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詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)
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日々、読んだ本の感想。ときには映画の感想も。
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803回 / 365日(平均15.4回/週)

ブログ村参加:2014/10/02

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詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)

詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)さんの新着記事

1件〜30件

  • 独裁のはじまり。

    「日本学術会議会員の一部候補の任命を菅首相が見送り」というニュースが報道されている。「赤旗」がスクープしたものを、NHKも追いかけている。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201001/k10012643361000.html?fbclid=IwAR18pct1l1xf020uGcHD3dFlMDFbcl6rPEK8PgaOJo-GCEwEICs44rK5gzo独裁はいつでも、こういう「わかりにくい」ところからはじまる。日本学術会議の会員がだれかということは、一般のひとは知らない。だから学者が会員になれなかったからといって、それが生活にどう影響してくるかも実感できない。極端に言えば、素人は「その人の学問の水準が基準に達していないということでは」と思ってしまう。自分に、その「学...独裁のはじまり。

  • 高野尭『逃散』

    逃散―ふぞろいの面々爪より公界へ尭,高野七月堂高野尭『逃散』(七月堂、2020年07月25日発行)高野尭『逃散』は、何を書いているのだろうか。たとえば「爪」。茫洋のもなか折をたたみ爪をみている地のいろはむ瞳のわくでつくられるあわいかげ、もや、くもりひかり書き出しの「音」が不思議だ。「ぼうようのも」まで母音は「お」である。「なか」は「あ」である。その変わり目の「な」は「の」と呼び掛け合っている。この響きが「肉体」の奥を揺さぶる。内にこもったものが、爆発し、発散する(解放される)感じ。二行目からは「い」が交錯する。一連目の最終行では「お」「あ」「い」が「ま行」「か行」「ら行」のなかで動く。「や」の音のなかには「い」と「あ」がある。「もや」には「お・い・あ」が融合している。そのため、私の「肉体」には何か非常に迫ってく...高野尭『逃散』

  • 嵯峨信之『詩集未収録詩篇』を読む(103)

    *(思いだして欲しい)かつて何を話したかいまかつてのその場処と時間帯はどうなつているか「時間帯」ということばに私は驚いた。「時間」を「帯」と場所のように広がりのあるものとしてとらえている。「時間」は瞬間、「時間帯」はひろがり。「時間帯」ならば、そこには当然「変化」が含まれるだろう。変化を前提として「思いだす」というのは、変化は当然であるという意識からだろうか。それとも逆に「時間帯」のなかで「持続」しつづけたものがある、ということを思い出し、それを復活させることができるか問いかけているのか。「いま」ということばに、何か、願いのような切実さを感じる。*詩集『誤読』は、嵯峨信之の詩集『時刻表』を批評するという形式で書いたものです。オンデマンドで販売しています。100ページ。1500円(送料250円)『誤読』販売のペー...嵯峨信之『詩集未収録詩篇』を読む(103)

  • 北爪満喜『bridge』

    Bridge北爪満喜思潮社北爪満喜『bridge』(思潮社、2020年10月01日発行)北爪満喜『bridge』の「消えられないあれを」は港に沈んだ自転車の描写からはじまる。長いあいだ沈んでいるので、藻がまとわりついている。捨てられた日からずっと港をゆく人々に見られて消えられないあれを「あれ」は自転車である。「消えられない」という動詞が複雑である。自転車そのものは自分で動くことはできない。「消える」ということはできない。けれど、北爪は「消えられない」と書く。そのとき自転車はほんとうは意思を持っているのだけれど、なんらかの理由で意思を奪われた存在となる。この強烈な「意味の転換」のせいだと思うのだが、私は「あれ」を「あれら」と複数形で読んでいた。自転車だけではなく、自転車とともにある日々、藻、水さえも含めて「消えら...北爪満喜『bridge』

  • 嵯峨信之『詩集未収録詩篇』を読む(102)

    隣人その人の名がぼくの心のなかを水のごとく姿をとどめずに去つていく去っていくのは「その人」ではなく「その人の名」。しかし、人は消え去るが、名は消え去るか。名は「記憶」として残る。去っても、去っても、残る。あるいは、記憶の奥から、記憶の表、意識へと流れてくる。流れてくる。水のように。流れても流れても、水はつきない。「その人の名」は永遠に、「去る」という形で目の前にあらわれ続ける。*詩集『誤読』は、嵯峨信之の詩集『時刻表』を批評するという形式で書いたものです。オンデマンドで販売しています。100ページ。1500円(送料250円)『誤読』販売のページ定価の下の「注文して製本する」のボタンを押すと購入の手続きが始まります。私あてにメール(yachisyuso@gmail.com)でも受け付けています。(その場合は多少時...嵯峨信之『詩集未収録詩篇』を読む(102)

  • クリストファー・ノーラン監督「TENET テネット」(★★)

    クリストファー・ノーラン監督「TENETテネット」(★★)監督クリストファー・ノーラン出演ジョン・デビッド・ワシントン、ロバート・パティンソン、ケネス・ブラナー大音響、という評判だったので敬遠していた。耳が痛くなるのは耐えられない。一方、私は大音響の中でも眠ることができるという特技を持っている。MRI検査。大音響と暗闇の密封感が怖いと言われていたけれど、私は、寝てしまった。検査がおわって、揺り起こされた経験がある。で、この映画、やはり大音響がつづくと私の肉体が「自己防衛」してしまうのか、うつらうつら。見ているのが面倒くさくなって、寝てしまった。だから、見落としがあるのを承知で書くのだが、ぜんぜん、おもしろくない。時間を逆行すると言ったって、ねえ。基本的には「ターミネーター」と、どこが違う?「ターミネーター」のよ...クリストファー・ノーラン監督「TENETテネット」(★★)

  • 嵯峨信之『詩集未収録詩篇』を読む(101)

    *(火はそこで語る)水のながれの空しさを時に手足をもがれてながれゆくみなし児を水にはたしかに「手足」はない。だから「水」を「手足をもがれてながれゆくみなし児」と言い換えているのだが、なぜ「みなし児」なのか。なぜ、おとなではなく、こどもなのか。そう考えるとき、「時に」の「時」の意味がわかれていく。ひとつは「ある時」、もうひとつは「時間」というものそのもの。ここでは「時間」そのものを「時」と読んでいる。「時(間)」が流れることによって「みなし児」の「手足」をもいでしまうのだ。「時間」がながれなければ、「みなし児」の「手足がもがれる」という悲惨なことは起きない。一回だけ「脇役」のように登場する「時」こそが、この詩の主役であり、「むなしさ」はすべて「時」に起因する。それを、また別の主体(火)が語る。これは、すべて主役を...嵯峨信之『詩集未収録詩篇』を読む(101)

  • オンライン講座「村上春樹を読む」(2)

    オンライン講座「村上春樹を読む」(2)村上春樹の「海辺のカフカ」の「第一章」の書き出しの読み方。前回は、家を出るときに父の書斎から黙って持ちだしたのは、現金だけじゃない。古い小さな金色のライター(そのデザインと重みが気にいっていた)と、鋭い刃先をもった折り畳み式のナイフ。鹿の皮を剥ぐためのもので、手のひらにのせるとずしりと重く、刃渡りは12センチある。外国旅行をしたときのみやげものなんだろうか。やはり机の引き出しの中にあった強力なポケット・ライトももらっていくことにした。サングラスも年齢をかくすためには必要だ。濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。父が大事にしているロレックスのオイスターを持っていこうかとも思ったけれど、迷った末にやめた。その時計の機械としての美しさは僕を強くひきつけたが、必要以上に高価なものを...オンライン講座「村上春樹を読む」(2)

  • 既視感?

    既視感?自民党憲法改正草案を読む/番外399(情報の読み方)2020年09月27日の読売新聞(西部版・14版)の1面。「地球を読む」という寄稿がある。きょうは御厨貴。寄稿なので、読売新聞の主張そのものではないが、逆に御厨がどんなふうにして読売新聞といっしょになって「安倍よいしょ」をやっているかがわかる。菅内閣発足について書いたものだが、「菅よいしょ」ではなく「安倍よいしょ」になっている。だから、とても奇妙な文章になっている。書き出し。安倍政権は終幕を迎え、菅政権が登場したが、既視感が迫ってくる。かつての首相交代にはなかった。これは、どういう意味なのか。「既視感」とは、すでに見たことがある、どこかで見たはずだ、であるはずだ。「かつての首相交代にはなかった」なら、「既視感」とは相いれないだろう。御厨は、これを言い直...既視感?

  • 冨岡郁子「朽木の空(ウロ)」

    冨岡郁子「朽木の空(ウロ)」(「乾河」89、2020年10月10日発行)詩にはいつでも、わからないものがある。冨岡郁子「朽木の空(ウロ)」。私の体内の水の音に耳を澄ませている自分に気づくことがあるこの書き出し。三つの「の」のつながり。これが、まず、わからない。この「わからない」は「気づく」によって、さらにわからないものになる。いったい冨岡は何に気づいたのか。三つの「の」のつながりに気づいたのか、それとも「耳を澄ませている自分」に気づいたのか。ここには矛盾とはいわないが、何か、「ひとつ」ではないものが存在し、それが動いている。「の」でつないだような、一種の「強引さ」のようなものがある。このことが、思いがけない形で展開していく。私の体内の水の音に耳を澄ませている自分に気づくことがある私の中に水が流れているうつけたよ...冨岡郁子「朽木の空(ウロ)」

  • 破棄された詩のための注釈22

    破棄された詩のための注釈22谷内修三2020年09月25日絵のなかの、座っていた男が、絵の外へ出て行った。「時間になってしまった」ということばと、椅子が残った。椅子は、みんな家へ帰っていく、と絵の外の世界を思った。通りにはすでに街灯がついているだろう。下を通りすぎると、ふいに、影が自分を追い越していくのを目撃してしまう。あの気分だな。座るひとを失った椅子は考えた。「何を考えている?」絵のなかの、開いた窓が聞いてきた。椅子は考えたことを隠すためのことばを探したがみつからなかった。破棄された詩のための注釈22

  • ロン・ハワード監督「パヴァロッティ 太陽のテノール」(★★★)

    ロン・ハワード監督「パヴァロッティ太陽のテノール」(★★★)監督ロン・ハワード出演ルチアーノ・パバロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス、ボノ俗に三大テノールという。ルチアーノ・パバロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス。私は音楽に詳しいわけではない。オペラは見たことがない。だから、いい加減に書くのだが、この三人は、私の感覚ではどうみても「同等」ではない。だから「三大」というのは奇妙な感じがする。(では、だれが三大かと言われたら、こたえようがないのだが。)まずホセ・カレーラスの声がピンと来ない。プラシド・ドミンゴは声よりも顔が目立つ。顔で人気が出たんだろうなあ、と思う。ルチアーノ・パバロッティは美声もあるが、何よりも「大声」という感じがする。そこが、非常に魅力的だ。こんな大声を出すことはできない...ロン・ハワード監督「パヴァロッティ太陽のテノール」(★★★)

  • 高橋秀明「春泥」

    高橋秀明「春泥」(「イリプスⅡ」31、2020年07月10日発行)高橋秀明「春泥」は、ちょっと「古くさい」文体である。なぜ、こんな面倒くさい文体を選んだのか。礼和二年如月四日。錦町脳神経外科入院中の父九十五歳は、看護師長の「夏まで持つかどうか」の言葉に押され、北国では例年になく早い春泥の好日、療養病床転院の運びとなった。「療養病床」は「稲穂町」にある。「錦町」から「稲穂町」へ転院する。そのことを思いながら、私たちは本当はどこにいるのか。そして錦町とは何か。また転院先の稲穂町とは何か。ということを考える。「文体」も古くさいが、考えていることも、まあ、かなり古い。「私たちは本当はどこにいるのか」という問題は大事であるけれど、なんとなく、いまの「流行」の考えではない。「流行」ではないから、古いというのは乱暴な言い方だ...高橋秀明「春泥」

  • 伊藤芳博『いのち/ことば』

    伊藤芳博『いのち/ことば』(ふたば工房、2020年04月30日発行)伊藤芳博『いのち/ことば』。巻頭の「いのち/えらぶ」は自分の子供が障害者だとわかった母親の(両親の)こころのゆれを描いている。そのなかほど。医師の診断を聞いて、家へ帰る電車のなか。ふわぁと声がしたのですどこからか呼ばれたような気がしたのです見ると娘がわたしを見て笑っているではありませんかこの子はこれまで表情が乏しく泣いたりむずかったりすることはありましたが笑うことなどありませんでしたわたしや主人と目を合わせるということもありませんそれがそのときはどうしたことかわたしを見て微笑んだのですそのやわらかな笑みを見てああこの子は必死になにかを伝えようとしているわたしはそう感じましたそれまでわからなかったわかりたくなかった意味という意味のすべてが娘のわず...伊藤芳博『いのち/ことば』

  • 高貝弘也「黒犬/記憶」

    高貝弘也「黒犬/記憶」(「午前」17、2020年04月15日発行)高貝弘也「黒犬/記憶」は、ひとつの作品のタイトルではなく、二つの作品のタイトルを併記しているのかもしれない。右ページと左ページに七行、八行とことばがわかれている。そして、リズムも違う。引用するのは右ページ、たぶん「黒犬」という作品。春浅み月かげ柔らかい袖の、撫でものあの風に揺れている深見草緑の金魚が赤い藻かげで泣いている繊い火ものの葉溜色ほそい寄りものに寄りそって、あなたはずっと生きつづけるだろういくつかのことばにはルビが散らしてある。括弧で補うと、印象が違ってくるので、省略した。何が書いてあるか、わかりますか?いきなり「春浅み」といまはつかわない(たぶん)ことばではじまる。「月かげ」もつかわないなあ。つかわないけれど、つかわないからといってまっ...高貝弘也「黒犬/記憶」

  • 嵩文彦「生活」

    嵩文彦「生活」(「麓」14、2020年08月31日発行)人は誰でも旅をする。機能読んだ白井知子は、もっぱら中央アジア、中近東などユーラシア大陸を旅して、人に会っている。嵩文彦「生活」は違った「旅」をする。「生活」という詩。風をそよがせて花は長くもみじかくも走りぬけていく書き出しの三行。風が花をそよがせて走り抜けていくのではない。風を置いてきぼりにして花が走り抜けている。動かないものが動き、動くものが動かない。そこからはじまる「旅」があるのだ。つまり、知らなかった何かとの「出会い」、一期一会の変化が。花びらはどんな花びらも酔っていたり酔おうとしていたり真面目に風を見ようとし雲のゆくえを視野のしわしわにのせ息を散らして散ってもいく花は風に酔うか。酔わないだろう。風も花に酔ったりはしないだろう。花に酔うのは人間である...嵩文彦「生活」

  • 内閣支持率と解散の関係は?

    内閣支持率と解散の関係は?自民党憲法改正草案を読む/番外398(情報の読み方)2020年09月21日の読売新聞(西部版・14版)の1面のトップ。菅内閣支持74%/歴代3位「安倍継承」評価63%この数字をどう判断していいのかわからない。「安倍継承」について、「森友、加計、桜を見る会の再調査をしない」という「継承」について評価するのか、評価しないのか。8面に「質問と回答」が載っているが、そこにはそういう「質問と回答」はない。さらにジャパンネット問題や、河井議員1億5000万円問題も質問されていない。(ジャパンネットは、会長逮捕の時期と関係するのだろうけれど。)優先して取り組んでほしい政策、課題からも除外されている。この段階で、読売新聞は、いわゆる「負の遺産継続」については質問を避けている。つまり、そういう声が出ない...内閣支持率と解散の関係は?

  • Estoy loco por espana(番外篇92)Joaquin Llorens Santa

    写真は、ひとつの作品を別の角度から撮ったもの。インスピレーションを得て、こんな詩を書いた。UnhombredecuatroretratoElhombretienecuatroretrato.Elfuertevoluntaddehierro.Lapasióncalientedelfuego.Latranquilasabiduríadelagua.Elespírituperdonadordelaire.Loscuatrosepuedencombinarymoverlibremente.¿Quévi?No,¿quévasaver?Nadiesabenada.Peroestoyseguro.Hayalgoquenaceporprimeravezcuandonosencontramos.Esaeslaquintacara...Estoylocoporespana(番外篇92)JoaquinLlorensSanta

  • 白井知子「ヴォルガ河 真夜中の晩餐」

    白井知子「ヴォルガ河真夜中の晩餐」(「幻竜」31、2020年05月30日発行)白井知子「ヴォルガ河真夜中の晩餐」はタイトル通り、ヴォルガ河を旅行したときのことを書いている。その書き出し。秋の夕ぐれから寝いってしまい真夜中のヴォルガ河船室への電話で呼びだされたレストランへ左舷窓際の一卓そこだけほのかに灯がともっていたなんでもない書き出しに見える。そして、実際なんでもないのかもしれないが、ここには不思議なリズムがある。すべてが唐突なのだ。そしてその唐突が自然だ。意識が動いた順にそのままことばになっている。あるいは意識が動く前に「もの」があらわれ、それを意識がことばにしていくのだが、その「あらわれ」から「ことば」になるまでのリズムに嘘がない。自然な力がこもっている。学校教科書の「正しい散文」(てにをは、のととのった文...白井知子「ヴォルガ河真夜中の晩餐」

  • Estoy loco por espana(番外篇91) Javier Messia ETHOS

    JavierMessiaETHOSHaycincoa’reas.Unasmanchasespeluznanteinvadelatranquilidad...?’Que’esesto?Losnoidentificadosinvadendesdelaizquierda,perosepuedenverrastrossimilaresaladerecha.Hahabidointrusionesespeluznantesenelpasado.Ahora,en2020,lasmanchasespeluznantesparecenunviruscorona:covid19."manchasespeluznante",escribi’.Sinembargo,sevehermosoporalgunarazo’n.Azulquem...Estoylocoporespana(番外篇91)JavierMessiaETHOS

  • 外国人材?(だんだん頭に来るぞ!)

    外国人材?(だんだん頭に来るぞ!)自民党憲法改正草案を読む/番外397(情報の読み方)2020年09月20日の読売新聞(西部版・14版)の1面のトップ。金融外国人材増へ税軽減/政府・与党検討法人税や相続税/「英語で手続き」対応見出しを読んで考え込んでしまった。何のことだろう。しばらく考えて、もしかするとこれは「金融機関」に限った対策のこと?と思った。それも地方にある銀行などのことではなく、東京にある金持ち相手の資産運用に関する「金融機関」のことだろうなあ。前文には、こう書いてあった。政府・与党は、日本の国際金融センターとしての地位向上に向け、外資系金融機関や海外の金融人材の受け入れ拡大につながる制度を検討する。法人税や相続税の負担軽減、事業の許認可手続きでの英語対応の強化などが柱となる。菅首相は金融の専門人材の...外国人材?(だんだん頭に来るぞ!)

  • 目玉政策?

    目玉政策?自民党憲法改正草案を読む/番外396(情報の読み方)2020年09月19日の読売新聞(西部版・14版)の1面のトップ。首相、目玉政策急ぐ/形態料金下げ、デジタル庁/担当相に相次ぎ指示多くの人がどう考えているのか知らないが「携帯料金値下げ」というのが「目玉政策」になるんだろうか。もちろん携帯の使用料が下がるのは大歓迎だが、そういうことが「社会のあり方」とどう関係してくるのか。私は、そのあたりに非常に疑問を感じている。携帯料金が下がると、社会がどう変わる?私は、シムフリーのスマートフォンを使っているが、月々の料金は2500円くらい。以前使っていた携帯電話が変な仕組みで月々3000円近くかかっていたので、シムフリー・スマートフォンの方が安いとわかって乗り換えた。こういうことは市民がある程度工夫すれば都合がつ...目玉政策?

  • ボルヘスの詩

    ボルヘスが好き、でもスペイン語で読んだことがない、と言ったら、アルゼンチンの友人が、短い詩のページをアップしてくれた。基本的なことばなのだけれど、私が日常つかわないことばなので、多くの単語が読み取れない。けれど、詩はやっぱりリズム、音なのだ、ということははっきりわかる。ものの名前をあげてゆき、積み重ねたあとで文章にする。リズムに乗って、そのリズムで「精神の運動」をぱっと描き出す。その最後。duraranmasalladenuestroolvidoを「;」を挟んだだけで、言い直す。nosabrannuncaquenoshemosido.そうすることで、全体のきびきびしたリズムと音の響きをつらぬく。この部分は、ボルヘスが大好きという荘子をちょっと思い起こさせるけれどね。やっぱり、すごいね。奇妙なことば、奇妙な文体が...ボルヘスの詩

  • Estoy loco por espana(番外篇90)Joaquin Llorens Santa Serie. Mare Nostrum Capri

    ?’Esteesuntrabajo??’Tresobrasseconvirtieronenuna??Untrabajovaasertres?Eltrabajoquebailaenelespaciodelcorazo’n.Cuandoelcorazo’nbailaconeltrabajo,untrabajocambiainnumerablemente.Unaobrasevuelveinnumerable,Innumerablesobrassevuelvenuna.Lamu’sicanuncasedetiene.これは一つの作品だろうか。三つの作品があつまり一つになったのか。一つの作品が三つになろうとしているのか。心の空間で、踊る作品。心が作品と一緒に踊るとき、一つの作品は無数に変わる。一つの作品は無数になり、無数...Estoylocoporespana(番外篇90)JoaquinLlorensSantaSerie.MareNostrumCapri

  • くりはらすなを『ちいさな椅子とちいさなテーブルを持つ家』

    ちいさな椅子とちいさなテーブルを持つ家くりはらすなを西田書店くりはらすなを『ちいさな椅子とちいさなテーブルを持つ家』(西田書店、2020年03月06日発行)くりはらすなを『ちいさな椅子とちいさなテーブルを持つ家』。「ベニカナメモチ」という詩がある。昔、社宅に住んでいたとき、その庭に「ベニカナメモチ」の木があった。先日久しぶりにそのあたりまで歩いたほぼ二時間程の散策のつもりであるその社宅もすでに閉鎖され住む人も居なかったが何故か我々の住んでいたところの例のベニカナメモチの木だけが五㍍も六㍍も空高く伸びていた誰も世話をせずとも成長して今や不気味な有様となっている私には何故かそれがどこかに残したまま放っておいた子供のようにも思える子供は放って置かれた悲しみを糧にあんなに伸びてしまったのではないかしらその子供と久しぶり...くりはらすなを『ちいさな椅子とちいさなテーブルを持つ家』

  • 安倍インタビュー(院政の始まり)

    安倍インタビュー(院政の始まり)自民党憲法改正草案を読む/番外396(情報の読み方)2020年09月17日の読売新聞(西部版・14版)の1面のトップに安倍のインタビュー記事。見出しは2本。(番号は、私がつけた。)①衆参同日選「常に頭」②外交特使菅氏に協力何とも奇妙な見出しである。①は回顧、②は展望である。「安倍氏へのインタビューは首相在職中の15日と退任後の17日の2回行った」と本文の最後に書かれているが、なぜ、そんなに急いでインタビューし、また、それを紙面に載せないといけないのか。安倍が何を考えてきたか、これから何をしたいかよりも、いまから菅が何をするかが問題なのに。だから、これは逆に読まないといけないのだ。安倍が菅をどう動かしたがっているか、菅に何をさせたがっているか。それを語っている、と。同日選については...安倍インタビュー(院政の始まり)

  • 破棄された詩のための注釈21

    破棄された詩のための注釈21谷内修三2020年09月17日窓を開けたことのない部屋の匂いがする。時間の匂いだ。動かない時間の、匂い。真昼の光さえ、ガラス窓の縁まで来て、とまどっている。この描写は、こう書き直される。悔恨がいた。悔恨は、いない。いないことによって、もとのままの姿が見える。本棚を背に、椅子に座って窓の外を見ている。顎を、肘掛けのうえにのせた手で支え、足を中途半端に投げ出している。あのときの姿のままだ。しかし、悔恨は、私の存在には気づかない。窓を閉めきっているようにこころを閉めきっている。破棄された詩のための注釈21

  • 桜を見る会中止?

    桜を見る会中止?自民党憲法改正草案を読む/番外395(情報の読み方)つい先程「縦割り行政打破?」という文章を書き、その最後に、「縦割り行政打破」という旗印を逆に利用して、桜を見る会の問題を追及できるはず、というようなことを書いたのだが。2020年09月17日の読売新聞(西部版・14版)2面の見出し。「桜を見る会」来年以降中止/首相表明という小さな記事がある。あっ、と叫んでしまった。首相は「安倍政権発足以来、政権が長くなる中で招待客が多くなったことは事実だ。会のあり方についてもいろいろと批判がある」と指摘した。その上で、「首相に就任して、この機に来年以降、桜を見る会は中止したい」と述べた。桜を見る会を巡っては、安倍前首相の後援会関係者が多数招待されていることが国会などで問題視され、政府は昨年11月、今年4月の会を...桜を見る会中止?

  • 縦割り行政打破? 密告制度? 個人情報収集強化?

    縦割り行政打破?密告制度?個人情報収集強化?自民党憲法改正草案を読む/番外394(情報の読み方)2020年09月17日の読売新聞(西部版・14版)1面の見出し。菅内閣発足/「行政の縦割り打破」問題は、「行政の縦割り打破」のために、どういうことをするか、である。記事にこう書いてある。首相は(略)「行政の縦割り、既得権益、悪(あ)しき前例主義を打ち破って規制改革を全力で進める」と強調した。その一環として、国民から具体的な事例を通報してもらう窓口「縦割り110番」を設置する考えを明らかにした。電話や電子メールで受け付ける方針だ。この読売新聞の記事を読むかぎり、「縦割り110番」をどこに設置するのかがわからない。「どんなこと」を対象にするのかがわからない。そして、ここがいちばんの問題だと思う。「通報」はきっと「密告制度...縦割り行政打破?密告制度?個人情報収集強化?

  • 松浦寿輝「人外詩篇 9」

    松浦寿輝「人外詩篇9」(「現代詩手帖」2020年09月号)松浦寿輝「人外詩篇9」を読み始めてすぐに、奇妙な行に出会う。しかし沈黙にもじつはいくつもの音たくさんの音無数の音がみなぎっていると「いくつも」「たくさん」「無数」の違いは何?これだけではわからない。わからないけれど、読んで瞬間に、はっとする。「いくつも」だけでは言えないことがあると松浦は感じている。その感じている「切実さ」が、「いくつもの音/たくさんの音/無数の音」という非論理的な性急なことばの積み重ねのなかにあらわれている。わたしは知っていたじぶんの行為にも思考にも無関係な音をふだんはただ意識がそとに排除しているだけなのだこれは「沈黙」の定義であって、「いくつもの音」(とりえあず、このことばでひとまとめにしておく)ではない。世界には「いくつもの音」が存...松浦寿輝「人外詩篇9」

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