chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
denkouriki
フォロー
住所
未設定
出身
中央区
ブログ村参加

2014/06/22

  • 2023年版出羽海の系統

    出羽海の系統で変わった点は2つある。1つが元隆三杉の千賀ノ浦部屋が常盤部屋に変更したこと。千賀ノ浦部屋は元舛田山が春日野(元栃ノ海)部屋から独立しておこした部屋だった。部屋及び出羽一門に後継者がいなく

  • 噂の大相撲

    これからの話は人から聞かされたものであくまで噂の域を出ないものである。まず、そのことをお断りしておく。 ●松鳳山が協会に残れなかったわけ 表面的には年寄株がなかったからである。あるいは長い間元若嶋津の

  • 空中線

    空中戦というとプロレスのイメージが大きい。サマーソルトキックのエドワード・カーペンテア。連続ドロップキックの名手、フラインクロスチョップのミル・マスカラス。しかし、多彩な空中技で最も強烈な印象を残した

  • ヤング幕下6人衆

    幕下には20歳以下の力士が14人ほどいる。若さは成長につながる。そして幕下を突破するには当然幕下の成績がよくなくてはできない。そこで20歳以下で幕下の成績がいい6人を選んでみた。それが以下である。 向

  • 高安優勝はあるのか

    きたる五月場所、高安は幕内上位に戻ってくる。三月場所は途中まで全勝だったが、優勝争いには加われなかった。これまで優勝争いをしてもことごとく逃してきた。だから、いまだに高安優勝待望は絶えない。 <高安>

  • 2023年五月場所チケット事情

    三月場所は思いがけず、15日間満員御礼だった。協会のホームページには完売御礼が表示された。去年当日売りがあったが、今回はなかった。見た目は札止めまでいっていないように映ったが、大相撲人気はコロナ緩和と

  • 豊昇龍の壁

    豊昇龍は現在7場所連続小結・関脇在位中である。きたる五月場所も関脇だから8場所に記録は伸びることになる。この7場所はすべて勝ち越している。 それでいて大関は見えてこない。ここ1年間の成績は54勝36敗

  • 混迷の時代!優勝者の翌場所の成績

    現在8場所連続優勝者の顔ぶれが異なる状態が続いている。場所前の優勝予想がまったくできない。誰が優勝するのかやってみないとわからない日々が続く。 優勝の内訳は横綱1、大関1、関脇3、前頭上位2、前頭中位

  • 新入幕11勝以上は出世する?

    さる三月場所、新入幕金峰山は11勝4敗で敢闘賞を受賞した。そのパワー相撲は幕内でも通用した。上位の阿炎にも勝っている。五月場所は幕内上位までいかないと予想される。だが、上位戦が楽しみな力士ではある。

  • 連続写真で見る死闘朝乃山対落合

    三月場所、最大の死闘は千秋楽十両最後の一番、朝乃山対落合戦であった。大関復帰を目指す朝乃山、幕下1場所で突破した落合。落合は、髪は伸びたが短髪である。 千秋楽の思いがけない大熱戦に館内は驚き、沸き立っ

  • 琴ノ若を琴ノ若父・琴櫻と比較

    昨年の七月場所で成長を見せた琴ノ若だが、その後目立った活躍はない。ただ、じわじわと番付をあげ、小結2場所を経験した。きたる五月場所も小結と予想される。ここで改めて琴ノ若と琴ノ若父・祖父琴櫻と比較してみ

  • 一人大関の場所数記録保持者貴景勝

    現在貴景勝は一人大関である。これは正代の大関降格によって生じたもので、きたる五月場所で3場所目になる。実は貴景勝は以前一人大関の経験がある。豪栄道が引退したときである。このあと朝乃山が新大関となり一人

  • 御嶽海は限界なのか(土俵の目撃者とChatGPTのコラボ)

    御嶽海は限界なのか 御嶽海(みたけうみ)は、相撲界のトップである横綱の一人であり、非常に強い相撲を取る力士の一人です。しかし、彼が限界に達しているかどうかは、現時点では明確には言えません。 相撲は、体

  • 御嶽海は限界なのか

    三月場所、御嶽海は前頭3枚目で4勝11敗と大敗した。これで6場所連続負け越しである。昨年の七月場所はコロナ部屋ごと休場だから厳密には負け越しとは言い切れない。2勝4敗1コロナ不戦敗8コロナ休場である。

  • 短縮され過ぎた三月場所の大相撲総合放送

    三月場所は、大相撲中継にとって鬼門である。高校野球が七日目の18日から始まった。学生さんの野球がプロスポーツをおしのけて放送する。大相撲は16時か16時5分から総合で始まる。大相撲も軽く見られたもので

  • 現代最強力士は誰か

    テーマは「現代最強力士は誰か」だが、通常なら番付通りなのである。だが、横綱照ノ富士は休場続きだし、ひざを手術した後遺症も心配である。なにより休場後、土俵感覚がすぐには戻らない。さらに、31歳という年齢

  • 朝乃山のカムバック街道

    三月場所、朝乃山は十両東筆頭で13勝2敗をあげ、幕内復帰を確実にした。本来なら一月場所の優勝で幕内に上がっても不思議はなかった。しかし、空き枠がなく、不運にも十両にとどまった。 朝乃山はケガではなく、

  • 休場続く照ノ富士

    三月場所、全休した照ノ富士。これで4場所連続休場となった。連続休場は不戦敗をいれて53となった。こんなに休場ができるのも横綱ならではである。横綱の特異性がなせる業である。 <横綱の土俵入り> プロ野球

  • 対戦成績つき!翠富士の不可解な取組

    三月場所の翠富士は10連勝で漁夫の利優勝かと思わせた。それは場所中は優勝圏内との直接の対戦が組まれなかったためである。同時に大いに疑問をもった。あらためて翠富士の対戦成績から対戦相手を振り返ってみよう

  • 霧馬山の幕内街道

    三月場所、霧馬山は千秋楽、本割と優勝決定戦で大栄翔に連勝して初優勝した。こうした快挙は珍しい。霧馬山で10例目である。ちなみに過去9例は以下である。 <優勝霧馬山> 霧馬山は、素材はいいといわれながら

  • 大相撲優勝・次点力士 続令和初期編

    優勝力士は覚えていても次点力士は忘れ去られていく。稀勢の里は優勝2回だが、惜しくも優勝を逃した次点は10回ある。最多次点は白鵬の19回である。 <白鵬> ここでいう次点は優勝に次ぐ成績だが、同点の場合

  • 貴景勝の復活はあるのか

    三月場所、思いがけず前場所優勝の貴景勝が休場してしまった。大関での休場は22場所中7場所である。毎年1~2回は休場している。今年は早くも休場となり、1年フル出場はならず、またも遠ざかった。 <御嶽海戦

  • 大関昇進 その成績 2023年版

    一月場所11勝、三月場所12勝優勝をなし遂げた霧馬山の大関昇進は五月場所に持ち込まれた。大関は貴景勝一人である。こういうときは過去において甘い成績でも大関に昇進させたケースがあった。若羽黒、北の富士、

  • 2023年三月場所総評

    ★大相撲は15日間満員御礼だった コロナが薄れたこととともにお客さんが戻ってきたとはいえ、予想外の出来事だった。今場所は検温はなく、飲食の規制もなかった。むろんマスク規制もなかった。協会のホームページ

  • 2023年五月場所私製番付

    番付編成は基本関脇以下を編成することである。そこで関脇以下の成績を基とした。ただし、大関に勝った星は加えることにした。今は横綱・大関が手薄のときだが、7人いたときは上位で勝ち越すのは容易でなかった。

  • ■23春千秋楽 決戦2番勝負を斬る

    2敗大栄翔か3敗霧馬山か。千秋楽結びの一番で決着する。霧馬山が3敗目をきっしたのは、7日目である。3敗は正代、阿武咲、琴ノ若によるものである。8日目から驚異の7連勝して千秋楽を迎えた。その精神力は恐る

  • ■23春14日目 優勝戦線に変化!大栄翔・霧馬山の争い

    若隆景が14日目から突然休場した。前日対戦した琴ノ若戦で右ひざのじん帯の損傷などで、およそ3カ月間の治療が必要と診断された。結構重症である。千秋楽を前にして現在最高位の関脇である。 <休場した若隆景>

  • ■23春13日目遅きに失した大栄翔対翠富士がまさかの形で14日目実現

    各段の優勝が概ね決まる13日目。幕内優勝戦線にも変化があった。2敗トップタイの大栄翔は明生と対戦した。すでに4勝8敗と負け越している明生は敵ではなかった。大栄翔の突き押しにあっさり突き出された。大栄翔

  • ■23春12日目優勝圏内同士の対戦がなぜか少ない翠富士

    1敗翠富士は関脇で最も成績が悪い5勝6敗の若隆景と対戦した。どうも翠富士は優勝を争う力士との直接対戦がことごとく避けられている。それでも若隆景対翠富士は激しい動き・攻防のなか、最後は若隆景が上手出し投

  • ■23春11日目2敗遠藤は関脇戦、2つも星のいい翠富士が小結戦

    全勝翠富士は7勝3敗の小結若元春と対戦であった。2敗の遠藤は関脇で7勝3敗の豊昇龍戦。遠藤より優遇されている翠富士ってどういうこと?と言いたくなる。翠富士は成績とは裏腹にどうも安易な対戦相手になりがち

  • ■23春10日目 翠富士優勝か

    10日目、全勝翠富士は三役と対戦した。4勝5敗の小結翔猿である。三役のなかでは打倒翠富士の可能性が最も低い力士である。審判部としては貴重な対戦にわざわざ翔猿を選んだ。その結果、上手が取れない翔猿を翠富

  • ■23春9日目 本日のメインイベントは琴ノ若対正代

    9日目のメインエベントは全勝翠富士対5勝3敗の宇良ではない。1敗大栄翔対1勝の玉鷲でもない。どちらもわくわく感がない。そして予想通り翠富士、大栄翔が順当に勝った。 <正代、琴ノ若を追い込みきれず> 小

  • ■23春8日目 全勝翠富士対1敗大栄翔戦の早期実現を望む

    横綱・大関休場のなか、優勝争いは激しさを増してきた。残念ながら現時点では関脇陣は蚊帳の外である。むろん、今後の展開次第では 3敗優勝が視野にはいることは十分あり得る。 8日目、1敗の高安がまず登場した

  • ■23春7日目 優勝戦線異常あり

    貴景勝が7日目から休場した。幕内の土俵入りで姿が見えなかった。突然の休場に驚く観客の声が聞こえた。貴景勝は2回目の優勝後も休場している。横綱・大関という支柱を大相撲は失った。関脇以下だけの場所は記憶に

  • 23春6日目 御嶽海戦に出た貴景勝の法則

    結びの一番貴景勝対御嶽海戦で「貴景勝の法則」が出た。それは押せないときの貴景勝は危ないという法則である。むろん貴景勝は果敢に押して出るが、御嶽海は後退しない。押し切れない。はたきに出るが効かない。御嶽

  • ■23春5日目 暗転の関脇陣

    関脇陣がもう一つぱっとしない。4日目まで5勝7敗である。霧馬山は3勝1敗だから特に悪いわけではない。豊昇龍は2連勝で2勝2敗と調子を戻してきている。若隆景は4連敗とこれ以上ないワースト成績である。それ

  • ■23春4日目 貴景勝苦手阿炎の戦法に2敗

    相撲は阿炎の突き離しを貴景勝が左から押し上げ、最期押し出した。貴景勝は苦手対策ができていた。同じ負け方はせず、貴景勝は大関の面目を保った。これが先場所の貴景勝対阿炎の相撲内容であった。 苦手阿炎との対

  • ■23春3日目 貴景勝が弾丸相撲で正代を圧倒

    3日目も満員御礼となった。この分だと千秋楽まで続くかもしれない。「横綱休場なのに満員御礼か」という声が聞こえた。外国人客もかなり目立つ。大相撲の人気復活は喜ばしいが、早く新しい英雄が出てきてほしいが本

  • ■23春2日目 満員御礼の中で意外な強者出現と微妙な勝負展開

    2日目に満員御礼の垂れ幕が下がった。全く予期しない出来事だった。平日・序盤は鬼門だった。それが満員御礼なのだから、コロナの影響が薄れるとともに人気が戻ってきたのだろうか。 見た目だが、9割以上の入りだ

  • ■23春初日 貴景勝暗雲のスタート

    横綱照ノ富士休場で今場所も結びの一番を取る貴景勝。結びは小結との対戦になるのが慣例。小結は4人いるがよりによって翔猿になるとは。貴景勝はここ2場所12勝している。逆にいうとここ2場所3敗していることに

  • 2023年3月 お知らせ 賢明な読者の皆様へ

    土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。足を使い、この目で見た生の大相撲をお届けするために、三月場所の初日から千秋楽まで大阪府立体育館で観戦します。 <三月場所の案内> 恒例の観戦

  • 2023年三月場所直前考

    貴景勝の横綱に関してはこれまで記述した通りである。2場所連続優勝は、品格力量抜群ではない。また、こういう史実あることだけは知っていただきたい。玉錦は大関で3連覇しても横綱にあがることはなかった。千代ノ

  • ここ1年 上位の年間勝ち越し力士は誰

    今実力ナンバー1は誰か。番付上は横綱照ノ富士だが、休場が多くなって出場数は激減している。大関貴景勝かといえば、そういえる。両力士のここ1年、すなわち2022年三月場所から2023年一月場所までの上位成

  • 貴景勝15番勝負 下

    引き続き貴景勝15番勝負をみていこう。 <優勝貴景勝> 5(●●●●〇×)4若隆景一月場所は取組編成のまずさから対戦が実現しなかった。貴景勝はここ1年では負け越しているだけに優先すべき取組であった。対

  • 続 消えた横綱の部屋 4

    人気力士だった大関貴ノ花は引退後しばらくして二子山(元初代若乃花)部屋から独立して藤島部屋をおこした。部屋をつくるにあたって、おかみさんから2つの条件がだされた。いじめと工作相撲の禁止であった。だから

  • 武将山の出世街道

    武将山は相撲少年だった。相撲は7歳から始めている。水戸の水戸尾曽相撲道場に通っていた。ここは師匠の元武双山の父の相撲場であった。高校は相撲の名門埼玉栄高校へ進学した。 入門は元武双山の藤島部屋であった

  • 貴景勝15番勝負 上

    三月場最も注目を集める力士が大関貴族景勝である。貴景勝は3回優勝しているが、初優勝後は11勝したが2回目の優勝後は休場している。3回目の優勝後は吉と出るか凶と出るか。対戦相手別にみていこう。 <一月場

  • 横綱論!2場所連続優勝に待った

    横綱とは何か。ほかのスポーツにはまったく見られない大相撲独特の地位である。ボクシングは世界チャンピオン制で負けるとその座を失う。プロ野球のタイトルは1年限りで翌シーズンはゼロからの出発である。将棋の名

  • 北青鵬の出世街道

    北青鵬は北海道札幌出身と紹介されるが、国籍はモンゴルである。ただ、5歳から札幌に住んでいた。モンゴル生まれの日本育ちである。7歳で相撲を初めている。白鵬とは札幌巡業と韓国で会っている。白鵬の進言で鳥取

  • 続 消えた横綱の部屋 3

    2代目若乃花の失敗の始まりは師匠二子山(元初代若乃花)の娘と結婚したことである。当時、それほど乗り気でない様子がうかがえた。事実、1年2カ月でスピード離婚している。のちに2代目若乃花は銀座のママと再婚

  • 2023年3月幕内年齢番付

    幕内力士の年齢番付を作成した。昨年3月と比較すると 引退が3人、十両以下に落ちた力士が9人だから相当数入れかわったことになる。逆に言うとそれだけ新しい力が入幕したことになる。それがさっそく表れた。以下

  • 金峰山の出世街道

    金峰山が入幕を果たした。三段目100枚目格付出でスタートして8場所で幕内となった。本人は「できればもう1、2場所早くあがりたかった」とこれくらいでは満足していない。そんな金峰山はどんな出世街道を歩んで

  • 2023年三月場所番付を読み解く

    三月場所の番付が発表された。先場所小結で11勝4敗をあげた霧馬山が新関脇になった。前頭筆頭で10勝をあげた大栄翔と8勝の翔猿がともに小結に返り咲いた。 <新関脇霧馬山> 西小結で8勝の琴ノ若と西小結2

  • 両雄激突!常陸山対太刀山

    常陸山と太刀山は横綱が実質地位化した常陸山以降では10大横綱にはいる大横綱である。常陸山は角聖と呼ばれ、2代目梅ヶ谷とともに明治の黄金期を築いた。相手に相撲を取らせてから勝つ横綱相撲のイメージは常陸山

  • 消えたけたぐり

    重量級大相撲になってうっちゃりとつり出しが消えた、と言われた。それでも幕内ではどうにか見られる。栃ノ心はつり出しをたまに見せることがある。昨年は3番あった。うっちゃりは決まらず、寄り倒されることが多い

  • 続 消えた横綱の部屋 2

    ニ所ノ関一門の繁栄は分家を奨励し、弟子の育成をはかってきたことにある。この方針は元玉ノ海の二所ノ関のとき、打ち出された。部屋持ちにならないとおべっかを使うことになる光景に嫌気をさし、弟子の光は七光にし

  • 現代元横綱年寄事情

    2019年一月場所中、横綱稀勢の里が引退した。そのとき元横綱出身の親方は元北勝海の八角、元大乃国の芝田山、元旭富士の伊勢ヶ濱、元武蔵丸の武蔵川だけだった。わずか4人しかいなかった。大鵬が引退したときは

  • 若隆景 カモと苦手

    若隆景はきたる三月場所で7場所連続関脇在位になる。上位安定度は抜群で、実力者といっていい。かつて御嶽海は関脇以下最強であった。いまや現時点ではそれは若隆景に移ったといっていい。 <若孝景> その若隆景

  • 続 消えた横綱の部屋 1

    2022年2月から3月において「消えた横綱の部屋」を掲載した。横綱の代でいうと朝潮で終わっている。当時は時代が古く、ピンとこず、必ずしも好評ではなかった。ここからは大鵬以降になるのでいささか身近に思え

  • 80歳を迎えた大相撲解説者

    大相撲の解説者である北の富士さんは80歳である。3月末には81歳を迎える。元横綱としても最長老である。北の富士さんが大相撲の解説者になったのは53歳のときである。約27年間に及ぶ解説者人生になる。 明

  • 鵜呑みにできない大相撲

    日本史は絶えず見直されている。関ヶ原から2キロに玉城があったことがわかり、秀頼と毛利輝元が入るためつくられたとみられる。桶狭間の戦いは信長の誘い出しであり、信長軍は弱小ではなかった。しかるに相撲史はど

  • 変貌する現代相撲部屋の継承

    部屋の継承というと弟子と年寄株というのが通常である。建物は複雑な事情から引き継がれないケースが多い。ところが最近弟子は継承するが、部屋名が変更という場合が出てきた。 新しいところでは入間川(元栃司)部

  • 魁皇の幕内対戦成績50回以上 下

    引き続き魁皇の幕内対戦成績50回以上をみていこう。前述した千代大海は初戦が平成10年三月場所から平成22年一月場所までだった。今度の相手はそれより期間が短い。それでも9年半に及んだ。その相手は貴ノ浪で

  • 東西制から系統別へ 歴史的大もめ

    東西制は明治43年夏場所、国技館開設とともに始まった。もっともそれ以前も取組は東対西であった。それを東西の優劣を決める団体戦にしたわけである。勝ったほうが翌場所東にまわる。現代の部屋別総あたり制を見慣

  • 3関脇の共通点

    タイトルにある3関脇とは三月場所番付で想定される関脇若隆景・豊昇龍・霧馬山を指す。次の大関に期待したことがあり、今後期待される力士もいる。それでは、若隆景、豊昇龍、霧馬山の3力士に共通することは何か。

  • 魁皇の幕内対戦成績50回以上 上

    幕内対戦50回以上はなかなか達成できない記録である。ともに息が長く、近い地位という条件を満たさなければならない。魁皇は大関在位65場所の最長在位記録の持ち主である。そして幕内対戦50回以上の相手は千代

  • 一人大関・5人の元大関というバランスの悪さ

    現在貴景勝の一人大関である。番付上何とも寂しい現実である。本来は大関に昇進するチャンスであるはずだが、その気配はまだ感じられない。 これに対し元大関は5人もいる。朝乃山は出場停止による降格である。だか

  • 白鵬杯が国技館へ帰ってきた!

    2月12日に白鵬杯が国技館へ帰ってきた。2021年はコロナで中止。2022年は4月に大田区総合体育館で開催された。時期も場所も異なったためチェックしていなかった。 <白鵬杯の看板> 久々の国技館開催だ

  • さようなら松鳳山

    松鳳山福岡県出身 松ヶ根部屋から二所ノ関部屋(共に元若嶋津)さらに放駒(元玉乃島)部屋へ最高位小結 殊勲賞1回 敢闘賞3回 金星5個永い間元若嶋津の部屋の看板力士であった。体型は大きくないが、元琴錦の

  • 相撲界から消えたモノ

    ■一代年寄始まりは大相撲の継承発展を考える有識者会議の提言だった。一代年寄は横綱一代限りの特例で継承できず、伝統の継承と矛盾する異形の形と表現した。その根拠は公益財団法人になってから、一代年寄の根拠は

  • 番付5年間の変化

    2023年一月場所番付から5年前の番付は2018年一月場所の番付にあたる。栃ノ心が初優勝し、阿炎、竜電が新入幕した場所である。5年間で番付はどのように変化したのだろうか。それが以下である。 <栃ノ心初

  • 続10大横綱の小結関脇時代

    引き続き10大横綱の小結関脇時代をみていこう。ここからは部屋別総当たり制での横綱である。 北の湖輪島、貴ノ花、魁傑の時代が来るとの見方に割って入ってきた力士が怪童北の湖であった。新小結では4勝11敗と

  • 10大横綱の小結関脇時代

    10大横綱は実質横綱が地位化した常陸山以降の横綱を意味する。大横綱の小結関脇はどうであったか。調べてみた。 常陸山常陸山が関脇だった時期は明治33年夏場所から2場所である。小結の経験はない。横綱は小錦

  • 短命横綱考

    いったん横綱になれば、引退後は元横綱。そんな単純な図式で横綱ははかれない。横綱でもピンキリがあり、格付けがある。弱い横綱と大横綱は同格ではない。そんななか今回は短命横綱について考察してみることにした。

  • 大相撲トーナメント観戦記

    大相撲トーナメント大会が復活した。2020年以来である。昨年はコロナ部屋ごと休場騒ぎで中止せざるをえなかった。マス席は2人マスだった。2階席は50%台の入りに見えた。白鵬引退大相撲の後だけに影響が出て

  • 2大変化の福祉大相撲

    福祉大相撲に行ってきた。2020年以来の久々開催である。昨年も開催予定だったが、部屋ごとコロナ休場が多発して中止に追い込まれた。 久方ぶりの2023年の福祉大相撲は2つの変化をともなっていた。1つは福

  • 現役力士の優勝者からの勝利数

    一月場所、阿武咲は一時トップに立ちながら最後連敗して優勝を逃した。その反面、実は阿武咲は現役力士では優勝にかかわる記録の持ち主である。それは優勝力士からの勝利数である。詳細にみていこう。 <阿武咲>

  • モンゴル3横綱を比較

    モンゴル出身の横綱は5人いる。朝青龍と白鵬は横綱中の大横綱である。比較したいのは日馬富士、鶴竜、照ノ富士である。この3横綱は横綱になった年齢が近い。日馬富士と鶴竜は28歳、照ノ富士は29歳であった。3

  • 止まらない12勝優勝

    一月場所は大関が優勝したが、成績は12勝3敗だった。この1年(2022年三月場所から2023年一月場所まで)6場所中5場所が12勝3敗優勝だった。若隆景が12勝優勝したのは昨年の三月場所だった。その後

  • 照ノ富士 出場は大勝負のとき

    1月30日、照ノ富士が奉納土俵入りをおこなった。非公開のようだった。すでに引退大相撲では横綱の土俵入りをしている。ただし、取組は休場した。三月場所の出場は明言しなかった、という。 <照ノ富士の土俵入り

  • 大関誕生様々

    現代は一人大関である。しかし、御嶽海が大関になってから1年しかたっていない。大関の弱体化が一人大関を生んだ。今こそ大関が求められる時代はない。しかし、若隆景、豊昇龍、霧馬山、琴ノ若は決め手に欠けている

  • 豊響引退大相撲レポート

    豊響山口県出身 境川(元両国)部屋 最高位前頭2枚目 幕内52場所敢闘賞3回 白鵬から金星1 その豊響が引退したのは2021年七月場所前であった。最後は幕下19場所を務めた。36歳であった。その豊響

  • 白鵬引退大相撲レポート

    白鵬の引退大相撲は様変わりなカタチでスタートした。入場者は正門ではなく、南門からの入場だった。ここではチケットをみせる必要がなく、1階席と2階席で入り口が分かれていた。1階は1階で、2階は2階でもぎり

  • 貴景勝をめぐるある記録

    一月場所3回目の優勝を成し遂げた貴景勝。3場所連続平幕優勝でストップし、大関がようやく優勝した。大関といっても御嶽海去り、正代が大関の座を明け渡し、今は貴景勝一人である。孤軍奮闘のなかでの優勝だった。

  • 横綱昇進!その成績

    一月場所、貴景勝が優勝したことで、早くも三月場所は横綱をかける場所という声があがっている。それは2場所連続優勝が横綱昇進基準として浸透しているからである。しかし、この基準には危うさが潜んでいる。1.年

  • 写真で見る落合7番勝負

    幕下15枚目格7戦全勝の落合の十両昇進が決定した。2000年、現行規定になってから1場所での昇進は初めてである。鳥取城北高校で高校横綱を2度獲得している。卒業後は社会人として実業団選手権を制している。

  • 貴景勝優勝あとの成績

    一月場所、一人大関貴景勝は苦難のなか3回目の優勝を達成した。優勝は2年間空いてのことだから久々のことになった。昨年(2022年)は6場所優勝者が異なった。そこに大関の優勝はなかった。それだけに今度の優

  • 2023年一月場所総評&私製番付

    ★一月場所の優勝争いについて 千秋楽相星決戦となったが、貴景勝と琴勝峰では対戦相手に差があり過ぎた。琴勝峰は上位3番、そのうち三役はたった一番。琴勝峰が優勝なら権威なき優勝だった。途中優勝のトップに立

  • ■23初 千秋楽 意外なカタチで貴景勝が優勝

    前日見どころとしてあげた朝乃山は北青鵬に勝って14勝1敗とし、幕内復帰を決定づけた。十両と幕下の入れ替え戦は下記になった。●十両10照強5勝9敗-幕下1玉正鳳3勝3敗○〇十両12貴健斗6勝8敗-幕下5

  • ■23初 14日目 思いがけない方向にいった優勝争い

    優勝の行方はますます混迷を深めてきた。 今場所初の三役戦となった3敗阿武咲。9勝4敗小結霧馬山と対戦した。貴景勝を別にすると三役で最も成績がいい。勝負はあたって霧馬山が左から突き落とした。一瞬の勝負だ

  • 23初 13日目 貴景勝対阿武咲!決戦を斬る

    2敗トップの阿武咲を3敗の大関貴景勝が追うという、何とも奇妙な図式になった。そのからくりは阿武咲が前頭5枚以下との対戦が11番あるということだ。貴景勝の2関脇(若隆景・豊昇龍)4小結(霧馬山・琴ノ若・

  • ■23初 12日目 貴景勝の破綻は権威なき平幕優勝へ繋がる?

    貴景勝は自分の押し相撲が取れず、霧馬山に左を差され、すくい投げで土俵にはった。霧馬山を押せなかった。連敗である。一時は1敗で単独トップに立ったが、ここにきて急速に調子を落とした。 <貴景勝、霧馬山に敗

  • ■23初 11日目 幕内は上位クラスとそれ以下は所詮別もの

    1敗貴景勝は琴ノ若と対戦した。分のいい相手である。押し勝ったのは琴ノ若。押し戻す貴景勝。探り合いから琴ノ若が思い切って出て土俵下に豪快に押し倒した。「押せなくなったときの貴景勝は危ない」という貴景勝の

  • ■23初 10日目 急速に冷え込んだ優勝争い

    豊昇龍が休場した。4敗目で優勝戦線から脱落である。ただし、11日目は出場してくる。千秋楽の不戦敗は別にすると、不戦敗のあとの出場はこれまで大内山、琴勇輝が2度やっている。この記録に豊昇龍が加わることに

  • ■23初 9日目 波乱ではなく上位は紙一重の実力差

    優勝を争うと見られた2敗豊昇龍と同じく2敗の大栄翔がそろって敗れた。 2敗豊昇龍は若元春と対戦した。立ち合いから激しく攻め合い。若元春は左を差して出るところを豊昇龍が強引な小手投げにいってつぶされた。

  • ■23初 8日目 場所の行方

    8日目を迎えれば優勝のカタチが見えてくるとこれまで書いてきた。 1敗貴景勝は錦富士と対戦した。貴景勝は押すしかないが、思いがけず錦富士が突き離しで対抗。両者激しい応酬。そのなかから錦富士がまさり出るが

  • ■23初 7日目 満員御礼の中の激闘と大熱戦

    落合が幕下で勝ち越しを決め、十両で朝乃山が7連勝した7日目。今場所4度目の満員御礼となった。人が多いと感じたのは抽選会場に長い列ができていたことからもわかった。 1敗大栄翔は2勝4敗の佐田の海と対戦し

  • ■23初 6日目 苦手相手に明暗を分けた貴景勝・豊昇龍

    幕下15枚目格付出で注目の落合が老練明瀬山と対戦した。四つに組んでどうなるかと思った瞬間、落合のあざやかな内掛けが決まった。すかっとする切れ味だった。落合の強さをみせつけられた。これで3勝である。 平

  • ■23初 5日目 豊昇龍、大栄翔の突きに苦杯

    押し相撲は怖い。4勝豊昇龍対1敗大栄翔は、豊昇龍が立ち合い勝って踏み込んだ。だが、大栄翔の逆襲の強烈な突き押しで一気に白房下土俵に豊昇龍を突き倒した。豊昇龍は立ち合い二の矢がなかった。逆に大栄翔は立ち

  • ■23初 4日目 豊昇龍、快調玉鷲を撃破

    朝乃山が對馬洋を寄り切って4連勝と快調である。四つ相撲ではまず、朝乃山のモノである。ここまで貴健斗、千代栄、白鷹山と番付の近い力士が対戦相手である。5日目も魁勝である。朝乃山に全勝優勝を期待する方がい

ブログリーダー」を活用して、denkourikiさんをフォローしませんか?

ハンドル名
denkourikiさん
ブログタイトル
大相撲!土俵の目撃者
フォロー
大相撲!土俵の目撃者

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用