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大相撲データアナリストの大相撲日記 http://blog.livedoor.jp/search_net_box/

大相撲データアナリスト(自称)が大相撲について感じたことを、定量・定性で語っていきます。

大相撲データアナリスト横尾誠(search_net_box)
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2017/04/09

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  • ■1867 令和6年9月場所9日目雑感

    大の里は9連勝。霧島も勝利し1敗を守り8勝目。勝ち越しを決めた。だが2敗の琴櫻に土がつき、琴櫻は3敗。先頭に3差を付けられてしまえば、優勝は絶望的ともいえる状況になったか。2敗は平幕の4人となった。それにしても大の里が強い。そんな9日目を振り返る。■技能賞大の里!

  • ■1866 令和6年9月場所中日雑感

    大の里が8連勝で勝ち越しを決めた。霧島も1敗を守った。2敗には琴櫻ほか7人。琴櫻の2敗目に残念感はあったものの、それなりに勝つべく人が勝っている状況とも言えるのではないだろうか。序盤で星を落とした豊昇龍も4勝4敗と五分に戻した。そんな中日を振り返えろう。■強すぎ

  • ■1865 令和6年9月場所7日目雑感

    大の里は平戸海を下し7連勝。1敗力士は霧島は物言いがついた相撲にはなったものの、白星。1敗をキープしたが、琴櫻は若元春に敗れ2敗目を喫し、1敗以内の力士が2人となった。果たしてこの先どうなっていくか。そんな7日目を振り返る。■大の里に弱点はあるのかそれにしても今

  • ■1864 令和6年9月場所6日目雑感

    5日目の時点でただ1人全勝となった大の里は6日目も全勝を守った。1敗力士で1敗を守ったのは琴櫻と霧島だけ。6日目終了時で1敗以内の力士が3人。それも大関と関脇2人だ。もうこうなったら、いくら「横綱ではない」とはいえ、この3人のうちの誰かが優勝しないといけない場所に

  • ■1863 令和6年9月場所5日目雑感

    正代、霧島、琴櫻に土。大の里は勝利し幕内では唯一の初日から5連勝となった。霧島に勝った平戸海は小結2場所目で先場所に引き続いての好調。力をつけてきた、序盤4勝1敗で乗り切ったが、1敗は5日目に1敗目を喫した力士や平戸海を含め7人だ。■平戸海のスピードについていけ

  • ■1862 令和6年9月場所4日目雑感

    4日目を終えて全勝は琴櫻、大の里、霧島、正代。初日に良かったと感じた人がそのまま全勝を保っている。そんな印象だ。そして1敗に平戸海ほか8人。まだまだ先は見えづらいが、今のところ大きく荒れている雰囲気はなく、勝てる人はちゃんと勝っている。そういう序盤戦と言えそ

  • ■1861 令和6年9月場所3日目雑感

    初日を見て好調、今場所はよさそうと感じた琴櫻、霧島、正代揃って3連勝。その他、大の里、遠藤、佐田の海。この6人が3連勝スタートだ。連敗スタートだった貴景勝は3日目より休場。途中から出てくる雰囲気は感じられず、来場所は平幕からの出直しとなりそうだ。そして、琴櫻

  • ■1860 令和6年9月場所2日目雑感

    2日目終了。役力士の連勝スタートは琴櫻、大の里、霧島だ。豊昇龍も初日を出した。比較的落ち着いていた日とは言えそうだが、序盤はこれでいいのだろう。場所はどこで動き出すのか。そんな2日目を振り返ってみよう。■攻めの強さを見せた琴櫻琴櫻が強かった。どちらからと言

  • ■1859 令和6年9月場所初日雑感

    さて令和6年9月場所が始まりました。今場所もよろしくお願いいたします。横綱照ノ富士が休場。貴景勝も関脇に陥落したため、琴櫻と豊昇龍の2大関。そして関脇が4人の番付。最早、これだけで何か混戦になってしまうだろうと思わせてしまうような番付だ。とはいえ、どんな場所

  • ■1858 玉鷲偉業達成なるか~連続出場記録~

    私がちらっとでもこの記録について触れたのは2017年が最初のことだった。「■277 休まないということ」という記事で触れている。その翌年には「■499 連続出場」という記事も書いた。とはいえ、この時でまだ玉鷲、32歳、33歳だ。玉鷲が40歳まで続ければ。そういう「仮定」で

  • ■1857 幕下上位、負け越し。番付はどこまで下がる

    新番付、幕下を見て直感的にではあるが、風賢央落ちすぎじゃないか?と感じた。東筆頭の2勝で13枚降下の東14枚目。ここまで落とされた。1月場所、幕下4枚目だった羽出山が1勝6敗。番付を25枚目まで落とし、これもそこそこ落としてきたなと感じてはいたのだが、感覚的にはこれ

  • ■1856 6勝9敗、番付維持

    昨日26日、9月場所の新番付が発表された。大方では大部分の「予想屋さん」が大きく予想を外しづらい7月場所の成績ではあったとは思うが、幕尻で6勝9敗だった錦富士の幕内維持を予想できた予想屋さんはほぼいなかったのではないだろうか。私も錦富士は十両陥落。阿武咲が幕内

  • ■1855 優勝10回時点での通算成績

    7月場所、照ノ富士は10回目の優勝を果たした。歴代15人目の偉業である。もちろん年6場所制が定着する前の力士と今の力士では優勝10回の難度は異なるわけだが、それでも長い大相撲の歴史の中で15人しかいない記録は立派と言い切ってよいだろう。では、そんな照ノ富士を含めた

  • ■1854 初の2場所連続負け越し

    7月場所、豪ノ山が負け越した。5月場所に引き続き2場所連続での負け越し。豪ノ山にとって入門以来初の2場所連続負け越しだ。2場所連続負け越しというのは、ある意味、初めて当たった壁とも言えるのではないだろうか。もちろん豪ノ山に限らず、勝ち越して番付が上がり、その後

  • ■1853 新三役2桁白星、その後は?

    去る7月場所で新小結の平戸海が2桁白星、10勝を挙げた。5月場所で12勝を挙げた大の里に続き、2場所連続で新三役力士が2桁白星を収める結果となった。期待値の高かった大の里はともかく、平戸海には失礼ではあるが、7月場所の平戸海が2桁勝利を収めることができると予測した人

  • ■1852 愛知県体育館で強い人・弱い人

    前回は愛知県体育館で最も土俵に上がった人、勝った人。こんな数字を羅列していったが、今回は少し角度を変えてみてみよう。そんな中から「愛知県体育館で強かった力士、弱かった力士」が見えてくるとも言えるのではないだろうか。■愛知県体育館で勝ち越し21回の力士単純に2

  • ■1851 「愛知県体育館」での1位

    名古屋場所の開催地でもある「愛知県体育館」。来年より移転・新設となるので、現在の愛知県体育館での開催は今年が最後だった。この体育館、昭和40年(1965年)に出来、その昭和40年から、コロナの関係で東京開催となった令和2年を除き、7月場所は毎年この場所で行われてき

  • ■1850 令和6年9月場所予想番付(幕下5枚目まで)

    少々遅くなりましたが、来場所の予想番付です。それでは早速幕内から。おそらく、いわゆる「予想屋さん」なら、そこまで差のつかない予想の場所ともなるのではないでしょうか。予想としては上記のものとして置いておきますが、これではいけない。とも思っています。関脇の序

  • ■1849 令和6年7月場所千秋楽雑感

    今場所は優勝争いはつまらないものになる。だからこそ、一番一番の熱戦を期待して、上位同士の素晴らしい戦いを見たい。そんな思いが中盤当たりからしていたわけだが、最後の最後で、こんな展開になるとは。結果的には素晴らしい終わり方になった。そんな令和6年7月場所だっ

  • ■1848 令和6年7月場所14日目雑感

    中盤あたりの展開からすれば、まさか14日目に優勝が決まらないとは。そんな展開だ。豊昇龍の休場によって生み出されたと言っても過言ではない照ノ富士ー隆の勝の一番。隆の勝の完勝。これで照ノ富士は2敗。隆の勝は1差の3敗。3敗以内はこの2人だけなので、優勝の可能性がある

  • ■1847 令和6年7月場所13日目雑感

    ひと言でいえば勝敗結果は残念だった1日だったと言えるのかもしれない。照ノ富士は1敗を守り、2差の3敗力士は豊昇龍がこの日から休場で不戦敗となったものの、隆の勝と美ノ海は3敗を守り2差は保たれた。とはいえ、これで照ノ富士の「最低でも決定戦」という状況にはなった。

  • ■1846 令和6年7月場所12日目雑感

    昨日敗れた照ノ富士は連敗せず阿炎から白星。琴櫻と豊昇龍の大関対戦は豊昇龍に軍配。気がつけば、大関陣の中でのトップは豊昇龍に「切り替わった」。とはいえ照ノ富士との2差は変わらず、照ノ富士優位は動かない。霧島は5敗で踏みとどまったが、貴景勝が7敗目と後がなくなっ

  • ■1845 令和6年7月場所11日目雑感

    ついに照ノ富士に土がついた。照ノ富士の連勝を止めたのは大の里だった。だが、唯一2敗だった琴櫻にも土がつき2差は変わらず。琴櫻が負けたことで、瞬間的には「3差」になったことが横綱に影響を与えたとは思わないが、琴櫻がついていききれなかったことが残念と言えば残念だ

  • ■1844 令和6年7月場所10日目雑感

    照ノ富士は霧島を下し10連勝。2敗は琴櫻は大の里に勝利して2敗を守ったものの、美ノ海に土。これで、照ノ富士の2差範囲の力士が琴櫻1人に。これを「番付上位2名の一騎打ち」と言って良いのかわからないところではあるが、「単独トップが横綱で、単独2位が大関」という状況に

  • ■1843 令和6年7月場所9日目雑感

    照ノ富士は初日から負けなしで9連勝。6日目に「2差」を付けたが、その時の2敗は13人。だが2敗力士も琴櫻と美ノ海だけとなった。カド番大関の貴景勝は4勝目。まだ黒星先行だが今場所初めての「連勝」。そして大関復帰をかける霧島も4敗で踏みとどまった。そんな9日目を振り返

  • ■1842 令和6年7月場所中日雑感

    それにしても横綱の強さが目立ちすぎる。横綱1人中日勝ち越し。そして1敗がいないからこそ、余計その強さが際立つ。2敗はしているとはいえ琴櫻も大関が6勝2敗で中日折り返しは決して批判される数字ではないし、大関のレベルとして考えれば十分だ。2敗も琴櫻ほか、正代と美ノ

  • ■1841 令和6年7月場所7日目雑感

    相変わらず横綱が強い。もはや、日々の雑感を書いていても何も変わらない日々が続いているようにも思える。もちろん、その日、その日で注目点はあるのだが。■万策尽きた宇良宇良が大健闘したと言って良いだろうが、横綱がよく凌いだ。そして気づけば、宇良はやれることがな

  • ■1840 令和6年7月場所6日目雑感

    照ノ富士が全勝を守り、1敗勢は全員敗れた。要するに全勝1人、1敗不在。そして2敗に13人。早くも照ノ富士の独走状態が生まれたか。大関復帰を目指す霧島は3連敗で3勝3敗。復帰への道のりが険しくなってきた。角番貴景勝も若元春に敗れ、これで2勝4敗。いよいよ苦しい星勘定だ

  • ■1839 6日目で「2差」は過去にあるのか

    6日目が終わって幕内は照ノ富士ただ1人6戦全勝。そして1敗がおらず「次点」は13人いる2敗力士だ。要するに6日目の時点で照ノ富士は「2差」つけたことになる。これがプロ野球でいえば「照ノ富士以外は全員自力優勝がなくなるマジック点灯状態」ということになる。もちろん、先

  • ■1838 「3勝2敗」「2勝3敗」だらけ

    さて、今場所の序盤戦だが、照ノ富士1人全勝。逆に全敗は金峰山と錦木。この全勝1人、全敗2人という人数がどうなのかは置いておくが、5日目の割に名前があった幕内力士39人中、29人が「3勝2敗」か「2勝3敗」。比率でいうと74.4%。優勝争いという観点では照ノ富士が抜けてき

  • ■1837 令和6年7月場所5日目雑感

    照ノ富士は勝利しただ1人全勝を守った。役力士の1敗は不在となり、序盤5日を終えた段階で全勝の照ノ富士を5人の平幕力士が1敗で追う展開。早くも照ノ富士独走ムードになってきたのだろうか。では、そんな5日目を振り返ってみよう。■安定感も出てきた照ノ富士ただただ強い。

  • ■1836 令和6年7月場所4日目雑感

    全勝が照ノ富士だけになった。大関復帰を目指す霧島は大栄翔に敗れた。貴景勝も敗れ1勝3敗と厳しい星。この日から阿武咲が休場。そして朝乃山が土俵上でケガをする寂しい展開にもなってきた。■照ノ富士の本気照ノ富士が日に日に調子を上げている。この日の御嶽海は比較的取

  • ■1835 令和6年7月場所3日目雑感

    役力士の3連勝スタートは横綱照ノ富士と霧島。大関陣は貴景勝が敗れ黒星先行となったが、琴櫻と豊昇龍は勝利し2日目、3日目と連勝でまずは初日の敗戦を取り戻した。荒れている印象はなくなってきたが、まだ序盤3日、まだまだ始まったばかりだ。■期待感が生まれてきた横綱横

  • ■1834 令和6年7月場所2日目雑感

    2日目。昨日崩れた大関陣は全勝。3大関揃って1勝1敗だ。照ノ富士は連勝スタート。大関復帰を目指す霧島も連勝スタート。反面、大の里がまさかのといっていいのか連敗スタートとなった。果たして、ここから落ち着いていくのかどうなのか。■大の里は対策されてきたのか大の里

  • ■1833 令和6年7月場所初日雑感

    さて、久々のブログです。本業が多忙でして…。とはいえ、当然、本場所は通常運転。多忙だろうがなんだろうが、今場所も日々、雑感を書き連ねていきたいと思います。今場所の注目点はやはり大の里がどうなるか。そして、出場してくる横綱はどうなのか。角番貴景勝はどうなる

  • ■1832 機械的番付~幕下上位はどうなるのか~

    昨日日中にいつも通り、幕下5枚目までの予想番付を記したが、作っていてとにかくシビアな番付になると感じた。シビアというのは、とにかく勝ち越し者が上がりづらい。反面、負け越し者は大きく落ちる可能性がある。「上がりづらいし落ちやすい」といった力士からしたらたまっ

  • ■1831 令和6年7月場所予想番付(幕下5枚目まで)

    さて、来場所の予想番付です。早速ですが幕内から。おそらく小結まで。ここまでは誰が作ってもこの予想になるのではないでしょうか。とはいえ、大関から陥落してくる関脇がいるといつも書いているのですが、霧島の立ち位置です。大関に最も近い関脇は霧島。いくら大の里が強

  • ■1830 令和6年5月場所千秋楽雑感

    さて、千秋楽の土俵を主に、今場所について振り返っていこう。ひと言でいうと、ただただ大の里が強かった。ここに尽きる場所だったのだろう。だが、どうしても注目はそこに行ってしまうのだが、全体感として、近年を象徴するような場所。そんな印象もあった。そして見ごたえ

  • ■1829 令和6年5月場所14日目雑感

    3敗の2人。大の里は勝利し、琴櫻は敗れた。これによって大の里が単独トップに立った。4敗が4人。豊昇龍、琴櫻、阿炎、大栄翔。優勝はこの5人のうちの誰か。ここまでは「確定」した。そして「千秋楽用」の取組として残されていたといっても良かろう大の里ー阿炎が組まれた。大

  • ■1828 令和6年5月場所13日目雑感

    13日目を終えて先頭は3敗で琴櫻と大の里。3敗はしているとはいえ先頭は役力士のみとなった。ここ数日「番付崩壊」というワードが何やら賑わせているが、豊昇龍も1差でついている展開となった。そんな13日目、ちょっと良く言われる話にスポットを当てて振り返ってみたいと思う

  • ■1827 12日目先頭が3敗はどの程度起こるのか

    12日目にただ1人2敗だった湘南乃海が敗れて、12日目終了時で先頭は3敗となった。過去に4敗での優勝例はあるが、大部分の場所で優勝者は最低でも12勝はしていると考えれば、これを保つためには3敗力士の誰か1人で良いので、残り3日間すべて勝つ必要がある。今場所は現時点で3

  • ■1826 令和6年5月場所12日目雑感

    11日目に単独トップに立った湘南乃海に土がつき、12日目の時点で2敗が不在に。先頭は3敗で琴櫻、大の里、湘南乃海、欧勝馬が並ぶ展開となった。結果だけで見れば、地力等を鑑みれば妥当な結果だったようには思えた12日目だ。■守れて粘れる琴櫻の強さ薄氷、という程ではない

  • ■1825 1月琴ノ若(琴櫻)、3月尊富士、今場所は宇良と湘南乃海

    このブログでは過去に取り上げたことがあるネタではあるのだが、本日はその更新版ということで。タイトルにも示した通り、今年に入ってから1月場所で琴ノ若(琴櫻)、3月場所は尊富士。そして今場所は宇良と湘南乃海が「初めて経験した」ことがある。ちなみに昨年、令和5年は

  • ■1824 令和6年5月場所11日目雑感

    湘南乃海と宝富士の2敗直接対戦は湘南乃海が勝利。同じく2敗の大の里は豊昇龍に敗れ3敗に後退。これで湘南乃海ただ1人2敗を守り、湘南乃海が単独トップに。それを6人が3敗で追う展開。12日目の湘南乃海は阿炎戦、3敗に後退した宝富士は大の里戦と上位戦がようやく組まれだし

  • ■1823 令和6年5月場所10日目雑感

    5人いた2敗力士の中では琴櫻と御嶽海に土。先頭は大の里、湘南乃海、宝富士で2敗。それを7人の3敗力士が追う展開。休場明け高安が復帰後大関戦連勝。その高安に琴櫻は土を付けられた。混戦であることは間違いないが、これでまた大の里が一歩抜け出した展開になったと言えるの

  • ■1822 令和6年5月場所9日目雑感

    大の里と宝富士に土がつき1敗がいなくなった。9日目終了時で先頭は2敗。琴櫻、大の里、御嶽海、湘南乃海、宝富士の5人。そして3敗は7人。ここで少し場所が動き出したか。■驚いた平戸海の攻め大の里とはいえ、さすがにこのまま14勝1敗での優勝とはならないだろうとは正直思っ

  • ■1821 三賞「受賞率」~大の里3場所連続三賞なるか~

    大の里が快進撃を続けている。そしてこの大の里。新入幕場所、入幕2場所目の先場所で三賞を受賞している。今場所もここから大崩れでもしなければ十分に三賞候補となってくるだろうし、今場所のここまでを見ていれば何らかの三賞は受賞できるのではないだろうか。本音としてケ

  • ■1820 令和6年5月場所中日雑感

    大栄翔と大の里の1敗対決は大の里が制した。宇良と湘南乃海に土がつき、1敗は大の里と宝富士。そして5人が2敗で追う展開となった。それにしても大の里、負けない。この強さは本物なのか。それとも、まだ大の里の弱点を周りがつかみきれていないだけなのか。そんな中日を振り

  • ■1819 出場三役(以上)力士4人は過去にあるのか

    7日目より、霧島と若元春が休場した。初日から朝乃山。2日目から照ノ富士と貴景勝。そして7日目からの2人。結果的に番付には9人いる三役(横綱は三役ではないが以下便宜上、横綱・大関・関脇・小結の4地位を三役と表記する)力士のうち出場したのは4人だけだった。過去に出場

  • ■1818 令和6年5月場所7日目雑感

    この日より霧島と若元春が休場。上位陣は軒並み休場。なんと小結以上の9人中5人が休場というとんでもない事態となった。だが、当然ながら、出場する力士がいれば場所は続く。全勝の宇良が敗れ幕内は全勝不在。大の里、大栄翔、宇良、湘南乃海、宝富士が1敗。そして6人が2敗の

  • ■1817 令和6年5月場所6日目雑感

    さて6日目の土俵。この日の注目はなんといっても琴櫻ー大の里だろう。この段階で当ててほしくなかったと結果的にはなるのかもしれないが、ここで当てるのも順当だし、いくら大の里が驚異的な存在と言っても小結であることを鑑みれば、ここでの対戦は堅実な組み方か。ちなみに

  • ■1816 令和6年5月場所5日目雑感

    序盤5日間が終わった。初日はどうなることやらとも思ったが、なんとか形はできてきた。見えてきたようにも思う。全勝は平幕だけとなっているが、本来の力ある人が抜け出しかけてきてる。星勘定だけで見れば、そこまで驚く場所でもないのではないかという印象も持ち出してきて

  • ■1815 令和6年5月場所4日目雑感

    少しは落ち着いてきたといっていい4日目だったと言って良かろうか。それでも、まだまだ。本来あるべき姿からは程遠い。そんな様相とも言えよう。では、その4日目を振り返る前にちょっとだけ、この雑感について冒頭に今更ながら振り返ってみようと思う。■線でなくて点で見る

  • ■1814 令和6年5月場所3日目雑感

    高安がかなり良いのではないかと述べた昨日だったが、その高安が3日目より休場。2日間の相撲を見た限り、かなり体調も良いのではないかと見られた中、またも腰痛の発症だ。なにがきっかけで、何の要因があってこうなったのかはわからないが、残念でならないし、悪く言えば高

  • ■1813 令和6年5月場所2日目雑感

    早くも2日目から照ノ富士と貴景勝が休場。初日の顔見せだけで終わってしまったことは残念でもあるし、出場への見極めがまずかったのではないかと言う声もあるだろうが、横綱や大関がヘタレ相撲を見せるわけにはいかない。この両者、相撲内容含め褒められる部分はなかったのだ

  • ■1812 各日の「勝利者最高位」「敗戦者最高位」

    大関以上の5人がすべて敗れる波乱の初日。報道でも大関以上が全敗と話題になっていたが、この日、若元春と阿炎の両関脇も黒星スタートだった。東小結の朝乃山は休場なので勝ちも負けもないのだが、番付を上から見ていくと、初日に勝利した中で番付が最も高いのが西小結の大の

  • ■1811 令和6年5月場所初日雑感

    さて、皆様。今場所もよろしくお願いいたします。場所前に少し展望的なものも書きたかったり、データ的なものもネタとしてあったのですが、本業がやや多忙気味でごめんなさい。そんな中での初日になったわけですが、初日からとんでもない日になってしまいました。初日が終わ

  • ■1810 新入幕場所からの勝利数はどこまで積みあがるのか

    尊富士の優勝でわいた3月場所が終わり時間もたち、現在は春巡業まっさかり。そんな中、場所中に負った尊富士のケガの回復具合も気になるところですが、新入幕力士の「その後」のとあることに着目して見ていきたいと思います。なお今回の記録は1場所15日制が定着した昭和24年5

  • ■1809 令和6年5月場所予想番付(幕下5枚目まで)

    さて、来場所の予想番付です。尊富士をどこに置くか。注目はそこでしょう。そしてそれを別にしてもなかなか難しい予想になった場所だったようにも思います。早速ですが幕内から。小結までですがここは異論ないところではないでしょうか。あとは小結にまで尊富士を持ってくる

  • ■1808 令和6年3月場所千秋楽雑感

    出場が怪しまれた尊富士が見事な相撲で豪ノ山相手に白星。この瞬間に今場所の優勝を決めた。それにしても見事な結果だった。単純に、今場所一番強かったのは誰かと問われれば、それは尊富士だっただろうし、それがたまたま新入幕力士だったということなのだろう。最後まで優

  • ■1807 令和6年3月場所14日目雑感

    こんなことが起こっていいのか。尊富士が敗れる。これは想定できる範囲ではあると思う。それは、どの取り組みでも確率が高い低いはともかくとして、起こり得る話の中で起こった話だろう。だが、尊富士が足を痛める。もちろん、全力士。土俵に上がっていれば、ケガをすること

  • ■1806 令和6年3月場所13日目雑感

    もう、恐れ入りました。としか言葉が出てこない尊富士の強さだろう。まだ優勝が決まったわけではないが、最低でも決定戦という状況にはなった。いわゆるマジック1の状態だ。仮に14日目に敗れたとしても、豊昇龍と大の里が揃って敗れれば優勝決定。絶対はないが、もう決まった

  • ■1805 令和6年3月場所12日目雑感

    ついに尊富士に土がついた。尊富士に土を付けたのは豊昇龍。月並みな言い方ではあるが大関としての役割をしっかりと果たしたと言えるだろう。琴ノ若も大の里から勝利。こちらも大関としての役割を果たした結果となっただろう。それでも、大の里が負けたこともあり、まだ2差は

  • ■1804 令和6年3月場所11日目雑感~尊富士と大の里~

    いつもテンプレのタイトルをつけているだけだが、今日は敢えてサブタイトル的なものを付けてみた、タイトルにもつけたように、尊富士と大の里。この2人についてただただ感じたことを書いていこう。もうこの日の感想はこれだけで十分すぎるくらいだ。彼らが本当に強いのか、こ

  • ■1803 令和6年3月場所10日目雑感

    尊富士が大の里を下して初日から10連勝。大の里が敗れたことで1敗が不在になり、2敗に大の里、琴ノ若の2人となり、3敗で6人が並ぶ展開となった。■予想をはるかに超える強さの尊富士率直な予想としては大の里が勝つと思っていた。ただ、どちらが勝つにせよ、長い相撲にはなり

  • ■1802 幕内で初日から10連勝の力士

    尊富士が初日から10連勝だ。新入幕であることが、いっそう驚きを強くしているが、幕内で初日から10連勝の力士。最終的にどうなったかというのをデータで見てみよう。なお1場所15日制定着の昭和24年5月場所以降の数字となっております。■10連勝力士の優勝確率は63.6%初日から

  • ■1801 「や」のない途中休場

    今回はただ単に記録の羅列で。午前中に10日目の翔猿の休場が発表された。報道で第一報が出た時は休場するということしか分からず、休場理由が伝えられていなかったが、少なくとも昨日の取組でケガをしたような様子はまるで見られなかったので、何があったのだろうとは思った

  • ■1800 令和6年3月場所9日目雑感

    尊富士が全勝を守り、大の里も1敗を破った。大関陣は豊昇龍に土がつき3敗。貴景勝と琴ノ若は2敗を守った。それにしても、尊富士はどこまで勝ち続けるのだろうか。■堂々と受けて立った三役陣尊富士の挑戦を受けた阿炎。コメントでも頂いていたが、もろ手で行き、そのもろ手を

  • ■1799 令和6年3月場所中日雑感

    それにしても尊富士が強い、負けない。唯一の全勝キープだ。大の里も1敗を守った。大関陣は霧島は敗れ2勝6敗ともはやどうにもならないところまで来てしまったが、ほかの3大関は2敗を守った。■霧島に何が起こったのか4連敗スタート後の連勝。これでなんとか立ち直ってくるの

  • ■1798 令和6年3月場所7日目雑感

    7日目より照ノ富士が休場。当然と言えば当然だろう。少なくとも今場所については横綱の相撲が取れていないのだから、これで良い。とはいえ、休んで出てきて結果を残してその翌場所は途中で休む。もはや、この横綱には2場所続けて戦い続ける力はあるのだろうかとは思えてしま

  • ■1797 令和6年3月場所6日目雑感

    6日目の土俵はなんとも言い難い土俵になってしまった。これを良いと捉えるか、悪いと捉えるか。それは人それぞれなのだろうが「面白かったけど、良い日ではなかったな」というのが率直な感想だ。もちろん、特定の力士1人に着眼してその力士を評価するであれば良い部分も沢山

  • ■1796 2勝3敗の横綱

    照ノ富士が5日目の土俵で敗れ序盤戦を2勝3敗で終えた。はっきりと言えば横綱としては「不合格」ともいえる成績だ。ある程度は不調なら休むことが許される立場。休場と言う選択肢はあってよかっただろう。だが、照ノ富士は6日目の土俵も通常通り立つ見込みだ。そこで今回は「2

  • ■1795 令和6年3月場所5日目雑感

    王鵬が横綱初挑戦で金星。これで照ノ富士は3敗目。貴景勝と琴ノ若も敗れこちらは序盤3日を終えて3勝2敗。大関以上で1敗で序盤を終えられたのは豊昇龍ただ1人となった。霧島はようやく初日。大きく出遅れたがここから巻き返すことはできるのか。■苦しい照ノ富士王鵬が照ノ富

  • ■1794 過去の対戦成績と勝敗結果

    4日目の取組では対戦成績を見ると、貴景勝が過去14勝4敗だった宇良に勝利。阿炎が8勝2敗だった若元春に勝利。正代が18勝9敗だった高安に勝利した。結果だけで見れば過去の対戦成績通りの結果になったと言えるのかもしれない。そして過去3勝0敗だった対戦が2番組まれたが、狼

  • ■1793 令和6年3月場所4日目雑感

    照ノ富士が明生に一方的に持っていかれ2敗目。霧島はドツボの4連敗だ。だが、3大関は順調に白星を伸ばし3勝1敗。1敗はしたものの及第点の評価は十分につけられるだろう。そんな中で関脇以下の力士もある程度、好不調。今戦ってる実際の番付と現時点での力量の差異も見えてき

  • ■1792 令和6年3月場所3日目雑感

    3日目の大関以上力士は何か荒れたような印象を残しつつも霧島以外は全員白星。だが、まるで予想できなかった霧島の初日からの3連敗。何かこのインパクトが非常に大きいように感じる。そして照ノ富士に挑戦した朝乃山は今場所も照ノ富士に敗北。取組時間はそれなりにかかった

  • ■1791 朝乃山の「復活」への足掛かりになるか

    さて、本日3日目。結びで朝乃山が照ノ富士に挑戦する。ここまで2日間の両者の成績はともに1勝1敗。とはいえ、地力からすれば朝乃山は「通常よりはよさそう」。反面、照ノ富士は「強い時の照ノ富士よりは劣っている」という見立てだ。そんな中で朝乃山はどんな戦いをするのか

  • ■1790 令和6年3月場所2日目雑感

    2日目にして大関以上の全勝が消えた。これをどう評してよいものか。昨日、そこまで心配することではないかとは述べたものの、さすがに2日目で大関以上の全勝がいなくなると、この先どうなってしまうのかとは思えてしまう。それでは、そんな2日目の雑感を。■2日目に土がつい

  • ■1789 令和6年3月場所初日雑感

    場所前に北青鵬の「事件」でファンを震撼させ、さらに直前で宮城野部屋が閉鎖される方向に向かうとのことでさらに震撼させたが、場所が始まれば、そこはやはり本場所を見て楽しむこと。これもまたファンの務めだろう。もちろんそれで嫌気がさして観戦から離れる人もいるのか

  • ■1788 「荒れる春場所」ではなく「混戦の春場所」

    さて、いよいよ明後日から3月場所が始まる。3月場所といえば、よく言われるのは「荒れる春場所」という言葉だ。だが、少なからず過去のデータで「荒れづらい」場所であることが示されている記事もあったりする。では、実際のところはどうなのか。こちらで掘り下げてみようと

  • ■1787 日本大相撲トーナメントから感じたこと

    去る2月11日にフジテレビが勧進元となっている「日本大相撲トーナメント」が開催された。不祥事やら流行り病やらで開催されなかった年もあるが1977年から毎年開催されている、もはや2月恒例の「大会」と言っても良いだろう。とはいえ所詮は花相撲でもある。公式記録として残

  • ■1786 尊富士が入幕したら~新入幕時の通算成績~

    今日は記録の話。おそらく来場所は尊富士が十両1場所通過を果たし入幕するだろうという予想が多い。本音を言えば、もう1場所十両で見てみたいという要素はあっていいとは思う。経験値を含めてだ。これは個人的な感想でしかないが、1月場所で大の里が見せたような活躍を幕内に

  • ■1785 北磻磨の驚異の「復活力」

    北磻磨の再十両が発表された。37歳で再十両というのは戦後2位の高齢記録である。それだけでも素晴らしいことだとは思うが、ほかの高齢十両昇進を果たした力士とはかなり異なった番付推移を見せている点だろう。■35歳以上での十両昇進は9人下の表が34歳以上で十両昇進を果た

  • ■1784 令和6年1月場所千秋楽雑感

    琴ノ若は翔猿に勝利しその時点で霧島の優勝が消滅。最低でも決定戦進出の状況になった。そして結びで照ノ富士が勝てば決定戦。負ければ琴ノ若の優勝という展開になったが、照ノ富士が霧島を下し、琴ノ若と照ノ富士の決定戦。その結果、決定戦で勝利した照ノ富士の優勝となっ

  • ■1783 令和6年3月場所予想番付(幕下5枚目まで)

    さて、早速ですが来場所の予想番付です。はっきり言って全く分かりません。いわゆる「予想屋さん」たちの中でも意見が割れる、いろいろな選択肢があるのではないでしょうか。「番付は生き物」という言い方は私自身は好きではない、出来上がった番付を都合よく解釈するための

  • ■1782 令和6年1月場所14日目雑感

    優勝争いも佳境に。そんな中、午前中、豊昇龍休場の報が飛び込んできた。もちろんケガは致し方がない、ケガをしてしまった力士を責める気もない。だが興ざめ感があることも確かだろう。こうして、この時点で横綱照ノ富士の不戦勝が決定。照ノ富士が「2敗を守る」形で始まった

  • ■1781 令和6年1月場所13日目雑感

    さて、この日は現地観戦でしたが、なかなかいい日に当たったのではないかとは思います。それはさておき、琴ノ若と照ノ富士の対決は照ノ富士が琴ノ若に圧倒。これで1敗が不在になり、先頭は照ノ富士、琴ノ若。そして2敗同士の大関対決を制した霧島の3人となった。■これぞ横綱

  • ■1780 令和6年1月場所12日目雑感

    最高の展開になってきた。琴ノ若は1敗を守り、2敗で横綱と大関。出場している番付上位4人が成績上位4人。そして3敗は不在。優勝は4人に絞られた。波乱は起こらなかった。もちろん、波乱が起こった時の盛り上がりはあっていいのだろうが、今場所にそれは不要だ。照ノ富士ー大

  • ■1779 意外にも初顔の「琴ノ若ー阿武咲」

    コメントで「場所中に記録の記事がない」とご指摘いただいてしまいました。ネタがなかったわけではないのですが(言い訳)、動画を作成していたりもしたので(これも言い訳)、なかなか記録関連の記事まで回っていなかったのが本音です。これは私個人の生活の話になるので読

  • ■1778 令和6年1月場所11日目雑感

    11日目を終わって、1敗が琴ノ若、2敗に照ノ富士、霧島、豊昇龍の横綱・大関。出場している番付上位4人の力士が上位4人を占める、優勝争いとしては理想的な展開にもなってきたと言えるのではないだろうか。大の里は豊昇龍に敗れ、阿武咲は照ノ富士に敗れた。もちろん数字の上

  • ■1777 令和6年1月場所10日目雑感

    琴ノ若が優勝争いの先頭に立った。注目の1敗同士の対戦で大の里を下した。同じく1敗の阿武咲も霧島にやぶれ、1敗は琴ノ若1人になった。だが2敗で横綱と両大関が追う展開。1敗の関脇を3人の横綱・大関が追うしびれる展開になってきたと言えそうだ。■大の里を圧倒した琴ノ若大

  • ■1776 令和6年1月場所9日目雑感

    9日目より幕内では北勝富士の朝乃山が休場。中日の取組後を見た印象だと北勝富士の出場は厳しそうな印象を受けたが、朝乃山は厳しいなりにもどうにかなるのではないかと感じていたので、より残念感は増した。結果、阿武咲との1敗直接対戦は阿武咲の不戦勝で決着がついた。琴

  • ■1775 令和6年1月場所中日雑感

    全勝の朝乃山に土。霧島も敗れ、1敗に琴ノ若、朝乃山、大の里、阿武咲。そして2敗は照ノ富士、霧島、豊昇龍、大栄翔、王鵬となった。まだ絞られたとは言わないが優勝はここからでる「べき」であろう。現実的に優勝ラインが3敗に下がったとしても、中日5勝3敗が優勝するのはど

  • ■1774 令和6年1月場所7日目雑感

    正代が照ノ富士から金星。敗れた照ノ富士は2敗。朝乃山は全勝を守り、霧島と琴ノ若は1敗を守った。中盤戦に入っても大きな動きは見せていない状況といえそうな展開にはなっていると言えそうだ。■正代の馬力勝ち調子が上向いては来ていたとは思うが、やはり照ノ富士は万全か

  • ■1773 令和6年1月6日目雑感

    朝乃山は全勝を守り、琴ノ若に土がつき、全勝が朝乃山1人になった6日目。大きな不安を抱えてのスタートだった照ノ富士も1敗を守り横綱としても十分な結果を残してきている。そんな中、豊昇龍は2敗目を喫し、大栄翔も2敗目を喫した。差がつき始めてきたと言えそうな6日目とな

  • ■1772 令和6年1月5日目雑感

    序盤5日終了。全勝は琴ノ若と朝乃山。豊昇龍が豪ノ山に敗れ大関以上で全勝が出なかったことはやや残念ではあるが、決して霧島と豊昇龍も悪いわけではなさそうだ。照ノ富士も不安ありながらも4勝1敗で序盤をクリアした。及第点と言って良いだろう。■豪ノ山はこれしかない相撲

  • ■1771 令和6年1月場所4日目雑感

    貴景勝が休場。そして霧島に土がついた。場所が動いてきたと言えるのだろうか。全勝は早くも豊昇龍、琴ノ若、朝乃山の3人となった。そんな4日目を振り返ってみよう。■盤石の琴ノ若琴ノ若は2日続けての肩透かし。熱海富士相手に綺麗に決めたものだとも思うが、かなり余裕があ

  • ■1770 令和6年1月場所3日目雑感

    2日目に敗れた照ノ富士は連敗はせず阿炎を下したが貴景勝に土がついた。関脇陣も大栄翔に土。3連勝スタートの力士は5人となり、なかなか勝ちっぱなしは簡単ではないところを今場所も見せていると言って良いのだろうか。■万全からは遠いが戦えている照ノ富士照ノ富士が強い相

  • ■1769 令和6年1月場所2日目雑感

    早くも横綱に土がついた。3大関は連勝スタート。両関脇も連勝スタート。さすがに優勝争いを語るには早いが、何か今場所の流れは見えてきたともいえるのか。■強さが見られなかった横綱若元春が照ノ富士から金星。1分を超える長い取組になったが、照ノ富士が攻められなかった

  • ■1768 令和6年1月場所初日雑感

    新年あけましておめでとうございます。私事ではありますが、年末年始は本業が多忙。今年は1月場所初日が14日ということもあり、一段落ついてからの余裕がある初日ではありましたが、ようやくブログも復帰です。そんな1月場所ですが、今場所も15日間、雑感を書き連ねていく予

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