<えごの花>「えご」は5月6月の花である梅雨時の雨に濡れた姿は俯いて咲く姿とあいまってとても風情を感じさせる花だ。子供のころは花とか実をたくさん取って水でもみ泡立たせてせっけんごっこをしたものだ。今時の子らは揉むと泡立つことすら知らないにちがいない丸い実を板の上で転がして右に左に不規則にころがって行くさまを面白がる遊びを知らないにちがいない。エゴノキ科エゴノキ属別名チシャの木えごの花
><季節はづれの紅葉かな>白毫寺へ行った時のこと山の随所に「こうよう」が見える。秋でもないのに季節感が狂うイロハモミジの一種で春葉から真っ赤の品種で錯覚に陥るはずだ。だからこの一角だけは藤のはんなりした空気と異なり秋の透明感さえ漂う。おりしもの半月も興を添える。季節はづれの紅葉かな
<丹波五大山白毫寺の藤>丹波市の白毫寺へ藤を見に行ってきた。平日にもかかわらず人で一杯藤棚は120mあるそうだ花は五分咲きぐらいで「九尺藤」の片りんを見せる満開になると1mほどの花房がたれるという。藤棚の下は人・人・人では有ったが花の見事さに十分満足。横の小山からの俯瞰がまたすばらしく株の大きさ数の多さが充分に見て取れる景観であった。丹波五大山白毫寺の藤
<ジューンベリー>ジューンベリーの花が咲いている独特の五弁の花が重なり合って咲くと見事なものである別名アメリカサイフリボク6月頃に赤黒く熟れた実は食することができジャムなどに加工される。バラ科サイフリボク属ジューンベリー
<れんげ草>田んぼのあぜ道おなじみのれんげ草がいっぱい。春の田んぼはやはりれんげ草と対である。不思議な造形のれんげ草は一輪の花に多数の花がついておりそれぞれが手のひらのように上を向く。子供の頃は格好の遊び相手でミツバチに刺されながらもかけまわって遊んだものだ女の子達は花輪をつくり男の子は鬼ごっこをしたなぁ。れんげ草
<たんぽぽ野原>いちめんのたんぽぽ野原春を絵に描いたような光景だ首が長いので西洋たんぽぽの群落ださくらの花びらが一枚遊びに来ていた。この分だと綿毛になった時が楽しみだきっと白いじゅうたんになって行く春を見送るのだろうな。たんぽぽ野原
<霞桜/かすみざくら>霞桜(かすみざくら)が満開。普通の桜に遅れること約1ヶ月清楚な姿が葉間にゆれる霞桜は山桜に似た桜で葉っぱも花と一緒に出る。少し離れてみるとボウとけむったような感じで名前の由来でもある。里山に良く見られ山桜とカン違いされることも多い山桜は花も葉っぱもピンクだが霞桜は葉が柔らかい緑色で花は白なので見分けが付く。バラ科サクラ属霞桜/かすみざくら
<薄暮の空/飛行機雲>暮れ行く空に新しい飛行機雲がツーッと延びる日の落ちた西の方向に飛行機雲の残骸が幾筋も延びる今日も無事終わった。薄暮の空/飛行機雲
<おぼろなる月/二日月>肌さむいものの良い天気にめぐまれた土曜日好天の余韻が薄暮の空にただよっているたった今太陽が沈んだ薄暮の空に細い二日月が姿をあらわにしてくるあたりはまだ明るい遠慮がちの月は辺りの暗さに反比例してその輪郭を露わにしてくる美しい暮時の空である。おぼろなる月/二日月
<けやき若葉>家から南へ1つ目の交差点コナミスポーツジムの横から西へ約1km税務大学の校門前までのけやきのトンネル今、若葉の季節で見事なトンネルを作っている。京阪香里園駅へ向かう道で成田山新勝寺への参詣の車も通る。私もこの季節の並木は大好きでウォーキングの順路はもちろん車で通りぬける爽快感は格別のものがある。けやき若葉
<ひなげし>ネモフィラの青い海にところどころオレンジの色が点在する「長実ひなげし」だブルー一色の中にオレンジは嫌が応でも目立つここの主役はネモフィラブルーを引き立てる脇役か長実ひなげしは種を蒔いたものでもなかろうしかし準主役の名で呼んでも良いような存在感である。がんばれヒナゲシ!ひなげし
<舞洲シーサイドパーク/ネモフィラ祭り>4/7~5/7大阪南港シーサイドパーク100万株のネモフィラがゆるやかな丘陵に咲き乱れる。大阪万博の開催予定地のとなりで大阪湾の一部を埋め立てて公園にしたものでOSAKAUSJもとなりにある海はすぐ目の前で潮風がここちよいTICKET大人¥1300小人¥600舞洲シーサイドパーク/ネモフィラ祭り
<秘密白いたんぽぽ>たんぽぽも花盛りである気の早いものはすでに綿毛になってふわふわの頭を風に揺らしている。白いたんぽぽを見つけたいつもの学校の土手でただ一輪だけ咲いている。この辺りでは白いたんぽぽはめずらしいどういう仕組みで白い花が生れているのか定かではないが背丈のすらりとした形から西洋たんぽぽの変種にちがいない。見る分には楽しいものである。小川をはさんだ対岸に咲いているので意外とみんな気が付いていないのではと思われる秘密!秘密白いたんぽぽ
<りらの花の咲く頃>今年もリラの花の咲く頃となった。何年か前北海道へ旅行をした時行札幌の大通公園で出会ったこの時初めてリラの花と言うものを知った昼間は暖かいものの夜はコートがないと耐えられない寒さの頃だった。ライラック主に4弁の花でまれに5弁の花が見つかると言う5弁の花を見つけたら幸運に見舞われるそうだ和名:紫丁香花(むらさきはしどい)モクセイ科ハシドイ属りらの花の咲く頃
<花みずき>自宅前の交差点から西へ800mほどの通りを「みずき通り」という。文字通りみずきの多い通りで街路樹の南京ハゼと同じくらいに多いただ樹高10m程の南京ハゼに比べみずきは樹高3~4mほどと小さい白とピンクの2色で赤い色は見当たらないこの花のつぼみが解ける頃がやさしげで最もお気に入りの姿である。花みずき
<日向みずき>土佐みずきのような派手さはなく樹高も花も小さい花はよくついて2~3個ひかえめな花である。花の形状は土佐みずきによくにているがおしべの色が土佐みずきは茶色、日向水木は薄い黄色とても可愛いマンサク科トサミズキ属別名:伊予みずき日向みずき
<土佐みずき>四国高知県に多く自生する近年は一般に植栽されていて良く見かける花は房状に連なった黄色い花で花が終わった後に葉っぱが出る。日向みずきより樹高も高く花もひとまわり大きい。3~4月ごろに開花。マンサク科土佐みずき
<大犬のふぐり>このネモフィラに似た小さな花は花径7mm~10mmほどネモフィラの1/3から1/2くらいの大きさで道端とか庭の片隅にたくさん生えている春の使者みたいな植物で2月末~5月初くらいと花期も長い。ヨーロッパ原産オオバコ科クワガタソウ属大犬のふぐり
<菜の花>春の主役はやはりさくらと菜の花菜の花の柔らかい黄色に囲まれるといやでも心が和んでくるさくらを焦がれる女性とすれば菜の花は母の温かみとでも表現しよう春の間中咲き続ける菜の花に乾杯!菜の花
<花筏:はないかだ>はないかだの季節である散る花びらは小川の流れであろうとすぎなの上であろうと流れの石の上であろうと惜しみなくふりそそぐ。桜の季節に別れを告げるべく静かに降り積もる。冬の雪のような寂しさはない季節のページをめくる名場面なのだから。花筏/はないかだ
<鈴蘭水仙/スノーフレーク>ぽかぽか陽気から一転して肌寒い一日道端に咲く鈴蘭水仙も思わず身をちぢめているような緑のポチポチのついた花びらが首を並べてうつむいている(鈴蘭水仙はすべてうつむいて咲くのだが)今日の寒さに思わずそんな想像をしてしまう花冷えの季節なのだ。鈴蘭水仙/スノーフレーク
<野ぢしゃ>野ぢしゃは一輪の花径1.5~2mmほどの極小さな花である。丁度、今頃から初夏にかけて咲くがあまりにも小さいがために道端などに咲いていてもほとんど気づかれない。名前の通り「ちしゃ」としてサラダ菜の代用になるほどの春の草である。花は拡大して見ると、五弁の可愛らしいかたちで一人前の花のかたちをしている。野ぢしゃ
<りゅうきん花/立金花>みずみずしい葉っぱとつややかな花しめった大地を好むと言う花小川の土手に生えている黄色はやはり春の色、見る者のこころをウキウキさてくれる。小さいアリが蜜でもすっているのかしべに首をつっこんで動かない。この花は姫立金花、立金花の仲間である。キンポウゲ科リュウキンカ属りゅうきん花/立金花
<ゆきやなぎ>真っ白な花ゆきやなぎ頭上にはさくら足元にはゆきやなぎ季節の花園は惜しみなくその魅力を振りまく。さくらに臆することなくゆきやなぎは花群れの魅力を存分に発揮する。別名:コゴメバナバラ科ゆきやなぎ
<かたくり>私市の大阪市大植物園へかたくりの花を見に行って来た。今年は半月ほど咲くのが早かったらしく咲いている姿を見るにはぎりぎりのタイミングだったらしい何はともあれその可憐な姿に無事出会うことができラッキーだったと思っている。「かたくり」はその名の通り球根から澱粉を採集したことから澱粉のことを「かたくり粉」と呼ぶ。かたくり
<私市春景色>私市(きさいち)の植物園へ行った時のことこの山奥もすっかり春景色で山は樹々に若芽が芽吹き桜は満開まさに春全開といったようす。目的のかたくりの花は盛りを過ぎていたものの数輪に巡り会えて満足。体中で春を満喫した。私市春景色
<春の土手>関西医大は淀川に沿って建っている淀川河川敷公園をはさんで長い堤が有り北は京都府八幡市から南は大阪守口まで続いている。堤は春まっさかりで堤の上を通る遊歩道の両側は菜の花が咲き始めのどかな春の光景を演出している。大学病院の北側から北に向かった風景はまさに春爛漫の光景である。春の土手
<むらさき野行きしめ野行き/柴木蓮>茜さす紫野行きしめ野行き野守は見ずや君が袖振る額田王紫は古来高貴な色とされてきた他の色にない神秘的な色言外に意味を含めた色紫といっても青味を帯びたパープルから赤味を帯びたバイオレットまで多岐に渡る他の色みたいに饒舌にその性格を主張しないひっそりとしたこの色が好きだ特に雪割一華のような色野紺菊のような神秘的な色にとてもひかれる。むらさき野行きしめ野行き/柴木蓮
<白きこと白磁のごとし/白木蓮>今日から4月春寒とお別れして文字通り春爛漫。白木蓮の良さは白磁器のような混じりけの無い白い肌に尽きる風のない朝開きかけの木蓮を探す。日中になると風にあおられこすれて茶色のしみや折しわが目立つようになるから白木蓮の白い肌は光さえも透過する白い障子の光と影のように。白きこと白磁のごとし/白木蓮
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<えごの花>「えご」は5月6月の花である梅雨時の雨に濡れた姿は俯いて咲く姿とあいまってとても風情を感じさせる花だ。子供のころは花とか実をたくさん取って水でもみ泡立たせてせっけんごっこをしたものだ。今時の子らは揉むと泡立つことすら知らないにちがいない丸い実を板の上で転がして右に左に不規則にころがって行くさまを面白がる遊びを知らないにちがいない。エゴノキ科エゴノキ属別名チシャの木えごの花
<姫桔梗草>先日取り上げた「ひな桔梗」と花径も花姿もそっくりな草花で一茎多花ひな桔梗は一茎一花の違いがある。いずれも1cmくらいの花径で桔梗の花のカタチをしているところが可愛い。道ばたや空き地に見られる雑草である。キキョウ科キキョウ属多年草姫桔梗草
<青梅>台風の影響か本格的な雨車の乗り降りでもひどく濡れる。スーパーマーケットへの買い物も一苦労だ。途中、梅の木のある場所で雨に濡れた梅を撮影しようと思い立つ丸々と太った実があちこちに水滴をふくんで姿を見せている。水を得た梅の実は生き生きとして梅雨なんかどこ吹く風で清々しい。青梅
<あじさい/つぼみ>雨良くお似合いのあじさいまだつぼみ小さなバラの花束みたいに花弁を重ねあわせるまるで上質の陶器が並んでいるみたいだあじさい/つぼみ
<くすの木若葉>疎水沿いに植えられている楠の若葉がきれい。いかにも生命力にみちあふれた色である。役目を終えた古い葉ははらはらと舞い散り若い世代へとバトンをつなぐ。くすの木若葉
<極小の夏雑草/花糠すすき>種径1×0.5mm茎径0.1mm草丈20~30cm花糠薄:ハナヌカススキというあまりにも極小の植物のため見過ごされやすい。群生するので穂が出るとけむったような状態に見える。デリケートな植物に見えるが意外と丈夫な夏の雑草で少しの風でもなびく様は美しい。イネ科ハナヌカススキ属極小の夏雑草/花糠すすき
小判草姫小判草<み~んな大金持ち/小判草>道ばたの小判草、今年も大豊作しかも姫小判草までも大豊作。不景気感の強い物価高の世相庶民にはつらい昨今である。せめて道ばたの草だけでも景気よく満ち溢れてこころを豊かに暮らしたいもの小判草のほかにミニサイズの姫小判草も賑やかに興を添える。み~んなお金持ちにな~れ!<立待ち月>5/25日は「立待ち月」満月に並ぶ名月だそうだ。右側が少し陰って愁いを含んだ月に見える。満月のニコニコ顔よりこちらの方が日本の美的感覚にそぐうのではないだろうか。み~んな大金持ち/小判草
<うさぎの耳/フレンチラベンダー>このラベンダーはシソ科ストエカス系のラベンダーでさほど香りの強くないタイプ花穂に特徴があり、うさぎの耳のような花びらの立ち上がりが可愛らしい。ラベンダーというと北海道富良野の富田ファームのラベンダー畑が有名だが、この種のラベンダーは園芸種として関西の店頭などでも良くみかける。うさぎの耳/フレンチラベンダー
<草藤>近所を流れる藤田川の土手に草藤が満開である。正確には「弱草藤:なよくさふじ」名前に似ず元気につるを伸ばしたくさんの花を咲かせている。房状の花穂は藤のように垂れず上へとのばし、紫の小花をたくさんつける。その姿が藤を連想させるのであろう。マメ科クサフジ属草藤
<松葉雲蘭/まつばうんらん>駐車場の片隅に今年は松葉雲蘭:まつばうんらんがたくさん咲いた。花径5mmほどの花であるがよく見ると小さな蝶がたくさん群れているようでとてもかわいい。名前の由来は葉っぱが松葉に似て、花がたくさん咲くと雲のごとしという壮大な名前である。草丈30cmほどの小さい花ではあるが、初夏を彩る雑草の一種である。松葉雲蘭/まつばうんらん
<ネグンド楓>夏場の剪定の具合なのか今年はずいぶん花付きが悪い。たった2輪これでも花である。花色は熟すともっと濃い。おしゃれなイヤリングのようにクサリ状の花は少し品があるような正確な名前は「ネグンド楓フラミンゴ」別名トネリコバノカエデ名前にフラミンゴと冠せられるのは花色がフラミンゴ色からか。カエデ科カエデ属ネグンド楓
<アカシア>正確にはにせアカシア本来のアカシアはミモザなどに代表される。にせアカシアは別名ハリエンジュと呼ばれ白い藤のような花が咲く「アカシア蜂蜜」も実はにせアカシアのもので有名な蜂蜜である。丈夫な植物で道路わきの植え込みなどに用いられる。初夏を代表する花。アカシア
<ひな桔梗>この聞きなれない桔梗れっきとした桔梗の仲間で花径1cmたらずの小さな花である。道ばたの日当たりのよい場所に咲き一軸一花の花であるそっくりのよく似た花に姫桔梗という花径1cmほどの花もあるが一軸複花で花の咲くのも6~8月と遅い。これも道端の花、いずれも良く注意しないと見過ごしてしまうほど目立たない花である。キキョウ科キキョウ属ひな桔梗
<ダッチアイリス/オランダあやめ>ドイツあやめほど華やかさはないけれど群れて咲くさまは見ごたえがある。ジャーマンアイリスが根茎で増えるのに対して、ダッチアイリスは球根。両者の決定的なちがいはこのことに集約される。オランダで品種改良されたものでダッチ(オランダ)の名が冠される。ダッチアイリス/オランダあやめ
<ジャーマンアイリス/ドイツあやめ>ドイツあやめは、中央の王冠のような花びらが大きくたちあがりとても華やかに見えるのが特徴。種類がとても多く中央部の色も同系統ありの純白ありのと多岐にわたる。水辺でなく乾いた土地に育ち管理がしやすい。アヤメ科アヤメ属ジャーマンアイリス/ドイツあやめ
<羽衣ジャスミン>ジャスミンの香りは少しはなれていてもわかるほど芳香がただよう真っ白な花は群れて咲きひときわ目立つ。ウォーキングの途中とあるお宅のフェンスにはわして植えられたジャスミンは丁度目の高さにあり花の詳細も観察できる。香水・ジャスミン茶などの原料として用いられる。モクセイ科ソケイ属和名:茉莉花羽衣ジャスミン
<匂い忍冬>スイカズラの一種花は甘い香りがする。忍冬(にんどう)は冬でも立ち枯れることがないのでこの文字を使いしかも花は甘い蜜を持っているので蜜を吸うことから「スイカズラ」というややこしい呼び方をする。花のカタチは忍冬そっくりである。この花はウォーキングの途中にあるお宅の物で、窓にからんだ姿がとてもおしゃれ。スイカズラ科スイカズラ属別名ハニーサックル匂い忍冬
<夕化粧>家のベランダで育てている夕化粧今年もたくさんの花をつけた。名前からすると夕方咲いて朝方しぼむ的なイメージだけれどもどうも丸一日(24時間)咲いているものらしい。花径は1~1.5cmくらいの四弁の花はとても可愛らしい。花のカタチは「待つ宵草」の花に似ているが同属なので似るはずである。アカバナ科マツヨイグサ属赤花夕化粧夕化粧
<花水木>花水木は東京市長の尾崎行雄氏がアメリカのワシントン市へ桜を寄贈したお礼として1916年(大正4年)アメリカから贈られたのが最初。その後全国に普及した。以上Webより。花水木の花のカタチが好きだ花びらでシベを大事に包み込むようなカタチである。あたたかい気持ちにさせられる花だ。ミズキ科ミズキ属別名アメリカヤマボウシ花水木
10日三日月8:00地球照(影の部分)<しろつめくさ/クローバー>野原や空き地はいろいろな初夏の草花のまっさかりその中でも目立つのがシロツメクサ/クローバー。花よりもむしろ葉っぱは「四つ葉のクローバー」として人気を集めるしかしその花もかわいらしい白いボンボンがたで緑のじゅうたんの中でひときわ人目を惹く花の球体は小さい花の集合体でひとつの形態は蓮華草によく似たカタチである。ナデシコ科ツメクサ属しろつめくさ/クローバー
<松葉雲蘭/まつばうんらん>日課にしているリハビリウォークも少し距離を伸ばして4kmを目指す図書館のある通りが最遠地点でここに至るまで2度ほど休憩して痛む腰を伸ばすゆっくりなのだが強烈な痛みとしびれには抗えない。道端には松葉雲蘭:まつばうんらんの花が可愛らしい姿で揺れているこの花は大げさな名前に似ず控えめでおとなしい風情の花である。松葉雲蘭
<矢車草の想い出>矢車草を見るといっぺんに幼いあの頃へと誘い込まれる5月になると庭に有った大きな柚の木のとなりに孟宗竹で作った旗竿に鯉のぼりが泳いだ決して大きな鯉ではなかったけれど赤と黒の2匹が元気よくはためきその根元に矢車草が花を咲かせていたこどもの日前には一日がかりでチマキ(アクマキ)づくりがあり庭に大きな釜で炊いて作った日長火の番をさせられた記憶がある。矢車草の想い出
<荒地花笠/あれちはながさ>陶芸教室の行き帰りに通る空き地に見慣れぬ小さな花を見つけた。花径2mmほど調べて見ると「あれちはながさ」という名前だそうな。気を付けなければうっかり見過ごしてしまうような小さな花。拡大するとしっかりした五弁の花である携帯のGoogleレンズを利用しているので画像はあまり良くないが珍しいのでご紹介しとこう。荒地花笠/あれちはながさ
<昼咲月見草>月見草は夏の花と思い込んでいたがそうでもないらしい田んぼの畦にたくさん咲いていると言っても「昼咲月見草」なのだだから昼間でもどうどうと咲いている俗に言う待宵草とは花のカタチが似ているだけで全くの別物待宵草は日が昇るとしおれてしまう。アカバナ科マツヨイグサ属昼咲月見草
<ニセアカシアとは悲しけり>ニセアカシアは有名なのが北海道札幌のアカシア並木だろう日本でアカシアと呼ばれているのはこのニセアカシアで本来のアカシアは「銀葉アカシア」に代表される「ミモザ」のことを指す。歌詞などに出て来る「アカシア」はすべてニセアカシアのことらしい本家の名前で呼ばれず「ニセアカシア」と呼ばれるのは本意ではなかろうこれは日本に渡来した時に本種をアカシアと称したことから起きたことニセアカシアに罪はない。ニセアカシア:マメ科ハリエンジュ属アカシア:ネムノキ科アカシア属ニセアカシアとは悲しけり
白花<紫蘭>蘭の仲間でもっとも丈夫で栽培のしやすい花で主に紫種と白花種があるいずれも地植えだけで株別れしたくさんの花を咲かす蘭特有の気品のある花姿は初夏の暑さの中に涼し気な風をも起こすかのようだ。ラン科紫蘭
<姫小判草>道端には小判草のほかに姫小判草もみのっている姫小判草は小判草の1/10ほどの実で三角形をしたミニサイズの小判草だ草丈は小判草を若干小さくした程度でさほど変わらない。小判を小さくしたという意味で姫小判草と呼ばれるとなるとこれは小粒と呼ばれる貴金属か・・・姫小判草
<小判草>道端に小判がザックザク!今年は豊作のようですきまなくびっしりとなっている。「これがほんとの小判ならイイナ」などとビンボーな私は考えるすると世の中からビンボーという人が消えるだろうナもっともホントの金持ちは道端のこんな草など目もくれないだろうし、第一名前すら知らないだろうだから小判草は庶民のものなのだ。小判草
<えごの花>五月にしては夏日となって体がついて行けない日課のウォーキングだけは休むわけにいかないいきおい木陰を拾い歩きする。道端は今えごの木に花が咲いて見るからに涼しげである。1cmはどの花がいっせいに咲きそろいしかも白いベルのようにそろってぶらさがるさまは見事のひとことに尽きる。えごの花
<夕化粧>この時期お気に入りの雑草家でも一鉢植えて有り今盛んに花を咲かす一日花で朝開花夕方にしぼむまれに白花もあるがめったにお目にかかれない。花が終わったら根本殻夕化粧
<白いれんげ草>近くのたんぼは田起こしが盛んに行われている。今を盛りのれんげ草も次々と耕運機にすきかえられ黒い土へと変化して行く田植えでなしに苗床つくりのための農作業だれんげ草の写真を撮っているとれんげ草の白花を見つけた何百万本何千万本のうちの貴重な一本でめずらしいまるで宝物を見つけたみたいな気持ちになる後何日持つやら気になるところではあるが今のうちにその姿をとどめておこう。白いれんげ草
<あまどころ/鳴子百合>夜の明けるのが随分早くなった。しかも新緑の五月の朝である。早朝ウォークには持って来いの気候なのだ。アマドコロの花が小さなベル状の形をして足元に揺れる。別名:鳴子百合キジカクシ科アマドコロ族あまどころ/鳴子百合
<19日は雨だって一日早めの準晦日月>天気予報は18日夜から下り坂本格的な雨になるらしい。19日は晦日月新月の一日前の極細の月を観測できる予定だったが仕方なく1日前の月をねらう。4時起き東の空は帯状の雲がかかり月など影も形も見えない30分ほどしてから明るくなった空に月のすがたをようよう見つけとりあえずGET!明け方の細い月は見つけにくい。19日は雨だって一日早めの準晦日月
<梅花空木>駐車場へ向かう<通路に一本の梅花空木がある。今その梅花空木が可憐な白い花を咲かせて目をなごませる。梅花という名前がつくだけあって花のカタチはやさしげでしかもつぼみもまんまるとあってなおいい。樹高1.5mくらいで花を愛でるには丁度いい高さである。アジサイ科バイカウツギ属梅花空木
<つた唐草/蔦葉海蘭>小川の石垣に「つたからくさ」がたくさん咲いている。花の大きさは「大犬のふぐり」をきもちおおきくしたぐらい。粒そろいの花は石垣をびっしりうめている。ツル性の雑草で繁殖力がとても強い。蔦葉海蘭(つたばうんらん)ともいう。これは葉っぱがツタの葉に似ているから。オオバコ科ツタバウンラン属ツタ唐草/蔦葉海蘭
<麦秋>峠の畑を久々に尋ねる小さな畑にはすでに刈り入れどきの麦の群落がここちよい風に揺れている。実は麦はまだ青いものと決め込んでいたところがすでに金色食べるためでなくお花の材料にするらしい2m四方位の面積に植えられた麦のなんとも心地よい姿に見ほれた。麦秋
<チェリーピンク>赤でないアカぴんくでないピンクふしぎな色つやつやと若者のくちびるのように恋を知ってか知らずしてか今日もきらきら輝いているチェリーピンク希望のいろチェリーピンク
<匂い忍冬のある飾り窓>ウォーキングの途中におしゃれな花飾りの窓があるお宅がある。今、匂い忍冬(ニオイニンドウ)の花がからまってかすかないい匂いを漂わせている。ニオイニンドウとは忍冬(スイカズラ)の栽培種で芳香があることから「匂い忍冬」と呼ばれる。ここのお宅の住人は花好きと見えて、他には大輪のバラの生け垣やジャスミンの生け垣が通る者を楽しませる。素敵なお宅だ。匂い忍冬のある飾り窓
<五月の花つつじ>五月ももう半ば花々も一段落をして若葉の緑があふれる頃になった。五月の花つつじもさかりを過ぎようとしている。おおぶりの花びらがつばきのように一輪丸まま地面に落ちているのを見て「ア、つつじって散る時はいちりんなんだ」と改めて気づく五月のとある日のことである。五月の花つつじ
<むらさき花菜>春も終わり初夏のにおいがぷんぷんしている。この山間に自生しているむらさき花菜は本来春の花咲遅れたのか花期が長いのかいずれにせよこのむらさきの花群れて咲くととても存在感を発揮する。中国原産アブラナ科オオアラセイトウ属別名:花大根むらさき花菜