。エレガントとか優雅とかとは真逆な出自で、縁もない生活、性格である。優雅な身の処し方など聞いたことも見たこともないのが正直なところである。思ったことを言わないと気が済まないという性格ではないし、正直を心情としているわけでもないが、ときどき腹膨れて言わなくてもいいことを言...
上野千鶴子編「主婦論争を読むⅡ」読了。今年も秋刀魚の不漁が予測されるそうだ。去年の秋刀魚は小さかったが、今年も小さいという。原因は色々あるのだろうが、過剰漁獲も理由かもしれない。庶民の味もだんだん手が届かなくなるのだろうか。暑い日が続くが、秋刀魚の話題などが出てくる時候になってきた。この暑さも何時までも続くわけではない。秋刀魚の旬は9月から10月にかけてだそうだが、もう遠くはない。後数十日経てば漁...
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マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」、トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。庭は春の花盛りである。早春の花が終わり、ツツジ、チューリップ、菫、芝桜などが花を咲かせている。人は歳ごとに越えなければならない壁がある。小生は今年齢70を迎える。ことさら70歳の壁などといっても仕方がないのだろうが、考え深いものはあるし、どうなるのだろうかという恐れもある。75歳...
大野恵理著「外国人花嫁の国際社会学」読了。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」読み進む。御三家とは徳川将軍家を継ぐ資格のある尾張、紀伊、水戸から由来し、いわゆるビックスリーのことをいうらしい。芸能界、業界、演歌の御三家など様々なものがある。映画業界では時代物御三家(阪東妻三郎、片岡千恵蔵、嵐寛寿郎)日活アクション御三家(石原裕次郎、小林旭、宍戸錠)歌謡界の御三家(...
マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」大野恵理「外国人花嫁の国際社会学」読み進む。ベストアンドブライテストという本を学生時代に読んだが、ケネディ政権においてアメリカでもっとも優秀な人達が何故間違いを起こしたのかということについて書いてあったと思う。どんな優秀な人でも間違うことはあると言ってしまえば月並だが、政治資金問題などのことを思うと当たり前だとばかり言っていられ...
子育てのスタイルには親専制型、子迎合型、親指導型の3類型があるという。時代と社会環境、親の個性に従って異なるのだそうだが、現在は世界的に親指導型が多いのだそうだ.世界的な格差の拡大、競争の激化などで子供の未来は簡単に開かれないという現状が影響しているという。親のリソースや学歴、社会的子育て支援の状況などから親は子育ての方法を選択することになるようだが、当然恵まれた階層の選択肢は多くなる。親専制型は...
マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」大野恵理著「外国人花嫁の国際社会学」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」など読み進む。子育ての効用は、労働力、老後の安泰、愛玩効果だそうだが、労働力として子供を使うことは現在は禁止されている。老後の世話や経済を子供に頼ることは社会保障が整ってきたことや、同居率が下がってきたなどの種々の原因により難しい。唯一残るのが愛玩の対象と...
本田由紀編「現代社会論」読了。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」大野恵理著「外国人花嫁の国際社会学」など読み進む。庭に日曜日に買ってきた花を植えた。安い花ばかりを買ってきたのは貧乏性だからである。正直いえば一鉢5百円の花の方が豪華で、欲しいと思う。占めて千円ちょっとの5鉢であった。哲学とも現象学とも縁がないが夫婦の不思議ということについて書いてみようと思う。多数...
マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」、本田由紀編「現代社会論」など読み進む。今日か明日海棠に3回目の消毒薬の散布をするつもり。イオンの株主優待で8千円ばかりの現金が入るので夕食はお好み焼ともんじゃ焼きを食べる予定。居酒屋は食べる物がないので嫌だという。男も女も仕事や家事を好むのは存在証明やアイデンティティの問題だろう。勿論仕事や家事の嫌いな男も女もいるが、それもま...
永田夏来著「生涯未婚時代」読了。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」など読み進む。佐川光男さんが亡くなった。享年84歳、合掌。「今は幸せかい」の歌詞は今でも覚えている。単純なせいもあろうが、当時は記憶力がよかったからだろう。今は一日前のことも小見出せない。他人の訃報が身につまされる今日この頃である。結婚も数ある選択肢の一つだというが、今は一人で生涯を暮らすための様...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。禁煙パイポはまだ売っているようだ。発売当時印象的なCMで話題になったので記憶に残っている人も多いだろう。どれほど効果のあるものかは分からぬが、他の禁煙手段と同様使う人の意志次第ということもあろう。パイポは禁煙できれば最も安価な手段で、コンビニでも売っているところがあるようだ。小生色々な手段を試したが、どれも失敗した。一番効果のあったのは風邪で吸われなか...
厚生省編「昭和37年厚生白書」読了。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読もうと思う。筍の天ぷら食むや老夫婦してほろ苦き思いで遠き木の芽かなプリントのシャツ捲る五月の日青春の青やいずくぞ立夏の吾偏哲...
厚生省編「昭和37年厚生白書」読み進む。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」は購入してしまったせいか読めないでいる。森永卓郎氏が原発不明癌終末期と宣告されているようだ。何の癌だか分からないが、終末期なのだそうだ。生に未練はないというが、66歳で逝くのは少し早すぎる。自分だったらどうだかと思うが、案外自分も生に執着はない。ただ女性史でやり残すことがあれば少し残念である。森永氏も後何年か生きたいと思...
平賀緑著「食べものから学ぶ現代社会」読了。厚生省編「昭和37年厚生白書」など読み進む。今日は一日フリーである。何をして過ごそうか。会社四季報で気になる会社を見てみようか。遅ればせながら会社四季報を買ってきたのだ。庭の海棠の花が盛りである。ピンクの花が美しいが、何時までもつのだろうか。株価が大きく下げた。一過性だろうが心穏やかとはいかない。プロなら今が買い時と思うだろうが、素人はそうもいかない。今日...
平賀緑著「食べものから学ぶ現代社会」厚生省編「昭和37年厚生白書」など読み進む。仕事を辞めてから8年経った。今日現役の人と話す機会があったが、98年に就職したそうである。1993年から2005年に学校を卒業し、就職した世代を就職氷河期世代というらしいからど真ん中の年代である。銀行とか証券会社が倒産したのが、98年くらいでなかったか。求人が減少していたのに、団塊ジュニア世代で人数が多かったので猶更就...
平賀緑著「食べものから学ぶ現代社会」厚生省編「昭和37年厚生白書」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」併読す。最近はテレビよりユーチューブのほうが面白いと思い、テレビニュースは地方ニュースしか見ない日が続いているが、新聞は何日か遅れでも読んではいる。政治ニュースにはあまり興味が持てない今日この頃だが、いよいよ世界はきな臭くなっている気もする。米ソ対立の時代を生きて来たので、米中対立も力の均衡が崩...
溝口由己著「少子化問題の経済学」読了。厚生省編「昭和37年厚生白書」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。昨年人口は83万人の自然減であったそうだ。後期高齢者が2千万人もいれば大量死が発生し、人口が減るのが当然である。一人ひとりの死に嘆く人はいても、百何十万人の死を嘆く人はいない。人生とは人がこの世で生きていくこと、この世で経験することなどを意味し、どう生きるかとは別問題である。若い人は...
クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読了。トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」何時になったら読み終えるのか目途がたたない。元大谷翔平氏の通訳が起訴されたのだそうが、不法送金額は24億円ということだ。絶対ばれてしまうと思われることを何故やったのか、その心理や性格は分からぬが、いずれにしろ本人の人生はほぼ終わりだろう。我々の身の回りにも元通訳のような犯罪者予備軍や異常性格者...
クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」読み進む。為替は1ドル153円を突破したが、このまま200円もありなのだろうか。円もドルも需要と供給で動くというが、流石に円は安すぎる気がする。あらゆる通貨に対し円は値下がりしているというが、妥当な価格とはどのあたりなのだろうか。購買力平価によると1ドルは100円の価値もないらしいので、確かに欧米の...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読み進む。昨日はおにぎり、やきとり、ピーナッツ、クラフトビールを買って一人花見をしてきた。大勢のほうが楽しいのかもしれないが、面倒があるのでやめた。庭の海棠が咲いた。桜ほど多くの木が連なって咲くわけではないので凛として美しい。吉野桜は来年あたりには咲くのではないか。4年ほどしないと咲かないそうであ...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、クラウディア・ゴールディン「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読み進む。海棠がなかなか咲かない。今日は一人花見でもしようと思う。「なぜ男女・・・」を読んでいたら女性とキャリアの関係は、家庭かキャリアか、仕事の後に家庭、家庭の後に仕事、キャリアの後に家庭、キャリアも家庭も、の順に変遷してきたのだそうだ。自分の講座「高度経済成長期と新潟の女性」でもこの区分を使わせ...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」、クラウディア・ゴールディン著「なぜ男女の賃金に格差があるのか」読み進む。巷で言われるのは男は度胸、女は愛嬌だが、逆だという説を聞いた。確かに陣痛に耐え子供を産むことなど女であることは度胸を必要としている。結婚して外国に住むのも女性の方が多いが、大変なリスクを犯すことのような気がする。意外に女性人生の方が度胸を必要としているのだろう。男が危険を冒すのは破れかぶ...
東洋経済新報社刊「会社四季報」拾い読みす。総会の季節がやってきた。株主総会はまだ先だが、退職者の会、行政書士会などの総会が来月にある。会費の納入も今月内というところも多い。会費は覚悟で入会してはいるのだが、立て続けでは痛い。今月のアルバイトのお金がそのまま会費に流れた。他に入用のお金ができまだもらっていないお金の使い道も決まってしまった。収入があるからいいが、仕事をしていなければそのまま赤字である...
年寄りが年寄り批判しても誰も感心はしないだろう。むしろ奇特な人と見られるだけな気がする。高齢者批判は未来の自分批判と同じであるので若い人も批判し難いだろう。老人を見て人間この程度のものと言っては、人間の命は地球より重いなどと宣う建前論者に論難されかねない。人間の命が尊いものとしておかないと何かと不都合があることは分かるが、人を死刑にしておいて尊いもない気がする。所詮世の中は虚構の掟でなりたっている...
今日は金沢から七尾、和倉へ移動し、浜焼きをいただき、足湯を楽しんだ。人生百年といっても誰もが百年生きるわけではないが、90歳近くまで多くの人が生きることになった。キャッチコピーであるので必ずしも実態を写しているわけではない。それでも最早70歳など若い、鼻たれ小僧と言われるほどに後期高齢者が増えたに違いない。年寄りばかりで、少しウンザリするが、自分も年寄りの一人であるので文句もいえない。人間歳を取っ...
東洋経済新報社刊「会社四季報」拾い読み。東北電力の株が600円台になったので少し買っておいたら700円台に戻した。目標株価は800円台のようだが、千何百円という時期もあったので値上がりを期待して追加で単位株を買ってみた。黒字転換でどれくらい値上がりするだろうか。閑話休題金沢は外国人観光客だらけである。日本人観光客も多いが外国人が目立つ。新潟とは雲泥の違いであるが、下手すると金沢の伝統文化が潰れるの...
新潟から金沢まで4時間半くらいだっただろうか。8時に新潟市を出て12時半には金沢市の近江町市場に着いた。寿司屋で昼食を取り、東茶屋街に移動、界隈を見学し加賀藩御用達の店でお菓子を買い、別店で抹茶と生菓子をいただいた。九谷焼の焼き物を探しに陶器の店を回り、武家屋敷街に迷い込む。最後にデパートで九谷焼のマグカップと輪島塗のマグカップを買う。ポイントに少しの持ち出しで済むお値段である。帰りにおでんの赤玉...
今日は明日からの旅行の予定などを作りながら一日を過ごすつもり。金沢おでんを食べることと国立工芸館に行くこと以外特にやりたいこともない。リビングルームの書類棚が整理したので要らない書類を選んでおけと言われた。捨ててもいいものばかりのようであるが、記憶にない書類があった。高校時代の文芸部の賞状である。文芸部の発展のため功績顕著であると書いてある。先生が配慮してくれたのだろうが、記念の万年筆も他人にあげ...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」読了。最近気になっているのが、立場の上の方の下の者を見る顔である。営業スマイルという言葉があるが、彼ら彼女らの顔も一種の営業スマイルを湛えている場合がある。自然の笑みではなく仕事上の微笑みである。自分の本心を隠す、好意を持っているように見せる、安心感を与えるなど様々ことを意図し職業上身に着けた表情のようである。その顔を見るにつけ油断がならないと思うのであるが、本...
日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読了。石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」読み進む。石川県への旅行の日が迫ってきた。下らないがブログを続けて書くべきか、書かざるべきかで迷っている。どうでもいいブログも7年も続けると執着が生まれてくるのかもしれない。老いの現われかもしれないとも思うが、旅行中ブログを中断すべきか、書き続けようかと迷っている。海外旅行中、昨年の福岡旅行などではパソコンは持っ...
日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読み進む。女性の進学率の上昇は経済学的に説明ができるようだ。2000年代に入り大卒の期待収益率が高かまったらしい。男女差別の雇用慣行が1999年に禁止されたためだろうか。大卒女性の結婚による期待収益率も高まったようだ。同類婚で大卒女性は大卒男性と結婚するようになった。以前は大卒女性が少なかったためか短大卒女性と結婚する大卒男性も多かったが、次第に大卒同士...
日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読み進む。朝ブログのタイトルを思い付いたのだが、メモしておかなかったので忘れてしまった。忘れたことが分かるだけでよしとしよう。人生の初っ端から不幸が立て続けだったような気がする。人生終わりと思ったこともあるが、生き続けていれば薄日が差す日もある。自殺しなかったことが救いというようなものである。物忘れがひどくなり、過去のこと思い出せず、たいして不幸でもなか...
今日は一日仕事で読書進まず。晩御飯の後少し読むことにする。自分の思い月でブログを書いていると他人を否定することを書くことがある。一週間ばかりで二三度書いたような気がするが、今更消せないので仕方がない。自分本位の人間とも自分のことを思ってはいないが、ついつい他人を非難の目で見てしまうことがある。他人の本性や考えていることなど想像と推測でしか分からないものだが、決めつけてしまう。人間は多面的なもので良...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」読み進むつもり。今度が最後という言葉を二年前に聞いたが、二年前だけではないようなことも聞く。君子豹変するというが、総会の場で言ったことを忘れたわけでもあるまい。行政書士会の会長などやってなんの益があるのだろうかと思うが、権力の魔力というのに取りつかれたのだろうか。人材の少ない行政書士会といっても余人をもって代えがたいと...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」読み進む。フェースを重視する男かレッグを重視する男かと問う欧米人のフレーズがあるようだ。男は女の美醜を問い、女は男の力を問う。美意識は様々のようで女性の外見的な美しさの基準は個人の好みの問題でもあろう。それでも衆目の一致する美人という人はいるので時代ごとに一応の基準はあるのだろう。明治以降に西洋人の女性を知ったことで日本人が美人とする女性も大分変ったのだろう。女...
石塚由紀夫著「働く女性ほんとの格差」廣田晃崇著「マンション管理はこうして見直しなさい」など読み進む。90~100歳代の被相続人に70~80歳代の相続人という老々相続があったが、同時に負動産相続であるケースも多いだろう。人生100年時代ともなれば普通に起こることである。一次相続とともに二次相続が間を置かずということになる可能性も高い。被相続人は田舎に住んでいることが多いだろうので売るに売れない負動産...
橘木俊詔著「女女格差」読了。石塚由紀夫著「働く女性のほんとの格差」読み進む。テレビ東京系で「ソロ活女子のススメ3」が始まったそうである。女性は何かとつるむという印象はあるが、集団好きばかりではいないのだろう。ソロキャンプ始めソロが流行りのようだが、人間もともと一人の時間がないと自分を見失ってしまうものである。集団心理というのは戦争など恐ろしい結果をもたらす負の側面がある。寝る時間くらいしか一人にな...
橘木俊詔著「女女格差」貴船美彦著「マンション組合理事になったら読む本」など読み進む。今日はマンション管理に関する本を10冊弱借りて来た。必要と思われるところを読んでみたが、少しは事情が分かってきた。マンション管理組合理事は楽しみながら行うもの人脈を広げることもできると書いてあったので、次回の理事会ではまず自己紹介をしてみようと思う。それぞれ自己紹介も行わず理事会の議事を進め、お互いにどこの馬の骨と...
橘木俊詔著「女女格差」石塚由紀夫著「働く女性のほんとの格差」日下田岳史著「女性の大学進学拡大と機会格差」など借りてくる。女性の就業率が高くなり、かっては男ばかりしかいなかった職業に女性を見かけるようになってきた。戦後新潟女性労働史講座の視点に女性同士の格差も盛り込もうと思った。同じ職場に男女がいれば一般的には女性のほうが優秀だと感じていた。女性は精鋭であるが、男にはぼんくらも含まれているのが普通で...
今日提案して今日決めてくれという。バナナのたたき売りでもあるまいしと思って反対した。バナナではなくマンションの管理会社を決めることである。資料は見積書と決めたいという会社のピーアール冊子だけである。学級会でもあるまいしそんなことで済むと思っているのか。資料を説明するわけでもなく、見積が一番安いというだけである。もう決まったような話をする。現在の管理人を引き受け先が引き取って今まで通りやるという。自...
世の中には色々な人がいる。賢い人もそうでない人もいるだろうが、自信を持っている人ほどそうでもないと思われる人が多いような気がする。人を管理したり、判断を求められる仕事をしたこがないほど、判断に自信を持っていたりする。人の上に立ったり、判断を仕事で経験したことのある人ほど物事には総じて慎重である。マンションの理事であれ責任というものを考えるとそう簡単に判断できることばかりではない。物事の決め方、合意...
今日は一日仕事であった。晩御飯には何をたべようかと思案中。戦後新潟女性労働史講座のチラシ作成のため戦後の混乱・復興期を生きるため働いた時代、高度経済成長期を豊かになるために働いた時代、その後の安定経済成長期を心豊かに生きるために働いた時代、現在までの成熟・経済停滞期を生き甲斐のために働く時代とまとめてみた。もちろんどの時代にも生きるためや豊かな生活などのためにも働いている人はいるし、一つの目的のた...