さて、令和7年1月場所の予想番付です。上位、特に三役以上については、誰が予想しても同じ結果になっているのではないでしょうか。これ以外に選択肢があるのかという11月場所の結果でした。では、早速ですが、幕内から見てみましょう。細かい点を言えば、隆の勝と霧島が逆に
大相撲データアナリスト(自称)が大相撲について感じたことを、定量・定性で語っていきます。
今場所の序の口の番付を見ていると、非常に危機感を覚えざるを得ない。序の口に長く在位する力士はいるし、このような力士は序二段と序の口を往復しているケースも多い。それ故、今場所たまたま序の口に「その手の力士」が集まるタイミングになったこともあるのかもしれない
新番付が発表された。少なくとも役力士はいわゆる毎場所、番付予想をしている方からすれば外しようのない編成だったともいえるだろうし、伯桜鵬の上がり幅が予想より小さかったという声はかなり聞かれるし実際に私の予想よりもかなり下ではあったが、幕内はそれ以外は特段驚
そもそも8月は本業が忙しいというのもあるが(というかこの1年ちょっとずっと多忙状態でもあるのだが)、そろそろ「大相撲」にも私の少ない頭のリソースを割いていこう。まったく大相撲に目を向けなかったわけではないが、ちょっと7月場所を終えてから、意図的に「大相撲の情
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さて、令和7年1月場所の予想番付です。上位、特に三役以上については、誰が予想しても同じ結果になっているのではないでしょうか。これ以外に選択肢があるのかという11月場所の結果でした。では、早速ですが、幕内から見てみましょう。細かい点を言えば、隆の勝と霧島が逆に
琴櫻が豊昇龍を下し、見事14勝1敗で初優勝を決めた。もちろんさらに上を目指すのであれば、全勝優勝。もっと上を目指すのなら内容も伴った全勝優勝と上を見たらきりがないが、平幕時代から千秋楽だったり、終盤まで優勝争いに加わっていた経験は幾度となくある琴櫻がつかんだ
14日目終了。私の望んでいた形ができた。とでもいうのだろうか。琴櫻は大の里に勝利し、豊昇龍は霧島に勝利。14日目を終えてともに13勝1敗。この両者が千秋楽結びで戦う状況が作られた。言うまでもなく、明日、千秋楽結びの一番での決戦。この勝者が他の力士の勝敗関係なく優
1敗の大関2人。琴櫻は隆の勝、豊昇龍は大の里を下し1敗を守った。琴櫻に敗れた隆の勝は3敗に後退し、2敗が不在に。残り2人で次点が2差ではあるが、琴櫻-豊昇龍が残されているため、3敗の優勝は消滅したといえるだろう。■粘った豊昇龍大の里が土俵際まで攻め込むが、土俵際で
ついにと言ってよいのか。1敗の隆の勝が敗れ、先頭は1敗を守った琴櫻と豊昇龍の2大関となった。先場所は冴えなかった両者がしっかりとここまで結果を出してきた。尊富士が結びで大の里に挑んだが大の里が勝利。間違いなく琴櫻ー豊昇龍が組まれるため、1敗力士両者の3連敗はあ
さて終盤戦に突入した。琴櫻、豊昇龍、隆の勝が1敗を守り、2敗が不在となった。もちろん計算上は3敗にも優勝の可能性はあるわけだが、実質的には優勝は3人に絞られたと言ってよいか。大関2人に平幕1人が食い込んでくる。きれいな形になったのではないだろうか。それでは、そ
大関陣は大の里に土がつき3敗に後退。琴櫻と豊昇龍、そして平幕隆の勝は1敗を守った。2敗は阿炎と尊富士。まだ2差、3敗は優勝圏内とはいえるのだろうが、2敗以内に5人いることを鑑みると大の里の連覇は厳しい状況になってきたともいえるのだろうか。そんな10日目を振り返る。
9日目終了。1敗勢は阿武剋に土がつき、先頭は琴櫻、豊昇龍、隆の勝の3人。中盤戦あるあるだが、先頭を行く平幕中下位力士が星を落とし、気づけば1差でついていたやはり中下位力士が「ここにいた」といったケースになっていた。阿炎(阿炎は上位だが)、宝富士、尊富士。ここ
さて、前半、中日まで終わったが、4人の1敗力士が全員1敗を守った。2敗力士は4人。その8人に3大関が含まれているのが今場所の良いところだろう。そして星は上がらなくとも内容が良い力士も多く、かなり充実した場所と言えるのではなだろうか。そんな中日を振り返る。■地力の
全勝の豊昇龍と阿武剋に土がつき7日目にして全勝不在。先頭は1敗でこの日敗れた豊昇龍と阿武剋のほか、琴櫻と隆の勝の4人に。それを8人の2敗力士が追う展開。決して荒れている場所にはなっていないが、この時点で全勝が不在になると、優勝争い自体は混戦になってくるのか。中
全勝3人のうち隆の勝に土がついたが、豊昇龍は熱海富士の勇み足で白星を拾い全勝をキープ。幕内2場所目の阿武剋は十両の嘉陽を圧倒し、全勝は豊昇龍と阿武剋の2人。1敗は連勝が止まった隆の勝をはじめ、琴櫻、御嶽海、豪ノ山の4人。ただ、御嶽海は土俵下に落ちた際に体を打ち
序盤戦終了。豊昇龍が全勝。琴櫻と大の里は1敗と3大関合計で13勝2敗と大関陣がかなり良い状況で序盤戦を切り抜けた。霧島の5連敗が気になるところではあるが、全勝も他、隆の勝、阿武剋と大関と平幕中位、下位から1人ずつときれいな形になってきただろう。そんな5日目を振り
大関陣は豊昇龍は全勝、琴櫻は1敗を守ったが大の里が阿炎に敗れ1敗。阿炎は先場所に引き続いての大の里戦勝利となった。全勝は豊昇龍、熱海富士、隆の勝、阿武剋の4人。上位陣含め1敗はまだまだ人数がおり、まだまだ優勝は誰になるとは言い切れない状況の序盤だ。■狙い通り
大関琴櫻が王鵬に敗れ3連勝はならなかったが豊昇龍と大の里はしっかりと勝利し3連勝。3大関いて合計で8勝1敗なのだから、これは十分に良いスタートを切れたといってよいのだろう。ここまで3日間を見て、好不調が比較的はっきりとしている場所ではないかという印象を持ったが
3大関そろって連勝スタートだ。まずは順調といってよいだろう。まだ2日目なので、2日間だけで誰が良い、悪いというのははっきりしないところもあるが、それでもある程度、今場所よさそうな力士。そうでなさそうな力士は見えてきたか。そんな2日目を振り返ろう。■前に出て勝
早いもので今年も1年納めの九州場所が始まった。実際に生活していると11月場所が終わってから正月までは1か月少々あるわけだが、九州場所が終わるとやはり何か1年が終わった気分にもなってしまう九州場所。今場所も翌日昼頃までを目安に日々の雑感を書き連ねていこうと思いま
新番付が発表された。新入幕力士は獅子と朝紅龍の2人だ。獅子は2枚目9勝での文句なしの入幕と言えるが、朝紅龍は8枚目11勝。いわゆる「1点勝ち越し1枚上昇」を基準に考えると「幕内には届かない」成績。やや番付運に恵まれた昇進とってよいのだろう。もちろん、それが朝紅龍
9月場所で大の里が2回目の優勝を果たした。9月場所時点で大の里は幕内在位5場所。要するに(幕内在位に対する)幕内優勝率40%となる。この数字はどのくらい凄いのだろうか。今回は幕内優勝率について見ていく。なお、幕内優勝を果たすには大前提として幕内に在位していないと
さて、来場所の予想番付です。予想番付とは言っているものの、全く当たる気がしません。難しいというよりも、意見が割れそうな番付。そう言った番付になりそうな今場所の結果。そういう印象を持っています。それでは早速幕内から見ていきましょう。大の里が大関昇進。予想と
現在、SNS各所で【あなたが一番印象に残る貴景勝の取組】というアンケートを実施しております。こちらでも募集したいと思います。回答先は→こちら※google formに飛びますなお、皆様から頂いたコメントの力を頂き、25日(水)21時より、Xのスペースで、相撲ライター西尾克洋
新年あけましておめでとうございます。私事ではありますが、年末年始は本業が多忙。今年は1月場所初日が14日ということもあり、一段落ついてからの余裕がある初日ではありましたが、ようやくブログも復帰です。そんな1月場所ですが、今場所も15日間、雑感を書き連ねていく予
さて、今年もやります。2023年MVP力士投票です。投票はこちらから!!なお、締め切りは12月5日23:59となっており、集計結果につきましては、12月16日(土)に開催する西尾克洋氏とのトークライブで先行発表。その後、当ブログや各種SNSに公開していきます。例年、数百人の方
さて、少々遅くなりましたが、来場所の予想番付です。早速幕内から。こちらについては、youtubeショート動画でもご案内しておりますので、よろしければどうぞ。では、番付の編成について。おそらく細かい差異は予想をする人によってあるかと思いますが、大枠で大きな差は出な
霧島が自身が土俵に上がる前に優勝を決めた。熱海富士が琴ノ若に敗れ4敗。この時点で霧島の優勝決まった。そして霧島は千秋楽結びの一番、貴景勝との大関決戦に勝利、優勝に花を添えた。今場所、最も強く感じさせてくれた力士が、その姿を最後まで見せつけた。そういう場所だ
この日、いや、今場所の大一番。霧島ー熱海富士の一番は霧島が勝利。これで霧島2敗、熱海富士3敗となった。霧島はいわゆるマジック1。熱海富士優勝の可能性は、霧島が敗れ、熱海富士自身が勝つ。そして決定戦で再戦。そこで勝利するしか手段がなくなった。貴景勝は5敗目。琴
日々、雑感を記させていただいているが、令和5年11月場所14日目。霧島ー熱海富士の取組については、1本の記事としてまとめてみようと思う。■霧島に勝ってほしかった私自身、いわゆる「推し力士」というのはいない。どの力士も同じように見たいという思いがあるからで、私な
優勝争いの決着が見えるところまでたどり着いた。そんな13日目だったと言えそうだ。優勝は霧島か熱海富士か。この2人に絞られた。星勘定としてはもっと多くの優勝候補がいたはずなのに13日目を終えた時点で一気にその可能性ある力士は2人となった。急展開といえばそうなのか
この日の大一番、霧島ー琴ノ若は霧島に軍配。そして驚きだったのは結び。熱海富士が大関豊昇龍に勝利し2敗を守る。これで先頭は2敗で霧島と熱海富士。13日目に対戦が組まれるかとも思ったが、13日目にこの両者の直接対戦は組まれなかったため、おそらく14日目に直接対戦だろ
この日の注目は何と言っても貴景勝ー琴ノ若。貴景勝は3敗を守るとともに琴ノ若を優勝争いの先頭から引きずり落とせるか。琴ノ若は先頭を守れるか。単純に優勝争いを左右する大きな一番だっただろう。これに勝利した琴ノ若は2敗を守り、貴景勝は4敗。数字の上では優勝の可能性
先頭を行く一山本に土。これで先頭は2敗。これで霧島、琴ノ若、熱海富士、一山本が先頭で、3敗に6人の展開。現実的には優勝は3敗までの誰か。優勝ラインは3敗で踏みとどまってほしいけれども4敗まで下がる可能性はあるかもしれないといったところだろうか。■霧島がかなり良
一山本が1敗を守り、8勝1敗。勝ち越し。2敗は霧島、琴ノ若、熱海富士、美ノ海。序盤とは好成績者が変わってきてもいるとも言えそうだ。貴景勝は連敗を止めたが、豊昇龍はここで連敗。いずれも3敗だ。優勝争いは、まだまだまるで予測が立たないと言って良さそうだ。■玉鷲を一
貴景勝が痛恨の3敗目。数字の上ではまだ優勝の可能性は残されているが、信号でいえば黄色信号。そしてあと7日間残されていることを考えれば、綱取りは絶望的と言えるのかもしれない。3関脇は全敗。豊昇龍にも土がつき、関脇以上での勝利者は霧島だけ。気づけば平幕の一山本だ
この日の結果を見れば、やはり流れは変わってきている。序盤とは同じではないことがはっきりと見て取れるともいえる日になったのではないだろうか。貴景勝は2敗目を喫した。全勝の琴ノ若と一山本にも土がついた。結果的に先頭が1敗で大関の豊昇龍。そしてこの日敗れた琴ノ若
こうなりそうだよな、と想像したとおりに動いたような6日目だった。5日目のあらゆることが6日目の動きを作り出していた。「流れ」という言葉を使えば簡単のようにも思えるが、5日目と6日目の継続性。それを感じずにはいられない6日目の感想を記してみよう。どれも後出しジャ
序盤5日間、非常に良い展開で進んできているのではないだろうか。もちろん、応援している力士が調子が悪いから残念。こういう見方をする方もいらっしゃるだろうが、全体感的には相当に良い場所になっていく。少なくとも序盤はよかったと言い切ってよいのではないだろうか。7
霧島と貴景勝に土がついた。さすがに4日間3大関全勝とはいかなかったか。豊昇龍は全勝を守り、同じく3連勝スタートの大栄翔と琴ノ若の関脇2人も全勝を守った。そして早くも5日目にこの大栄翔と琴ノ若の対戦が組まれることになり、場所が動きそうな気配を見せてきた。■押しの
3大関が3連勝スタート。関脇も2人が3連勝で1人が2勝1敗。上位陣はこれ以上を求めることができないと言っても過言ではない出だしだ。その分、小結と平幕上位に黒星が多くなってしまっているわけではあるが、内容含めて、とにかく出だし3日間は充実している素晴らしい出だしに
今日、11月14日は「埼玉県民の日」である。おそらくどの県にも「〇〇県民の日」というのは制定されているのだろうが、埼玉県が設置されたのは11月14日のようで、この日が埼玉県では埼玉県民の日と定められている。そしてこの日はほぼすべて11月場所の真っただ中と言って良い
さて、3大関が連勝スタートだ。3人の大関が全員連勝したところで驚くことか、とも思わなくはないが内容も伴っていると言っても良いだろう。そして3関脇も全員白星。上位陣がいいところを出していると言って良い場所だろう。幕内全体としても締まっている。そんな出だしだ。■
今場所も日々雑感を書き連ねていこうと思います。よろしくお願いいたします。さて、そんな初日だが、初日としてはかなり素晴らしいと言って良い初日となったように感じている。3大関が白星発進できたことは何よりだろう。その他、幕内全般で見れば内容もかなり良いものだった