2025.4.07 真岡鐵道 久下田駅 真岡鐡道に限らずローカル線の駅には、 ホームに花壇が整備されているのをよく見かけます。 駅員がいた頃は手入れをする姿がありましたが、 無人化が進んだ今は、地域の方々がボランティアで 行われているようです。 久下田駅ホームの花壇には、 赤いチューリップと黄色と紫のパンジーが植えられ、 無人駅になっても、地域の人々から 大切にされている様子が伝わってきます。...
2025.4.07 真岡鐵道 久下田駅 真岡鐡道に限らずローカル線の駅には、 ホームに花壇が整備されているのをよく見かけます。 駅員がいた頃は手入れをする姿がありましたが、 無人化が進んだ今は、地域の方々がボランティアで 行われているようです。 久下田駅ホームの花壇には、 赤いチューリップと黄色と紫のパンジーが植えられ、 無人駅になっても、地域の人々から 大切にされている様子が伝わってきます。...
2025.4.07 真岡鐵道 寺内駅 不安定な天候が続く今年の4月。 寒い日が続いたかと思えば、 夏のような暑さになる日もあります。 この日も昼まではポカポカ陽気の晴天でしたが、 午後になると空には黒い雲が立ち込め、 雷鳴とともに大粒の雨が降り始めました。 雷から逃れるように駅にやってきた列車。 雨に濡れながらも凛として佇む桜の樹が、 優しく迎え入れているようでした。...
2025.4.07 真岡鐵道 西田井-北真岡 春の真岡鐵道の「SL・桜・菜の花街道」、 北真岡駅周辺は桜と菜の花が咲き誇る名所です。 SLもおか号の運転時には大変賑わうこの場所ですが、 平日の昼下がりは、春色の風景の中を、 普通列車が静かに走り抜けて行きました。 満開の桜と黄色い菜の花のコントラストは美しく、 訪れる人に穏やかな春の午後を与えてくれます。 のんびりとした時間が流れる、春の絶景でした。...
2025.4.07 真岡鐵道 久下田駅 ソメイヨシノがよく見られる場所として、 河川敷や学校、お寺の他に 鉄道の駅も挙げられると思います。 駅に植えられているソメイヨシノの木は、 線路に沿って一列に植えられている場合が多く、 斜め方向から眺めるとボリューム感が増し、 一段と重厚な姿を望むことができます。 真岡鐵道の久下田駅もその一つで、 見事に咲き誇った満開の桜の花が 小さなディーゼルカーを迎えてくれま...
2025.4.04 JR八高線 明覚-小川町 ソメイヨシノの木を間近で見ると、 幹から直接花が咲いているのを 見かけることがあります。 これは「胴吹き(どうぶき)」と呼ばれ、 木が老木になると枝に十分な栄養が行き渡らず、 幹の途中から直接芽を出して 生き残ろうとするためだそうです。 老いてもなお懸命に生きる姿は、 閑散区間を走るローカル線のようで より一層愛おしく感じられます。...
2025.3.26 JR八高線 小川町-明覚 ここ数日は寒気が流れ込み、 気温も10℃に届かない日が続いているせいか、 八高線沿線の桜の見頃は まだ少し先のようです。 沿線の桜が咲き始めるまでの間、 線路際を明るくしてくれるのは 土手に咲く黄色い水仙の花たち。 今年は少し株が少ないようですが、 元気に咲いてくれた水仙の花に 普通列車のエンジン音が響きます。...
2025.3.26 JR八高線 明覚-小川町 日中の気温が25℃を超えて 初夏のような陽気になり、 東京では桜の開花宣言が出されました。 都会より幾分気温が低い八高線沿線は 桜のつぼみはまだ固く 遅咲きの紅梅が満開の花を咲かせていました。 桜の花が見られるようになるまでは 主役の花はまだ梅の花です。 黄砂で煙った春霞の中を いつものディーゼルカーが通過して行きました。...
2025.3.14 JR八高線 明覚-小川町 今年の3月15日のダイヤ改正で、 八高線を走る列車はすべて2両編成となり、 1両編成の列車はなくなりました。 単行列車特有の「カタン、カタン」という音を立てて走る姿は、 首都圏とは思えないローカル線の風情を 醸し出していました。 秋には新型車両が登場する八高線の非電化区間ですが、 線路沿いに咲く梅の花は来年も変わらず 美しい姿を見せてくれるでしょう。...
2025.3.14 JR八高線 小川町-明覚 梅の木の寿命は、一般的に70~100年ほどですが、 中には200年を超えるものもあるそうで、 大きいものでは樹高が10mにもなります。 八高線沿線で見かけた大きな梅の木は、 大きくうねるような野趣あふれる形をして、 たくさんの花を咲かせていました。 梅の花と共に、一足早い春の陽を受けて、 一両編成のディーゼルカーが 小さな峠を駆け上がってきました。...
2025.3.05 JR八高線 竹沢-折原 普段は雪が降らない関東地方ですが、 春先に低気圧が八丈島の南付近を通過すると、 北から寒気が流れ込み、太平洋側の地域に 雪をもたらすことがあります。 関東平野の西端を走る八高線もその影響を受け 降雪時の沿線は美しい雪景色に変わります。 まるで雪国のような景観を見せる 線路沿いの小さな池の周辺で、 年に一度あるかないかの雪化粧を 静かに楽しむことができました。...
2025.3.02 JR八高線 明覚-越生 3月に入り、4月並みの暖かさになったかと思えば、 一転して雪が降るなど、 寒暖差の激しい日々が続いています。 そのような中でも八高線沿線では、 暖かな南風に誘われて 梅の花が開花していました。 まだまだ寒の戻りもありそうですが、 白く可憐に咲く姿が 春の訪れを告げてくれています。...
2025.2.11 宇都宮ライトレール 芳賀町工業団地管理センター前 宇都宮ライトレールのデザインは、 「雷都(らいと)を未来へ」というコンセプトに基づき、 芳賀・宇都宮の地域特性や歴史、文化を表現しています。 車両のメインカラーは、雷を連想させる黄色 公募によって最終決定されたデザインは、 流線型の先頭部分に「L字型」のデザインを配置した 特徴的なものになりました。 黄色と黒の美しい側面を見せながら、 交...
2025.2.11 宇都宮ライトレール 飛山城跡-清陵高校前 男体山は、日光連山に属する標高2486mの山で、 深田久弥の『日本百名山』にも登場する 名実ともに栃木県を代表する山です。 その雄姿は宇都宮ライトレール沿線からも 望むことができますが、 この日はあいにく寒波の影響で 山頂部を雪雲が覆っていました。 男体山を背景に高架橋を駆け下りてくるLRT 雄大な山の姿に黄色と黒の車体が映えます。...
2025.2.11 宇都宮ライトレール 東宿郷-宇都宮駅東口 2023年8月に開業した宇都宮ライトレール。 JR宇都宮駅と郊外の工業団地を結ぶ路線は すでに利用者が650万人を超えて 通勤や通学の交通手段として定着しています。 2030年には市の中心部のJR宇都宮駅西側へ 約5キロにわたり延伸させる方針で、 国土交通省へ工事の認可を申請するそうです。 LRTと一体のコンパクトシティを目指す宇都宮市、 その街づくりの取り組みに...
2025.2.08 東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水-淡路町 東京メトロ丸ノ内線、JRの中央線、 総武線が交差する御茶ノ水界隈では、 赤・オレンジ・黄色の電車達が 神田川を挟んで行き交います。 普段は本数の少ないローカル線を撮影しているので、 頻繁に行き交う電車たちの姿に 大都会東京の凄さを改めて感じます。 自然の中をのんびりと走る列車も素敵ですが、 都会を駆ける列車たちの魅力もまた格別です。...
2025.1.22 JR八高線 松久-用土 八高線は埼玉県の寄居駅を過ぎると、 上毛三山の一つで優美な山裾を持つ 赤城山を正面に望むことができます。 そこから吹き下ろしてくる 赤城颪(あかぎおろし)の中を、 いつもと変わらぬ様子で キハ110系の気動車が走ってきました。 枯草が茂る線路沿いをカタコトと走り続けて30年。 寒風の中を駆けるキハ110系も、 今年が最後の冬になりそうです。...
2025.1.17 JR八高線 用土-松久 東京都の八王子と群馬県の高崎を結ぶ八高線。 高麗川以北は首都圏では珍しい非電化路線で、 キハ110系のディーゼルカーが運行されています。 キハ110系は1993年から導入されましたが、 初期車は製造から30年以上が経過していて、 2025年度下期からは新型車両のHB-E220系に 置き換えられることになりました。 関東の北辺で長年活躍してきたキハ110系も そろそろ引退の時期になりました...
2025.1.08 しなの鉄道 古間-黒姫 北しなの線で活躍する新型車両のSR1系電車が 深々と降り続く雪の中、音もなくやって来ました。 雪は条件によっては80%以上の音を 結晶の隙間に閉じ込めてしまうそうで、 列車から発生するさまざまな音も かき消してしまったものと思われます。 新型車両の高い静粛性と相まって 雪国の静けさを感じることができました。...
2025.1.08 しなの鉄道 黒姫-古間 降りしきる雪の中、モーター音を響かせながら、 青とクリーム色に塗り分けられた 横須賀色の115系電車がやってきました。 温暖な地域を走っていた横須賀色の電車が、 長野県北部で雪と格闘しながら活躍する姿は、 どこか新鮮に感じます。 2025年3月15日に実施予定のダイヤ改正では、 115系電車の運転本数は、全列車の約20%に減少します。 残りが少なくなる国鉄型115系電車に、 今のう...
2025.1.08 しなの鉄道 黒姫-妙高高原 黒姫駅を出発た北しなの線の列車は、 山深き隘路を通り、県境を越えて、 新潟県の妙高高原駅をへと向かいます。 妙高高原はスキーやスノーボードなど ウインタースポーツが楽しめるリゾート地、 降り積もる雪がその魅力をさらに際立たせます。 有名な撮影スポットとしても知られるこの場所は、 冬の時期に一度は訪れて見たかった場所でした、 雪化粧をした樹々の美しい姿が、 私...
2025.1.08 JR飯山線 蓮駅 長野県の北部、雪深い地域を走る飯山線は 冬になると沿線は雪景色に変わります。 雪の日の朝、白一色の世界に佇む小さな駅にも 通勤通学の乗客が集まってきました。 短い2両編成の列車でも、 地域の方々には重要な交通機関 雪国の生活を支える大切なインフラです。...
2025.1.07 JR大糸線 白馬大池-千国 新宿駅から1日1本だけ運行されている 南小谷行の特急あずさ5号ですが、 2025年3月15日のダイヤ改正で、 運転区間が白馬駅までに短縮されます。 これにより、白馬-南小谷間のを走る 特急列車は無くなることになり、 姫川沿いを走るE353系が見られるのも あと2か月ちょっとになりました。 大糸線内の利用客の減少で 止むを得ない処置ではあると思いますが またひとつ鉄路が寂し...
2025.1.05 秩父鉄道 波久礼-樋口 2025年の最初の撮影は、 秩父鉄道の沿線へ出かけてきました。 線路沿いで列車を待っていると、 予想外の時間に汽笛の音が鳴り、 ヘッドマークを掲げた重連運転の列車が 力強く走り抜けていきました。 どうやら団体の臨時列車だったようですが、 思わぬ幸運に恵まれて、今年の撮影初めは 最高のスタートとなりました。...
2024.12.28 JR山手線 御徒町-上野 上野駅と御徒町駅の線路沿いに広がる 通称「アメ横」と呼ばれるアメ横商店街。 コロナ禍の影響で減少していた来客数も、 今年の年末は多くの外国人観光客をはじめ、 買い物客で賑わいを見せていました。 毎年恒例のこの年末の光景を見ると、 年の瀬を感じます。 皆様、よいお年をお迎えください。...
2024.12.17 秩父鉄道 親鼻-上長瀞 冬の季節風に運ばれてきた雲の隙間から、 荒川橋梁の向こうに沈む夕陽は、 冬の訪れを感じさせる光景となりました。 12月に入り、一段と寒さが厳しくなり、 河原の風が身に染みます。 関東地方は乾燥した晴天が続いており、 インフルエンザなど体調を崩しやすい時期です。 体調に気を付けて過ごしたいものですね。...
2024.11.22 津軽鉄道 金木-芦野公園 芦野公園駅前に広がる芦野公園には、 葉を落とした桜の樹々の中に、 ひときわ鮮やかな黄金色のイチョウが輝いていました。 春には主役の座を桜に譲るイチョウですが、 秋にはその黄色が際立ち、 訪れる人々の目を楽しませてくれます。 深まる秋が過ぎれば、津軽鉄道の冬の風物詩 「ストーブ列車」の運行が始まります、 晩秋の空の下、冬の足音が聞こえてくるようです。...
2024.11.22 津軽鉄道 芦野公園駅 津軽鉄道の芦野公園駅には、 鉄道開業当時からある旧駅舎が 喫茶店『駅舎』として活用されています。 店内に入ると、かつて駅務室と待合室を隔てていた カウンターなどがそのまま残されており、 木製の窓枠越しに列車が入線する様子は、 まるで時間が止まったかのような、懐かしい光景です。 国の登録有形文化財にも指定されたこの駅舎は、 古き良き時代の鉄道の面影を色濃く残し、 訪...
2024.11.21 JR五能線 十二湖-陸奥岩崎 日暮れの時間が短くなってゆく晩秋の西津軽。 時刻が午後4時近くになると 辺りが少しづつ赤く染まり始めてきました。 岩山のトンネルに吸い込まれてゆく「リゾートしらかみ」は レールの音を響かせながら、終着の青森へと旅立ってゆきます。 これから本格的な冬を迎える五能線沿線、 冬の季節風が吹きつける海岸沿いでは 雪や風との闘いが待つ長い冬がやってきます。...
2024.11.21 JR五能線 陸奥岩崎-十二湖 日本海に突き出た小さな岬を回り込むと 五能線を望む場所に出ることが出来ます。 どこまでも深い藍色をした晩秋の日本海を ステンレスの車体が反射した眩い光が水面を照らし、 海の上に銀色の道を映し出していました。 穏やかで美しい日本海を望めるのもあと僅か 灰色の世界に閉ざされる厳しい冬の前の 一瞬の煌めきかもしれません。...
2024.11.21 JR五能線 深浦-広戸 午前中に降っていた雨も上がり 青空が覗く海岸線にやってきました。 穏やかに広がる日本海を背景に やって来た普通列車は、キハ40・48形から 置き換えられた新型のGV-E400系 車体の鮮やかな青いラインが印象的で、 思っていた以上に五能線の景色の中に 溶け込んでいました。...
2024.11.21 JR五能線 北金ケ沢-千畳敷 五能線の北金ケ沢にある大銀杏の樹は 樹齢千年以上で、幹の周囲は約22m 高さは10階建てのビルに相当する約31mの 迫力満点の巨木です。 その堂々とした姿を上から見下ろすと すぐ脇を走る「リゾートしらかみ」が 模型の様に小さく見えます。 今年は色づきの進み具合が遅く 見頃は12月まで続く言われています。 夜間のライトアップのあるそうなので 最盛期の黄色く染まる姿を...
2024.11.04 秩父鉄道 武州日野-武州中川 柔らかな陽ざしが降り注ぐ穏やかな秋の日 小径の脇に倒れかけたコスモスの花が 可憐に咲いていました。 すでに咲き終わった花弁も多い中 懸命に咲くピンクの花は愛おしくも感じます。 コスモスの季節がが終わると そろそろ冬支度の始まりです。 華やかな景色は来春まで待つことにいたしましょう。...
2024.11.04 秩父鉄道 大野原-和銅黒谷 今年は紅葉を求めて撮影に出かけても 色付いた木々を探すところから 始めなければなりませんでした。 秩父鉄道沿線に向かったこの日は 横瀬川に架かる鉄橋付近で 少し色付き始めた木々に出会えました。 例年より暖かい日が多い今年の秋ですが 蒸気機関車を照らす弱い夕陽は 秋らしい雰囲気を醸し出してくれました。 ...
2024.11.04 秩父鉄道 武州中川-武州日野 今年の夏の猛暑と秋の高温の影響により、 紅葉は例年より1~2週間程度遅れていると 言われています。 毎年この時期には色鮮やかに染まる安谷川の渓谷も、 今年は一部の樹木がやっと黄色くなり始めたところです。 秋の気温が高いと、葉が色づく前に 茶色く枯れてしまうことがあると聞いたことがあります。 今年の紅葉は、例年とは異なる様子で、少しばかり心配です。...
2024.10.30 東武東上線 みなみ寄居-男衾 朝晩の気温が少しづつ低くなり 秋の深まりを感じられるようになりました。 線路沿いに実っていた柿の実も 持ち主の方に少しづつ収穫されて、 残りが少なくなっていてきます。 暦の上では11月7日は立冬です 例年より遅れてやって来た秋ですが、 駆け足で季節が進んで行く気がします。...
2024.10.30 東武東上線 みなみ寄居-男衾 月が替わり11月になりましたが、 今年の秋は暖かいというよりも暑い日が多く、 残暑が厳しい日が続きました。 前線や台風の影響もあって、 秋らしい爽やかな日が少ないまま、 季節が深まっています。 ようやくにして、秋らしい筋雲が広がり、 線路沿いの柿の木が色づいてきたことで、 遅れて来た秋の訪れを感じます。...
2024.10.13 秩父鉄道 浦山口-武州中川 埼玉県の西部に位置する秩父盆地は 同地域を流れる荒川の氾濫や浸食作用によって いくつもの河岸段丘が形成されています。 その段丘崖に張り付くように 線路が敷かれている場所もあり、 崖下の急斜面には樹木や笹が生い茂り 段丘の上には住居が広がっています。 遥か昔に造られた大地の営みに 思いを馳せてみるのも楽しいですね。...
2024.10.13 秩父鉄道 樋口-波久礼 彼岸を過ぎて、太陽の角度が低くなるにつれ、 線路際に咲くキバナコスモスは、 夕陽の光を浴びて黄金色に輝きます。 そのキバナコスモスの向こうから 力強く白い煙を吐きながら SLパレオエクスプレスがやってきました。 秋の深まりを感じさせる中、 蒸気機関車の黒いシルエットと白い煙に コスモスの黄色い花が映えて、 どこか懐かしい風景を作り出していました。...
SL撮影中に横浜から来た家族連れと出会いました。 「電車が来るんですか」と尋ねられたので 「30分後にはSLが通過しますよ」と答えると、 間近にSLを見るのは初めての様子で、 是非、見てみたいとのこと。 待つこと暫し、白煙を吹き上げ、 ドレンを吐きながら現れた蒸気機関車に、 「すごい迫力ですね!」と、ご家族連れは大喜び、 満足そうに笑顔で話しかけてくれました。 ご家族との温かい交流を通して、 素敵な時間...
2024.10.12 秩父鉄道 波久礼-樋口 猛暑が一段落ついたかと思いきや、 秋雨の影響で天候が思わしくない日が続きましたが、 周囲は確実に秋へと姿を変えています。 線路沿いに植えられた柿の木には、 色鮮やかな柿がたわわに実り、 秋の深まりを感じさせます。 10月のSLパレオエクスプレス号の除煙板は、 通常とは異なる「後藤デフ」を装着して運行されます。 白煙を上げながら走るSLの姿は、 秋の風景に華を添えていま...
2024.9.14 秩父鉄道 大麻生-明戸 秩父鉄道沿線の田んぼでは、 黄金色の稲穂が重そうに頭を垂れ、 「実りの秋」を迎えていました。 秋風が吹き抜けるのどかな田んぼでは、 赤いコンバインが力強く音を立てて、 黄金色の稲穂を刈り取って行きます。 豊かな秋の収穫風景を目にすると、 一年間の農家の方々のたゆまぬ努力に 感謝の気持ちを忘れずにいたいと思います。...
2024.9.23 JR八高線 明覚-小川町 お彼岸も過ぎても残暑が厳しい日々が続いていますが、 八高線沿いの里山では、ピンクのコスモスが咲き始め、 秋の訪れを感じさせてくれます。 風に揺れるその姿は澄んだ空気を感じさせ、 秋の深まりとともに、 さらに色鮮やかになっていくことでしょう。 緑いっぱいの築堤に咲くコスモスは、 私たちに季節の移ろいを教えてくれます。...
2024.9.17 JR八高線 松久-児玉 まだまだ残暑が残る9月の中旬に 郊外の田んぼが広がる場所へ出かけました。 本格的な稲刈りの準備でしょうか ハゼ掛け用の部分だけ稲穂が刈り取られ、 ハゼに掛けられた稲穂が太陽の光を浴びて 黄金色に輝いていました。 最近の稲刈りはコンバインを使う場合が多いですが、 ハゼ掛けされている田んぼを見ると 懐かしい気持ちが湧いてきます。...
2024.9.15 JR八高線 群馬藤岡-丹荘 厳しい暑さを乗り越えて、 豊かに実った稲穂が頭を垂れる季節となりました。 稲刈りが始まる直前の今、 田園は一面の黄金色に染まり、 目にまぶしい風景が広がります。 風に揺れる稲穂の先を過ぎ去る列車は ローカル線の旅情を満載して ゆっくりと走って行きます。...
2024.9.15 JR八高線 群馬藤岡-丹荘 とりわけ厳しい今年の残暑の中、 お彼岸を目の前にしても、まだ暑い日が続いています。 真夏のような日差しを遮る大きな樹の下では 笠を被ったお地蔵様が涼しげな笑顔を見せていました。 空は秋の澄んだ青色に変わろうとしており、 1両編成の列車がカーブをゆっくりと上っていく姿も どこか秋の訪れを感じさせます。...
2024.9.05 JR八高線 小川町-明覚 記録的な暑さとなった今年の夏。 日本の平均気温は、平年と比べて1.76℃も上昇し、 気象庁の観測史上最高を記録しました。 この異常な暑さに、季節の花々も戸惑っていると思いきや 初秋を告げるキバナコスモスは、 例年と変わらぬ美しい姿を見せてくれました。 厳しい残暑の中にも秋を感じさせるその姿に、 少しばかり暑さも和らいだように思います。...
2024.9.05 JR八高線 小川町-明覚 猛暑が続いた今年の夏ですが、 9月に入っても、まだまだ残暑が続いています。 線路際を彩る百日紅の花は、 夏の名残りを感じさせてくれるとともに、 秋の訪れを予感させてくれます。 夏の終わりの青い空、白い雲の下、 緑豊かな通い慣れたレールの上を いつものディーゼルカーが駆けて来ました。...
2024.8.08 JR飯山線 平滝駅 強い日差しが照りつける真夏の午後、 緑豊かな山の向こうには、 もくもくとと夏雲が湧き出してきました。 小さなトンネルを抜けて現れた赤い列車は、 カタンコトンとレールの音を立てながら ゆっくりと無人駅のホームに滑り込もうとしています。 セミの鳴き声が響き渡る静かな午後、 どこか懐かしい風景に心が安らぎました。...
2024.8.08 JR飯山線 上桑名川-上境 深緑に包まれた奥信濃路を、 小さな列車がゆっくりと進んでいきます。 冬の雪景色が有名なこの場所は、 真夏には一面の緑に染まり、 まるで絵画のような美しい風景が広がります。 夏の暑さを忘れさせる清涼感あふれる光景は、 訪れる人を魅了する奥信濃ならではの魅力です。...
2024.8.08 JR飯山線 蓮駅 飯山線の中でも特に賑わいをみせる飯山駅の隣に 蓮(はちす)という小さな駅があります。 緑豊かな駅の裏手にはお寺があり、 その境内へと通じる道端には 赤い頭巾を被ったお地蔵様が佇んでいました。 夏の日差しの中、木陰から列車を見送る 涼し気なお顔のお地蔵様を見ていると 厳しい暑さも少し和らぐような気がしました。...
2024.8.07 えちごトキめき鉄道 筒石駅 猛暑の中、涼を求めて訪れた筒石駅。 薄暗いトンネル内は、しっとりとした空気に包まれ、 まるで異郷に迷い込んだようです。 壁面やホームを覆う結露が、幻想的な雰囲気をさらに際立たせ ひんやりとした空気を肌で感じながら、 しばし静かな時間を過ごすことができました。 対向ホームに入線してきた電車には 乗り降りする乗客の姿はありません。 トンネル内の静寂が夏の暑さを忘...
2024.8.07 えちごトキめき鉄道 有間川-谷浜 夏の日本海に惹かれ、猛暑の中 新潟県の有間川を訪れました。 海の見える丘から眺める日本海は、 水平線と穏やかな海が印象的で、 どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。 「日本海ひすいライン」と名を変えた鉄道も、 短い2両編成の列車が海沿いをゆっくりと走り、 昔ながらの情景を今に伝えています。...
2024.7.25 JR八高線 竹沢-折原 暑い夏には向日葵など、鮮やかな黄色の花がよく似合います。 カンナの花もその一つです。 生命力あふれるカンナは、暑さや乾燥に強く、 手間をかけずに育てられるため、 線路脇などで群生しているのをよく見かけます。 朝日が昇り始めた線路際、早朝の静寂を破るかのように、 カンナの脇を爽やかな通過音を残して 列車が走り去って行きました。...
2024.7.25 JR八高線 寄居-折原 寄居駅を発車した高麗川行きの列車は、 荒川にかかる鉄橋を目指し、 大きく左にカーブを描きます。 朝から照りつける強い日差しを避け、 緑深い切通しに入ると、 列車の緑色の車体と周囲の緑が一体となりました。 連日猛暑が続く夏の早朝に ひとときの涼やかさを運んでくれます。...
2024.7.25 JR八高線 寄居-折原 撮影を憚るような猛暑が連日続く中、 朝の涼しい時間帯を狙って撮影に出かけました。 荒川の川面を渡る風は涼しげですが 夏の朝日を浴びた列車は、 すでに暑さを感じさせています。 今日も暑くなる予感が漂います。 くれぐれも体調には気をつけて過ごしましょう。...
2024.7.15 秩父鉄道 武州日野駅 梅雨の時期には紫陽花が咲き誇り、 多くの写真愛好家を魅了する秩父鉄道の武州日野駅。 休日には蒸気機関車と紫陽花を写真に収めようと、 多くの撮影者が訪れますが、 お目当ての蒸気機関車が通過した後には、 多くの人が静かに姿を消してしまいます。 山間の小さな駅に静寂が訪れると、 紫陽花の向こうへ普通列車が出発してきました。...
2024.7.15 秩父鉄道 武州日野駅 長雨の季節に涼をもたらす 涼し気な色の紫陽花の花 梅雨も末期になり、紫陽花のシーズンも 終わりに近づいていましたが、 冷涼な奥秩父の武州日野駅では、 まだ元気に咲き誇っていました。 紫陽花と深い緑に包まれた雨上がりのホームから 二本の列車がそれぞれの行き先に向けて 静かに発車していきます。...
2024.6.15 上田電鉄別所線 舞田-八木沢 「信州の鎌倉」と称される別所温泉ですが、 高台にある温泉地から広がる扇状地が 「塩田平」と呼ばれている地域です。 土壌が肥沃な塩田平は小麦や稲作が盛んで、 六月になると収穫を待つ麦畑の隣に 田植えを終えた水田を見ることが出来ます。 自然環境が明美で豊かな塩田平、 上田の街を支えてきた穀倉地帯が 夏を迎えようとしています。...
2024.6.15 上田電鉄別所線 八木沢駅 別所線の終点の一つ手前の八木沢駅では、 駅裏にある農道の脇に花壇が整備され、 マツバギクやベコニアなどの花々が植えられています。 これらは「八木沢水土里会」という組織によって 花壇の整備と管理が行われており、 花苗の植付け作業のほか、ため池堤体の草刈りや 農作業体験による住民との交流も実施しているそうです。 地域の玄関口である駅周辺の景観保全管理を行う活動に ...
2024.6.15 上田電鉄別所線 別所温泉-八木沢 JR上田駅から上田電鉄別所線に乗り換えて のどかな田園風景の中を走ること約30分、 最後の急勾配を登り終えると 標高554mの終点「別所温泉駅」に到着します。 駅の奥に広がる緑に包まれた温泉街は 日本武尊が東征の折に発見したと伝えられ、 また『枕草子』にも登場する、信州最古の温泉地です。 古来からの歴史ロマンが詰まった別所温泉。 温泉客を降ろした電車は、滑り台...
2024.6.08 東武東上線 男衾-みなみ寄居 池袋と埼玉県北部の寄居町を結ぶ東武東上線は、 池袋までの直通列車が途中の小川町までしか走らず、 末端区間の小川町-寄居間はローカル線の風情が漂います。 この区間は丘陵地帯の間を縫って走るため、 沿線には緑が多く、乗客は車窓から 豊かな自然を満喫することができます。 ローカル色豊かな区間をのんびりと走る ワンマン運転の短い4両編成の電車を、 線路脇のタチアオイ...
2024.6.08 東武東上線 男衾-みなみ寄居 今年の梅雨入りは、平年と比べて遅れており、 六月も下旬になってようやく 雨の日が続くようになりました。 梅雨時期を代表する花の一つ、タチアオイも 線路端に咲き始めます。 優しいセイジクリーム色の列車を背景に、 赤や白の鮮やかな花々が、 梅雨の景色に彩りを添えていました。...
2024.5.25 秩父鉄道 和銅黒谷駅 毎年初夏になると、南の国から渡ってきて 民家や駅舎の軒先などに営巣するツバメ。 しかし近年、その数は減少しているそうです。 身近だった里山の宅地化や、 農業の衰退により水田や耕作地が減少し、 エサとなる虫が少なくなっているためと言われています。 古くから人と共に自然の中で生きてきたツバメ、 彼達が安心して子育てできる環境を これからも守って行きたいですね。...
2024.6.05 秩父鉄道 武川-永田 今年の関東地方は梅雨入りが遅れていて、 晴れて暑い日が続いていますが、 紫陽花は暦どおりに咲き始めています。 強い太陽の光の下で照らされた紫陽花は これまで以上に色鮮やかで ビビッドな姿が印象的です。 これから本格的な梅雨の季節に入り、 しっとりと濡れた風情豊かな紫陽花にも 出会えることを楽しみにしています。...
2024.6.05 秩父鉄道 永田-武川 秩父鉄道沿線の熊谷市周辺は、冬は晴天日が多く 日照時間が長いという気候条件に恵まれて 古くから小麦栽培が盛んな地域として知られています。 特に明治時代から大正時代にかけては 小麦の栽培技術改良に尽力した権田愛三によって、 当時の熊谷市周辺は日本一の小麦生産地になりました。 刈取り前の季節に名産の小麦畑を行く電車は この時期ならではの風物詩です。...
2024.5.25 秩父鉄道 大野原-和銅黒谷 横瀬川に架かる秩父鉄道の横瀬川橋梁は、 秩父銘仙などの輸送を目的に建設された鉄道が、 秩父市内への延伸を果たすために造られた橋梁です。 当初は奥羽本線の初代松川橋梁を転用したものですが、 1971年に現在の上路式ワーレントラス橋へと 架け替えられました。 架け替えから50年余り経った現在も、 赤い橋梁として人々に親しまれています。 SLパレオエキスプレスが橋を渡って...
2024.5.25 秩父鉄道 親鼻駅 初夏の風薫る五月は、バラやツツジなどの花々が 美しく咲き誇る季節でもありますが、 赤く可愛いポピーの花もこの時期に開花を迎えます。 親鼻駅からアクセスできる 秩父高原牧場の「天空のポピー」は 今年は生育が今ひとつのようですが 駅裏のポピー畑は、まずまずの咲き具合でした。 風に揺れる花を眺めるように SLパレオエキスプレス号が速度を落として ゆっくりと駅を通過して行きまし...
2024.5.04 秩父鉄道 親鼻-上長瀞 鉄道写真では、今まで撮影できなかった場所でも、 木々が伐採されて視界が開け、 新たに撮影が可能になる場合があります。 荒川橋梁を望むことができるこの場所は、 斜面の竹林を一部伐採したことで、 橋梁を一望できるようになりました。 新しい角度からいつもの蒸気機関車を見ると、 今までとは違った新鮮な印象を受けました。...
2024.5.04 小湊鉄道 武州日野駅 ゴールデンウィークの晴天に恵まれた日 木造のホーム上屋が印象的な小さな駅に、 ツツジの花が咲く様子を眺めに行ってきました。 多くの人出を予想していたのですが 現場に着いてみると先客は1名のみで 周囲にはのどかな雰囲気が漂っています。 まだ満開には少し早かったものの、 ツツジと新緑の鮮やかな色彩を楽しみながら、 ゆっくりと初夏の一日を満喫することができました。...
2024.4.28 小湊鉄道 馬立駅 レールの敷設に使用されている木製の枕木は、 10年程度使用すると、腐ったり割れたりなど 経年劣化が生じます。 昭和の時代には、古くなった枕木が 駅周辺の敷地境界に再利用されているのをよく見かけましたが、 近年ではほとんど見られなくなりました。 とはいえ、ここは昭和の風情を色濃く残す小湊鉄道の馬立駅。 古枕木と同じように、JRからやってきたキハ40形気動車も 第二の人生として...
2024.4.28 小湊鉄道 上総川間駅 今年のゴールデンウィークは晴天に恵まれ、 各地の観光地も賑わったようです。 房総半島の中央を走る小湊鉄道も、 普段は1・2両編成の列車を 3両に増やして運行していました。 長閑な田園風景の中で、 赤い車両と五月晴れの空のコントラストが 初夏の訪れを告げてくれます。 ...
2024.4.28 小湊鉄道 上総川間駅 鮮やかなピンク色で花期が長いツツジは ゴールデンウィークの頃に見頃になり、 その美しい姿を楽しむ事ができます。 田植えを終えたばかりの田圃が広がる 上総川間駅の周辺に、 綺麗なツツジの花が咲いていました。 木漏れ日を受けて花びらを輝かせた花々が 列車の発車を静かに見守っています。...
2024.4.20 秩父鉄道 秩父駅 昭和の時代には機関車に牽かれた旧型客車が 全国津々浦々を駆けていました。 エンジンやモーターを搭載していない車両は 駅に停車中すると何とも言えない静寂が訪れ、 旅情感を盛り上げてくれたものでした。 ぶどう色に塗られた車体と開け放たれた窓が 蒸気機関車全盛の頃を彷彿とさせます。...
2024.4.20 秩父鉄道 上長瀞-親鼻 桜の季節が人々を楽しませてくれた後、 程なくして新緑の若葉の季節が訪れます。 昨今は温暖化の影響でしょうか 4月中旬でも初夏の様な陽気になる日もあり、 眩い若葉を目にするようになりました。 新緑に包まれた初夏の風渡る荒川橋梁を 旧型の客車を牽引した蒸気機関車が ゆっくりと渡って行きます。...
2024.4.10 JR八高線 松久-児玉 八高線の高麗川以北の非電化区間には、 日中一往復のみ一両編成の単行列車が運行されています。 乗客の乗車率を考慮すると、学校の試験期間など、 昼間の利用が見込まれる時期を除いては、 この運行形態で 十分かもしれません。 ローカル線をはじめ、鉄道そのものが 縮小傾向にあるのは寂しい限りですが、 咲き誇った桜の中を走る列車は、 我関せず、元気に走り去って行きました。...
2024.4.02 JR久大本線 北山田駅 曇り空の下、満開の桜が咲く北山田駅に JR九州が誇る豪華クルーズトレインの 「ななつ星in九州」が姿を見せました。 黄金色に輝く装飾を施された 古代漆色のディーゼル機関車は 重厚な排気音を響かせながら 駅を通過していきます。 定員はわずか20名、料金も破格ですが 運行開始から10年以上が経過しても、 今なお多くの人々を魅了する人気列車です。...
2024.4.02 JR久大本線 北山田駅 日本を代表する花のひとつであるソメイヨシノ 全国で約1000万本植えられていると言われ、 これらの多くは、挿し木や接ぎ木によって 増やされたものです。 駅や学校など公共の施設に植樹されたモノも多く見られ 久大本線の北山田駅のソメイヨシノもその一つです。 駅ホームの両側に咲く満開のソメイヨシノの中を 真っ赤な特急「ゆふ号」が通過して行きました。...
2024.4.02 JR久大本線 豊後中川駅 桜の花が咲く頃の曇り空を「花曇り」と言いますが、 薄明かるい曇り空で、霞がかかったような天気は、 少し幻想的な雰囲気にもなります。 雨が降らず、日差しも弱いため、咲いた花は散りにくく、 駅の周辺では幾重にも桜の花が咲き誇っていました。 花曇りの淡い空気に包まれた駅から、 ゆっくりと発車する真っ赤な普通列車は、 普段にも増して鮮やかに見えました。...
2024.3.29 JR八高線 小川町-明覚 春に咲く代表的な黄色い花をいえば 菜の花を真っ先に思い浮かべますが、 可憐に咲く水仙もその一つに挙げられます。 一般的に12月から3月頃に咲く水仙は 早春の花というイメージがありますが 今年は3月末にやっと目にすることができました。 初夏の様に暖かな陽気になった日に 線路に近くに咲く水仙の花は 遅れてやって来た春を満喫しているようでした。...
2024.3.24 秩父鉄道 寄居-桜沢 今年の3月は寒の戻りで気温が低い日が多く 関東のソメイヨシノは開花が遅れています。 本日、福岡や松山で開花が観測されたようですが、 秩父鉄道沿線では早咲きの桜が 小ぶりな花を咲かせていました。 綺麗な白煙を上げる蒸気機関車と 満開のソメイヨシノを一緒に撮影出来るのは 4月に入ってからになりそうです。...
2024.3.20 秩父鉄道 ふかや花園駅 地域や企業をPRするマスコットキャラクタの「ゆるキャラ」は、 愛らしく親しみやすいデザインで、 幅広い世代で人気を集めています。 2024年のSLパレオエクスプレスファーストランの日に、 ふかや花園駅では、深谷市のゆるキャラ、 「ふっかちゃん」が登場しました。 深谷ねぎをモチーフにした「ふっかちゃん」は ゆるキャラグランプリで準グランプリを受賞した人気者、 駅のホームは...
2024.3.17 JR八高線 明覚-小川町 ソメイヨシノの開花予想が発表されて 気温が20℃を超えて日が出てくると 今年も春が近づいて来た感じがします。 梅の花が終わった里山の山裾にも ピンク色の桜の花が咲き 沿線の景色も華やかさが増してきました。 まだまだ寒い日もある3月ですが 暖かくなる日が増えて行くと 豊かな自然を感じられる季節がやってきます。...
2024.3.11 JR八高線 明覚-小川町 景色は少しずつ春っぽくなってきましたが ことしの冬は記録的な暖冬だったせいでしょうか 梅が咲く時期のばらつきが大きい気がします。 普段は花期が長い梅の花でも 既にすっかり花が終わっている樹もあれば 今が盛りの樹も見かけます。 ともあれ、春は確実に近づいてきています これから咲くソメイヨシノの花を 今しばらく待つことにいたしましょう。...
2023.1.17 湘南モノレール 目白山下-片瀬山 片瀬山駅で下車して西へ歩いて行くと 江の島へと下る坂道の途中に 遠くに相模湾を望む場所があります。 支柱にぶら下がってやって来るモノレールは まるで海の上を走っている様で、 普段とは違う鉄道風景が広がっていました。 不思議な景色を見ることができるのも 湘南モノレールの楽しみのひとつです。...
2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 花弁が大きめで濃いピンク色をした河津桜は、 濃く明るい紅色をしたカンヒザクラと 一重咲きで大きな花を咲かすオオシマザクラとの 自然交配種と考えられています。 花期も長く、約1カ月に渡って見頃が続く河津桜ですが、 今年の開花は例年より早かった為でしょうか、 既に葉桜へと変わってしまいました。 また来年、美しい花達に会いに来たいと思います。...
2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 気候が温暖な南伊豆の河津町では 2月になると河津桜と菜の花を 同時に愛でることができます。 線路沿いのガード付近で見つけた 桜と菜の花が一緒に咲いている場所に 赤いキンメ列車がやってきました。 ピンクの桜と黄色い菜の花、 それと赤い車両を照らす柔らかな陽ざしは 穏やかな早春の1日を約束するようでした。...
2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 2020年3月14日のダイヤ改正で 東京―伊豆急下田間に登場した 観光特急の「サフィール踊り子」号 プレミアムグリーン車を含む 全車両グリーン席の編成は まるでホテルのような快適さで 河津桜の観光にも最適な列車です。 東京から2時間20分の道のりを駆けた 紺碧色のサフィール踊り子号を 河津川両岸の河津桜が迎えてくれました。...
2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 一足早く春の訪れを告げる河津町の河津桜ですが、 今年の冬は暖かな日が多かった為でしょうか 例年より少し早めに見頃を迎えているようです。 2月1日から29日まで開催される「河津桜まつり」では、 コロナ禍以前の約8割に当たる 70万人の人出を見込んでいます。 今週末には満開になると予想される河津桜 河津川沿いに咲き誇る850本の桜を 多くの観光客に愛でてもらいたいです。...
2023.1.17 湘南モノレール 大船駅 大船と江の島を結ぶ湘南モノレールには 車体を軌道の下に吊り下げて走行する 「懸垂型」が採用されています。 車体を支える軌道が車両上部にある為、 車体の下にはレールがなく すのこ状の路面が広がっているだけです。 通常の鉄道とはかなり異なる懸垂型モノレール、 宇宙船を格納するかような駅の構内は まるでSFの世界を見ているようでした。...
2023.1.17 江ノ島電鉄 稲村ヶ崎-七里ヶ浜 稲村ケ崎駅を出発した藤沢行きの電車は 七里ガ浜の海岸に出て来ると、 正面に富士山を望むことができます。 空気が澄んでいる冬の夕暮れは オレンジ色の空に優麗なシルエットを 浮かび上がらせてくれました。 暮れゆく冬の残照を車体に映して 電車が目の前を通り過ぎていきます。...
2023.1.17 江ノ島電鉄 腰越-鎌倉高校前 江ノ島電鉄の腰越駅から徒歩約5分の場所にある満福寺は、 源義経が頼朝への和解を願って「腰越状」と呼ばれる手紙を書き、 頼朝の元に届けようとした寺として知られています。 境内には弁慶の腰掛け石や手玉石など、 義経・弁慶ゆかりの品々が残っていますが 訪れて見ると思いの外、小さな古刹で驚きました。 歴史の舞台となった腰越の満福寺 冬の夕陽を浴びて静かに佇む古刹の門...
2023.1.17 江ノ島電鉄 鎌倉高校前-七里ガ浜 昨今、聖地巡礼という言葉は、マンガやアニメ、 映画などの舞台やモデルとなった場所に、 ファンが訪れることを差すようになりました。 人気アニメ「スラムダンク」で有名になった 「鎌倉高校前1号踏切」には、平日にも関わらず 若者を中心とした多くの観光客が集まり、 さまざまな国の言葉が飛び交っています。 日本が世界に誇るアニメ文化ですが、 その影響力の強さを、ま...
2023.1.17 江ノ島電鉄 江の島-腰越 鎌倉と藤沢の間を結ぶ江ノ島電鉄ですが 途中の江ノ島駅と腰越駅の間は 併用軌道となっており、道路上を走行しています。 江ノ島電鉄は全区間が鉄道事業法に基づく 正真正銘の鉄道路線ですので、 併用軌道は電車が道路を走っているというよりも 自動車が線路に入らせてもらっていると言えます。 商店が続く狭い道路に自動車を待たせて 江ノ電は今日も安全運転と定時運行で走ります。...
2012.05.03 のと鉄道 西岸-能登鹿島 集落の手前に広がる入江と、線路の奥に作られた棚田。 のと鉄道沿線には里山と里海が入り混じる 能登らしい風景が展開されています。 穏やかな表情を見せていた のと鉄道沿線も 地震の影響で停電や断水が続いており ライフラインの復旧が喫緊の課題となっています。 水道の復旧には数カ月かかる可能性もあるようですが、 安全を確保しながら、早期の復旧が望まれます。...
2012.05.03 のと鉄道 田鶴浜-和倉温泉 元日の能登地震発生から、11日が経ちました。 1月9日から和倉温泉~穴水間で、 鉄道災害調査隊などの専門家チームが現地に入り、 被災状況の調査が実施されたようです。 その結果、各所で線路の湾曲や土砂流入、 各駅施設の損壊などの大きな被害が確認されています。 今後は復旧への方法や技術的な助言を受ける予定で 運行再開までには、かなりの時間が掛かりそうです。...
2024.1.05 秩父鉄道 武州中川-武州日野 柔らかな新春の陽光を浴びて 華やかな花模様のラッピング車両 「彩色兼備」が長瀞駅に入線してきます。 列車の到着を待つホームでは 宝登山神社の初詣客や長瀞観光の人々で いつもより賑わっていました。 正月の松の内も本日7日までです 三連休の中日ではありますが そろそろ平常モードへ切り替えるころですね。...
2021.12.13 JR東海道新幹線 新富士-静岡 新年明けましておめでとうございます。 年始より、想像もしていないような 災害や事故が立て続けに発生しております。 毎日を何気なく無事に過ごしていることに 感謝の気持ちを忘れずにいたいと思います。 本年もよろしくお願い申し上げます。...
この度、能登地方を震源とした地震により、 被害を受けられた皆さまに、謹んでお見舞い申し上げますとともに、 一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。...
2023.11.11 鹿児島市電 南鹿児島 鉄道に係わる趣味にはいくつか種類がありますが その一つに模型の制作があります。 中でも電車や機関車などの鉄道車両は元より、 駅舎やホームなどの鉄道関連の建造物や 周辺の風景や街並みまでも作り込む 鉄道ジオラマはその代表的なものでしょう。 市内電車とJR指宿枕崎線が隣接している 南鹿児島駅周辺はジオラマの絶好の題材、 ミニチュアの世界が目の前に広がっていました。...
2023.11.11 鹿児島市電 南鹿児島-涙橋 涙橋電停から谷山へ向かう市内電車が 専用軌道へと入って行くと 周辺に緑が増えてきます。 線路沿いにある大きな柿の木は 11月の中旬にもかかわらず、 まだ青々と葉が茂り 柿の実は色付き始めたところでした。 一年の平均気温が18.8℃と 東京より約3℃も高い鹿児島市 そこかしこで南国の風情を感じます。...
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2025.4.07 真岡鐵道 久下田駅 真岡鐡道に限らずローカル線の駅には、 ホームに花壇が整備されているのをよく見かけます。 駅員がいた頃は手入れをする姿がありましたが、 無人化が進んだ今は、地域の方々がボランティアで 行われているようです。 久下田駅ホームの花壇には、 赤いチューリップと黄色と紫のパンジーが植えられ、 無人駅になっても、地域の人々から 大切にされている様子が伝わってきます。...
2025.4.07 真岡鐵道 寺内駅 不安定な天候が続く今年の4月。 寒い日が続いたかと思えば、 夏のような暑さになる日もあります。 この日も昼まではポカポカ陽気の晴天でしたが、 午後になると空には黒い雲が立ち込め、 雷鳴とともに大粒の雨が降り始めました。 雷から逃れるように駅にやってきた列車。 雨に濡れながらも凛として佇む桜の樹が、 優しく迎え入れているようでした。...
2025.4.07 真岡鐵道 西田井-北真岡 春の真岡鐵道の「SL・桜・菜の花街道」、 北真岡駅周辺は桜と菜の花が咲き誇る名所です。 SLもおか号の運転時には大変賑わうこの場所ですが、 平日の昼下がりは、春色の風景の中を、 普通列車が静かに走り抜けて行きました。 満開の桜と黄色い菜の花のコントラストは美しく、 訪れる人に穏やかな春の午後を与えてくれます。 のんびりとした時間が流れる、春の絶景でした。...
2025.4.07 真岡鐵道 久下田駅 ソメイヨシノがよく見られる場所として、 河川敷や学校、お寺の他に 鉄道の駅も挙げられると思います。 駅に植えられているソメイヨシノの木は、 線路に沿って一列に植えられている場合が多く、 斜め方向から眺めるとボリューム感が増し、 一段と重厚な姿を望むことができます。 真岡鐵道の久下田駅もその一つで、 見事に咲き誇った満開の桜の花が 小さなディーゼルカーを迎えてくれま...
2025.4.04 JR八高線 明覚-小川町 ソメイヨシノの木を間近で見ると、 幹から直接花が咲いているのを 見かけることがあります。 これは「胴吹き(どうぶき)」と呼ばれ、 木が老木になると枝に十分な栄養が行き渡らず、 幹の途中から直接芽を出して 生き残ろうとするためだそうです。 老いてもなお懸命に生きる姿は、 閑散区間を走るローカル線のようで より一層愛おしく感じられます。...
2025.3.26 JR八高線 小川町-明覚 ここ数日は寒気が流れ込み、 気温も10℃に届かない日が続いているせいか、 八高線沿線の桜の見頃は まだ少し先のようです。 沿線の桜が咲き始めるまでの間、 線路際を明るくしてくれるのは 土手に咲く黄色い水仙の花たち。 今年は少し株が少ないようですが、 元気に咲いてくれた水仙の花に 普通列車のエンジン音が響きます。...
2025.3.26 JR八高線 明覚-小川町 日中の気温が25℃を超えて 初夏のような陽気になり、 東京では桜の開花宣言が出されました。 都会より幾分気温が低い八高線沿線は 桜のつぼみはまだ固く 遅咲きの紅梅が満開の花を咲かせていました。 桜の花が見られるようになるまでは 主役の花はまだ梅の花です。 黄砂で煙った春霞の中を いつものディーゼルカーが通過して行きました。...
2025.3.14 JR八高線 明覚-小川町 今年の3月15日のダイヤ改正で、 八高線を走る列車はすべて2両編成となり、 1両編成の列車はなくなりました。 単行列車特有の「カタン、カタン」という音を立てて走る姿は、 首都圏とは思えないローカル線の風情を 醸し出していました。 秋には新型車両が登場する八高線の非電化区間ですが、 線路沿いに咲く梅の花は来年も変わらず 美しい姿を見せてくれるでしょう。...
2025.3.14 JR八高線 小川町-明覚 梅の木の寿命は、一般的に70~100年ほどですが、 中には200年を超えるものもあるそうで、 大きいものでは樹高が10mにもなります。 八高線沿線で見かけた大きな梅の木は、 大きくうねるような野趣あふれる形をして、 たくさんの花を咲かせていました。 梅の花と共に、一足早い春の陽を受けて、 一両編成のディーゼルカーが 小さな峠を駆け上がってきました。...
2025.3.05 JR八高線 竹沢-折原 普段は雪が降らない関東地方ですが、 春先に低気圧が八丈島の南付近を通過すると、 北から寒気が流れ込み、太平洋側の地域に 雪をもたらすことがあります。 関東平野の西端を走る八高線もその影響を受け 降雪時の沿線は美しい雪景色に変わります。 まるで雪国のような景観を見せる 線路沿いの小さな池の周辺で、 年に一度あるかないかの雪化粧を 静かに楽しむことができました。...
2025.3.02 JR八高線 明覚-越生 3月に入り、4月並みの暖かさになったかと思えば、 一転して雪が降るなど、 寒暖差の激しい日々が続いています。 そのような中でも八高線沿線では、 暖かな南風に誘われて 梅の花が開花していました。 まだまだ寒の戻りもありそうですが、 白く可憐に咲く姿が 春の訪れを告げてくれています。...
2025.2.11 宇都宮ライトレール 芳賀町工業団地管理センター前 宇都宮ライトレールのデザインは、 「雷都(らいと)を未来へ」というコンセプトに基づき、 芳賀・宇都宮の地域特性や歴史、文化を表現しています。 車両のメインカラーは、雷を連想させる黄色 公募によって最終決定されたデザインは、 流線型の先頭部分に「L字型」のデザインを配置した 特徴的なものになりました。 黄色と黒の美しい側面を見せながら、 交...
2025.2.11 宇都宮ライトレール 飛山城跡-清陵高校前 男体山は、日光連山に属する標高2486mの山で、 深田久弥の『日本百名山』にも登場する 名実ともに栃木県を代表する山です。 その雄姿は宇都宮ライトレール沿線からも 望むことができますが、 この日はあいにく寒波の影響で 山頂部を雪雲が覆っていました。 男体山を背景に高架橋を駆け下りてくるLRT 雄大な山の姿に黄色と黒の車体が映えます。...
2025.2.11 宇都宮ライトレール 東宿郷-宇都宮駅東口 2023年8月に開業した宇都宮ライトレール。 JR宇都宮駅と郊外の工業団地を結ぶ路線は すでに利用者が650万人を超えて 通勤や通学の交通手段として定着しています。 2030年には市の中心部のJR宇都宮駅西側へ 約5キロにわたり延伸させる方針で、 国土交通省へ工事の認可を申請するそうです。 LRTと一体のコンパクトシティを目指す宇都宮市、 その街づくりの取り組みに...
2025.2.08 東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水-淡路町 東京メトロ丸ノ内線、JRの中央線、 総武線が交差する御茶ノ水界隈では、 赤・オレンジ・黄色の電車達が 神田川を挟んで行き交います。 普段は本数の少ないローカル線を撮影しているので、 頻繁に行き交う電車たちの姿に 大都会東京の凄さを改めて感じます。 自然の中をのんびりと走る列車も素敵ですが、 都会を駆ける列車たちの魅力もまた格別です。...
2025.1.22 JR八高線 松久-用土 八高線は埼玉県の寄居駅を過ぎると、 上毛三山の一つで優美な山裾を持つ 赤城山を正面に望むことができます。 そこから吹き下ろしてくる 赤城颪(あかぎおろし)の中を、 いつもと変わらぬ様子で キハ110系の気動車が走ってきました。 枯草が茂る線路沿いをカタコトと走り続けて30年。 寒風の中を駆けるキハ110系も、 今年が最後の冬になりそうです。...
2025.1.17 JR八高線 用土-松久 東京都の八王子と群馬県の高崎を結ぶ八高線。 高麗川以北は首都圏では珍しい非電化路線で、 キハ110系のディーゼルカーが運行されています。 キハ110系は1993年から導入されましたが、 初期車は製造から30年以上が経過していて、 2025年度下期からは新型車両のHB-E220系に 置き換えられることになりました。 関東の北辺で長年活躍してきたキハ110系も そろそろ引退の時期になりました...
2025.1.08 しなの鉄道 古間-黒姫 北しなの線で活躍する新型車両のSR1系電車が 深々と降り続く雪の中、音もなくやって来ました。 雪は条件によっては80%以上の音を 結晶の隙間に閉じ込めてしまうそうで、 列車から発生するさまざまな音も かき消してしまったものと思われます。 新型車両の高い静粛性と相まって 雪国の静けさを感じることができました。...
2025.1.08 しなの鉄道 黒姫-古間 降りしきる雪の中、モーター音を響かせながら、 青とクリーム色に塗り分けられた 横須賀色の115系電車がやってきました。 温暖な地域を走っていた横須賀色の電車が、 長野県北部で雪と格闘しながら活躍する姿は、 どこか新鮮に感じます。 2025年3月15日に実施予定のダイヤ改正では、 115系電車の運転本数は、全列車の約20%に減少します。 残りが少なくなる国鉄型115系電車に、 今のう...
2025.1.08 しなの鉄道 黒姫-妙高高原 黒姫駅を出発た北しなの線の列車は、 山深き隘路を通り、県境を越えて、 新潟県の妙高高原駅をへと向かいます。 妙高高原はスキーやスノーボードなど ウインタースポーツが楽しめるリゾート地、 降り積もる雪がその魅力をさらに際立たせます。 有名な撮影スポットとしても知られるこの場所は、 冬の時期に一度は訪れて見たかった場所でした、 雪化粧をした樹々の美しい姿が、 私...
2024.4.20 秩父鉄道 秩父駅 昭和の時代には機関車に牽かれた旧型客車が 全国津々浦々を駆けていました。 エンジンやモーターを搭載していない車両は 駅に停車中すると何とも言えない静寂が訪れ、 旅情感を盛り上げてくれたものでした。 ぶどう色に塗られた車体と開け放たれた窓が 蒸気機関車全盛の頃を彷彿とさせます。...
2024.4.20 秩父鉄道 上長瀞-親鼻 桜の季節が人々を楽しませてくれた後、 程なくして新緑の若葉の季節が訪れます。 昨今は温暖化の影響でしょうか 4月中旬でも初夏の様な陽気になる日もあり、 眩い若葉を目にするようになりました。 新緑に包まれた初夏の風渡る荒川橋梁を 旧型の客車を牽引した蒸気機関車が ゆっくりと渡って行きます。...
2024.4.10 JR八高線 松久-児玉 八高線の高麗川以北の非電化区間には、 日中一往復のみ一両編成の単行列車が運行されています。 乗客の乗車率を考慮すると、学校の試験期間など、 昼間の利用が見込まれる時期を除いては、 この運行形態で 十分かもしれません。 ローカル線をはじめ、鉄道そのものが 縮小傾向にあるのは寂しい限りですが、 咲き誇った桜の中を走る列車は、 我関せず、元気に走り去って行きました。...
2024.4.02 JR久大本線 北山田駅 曇り空の下、満開の桜が咲く北山田駅に JR九州が誇る豪華クルーズトレインの 「ななつ星in九州」が姿を見せました。 黄金色に輝く装飾を施された 古代漆色のディーゼル機関車は 重厚な排気音を響かせながら 駅を通過していきます。 定員はわずか20名、料金も破格ですが 運行開始から10年以上が経過しても、 今なお多くの人々を魅了する人気列車です。...
2024.4.02 JR久大本線 北山田駅 日本を代表する花のひとつであるソメイヨシノ 全国で約1000万本植えられていると言われ、 これらの多くは、挿し木や接ぎ木によって 増やされたものです。 駅や学校など公共の施設に植樹されたモノも多く見られ 久大本線の北山田駅のソメイヨシノもその一つです。 駅ホームの両側に咲く満開のソメイヨシノの中を 真っ赤な特急「ゆふ号」が通過して行きました。...
2024.4.02 JR久大本線 豊後中川駅 桜の花が咲く頃の曇り空を「花曇り」と言いますが、 薄明かるい曇り空で、霞がかかったような天気は、 少し幻想的な雰囲気にもなります。 雨が降らず、日差しも弱いため、咲いた花は散りにくく、 駅の周辺では幾重にも桜の花が咲き誇っていました。 花曇りの淡い空気に包まれた駅から、 ゆっくりと発車する真っ赤な普通列車は、 普段にも増して鮮やかに見えました。...
2024.3.29 JR八高線 小川町-明覚 春に咲く代表的な黄色い花をいえば 菜の花を真っ先に思い浮かべますが、 可憐に咲く水仙もその一つに挙げられます。 一般的に12月から3月頃に咲く水仙は 早春の花というイメージがありますが 今年は3月末にやっと目にすることができました。 初夏の様に暖かな陽気になった日に 線路に近くに咲く水仙の花は 遅れてやって来た春を満喫しているようでした。...
2024.3.24 秩父鉄道 寄居-桜沢 今年の3月は寒の戻りで気温が低い日が多く 関東のソメイヨシノは開花が遅れています。 本日、福岡や松山で開花が観測されたようですが、 秩父鉄道沿線では早咲きの桜が 小ぶりな花を咲かせていました。 綺麗な白煙を上げる蒸気機関車と 満開のソメイヨシノを一緒に撮影出来るのは 4月に入ってからになりそうです。...
2024.3.20 秩父鉄道 ふかや花園駅 地域や企業をPRするマスコットキャラクタの「ゆるキャラ」は、 愛らしく親しみやすいデザインで、 幅広い世代で人気を集めています。 2024年のSLパレオエクスプレスファーストランの日に、 ふかや花園駅では、深谷市のゆるキャラ、 「ふっかちゃん」が登場しました。 深谷ねぎをモチーフにした「ふっかちゃん」は ゆるキャラグランプリで準グランプリを受賞した人気者、 駅のホームは...
2024.3.17 JR八高線 明覚-小川町 ソメイヨシノの開花予想が発表されて 気温が20℃を超えて日が出てくると 今年も春が近づいて来た感じがします。 梅の花が終わった里山の山裾にも ピンク色の桜の花が咲き 沿線の景色も華やかさが増してきました。 まだまだ寒い日もある3月ですが 暖かくなる日が増えて行くと 豊かな自然を感じられる季節がやってきます。...
2024.3.11 JR八高線 明覚-小川町 景色は少しずつ春っぽくなってきましたが ことしの冬は記録的な暖冬だったせいでしょうか 梅が咲く時期のばらつきが大きい気がします。 普段は花期が長い梅の花でも 既にすっかり花が終わっている樹もあれば 今が盛りの樹も見かけます。 ともあれ、春は確実に近づいてきています これから咲くソメイヨシノの花を 今しばらく待つことにいたしましょう。...
2023.1.17 湘南モノレール 目白山下-片瀬山 片瀬山駅で下車して西へ歩いて行くと 江の島へと下る坂道の途中に 遠くに相模湾を望む場所があります。 支柱にぶら下がってやって来るモノレールは まるで海の上を走っている様で、 普段とは違う鉄道風景が広がっていました。 不思議な景色を見ることができるのも 湘南モノレールの楽しみのひとつです。...
2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 花弁が大きめで濃いピンク色をした河津桜は、 濃く明るい紅色をしたカンヒザクラと 一重咲きで大きな花を咲かすオオシマザクラとの 自然交配種と考えられています。 花期も長く、約1カ月に渡って見頃が続く河津桜ですが、 今年の開花は例年より早かった為でしょうか、 既に葉桜へと変わってしまいました。 また来年、美しい花達に会いに来たいと思います。...
2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 気候が温暖な南伊豆の河津町では 2月になると河津桜と菜の花を 同時に愛でることができます。 線路沿いのガード付近で見つけた 桜と菜の花が一緒に咲いている場所に 赤いキンメ列車がやってきました。 ピンクの桜と黄色い菜の花、 それと赤い車両を照らす柔らかな陽ざしは 穏やかな早春の1日を約束するようでした。...
2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 2020年3月14日のダイヤ改正で 東京―伊豆急下田間に登場した 観光特急の「サフィール踊り子」号 プレミアムグリーン車を含む 全車両グリーン席の編成は まるでホテルのような快適さで 河津桜の観光にも最適な列車です。 東京から2時間20分の道のりを駆けた 紺碧色のサフィール踊り子号を 河津川両岸の河津桜が迎えてくれました。...
2024.2.13 伊豆急行線 河津-稲梓 一足早く春の訪れを告げる河津町の河津桜ですが、 今年の冬は暖かな日が多かった為でしょうか 例年より少し早めに見頃を迎えているようです。 2月1日から29日まで開催される「河津桜まつり」では、 コロナ禍以前の約8割に当たる 70万人の人出を見込んでいます。 今週末には満開になると予想される河津桜 河津川沿いに咲き誇る850本の桜を 多くの観光客に愛でてもらいたいです。...
2023.1.17 湘南モノレール 大船駅 大船と江の島を結ぶ湘南モノレールには 車体を軌道の下に吊り下げて走行する 「懸垂型」が採用されています。 車体を支える軌道が車両上部にある為、 車体の下にはレールがなく すのこ状の路面が広がっているだけです。 通常の鉄道とはかなり異なる懸垂型モノレール、 宇宙船を格納するかような駅の構内は まるでSFの世界を見ているようでした。...
2023.1.17 江ノ島電鉄 稲村ヶ崎-七里ヶ浜 稲村ケ崎駅を出発した藤沢行きの電車は 七里ガ浜の海岸に出て来ると、 正面に富士山を望むことができます。 空気が澄んでいる冬の夕暮れは オレンジ色の空に優麗なシルエットを 浮かび上がらせてくれました。 暮れゆく冬の残照を車体に映して 電車が目の前を通り過ぎていきます。...
2023.1.17 江ノ島電鉄 腰越-鎌倉高校前 江ノ島電鉄の腰越駅から徒歩約5分の場所にある満福寺は、 源義経が頼朝への和解を願って「腰越状」と呼ばれる手紙を書き、 頼朝の元に届けようとした寺として知られています。 境内には弁慶の腰掛け石や手玉石など、 義経・弁慶ゆかりの品々が残っていますが 訪れて見ると思いの外、小さな古刹で驚きました。 歴史の舞台となった腰越の満福寺 冬の夕陽を浴びて静かに佇む古刹の門...
2023.1.17 江ノ島電鉄 鎌倉高校前-七里ガ浜 昨今、聖地巡礼という言葉は、マンガやアニメ、 映画などの舞台やモデルとなった場所に、 ファンが訪れることを差すようになりました。 人気アニメ「スラムダンク」で有名になった 「鎌倉高校前1号踏切」には、平日にも関わらず 若者を中心とした多くの観光客が集まり、 さまざまな国の言葉が飛び交っています。 日本が世界に誇るアニメ文化ですが、 その影響力の強さを、ま...