清水晶子著「フェミニズムってなんですか?」読了。いよいよトマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」を読み終えなければと思う。自立と依存のあわいはあやふやだが、経済的自立、衣食住の生活の自立など一見明白とも思える。経済的に自立していても妻や家族に依存していたり、他人に食料や生活を依存していたり、現代人は厳密にいうと自立とは正反対の生き方をしている。社会の存在に助けられて生きていることを依存といえば自立し...
偏哲の名で人生の小春日和という時期を迎えた男が日々考えたことを綴っています。
元県職員です。世相、政治、経済、社会などについての思いを書いています。
内閣府男女共同参画局「男女共同参画白書読了。一人では何もできない人達の集団とは欠の穴の小さいものだと思ったことが最近ある。誰がとは言わぬが、個人に主体性がないからボスが牛耳ることになる。男性、女性に限らず、小人養い難しというところだろう。自分も小人だろうが、他人を妬む気持ちはあまりない。やたらと徒党を組むことは好きではない。集団でないとできないこともあるが、そういう場合は諦めるしかない。集団行動は...
藤川理絵著「会社四季報の読み方」読了。内閣府男女共同参画局編「男女共同参画白書」読み進む。入道雲隆々と逞しき夕立や君いるか問う昭和の日夏の雨肌に冷たき雫跡戦争も平和も知ると入道雲夕立や澱む熱気が入れ替わり夕立や閉めたる窓を開け放ち今日は一日仕事であった。流石にエアコンがない仕事場は辛い。疲れてくると逆に気分はハイになるらしく、帰ってきてからも暫く落ちつかなかった。アイスバーと帰りに買ってきた値下げ...
心理科学研究会編「女性の生きづらさとジェンダー」読了。藤川里絵著「会社四季報の読み方」内閣府男女共同参画局編「男女共同参画白書」読み進む。明日は仕事のため今日に明日の分のブログを書いておくことにする。今日は丸亀うどんで優待券を使って夕食を食べて来た。3000円分なのでもう一度いけるようだ。配当が少ないので優待をもらってもトントンとはいかない。せめて株価が上がってくれるように望む。7月にはくら寿司の...
心理科学研究会編「女性の生きづらさとジェンダー」今日中に読み終えるつもり。昨日はボランティアに行くのに往復1時間歩いたり、力仕事をしたので疲れてしまった。夕ご飯を食べたらソファーでそのまま寝てしまい、うたた寝で朝まで過ごしてしまった。市民というと抽象的・中立的で聞えはいいが、市民を検討すれば有象無象の個人である。個人は自分の利を求め、政治家は自分の利益を図る傾向がある。全ての人が常にとは言わぬが、...
心理科学研究会編「女性の生きづらさとジェンダー」読み進む。夏に麦茶は欠かせない。アイスコーヒーも飲むが大量には飲めない。従って麦茶を飲むことになる。毎日1リットルは飲んでいるのではないか。最近も男性優位社会に対する女性の異議申し立ては多い。確かに現代の女性にはまだまだ生きづらさがあるのだろう。だが、もう一度生まれ変わっても女性という人が多数であるという。昔の女性は二度と女性に生まれたくないという人...
守屋智敬著「アンコンシャス・バイアスマネジメント」読了。心理科学研究会編「女性の生きづらさとジェンダー」読み進む。今日は朝5時に目覚め寝不足かと思っていたが、意外に調子が良かった。昨日テレビを見ながらうたた寝をしたためだろうと思う。今週の株主総会のどれか一つにでも顔を出してみようかと考えたが、議決権行使書を探すのが面倒になってやめた。確かゴミ箱に捨てたはずだが、掘り出すのが大変である。集中日の木曜...
守屋智敬著「アンコンシャス・バイアスマネジメント」読み進む。最近新聞の人生相談欄などを見ているとコミュニケーション能力がないとかコミ障とか自称する人が多い。就活などでコミュニケーション能力が評価されるというので学生などが特に気にするのだろう。一般に思春期や青年期は自意識が強く他人と上手く付き合ったりコミュニケーションをとったり出来ないと感じる人が多いようである。学校のクラスという閉じた環境で過ごす...
守屋智敬著「アンコンシャス・バイアスマネジメント」読み進む。CMで考えるな、動けという言葉が使われているが、実際考えこんでも不毛であることも多い。まず行動しPACDを繰り返したほうが、生産的なことは多い。自分もよく考えず行動し失敗も多いが、失敗から得るものも多い。考えても結論が出ないことはまず行動し、トライアンドエラーを繰り返すことも必要である。考えることが生産的で正解にたどり着くという理由はない。情報...
守屋智敬著「アンコンシャス・バイアスマネジメント」読み進む。やっと「戦後新潟女性労働史講座」が終わった。不満足な結果だったがひと段落したので次に進める。次はオーラルヒストリーを進めながら労働史の資料収集と整理を行う予定である。オーラルヒストリーは労働史に限定しないで進めるつもりである。労働史以外の分野は資料が少ないのでオーラルヒストリーで補完する必要がある。最終目標は新潟県の戦後女性史をまとめるこ...
北村英哉著「あなたにもある無意識の偏見」読了。アンコンシャスバイアスは誰にもあり、その態様と対応について解説した本だが、コンパクトにまとまっている。ジェンダーと社会という講座の企画のために読んだ本だが女性にまつわる偏見の事例も多い。朝起きて浮かんできたのが~人生はあなたが思う程悪くない~という竹内まりやの歌のフレーズである。戦後新潟女性労働史講座の受講者が少なくて少々落ち込んだ気持ちもあったのかも...
クライン孝子著「どうする日本の女性政策」読了。北村英哉著「あなたにもある無意識の偏見」読み進む。新聞には戦後新潟女性労働史講座の紹介記事は載ったがどれくらい効果があるのか半信半疑である。記事の効果というより女性労働史にどれくらい人々の関心があるのだろうかということだろう。昨日少し多めに資料を準備したが、そんなに多くの人はこないような気がする。講座では主に統計資料を用いて解説するが、写真、新聞記事な...
辻桃子他著「イチからの俳句入門」再読す。分かりやすい良い本だと思うのだが、なかなか内容が記憶に留まらないのは歳のせいだろうか。今日も新聞を買いに行ってきた。もしやという思いがあった。世界経済フォーラムが日本のジェンダー平等順位を125位と発表したと一面にあったので、何でも連想して考える癖のある自分はもしやと思った。男女平等が問題であれば、関連して戦後新潟女性労働史講座も取り上げてもらえるかと思った...
金谷千慧子著「女性の経営マネジメント」読了。昨日はご午前中フードバンクのボランティアの予定であったが、人手が足りないというので午後まで延長した。中心となって運営している尊敬すべき人物に講座の周知を頼んだらラインか何かで知らせてくれたようだ。一人でも多くの人に講座に参加してもらいたいと思い、昔の女性史仲間に電話したら断られてしまった。私が会を抜けたことなどに拘っているのだろうかと思ったが、理由は分か...
米澤泉著「女子の誕生」読了。昨日は一日本を読んで過ごした。今日は少し講座の準備をするつもりである。女子の誕生はファッションの盛衰を通してファッションと女性の関係を考察した本だが、結局2000年以降女性は役割期待に沿って生きるのだはなく、自分を主役に生きることを選択するようになったという結論のようにも読める。だが、女性がなぜファッションや化粧に拘るのかという疑問には答えていない。第二次世界大戦で日本...
米澤泉著「女子の誕生」半ばまで読み進む。ブログの記事を書き終えて保存しようとしたら消えてしまった。気を落とさずまた書き始める。少しずつ保存しなががら書き進めようと思う。同じ文章は二度と作れない。朝5時過ぎに新聞を買いに行ってきた。戦後新潟女性労働史講座の告知が出ているはずであったが、なかった。ニュースバリューが小さいと判断されたのだろう。後日に掲載されるとは期待しないほうがよいだろう。最近の新聞は...
米澤泉著「女子の誕生」読み進まず。昨日は一日戦後新潟女性労働史講座のリハーサルをした。ノートを読むだけでも、2時間をオーバーしそうである。アドリブではとてもできない。今日も早朝から新聞を買いにコンビニに行ってきた。講座の告知を今日か明日に記事で出していただけるというのである。申し訳ないが、地元紙ではなく全国紙を購読しているので買いにいかないと読めないのである。今日は出ていなかったので多分明日出るの...
米澤泉著「女子の誕生」読み進むつもりだが、講座の準備もあり、今日はあまり進まないだろう。両面で30数枚のパワーポイント資料を4部ばかり印刷したが、一部修正ができ、結局最初からの印刷のし直しとなった。せっかちな自分の悪いところが、出てしまった。後で考えれば参加人数が決まってから印刷すればいいことであるが、それができない。新聞には明日か明後日に講座を取り上げてもらえるとのこと。念のため今日の新聞を買っ...
米澤泉著「女子の誕生」読むつもり。図書館の電子書棚が一杯になったので新たな書棚を作った。4、5百冊までしか収納できないと思っていたが、一つの書棚で100冊、書棚は10まで作れるというから千冊まで揃えられる。現在200冊くらいまでしか書棚に入れていないので充分であるような気がする。残りの人生で千冊まで使い切ることができるだろうか。基本女性史と関わりのないものは偏哲文庫、女性史は女性史文庫としている。...
今日の晩御飯には安いウナギを半分づついただいた。新聞で戦後新潟女性労働史講座を取り上げてもらえそうである。有難いお話だがどれくらい効果があるだろうか。女性史に関心にある人はそうはいないだろう。受講する人数は10名はほしいところだが、5、6人もいれば恰好はつくだろうか。動員も考えなくてはならないだろうか。4月に会社四季報を買ったが、積読ばかりである。お守りという所以である。俳句歳時記も買ったが、何時...
浅倉むつ子著「女性労働判例ガイド」目を通すつもり。俺は課長だ、部長だという誇りや達成感は大抵の男にあるのだろうが、考えてみれば課長や部長は組織の一部であり、いわゆる中間管理職にすぎない。大きな視点で見れば組織に歯車の一つに過ぎないし、課長や部長を世間では一廉の人物とは言わないだろう。平も部長も給料は違っても同じサラリーマンで大した違いはないというものである。働きすぎて体を壊しては捨てられるだけであ...
浅倉むつ子他著「女性労働判例ガイド」目を通してみるつもりだが少々古い。最新版がないかと探したが改版はしていないようだ。最近の株高で少しは恩恵を受けているが、以前からなんとなく持っていた会社の株が業績が悪化したようで10万円の損が出ている。どうも業績が安定しない会社のようで上がりはしないで下がることばかりある。株価が回復したら売ろうと思う。少額投資なので損も少額だが、利益も小さい。分散投資だと損も小...
労働政策研究・研修機構編「男女間賃金格差問題読本」山口一男著「働き方の男女不平等理論と実証分析」読了。猫を飼えと勧められた。動物の世話をするとボケ防止になるという。余計なお世話とも思わないでもないが、言っている本人はしごく真面目である。自分が猫好きだから、熱心である。先に死んだが、引き取ってくれるというから、後の心配はない。実は以前猫は飼っていたのだが、老化で亡くなってしまった。医者通いや死に様を...
労働政策研究・研究機構編「男女間賃金格差問題読本」読み進む。20日までに句会に提出する句を作らなくてはならないが、進まない。明日にでも集中して作ろうかと思うが、季語集もまだ買っていない。貰った2千円の商品券を持って登山用品の専門店に行きTシャツを探してみた。千円台のもの、2千円チョットするもの、3千円近くするものなどがあったが、もう少し高い物はないかと思って聞いてみたら、1万円近いポロシャツや開襟...
大門正克著「語る歴史、聞く歴史」読了。労働政策研究・研修機構編「男女賃金格差問題読本」読み進む。「戦後新潟女性労働史講座」もそろそろ準備も本格化しなけらばと思うが気が乗らない。最近に限ったことではないが、次から次へと男女のスキャンダルが週刊誌などで報じられる。男女の結びつきは法が縛るようなものでもない気がするが、捨てられる女性や子が生活できなくなるなどという問題もあり、放置もできないのだろう。根本...
大門正克著「語る歴史、聞く歴史」読み進む。最近自分史本などを作る人も増えているが、ほとんどは自己満足に終わるものである。小生の自費出版本「インディアンサマー普通の人生」そう本である。買ってくれた人は20人足らず、残りの引き取った本は同窓会で配ろうかと思っている。庶民の声や日常などは歴史に残るものではない。特異な人生を送った人が、学者などの目に留まり特殊事例として書き残されることがあるくらいである。...
若き声を屋上に聴く緑園か今日の糧求める人や夏の昼今日は図書館に本を返しに行き、別のものを借りてくる予定である。だいぶ帰すのを遅延していた本もある。俳句の会へ提出する俳句を考えていると日常の出来事気を配るようなことがある。俳句に出来ないかと考えるのであるが、その背景や意味合いまでも考えはする。フードバンクにいがたでは定期的に母子連の食料の支援を行っている。国の支援が十分でないことや、社会の体制の在り...
谷本真由美著「脱!暴走老人」再読完了。金谷千慧子著「女性の経営マネジメント」読み進む。ある会社から50周年記念の商品券をいただいた。2千円であった。正直もっと大きい金額だと思ったが、いただいて文句はいえない。2千円の範囲で何かか買おうかと思ったが、2千円は中途半端であるようにも思う。2千円で買えるものと検索してみたら、女性物ばかり出て来た。消費の85%は女性が決定権を握っているらしいので女性物ばか...
ネットで高齢者の団体を調べてみると、全国シルバー人材センター事業協会、全国老人クラブ連合、全国年金受給者団体連合会など官製と思われる団体しかない。全老連(全国老人団体連合会・仮称)や老人政治連盟というような老人の利害や福祉のための活動をする団体がないのである。確かに趣味の会などは公民館などで多く見かけるが、生活に困っている老人が多いのに老人の生活の向上を図る団体がないというのは不思議である。今の老...
昨日は読書進まず。戦後新潟女性労働史講座のためのZOOMの契約やリハーサルのための会場予約、後は何をしただろうか。立憲民主党の新潟1区総会で講座のチラシを女性に配ったら、子どもを産み育てろ、働けと言われても、夫は単身赴任、三人の子供のうち真ん中の子供は障害があり、とても大変だと言われた。もっともなことである。社会の体制が整っていないのが悪いのだが、本人にしたらワンオペ育児でも当面なんとかして乗り切らざ...
金谷千慧子著「女性の経営マネジメント」読み進む。現在の日本は経済的には成熟した社会だと思うが、社会的にはまだ十分成熟したとは言えないかもしれない。成熟社会は老人が過ごせる場所が多く、高齢者を代表する団体が多くあり、老人がイキイキと暮らせる社会でもあるというが、まだまだ日本では老人が片隅に置かれているようにも見える。ただ、フードバンクなどは老人のボランティアが大半だし、昨日参加した句会も老人男女ばか...
山口一男著「働き方の男女不平等理論と実証分析」、金谷千慧子著「女性の経営マネジメント」読み進む。今日は午後から句会と立憲民主党の県第1区総支部の会合に出席するつもりである。金曜日に何社からから総会の案内が届き始めた。外国会社からは案内は届かないが、郵送するには費用がかかりすぎるからだろうか。ようやく配当がいただけるが、配当額を分かりやすく書いてある会社と書いていない会社がある。規約の違いなのだろう...
金谷千慧子著「女性の経営マネジメント」山口一男著「働き方の男女不平等理論と実証分析」読み進む。「なんくるないさ」とは沖縄方言だが、なんとかなるという意味ではないという。南の国に対するアンコンシャスバイアスがそういう解釈を作ったのかもしれない。正しくは、挫けず正しい道を歩む努力をすれば、いつか良い日が来る」というのだそうだ。若い人の働き方、生き方を見て危ういと思うこともあるが、余計なお世話なのだろう...
金谷千慧子著「女性のマネジメント」山口一男著「働き方の男女不平等理論と実証分析」読み始める。戦後新潟女性労働史講座の参加希望者の連絡がまだない。少々心配である。準備は完全に終わっていないが、ブラッシュアップには知識が必要だろうと読書に逃げている。心配になり名刺をいただいていた記者の方に電話をかけてみたら、告知の約束はできないが、チラシを送ってくださいといわれたのでメールで送った。どうなるだろうか。...
神谷浩夫他編著「若者たちの海外就職」読み進む。今日は一日仕事であったが、エアコンの聞いた事務所での仕事だったので快適に過ごせた。日本のパートタイム労働者というのは、通常の労働者とは区別された身分なのだという。非正規労働者というのも身分なのだろうが、いずれにしても日本では身分制度がまだ残っているということらしい。身分とは社会的な位置をいうらしいが、正社員、正職員が労働者として正当な権利を有するのに対...
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清水晶子著「フェミニズムってなんですか?」読了。いよいよトマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」を読み終えなければと思う。自立と依存のあわいはあやふやだが、経済的自立、衣食住の生活の自立など一見明白とも思える。経済的に自立していても妻や家族に依存していたり、他人に食料や生活を依存していたり、現代人は厳密にいうと自立とは正反対の生き方をしている。社会の存在に助けられて生きていることを依存といえば自立し...
落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読了。清水晶子著「フェミニズムってなんですか?」読み進む。今日は一日の仕事のご褒美としてプレミアムビールを買ってきた。350ミリリットルでしかないので細やかなものだが、たまに飲む本物のビールは美味しい。ポイントで毎年発泡酒をもらっているが、今年は少なくてもよいのでビールにしようか。確かもらえるポイントが減ったはずだが、1ダースや2ダースくらいならもらえるのでは...
バラの花蜂が触れても嬌もなし落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読み進む。今日は午前中2時間のボランティアをしてきた。力仕事や雑用が主だが、それがなくては活動も立ち行かない。面白い、面白くないの問題ではない。誰かがやらなくてはいけないなら自分がやるべきだろう。週に一度のエッセンシャルワークである。昨日真夜中に委員応募の電子申請をした。二度目の経験であるが、たまにしかやらないので慣れない。送った添...
落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読み進む。有名人の晩年を描いた、人間晩年図鑑なる本があるそうである。恐ろしいもの見たさもあるが、最期など知らないほうがよいかもしれない。様々な最期もあるだろうが、様々なようで一様でもあるのかもしれない。人生の絶頂で死ねば惜しい人を亡くしたと言われるだろうが、功成り名遂げても一線から引けば、誰にも人知られず死んでいくのだろう。忘れたころに訃報が届いたりしてまだ生...
落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読み進む。我々の総資産額はこの世にある財の価格の何十倍、何百倍とある。金融資産の額だけでもGDPの何倍、何十倍とあるのだ。実体の裏づけのない、お金という記号が膨れ上がっている。もし、食糧危機などで誰も自分の食料や材を誰にもお金と引き換えで渡さなくなればお金という虚構は崩壊する。資産何十兆円という大富豪もお金の価値を我々が認めているから安泰なのである。我々の生活は...
落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読み進む。他人様のことは正直分からないが貧乏話が好きである。二言目にはうちは貧乏なのでというフレーズが出てくる。確かに裕福ではないが、我が家は平均的な家庭ではないかと思うが、それを強調したいとは思わないのだ。金銭的な制約のもとに生活しているが、引退した人間というものは、現役時代の半分ほどの収入になるので生活が楽でないのが普通だろう。現役世代の多くが生活が厳しい...
落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読み進む。午前中は女性史の史料集めをした。男女の運転免許保持者数とパスポート取得者数の県計が欲しかったのだが、免許は昭和46年、パスポートは平成29年以降しかないようだ。男女別でなければパスポートは昭和63年から新潟県の統計年鑑にあったが、できれば昭和40年代から欲しい。新聞に昭和40年代末だったかに私の海外旅行体験なる特集記事があったので、そのころからの数字...
マティアス・ドゥプケ他著「子育ての経済学」読了。ジョシュア・ガンズ「子育ての経済学」など読み進む。今日家に帰ったら、セブン&アイホールディングスとエービーシーマートから株主総会の案内が届いていた。3月決算の会社はまだだが、株主総会の季節の始まりである。5月28日は生憎予定があるが、インターネットでの総会中継があるとは書いていない。セブンは56円50銭の配当で中間配当と合わせて1株113円の配当だそ...
マティアス・ドゥプケ他著「子育ての経済学」、落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」読み進む。何時まで元気でいられるかという思いは普段は感じないが、ふとした出来事で考えさせられる。今日マンションの玄関に転倒したという老女が、若い男性に抱えられて入ってきた。買い物カートを押していて転んだようである。立てますかと声をかけたら若者に立たせてもらい、カートを支えに歩き出したので部屋まで付いていった。自分では...
落合恵美子著「近代家族とフェミニズム」マティアス・ドゥプケ他著「子育ての経済学」など読み進む。個人の感想であるが、60歳代は人生において貴重な時間である。何時の年代も貴重であるという批判には反論しないが、相応の肉体的、精神的な健康と時間の余裕を併せ持てた自分にとっては天国にいるような時間であった。70歳代、80歳代でも自由でストレスから解放された時間はあるだろうが、やはり60歳代の元気はない。昨日...
蔓バラの愛嬌もなく茂りけり五月雨や生きることには飽くなきか五月雨やつつがなくなる古希迎えアジサイの山の千手も知らずかなバラの花含むことある婦女如しマティアス・ドゥプケ他著「子育ての経済学」など読み進む。目的もなく乱読していると思われるかもしれないが、一応理由があって本を読んでいる。「よくわかる流通論」は戦後の商業の歴史と構造を知ることで、我々の生活、ひいては女性の生活がどう変わってきたのか理解する...
バラの花愛嬌もなく庭に散り番場博之他著「よくわかる流通論」読了。マティアス・ドゥプケ他著「子育ての経済学」読み進む。松下幸之助氏の映像をユーチューブで見た。話の内容が面白く、上手いのに感心した。流石に一流の経営者である。立派なお顔もしておられる。時代の色もついていて、昭和の大経営者という趣がある。松下政経塾の審査基準が愛嬌と強運だったという。政治家には愛嬌も必要だろうし、我々にも愛嬌は求められるだ...
番場博之他編著「よくわかる流通論」必要箇所のみ読むつもり。マティアス・ドゥプケ他著「子育ての経済学」など読み進む。3月決算企業の決算が発表され株価の下値が切りあがったのだろうか、日経平均は3万8占2百円台であるが、持ち株が過去最高額となった。このままいけば目標の大台を今年中に越えられるかもしれない。企業の決算で利益水準が上振れしてせいだろうか。株価の値上がり益ばかりでなく、アルバイトで稼いだ資金も...
番場博之他編著「よくわかる流通論」マティアス・ドゥプケ他著「子育ての経済学」など読み進む。女性史の関係で免許センターとパスポートセンターに免許取得者とパスポート取得者の男女別人数を問い合わせたのだが、どちらもただちに教えてもらうというわけにはいかなかった。情報公開請求しても資料が残っていなければ無駄になるが、ただでは面倒くさいのか調べてくれない。何時も思うのだが、公務員もやる気のある人は少ない。仕...
NHK放送文化研究所編「現代日本人の意識構造」必要箇所のみ読む。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」など読み進む。弥彦神社はじめ新潟県には神社が多い。その数4672社で日本一であるという。ちなみに最も数が少ないのは沖縄県で15社だが、沖縄は日本文化圏ではないということだろう。2位の兵庫県の3857社を引き離してぶっちぎりの日本一である。これを観光資源に使えないものだ...
トマ・ピケティ著「資本とイデオロギー」など読み進む。1990年ころからマーケッティング婚活論なるものが普及しはじめ、婚活にも市場原理が貫徹されてきているようである。婚活事業のマーケットについてはまたの機会に解説する。男女は結婚市場において独自のマーケット戦略を構築し臨まなくてはいけなくなったという。株式市場のようにプライム、スタンダード、グロース、その他取引所外での取引などのように格式と信用の違い...
佐藤信著「日本婚活思想史序説」読了。若い人たちが、終活や婚活に励むのは幸せになりたいからだろう。幸せな家庭は一様だが、不幸な家庭は様々であるなどというが、職業を持ち家庭を持つということが幸せの条件だと思われているのだろうか。近頃はそうも言えないだろうが、昭和の皆婚社会ではそう思われていたのかもしれない。職業も誰もが持つことができた。ライフコースの設定が自由になって、自分らしい生き方ができるようにな...
佐藤信著「日本婚活思想史序説」読み進む。昭和は輝いていたなどと言ってすっかり負の側面を忘れているが、まだ世の中も人々もスマートになっておらず、ドロドロとした混沌の時代であった。ゴミなど平気で川やろ路上に捨てていたのも昭和である。昭和のスキャンダルも数々あるが、田中金脈、疑惑の銃弾事件(ロス疑惑)など一々上げたら際限ない。オウム真理教の一連の事件は平成であるが、昭和からそう隔たっていない。大久保清死...
橘木俊詔著「中年格差」読了。マティアス・ドゥプケ+ファブリッィオ・ジリボッティ著「子育ての経済学」など読み進む。昨日は気持ちいい春晴の日であった。丁度いい湿度と気温の日など年にそう何日もない。似合うとか似合わないの前に着たいものを着ればよいと思うのだが、そうしていない老人が多いような気がする。着るものに拘りがないのだろうか。老人が自己主張してはいけないと思っているのだろうか。男は現役時代のまま奥さ...
坂詰慎吾「セックスと超高齢化社会」読了。橘木俊詔著「中年格差」など読み進む。昨日中に読み終えたいと思い、斜め読みの部分もあったが、とにかく読み終えた。坂詰慎吾氏は新潟に住んでおられるらしい。以前講座の講師として招いてはどうかと市の職員に提案されたことがあったが、SEXを取り扱っている人ということで男女共同参画の事業としては刺激的すぎるのではないかと思い、保身もあって賛成はしなかった。当時坂詰氏の障が...
高野光平他編著「現代文化への社会学」読み進む。ファクトチェックなどというが、世の中ファクトチェックの出来ないもので溢れている。今日もマンションの自主管理についてお話を伺ったが、自主管理のマンションの理事長が委託管理のマンションとの比較に基づいた話をできないの当然である。好意でお話いただいていて申し訳ないが、疑問が晴れなかった。参考になることも多かったのだが、肝心の修繕工事費などが、安くなるのか否か...
高野光平他編「現代文化の社会学」辻桃子・阿部元気著「イチからの俳句入門」読み進む。若者文化などとんと理解できぬし、知りもしない。1972年に大学を卒業したときはポケベルも携帯電話もなかった。スマートフォンが出来るなど夢想もしていなかった。1987年にNTTがポケベル画面の数字を表示できる端末を発売し、件の暗号番号が高校、大学生のより考案され使われたのだろうだ。世代でいえば1960年代後半に生まれた人...
春の夜の季語で俳句を三つ考えるとのことですね。以上は季語春の夜を使った俳句の例です。春の夜や月は東に日は西に出る春の夜や鳥の声聞く川の流れ春の夜や蛙鳴く水に影映るAIの性能が悪いのだろうか。俳句の出来は良くないが作句の参考にはなる。参考にするのもNGにような気がするがどうだろうか。今度考えをうかがってみようかと思う。偏哲...
金谷千慧子著「働くこととジェンダー」読了。大人であるからといってものの道理が分かるものではない。大人の条件とは責任感、協調性、貫徹力、優しさ、自己愛を兼ね備えた人で歳相応の人格を持つ人だという。大抵の人は歳をとともに分別も備わるものだが、中には変わった人がいる。大人子供というのだろうか、協調性がまったくない唯我独尊だったり、自己愛が強すぎるのか却って自分や他人を傷つける人もいる。そういう人はあまり...
今日は行政書士会の総会であった。丁度いいバスがなく無駄に騒いで暗くなってしまった。春の宵は物悲しい。おぼろに見えるネオンが無情に感じる。5分で語れる人生とは何なのだろう。五分の時間しか費やす価値しかないのだろうかと思う。1時間費やしたとて何も変わらないのだろう。大抵の人生は詰まらないものであることは知っている。ヒーローにもなれない。だた生きるのみである。死んでいく人を心底惜しむ人いない。そういうも...
金谷千慧子著「働くこととジェンダー」読み進む。市民講座の講師に金谷氏を招こうかなどと考えて生れ年を確認したら昭和30年代で80歳を超えておられた。お元気のようだが、失礼ながら大丈夫でろうかと思った。チャンネルを回していたら、偶然「昭和は輝いていた」という歌番組をやっていた。前にも見て毎回みようと思ったのだが、忘れていた。人生には歌があり、歌手にも人生があるということが分かる。歌は作り物だが、作り物...
金谷千慧子著「働くこととジェンダー」読み進む。一度読んだはずだが、さっぱり記憶にないのは老化のせいだろうか。労働の三要素についての記述を読みたくて借りたのだが、関係した記述はほんの少しだけであった。今日も31度もあったのだが、少しも汗をかかなかった。少しだるいと感じたくらいである。妻にいわせると老人だからだそうだが、受け入れたくない気がする。知能は老化では衰えないものだというが、他人を見ているとそ...
玄田有史著「人手不足不足なのになぜ賃金が上がらないのか」再読す。人は利害だけで動くわけではないだろう。感動や共感が世のを中や社会動かしているという部分もある。利害は勿論重要である。だが、利害でけで世の中が動いていると思ったら誤る。アダム・スミスの言うように人間は共感するから社会を作っている。共感できる範囲が狭いという問題もあるが、それでも共感は世の中を動かす原動力である。一生懸命働いている人がいる...
小池和男著「戦後労働史からみた賃金」読了。来月初めの句会に提出する句を急ぎ作った。来週でも間に合う気がするが、気の向いたときに作ったほうがよいだろう。最初の句会なので挨拶代わりに軽い句でもよいだろう。ナストマトホームセンターに並ぶ苗香り立つバラの姿や二宮家迷惑な老いの一徹春の雨花夢里へと急く運転やさつき晴れふざけたわけではないが、軽すぎるだろうか。コロナが収束して同窓会があちこちで開かれるようだ。...
小池和男著「戦後労働史からみた賃金」明日には読み終えるつもり。労働史をやる以上、労働経済学の知識も必要であると痛感する。戦後新潟女性労働史講座のパワーポイント資料を通しで読んでみた。イントロダクション、戦前・戦中の前史から高度経済成長期の終わりまでで1時間20分、安定経済成長期から現状と未来の終わりまでで35分、何とか2時間に収まった。前回のアクティブシニアのための地球温暖化防止&SDGs講座の2倍...
小池和男著「戦後労働史からみた賃金」読み進む。戦後新潟女性労働史講座のパワーポイント資料のノートを通しで読んでみた。全部で129ページになったので、予定時間の2時間はだいぶオーバーすると思ったが、表示するだけのページもあるので3時間はかからなかったような気がする。今日は正確に時間を測って読んでみようと思う。前回のアクティブシニアのための地球温暖化防止&SDGs講座は60ページほどだったので2倍のペー...
小池和男著「戦後労働史からみた賃金」読み進む。昨日も大したことは出来なかったが、二つばかりのことをした。一つは積水ハウスの見学会で、隣の家を見学したことである。隣に積水ハウスが住宅を立て始めたことをきっかけに株を買い今のところ値上がりしているので、どういう家だろうかと思い見学してみた。家を建てるつもりもないので迷惑な見学者だったろうが、案内をしてくれた。最新の新築住宅というのは機能も充実しておりい...
小池和男著「戦後労働史からみた賃金」読もうと思う。3週間ばかり吸わなかったタバコ、また吸いたくなった。何が何でも今回はやめようと思う。俳句に会に見学にいったが、いざ作句をしようと思うとなんとなく億劫である。結局今月の会には出席しなかったが、自分の性には俳句の会は合っているようには思う。古参の会員がいて牛耳っているのは気に入らない気もするが、どこのサークルでも同じようなものかもしれない。結局古いサー...
関光博著「フルセット型産業構造を超えて」目次で内容確認。だいぶ前に読んだと記憶していたのだが、著者の学歴、内容に記憶違いがある。30年も前の本なので当然だが、当時の感銘はなんだったのか。他に該当する本はないようなので記憶違いに間違いないのだろう。講座の1974年から1990年までの安定経済成長期の記述の参考にしたいと思ったのだが、工業生産についての記述に偏っていて直接の参考にはならないようだ。閑話...
朴へビン著「日本映画にみるエイジズム」読み進む。講座の準備が少し停滞気味である。一応出来上がったので出来がよくなくてもまあいいかという気持ちが起きてくる。生来の怠け癖だろうか。資料不足、説得力不足のところも多い気がするが、2時間ではできることに限りがあるという思いもある。何もしていないわけでもないが、最後の改良というものは労多くして成果の少ないものでもある。閑話休題金沢市に旅行して新潟市との外国人...
大森真紀著「現代日本の女性労働」読了。今更他人と争うことなどしたくはないが、不注意というか、浅慮のためか誤解を招いてしまったようである。マンション管理について怪文書などが出回っているが、静観するのが利口なのだろう。マンションで管理方針に見解の相違があるのは仕方がないというが、そんなにむきになる話かと思っていたが認識が甘かったようである。マンション管理は業者ではなく、住民こそ真の利害関係者だが、管理...
大森真紀著「現代日本の女性労働」再読す。パソコンに話しかけると答えが返ってくる。AIの威力は大したものである。ブログのネタに困ったらAIにヒントを得ようかなどと思う。AIが考えているわけではなく、過去のデータから選択しているのだろうが、人間の思考だって大して変わりはないのだろう。毎日を機嫌よく過ごす方法はと問いかけたら、朝食をしっかり食べる、人と話す、運動をする、楽しいことをする、睡眠をしっかり取るとい...
矢口芳生・岩城成幸著「産業構造調整と地域経済」読了。日本で専業主婦が一番多かった時代が1975年(昭和50年)で全体の60%程度だったという。昭和も遠くなりにけりである。株屋も昭和の言葉だろう。今なら証券マンというのだろうか。ジェンダーに配慮のない表現である。株屋という言葉を聞かなくなった。取引手数料が証券会社の収入の大部分を占めた昔と違うからだろうか。無料でもないので手数料が安くなったというだけ...
矢口芳生・岩城成幸著「産業構造調整と地域経済」読み進む。お題を選んだことに深い意味はない。本を次々に出版しているある大学教授がまた本を出すとの広告があり、タイトルが深い話の人、浅い話の人だったので、そのタイトルで出版するのかいと思いお題にいただいた。売れるから出版するのだろうが、次々に出版できるのは学問の成果というのでないからだろう。事実件の大学教授は専門外の内容の出版物が殆どのようである。システ...
辻桃子・阿部元気著「イチからの俳句入門」読了。水島宏明著「メディアは貧困をどう伝えたか」読み進む凡庸な人生を送ってきた人間とて凡庸に生きようと思ったわけではなかろう。普通の人生を送ろうと思ったわけではないが、普通の人生しか送れなかった人間もいる。凡庸も普通も大して意味の違いはないのだろうが、凡庸は評価を大いに含む言葉なので自分としては普通という言葉を使いたい。人は凡庸に生まれるのではなく、凡庸にな...