恒例の2022年一月場所の私製番付を作成した。 番付は通常関脇以下を編成する。そこで私製 番付は関脇以下の成績をベースとした。ただ し、横綱・大関からの勝利は加えた。横綱・ 大関と対戦するとしないので
★大相撲人気をどうみるか 大相撲はコロナ禍で観客数を5000人以下と 制限しながら、満員にならない日々が続いた。 十一月場所は悲惨だった。コロナ禍とは別な 面から捉えると、次世代のホープが見当たら な
マス席は原則2人、イス席は互い違いに座る というコロナ禍ならではの特殊事情のなかで 満員御礼の垂れ幕が下がった。東京でも名古 屋でもコロナ禍満員でもそんなことはしな かった。福岡では観客数に苦しんでき
全勝照ノ富士対1敗阿炎。誰が場所前この 二人の優勝争いを予想できただろうか。14日 目両者が結びの一番で激突する。阿炎は前日 貴景勝を真っ向から倒して勢いにのっている。 照ノ富士もここまで全勝とこれ以
遅まきながら実現した1敗同士の貴景勝対 阿炎。13日目最大の注目の一番である。相撲 は、貴景勝が先に攻め込むことこそが勝利の 方程式であった。それが、阿炎との攻め合い からまわり込んだため、押されっぱ
12日目、好取組を作成しようと思えばできた。 観客は貴景勝対高安、正代対霧馬山より貴景 勝対阿炎の1敗同士、正代対阿炎のほうが 見たいはず。それをもっと早くやればなお、 よかった。1敗阿炎は2敗玉鷲を
十一月場所の関取休場は現時点で3人である。 最近の傾向からもっと十両以上の休場が出る のでは懸念したが、今年(2021年)最低の 数字になるかもしれない。うれしい誤算に なる可能性が出てきた。このあと
祝日の日の大相撲、優勝戦線がまさかの展開 を迎えた。まず、1敗の御嶽海。対戦相手の 宝富士は3勝6敗と好調なわけではない。 相撲も左四つ寄りと取りにくい相手のわけ ではない。それでも負けるときがあるの
福岡入りして初めての雨となった。以前2回 福岡入りしたことがあるが2回とも雨だった ことがある。それだけではない。羽田に戻っ た時も2回雨だったのだからめぐりあわせが 悪かったとしかいいようがない。幸
日曜の大相撲、空席はそれなりにあるが、 それでも平日よりは入った。新序出世披露が おこなわれたが2人という寂しさであった。 大相撲は冬の時代と書いてきたが、コロナ禍 が沈静化して本場所は人気回復の兆し
7日目、チケット売り場はイス席売り切れの 紙がはられていた。マス席はまだ売られて いたが、それでも平日とは比べものになら ないくらい、お客さんが入った土曜となった。 やはりお客さんが入ると館内の熱気が
かつて春日野部屋には栃錦、栃ノ海、栃東 (父)と続く小兵技能力士の伝統があった。 技の相撲は見るだけでわくわく感がある。 ところが現代は重量級大相撲の全盛期。うっ ちゃりと吊り出しさえ消えつつある。そ
序盤戦が終了した。大栄翔、若隆景、阿武咲 はすでに横綱・大関戦を終えている。隆の勝、 隠岐の海、妙義龍は5日目から横綱・大関戦 が始まった。宝富士、遠藤、高安はまだ対戦 はない。宝富士は6日目大関貴景
が 4日目も横綱・大関は安泰だった。これが あるべき姿であって、大関の負けぬ日はなし 大相撲では困る。次の大関はまるで見通しが たたない。まして横綱を狙える大関となると 誰がなるのか皆目見当がつかない
十一月場所の平日の入りは想像以上によく ない。一言でいえば重傷である。名古屋の 平日もガラガラだったが、福岡はそれ以上 である。前の席でさえ、空席があるのだから、 後ろの席は推して知るべし。 <空席>
今日2日目から十両の北青鵬が休場した。 初日の栃ノ心、出場停止の朝乃山についで 3人目の関取欠場である。だが、今年(2021 年)3人で済んだ場所はない。最も少なくて 関取7人休場である。ケガは重量級
福岡に相撲が戻ってきた。だが、手放しで 喜べない。初日の観客の入りは半分以下の 収容としてもあちこちで空席が目立った。 元々福岡県は人口では埼玉県、千葉県以下 である。これに東京都、人口2位の神奈川県
土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠に ありがとうございます。大相撲のモットーは 足を使い、自分の目で確かめ、人と接する ことです。生で観戦した大相撲をお届けする ために、十一月場所の初日から千秋楽ま
九月場所の優勝争いは2敗横綱照ノ富士と 3敗平幕中位以下の妙義龍の争いとなった。 千秋楽妙義龍が負けて照ノ富士の優勝が決定 した。照ノ富士と妙義龍の直接対決はなかっ た。いわばすれ違いの優勝争いだった
横綱・大関陣は3人と手薄である。誰かが 休場すると手薄をこえて弱体となる。先場所、 部屋ごと休場した白鵬は引退してもういない。 出場する以上、大関はみじめな成績がない ことを祈るのみである。 <照ノ富
2015年は横綱・大関戦がなかった松鳳山だが、 2016年は2場所フル対戦、1場所部分対戦が 実現した。フル対戦2場所はともに5勝10敗 と大敗した。ただし、松鳳山は横綱日馬富士 から2つめの金星を獲
貴景勝は十一月場所で大関通算14場所目に なる。先場所はカド番だったが、3連敗スタ ートでどうなるかと思ったが、なんとか8勝 までもっていった。貴景勝はどうも負け越し が目立つ。大関で5度ある。このあ
大関はときには横綱以上の存在価値を示す、 というのは遠い昔になりつつある。正代は 先場所8勝7敗だった。優勝争いどころか 勝ち越すのがせいぜいであった。それも正代 対貴景勝戦がなくてである。正代はさら
2011年十一月場所、松鳳山は新入幕を果た した。この場所10勝5敗と2ケタ勝利した。 幸先のいいスタートとなった。大関と対戦 したのは2012年七月場所、入幕4場所目で あった。まだ部分対戦であった
十一月場所のチケットの売れ行きが芳しく ない。観客は半分におさえての状況だけに ただならない事態である。福岡だけではない。 東京場所もかけねなしに入るのは14日目、 千秋楽である。名古屋も少しも変わり
照ノ富士は大関降格後、番付を序二段まで 落としながら幕内に復活した。それだけでは ない。ついには横綱にまでのぼりつめたので ある。照ノ富士の新入幕は2014年三月場所で ある。それから44場所かけて横
松鳳山が37歳で幕内復帰を果たした。白鵬が 36歳で引退したばかりであり、立場が異なる とはいえ、そうそうできることではない。 番付発表の日、照ノ富士とともにクローズ アップされた。十一月場所は地元福
横綱の推薦基準に2場所連続優勝がある。 これは第二項だが、一人歩きしてしまって いる。年6場所制で2場所だけを切り取る 危うさが潜んでいる。その前の第一項に品格 力量抜群がある。品格は定義されていない
今年(2021年)の新入幕は翠富士と一山本と わずか2人だった。その2人も現在は十両で ある。これではなかなか活気が出にくい。 新入幕をねらうほかの十両力士の事情はどの ようなものか。探ってみた。 ■
今年納めの十一月場所の番付が発表された。 白鵬の引退承認は番付編成後であり、番付に 名前は残ると伝えられてきた。ところが、 実際白鵬の名前はなかった。確かに引退は 事前に協会に伝えられており、既定の事
「ブログリーダー」を活用して、denkourikiさんをフォローしませんか?
本日も序ノ口炎鵬が登場した。今日は寄り切って勝ったと見た方に聞いた。「年寄株があれば炎鵬に引退をさせたい」との声があった。空き株はないわけではない。元寺尾、元木村山は定年前に亡くなられた。元大徹の湊川
2日目、愛知の相撲仲間と出会った。彼から様々な情報を得ることができた。2日目は客足が早かった。理由は炎鵬が序ノ口に登場するからである。応援空しく敗れたという。首はこわい。体が不自由になる恐れがあった木
七月場所が始まった。初日は幸い危険な猛暑とはいかず、霧雨がいくぶんあったほどであった。 先場所優勝した大の里は新関脇として登場した。対戦相手は番付を成績以上に大きくアップ下御嶽海である。御嶽海はここの
土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。足を使い、この目で見た生の大相撲をお届けするために、七月場所の初日から千秋楽まで愛知県体育館で観戦します。 <七月場所の案内> 名古屋で観戦
14日から酷暑の七月場所が始まる。第2日曜として最も遅い日になった。そのためオリンピックと重なる日が出てくる珍しい興行となった。あくまで予定だが、愛知県体育館が会場となるのは今年が最後である。 <大の
■難敵引き続き3人目以降の難敵をみていこう。 11(××〇×××)10高安かなり接近した対戦成績である。貴景勝が初優勝したときははずみで負けている。もつれると貴景勝は危ない。 1(××××〇●)1平戸
令和元年は五月場所から始まり、現在30場所を経過した。令和2年に1場所中止になっている。開催したものの無観客が1場所ある。また13時入場の場所もあった。 令和の関脇以下の優勝力士キラーは誰か。ただし、
■三賞獲得9回 鶴竜 殊2・技7鶴竜は志願兵だった。大相撲の入門志願をしたため日本語がわかる教授に翻訳してもらい、それを日本相撲振興会に送った。受け取った会長は会員と相談後井筒(元逆鉾)に託して入門が
貴景勝は3場所連続休場中である。三月場所角番だったが、七月場所再び角番である。こうした状況は貴景勝の角番が容易ならざるものにしている。貴景勝の具体的な対戦相手から角番脱出がなるか、検討してみよう。 ■
先場所優勝した大の里。場合によっては七月場所の成績・相撲内容次第では大関もあり得る。実現したら入幕5場所目に大関という年6場所制では驚異の記録になる。 これは大の里がすごいのか。筆者は長年大相撲をみて
■三賞獲得9回今回取り上げる力士は偶然横綱までいった方々である。 旭富士 殊2・敢2・技5立浪(元安念山=2代目羽黒山)部屋の分家大島(元旭國)部屋出身。近大に進学したが、2年のとき中退。柔軟な体で津
大関の座を開け渡した霧島が復帰にむけて始動している。首の痛みが引き、優勝を目指すつもりで10勝以上をあげるという。大関から落ちた直後の場所、10勝以上で復帰できる規定によるものである。 6場所制ととも
照ノ富士の一人横綱が続いている。照ノ富士が新横綱のとき白鵬はコロナ部屋ごと休場だった。場所後引退した。照ノ富士の一人横綱は番付上きたる七月場所で17場所に及ぶ。その照ノ富士は休場がちである。すでに晩年
■三賞獲得9回 大麒麟 殊5・技4体が柔軟でもろざしから吊り。うっちゃりもあった。四つは右四つで素質・素材はすばらしかった。ここ一番に弱く大関のチャンスを2度逃し、3度目で手中にした。優勝はついになか
プロレスの本を読んでいると、相撲につながる知られざる面が多々ある。本は闘魂と王道というタイトルで副題として昭和プロレスの16年戦争としている。著者は堀江ガンツ氏で株式会社ワニブックスより発行された。5
7月に入って、七月場所の番付が発表された。1横綱3大関と寂しくなった。先場所優勝した大の里は新関脇となった。入幕から4場所目のことであるから驚異の新人である。 <大の里(右)> 平戸海が小結に昇進した
阿炎阿炎が優勝したのは2022年十一月場所である。優勝決定巴戦を制しての結果であった。その後の阿炎は73勝62敗である。大関戦は8勝10敗である。負け越しは1場所しかない。阿炎としてはよくやっている、
■三賞獲得8回引き続き三賞8回獲得者をみていこう。 黒姫山 殊4・敢3・技1幕下にいる黒姫山の祖父である。立ち合いの強烈なぶちかましからの突き押しでD51と呼ばれた。再入幕2場所目に敢闘賞を受賞した。
照ノ富士混迷の時代、照ノ富士は3回優勝している。7回目、8回目、9回目の優勝である。それだけ聞くとよくやっていると思いがちだが、つぶさに検討すると、そうはいかない。7回目の優勝後の成績は58勝25敗9
三賞が実施されたのは昭和22年秋場所であった。相撲人気の低迷脱出に記者クラブと相撲協会が考案した。ファンにも力士にも好評であった。優勝はどうしても限られた者、選ばれし者になってしまう。三賞なら誰にでも