chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • Estoy Loco por España(番外篇453)Obra, Jesus Coyto Pablo

    Obra,JesusCoytoPabloSiChagallhubieranacidoenlatierrapardaysecadeEspaña.YsiChagallhubieranacidoenunaciudaddondevienendevisitaanimadorviajeroenlugardeenunpuebloconvacasygallinas.Ysiseencuentrasoledadporqueestárodeadodetantagente,oporqueperdióasuamantecomoZampano.¿NoseríasucuadrocomoestecuadropintadoporJesus?Detrásdelamultitud,hayalgoaloquenosepuedellegar.De...EstoyLocoporEspaña(番外篇453)Obra,JesusCoytoPablo

  • ダビッド・プジョル監督「美食家ダリのレストラン」(★★)

    ダビッド・プジョル監督「美食家ダリのレストラン」(★★)(KBCシネマ、スクリーン2)監督ダビッド・プジョル出演ホセ・ガルシア、イバン・マサゲ、クララ・ポンソ主人公の設定は、スペイン人なのか、フランス人なのか。よくわからないが、なんとも「フランス味」の強い映画だ。妻は出てこないが、娘が出てきて、フランス語でやりあうが、もしかすると登場しない妻がフランス人なのかも。というような、映画とは関係ないことを思ってしまうなあ。私は、ダリの作品はそんなに多く見ていないのでわからないが。映画の、ひとつの見せ場に、主人公が「ダリの魅力」を語るところがある。これが、さらに輪をかけて「フレンチ」の味。フランスから来たグルメ評論家がダリを批判するので、それに対して反論するのだが、そのことばの動きが「フランス現代思想」っぽい。と...ダビッド・プジョル監督「美食家ダリのレストラン」(★★)

  • ポスト岸田(読売新聞の「読み方」)

    2024年08月16日、17日の読売新聞の一面の見出し。ポスト岸田相次ぎ意欲/小林氏推薦20人めど麻生氏茂木氏支持に難色小林氏19日立候補表明へ/麻生氏河野氏の出馬了承「早期解散・秋選挙」広がる読売新聞は、総裁選を岸田対河野の対戦と見ている。小泉は、総裁選へ目を向けさせるための「ダシ」につかわれている。で、なんのために岸田を辞めさせ、「新顔」を必要とするのか。早期解散・総選挙が必要なのか。自民党政権への「不信」がつづいているというのが「表面的」な理由だけれど。それはほうっておけば回復するかもしれない。衆議院議員の任期はまだ1年もある。1年しかないというのが議員の声かもしれないが。なんといっても落選したら収入が途絶えるから、そしてその途絶は4年間つづく可能性があるから。国民のこと、政治のことなんかどうでもい...ポスト岸田(読売新聞の「読み方」)

  • Estoy Loco por España(番外篇452)Obra, Miguel González Díaz

    Obra,MiguelGonzálezDíazOuncisnesueñaconunamujer,ounamujersueñaconuncisne.No,estaobraesunsueñoquetuvoMiguel.Ensusueño,uncisnesueñaconunamujeryunamujersueñaconuncisne.NO,NO,NO.Nimujernicisne,Miguelveunsueñoquesueñaensímismo.Nadiepuedesoñarloqueotrossueñan.Lossueñospuedencambiardeformaencualquiermomento.Además,estoscambiosnadielospuedecontrolar.Noeslaconcien...EstoyLocoporEspaña(番外篇452)Obra,MiguelGonzálezDíaz

  • 芥川賞2作品

    芥川賞2作品(「文藝春秋」2024年09月号)「文藝春秋」2024年09月号に、第171回芥川賞受賞作が二篇掲載されている。朝比奈秋「サンショウウオの四十九日」と松永K三蔵「バリ山行」。この二作品を選んだ選者は「天才」である。全員が「天才」である。よく二作品の「区別」がついたなあ。私には一人の作者が書いた、一篇の作品にしか見えない。少し引用してみる。富士山の形をした雲は呼吸に合わせて、大きくなり小さくなる。遠くから園児のはしゃぐ声も遮断機の音に変わり、すぐに何頭かの犬の吠え声になる。獣道はコンクリートの細い路地に変わり、それも次第にひび割れてガタガタになり、しばらくして土道に変わる。草が膝丈あたりから太ももあたりまで伸びだす頃には、土道は木の杭と細い丸太で土止めされた簡素な階段になった。斜面に貼りつき足を...芥川賞2作品

  • 岸田退陣(読売新聞の読み方)

    岸田が突然、退陣を表明した。自民党総裁選(9月30日)まで一か月半。なぜ、いま?いろいろな「見方」があるが、「新総裁」が舞台裏で決まったからだろう。「政治とカネ」の問題に「ケジメ」をつけるためと言っているが、これは表面的。だいたい、そう言わなければ、次の衆院選で敗北は必至。それだけはダメだ、とあらゆるところからケチがついて、もう持ちこたえられなくなったのだろう。で、舞台裏で決まった「次期総裁」はだれ?読売新聞2024年08月15日の朝刊(14版・西部版)の記事は「刷新若手に期待」という見出しで、まず小泉進次郎、小林鷹行を紹介している。その記事の書き方が、おもしろい。小泉について、こう書いている。「総裁選で変わったことを示せなければ、自民党は終わってしまう」小泉氏は周囲にこんな思いを吐露している。周辺は「出...岸田退陣(読売新聞の読み方)

  • 緒加たよこ「お庭のきんぎょ」

    2024年08月05日(月曜日)緒加たよこ「お庭のきんぎょ」(朝日新聞、2024年08月07日夕刊)緒加たよこ「お庭のきんぎょ」(朝日新聞、「あるきだす言葉たち」)は、「説明」を省略した作品である。その全行。お庭のきんぎょのお池のよこできんぎょたべましたじゅうじゅう焼いてきんぎょ?きんぎょ?じゅうじゅう焼いてきんぎょ?きんぎょ?そうじゃそうじゃそうそうそうじゃおじちゃんとおにいちゃんにこにこにこにこにこにこお庭のきんぎょ焼いてたべたよまま、まま、きんぎょをみるたびこれたべたあたらしいともだちができるたびにいいましたじゅうじゅう焼いてじゅうじゅう焼いてお庭のきんぎょのお池のよこでそのまま読むと「金魚を庭で焼いて食べた、バーベキューの食材に、庭の池にいた金魚を焼いて食べた」という情景が浮かんでくる。もちろん、...緒加たよこ「お庭のきんぎょ」

  • 三重野睦美『たなごころ』

    三重野睦美『たなごころ』(梓書院、2024年04月30日発行)三重野睦美『たなごころ』の「満月」。月の夜に犬とすれちがった目があい近づいてすれちがいふりむいてためらいながらまたすすんだカーンと冷たい月の夜に最後の連の「カーンと冷たい」、とくに「カーン」がいい。乾いて、透明な感じがする。「カーン」という音(?)がするのかどうかわからないが、どこかに緊張感もある。とくに、どうのこうのという詩ではないのだが、こういう表現に出会うと、いい詩だなあ、と思う。三重野が書かなかったら、存在しなかった「一瞬」の世界。「中洲のカラス」にも、おもしろい行がある。中洲のカラスはよじれたカラス川にうつった自分をみている「よじれた」がとてもいい。どんなふうに「よじれ」ているのか。詩は、こうつづいていく。おまえとおれをとっかえようつ...三重野睦美『たなごころ』

  • ネタばれ、その2

    映画、あるいは芝居において、監督+出演者と観客とは、どう違うのか。何が違うのか。いちばんの違いは、監督+出演者は「結末」を知っている。(ネタばれ、を承知である。)一方、観客は「結末」を知らない。しかし、「結末」を知らなくても、対外の場合は「予測」がつくし、こんな奇妙な例もある。男と女が恋に陥る。ふたりはほんとうは兄弟なのだが、幼いときに生き別れになっていて、それを知らない。しかし、観客は、それを知っている。そして、ふたりはいつ自分たちが兄弟であると知るのだろう、とはらはらしながら見守るということもある。で、ここで問題。兄弟であることを知らない男女という設定でも、役者は(そして監督は)脚本を読んでその事実を知っている。だから、ほんとうに大事なのは、役者や監督が「結末」を知っているにもかかわらず、まるで知らな...ネタばれ、その2

  • 小松宏佳『崖』

    小松宏佳『崖』(紫陽社、2024年09月01日発行)小松宏佳『崖』の表題作「崖」の最後の部分。それら経験の底には崖の機嫌が横たわっているうふふ、をやっていこう冬だから怖いのよと言いながら大股で近づいてくるのは崖から見てもわくわくするものだ「うふふ」と「わくわくするものだ」の呼応がおもしろい。「わくわくする」ではなく「わくわくするものだ」と「ものだ」をつけくわえているのが、ちょっとさめていて、それもいいかもしれない。ことばの動きが、荒川洋治っぽいなあ、と思った。こういうのは「印象」にすぎなくて、だからどうなんだといわれたら、別に何かを言いたくて言ったわけでもないので、説明のしようがない。ほかの詩にもそういうものはあるかなあ、と思い、ぱらぱらと読んだが、ぱらぱらがいけなかったのか、みつからなかった。でも、この...小松宏佳『崖』

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)さんをフォローしませんか?

ハンドル名
詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)さん
ブログタイトル
詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)
フォロー
詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用